(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024169308
(43)【公開日】2024-12-05
(54)【発明の名称】Dr.なかまつよい耳
(51)【国際特許分類】
A61F 11/30 20220101AFI20241128BHJP
【FI】
A61F11/30
【審査請求】有
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024040943
(22)【出願日】2024-03-15
(31)【優先権主張番号】P 2023086488
(32)【優先日】2023-05-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(71)【出願人】
【識別番号】000211569
【氏名又は名称】中松 義郎
(72)【発明者】
【氏名】中松 義郎
(57)【要約】 (修正有)
【課題】軽くて持ち運びやすく、構造も非常に簡単で、取付取り外しも容易である難聴者用集音具を提供する。
【解決手段】補聴器の外耳口挿入器具に平坦なシート材料を取付け、マスクの紐に平坦なシートを取付け、又はマスクケースにもする。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
平面板を耳挿入具や耳の上部を除く裏側や耳たぶやマスクの耳掛け紐など耳に関わる部分に平坦なシート材料を接合し、前記平坦なシートはマスクケースにもなり得ることを特徴とする集音具。
【請求項2】
不織布等マスクの耳掛け部分にマスクサイズ等任意形状の透明又は不透明のシートを設ける事を特徴とするマスク。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
耳に装着可能な集音具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来補聴器というものがあったが、性能が不十分で、よく聞けない人が多かった。本発明は、これらの不満の人を良く聞こえるようにした発明である。
耳が遠くなった人に、音声が良く聞こえる様に、耳たぶ周りにおわん型の道具を設けたり、ヘッドホンの様につるしておわん型の道具を設けることは知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】公開実用昭55―087218
【特許文献2】公開実用昭58―045599
【特許文献3】特開昭63―278500
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1は、耳に合成樹脂やゴム部材の耳殻を固定するもので、耳の上端に固定が図示されている。しかし、大きくすると重い部材となるので、外れやすく且つ集音効率も悪い。
特許文献2は、ヘッドホン形状で固定した耳の耳穴へつながった集音部を設けるものである。しかし、ヘッドホン形状であるのでかさばり、持ち運びに不便であり、また構造も複雑となる。
特許文献3は、本発明者が発明したもので、長い誘導管をメガネフレームに取り付ける遠聴用の装置である。しかし、これも広い範囲で聞くには不十分で、且つメガネがさらにかさばってしまう。
以上を鑑み、軽くて持ち運びやすく、構造も非常に簡単で、取付取り外しも容易である難聴者用集音具を、本発明者が鋭意努力し発明したものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
補聴器等の外耳口挿入器具やマスクの紐や耳たぶや耳裏に取りつけ、必要とあらばマスクのカバーとなり得る事を特徴とする集音器である。
【発明の効果】
【0006】
1.補聴器でも聞こえない人に聞こえる様になる。
2.新型コロナ防止と音声拡大を同時にできる。
3.必要ならマスクケースになる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1は、公知の集音具を示す図で、装着者1の耳たぶ101の上方におわん型の集音具2を固定具3にて引かけるものである。
新型コロナ防止作用が無く、マスクケースにもならない。
又、おわん型の集音具とする為加工が必要で、材質がプラスチック等合成樹脂やゴムにより成型したものを用いる必要があり、加工にコストがかかり、手軽にできない。また、大きい集音具を用いると脱落する危険性がある。
【0009】
[第1実施形態]
図2は、本発明第1実施形態を示す図である。
従来の補聴器でも聞こえない、難聴者に対する発明である。
補聴器、耳栓、イヤホン等5の周りにシート4を巻き、このシートはメガホン状となり、前方を開ける形とすることが特徴である。
(A)は外耳口挿入器具5に本発明を置いた時の正面図、(B)は外耳口挿入器具5に本発明を巻き付けた時の略図である。
(A)に於いて、補聴器や耳栓やイヤホン等の外耳口挿入器具5(ここでは補聴器)の周りに長方形の集音用シート4を設ける。接着剤又はその他の固定方法で、外耳口挿入器具5の周囲に固定する。
(B)に示す如く、外耳口挿入器具5の装着者の前方に向かう部分には本集音用シート4を固定しない。そして、相手の声がくる前方をメガホン状部分が開いた形状とする様外耳口挿入器具5の周囲に本集音用シートを巻く。
そして、装着者の耳の外耳口に、前記(B)で示した集音用シート付の外耳口挿入器具5を挿入する。そうすると、集音用シート4により装着者の側方及び前方の音が耳に入りやすくなり音声が拡大される。
前記(B)で示した集音用シート付の外耳口挿入器具5を、装着者の耳の外耳口に挿入するので、集音用シートは耳穴で安定して固定され落下等脱落が起こりづらい。
(A)、(B)で示した集音用シート付の外耳口挿入器具5は、装着者の片耳のみでもよいし両耳に設けてもよい。
【0010】
外耳口挿入器具の周囲に固定は、両面接着剤その他の方法で固定可能である。人体に接着可能な医療用両面接着テープ等の着脱可能な固定方法を用いるのが好ましい。
また、外耳口挿入器具の周囲に固定する範囲は外耳口挿入器具の上端を0度とし時計回り方向を+とすると、―30~+210度の範囲で任意の範囲が接着されていればよく、+30度~+150度の範囲が接着されていることが好ましい。
【0011】
長方形の集音用シート4は、発泡材、透明フィルム、コピートランスペアレント紙、紙等の音を反射する湾曲可能な平らな材料である。
材質は柔らかい紙、例えば市販の紙や更に薄いグラシン紙が好ましい。厚さは200ミクロン~50ミクロンが好ましい。
厚くする必要はなく、30~200g/m
2の物で、柔らかい素材で、曲げることが可能でメガホン形状が維持されるシートである。
また、透明な厚さ30~100ミクロンのフィルムを用いてもよい。
集音用シート4のサイズ縦長長方形であって、上下の長さ50~220mm、幅50~150mmの長方形型で
図2(A)の如く設置する。
集音用シート4の大きさは集音の効率も考慮しながら、外耳口挿入器具が耳から脱落しない程度の集音用シート4の大きさとする。
【0012】
本発明第1実施形態によると、従来の補聴器を使って更により多くの音、声を集音できるので、コロナ禍でマスクを装着した人の声もよく聞こえるという効果がある。
また、外耳口にて本集音用シートは支持されるので、大きくしても負担が少なく、耳たぶが痛くならない。
【0013】
[第2実施形態]
図3は、本発明第2実施形態を示す図である。
コロナ禍による難聴対策の発明である。
【0014】
すなわち、コロナ感染の症状として、発熱、積、倦怠感、嗅覚・味覚異常のみならず難聴などが起こることが言われている。具体的に言うとコロナ感染者の内、聴覚機能合併症を起こした人は、難聴7.6%、耳鳴り14.8%程度の症状を訴える人がおり、さらに(1)内耳炎(2)血流の低下(血管炎)(3)ほかの細菌に同時感染、などが発生する可能性があるのでコロナ禍でマスクを装着して生活することは聴覚障害防止にも重要である。
また、マスク装着生活の場合、難聴者にとっては、マスクで口の動きが見えないため、聞き取りづらい状況が発生している。
このような状況下では、マスク着用で、本発明のマスクを用いることは、難聴者であっても、コロナ感染を回避しつつ、聞き取りやすくなるという非常に有効な効果があるのである。
【0015】
本発明第2実施形態は、公知の不織布等マスクの紐に集音シートを設けることを特徴とする。
【0016】
具体的な作成、使用方法を
図3~5により説明する。
図3(A)に示す如く、長方形の集音用シート41を2つ折りし(すなわちシート411とシート412が重ね合わされる)、そのシート411と412の間に公知の不織布等マスク6の紐601を挟みこむ。
(B)は、(A)の上面図(平面図)である。
(C)は、本発明を装着した図であり、耳101にマスク6の紐601をかけ左右の耳に集音用シート41、42を装着する。この時、耳裏の湾曲した形状に沿って紐601が曲がるので、2つ折りされた集音シート41(411、412)は前方が開いたメガホン形状に湾曲し、集音する事が出来る。 もう一方の耳に設けた集音シート42(413、414)も同様な形状となる。
さらに、
図3(D)に示す如く、マスク6の口が接する面に、左右の集音シート41、42を折り重ね集音シートをマスク保護として活用する事が出来る。
図4(A)はマスクと同等サイズの集音用シートとマスクヒモを一体とし、マスクに目を保護するシールドをマスク内側に設けた正面図であり、
図4(B)は上面図、
図4(C)は裏(内側)面図、
図4(D)はマスクを保護するために集音シートを折り畳んだ時の正面図、
図4(E)は(D)の上面図を示し、集音用シート417を両面接着剤10で折り曲げた集音用シート端部4171と結合しマスクの紐601と一体とし固定する。
また、
図5(A)の正面図、
図5(B)の上面図、
図5(C)の側面図は、縦の長さを3倍とした集音用シート418を両面接着剤10で集音用シート端部4181と結合しマスクの紐601と一体とし固定し、目を守るシールドを設けたものである。
図5(E)に示す如く、マスクの口が接する面及びマスクの表面に、左右の集音シート418の点線部で折り畳み折り重ねる事で集音シートをマスク保護する。そしてコンパクトに携帯することが出来る。又
図5(D)、(E)において、目を守るシールドも内側又は外側に折りたたんでさらにコンパクトにしてもよい。
【0017】
集音シート41、42のサイズは制限はないが、
図3(A)の如く縦長の長方形で良く、縦の長さはスク6の紐601を挟みこむ事が出来る程度の長さで、横の長さはマスク幅の1/2程度でも良いし、
図4の如く横長でも良いし、
図5の如くマスク巾で縦長の長方形型としても良い。
また、
図3(D)は、左右の集音シート41、42をマスク面に折り重ねた後、中央部にマスク面がみえている図としたが、左右の集音シート41、42が重なり合う程度に集音シート41、42を長くして、口が接するマスク面を完全に保護してもよい。
左右の集音シート41、42の折り畳んでいる2枚のシート411、412の間に、
図4(E)の如くマスクも挟み込むようにしても良く、マスクの両面が外部に触れないので更に衛生的である。
また、
図4、
図5に示す如く、マスクの紐601と集音用シート41、42を接着剤や縫製等で固定し2枚のシート411、412を1枚としても良く、シートが1/2で済み経済的である。
【0018】
本発明第2実施形態によると、公知のマスクに本シートを設けるのみで、非常に簡単に集音効果を得る事が出来コロナ禍で難聴の人にはうってつけである。
さらに本シートをマスク保護ケースとして用いることができる。
【0019】
[第3実施形態]
図6は、本発明第3実施形態を示し、マスク6の紐601の片側のみにマスクケースとなり得る長さの集音シート43を折り曲げたシート415、416とし、片耳に設けたものである。
【0020】
図6(A)は、マスク6の片側のみに設けた集音シート43(415、416)を装着している図である。
図6(B)は、マスクの紐601を折り畳んだ集音シート43の間に挟んでいる部分の拡大図で、マスクの紐を耳に掛けると、耳101裏の湾曲した形状に沿って紐601が曲がるので、集音シート43は前方が開いたメガホン形状に湾曲し、集音する事が出来る。
集音シート43はマスク幅の長さ程度にするのが良い。
具体的には、幅50~180mm程度が良い。
【0021】
本第3実施形態では、マスクを外した時は集音シートを折畳み、マスク6の口に接する面を保護する。
また、マスク6の紐に集音シート43を接着させて、2重としたシート415、416を1枚のシートのマスクとしてもよい。
【0022】
本第3実施形態によると、マスクケースと集音用シートを兼用できるので、衛生的にマスクを使用する事が出来る。
【0023】
[第4実施形態]
図7は本発明第4実施形態を示し、平坦な集音用シート4をクリップ8にて耳たぶ101に固定する事を特徴とする。
【0024】
耳たぶは最も感覚が鈍感である。そこにクリップ8挟んだり貼り付けたりしてシート44を固定する。他の耳部分に固定すると、痛くなったり腫れたりしやすいからである。
図7のシート44は、出来るだけ軽量のシートが良くクリップ8はシート44の面の向きふらつかない様に、耳たぶに広い面積(例えば5mm―10mmΦ)で接触押圧できることが好ましい。
あらかじめ集音用シートをメガホン状にしてクリップで耳たぶ挟むことも本発明に含まれる。
【0025】
[第5実施形態]
図8は本発明第5実施形態を示し、平坦な集音用シート4を接着剤9で耳に固定する事を特徴とする。
【0026】
固定方法は
図8に示す如く、耳の後ろに接着剤9で固定する。
図8(A)は正面図である。
図8(B)は上面(平面)図である。
図8(C)は耳の裏に装着した時の側面図である。
サージカル両面テープ又はメディカルトランスファテープ9等着脱可能な接着剤を設けた集音シート4(
図8(A))で、ライナ(離型紙、剥離紙)92をはがし、粘着剤91を、耳101の裏に接着する(
図8(C))。
【0027】
図8に示すテープ9の長さと幅は、長さ10~60mm、幅5~20mmで、耳の裏の長さと幅に合わせ、シートが落下しないように長さと幅を設定する。
テープ9の位置は、
図8(A)の様に、シート4の長辺に最も近い(水平方向)位置で、長辺長さの下から20~50%程度の位置となるように配置する
これにより、集音用シートが湾曲し、集音可能となる。
【0028】
[第6実施形態]
本発明第6実施形態は、公知の不織布等マスクではなく、耳掛け付の透明体に、第2~4実施形態の如く、集音シートを設けた事を特徴とする。
前記耳掛け付透明体のマスクは、本発明者が発明した透明又は不透明体の2発明(特許番号7132574号:発明の名称:スーパーメン(M.E.N.)、及び特許番号特許6884940号:発明の名称:鼻腔拡張鼻谷密閉防菌防曇明言広報地球温暖化防止交通安全マスク)の透明体マスクとする事が出来る。
【0029】
以上により、
本発明は、従来の補聴器では不十分な集音を可能にする。且つコロナ防止もでき、又マスクケースにもなる画期的発明である。
【産業上の利用可能性】
【0030】
コロナ禍になって、マスクの装着することで、難聴となることは最近発見された。
よって、本発明がマスクと一体となることは非常に有効である。本発明により容易に難聴者を救えるので産業上の利用可能性大である。
【符号の説明】
【0031】
1 装着者の頭部
101 耳、耳たぶ
2 公知の集音具
3 固定具
4 本発明の集音具
41 本発明の集音具
42 本発明の集音具
43 本発明の集音具
44 本発明の集音具
411 本発明の折り畳んだ集音具
412 本発明の折り畳んだ集音具
413 本発明の折り畳んだ集音具
414 本発明の折り畳んだ集音具
415 本発明の折り畳んだ集音具
416 本発明の折り畳んだ集音具
417 本発明の1枚のシート材料で接着形成された集音具
4171 折り曲げた集音用シート端部
418 本発明の折り畳み可能なシート材料で接着形成された集音具
4181集音用シート端部
5 補聴器、イヤホン、耳栓等の拡声外耳口挿入器具
6 不織布等のマスク
601 マスクの紐
7 本発明のマスクケースと兼用した集音具
8 クリップ
9サージカル両面テープ又はメディカルトランスファテープ
91 粘着剤
92 ライナ(離型紙、剥離紙)
10 接着テープ又は粘着テープ
11 目を覆うシート材料
【手続補正書】
【提出日】2024-07-22
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0016】
具体的な作成、使用方法を
図3~5により説明する。
図3(A)に示す如く、長方形の集音用シート41を2つ折りし(すなわちシート411とシート412が重ね合わされる)、そのシート411と412の間に公知の不織布等マスク6の紐601を挟みこむ。
(B)は、(A)の上面図(平面図)である。
(C)は、本発明を装着した図であり、耳101にマスク6の紐601をかけ左右の耳に集音用シート41、42を装着する。この時、耳裏の湾曲した形状に沿って紐601が曲がるので、2つ折りされた集音シート41(411、412)は前方が開いたメガホン形状に湾曲し、集音する事が出来る。 もう一方の耳に設けた集音シート42(413、414)も同様な形状となる。
さらに、
図3(D)に示す如く、マスク6の口が接する面に、左右の集音シート41、42を折り重ね集音シートをマスク保護として活用する事が出来る。
図4(A)はマスクと同等サイズの集音用シートとマスクヒモを一体とし、マスクに目を保護するシールドをマスク内側に設けた正面図であり、
図4(B)は上面図、
図4(C)は裏(内側)面図、
図4(D)はマスクを保護するために集音シートを折り畳んだ時の正面図、
図4(E)は(D)の上面図を示し、集音用シート417を両面接着剤10で折り曲げた集音用シート端部4171と結合しマスクの紐601と一体とし固定する。
また、
図5(A)の正面図、
図5(B)の上面図、
図5(C)の側面図は、縦の長さを3倍とした集音用シート418を両面接着剤10で集音用シート端部4181と結合しマスクの紐601と一体とし固定し、目を守るシールドを設けたものである。
図5(
D)に示す如く、マスクの口が接する面及びマスクの表面に、左右の集音シート418の点線部で折り畳み折り重ねる事で集音シートをマスク保護する。そしてコンパクトに携帯することが出来る。又
図5(D
)において、目を守るシールドも内側又は外側に折りたたんでさらにコンパクトにしてもよい。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0017】
集音シート41、42のサイズは制限はないが、
図3(A)の如く縦長の長方形で良く、縦の長さは
マスク6の紐601を挟みこむ事が出来る程度の長さで、横の長さはマスク幅の1/2程度でも良いし、
図4の如く横長でも良いし、
図5の如くマスク巾で縦長の長方
形型としても良い。
また、
図3(D)は、左右の集音シート41、42をマスク面に折り重ねた後、中央部にマスク面がみえている図としたが、左右の集音シート41、42が重なり合う程度に集音シート41、42を長くして、口が接するマスク面を完全に保護してもよい。
左右の集音シート41、42の折り畳んでいる2枚のシート411、412の間に、
図4(E)の如くマスクも挟み込むようにしても良く、マスクの両面が外部に触れないので更に衛生的である。
また、
図3に示したマスクの紐601と集音用シート41、42
の2枚のシート411、412を
、図4、図5に示す如く接着剤
10や縫製等で固定し1枚の
シート(417又は418)としても良く、シートが1/2で済み経済的である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0023】
[第4実施形態]
図7は本発明第4実施形態を示し、平坦な集音用シート4
4をクリップ8にて耳たぶ101に固定する事を特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0027】
図8に示すテープ9の
横の長さと
縦の長さは、
横の長さ10~60mm、
縦の長さ5~20mmで、耳の裏の
縦の長さと
横の長さに合わせ、シートが落下しないように
テープ9の横の長さと
縦の長さを設定する。
図8(C)は耳の裏の縦の長さとテープ9の縦の長さと同等であるが、耳の裏の縦の長さよりテープ9の縦の長さを長くしてもよい。
テープ9の位置は、
図8(A)の様に
横位置を集音シート4の端部分とし集音シート4の縦長さと同等としもよいし、
テープ9の下端が長辺
の下端から20~50%程度の位置となるように配置
してもよい。これにより、集音用シートが湾曲し、集音可能となる。