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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024168594
(43)【公開日】2024-12-05
(54)【発明の名称】回路基板ユニット及び画像形成装置
(51)【国際特許分類】
   H05K 1/14 20060101AFI20241128BHJP
   G03G 15/00 20060101ALI20241128BHJP
【FI】
H05K1/14 E
G03G15/00 680
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023085413
(22)【出願日】2023-05-24
(71)【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000718
【氏名又は名称】弁理士法人中川国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】篠塚 昌宏
【テーマコード(参考)】
2H171
5E344
【Fターム(参考)】
2H171FA05
2H171FA28
2H171GA12
2H171GA15
2H171MA02
2H171MA13
2H171QA04
2H171QA08
2H171QA24
2H171QB03
2H171QB15
2H171QB32
2H171QC03
2H171QC22
2H171QC24
2H171QC36
2H171SA11
2H171SA12
2H171SA19
2H171SA22
2H171SA26
2H171SA31
2H171WA13
5E344AA02
5E344BB02
5E344BB03
5E344CD18
5E344EE30
(57)【要約】
【課題】複数の回路基板を重ねて配置する構成において、コネクタに対する作業性及び視認性の低下に伴うコネクタの接触不良を防ぐこと。
【解決手段】回路基板ユニット50は、モータドライバIC13から出力する駆動信号を追加用コネクタ4aを介して第二負荷用コネクタ10に入力する第一回路基板8と、モータドライバIC14より出力される駆動信号を第二の負荷に出力すると共に、モータドライバIC13より出力されて追加用コネクタ4aを介して入力される駆動信号を第一の負荷に出力する第二負荷用コネクタ10と、を有する。
【選択図】図6

【特許請求の範囲】
【請求項1】
装置本体に設けられる回路基板ユニットであって、
前記装置本体の第一の負荷を制御するための第一の信号を出力する第一回路を備える第一回路基板と、
前記第一回路基板の上方に間隔を有して重ねられると共に、前記装置本体の第二の負荷を制御するための第二の信号を出力する第二回路を備える第二回路基板と、
前記第一回路基板と前記第二回路基板とを接続する基板間コネクタと、
前記第二回路基板に実装される第二回路基板側コネクタと、
を有し、
前記第一回路基板は、
前記第一回路から出力する前記第一の信号を前記基板間コネクタを介して前記第二回路基板側コネクタに入力し、
前記第二回路基板側コネクタは、
前記第二回路より出力される前記第二の信号を前記第二の負荷に出力すると共に、前記第一回路より出力されて前記基板間コネクタを介して入力される前記第一の信号を前記第一の負荷に出力する、
ことを特徴とする回路基板ユニット。
【請求項2】
前記第一回路基板に実装されると共に、前記第二回路基板を設けない場合に前記第一回路より出力される前記第一の信号を前記第一の負荷に出力する第一回路基板側コネクタを有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の回路基板ユニット。
【請求項3】
前記第一回路基板側コネクタは、
前記第一回路基板の四辺のうちの対向する二辺より前記第一回路基板と前記第二回路基板との距離に応じた距離だけ離して配置される、
ことを特徴とする請求項2に記載の回路基板ユニット。
【請求項4】
前記基板間コネクタは、
前記第二回路に電力を供給する、
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の回路基板ユニット。
【請求項5】
前記第一回路は、
前記第一の負荷である第一のモータを制御するための前記第一の信号を出力し、
前記第二回路は、
前記第二の負荷である第二のモータを制御するための前記第二の信号を出力する、
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の回路基板ユニット。
【請求項6】
前記装置本体は、
画像形成装置の装置本体である、
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の回路基板ユニット。
【請求項7】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の回路基板ユニットと、
前記回路基板ユニットを備える装置本体と、
を有することを特徴とする画像形成装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、装置本体に設けられる回路基板ユニット、及びこの回路基板ユニットを有する画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置の装置本体内には、各制御機能を担う複数の回路基板が配置されている。このような画像形成装置としては、ハーネス、又はFFCを用いて、回路基板同士が接続されると共に必要な信号を送受信しているものが知られている。しかしながら、ハーネス、又はFFCを用いて回路基板同士を接続する画像形成装置においては、コスト削減及び省スペース化に限界がある。
【0003】
これに対して、特許文献1は、基板間コネクタを用いた回路基板の接続方法を開示している。具体的には、特許文献1は、第一回路基板と第二回路基板とを互いに平行に配置して、第一回路基板に実装される基板間コネクタを第二回路基板に実装される基板間コネクタにはめ込むことによって第一回路基板と第二回路基板とを電気的に接続する。また、特許文献1では、第一回路基板と第二回路基板との他の支持箇所には、スペーサを介在させている。
【0004】
更に、特許文献1では、第一回路基板に実装される基板間コネクタ及び第二回路基板に実装される基板間コネクタのうちの一方にずれ吸収型コネクタを使用して、位置ずれを吸収する。これにより、省スペース化することができると共に、FFCに要するコストを削減することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2004-128017号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1においては、第二回路基板の下側に配置される第一回路基板を使用する場合に、第一回路基板に実装されているコネクタが視認しづらいので、作業性が悪いという課題を有する。
【0007】
本発明の目的は、回路基板を重ねて配置する構成において、従来よりも作業性を改善することができる回路基板ユニットを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る回路基板ユニットは、装置本体に設けられる回路基板ユニットであって、前記装置本体の第一の負荷を制御するための第一の信号を出力する第一回路を備える第一回路基板と、前記第一回路基板の上方に間隔を有して重ねられると共に、前記装置本体の第二の負荷を制御するための第二の信号を出力する第二回路を備える第二回路基板と、前記第一回路基板と前記第二回路基板とを接続する基板間コネクタと、前記第二回路基板に実装される第二回路基板側コネクタと、を有し、前記第一回路基板は、前記第一の信号を前記第一回路から前記基板間コネクタを介して前記第二回路基板側コネクタに入力し、前記第二回路基板側コネクタは、前記第二回路より出力される前記第二の信号を前記第二の負荷に出力すると共に、前記第一回路より出力されて前記基板間コネクタを介して入力される前記第一の信号を前記第一の負荷に出力する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、回路基板を重ねて配置する構成において、従来よりも作業性を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の模式図である。
図2】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。
図3】本発明の実施の形態に係る回路基板ユニットの第二回路基板を使用しないスロットの斜視図である。
図4】本発明の実施の形態に係る回路基板ユニットのメインボードに第一回路基板を接続した状態の模式図である。
図5】本発明の実施の形態に係る回路基板ユニットの第二回路基板を使用するスロットの斜視図である。
図6】本発明の実施の形態に係る回路基板ユニットの構成を示すブロック図である。
図7】本発明の実施の形態に係る回路基板ユニットの一部の斜視図である。
図8】本発明の実施の形態に係る回路基板ユニットの1つのスロットの平面図及び側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0012】
<画像形成装置の構成>
本発明の実施の形態に係る画像形成装置100の構成について、図1及び図2を参照しながら、詳細に説明する。
【0013】
画像形成装置100は、ここではイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各色トナー像を形成する4つの画像形成部を並列配置した電子写真方式のカラー画像形成装置を例示する。それぞれの画像形成部は、形成するトナー像の色が異なるのみで構成は同一である。
【0014】
画像形成装置100は、ソレノイド20と、ブラシレスモータ21と、ステッピングモータ22と、センサ類23と、回路基板ユニット50と、感光体ドラム101a、101b、101c、101dと、を有している。また、画像形成装置100は、帯電ローラ102a、102b、102c、102dと、レーザスキャナ103a、103b、103c、103dと、一次転写ローラ105a、105b、105c、105dと、中間転写体ベルト106と、を有している。また、画像形成装置100は、ドラムクリーナ107a、107b、107c、107dと、中間転写体クリーナ108と、定着器110と、給紙カセット111と、給紙カセット112と、搬送ローラ114と、を有している。
【0015】
更に、画像形成装置100は、レジスト前ローラ115と、レジストローラ116と、二次転写部118と、排出部119aと、排出部119bと、現像器400a、400b、400c、400dと、を有している。ここで、ソレノイド20、ブラシレスモータ21及びステッピングモータ22は、画像形成装置100内に配置されるアクチュエータ類及び負荷である。
【0016】
ソレノイド20は、回路基板ユニット50の後述のCPU15の制御により給紙カセット111又は給紙カセット112に収容されている記録紙Sをピックアップするピックアップローラ等を駆動させる。
【0017】
ブラシレスモータ21は、CPU15の制御により現像器400a、400b、400c、400d等を駆動させる。
【0018】
ステッピングモータ22は、CPU15の制御により現像器400a、400b、400c、400d等を駆動させる。
【0019】
センサ類23は、定着器110の温度を検出する温度センサ等により検出した温度に応じた電気信号をCPU15に出力する。
【0020】
回路基板ユニット50は、画像形成装置100の全体の動作を制御する後述のCPU15等の電子部品が実装されている。なお、回路基板ユニット50の構成の詳細については後述する。
【0021】
感光体ドラム101a、101b、101c、101dは、図1の矢印方向に回転する。
【0022】
帯電ローラ102a、102b、102c、102dの各々は、感光体ドラム101a、101b、101c、101dの各々を一様に帯電させる。
【0023】
レーザスキャナ103a、103b、103c、103dは、一様に帯電された感光体ドラム101a、101b、101c、101dに対して、各色の画像信号に応じてレーザを照射して感光体ドラム101a、101b、101c、101dを露光する。レーザスキャナ103a、103b、103c、103dは、感光体ドラム101a、101b、101c、101dを露光することにより、感光体ドラム101a、101b、101c、101d上に静電潜像を形成する。
【0024】
一次転写ローラ105a、105b、105c、105dは、101a、101b、101c、101d上に形成されたトナー像を中間転写体ベルト106に順に転写させることにより、中間転写体ベルト106上にフルカラーのトナー像を形成する。
【0025】
中間転写体ベルト106は、回転可能であると共に無端ベルト状であり、一次転写ローラ105a、105b、105c、105dにより形成されたフルカラーのトナー像を搬送する。
【0026】
ドラムクリーナ107a、107b、107c、107dは、感光体ドラム101a、101b、101c、101d上の転写残トナーを回収する。
【0027】
中間転写体クリーナ108は、二次転写部118により転写されなかった中間転写体ベルト106上の転写残トナーを回収する。
【0028】
定着器110は、二次転写部118により搬送されるトナー像が転写された記録紙Sを加圧及び加熱して、記録紙Sに転写されたトナー像を記録紙S上に定着させる。定着器110は、トナー像を定着させた記録紙Sを排出部119a又は排出部119bに搬送する。
【0029】
給紙カセット111は、記録紙Sを収容している。給紙カセット111は、画像形成装置100が画像形成動作を開始することにより、収容している記録紙Sを搬送ローラ114に給送する。
【0030】
給紙カセット112は、記録紙Sを収容している。給紙カセット111は、画像形成装置100が画像形成動作を開始することにより、収容している記録紙Sを搬送ローラ114に給送する。
【0031】
搬送ローラ114は、給紙カセット111又は給紙カセット112より給送される記録紙Sをレジスト前ローラ115に搬送する。
【0032】
レジスト前ローラ115は、搬送ローラ114により搬送される記録紙Sをレジストローラ116に搬送する。
【0033】
レジストローラ116は、レジスト前ローラ115により搬送される記録紙Sの斜行を補正すると共に、一旦搬送を停止する。レジストローラ116は、中間転写体ベルト106上のトナー像が記録紙Sの所望の位置に転写されるように調整したタイミングにおいて記録紙Sを二次転写部118に搬送する。
【0034】
二次転写部118は、二次転写ローラ109を備えている。二次転写部118は、二次転写ローラ109により、中間転写体ベルト106上のトナー像を、レジストローラ116により搬送される記録紙に転写させる。二次転写部118は、二次転写ローラ109により、トナー像を転写させた記録紙Sを定着器110に搬送する。
【0035】
排出部119aは、定着器110により搬送される記録紙Sを画像形成装置100の装置本体の外部に排出する。
【0036】
排出部119bは、定着器110により搬送される記録紙Sを画像形成装置100の装置本体の外部に排出する。
【0037】
現像器400a、400b、400c、400dの各々は、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックのトナーにより、感光体ドラム101a、101b、101c、101d上に形成されている静電潜像を現像する。現像器400a、400b、400c、400dは、静電潜像を現像することにより感光体ドラム101a、101b、101c、101d上にトナー像を形成する。現像器400a、400b、400c、400dは、構成部材の交換が容易なようにカートリッジ方式となっている。
【0038】
<回路基板ユニットの構成>
本発明の実施の形態に係る回路基板ユニット50の構成について、図2から図7を参照しながら、詳細に説明する。
【0039】
なお、図3は、回路基板ユニット50の構成のうちのスロットSLOT1から3、6及び7の構成を示しており、図5は、回路基板ユニット50の構成のうちのスロットSLOT4及び5の構成を示している。また、図2図3及び図5において、第一回路基板8a、8b、8c、8d、8e、8fの各々は、スロットSLOT1、2、3、4、5、6、7の第一回路基板8を示している。更に、図2及び図5において、第二回路基板9d、9eの各々は、スロットSLOT4、5の第二回路基板9を示している。
【0040】
回路基板ユニット50は、画像形成装置100の装置本体に設けられている。回路基板ユニット50は、メインボード1と、電源用コネクタ2aと、電源用コネクタ2bと、信号用コネクタ3と、追加用コネクタ4aと、追加用コネクタ4bと、追加用信号コネクタ5と、第一負荷用コネクタ6と、を有している。また、回路基板ユニット50は、第一負荷用コネクタ7と、第一回路基板8と、第二回路基板9と、第二負荷用コネクタ10と、第二負荷用コネクタ11と、を有している。なお、第二回路基板9、第二負荷用コネクタ10、第二負荷用コネクタ11及び第一負荷用コネクタ12は、必要に応じて設けられるものであり、必要のない場合には設けられない。
【0041】
メインボード1は、画像形成装置100における動作シーケンスを実行して、画像形成装置100を統括的に制御するための図示しない回路を備えている。メインボード1は、画像形成装置100の各負荷の制御を実施する上でのマスターとなる基板である。メインボード1は、画像形成装置100内の各負荷を駆動すると共に、センサ類23から収集した情報の解析等を行う役割を担っている。ここで、負荷は、例えばソレノイド20、ブラシレスモータ21及びステッピングモータ22である。
【0042】
メインボード1は、電源用コネクタ2a及び電源用コネクタ2bを介して第一回路基板8に電源電圧を供給する。メインボード1は、信号用コネクタ3を介して第一回路基板8へ信号を送信し、信号用コネクタ3を介して第一回路基板8からの信号を受信する。メインボード1は電源用コネクタ2b、第一回路基板8及び追加用コネクタ4bを介して第二回路基板9に電源電圧を供給する。メインボード1は、信号用コネクタ3、第一回路基板8及び追加用信号コネクタ5を介して第二回路基板9へ信号を送信し、第一回路基板8及び追加用信号コネクタ5を介して第二回路基板9からの信号を受信する。
【0043】
具体的には、メインボード1は、CPU15と、FPGA16と、を備えている。
【0044】
CPU15は、FPGA16と通信することによりFPGA16の動作を制御する。
【0045】
FPGA16は、CPU15と通信することにより、CPU15の制御に従って、画像形成装置100内の負荷の駆動を制御する制御信号を、信号用コネクタ3を介して第一回路基板8の後述のモータドライバIC13に出力する。FPGA16は、CPU15と通信することにより、CPU15の制御に従って、画像形成装置100内の負荷の駆動を制御する制御信号を、信号用コネクタ3及び追加用信号コネクタ5を介して第二回路基板9の後述のモータドライバIC14に出力する。
【0046】
FPGA16は、モータドライバIC13より信号用コネクタ3を介して入力されるデジタル信号を解析する。FPGA16は、モータドライバIC14より追加用信号コネクタ5及び信号用コネクタ3を介して入力されるデジタル信号を解析する。
【0047】
電源用コネクタ2aは、第一回路基板8に実装されたプラグがメインボード1に実装されたソケットにはめ込まれた状態の基板間コネクタである。電源用コネクタ2aは、第一回路基板8に実装されたプラグがメインボード1に実装されたソケットにはめ込まれることにより、ハーネス、又はFFCを用いることなく、メインボード1と第一回路基板8とを電気的に接続している。
【0048】
電源用コネクタ2bは、第一回路基板8に実装されていると共に電源用コネクタ2aのプラグとは別のプラグが、メインボード1に実装されていると共に電源用コネクタ2aのソケットとは別のソケットにはめ込まれた状態の基板間コネクタである。電源用コネクタ2bは、第一回路基板8に実装された上記の別のプラグがメインボード1に実装された上記の別のソケットにはめ込まれることにより、ハーネス、又はFFCを用いることなくメインボード1と第一回路基板8とを電気的に接続している。
【0049】
信号用コネクタ3は、第一回路基板8に実装されていると共に電源用コネクタ2a及び電源用コネクタ2bのプラグとは別のプラグを備えている。信号用コネクタ3は、メインボード1に実装されていると共に電源用コネクタ2a及び電源用コネクタ2bのソケットとは別のソケットを備えている。信号用コネクタ3は、上記の別のプラグが上記の別のソケットにはめ込まれた状態の基板間コネクタである。信号用コネクタ3は、第一回路基板8に実装されている上記の別のプラグがメインボード1に実装されている上記の別のソケットにはめ込まれることにより、ハーネス、又はFFCを用いることなくメインボード1と第一回路基板8とを電気的に接続している。
【0050】
メインボード1は、スロットSLOT毎に、電源用コネクタ2a用のソケット、電源用コネクタ2b用のソケット、及び信号用コネクタ3用のソケットを有する。スロットSLOTには、共通のIFによって第一回路基板8が接続される。スロットSLOTには、第一回路基板8が必ず接続されている必要はなく、画像形成装置100に必要な数の第一回路基板8が接続されていれば良い。スロットSLOTは、第一回路基板8が接続されていない場合に空きスロットとなる(例えば図2においてスロットSLOT8から10)。
【0051】
スロットSLOTの数は、ここでは10個(SLOT1からSLOT10)を例示する。なお、スロットSLOTの数は、FPGA16のI/Oリソースに依存し、10個に限らず、FPGA16のI/Oリソースに応じて10個以外の個数設けることができる。
【0052】
追加用コネクタ4aは、第二回路基板9に実装されたプラグが第一回路基板8に実装されたソケットにはめ込まれた状態の基板間コネクタである。追加用コネクタ4aは、第二回路基板9のプラグが第一回路基板8のソケットにはめ込まれることにより、ハーネス、又はFFCを用いることなく、第一回路基板8と第二回路基板9とを電気的に接続している。第一回路基板8と第二回路基板9とが電気的に接続された場合に、第一回路基板8のモータドライバIC13により生成された駆動信号は、追加用コネクタ4aを介して第二回路基板9の第二負荷用コネクタ10へ入力される。
【0053】
追加用コネクタ4bは、第二回路基板9に実装されると共に追加用コネクタ4aのプラグとは別のプラグが、第一回路基板8に実装されると共に追加用コネクタ4aのソケットとは別のソケットにはめ込まれた状態の基板間コネクタである。追加用コネクタ4bは、第二回路基板9の上記の別のプラグが第一回路基板8の上記の別のソケットにはめ込まれることにより、ハーネス、又はFFCを用いることなく第一回路基板8と第二回路基板9とを電気的に接続している。
【0054】
追加用信号コネクタ5は、第二回路基板9に実装されていると共に追加用コネクタ4a及び追加用コネクタ4bのプラグとは別のプラグを備えている。追加用信号コネクタ5は、第一回路基板8に実装されていると共に追加用コネクタ4a及び追加用コネクタ4bのソケットとは別のソケットを備えている。
【0055】
追加用信号コネクタ5は、第二回路基板9に実装された上記の別のプラグが第一回路基板8に実装された上記の別のソケットにはめ込まれた状態の基板間コネクタである。追加用信号コネクタ5は、第二回路基板9に実装された上記の別のプラグが第一回路基板8に実装された上記の別のソケットにはめ込まれることにより、ハーネス、又はFFCを用いることなく第一回路基板8と第二回路基板9とを電気的に接続している。
【0056】
第一回路基板側コネクタとしての第一負荷用コネクタ6は、第一回路基板8に実装されている。第一負荷用コネクタ6は、第一回路基板8と第二回路基板9とが電気的に接続されている場合には、ハーネス又はFFCを介して負荷に接続されない。
【0057】
第一負荷用コネクタ7は、図3に示すように、第一負荷用コネクタ6と電線を介して接続されていると共に、制御対象の負荷に接続される。第一負荷用コネクタ7は、第二回路基板9を設ける場合には不要である(図5参照)。例えば、図2の場合に、第一負荷用コネクタ7は、第二回路基板9が設けられていない第一回路基板8a、8b、8c、8f、8gにのみ設けられている。
【0058】
第一回路基板8は、FPGA16より制御信号が入力されることにより画像形成装置100内の1つの負荷を駆動制御する機能を備えた基板である。第一回路基板8は、メインボード1に対して上方に平行に配置されており、電源用コネクタ2a、電源用コネクタ2b及び信号用コネクタ3を介してメインボード1に接続されている。第一回路基板8は、第一回路としてのモータドライバIC13を備えている。
【0059】
モータドライバIC13は、メインボード1の図示しない電源より電源用コネクタ2aを介して電力が供給されることにより駆動する。
【0060】
モータドライバIC13は、第二回路基板9を使用しない場合に、FPGA16より信号用コネクタ3を介して入力される制御信号に基づいて、負荷を駆動させる第一の信号としての駆動信号を生成する。モータドライバIC13は、生成した駆動信号を第一負荷用コネクタ6及び第一負荷用コネクタ7を介して負荷に出力することにより、第一負荷用コネクタ7に接続されている負荷を駆動させる。モータドライバIC13は、センサ類23から第一負荷用コネクタ7及び第一負荷用コネクタ6を介して入力されるアナログ信号をデジタル信号に変換して信号用コネクタ3を介してFPGA16に出力する。
【0061】
モータドライバIC13は、第二回路基板9を使用する場合に、FPGA16より信号用コネクタ3を介して入力される制御信号に基づいて、負荷を駆動させる駆動信号を生成する。モータドライバIC13は、生成した駆動信号を追加用コネクタ4a、第二負荷用コネクタ10及び第一負荷用コネクタ12を介して負荷に出力することにより第一負荷用コネクタ12に接続されている負荷を駆動させる。モータドライバIC13は、センサ類23から第一負荷用コネクタ12、第二負荷用コネクタ10及び追加用コネクタ4aを介して入力されるアナログ信号をデジタル信号に変換して信号用コネクタ3を介してFPGA16に出力する。
【0062】
第一回路基板8は、電源用コネクタ2a、電源用コネクタ2b及び信号用コネクタ3からなる共通のIFを備えていることを前提として、制御する負荷に応じて異なる回路構成を有している。具体的には、アクチュエータ類を駆動及び制御する第一回路基板8と、センサ類23を駆動及び制御する第一回路基板8と、は異なる機能を有しているため異なる回路構成を有している。各スロットSLOTに接続されている第一回路基板8は、図2では7つの第一回路基板8a、8b、8c、8d、8e、8f、8gを例示する。
【0063】
第二回路基板9は、機能を追加するために設けられるものであり、機能を追加しない場合には不要である。例えば、図2の場合に、スロットSLOT4及びスロットSLOT5にのみ設けられている。第二回路基板9は、FPGA16より制御信号が入力されることにより画像形成装置100内の第一回路基板8によって駆動制御される1つの負荷(第一の負荷)と異なる1つの負荷(第二の負荷)を駆動制御する機能を備えた基板である。
【0064】
第二回路基板9は、第一回路基板8に対して上方に間隔を有して平行になるように配置されており、追加用コネクタ4a、追加用コネクタ4b及び追加用信号コネクタ5を介して第一回路基板8に接続されている。第二回路基板9は、第二回路としてのモータドライバIC14を備えている。
【0065】
モータドライバIC14は、第一回路基板8より追加用コネクタ4bを介して電力の供給を受けることにより駆動する。
【0066】
モータドライバIC14は、FPGA16より信号用コネクタ3及び追加用信号コネクタ5を介して入力される制御信号に基づいて、負荷を駆動させる第二の信号としての駆動信号を生成する。モータドライバIC14は、生成した駆動信号を第二負荷用コネクタ10及び第二負荷用コネクタ11を介して負荷に出力することにより、第二負荷用コネクタ11に接続されている負荷を駆動させる。モータドライバIC14は、センサ類23から第二負荷用コネクタ11及び第二負荷用コネクタ10を介して入力されるアナログ信号をデジタル信号に変換して追加用信号コネクタ5及び信号用コネクタ3を介してFPGA16に出力する。
【0067】
第二回路基板側コネクタとしての第二負荷用コネクタ10は、第二回路基板9に実装されている。
【0068】
第二負荷用コネクタ11は、第二負荷用コネクタ10と電線を介して接続されていると共に、制御対象の負荷に接続される。
【0069】
第一負荷用コネクタ12は、第二負荷用コネクタ10と電線を介して接続されていると共に、第二負荷用コネクタ11が接続される制御対象の負荷と異なる制御対象の負荷に接続される。
【0070】
上記の構成を有する回路基板ユニット50において、第一回路基板8のモータドライバIC13及び第二回路基板9のモータドライバIC14は、それぞれの負荷の駆動を制御することにより、画像形成装置100に必要な機能を達成している。
【0071】
また、電源用コネクタ2a、電源用コネクタ2b及び信号用コネクタ3は、3つで1セットであり、メインボード1に第一回路基板8を接続する場合には必ず設けられる。この際に、メインボード1と第一回路基板8とは、電源用コネクタ2a及び電源用コネクタ2bのうちの何れか一方を必要としない場合であっても、メインボード1と第一回路基板8とを保持するために、これらの3つのコネクタによって接続される。
【0072】
また、メインボード1における第一回路基板8を接続できるIFは10個のSLOTに限られているのに対して、I/Oが余っていれば第一回路基板8に第二回路基板9を追加することができるため、SLOTのリソースを有効活用することができる。
【0073】
更に、回路基板ユニット50は、第一回路基板8とメインボード1とを接続する電源用コネクタ2a、電源用コネクタ2b及び信号用コネクタ3により、最大2つの負荷を駆動するI/O数を備えている。
【0074】
<回路基板ユニットの動作>
本発明の実施の形態に係る回路基板ユニット50の動作について、図2から図5を参照しながら、詳細に説明する。
【0075】
回路基板ユニット50は、制御対象が1つの負荷のみであるため第一回路基板8のみを使用する場合に、第一負荷用コネクタ6より1つの負荷を駆動するための駆動信号を出力する。例えば、回路基板ユニット50は、第一負荷用コネクタ6より第一のモータとしての1つのステッピングモータ22を駆動するための駆動信号を出力する。
【0076】
一方、制御対象が2つの負荷であるため第一回路基板8と第二回路基板9とを使用する場合に、第一回路基板8に実装されている第一負荷用コネクタ6は、第二回路基板9の下に隠れてしまう。この際に、第一回路基板8に実装されている第一負荷用コネクタ6に対して負荷につながるハーネスを接続する作業は、作業スペースが少なく困難である。
【0077】
従って、第一回路基板8と第二回路基板9とを使用する場合には、第一負荷用コネクタ6を使用せずに、第二負荷用コネクタ10より2つの負荷を駆動するための駆動信号を出力する。この際に、第二負荷用コネクタ10には、第一回路基板8に実装される第一負荷用コネクタ6から出力される負荷への駆動信号が、追加用コネクタ4aを介して入力される。例えば、回路基板ユニット50は、第二負荷用コネクタ10より、第一のモータとしての1つのステッピングモータ22を駆動するための駆動信号を出力すると共に、第二のモータとしての他の1つのステッピングモータ22を駆動する駆動信号を出力する。
【0078】
<第一回路基板における第一負荷用コネクタの配置>
本発明の実施の形態に係る回路基板ユニット50の第一回路基板8における第一負荷用コネクタ6の配置について、図7及び図8を参照しながら、詳細に説明する。
【0079】
図8において、図8(a)は、回路基板ユニット50の1つのスロットの第二回路基板9を取り除いた状態の平面図であり、図8(b)は、回路基板ユニット50の1つのスロットの側面図である。なお、図8(b)において、電源用コネクタ2a及び電源用コネクタ2bを纏めて電源用コネクタ2として記載すると共に、追加用コネクタ4a及び追加用コネクタ4bを纏めて追加用コネクタ4として記載する。
【0080】
第一回路基板8は、メインボード1に対して平行に上方に配置される。また、メインボード1と第一回路基板8とは、ハーネスやFFCを使用せずに、電源用コネクタ2a、電源用コネクタ2b及び信号用コネクタ3により電気的に接続される。
【0081】
機能を追加する必要のある第一回路基板8には、第二回路基板9が接続される。この際に、第二回路基板9は、第一回路基板8に対して平行に上方に配置される。第一回路基板8と第二回路基板9とは、ハーネスやFFCを使用せずに、追加用コネクタ4a、追加用コネクタ4b及び追加用信号コネクタ5aにより電気的に接続される。
【0082】
そして、第二回路基板9に実装されている第二負荷用コネクタ10から出力される駆動信号により、第二負荷用コネクタ11及び第一負荷用コネクタ12によりハーネス接続されている各負荷を制御する。
【0083】
また、機能を追加する必要のない第一回路基板8には、第二回路基板9は接続されない。このような第一回路基板8から負荷につながる第一負荷用コネクタ7には、第一負荷用コネクタ6から信号が出力される。
【0084】
ここで、図7に示すように、第一回路基板8と第二回路基板9とを使用するスロットSLOT、及び第一回路基板8のみを使用するスロットSLOTのように、同じ種類の負荷を制御する第一回路基板8が隣り合う配置となる場合がある。この場合に、第一回路基板8と第二回路基板9とを使用するスロットSLOTの第一回路基板8に実装されている第一負荷用コネクタ6は、未使用が正しい状態である。
【0085】
しかしながら、第一回路基板8のみを使用するスロットSLOTの第一負荷用コネクタ6に挿入されるべきコネクタが誤って隣の第一回路基板8と第二回路基板9とを使用するスロットSLOTの第一負荷用コネクタ6に挿入されてしまう可能性がある。このように誤ってコネクタが挿入された場合には、誤った接続になるため画像形成装置100は異常状態となってしまう。
【0086】
このような同じ種類の負荷を制御するための第一回路基板8が隣り合う図7に示すような配置において、第一回路基板8の四辺のうちの対向する二辺より第一回路基板8と第二回路基板9との距離に応じた距離だけ離して第一負荷用コネクタ6を配置する。
【0087】
まず、第一回路基板8と第二回路基板9との距離HがH≦10mmの場合の第一回路基板8における第一負荷用コネクタ6の配置について説明する。
【0088】
この場合に、第一負荷用コネクタ6は、第一回路基板8の四辺のうち、対向する二辺である対向する短辺から第一負荷用コネクタ6の端部までの各々の距離をX1及びX2とすると、X1≧5mm且つX2≧5mmであることが好ましい。また、対向する二辺である対向する長辺から第一負荷用コネクタ6の端部までの各々の距離をY1及びY2とすると、Y1≧5mm且つY2≧5mmであることが好ましい。
【0089】
H≦10mmの場合において第一回路基板8と第二回路基板9との間には、一般成人の指が入る程度のスペースしかなく、コネクタをつまみながら作業する十分なスペースがない。従って、この場合には、距離X1、X2、Y1、Y2を5mm以上確保できていれば、使用しない第一負荷用コネクタ6に誤ったコネクタを挿入することは困難となる。
【0090】
次に、第一回路基板8と第二回路基板9との距離HがH>10mmの場合の第一回路基板8における第一負荷用コネクタ6の配置について説明する。
【0091】
この場合に、第一負荷用コネクタ6は、X1≧10mm且つX2≧10mmであることが好ましい。また、第一負荷用コネクタ6は、Y1≧10mm且つY2≧10mmであることが好ましい。これにより、第一回路基板8と第二回路基板9との間に指が入るスペースがある場合であっても、コネクタを第一負荷用コネクタ6に挿入するために押し込むための指の十分な作業スペースがないため、誤ってコネクタを挿入することは困難となる。
【0092】
このように、使用しない第一負荷用コネクタ6にアクセスできないようにすることにより、コネクタの誤接続を防ぐことができる。
【0093】
なお、上記数値は目安であり、第一回路基板8と第二回路基板9との間にコネクタを挿入するために指を入れる十分なスペースがなくて第一負荷用コネクタ6に対するコネクタの挿入が困難であればよい。
【0094】
因みに、特許文献1においては、第一回路基板に実装されているコネクタに対する接続が中途半端になる可能性がある。この場合には、コネクタに対する接続が中途半端な状態に気付かずに出荷してしまい、出荷時に正常に動作していた装置が輸送により振動が加わること等によって接触不良になり、出荷先で動作不良を起こす可能性があるという課題を有する。
【0095】
また、特許文献1においては、サービスマンによる回路基板の交換時において、第一回路基板に実装されているコネクタに対する接続漏れ又は接続が中途半端になることにより接触不良になる可能性がある。この場合には、コネクタに対する接続漏れ又は接続が中途半端な状態に気付かずに、復旧に必要以上に時間を要してユーザに迷惑をかけてしまう可能性があるという課題を有する。
【0096】
本実施の形態では、第一回路基板8は、モータドライバIC13から出力する駆動信号を追加用コネクタ4aを介して第二負荷用コネクタ10に入力する。また、第二負荷用コネクタ10は、モータドライバIC14より出力される駆動信号を第二の負荷に出力すると共に、モータドライバIC13より出力されて追加用コネクタ4aを介して入力される駆動信号を第一の負荷に出力する。これにより、複数の回路基板を重ねて配置する構成において、第一負荷用コネクタ6に対する作業性及び視認性の低下に伴うコネクタの接触不良を防ぐことができる。
【0097】
また、本実施の形態によれば、第一回路基板8と第二回路基板9とを上下に平行に配置することにより、平面的に限られたスペースに対して、第一回路基板8上の空間スペースを有効活用して省スペース化を図ることができる。
【0098】
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であることは言うまでもない。
【0099】
具体的には、上記の実施の形態において、メインボード1と第一回路基板8とを電源用コネクタ2a、電源用コネクタ2b及び信号用コネクタ3によって接続した。しかしながら、これに限らず、1つ、2つ又は4つ以上の基板間コネクタによってメインボード1が第一回路基板8と、ハーネス又はFFCを使用せずに電気的に接続してもよい。
【0100】
また、上記の実施の形態において、回路基板ユニット50を画像形成装置に設けたが、これに限らず、回路基板ユニット50を画像読取装置等の画像形成装置以外に設けてもよい。
【符号の説明】
【0101】
1 メインボード
2a 電源用コネクタ
2b 電源用コネクタ
3 信号用コネクタ
4a 追加用コネクタ
4b 追加用コネクタ
5 追加用信号コネクタ
6 第一負荷用コネクタ
7 第一負荷用コネクタ
8 第一回路基板
9 第二回路基板
10 第二負荷用コネクタ
11 第二負荷用コネクタ
12 第一負荷用コネクタ
20 ソレノイド
21 ブラシレスモータ
22 ステッピングモータ
23 センサ類
50 回路基板ユニット
100 画像形成装置

図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8