特開2024-168385IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

窒化ケイ素焼結体、それを用いた機械部品、および軸受

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】加工性と良好な機械特性を両立した窒化ケイ素焼結体、それを用いた機械部品、および軸受を提供する。
【解決手段】窒化ケイ素焼結体は、ビッカース硬度が1220Hv以上1400Hv以下であり、窒化ケイ素焼結体の表面から2mm以内の領域である表層部の空孔の最大径が30μm以下であり、結晶化度が75%以上90%以下であり、希土類元素およびアルミニウム元素を含み、希土類元素の含有量は、窒化ケイ素焼結体の総重量に対して、酸化物換算で6重量%以上13重量%以下であり、アルミニウム元素の含有量は、窒化ケイ素焼結体の総重量に対して、酸化物換算で6重量%以上13重量%以下である。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところで、窒化ケイ素焼結体は、機械特性に優れる反面、硬度が非常に高いため(一般的な窒化ケイ素焼結体のビッカース硬度は1400~1500Hv程度)、難加工性である。そのため、加工にかかる時間が長くなり、その結果、コストも高くなるおそれがある。一方で、加工性を向上するべく硬度を下げると、耐摩耗特性も下がる(特許文献4参照)ため、窒化ケイ素焼結体を軸受部材などに使用すると、製品寿命の低下などに繋がるおそれがある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の窒化ケイ素焼結体は、ビッカース硬度が1220Hv以上1400Hv以下であり、窒化ケイ素焼結体の表面から2mm以内の領域である表層部の空孔の最大径が30μm以下であることを特徴とする。なお、窒化ケイ素焼結体は、表層部に空孔を有さない形態も包含するものである。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、窒化ケイ素焼結体のビッカース硬度を低硬度にしながらも、空孔の最大径(更には結晶化度)を規定することで、加工性と良好な機械特性を両立でき、例えば、軸受部材などの製品に加工した場合に良好な製品寿命を得ることができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明の軸受の一例を示す縦断面図である。
【図2】 本発明の軸受の他の例を示す縦断面図である。
【図3】 本発明の軸受の他の例を示す縦断面図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 転がり軸受 2 内輪 3 外輪 4 転動体 5 保持器 6 シール部材 7 グリース 8a、8b 開口部 11 ねじ軸 12 ねじ溝 13 ボールナット 14 ねじ溝 15 ボール 16 ボールねじ用シール部材 21 球面滑り軸受 22 内輪 23 外輪 24 軸受孔

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