IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 株式会社ユーデザインの特許一覧

<図1>
  • 特開-撮影機器用ホルダ 図1
  • 特開-撮影機器用ホルダ 図2
  • 特開-撮影機器用ホルダ 図3
  • 特開-撮影機器用ホルダ 図4
  • 特開-撮影機器用ホルダ 図5
  • 特開-撮影機器用ホルダ 図6
  • 特開-撮影機器用ホルダ 図7
  • 特開-撮影機器用ホルダ 図7A
  • 特開-撮影機器用ホルダ 図8
  • 特開-撮影機器用ホルダ 図9
  • 特開-撮影機器用ホルダ 図10
  • 特開-撮影機器用ホルダ 図11
  • 特開-撮影機器用ホルダ 図12
  • 特開-撮影機器用ホルダ 図13
  • 特開-撮影機器用ホルダ 図14
  • 特開-撮影機器用ホルダ 図15
  • 特開-撮影機器用ホルダ 図16
  • 特開-撮影機器用ホルダ 図17
  • 特開-撮影機器用ホルダ 図18
  • 特開-撮影機器用ホルダ 図19
  • 特開-撮影機器用ホルダ 図20
  • 特開-撮影機器用ホルダ 図21
  • 特開-撮影機器用ホルダ 図22
  • 特開-撮影機器用ホルダ 図23
  • 特開-撮影機器用ホルダ 図24
  • 特開-撮影機器用ホルダ 図25
  • 特開-撮影機器用ホルダ 図26
  • 特開-撮影機器用ホルダ 図27
  • 特開-撮影機器用ホルダ 図28
  • 特開-撮影機器用ホルダ 図29
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024168277
(43)【公開日】2024-12-05
(54)【発明の名称】撮影機器用ホルダ
(51)【国際特許分類】
   G03B 17/56 20210101AFI20241128BHJP
   G03B 13/04 20210101ALI20241128BHJP
【FI】
G03B17/56 A
G03B13/04
【審査請求】未請求
【請求項の数】23
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023084818
(22)【出願日】2023-05-23
(71)【出願人】
【識別番号】523192211
【氏名又は名称】株式会社ユーデザイン
(74)【代理人】
【識別番号】100098589
【弁理士】
【氏名又は名称】西山 善章
(74)【代理人】
【識別番号】100141025
【弁理士】
【氏名又は名称】阿久津 勝久
(72)【発明者】
【氏名】山口 隆司
【テーマコード(参考)】
2H018
2H105
【Fターム(参考)】
2H018AA01
2H018BA04
2H018BE05
2H105AA02
2H105AA26
2H105AA43
2H105AA46
2H105BB01
(57)【要約】
【課題】 撮影者が手を使う活動を行いつつ、撮影機器を用いて適切な撮影が可能な撮影機器用ホルダを提供することを目的とする。
【解決手段】 撮影機器用ホルダ100は、撮影機器SPを取り付けた状態で、撮影者の口に装着される。撮影機器用ホルダ100は、本体部10と、本体部100の上部に取付けられ、撮影機器SPの撮影位置をガイドするガイド部20と、本体部10の正面側に取付けられ、撮影機器SPを保持する吸着部60と、本体部10の背面側に取付けられ、撮影者の口に装着される口装着部30と、本体部10から背面側に突出して取付けられ、撮影者の顎に接触する顎接触部50とを備える。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
撮影機器を取り付けた状態で前記撮影機器の撮影者の口に装着される撮影機器用ホルダであって、
本体部と、
前記本体部の上部に取付けられ、前記撮影機器の撮影位置をガイドするガイド部と、
前記本体部の第1面側に取付けられ、前記撮影機器を保持する撮影機器保持部と、
前記本体部の第2面側に取付けられ、前記口に装着される口装着部とを備える、撮影機器用ホルダ。
【請求項2】
請求項1に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記ガイド部は、撮影領域の基準となるガイド線又はガイド領域が形成された透明なガイド板を備える、撮影機器用ホルダ。
【請求項3】
請求項2に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記ガイド線又はガイド領域は、前記ガイド板の横方向に延びる、撮影機器用ホルダ。
【請求項4】
請求項2に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記ガイド部の上下方向の位置を調整するガイド位置調整機構を備える、撮影機器用ホルダ。
【請求項5】
請求項4に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記ガイド位置調整機構は、前記ガイド部に設けられ上下方向に延びるガイド部側凹凸と、前記本体部に設けられる本体部側凹凸部とから構成される、撮影機器用ホルダ。
【請求項6】
請求項1に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記口装着部は、前記本体部に対して着脱自在である、撮影機器用ホルダ。
【請求項7】
請求項1に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記口装着部は、前記撮影者の歯に挟まれる弾性体と、前記撮影者の口腔蓋及び/又は前歯に接触する接触部とを備える、撮影機器用ホルダ。
【請求項8】
請求項1に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記口装着部は、前記撮影者の舌に当接する弾性体と、前記撮影者の前歯に接触する接触部とを備える、撮影機器用ホルダ。
【請求項9】
請求項1、7、または8に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記撮影機器用ホルダは、前記第2面側に取付けられ、前記撮影者の顎に接触する顎接触部をさらに備える、撮影機器用ホルダ。
【請求項10】
請求項9に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記本体部からの前記顎接触部の突出長を変更する突出長変更機構を備える、撮影機器用ホルダ。
【請求項11】
請求項10に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記突出長変更機構は、前記顎接触部に設けられる顎接触部側雌ねじと、前記本体部に設けられる本体部側雄ねじとから構成される、撮影機器用ホルダ。
【請求項12】
請求項1に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記撮影機器保持部は、前記撮影機器を吸着する吸着部、前記撮影機器を粘着する粘着部、前記撮影機器を挟持する挟持部、又は前記撮影機器を本体部に押し付けるゴムバンドである、撮影機器用ホルダ。
【請求項13】
請求項12に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記吸着部は、複数の吸盤から構成される、撮影機器用ホルダ。
【請求項14】
請求項12に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記挟持部は、相対的に移動可能な一対の挟持突起から構成される、撮影機器用ホルダ。
【請求項15】
請求項14に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記挟持部は、回動可能に前記本体部に取付けられる、撮影機器用ホルダ。
【請求項16】
請求項1に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記本体部は、ストラップを取り付けるためのストラップ用孔を前記本体部の下部に備える、撮影機器用ホルダ。
【請求項17】
請求項1に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記口装着部を着脱自在に覆うカバーを備える、撮影機器用ホルダ。
【請求項18】
請求項1に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記本体部の第2面側に取付けられ、平面を吸着する吸着部を有する吸着式装着部を備える、撮影機器用ホルダ。
【請求項19】
請求項1に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記本体部の下部に取付けられ、前記撮影機器を支えるステーを備える、撮影機器用ホルダ。
【請求項20】
請求項1に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記撮影機器は、スマートフォンである、撮影機器用ホルダ。
【請求項21】
請求項9に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記顎接触部を前記顎に向けて付勢する付勢部材(例えば、バネ)を備える、撮影機器用ホルダ。
【請求項22】
請求項2に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記ガイド線は、遠距離用ガイド線と、前記遠距離用ガイド線の下方に配置された近距離用ガイド線とから構成される、撮影機器用ホルダ。
【請求項23】
請求項12に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記吸着部の吸着を操作する吸着操作部を備える、撮影機器用ホルダ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮影機器用ホルダに関し、より詳細には、スマートフォン等の撮影機器を取り付けた状態で撮影者に装着できる撮影機器用ホルダに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、スマートフォン等の撮影機器を用いて動画を撮影し、YouTube(登録商標)等の動画共有サービスや、Instagram(登録商標)等のソーシャル・ネットワーキング・サービスを用いて、動画をアップロードすることが盛んに行われている。
この撮影の際、撮影者自身が料理をしたり、ペットと遊ぶといった自らの手を使って動作を行いながら動画を撮影する場合がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
このような動作の際、撮影者自身は、撮影機器を手で持つことが困難であった。さらに、撮影者自身は、このような動作を行いながら、適切な動画が撮影できているかを確認又は推測することが困難であった。
そこで本発明は、撮影者が手を使う動作を行いつつ、撮影機器を用いて適切な撮影が可能な撮影機器用ホルダを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の各態様は次の通りである。
[態様1]
撮影機器を取り付けた状態で前記撮影機器の撮影者の口に装着される撮影機器用ホルダであって、
本体部と、
前記本体部の上部に取付けられ、前記撮影機器の撮影位置をガイドするガイド部と、
前記本体部の第1面側に取付けられ、前記撮影機器を保持する撮影機器保持部と、
前記本体部の第2面側に取付けられ、前記口に装着される口装着部とを備える、撮影機器用ホルダ。
[態様2]
態様1に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記ガイド部は、撮影領域の基準となるガイド線又はガイド領域が形成された透明なガイド板を備える、撮影機器用ホルダ。
[態様3]
態様2に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記ガイド線又はガイド領域は、前記ガイド板の横方向に延びる、撮影機器用ホルダ。
【0005】
[態様4]
態様2に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記ガイド部の上下方向の位置を調整するガイド位置調整機構を備える、撮影機器用ホルダ。
[態様5]
態様4に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記ガイド位置調整機構は、前記ガイド部に設けられ上下方向に延びるガイド部側凹凸と、前記本体部に設けられる本体部側凹凸部とから構成される、撮影機器用ホルダ。
[態様6]
態様1に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記口装着部は、前記本体部に対して着脱自在である、撮影機器用ホルダ。
【0006】
[態様7]
態様1に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記口装着部は、前記撮影者の歯に挟まれる弾性体と、前記撮影者の口腔蓋及び/又は前歯に接触する接触部とを備える、撮影機器用ホルダ。
[態様8]
態様1に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記口装着部は、前記撮影者の舌に当接する弾性体と、前記撮影者の前歯に接触する接触部とを備える、撮影機器用ホルダ。
[態様9]
態様1、7、または8に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記撮影機器用ホルダは、前記第2面側に取付けられ、前記撮影者の顎に接触する顎接触部をさらに備える、撮影機器用ホルダ。
【0007】
[態様10]
態様9に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記本体部からの前記顎接触部の突出長を変更する突出長変更機構を備える、撮影機器用ホルダ。
[態様11]
態様10に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記突出長変更機構は、前記顎接触部に設けられる顎接触部側雌ねじと、前記本体部に設けられる本体部側雄ねじとから構成される、撮影機器用ホルダ。
[態様12]
態様1に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記撮影機器保持部は、前記撮影機器を吸着する吸着部、前記撮影機器を粘着する粘着部、前記撮影機器を挟持する挟持部、又は前記撮影機器を本体部に押し付けるゴムバンドである、撮影機器用ホルダ。
【0008】
[態様13]
態様12に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記吸着部は、複数の吸盤から構成される、撮影機器用ホルダ。
[態様14]
態様12に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記挟持部は、相対的に移動可能な一対の挟持突起から構成される、撮影機器用ホルダ。
[態様15]
態様14に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記挟持部は、回動可能に前記本体部に取付けられる、撮影機器用ホルダ。
【0009】
[態様16]
態様1に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記本体部は、ストラップを取り付けるためのストラップ用孔を前記本体部の下部に備える、撮影機器用ホルダ。
[態様17]
態様1に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記口装着部を着脱自在に覆うカバーを備える、撮影機器用ホルダ。
[態様18]
態様1に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記本体部の第2面側に取付けられ、平面を吸着する吸着部を有する吸着式装着部を備える、撮影機器用ホルダ。
[態様19]
態様1に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記本体部の下部に取付けられ、前記撮影機器を支えるステーを備える、撮影機器用ホルダ。
[態様20]
態様1に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記撮影機器は、スマートフォンである、撮影機器用ホルダ。
【0010】
[態様21]
態様9に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記顎接触部を前記顎に向けて付勢する付勢部材(例えば、バネ)を備える、撮影機器用ホルダ。
[態様22]
態様2に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記ガイド線は、遠距離用ガイド線と、前記遠距離用ガイド線の下方に配置された近距離用ガイド線とから構成される、撮影機器用ホルダ。
[態様23]
態様12に記載の撮影機器用ホルダであって、
前記吸着部の吸着を操作する吸着操作部を備える、撮影機器用ホルダ。
【発明の効果】
【0011】
本発明の撮影機器用ホルダは、撮影者が手を使う動作を行いつつ、撮影機器を用いて適切な撮影が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】第1の実施形態に係る撮影機器用ホルダを示す正面の分解斜視図である。
図2図1の撮影機器用ホルダを示す背面の分解斜視図である。
図3図1の撮影機器用ホルダを示す正面図である。
図4図1の撮影機器用ホルダを示す背面図である。
図5図1の撮影機器用ホルダを示す側面図である。
図6図1の撮影機器用ホルダの装着状態を示す側面模式図である。
図7図1の撮影機器用ホルダの使用状態を示す斜め上方模式図である。
図7A図7の状態で撮影ガイドプレートから見える撮影領域を示す平面図である。
図8】第2の実施形態に係る撮影機器用ホルダの背面側を示す分解斜視図である。
図9図8の撮影機器用ホルダを示す正面図である。
図10図8の撮影機器用ホルダを示す背面図である。
図11図8の撮影機器用ホルダを示す側面図である。
図12図8の撮影機器用ホルダの第1の使用状態を示す斜視図である。
図13図8の撮影機器用ホルダの第2の使用状態を示す斜視図である。
図14】第3の実施形態に係る撮影機器用ホルダの正面側を示す分解斜視図である。
図15図14の挟持部を示す分解斜視図である。
図16】T字状部及びそのカバーを示す斜視図である。
図17】第4の実施形態に係る撮影機器用ホルダの背面側を示す分解斜視図である。
図18図17の扁平T字状部付き撮影機器用ホルダを示す背面図である。
図19図17の扁平T字状部を示す斜視図、(b)その使用状態を示す側面模式図である。
図20図18の撮影機器用ホルダに、スマートフォンを保持した状態を示す斜視図である。
図21図17の吸着式T字状部付き撮影機器用ホルダを示す背面図である。
図22図21の撮影機器用ホルダに、スマートフォンを保持した状態を示す斜視図である。
図23図21の撮影機器用ホルダの使用状態を示す模式図である。
図24】第5の実施形態に係る撮影機器用ホルダの正面側を示す分解斜視図である。
図25図24の撮影機器用ホルダを示す正面図である。
図26図24の撮影機器用ホルダを示す背面図である。
図27図24の吸着操作部の動作を示す模式図である。
図28図24の撮影機器用ホルダを撮影者が装着した状態を示す模式図である。
図29図28の状態における近距離及び遠距離の被写体の撮影を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明の撮影機器用ホルダに関する各実施形態を図面を参照して説明する。本発明の撮影機器用ホルダは、スマートフォン等の撮影機器をホルダに保持した状態で、撮影者は撮影機器用ホルダを口にくわえて使用する。以下、撮影機器用ホルダの正面(第1面)とは、撮影機器を取り付ける側であり、撮影機器用ホルダの背面(第2面)とは、撮影機器を取り付ける側の反対側で撮影者の顔に対向する面とする。各図において共通する部分は、同じ符号を付して説明は適宜省略する。
【0014】
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態に係る撮影機器用ホルダ100を図1~7Aを参照しつつ説明する。撮影機器用ホルダ100は、本体部10と、本体部10の上部に取り付けられる撮影ガイド部20と、本体部10の背面に取り付けられるT字状部30と、本体部10の背面の下側に取り付けられる顎接触部50と、本体部10の正面に取付けられる少なくとも1つの吸着部60(撮影機器保持部)とから構成される。吸着部60は、好ましくは吸盤とすることができる。
【0015】
本体部10は、ガイド部20の足部22を挿入するための一対のガイド部用孔12(図2)と、T字状部30(口装着部)の突片32を着脱自在に受け入れるT字状部用孔13と、顎接触部50を取り付けるための本体部側雄ねじ15と、吸着部60の吸着部軸66を受け入れる吸着部用孔16と、吸着部軸66を固定する固定ピン70を受け入れる固定ピン用孔17と、ストラップSTを取り付けるためのストラップ用孔18とを備える。
【0016】
ガイド部用孔12は、図2に示すように本体部10の上側に形成され、上下方向に延びる。T字状部用孔13は、本体部10の背面に形成される。本体部側雄ねじ15は、T字状部用孔13下方の本体部10の背面に突出して形成される。吸着部用孔16は、本体部10の正面から背面に延びるように形成される。固定ピン用孔17は、本体部10の上下方向に延びて吸着部用孔16と交差するように形成される。固定ピン用孔17の直径は、吸着部用孔16の直径より小さい。ストラップ用孔18は、本体部10の下部(下端部)に形成される。
【0017】
ガイド部20は、透明なガイド板21と、ガイド板21の下部から下方に延びる一対の足部22と、足部22の外側面の上下方向に形成されたガイド部側凹凸部23とから構成される。好ましくは、ガイド部20の全体を透明な樹脂から形成することができる。ガイド板21は、長辺が横方向に配置された長方形であり、対向する長辺に平行に(横方向に)ガイド線21a(図4等)又はガイド領域21b(図7A)が形成されている。ガイド領域21bは、半透明塗装又は表面加工により形成することができる。
【0018】
ガイド部側凹凸部23は、本体部10のガイド用孔12下方の開口部内面に設けられた本体側凹凸部12a(図1)と係合する。この係合によって、本体部10に対してガイド部20を上下方向で位置決めすることができる。位置決め状態で、可撓性の足部22の下側は、本体部10のガイド部用孔12下の開口部から露出しているため(図4)、一対の足部22の下側を撮影者が手で内側に押すことにより、ガイド部側凹凸部23と本体側凹凸部12aとの係合を解除して、ガイド部20の上下方向の位置を調整することができる。ガイド部側凹凸部23と本体側凹凸部12aとから、ガイド部20の上下方向の位置を調整するガイド位置調整機構が構成される。
【0019】
図1に示すように、T字状部30は、接触部34と、接触部34から側方向に突出する一対の腕部31と、一対の腕部31のそれぞれに取付けられる弾性チューブ33(弾性体)と、接触部34から本体部10側に突出する突片32とから構成される。T字状部30の腕部31は、弾性チューブ33を装着した状態で、使用時に撮影者の口腔内に配置され、撮影者の歯で挟まれる(くわえられる)。T字状部30の接触部34は、使用時に撮影者の口腔内において、上前歯の裏側及び/又は口腔蓋に当接する。これによって、撮影者が疲労して、弾性チューブ33を装着した腕部31を噛む力が低下した場合であっても、接触部34と上前歯及び/又は口腔蓋との当接により、撮影機器用ホルダ100が落下しにくくなる。突片32は、本体部10のT字状部用孔13(図2)に挿入され、本体部10に対して着脱自在にスナップ止めで固定される。T字状部30は、使用後に本体部10から取り外して洗浄することができる。
【0020】
図1に示すように、顎接触部50は、顎接触部側雌ねじ51を有している。顎接触部側雌ねじ51と、本体部10の本体部側雄ねじ15とを係合することにより、顎接触部50が本体部10に対して突出長を調整可能に取り付けられる。顎接触部側雌ねじ51と本体部側雄ねじ15とから、本体部10からの顎接触部50の突出長を変更する突出長変更機構が構成される。
【0021】
図1に示すように、吸着部60(吸盤)は、可撓性樹脂から形成され、スマートフォンSP(撮影機器)を吸着して本体部10に固定する。吸着部60は、吸着部軸66と、吸着部軸66を貫通する軸貫通孔67とを有する。吸着部軸66は、本体部10の吸着部用孔16に挿入される。吸着部軸66は、本体部10の吸着部用孔16に挿入された状態で、本体部10の固定ピン用孔17から、軸貫通孔67を通るように固定ピン70が挿入される。これによって、吸着部60は本体部10に対して固定される。固定ピン70を取り外すことにより、吸着部60を本体部10から取り外して吸着部60を洗浄することができる。
【0022】
次に、撮影機器用ホルダ100の使用方法を図6~7Aを用いて説明する。図6は、撮影機器用ホルダ100の吸着部60にスマートフォンSPを吸着し、撮影者がT字状部30を口にくわえた状態である。ガイド部20は矢印方向に位置調整可能である。破線矢印は、ガイド板21を通過する撮影者の視線方向を示している。図6の状態で、顎接触部60を回転すると、顎接触部側雌ねじ51及び本体部側雄ねじ15の間の相対位置が変化する。これによって、撮影者は、本体部10と撮影者の顎との間の距離を調節することによって、適切な撮影角度で撮影することができる。
【0023】
図6の状態の撮影者は、図7に示すように両手又は片手を使う動作を行いつつ、ガイド板21のガイド領域21b(図7A)又はガイド線21aを撮影領域(図3)の基準として、被写体の適切な撮影位置を確認又は推定しつつ撮影を行うことができる。撮影者は予め撮影した動画を確認して、スマートフォンSP、ガイド部20、及び/又は顎接触部50を適切な位置に調整することができる。
【0024】
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態に係る撮影機器用ホルダ100Aを図8~13を参照しつつ説明する。撮影機器用ホルダ100Aは、撮影機器用ホルダ100の吸着部60に替えて、撮影機器保持部として、機械的にスマートフォンSPを挟み込んで固定する挟持部(取付クランプ)90を備える。
【0025】
挟持部90は、相互に移動可能な一対の挟持突起92、94と、本体部10側に突出する挟持部雄側ねじ93と、挟持部側雄ねじ93を本体部10に固定する挟持部側雌ねじ91とを備える。本体部10の下部は、挟持部側雄ねじ93を受け入れる挟持部用開口部19を備えている。挟持部側雄ねじ93を挟持部用開口部19に挿入した状態で、挟持部側雄ねじ93に挟持部側雄ねじ93を回動して取り付けることにより、挟持部90を本体部10に対して、固定することができる。挟持部用雄ねじ93を緩めて挟持部90を回動することにより、図12及び13に示すように、本体部10に対する挟持部90の取り付け角度を相互に変更することができる。
【0026】
一対の挟持突起92、94は、互いにスライド移動又は一方が他方に対してスライドすることにより、両挟持突起92、94間の相対位置を変更可能であり、適切な距離で不図示のロック機構によって相対位置を固定することができる。スマートフォンSPは、図9に示すように、挟持突起92の間に挟まれて固定される。一対の挟持突起92、94のスライド機構は、例えば、第3の実施形態の挟持部90Bと同様のものとすることができる。
【0027】
[第3の実施形態]
本発明の第3の実施形態に係る撮影機器用ホルダ100Bを図14~16を参照しつつ説明する。撮影機器用ホルダ100Bは、撮影機器用ホルダ100Aの挟持部90に替えて、挟持部90Bを備える。挟持部90Bが、挟持部90と同一の部分は説明を省略し、挟持部90と相違する部分を説明する。
【0028】
図14及び15に示すように、挟持部90Bは、第1挟持材92Bと第2挟持材94Bを含む。第1挟持材92Bは、第1挟持突起92B1と、第1挟持突起92B1に接続される第1胴体部92B2と、第1胴体部92B2の長手方向に設けられる一対の凹凸部92B3とから構成される。第2挟持材94Bは、第2挟持突起94B1と、第2挟持突起94B1に接続され、第1胴体部92B2をスライド可能に収容する第2胴体部94B2とを備える。
【0029】
第1挟持突起92B1と第2挟持突起94B1とは、互いに先端が近づく方向に、所定角度で傾斜している。これによって、スマートフォンSHを第1挟持突起92B1と第2挟持突起94B1とで挟持した状態で、スマートフォンSHの操作面を撮影者が誤って操作する可能性を低下させることができる。
【0030】
挟持部90Bは、さらに第2胴体部94B2に固定される係止片95と、第2胴体部94B2に対して第1胴体部92B2を上方に付勢するバネ96と、第1胴体部92B2及び係止片95を第2胴体部94B2に収容した状態でこれらを覆うカバー98とから構成される。係止片95は、第2胴体部94B2の両側面から突出する一対の摘み95aと、一対の凹凸部92B3に係合する一対の係合突起95bと、本体部10側に突出する位置決め突起95cとを有している。
【0031】
一対の係合突起95bは、一対の凹凸部92B3と係合して、第1挟持材92Bと第2挟持材94Bを固定する。一対の摘み95aを挟持部90B内に押し込むことにより、挟持部90BからスマートフォンSHのワンタッチリリースが可能となる。具体的には、一対の摘み95aを挟持部90B内に押し込むと、一対の係合突起95bと一対の凹凸部92B3との間の係合が解除される。係合解除によって、第2胴体部94B2に対して第1胴体部92B2が縦方向にスライド可能となり、第1挟持突起92B1と第2挟持突起94B1との間の距離が変更可能となる。スマートフォンを挟持部90Bに設置(挟持)する際、一対の摘み95aを挟持部90B内に押し込んだ状態で、第1挟持突起92B1を縦方向に移動してから、一対の摘み95aから手を放すことにより、容易にスマートフォンSHを第1挟持突起92B1と第2挟持突起94B1との間に固定することができる。
【0032】
位置決め突起95cの先端は、挟持部90Bから本体部10A側に突出しており、本体部10Aに設けられた位置決め開口14に嵌め込まれる。位置決め突起95cが位置決め開口14に嵌め込まれると、本体部10に対して挟持部90で挟まれたスマートフォンSHが垂直になる位置に位置決めされる。
【0033】
[第4の実施形態]
本発明の第4の実施形態に係る撮影機器用ホルダ100Cを図17~23を参照しつつ説明する。撮影機器用ホルダ100Cは、撮影機器用ホルダ100BのT字状部30に替えて、扁平T字状部30C1と、吸着式T字状部(吸着式装着部)30C2と、スマートフォンSPを支えるステー(支え具)80とを備える。第4の実施形態において、第1~第3の実施形態と同一部分は説明を省略する。
【0034】
本体10は、図17及び18に示すように、背面側に扁平T字状部30C1の突片32又は吸着式T字状部30C2の突片32のそれぞれを着脱自在に受け入れるT字状部用孔13C、13Cを有する。さらに、本体10の下端部は、ステー80の突片を着脱自在に受け入れるステー用孔(不図示)を備える。ステー80を本体10に取付けることにより、スマートフォンSPを縦向きに挟持部90Bで挟んだ状態(図20(a)及び図22(a)で、スマートフォンSPの落下を防止できる。
【0035】
挟持部90Bは、挟持部側雄ねじ93の周囲、及び本体10の挟持部用開口19の周囲に、所定角度毎に円周上に凹凸を設けることにより所定角度で固定することができる。例えば、挟持部90Bの挟持部側雄ねじ93の周囲、挟持部90B側の本体10の挟持部用開口19の周囲に、24分割して15度ごとに円周状に凹凸をそれぞれ設けることにより、本体10に対して挟持部90Bを15度ごとに固定して位置決めすることができる。
【0036】
扁平T字状部30C1は、図19(a)に示すように、本体部10側に突出する突片32と、突片32の非挿入端から側方向に突出する一対の扁平腕部31Cと、一対の扁平腕部31Cのそれぞれに取付けられる弾性チューブ33(弾性体)と、突片32の非挿入端から下側に突出する接触部34Cとから構成される。
【0037】
扁平T字状部30C1の扁平腕部31C及び接触部34Cは、図19(b)に示すように、弾性チューブ33を装着した状態で、使用時に撮影者の口腔内に配置される。図19(b)に示すように、弾性チューブ33を装着した扁平腕部31Cは、撮影者の舌下面で押えられつつ、接触部34Cは、撮影者の下前歯の裏側に引っ掛けられる。
【0038】
撮影機器用ホルダ100Cの使用時に、撮影者は、自己の口腔内で舌の下面で一対の扁平腕部33Cの上面を押さえると共に、下前歯の裏側及び/又は舌下方の口腔内面で、扁平T字状部30C1を保持することができいる。突片32は、本体部10のT字状部用孔13C挿入され、本体部10に対して着脱自在にスナップ止めで固定される。扁平T字状部30C1は、使用後に本体部10から取り外して洗浄することができる。舌の下面で扁平T字状部30C1を保持することにより、唾液が出にくくなり撮影者が疲れにくくなると共に、口を閉じて撮影機器用ホルダ100Cを保持することができる。さらに、扁平T字状部30C1を上下反転させて本体10に取り付けることにより、接触部34Cを上前歯の裏側に引っ掛けることもできる。
【0039】
扁平T字状部30C1は、本体10の下部にステー80を取り付けるためのステー用孔に取付けることもできる。これによって、ステー用孔に取付けた扁平T字状部30C1をくわえることにより、スマートフォンSPを水平状態で保持することができる。
【0040】
吸着式T字状部30C2は、図17に示すように、本体部10側に突出する突片32と、突片32の非挿入端から側方向に突出する一対の腕部31Dと、一対の腕部31Dに取付けられる一対の吸着部(吸盤)60とから構成される。吸着式T字状部30C2は、使用後に本体部10から取り外して洗浄することができる。吸着式T字状部30C2は、本体10の下部のステー用孔に取付けることもできる。これによって、ステー用孔に取付けた吸着式T字状部30C2を水平面に固定することができる。
【0041】
ステー80は、図17に示すように、突片82と、スマートフォンSPの下端部を支える支持部84とから構成される。ステー80は、図20(a)及び図22(a)に示すように、縦置きしたスマートフォンSPの下端部に当接してこれを支えることができる。
【0042】
図21及び22は、撮影機器用ホルダ100Cに扁平T字状部30C1を装着せず、吸着式T字状部30C2を装着した状態の組立図である。図23を用いて、吸着式T字状部30C2を装着した撮影機器用ホルダ100Cの使用方法を説明する。
【0043】
図23(b)に示すように、撮影機器用ホルダ100Cの吸着式T字状部30C2の吸着部60をスタンドミラー(姿見鏡)SM等の平面に取付ける。着式T字状部30C2の吸着部60は、スタンドミラー(姿見鏡)SMの平面を吸着する。顎接触部50のネジを回すことにより、本体部10から顎接触部50の突出長が変化するため、図23(b)の破線矢印で示す撮影方向の角度を調整することができる。これによってを撮影方向を好みの角度として、自撮りをすることができる。なお、吸着式T字状部30C2の吸着部60を固定するける平面は、スタンドミラーSMに限定されず、車や建物の窓ガラス、テーブル、床などの任意の平面とすることもできる。
【0044】
[第5の実施形態]
本発明の第5の実施形態に係る撮影機器用ホルダ100Dを図24~28を参照しつつ説明する。撮影機器用ホルダ100Dは、本体10Dと、遠距離用ガイド線21a1及び近距離用ガイド線21a2を備えるガイド部20と、T字状部30D(マウスピース)と、T字状部30D(口装着部)と、少なくとも1つの吸着部60(真空吸盤)と、吸着部60によるスマートフォンSP(撮影機器)の吸着を操作する吸着操作部61と、顎接触部50Dとから構成される。第5の実施形態において、第1~第4の実施形態と同一部分は説明を省略する。
【0045】
吸着操作部61は、ハンドル61a(バックル)と、吸着部60の吸着部軸66を固定すると共にハンドル61aを回動可能に支持する支持具61b(吸盤用ナット)と、支持体61b及び吸着部軸66を本体10Dに対してスライド可能に取付ける取り付け具61c(スライドワッシャー)とから構成される。吸着操作部61の動作は後述する。
【0046】
顎接触部50Dは、本体10Dの下部に取付けられる取付体52Dと、取付体52Dに回動自在に取り付けられる顎支持アーム56Dと、顎支持アーム56Dを取付体52Dに対して顎に当接するように付勢する少なくとも1つの付勢部材58D(トーションバネ)とから構成される。顎支持アーム56Dの先端は、撮影機器用ホルダ100Dの使用者の顎の先端形状に沿った湾曲形状を有しているため、顎の先端部を面的に支持することができる。
【0047】
図27を用いて、吸着操作部61によるスマートフォンSPの吸着動作を説明する。図27(a)の状態で、スマートフォンSPは、吸着部60に接触する位置に配置されている。図27の中央斜視図に示すように、吸着操作部61のハンドル61aを破線矢印方向に回動すると、ハンドル61aに設けたカムによって吸着部60の吸着部軸66がスマートフォンSPから離れる方向に移動して図27(b)の状態となる。図27(b)の状態で、スマートフォンSPは吸着部60によって強く吸着されるため、スマートフォンSPが撮影機器用ホルダ100Dにしっかり固定される。スマートフォンSPを撮影機器用ホルダ100Dから取り外すためには、吸着操作部61のハンドル61aを破線矢印方向とは逆方向に回動することにより、吸着部60によるスマートフォンSPの吸着が解除される。
【0048】
図28及び29を用いて、ガイド部20の遠距離用ガイド線21a1及び近距離用ガイド線21a2の使用方法を説明する。遠距離用ガイド線21a1は、近距離用ガイド線21a2に対して並行に配置され、近距離用ガイド線21a2は、遠距離用ガイド線21a1の下方に配置されている。図28に示すように、撮影機器用ホルダ100Dを装着した撮影者は、T字状部30Dを口で咥えると顎接触部50Dが顎に接触し、ガイド部20が撮影者の眼と対向する状態にとなる。この状態で、遠距離用ガイド線21a1は撮影機器用ホルダ100Dから遠距離(例えば50cm前後)に位置する被写体にピントがあい、近距離用ガイド線21a2は撮影機器用ホルダ100Dから近距離(例えば30cm前後)に位置する被写体にピントがあうことを示している。
【0049】
[変形形態]
第1~第5の実施形態において、図16に示すように、T字状部30、30C1、30Dのカバー35を設けてもよい。T字状部30、30C1は撮影者が口で咥えるため、T字状部30、30C1の当接部34、34C及び弾性チューブ33をカバー35で覆うことにより、使用前にT字状部30、30C1に汚れが付くことを防止できる。カバー35は、接触部34、34Cの下面と係合する突起35aを有する。これによってT字状部30、30C1に対してカバー35のみの着脱が可能となる。また、T字状部30、30C1にカバー35を装着した状態で、突片32の一対の摘み32aを押すことにより、これらを一体的に本体部10から取り外すこともできる。
【0050】
第1及び第5の実施形態に係る撮影機器用ホルダ100及び100Dは、撮影機器保持部として吸着部60を用い、第2の実施形態に係る撮影機器用ホルダ100Aは、撮影機器保持部として挟持部60を用い、第3及び第4の実施形態に係る撮影機器用ホルダ100Bは、撮影機器保持部として挟持部60Bを用いたが、撮影機器保持部は、これらに限定されない。例えば、撮影機器保持部として、本体部10に設けた粘着シート等の粘着部を用いて撮影機器を保持したり、本体部10に設けた一対のゴムバンドを用いて撮影機器を保持することもできる。第1~第4の実施形態において、顎接触部50に換えて第5の実施形態の顎接触部50Dを用いてもよい。
【符号の説明】
【0051】
100、100A、100B、100C、100D 撮影機器用ホルダ
10、10A 本体部
12 ガイド部用孔
12a 本体部側凹凸部
13 T字状部用孔
15 本体部側雄ねじ
16 吸着部用孔
17 固定ピン用孔
18 ストラップ用孔
19 挟持部用開口
20 ガイド部
21 ガイド板
21a ガイド線
21b ガイド領域
22 足部
23 ガイド部側凹凸部
30 T字状部(口装着部)
30C1 扁平T字状部(口装着部)
30C2 吸着式T字状部(吸着式装着部)
31 腕部
32 突片
33 弾性チューブ
50、50D 顎接触部
51 顎接触部側雌ねじ
60 吸着部(吸盤)
61 吸着操作部
66 吸着部軸
67 貫通孔
70 固定ピン
90 挟持部
91 挟持部側雌ねじ
92 挟持突起
93 挟持部側雄ねじ
SP スマートフォン(撮影機器)
ST ストラップ
SM 姿見鏡
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図7A
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21
図22
図23
図24
図25
図26
図27
図28
図29