技術分野
締結方法、アルミニウム部材の製造方法、及びアルミニウム部材
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】高摩擦性及び高耐食性を有するアルミニウム部材と対象部材との締結方法を提供する。
【解決手段】締結方法は、準備工程と、形成工程と、締結工程とを含む。準備工程では、対象部材とアルミニウム部材とを準備する。対象部材はその表面に樹脂膜を有する。形成工程では、アルミニウム部材の表面において、中間層と、中間層上に配置され、対象部材と接触可能な凹凸を有する接触層とを形成する。締結工程では、アルミニウム部材の凹凸を対象部材の樹脂膜に突き刺しつつ、アルミニウム部材と対象部材とを締結させる。中間層は、アルミニウム原子及び酸素原子を含むアモルファス物質、又は、アモルファス物質とアルミニウム原子及び酸素原子を含む層状複水酸化物との両方を有する。接触層は、アルミニウム水酸化物を含む。凹凸は、対象部材の樹脂膜の厚みに比べて突出長さが小さい。
【選択図】図10
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
アルミニウムは、鉄と比べて軽量であるため、締結部材に用いられ得る。締結部材と当該締結部材により締結された対象部材との間において、部材同士の摩擦力が小さくなるにつれて締結が解除されやすくなる場合がある。また、部材間で異種金属接触腐食及び迷走電流腐食等の腐食が生じる場合がある。特許文献1に記載の方法によれば、締結部材に対してねじ山面のコーティングを実施することで、締結部材に耐腐食性が付与され得る。一方で、当該コーティングは、摩擦力の向上には寄与しない場合があり、締結部材に必要な高摩擦性及び高耐食性が共に担保されない場合がある。よって、アルミニウム部材と対象部材との締結において、高摩擦性及び高耐食性を発揮できる締結方法、アルミニウム部材の製造方法及びアルミニウム部材が求められている。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本開示に係る締結方法は、準備工程と、形成工程と、締結工程とを含む。準備工程では、対象部材とアルミニウム部材とを準備する。対象部材はその表面に樹脂膜を有する。形成工程では、アルミニウム部材の表面において、中間層と、中間層上に配置され、対象部材と接触可能な凹凸を有する接触層とを形成する。締結工程では、アルミニウム部材の凹凸を対象部材の樹脂膜に突き刺しつつ、アルミニウム部材と対象部材とを締結させる・・・ 続きを
知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
本開示によれば、アルミニウム部材と対象部材との締結において高摩擦性及び高耐食性を発揮できる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)
この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
第1アルミニウム部材を含む締結ユニットを示す断面図である。
【図2】
図1及び図8のIIで示す一点鎖線内の締結ユニットの拡大図である。
【図3】
第1実施形態及び第2アルミニウム部材の製造方法に用いるブラスト加工装置の概念図である。
【図4】
第1実施形態及び第2アルミニウム部材の製造方法に用いるブラスト加工装置の構成を説明する図である。
【図5】
図4の噴射ノズルの断面図である。
【図6】
第1実施形態及び第2アルミニウム部材の製造方法を含む締結方法のフローチャートである。
【図7】
第2アルミニウム部材を含む締結ユニットを示す上面図である。
【図8】
第2アルミニウム部材を含む締結ユニットを示す断面図である。
【図9】
変形例に係るアルミニウム部材及び締結ユニットの拡大図である。
【図10】
実施例に係る加工条件に対する摩擦試験結果及び耐食性試験結果である。
【図11】
実施例に係る加工条件に対する摩擦試験結果及び耐食性試験結果である。
1,1A,1B…締結ユニット、2,2B…アルミニウム部材、2b…表面、2d…第2の凹凸、3,3A…締結部材、4,4A…対象部材、4b…接触面、5,5B…本体部、6…中間層、7…接触層、7a…第1の凹凸、8…樹脂膜、9…対象本体部、10…ブラスト加工装置、31…第1締結部材(締結部材の一例)、32…第2締結部材(締結部材の一例)、41…第1対象部材(対象部材の一例)、42…第2対象部材(対象部材の一例)、MT…締結方法。
全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録