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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024168150
(43)【公開日】2024-12-05
(54)【発明の名称】ストッカおよびストッカシステム
(51)【国際特許分類】
   B65G 61/00 20060101AFI20241128BHJP
   E05B 65/00 20060101ALI20241128BHJP
   A47G 29/14 20060101ALI20241128BHJP
【FI】
B65G61/00 520
E05B65/00 D
A47G29/14
B65G61/00 550
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023084587
(22)【出願日】2023-05-23
(71)【出願人】
【識別番号】000237271
【氏名又は名称】株式会社FUJI
(74)【代理人】
【識別番号】110000017
【氏名又は名称】弁理士法人アイテック国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】樋田 大起
【テーマコード(参考)】
3K100
【Fターム(参考)】
3K100CA02
3K100CA45
3K100CA48
3K100CD03
(57)【要約】
【課題】受取者が納品庫から物品を取り出せなくなるのを低減する。
【解決手段】ストッカは、施錠および解錠可能な扉を有する納品庫と、納品庫に納品された物品の受取要求を受け付けて、該物品が納品されている納品庫の扉を解錠する処理を含む受取処理を実行し、納品庫からの物品の取り出しを確認した場合と納品庫からの物品の取り出しを確認しないままタイムアウトした場合とに受取処理を終了する受取処理実行部と、受取処理を終了した後、所定期間が経過するまでは、物品の受取要求を受け付けて、受取処理を再実行する受取処理再実行部と、納品庫からの物品の取り出しを確認しないままタイムアウトした場合には、納品庫からの物品の取り出しを確認した場合よりも長い期間を所定期間に設定する設定部と、を備える。
【選択図】図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
施錠および解錠可能な扉を有する納品庫と、
前記納品庫に納品された物品の受取要求を受け付けて、該物品が納品されている納品庫の扉を解錠する処理を含む受取処理を実行し、前記納品庫からの物品の取り出しを確認した場合と前記納品庫からの物品の取り出しを確認しないままタイムアウトした場合とに前記受取処理を終了する受取処理実行部と、
前記受取処理を終了した後、所定期間が経過するまでは、前記物品の受取要求を受け付けて、前記受取処理を再実行する受取処理再実行部と、
前記納品庫からの物品の取り出しを確認しないままタイムアウトした場合には、前記納品庫からの物品の取り出しを確認した場合よりも長い期間を前記所定期間に設定する設定部と、
を備えるストッカ。
【請求項2】
請求項1に記載のストッカであって、
前記設定部は、前記納品庫からの物品の取り出しを確認したことにより前記受取処理を終了した場合には、前記受取処理を終了してから第1所定時間が経過するまでの期間を前記所定期間に設定し、前記納品庫からの物品の取り出しを確認しないままタイムアウトしたことにより前記受取処理を終了した場合には、前記受取処理を終了してから前記受取処理を終了した日の所定時刻までの期間および前記受取処理を終了してから前記第1所定時間よりも長い第2所定時間が経過するまでの期間のうち何れか長い方の期間を前記所定期間に設定する、
ストッカ。
【請求項3】
施錠および解錠可能な扉を有する納品庫と、
前記納品庫に納品された物品の受取要求を受け付けて、該物品が納品されている納品庫の扉を解錠する処理を含む受取処理を実行し、前記納品庫からの物品の取り出しを確認した場合と前記納品庫からの物品の取り出しを確認しないままタイムアウトした場合とに前記受取処理を終了する受取処理実行部と、
前記受取処理を終了した後、所定期間が経過するまでは、前記物品の受取要求を受け付けて、前記受取処理を再実行する受取処理再実行部と、
前記納品庫からの物品の取り出しを確認しないままタイムアウトした場合には、前記納品庫からの物品の取り出しを確認した場合よりも長い期間を前記所定期間に設定する設定部と、
前記物品の受取者の通知先を記憶した記憶部と、
前記納品庫からの物品の取り出しを確認しないままタイムアウトしたことにより前記受取処理を終了した場合には、前記記憶部から前記受取者の通知先を取得すると共に取得した通知先に対して物品が取り出されていない可能性がある旨の情報を通知する通知部と、
を備えるストッカシステム。
【請求項4】
請求項3に記載のストッカシステムであって、
前記設定部は、前記納品庫からの物品の取り出しを確認したことにより前記受取処理を終了した場合には、前記受取処理を終了してから第1所定時間が経過するまでの期間を前記所定期間に設定し、前記納品庫からの物品の取り出しを確認しないままタイムアウトしたことにより前記受取処理を終了した場合には、前記受取処理を終了してから前記受取処理を終了した日の所定時刻までの期間および前記受取処理を終了してから前記第1所定時間よりも長い第2所定時間が経過するまでの期間のうち何れか長い方の期間を前記所定期間に設定する、
ストッカシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本明細書は、ストッカおよびストッカシステムについて開示する。
【背景技術】
【0002】
従来、施錠および解錠可能な扉が設けられた納品庫を有し、受取者による扉の解錠要求を受け付けて扉を解錠する受取処理を実行し、受取者により扉が閉鎖された後、扉を施錠し、扉の施錠後も所定期間が経過するまでは扉の解錠要求を受け付けて納品庫の扉を解錠するロッカー装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2018-33851号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ストッカ(ロッカー装置)には、扉を施錠した後に、受取者により物品を受け取ったことを確認するための操作を受け付けて受取処理を終了したり、受取者により確認の操作がなされずに所定時間が経過したりしたことに基づいて受取処理を終了したりするものがある。また、特許文献1に記載のように、扉を施錠した後も所定期間が経過するまでは扉の解錠要求を受け付けて扉を解錠するものもある。このようなストッカにおいて、受取者が納品庫の解錠要求を行なって扉を解錠したが、物品を取り出すことなく扉を閉鎖してしまうと、受取者は、所定期間の経過により納品庫から物品を取り出すことができなくなるおそれがある。例えば、納品庫内の物品が受取者の想定よりも大きく、受取者がその時には物品を取り出さないものの、後から物品を取り出そうとするような場合が該当する。
【0005】
本開示は、受取者が納品庫から物品を取り出せなくなるのを低減することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のストッカは、
施錠および解錠可能な扉を有する納品庫と、
前記納品庫に納品された物品の受取要求を受け付けて、該物品が納品されている納品庫の扉を解錠する処理を含む受取処理を実行し、前記納品庫からの物品の取り出しを確認した場合と前記納品庫からの物品の取り出しを確認しないままタイムアウトした場合とに前記受取処理を終了する受取処理実行部と、
前記受取処理を終了した後、所定期間が経過するまでは、前記物品の受取要求を受け付けて、前記受取処理を再実行する受取処理再実行部と、
前記納品庫からの物品の取り出しを確認しないままタイムアウトした場合には、前記納品庫からの物品の取り出しを確認した場合よりも長い期間を前記所定期間に設定する設定部と、
を備えることを要旨とする。
【0007】
本開示のストッカでは、受取処理を終了した後、所定期間が経過するまでは、物品の受取要求を受け付けて受取処理を再実行するものにおいて、所定期間は、タイムアウトにより受取処理を終了した場合には、物品の取り出しを確認した場合よりも長い期間が設定される。例えば、納品庫の扉が解錠されたが、受取者が納品庫内から物品を取り出さずに、ストッカから立ち去った場合など、タイムアウトにより受取処理が終了した場合には、受取処理再実行部は、比較的長い期間、受取者からの受取要求を受け付けて受取処理を再実行可能である。このため、受取者が納品庫から物品を取り出せなくなるのを低減することができる。
【0008】
本開示のストッカシステムは、
施錠および解錠可能な扉を有する納品庫と、
前記納品庫に納品された物品の受取要求を受け付けて、該物品が納品されている納品庫の扉を解錠する処理を含む受取処理を実行し、前記納品庫からの物品の取り出しを確認した場合と前記納品庫からの物品の取り出しを確認しないままタイムアウトした場合とに前記受取処理を終了する受取処理実行部と、
前記受取処理を終了した後、所定期間が経過するまでは、前記物品の受取要求を受け付けて、前記受取処理を再実行する受取処理再実行部と、
前記納品庫からの物品の取り出しを確認しないままタイムアウトした場合には、前記納品庫からの物品の取り出しを確認した場合よりも長い期間を前記所定期間に設定する設定部と、
前記物品の受取者の通知先を記憶した記憶部と、
前記納品庫からの物品の取り出しを確認しないままタイムアウトしたことにより前記受取処理を終了した場合には、前記記憶部から前記受取者の通知先を取得すると共に取得した通知先に対して物品が取り出されていない可能性がある旨の情報を通知する通知部と、
を備えることを要旨とする。
【0009】
本開示のストッカシステムでは、物品の取り出しを確認しないままタイムアウトしたことにより受取処理を終了した場合には、物品の受取者が、納品庫から物品が取り出すことなく扉を閉鎖して、立ち去っている場合等が想定される。よって、物品の受取者に対して物品が取り出されていない可能性がある旨の情報を通知することの意義は大きい。もとより、本開示のストッカが備える効果と同様の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】ストッカシステム10の概略構成図である。
図2】制御装置50を収容する収容庫41の正面図である。
図3】ストッカシステム10の電気的な接続関係を示すブロック図である。
図4】通知先情報34aの一例を示す説明図である。
図5】ストッカ情報34bの一例を示す説明図である。
図6】受取処理の一例を示すフローチャートである。
図7】受取確認画面Sc2の一例を示す説明図である。
図8】タイムアウト通知メールの一例を示す説明図である。
図9】ステータス更新処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本開示の実施形態について図面を用いて説明する。図1はストッカシステム10の概略構成図である。図2は、制御装置50を収容する収容庫41の正面図である。図3は、ストッカシステム10の電気的な接続関係を示すブロック図である。
【0012】
ストッカシステム10は、図1に示すように、販売管理システム20と、複数のストッカ40(ストッカ40A~ストッカ40C)と、ストッカ40を管理するストッカ管理装置30とを備える。販売管理装置22とストッカ40とストッカ管理装置30は、インターネットなどのネットワーク13に接続されている。
【0013】
販売管理システム20は、店舗21(本実施形態では、店舗21A~21G)が管理するシステムであり、販売管理装置22を備える。販売管理装置22は、ネットワーク13を介して、注文者14の携帯端末15などと情報のやりとりを行い、注文者14に商品60に関する商品情報を提供するコンピュータである。販売管理装置22には、例えば、商品60の情報を含む商品データベース(DB)や、顧客(注文者14)の情報を含む顧客DB、購入品(商品60)の注文番号や商品60を受け取るストッカ40の情報などを含む販売情報などが記憶されている。
【0014】
ストッカ40は、店舗21から配送された商品60を注文者14へ受け渡す際に用いられる。ストッカ40は、オフィス、コンビニエンスストア、工場、駅、学校、マンションなど様々な場所に設置されている。このストッカ40は、解錠および施錠可能な複数の収容庫41を備える。
【0015】
各収容庫41は、商品60を収容するためのものである。各収容庫41は、図1に示すように、内部空間を有する。収容庫41は、前面の扉42と、扉42の解錠および施錠を行なうロック機構43と、扉42の開閉を検出する開閉センサ45とを備える。収容庫41のひとつは、制御装置50(図3参照)を収容しており、その扉42には、図1,2に示すように表示操作装置46と、読取装置47とが設けられている。
【0016】
表示操作装置46は、商品60の納品者19および注文者14への各種情報の表示や、納品者19および注文者14からの各種操作の入力を行なうものである。表示操作装置46は、例えば、ストッカ40の前面に配置されたタッチパネルとして構成されている。読取装置47は、納品者19を識別するための納品者コードや、注文者14が収容庫41の解錠に用いる解錠コード(注文番号)等を読み取るコードリーダである。
【0017】
制御装置50は、ストッカ40全体の制御を司るものである。制御装置50は、図3に示すように、CPU51や、ROM52、RAM53、ストレージ(例えばSSDやHDD)54、通信部55、計時部57などを備えるコンピュータとして構成されている。ストレージ54には、各種アプリケーションプログラムや各種データファイル、収容庫情報54aなどが記憶されている。また、ストレージ54には、納品者19ごとに割り当てられた納品者IDの情報なども記憶されている。通信部55は、ストッカ管理装置30などの外部機器と通信を行なう。計時部57は、ネットワーク13を介して図示しない時刻サーバから現時点における時刻を取得する。なお、計時部57はリアルタイムクロック(RTC)により、現時点における時刻を取得するものとしてもよい。制御装置50には、開閉センサ45からの検出信号や、表示操作装置46からの制御信号、読取装置47が読み取った情報などが入力される。また、制御装置50は、ロック機構43や、表示操作装置46等への制御信号を出力する。
【0018】
ストッカ管理装置30は、ストッカシステム10全体の管理を司るものである。ストッカ管理装置30は、図3に示すように、CPU31や、ROM32、RAM33、ストレージ34、通信部35等を有するコンピュータとして構成されている。ストレージ34には、収容庫情報54aと同様の収容庫情報をストッカ40毎に管理するためのストッカ情報34bが記憶されている。また、ストレージ34には、図4に示すように、荷物の注文者14等の予め登録されたメールアドレスを含む通知先情報34a等が記憶されている。通信部35は、注文者14の携帯端末15やストッカ40などと情報のやりとりを行なう。ストッカ管理装置30は、各ストッカ40と通信することにより、ストッカ情報34bに含まれる各ストッカ40の収容庫情報を更新する。
【0019】
ここで、ストッカ情報34bに含まれる収容庫情報および制御装置50のストレージ54に記憶された収容庫情報54aは、各収容庫41の使用状態を示すステータス(収容庫41に商品60を納品可能であることを示す空き状態や収容庫41内に商品60を納品済みであることを示す納品済状態、納品者19による商品60の納品を待つ納品待状態など)や、商品60の注文番号、商品60の受取期限、再操作受付期間などを収容庫番号に対応付けて記憶したものである。なお、再操作受付期間については、後述する。
【0020】
次に、こうして構成されたストッカシステム10の動作を説明する。まず、注文者14が、携帯端末15などを操作して、販売管理装置22から提供される商品60の情報から希望する商品60を選択することにより、商品60の発注を行なった際のストッカシステム10の動作について説明する。
【0021】
販売管理装置22は、携帯端末15などを介して注文者14から商品60の発注を受けると、注文者14の注文者IDや、注文者14の氏名、注文者14の住所、注文者14等のメールアドレスなどを含む注文者情報と受取希望のストッカ40の情報とを商品60の注文番号とを対応付けて販売情報として記憶する。そして、販売管理装置22は、販売情報をストッカ管理装置30へ送信する。
【0022】
販売情報を受信すると、ストッカ管理装置30のCPU31は、ストッカ情報34bに含まれる受取希望のストッカ40の収容庫情報から、ステータスが空き状態の収容庫41を検索すると共に検索した収容庫41を確保して配送先の収容庫41に決定する。ストッカ管理装置30は、配送先の収容庫41の番号を販売管理装置22に送信すると共に配送先の収容庫41の収容庫番号と注文番号とを受取希望のストッカ40に送信する。ストッカ40は、収容庫情報54aにおいて、収容庫番号に対応するステータスを納品待状態に設定すると共に当該収容庫番号に対応する注文番号として受信した注文番号を記憶する。なお、ストッカ管理装置30は、受取希望のストッカ40に、ステータスが空き状態の収容庫41がない場合には、空きがない旨の通知を販売管理装置22に送信する。次に、CPU31は、受信した販売情報に含まれるメールアドレスを受信した販売情報に含まれる注文番号に対応付けて記憶し、通知先情報34aを更新する。販売情報に複数のメールアドレスが含まれている場合、それらのメールアドレスは、注文者14の携帯端末15で受信可能なメールアドレスである。
【0023】
次に、ストッカ40毎に実行される納品処理の一例について説明する。図示しない人感センサがストッカ40の利用者を検出した旨の信号を入力した後、制御装置50のCPU51は、図2に示すように、商品60の納品または受取を選択可能なストッカ動作選択画面Sc1を、表示操作装置46に表示させる。ここで納品が選択されたならば、CPU51は、納品処理を開始する。
【0024】
本処理を開始すると、CPU51は、まず、利用者(納品者19)が読取装置47を介して読み取らせた認証コードから納品者IDを取得し、取得した納品者IDを、収容庫情報54aに記憶した納品者IDと照合して、納品者19の認証を行なうと共に読取装置47で注文番号コードを読み取り注文番号を入力する。次に、CPU51は、入力された注文番号に対応する収容庫41の扉42が解錠され、開放されるように、ロック機構43を制御する。続いて、CPU51は、開閉センサ45から扉42が閉鎖された旨の信号が入力されるまで待ち、扉42が閉鎖されたことを確認した後、ロック機構43を制御して閉鎖された扉42を施錠する。次に、CPU51は、収容庫情報54aにおいて、入力した注文番号に対応する収容庫番号の収容庫41のステータスを納品待ち状態から納品済状態に更新し、受取期限を設定し、再操作受付期間を受取期限までの期間に設定する。そして、CPU51は、注文番号と納品済情報(収容庫41のステータスが納品済状態である旨の情報)と受取期限とをストッカ管理装置30に送信して、本処理を終了する。ストッカ管理装置30は、ストッカ情報34bにおいて、受信した注文番号に対応する収容庫41のステータス、受取期限および再操作受付期間を更新する。そして、CPU31は、通知先情報34aを参照して、受信した注文番号に対応するメールアドレスに対して、収容庫41に商品60が納品された旨の情報と注文番号とを送信する。注文番号は、注文者14が収容庫41から商品60を受け取るために必要な認証番号として用いられる。
【0025】
次に、ストッカ40毎に実行される受取処理の一例について説明する。なお、本実施形態においては、商品60の発注を行なった注文者14が、商品60を受け取るための操作を行なう場合について説明するが、商品60を受け取る者は、注文者14以外であってもよい。図6は、受取処理の一例を示すフローチャートである。図示しない人感センサがストッカ40の利用者を検出した旨の信号を入力した後、制御装置50のCPU51は、図2に示すように、上述したストッカ動作選択画面Sc1を、表示操作装置46に表示させる。ここで受取が選択されたならば、CPU51は、受取処理を開始する。
【0026】
本処理を開始すると、CPU51は、まず、注文番号を入力する(S100)。注文番号の入力は、注文者14が、表示操作装置46を操作したり、読取装置47に対して解錠コード(注文番号)を読み取らせたりすることによって行なわれる。次に、CPU51は、注文番号の認証を行なう(S102)。具体的には、CPU51は、入力した注文番号と収容庫情報54aに記憶された注文番号とを照合することで注文番号の認証を行なう。認証に失敗したならば、CPU51は、本処理を終了する。認証に成功したならば、CPU51は、入力した注文番号に対応する収容庫番号の収容庫41の扉42が解錠され、開放されるように、当該扉42に対応するロック機構43を制御する(S104)。そして、CPU51は、入力した注文番号に対応する収容庫41の扉42の開閉センサ45から扉42が閉鎖した旨の信号が入力されるまで待つ(S106)。
【0027】
開閉センサ45から扉42が閉鎖した旨の信号が入力されたならば、CPU51は、閉鎖した扉42が施錠されるようにロック機構43を制御する(S108)。次に、CPU51は、表示操作装置46に、図7に示すような受取確認画面Sc2を表示させる(S110)。受取確認画面Sc2には、注文者14に対して収容庫41から商品60を取り出したか否かを確認するメッセージと、注文者14が収容庫41から商品60を取り出した際に選択される「はい」ボタンと、注文者14が収容庫41から商品60を取り出さなかった際に選択される「いいえ」ボタンとが表示される。続いて、CPU51は、収容庫41の扉42が施錠されてからの経過時間(第1経過時間ΔT1)の計測を開始する(S112)。そして、CPU51は、「はい」ボタンが選択されたか否かを判定する(S114)。
【0028】
「はい」ボタンが選択されたならば、CPU51は、収容庫41から商品60が取り出されたと判断して、再操作実行フラグFの値を1に設定する(S116)。再操作実行フラグFの詳細については、後述する。次に、CPU51は、第1所定時間T1(例えば、数分から数十分の時間であり、本実施形態では30分)を再操作受付期間に設定し(S118)、収容庫情報54aにおいて、再操作受付期間を商品60が納品されていた収容庫41の収容庫番号に対応付けて記憶する。
【0029】
再操作受付期間は、注文者14が再度収容庫41から商品60を受け取るための操作が可能な期間であり、この期間が経過すると収容庫41の扉42を解錠することができなくなる。注文番号の認証がされた後、注文者14は、収容庫41から商品60を取り出さずに扉42を閉鎖した後、誤って受取確認画面Sc2の「はい」ボタンを選択する場合がある。再操作受付期間を定めておくことで、このような場合においても、注文者14は、収容庫41から商品60を取り出すことができる。そして、CPU51は、計時部57から現時点における時刻を取得すると共に取得した時刻を商品60が納品されていた収容庫41の収容庫番号に対応付けて記憶し(S120)、再操作受付期間とS100で入力した注文番号とをストッカ管理装置30に送信して(S122)、本処理を終了する。再操作受付期間と注文番号とを受信すると、ストッカ管理装置30のCPU31は、受信した再操作受付期間を、ストッカ情報34bにおいて受信した注文番号に対応する収容庫番号の収容庫41における再操作受付期間に設定する。
【0030】
「はい」ボタンが選択されなかったならば、CPU51は、「いいえ」ボタンが選択されたか否かを判定する(S124)。「いいえ」ボタンが選択されたならば、CPU51は、本処理を終了する。なお、「いいえ」ボタンが選択される場合としては、例えば、収容庫41内の商品60が注文者14の想定よりも大きく、注文者14がその時には商品60を取り出さないものの、後から商品60を取り出そうとするような場合が該当する。「いいえ」ボタンが選択された場合であっても、受取期限内であれば、注文者14は、改めて受取処理を開始して、商品60を受け取るための操作をすることが可能である。
【0031】
「いいえ」ボタンが選択されなかったならば、CPU51は、第1経過時間ΔT1が基準時間Tref以上であるか否かを判定する(S126)。基準時間Trefは、受取処理のタイムアウトを判断するための時間であり、予め定められている。基準時間Trefは、例えば、数十秒~数分(本実施形態では3分)である。第1経過時間ΔT1が基準時間Tref未満であると判定したならば、CPU51は、再び、S114に戻る。第1経過時間ΔT1が基準時間Tref以上であると判定したならば、CPU51は、タイムアウトと判断して、再操作実行フラグFの値を1に設定する(S128)。再操作実行フラグFの値が1であることは、S114で「はい」ボタンが選択されて受取処理が終了したことまたはS126でタイムアウトして受取処理が終了したことを示す。また、再操作実行フラグFの値が0であることは、まだ受取処理が実行されていないこと又はS124で「いいえ」ボタンが選択されて受取処理が終了したことを示す。次に、CPU51は、計時部57から現時点における時刻を取得して、商品60が納品されていた収容庫41の収容庫番号に対応付けて記憶する(S130)。続いて、CPU51は、取得した時刻から当日の所定時刻(例えば、本実施形態では午後12時)までの期間が予め定められた第2所定時間T2未満であるか否かを判定する(S132)。第2所定時間T2は、第1所定時間T1よりも長い時間であり、例えば、数時間(例えば、本実施形態では10時間)である。
【0032】
取得した時刻から当日の所定時刻までの期間が第2所定時間T2未満であると判定したならば、CPU51は、取得した時刻から第2所定時間T2が経過するまでの間を再操作受付期間に設定し(S134)、収容庫情報54aにおいて、再操作受付期間を商品60が納品されていた収容庫41の収容庫番号に対応付けて記憶する。取得した時刻から当日の所定時刻までの期間が第2所定時間T2以上であると判定したならば、CPU51は、取得した時刻から当日の所定時刻までの間を再操作受付期間に設定し(S136)、収容庫情報54aにおいて、再操作受付期間を商品60が納品されていた収容庫41の収容庫番号に対応付けて記憶する。S134の後またはS136の後、CPU51は、注文者14に対して受取処理がタイムアウトにより終了した旨を通知する(S138)。具体的には、CPU51は、ストッカ管理装置30から、S100で入力した注文番号に対応するメールアドレスを取得すると共に当該メールアドレスに対して図8に示すようなタイムアウト通知メールを送信する。タイムアウト通知メールには、注文者14に対して受取処理がタイムアウトにより終了した旨と共に再操作受付期間を通知するメッセージと、注文番号と、解錠コード(注文番号コード)とが含まれる。そして、CPU51は、再操作受付期間とS100で入力した注文番号とをストッカ管理装置30に送信して(S140)、本処理を終了する。再操作受付期間と注文番号とを受信すると、ストッカ管理装置30のCPU31は、ストッカ情報34bに含まれる収容庫情報における再操作受付期間を、受信した注文番号に対応する再操作受付期間に更新する。
【0033】
ストッカ40では、タイムアウトにより受取処理が終了した場合には、受取確認画面Sc2において「はい」ボタンが選択されて受取処理が終了した場合よりも、再操作受付期間が長く設定される。タイムアウトにより受取処理が終了している場合は、例えば、注文者14が、収容庫41内に商品60がある状態で扉42を閉鎖した後、受取確認画面Sc2において「いいえ」ボタンを選択せずにその場を立ち去った場合などが想定される。そのような場合、再操作受付期間は、第1所定時間T1よりも長い期間に設定されることで、注文者14が収容庫41から商品60を取り出せなくなるような事態の発生を低減できる。
【0034】
また、ストッカ40では、当日の所定時刻までの期間が第2所定時間T2未満である場合には、S130で取得した時刻から第2所定時間T2が経過するまでの期間が再操作受付期間に設定される。この場合、当日の所定時刻までの期間を再操作受付期間に設定したのでは、十分な再操作受付期間を確保することができないためである。更に、ストッカ40では、当日の所定時刻までの期間が第2所定時間T2以上である場合には、S130で取得した時刻から当日の所定時刻までの期間が再操作受付期間に設定される。このため、タイムアウトにより受取処理が終了した場合には、より長い期間が再操作受付期間に設定される。
【0035】
また、ストッカ40では、タイムアウトにより受取処理が終了した場合には、注文者14に対してタイムアウト通知メールを送信する。このため、注文者14が再度商品60を受け取りに行くのを忘れて、商品60を取り出せなくなる事態を防止することができる。
【0036】
次に、ステータス更新処理について説明する。図9は、ステータス更新処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、制御装置50のCPU51によって、所定時間(例えば、数秒~数分)毎に実行される。
【0037】
この処理を開始すると、CPU51は、ステータス更新対象の対象納品庫を決定する(S200)。次に、CPU51は、収容庫情報54aから、対象収容庫の収容庫番号に対応するステータスを取得する(S202)。続いて、CPU51は、取得したステータスが納品済状態であるか否かを判定する(S204)。取得したステータスが納品済状態でない(空き状態または納品待ち状態である)と判定したならば、CPU51は、S222に進む。
【0038】
取得したステータスが納品済状態であると判定したならば、CPU51は、計時部57から現時点での時刻を取得する(S206)。CPU51は、再操作実行フラグFの値が1であるか否かを判定する(S208)。
【0039】
再操作実行フラグFの値が1であると判定したならば、次に、CPU51は、受取処理のS120またはS130でストレージ54に記憶された時刻から本処理において取得した時刻までの経過時間(第2経過時間ΔT2)を算出する(S210)。次に、CPU51は、第2経過時間ΔT2が再操作受付期間以上であるか否かを判定する(S212)。再操作受付期間は、受取処理のS118、S134またはS136で設定され、収容庫番号に対応付けられてストレージ54(収容庫情報54a)に記憶されている。第2経過時間ΔT2が再操作受付期間未満であると判定したならば、CPU51は、現時点において再操作受付期間を経過していないと判断して、対象納品庫のステータスを変更することなくS222に進む。第2経過時間ΔT2が再操作受付期間以上であると判定したならば、CPU51は、現時点において再操作受付期間を既に経過していると判断して、収容庫情報54aにおいて、対象納品庫の収容庫番号に対応するステータスを空き状態に更新し、対象納品庫の収容庫番号に対応する受取期限、再操作受付期間および注文番号をクリアすると共に再操作実行フラグFの値を0に設定する(S214)。続いて、CPU51は、対象納品庫の収容庫番号と空き状態情報(対象納品庫のステータスが空き状態である旨の情報)とをストッカ管理装置に送信する(S216)。空き状態情報を受信すると、ストッカ管理装置30のCPU31は、ストッカ情報34bにおいて、該当するストッカ40の受信した収容庫番号に対応するステータスを空き状態に更新すると共に各種情報をクリアする。
【0040】
再操作実行フラグFの値が1でない(再操作実行フラグFの値が0である)と判定したならば、CPU51は、現時点で受取期限を経過しているか否かを判定する(S218)。現時点で受取期限を経過していないと判定したならば、CPU51は、対象収容庫のステータスを納品済状態に維持したまま、S222に進む。現時点で受取期限を経過していると判定したならば、CPU51は、その他の処理を実行する(S220)。その他の処理としては、例えば、再度、納品者19による扉42の解錠要求を受け付けて、扉42を解錠する回収待ち状態に設定すると共に納品者19に対して商品60の回収を指示することが挙げられる。
【0041】
S204で取得したステータスが納品済状態でない(空き状態または納品待ち状態である)と判定した後、S212で第2経過時間ΔT2が再操作受付期間未満であると判定した後、S218で受取期限を経過してないと判定した後またはS220の後、CPU51は、収容庫41の全てについてステータスを確認したか否かを判定する(S222)。収容庫41の全てについてステータスを確認した訳ではないと判定したならば、CPU51は、ステータスを更新すべき収容庫41がまだあると判断して、再びS200に戻り、別の収容庫41についてステータスの確認を行なう。全ての収容庫41についてステータスを確認したと判定したならば、CPU51は、本処理を終了する。
【0042】
ストッカ40では、受取処理が実行されて再操作受付期間が経過した後は、ステータス更新処理が実行されると、収容庫情報54aにおける注文番号がクリアされる。このため、ストッカ動作選択画面Sc1において受取が選択されて注文番号が入力されても(受取処理のS100)、入力された注文番号に一致する注文番号が収容庫情報54aに記憶されておらず認証が成功しない(受取処理のS102のNO)。すなわち、収容庫41の扉42が解錠されない。一方、受取処理が実行されて再操作受付期間が経過するまでは、ステータス更新処理が実行されても、収容庫情報54aにおける収容庫41のステータスが納品済状態として維持されると共に注文番号が記憶された状態が維持される。このため、ストッカ動作選択画面Sc1において受取が選択されて注文番号が入力されると(受取処理のS100)、入力された注文番号に一致する注文番号が収容庫情報54aに記憶されており認証が成功する(受取処理のS102のYES)。すなわち、収容庫41の扉42が解錠される。
【0043】
ここで、本実施形態の構成要素と本開示の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態のストッカ40が本開示のストッカに相当し、収容庫41が納品庫に相当し、受取処理を実行するCPU51が受取処理部および受取処理再実行部に相当し、受取処理のS118,S132~S136の処理を実行するCPU51が設定部に相当する。また、ストッカシステム10がストッカシステムに相当し、通知先情報34aを記憶したストレージ34が記憶部に相当し、受取処理のS138の処理を実行するCPU51が通知部に相当する。
【0044】
なお、本開示は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本開示の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
【0045】
上述した実施形態において、CPU51は、受取処理のS114において受取確認画面Sc2において「はい」が選択されたと判定した場合には第1所定時間T1が経過するまでの期間を再操作受付期間に設定し、受取処理のS126において第1経過時間ΔT1が基準時間Tref以上であると判定した場合には第2所定時間T2が経過するまでの期間を再操作受付期間に設定してもよい。あるいは、CPU51は、受取処理のS114において受取確認画面Sc2において「はい」が選択されたと判定した場合には第1所定時間T1が経過するまでの期間を再操作受付期間に設定し、受取処理のS126において第1経過時間ΔT1が基準時間Tref以上であると判定した場合には当日の所定時刻までの期間を再操作受付期間に設定してもよい。
【0046】
上述した実施形態では、CPU51は、受取処理のS126で第1経過時間ΔT1が基準時間Tref以上であると判定した後、注文者14に対して、図8に示すような、タイムアウト通知メールを送信した。しかし、CPU51は、タイムアウト通知メールを送信しなくてもよい。
【0047】
上述した実施形態では、CPU51は、受取処理において当日の所定時刻までの期間が第2所定時間T2未満ならば、第2所定時間T2が経過するまでの期間を再操作受付期間に設定した。しかし、CPU51は、当日の所定時刻までの期間が第2所定時間T2未満ならば翌日の所定時刻までの期間を再操作受付期間に設定してもよい。
【0048】
上述した実施形態では、受取処理において、CPU51が、注文者14に対してタイムアウトの通知をした。しかし、ストッカ管理装置30のCPU31が注文者14に対してタイムアウトの通知をしてもよい。その場合、CPU31は、制御装置50から再操作受付期間と共に注文番号を受信し、通知先情報34aに記憶されたメールアドレスのうち受信した注文番号に対応するメールアドレスに対して、図8に示すようなタイムアウト通知メールを送信してもよい。
【0049】
上述した実施形態では、ロック機構43として、CPU51から出力される制御信号に基づいて扉42を施錠および解錠可能な機構を採用した。しかし、ロック機構43として、扉42を閉鎖することにより自動で扉42を施錠し、CPU51から出力される制御信号に基づいて解錠可能な公知の機構を採用してもよい。この場合、CPU51は、受取処理のS112において、収容庫41の扉42が施錠されてからの経過時間の計測を開始する代わりに、収容庫41の扉42が閉鎖された旨の信号が入力されてからの経過時間の計測を開始してもよい。
【0050】
以上説明した本開示のストッカでは、受取処理を終了した後、所定期間が経過するまでは、物品の受取要求を受け付けて受取処理を再実行するものにおいて、所定期間は、タイムアウトにより受取処理を終了した場合には、物品の取り出しを確認した場合よりも長い期間が設定される。例えば、納品庫の扉が解錠されたが、受取者が納品庫内から物品を取り出さずに、ストッカから立ち去った場合など、タイムアウトにより受取処理が終了した場合には、受取処理再実行部は、比較的長い期間、受取者からの受取要求を受け付けて受取処理を再実行可能である。このため、受取者が納品庫から物品を取り出せなくなるのを低減することができる。
【0051】
また、本開示のストッカにおいて、前記設定部は、前記納品庫からの物品の取り出しを確認したことにより前記受取処理を終了した場合には、前記受取処理を終了してから第1所定時間が経過するまでの期間を前記所定期間に設定し、前記納品庫からの物品の取り出しを確認しないままタイムアウトしたことにより前記受取処理を終了した場合には、前記受取処理を終了してから前記受取処理を終了した日の所定時刻までの期間および前記受取処理を終了してから前記第1所定時間よりも長い第2所定時間が経過するまでの期間のうち何れか長い方の期間を前記所定期間に設定してもよい。こうすれば、タイムアウトにより受取処理が終了した場合の所定期間をより長い期間に設定することができる。
【0052】
また、本開示のストッカは、前記物品の受取者の通知先を記憶した記憶部と、前記納品庫からの物品の取り出しを確認しないままタイムアウトしたことにより前記受取処理を終了した場合には、前記記憶部から前記受取者の通知先を取得すると共に取得した通知先に対して物品が取り出されていない可能性がある旨の情報を通知する通知部と、を備えていてもよい。なお、記憶部および通知部は、ストッカ管理装置に設けられていてもよい。このの場合、本開示は、ストッカシステムの形態としてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0053】
本開示は、商品をストッカに配送する商品流通システムの技術分野に利用可能である。
【符号の説明】
【0054】
10 ストッカシステム、13 ネットワーク、14 注文者、15 携帯端末、19 納品者、20 販売管理システム、21 店舗、21A~21G 店舗、22 販売管理装置、30 ストッカ管理装置、31 CPU、32 ROM、33 RAM、34 ストレージ、34a 通知先情報、34b ストッカ情報、35 通信部、40,40A~40C ストッカ、41 収容庫、42 扉、43 ロック機構、45 開閉センサ、46 表示操作装置、47 読取装置、50 制御装置、51 CPU、52 ROM、53 RAM、54 ストレージ、54a 収容庫情報、55 通信部、57 計時部、60 商品、Sc1 ストッカ動作選択画面、Sc2 受取確認画面。
図1
図2
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図7
図8
図9