(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024016981
(43)【公開日】2024-02-08
(54)【発明の名称】プログラム、情報処理装置、及び情報処理方法
(51)【国際特許分類】
G06Q 50/10 20120101AFI20240201BHJP
【FI】
G06Q50/10
【審査請求】未請求
【請求項の数】12
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022119306
(22)【出願日】2022-07-27
(71)【出願人】
【識別番号】593022629
【氏名又は名称】株式会社ジェーシービー
(71)【出願人】
【識別番号】519091041
【氏名又は名称】JP GAMES株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100126480
【弁理士】
【氏名又は名称】佐藤 睦
(74)【代理人】
【識別番号】100140431
【弁理士】
【氏名又は名称】大石 幸雄
(72)【発明者】
【氏名】青木 芳憲
(72)【発明者】
【氏名】間下 公照
(72)【発明者】
【氏名】南井 享
(72)【発明者】
【氏名】田畑 端
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC11
(57)【要約】
【課題】商品又はサービスの提供のための接客にXR技術をより効果的に利用することに関する技術を提供する。
【解決手段】プログラムは、コンピュータを、店舗において接客を行う接客者に関する接客者情報を記憶する記憶部と、第1端末装置を介して受信した検索条件に基づいて、前記接客者情報のうち、前記接客者の候補を示す候補情報を前記記憶部から取得する制御部と、取得された前記候補情報を前記第1端末装置に送信し、前記接客者の選択を示す選択情報を前記第1端末装置から受信したことに応じて、商品又はサービスの説明のためのXR(Extended Reality)技術を用いた接客の要求を前記選択情報に対応する第2端末装置に送信する通信部とを備える情報処理装置として機能させる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータを、
店舗において接客を行う接客者に関する接客者情報を記憶する記憶部と、
第1端末装置を介して受信した検索条件に基づいて、前記接客者情報のうち、前記接客者の候補を示す候補情報を前記記憶部から取得する制御部と、
取得された前記候補情報を前記第1端末装置に送信し、前記接客者の選択を示す選択情報を前記第1端末装置から受信したことに応じて、商品又はサービスの説明のためのXR(Extended Reality)技術を用いた接客の要求を前記選択情報に対応する第2端末装置に送信する通信部と
を備える情報処理装置として機能させるためのプログラム。
【請求項2】
前記接客者情報は、前記接客者が説明可能な商品又はサービスに関する情報を含む、請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記接客者情報は、前記接客者に対する評価に関する情報を含む、請求項1に記載のプログラム。
【請求項4】
前記検索条件は、説明を希望する商品又はサービスに関する情報を含む、請求項1に記載のプログラム。
【請求項5】
前記記憶部は、店舗において接客のために説明が必要とされる商品又はサービスに関する情報を示すスキル情報を記憶し、
前記制御部は、前記第1端末装置を操作する顧客が来店した店舗で提供される商品又はサービスに対応する前記スキル情報に基づいて、前記候補情報を前記記憶部から取得する、請求項1に記載のプログラム。
【請求項6】
前記制御部は、前記第2端末装置から前記通信部を介して受信した情報に基づいて、XR技術を用いた接客のための制御情報を前記制御部を介して前記第1端末装置に送信する、請求項1に記載のプログラム。
【請求項7】
前記記憶部は、XR技術を用いた接客の方式に関する接客方式情報を顧客情報に対応付けて記憶し、
前記通信部は、前記第1端末装置を操作する顧客に関する顧客情報を受信し、
前記制御部は、前記通信部を介して受信した前記顧客情報に対応づけられた前記接客方式情報に基づいて、XR技術を用いた接客のための制御情報を前記通信部を介して前記第1端末装置に送信する、請求項1に記載のプログラム。
【請求項8】
コンピュータを、
店舗において接客を行う接客者の検索条件に基づく候補を示す候補情報をサーバ装置から受信する通信部と、
画像を出力するように出力部を制御する制御部と
を備え、
前記通信部は、顧客による操作入力に応じて、前記候補情報から選択された前記接客者を示す選択情報を前記サーバ装置に送信し、
前記制御部は、前記選択情報に対応する第2端末装置から送信された情報に基づくXR(Extended Reality)技術を用いた接客のための制御情報を前記通信部を介して受信し、前記制御情報に基づいて、前記出力部を制御する、情報処理装置として機能させるためのプログラム。
【請求項9】
前記情報処理装置は、顧客が決済を行うための装置である、請求項8に記載のプログラム。
【請求項10】
前記情報処理装置は、商品又はサービスの提供者の店舗に設置される装置である、請求項8に記載のプログラム。
【請求項11】
店舗において接客を行う接客者に関する接客者情報を記憶する記憶部と、
第1端末装置を介して受信した検索条件に基づいて、前記接客者情報のうち、前記接客者の候補を示す候補情報を前記記憶部から取得する制御部と、
取得された前記候補情報を前記第1端末装置に送信し、前記接客者の選択を示す選択情報を前記第1端末装置から受信したことに応じて、商品又はサービスの説明のためのXR(Extended Reality)技術を用いた接客の要求を前記選択情報に対応する第2端末装置に送信する通信部と
を備える情報処理装置。
【請求項12】
制御部が、店舗において接客を行う接客者に関する接客者情報を記憶部に記憶することと、
前記制御部が、第1端末装置を介して受信した検索条件に基づいて、前記接客者情報のうち、前記接客者の候補を示す候補情報を前記記憶部から取得することと、
通信部が、取得された前記候補情報を前記第1端末装置に送信し、前記接客者の選択を示す選択情報を前記第1端末装置から受信したことに応じて、商品又はサービスの説明のためのXR(Extended Reality)技術を用いた接客の要求を前記選択情報に対応する第2端末装置に送信することと
を含む情報処理方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム、情報処理装置、及び情報処理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
VR(Virtual Reality)、AR(Augmented Reality)、又はMR(Mixed Reality)などのXR(Extended Reality)の技術が知られている。特許文献1には、XRを利用したアプリケーションの開発用モジュールに関する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
XR技術は、商品又はサービスの提供のための接客に利用されることも想定されるが、XR技術をより効果的に利用することが期待されている。
【0005】
本発明は、商品又はサービスの提供のための接客にXR技術をより効果的に利用することに関する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態に係るプログラムは、コンピュータを、店舗において接客を行う接客者に関する接客者情報を記憶する記憶部と、第1端末装置を介して受信した検索条件に基づいて、前記接客者情報のうち、前記接客者の候補を示す候補情報を前記記憶部から取得する制御部と、取得された前記候補情報を前記第1端末装置に送信し、前記接客者の選択を示す選択情報を前記第1端末装置から受信したことに応じて、商品又はサービスの説明のためのXR(Extended Reality)技術を用いた接客の要求を前記選択情報に対応する第2端末装置に送信する通信部とを備える情報処理装置として機能させる。
【0007】
一実施形態に係る情報処理装置は、店舗において接客を行う接客者に関する接客者情報を記憶する記憶部と、第1端末装置を介して受信した検索条件に基づいて、前記接客者情報のうち、前記接客者の候補を示す候補情報を前記記憶部から取得する制御部と、取得された前記候補情報を前記第1端末装置に送信し、前記接客者の選択を示す選択情報を前記第1端末装置から受信したことに応じて、商品又はサービスの説明のためのXR(Extended Reality)技術を用いた接客の要求を前記選択情報に対応する第2端末装置に送信する通信部とを備える。
【0008】
一実施形態に係る情報処理方法は、制御部が、店舗において接客を行う接客者に関する接客者情報を記憶部に記憶することと、前記制御部が、第1端末装置を介して受信した検索条件に基づいて、前記接客者情報のうち、前記接客者の候補を示す候補情報を前記記憶部から取得することと、通信部が、取得された前記候補情報を前記第1端末装置に送信し、前記接客者の選択を示す選択情報を前記第1端末装置から受信したことに応じて、商品又はサービスの説明のためのXR(Extended Reality)技術を用いた接客の要求を前記選択情報に対応する第2端末装置に送信することとを含む。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、商品又はサービスの提供のための接客にXR技術をより効果的に利用することに関する技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】一実施形態におけるシステムの概要を説明するための概念図である。
【
図2】一実施形態におけるシステム構成の一例を示す概念図である。
【
図3】一実施形態におけるサーバ装置の機能構成の一例を概略的に示すブロック図である。
【
図4】一実施形態における制御部の機能構成の一例を概略的に示すブロック図である。
【
図5】一実施形態における端末装置の機能構成の一例を概略的に示すブロック図である。
【
図6】一実施形態におけるシステムによる例示的な処理の概要を説明するためのシーケンス図である。
【
図7】一実施形態におけるコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図であるシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明の一実施形態におけるシステムについて、図面を参照して詳細に説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。即ち、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形し、又は各実施例を組み合わせる等して実施することができる。また、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には同一または類似の符号を付して表している。
【0012】
[システムの概要]
図1を参照して、本実施形態に係るシステムの概要を説明する。システム1は、VR(Virtual Reality)、AR(Augmented Reality)、又はMR(Mixed Reality)などのXR(Extended Reality)の技術を利用して、商品又はサービスの提供のために利用されるシステムである。
【0013】
システム1は、例えば、店舗における接客の担当者による商品又はサービスの説明のために利用される。本実施形態において、店舗とは、物理的に存在する店舗(以下、「リアル店舗」とも称する。)又はXR技術を用いて実現される店舗(以下、「XR店舗」とも称する。)を含む。XR店舗は、例えば、メタバース又は仮想空間に存在する店舗であってもよい。
【0014】
また、本実施形態において、店舗における接客の担当者は、XR技術を用いて接客を行ってもよい。本実施形態において、XR技術を用いて接客を行う担当者を「XR協力店員」とも称する。XR技術を用いた接客は、例えば、店舗とは異なる場所にいる担当者が端末装置を介して、店舗に来店した顧客に対して、XR技術を使用しながら商品又はサービスの説明などを行うことを含む。
【0015】
店舗に来店した顧客は、例えば、システム1におけるディスプレイ、VRゴーグル、VRミラー、スピーカ、又はホログラム投影機など、ユーザに対してXR技術により何らかの感覚を提示する装置(以下、「XR提示装置」とも称する。)による出力を介して、XR技術を用いた接客を受けることができる。XR技術を用いた接客により、顧客は、例えば、接客担当者の仮想的な像若しくは音声、又は商品の仮想的な像若しくは触覚などを知覚することが可能である。
【0016】
本実施形態において、リアル店舗に来店した顧客を「リアル店舗顧客」とも称する。また、XR店舗に来店した顧客を「XR店舗顧客」とも称する。また、システム1は、店舗及び顧客の間における商品又はサービスの取引の決済のために、決済事業者が提供する決済サービスを利用した決済に関する処理を実行してもよい。
【0017】
本実施形態におけるシステム1の例示的なユースケースとして、リアル店舗顧客は、リアル店舗に来店すると、ホログラム投影機により投影又はティスプレイに表示されたXR協力店員によるスピーカを介した商品説明を受けることができる。当該商品説明の後、商品を購入したいと考えたリアル店舗顧客は、リアル店舗に設置された端末装置を操作して、購入したい商品について決済を行うことができる。
【0018】
以上のように本実施形態によれば、商品又はサービスの提供のための接客において、XR技術をより効果的に利用することができる。例えば、本実施形態によれば、店舗が顧客に対して商品等の説明を行いたい場合に、商品等のそれぞれについて専門知識を有する接客担当者を店舗に常駐させなくとも、顧客が関心を持つ商品について専門知識を有するXR協力店員よる商品の説明を必要なタイミングで、遠隔地からXR技術を用いて行うことが可能である。
【0019】
[システムの構成]
図2を参照して、本実施形態におけるシステム1の構成の一例を説明する。システム1は、サーバ装置10、及び端末装置20(20a、20b、20c)を備える。各装置は、ネットワークNを介して相互に通信可能に構成されている。
【0020】
サーバ装置10は、サーバコンピュータなどの情報処理装置である。サーバ装置10は、1つの情報処理装置(又はコンピュータ。以下同様。)によって構成されてもよいし、クラウドコンピューティング技術又は分散コンピューティング技術等を使用して複数の情報処理装置によって構成されてもよい。
【0021】
端末装置20は、パーソナルコンピュータ、モバイルデバイス、又は専用端末(例えば、決済端末)などの情報処理装置により構成される。端末装置20は、クラウドコンピューティング技術を使用して構成されたサーバ装置10と通信可能に構成されてもよい。
【0022】
ネットワークNは、無線ネットワークや有線ネットワークにより構成される。ネットワークNには、例えば、インターネット、移動体通信網、LAN(Local Area Network)など、任意のネットワークが含まれる。
【0023】
図2に示す例において、システム1は、1つのサーバ装置10、及び3つの端末装置20を含んで構成されているが、システム1に含まれる装置の数はこれに限定されず、システム1は、任意の数の装置を含んでもよい。例えば、システム1は、3つを超えて端末装置20を含んでもよい。なお、以降の説明において、サーバ装置10、又は端末装置20のいずれかの処理として記載されている処理の少なくとも一部が他の装置により実行されてもよい。例えば、サーバ装置10による処理として記載されている処理の一部が、端末装置20で実行されてもよいし、端末装置20による処理として記載されている処理の一部が、サーバ装置10で実行されてもよい。
【0024】
[機能構成]
図3を参照して、サーバ装置10が有する機能を説明する。サーバ装置10は、主な機能構成として、通信部11、データベース12、及び制御部13を有する。
【0025】
サーバ装置10は、一般的な情報処理装置又は専用装置などの情報処理装置が有する他の機能構成を有してもよい。サーバ装置10が有する機能構成は、例えば、サーバ装置10が有するCPU(Central Processing Unit)などの制御装置が、記憶装置に記憶されたコンピュータプログラムを読み込み実行することによって、コンピュータプログラム(ソフトウェア)とハードウェアの協働により実現される。
【0026】
データベース12は、通信部11が受信した情報、サーバ装置10による処理に必要な情報、又はサーバ装置10により生成された情報を含む、各種の情報を記憶する。データベース12は、例えば、XR協力店員など、店舗における接客の担当者の関する情報である接客者情報を記憶する。
【0027】
制御部13は、サーバ装置10により実行される各種機能の処理を制御する。例えば、制御部13は、端末装置20aを介して受信した検索条件に基づいて、データベース12に記憶された上記接客者情報のうち、接客の担当者の候補を示す候補情報をデータベース12から取得する。詳細には、制御部13は、端末装置20aから通信部11を介して受信した検索条件を取得し、データベース12に記憶された上記接客者情報のうち、当該検索条件に適合する情報を接客の担当者の候補を示す候補情報として、データベース12から取得する。制御部13によるさらなる処理の詳細は、後述する。
【0028】
通信部11は、外部装置との通信により各種情報を受信及び送信する。例えば、通信部11は、制御部13により取得された上記候補情報を端末装置20aに送信してもよい。また、通信部11は、端末装置20aから接客の担当者の選択を示す選択情報を受信したことに応じて、商品又はサービスの説明のためのXR(Extended Reality)技術を用いた接客の要求を上記選択情報に対応する端末装置20(例えば、端末装置20b)に送信してもよい。端末装置20aから受信した接客の担当者の選択を示す選択情報とは、例えば、店舗に来店した顧客による操作に応じて端末装置20aから受信した接客の担当者に関する情報であり、当該顧客により選択された接客の担当者を示す情報である。また、上記選択情報に対応する端末装置20とは、例えば、顧客により選択された接客の担当者が操作する端末装置20である。
【0029】
以上のように本実施形態によれば、データベース12は、接客の担当者に関する接客者情報を記憶する。制御部13は、端末装置20aを介して受信した検索条件に基づいて、上記接客者情報のうち、接客の担当者の候補を示す候補情報をデータベース12から取得する。通信部11は、データベース12から取得された上記候補情報を端末装置20aに送信し、接客の担当者の選択を示す選択情報を端末装置20aから受信したことに応じて、商品又はサービスの説明のためのXR技術を用いた接客の要求を上記選択情報に対応する端末装置20bに送信する。その結果、上記のとおり、商品又はサービスの提供のための接客において、XR技術をより効果的に利用することができる。
【0030】
図4を参照して、制御部13により実行される各種機能の例をより詳細に説明する。
図4に示すように、制御部13により実行される機能は、例えば、決済機能131、顧客IF(インタフェース)機能132、接客機能133、及びXR店舗機能134を含む。制御部13は、上記以外の機能をさらに実行してもよいし、上記機能の一部を実行しなくてもよい。
【0031】
(1)決済機能131
決済機能131は、システム1を利用する店舗及び顧客の間における商品又はサービスの取引の決済のための処理を実行する機能である。例えば、制御部13は、XR技術を用いた接客により商品説明を受けた顧客による操作に応じて、端末装置20から通信部11を介して、商品購入のための決済要求を受信する。制御部13は、当該決済要求に基づいて決済事業者のサーバ装置と通信を行うことにより、決済事業者が提供する決済サービスを利用した決済に関する処理を実行する。
【0032】
(2)顧客IF機能132
顧客IF機能132は、店舗に来店した顧客に対するユーザインタフェースの制御に関する処理を実行する機能である。店舗の店員又は店舗に来店した顧客が操作する端末装置20は、ディスプレイ、VRゴーグル、VRミラー、スピーカ、又はホログラム投影機など、店員又は顧客に対してXR技術により何らかの感覚を提示する装置(上記のXR提示装置)を有し、又は当該XR提示装置と接続されている。例えば、制御部13は、制御信号を端末装置20に送信し、XR提示装置による出力を制御する。これにより、店舗に来店した顧客は、XR技術を用いた接客を受けることができ、また、店員は、接客に対する顧客の反応を含む何らかの挙動を認識することが可能である。
【0033】
制御部13は、店舗ごとに最適化されるようにXR提示装置による出力を制御してもよい。当該最適化は、例えば、XR提示装置の種別(機種)に応じて、店舗がXR店舗であるかリアル店舗であるかに応じて、又は店舗の形状若しくは広さに応じて制御されてもよい。
【0034】
制御部13は、例えば、データベース12に予め店舗ごとに対応付けて記憶された店舗情報に基づいて、XR提示装置による出力の最適化を制御してもよい。店舗情報は、XR提示装置による最適な出力に関する情報を含む、店舗の属性情報である。制御部13は、通信部11を介して受信した情報に基づいて、店舗情報をデータベース12に記憶してもよい。店舗情報は、例えば、法人名(屋号)、代表者、連絡先、識別子、XR提示装置の種別情報、XR提示装置による出力に利用されるVR出力のテンプレートデータ(例えば、VR空間の背景データを含む)、又は当該テンプレートデータをカスタマイズしたデータの少なくとも一部を含んでもよい。
【0035】
また、店舗情報は、店頭での接客方針情報を含んでもよい。接客方針情報は、例えば、店舗ごとに、若しくは商品若しくはサービスごとに設定されたXR協力店員が接客を行うか否かの情報、商品である衣類を物理的に実際に試着可能とするかXR技術により試着可能とするかの情報、物理的に試着可能とし商品の色をXR技術により変更可能とするか否かの情報などを含んでもよい。
【0036】
また、制御部13は、端末装置20を操作するユーザ(例えば、店舗の店員又は店舗に来店した顧客)が決済を行うためのユーザインタフェースを端末装置20に表示させるための処理を実行してもよい。
【0037】
(3)接客機能133
接客機能133は、店舗にて接客を行うXR協力店員に関するXR協力店員情報の登録、XR協力店員情報の照会、及びXR協力店員の呼び出しの処理に関する機能である。
【0038】
(3-1)XR協力店員情報の登録
XR協力店員情報は、XR技術を用いた接客を行う接客者(XR協力店員)に関する情報(接客者情報)である。制御部13は、例えば、通信部11を介して受信した登録要求に応じて、XR協力店員情報をデータベース12に記憶することにより、当該XR協力店員情報を登録する。
【0039】
XR協力店員情報は、例えば、XR協力店員の氏名、連絡先、費用精算情報、契約条件情報、専門スキル情報、又は評価情報のうち少なくとも一部を含んでもよい。費用精算情報は、例えば、XR協力店員へ支払われる報酬に関する情報である。契約条件情報は、XR協力店員が行う接客に関する契約条件の情報であり、例えば、接客1回あたり、又は一定期間における接客時間の条件又は報酬条件などを含んでもよい。専門スキル情報は、接客においてXR協力店員が説明可能な商品又はサービスに関する情報であり、例えば、電化製品、ファッション、ワイン、又は調理方法の教示などを含んでもよい。専門スキル情報は、説明可能な商品又はサービスの詳細情報を含んでもよく、例えば、電化製品の種類、ファッションの種類、ワインの種類、又は教示可能な調理方法の種類などに関する情報を含んでもよい。評価情報は、XR協力店員に対する評価に関する情報であり、例えば、店舗又は顧客からの評価情報を含んでもよい。当該評価情報は、数値などによる定量評価であってもよいし、文章などによる定量評価であってもよい。
【0040】
(3-2)XR協力店員情報の照会
XR協力店員情報の照会の機能により、専門スキル、契約条件、又は評価情報などからXR協力店員を検索する機能が提供される。制御部13は、例えば、通信部11を介して、顧客が操作する端末装置20から、XR協力店員情報の照会要求(検索条件を含む。)を受信し、データベース12に記憶されたXR協力店員情報のうち、当該検索条件に適合するXR協力店員情報を候補情報として、データベース12から取得する。上記検索条件は、例えば、顧客が説明を希望する商品又はサービスに関する情報を含んでもよいし、XR協力店員の評価情報を含んでもよいし、顧客が来店する店舗に関する情報を含んでもよい。上記候補情報は、顧客に対して接客を行うXR協力店員の候補を示す情報である。制御部13は、取得した候補情報を通信部11により端末装置20に送信し、顧客が端末装置20の表示部を介して候補情報(XR協力店員情報)を照会できるようにしてもよい。
【0041】
制御部13は、端末装置20を操作する顧客が来店した店舗で提供される商品又はサービスに対応する専門スキル情報に基づいて、上記候補情報をデータベース12から取得してもよい。この場合において、例えば、データベース12は、各店舗において接客のために説明が必要とされる商品又はサービスに関する情報を示す専門スキル情報を予め記憶している。制御部13は、顧客が操作する端末装置20(例えば、端末装置20a)から通信部11を介して、XR協力店員情報の照会要求を受信すると、当該顧客が来店した店舗の情報と関連付けて記憶されている専門スキル情報をデータベース12から取得し、当該専門スキル情報に対応する専門スキル情報を有するXR協力店員情報を候補情報としてデータベース12から取得してもよい。制御部13が、顧客が来店した店舗の情報を特定できるようにするために、例えば、当該店舗の情報が上記照会要求に含まれていてもよいし、他の任意の方法が採用されてもよい。データベース12から取得された候補情報は、上記と同様に、通信部11を介して、端末装置20(例えば、端末装置20a)に送信されてもよい。
【0042】
店舗が必要とする接客スキル情報などを入力し事前照会し、接客時にすぐにXR協力店員を呼び出せるよう店舗ごとにXR協力店員情報が対応付けられてデータベース12に記憶されることにより、店舗ごとにXR協力店員情報が「お気に入り」登録されてもよい。
【0043】
(3-2)XR協力店員の呼び出し
XR協力店員の呼び出しの機能により、店舗に来店した顧客に対して接客を行うXR協力店員を呼び出すことが可能である。例えば、制御部13は、通信部11を介して端末装置20aから接客の担当者の選択を示す選択情報を受信したことに応じて、商品又はサービスの説明のためのXR技術を用いた接客の要求を上記選択情報に対応する端末装置20(例えば、端末装置20b)に送信してもよい。制御部13は、XR協力店員による接客のための操作に応じて端末装置20bから通信部11を介して受信した情報に基づいて、XR技術を用いた接客のための制御情報を端末装置20aに送信してもよい。XR協力店員による接客のための操作は、例えば、商品を顧客に見せるための操作、又は商品を説明するための操作を含んでもよい。
【0044】
データベース12は、XR技術を用いて過去に行われた接客の情報をXR接客情報として記憶しておき、制御部13は、当該XR接客情報をXR協力店員に端末装置20を介して提示するように制御することにより、XR協力店員による接客のサポートを行ってもよい。また、データベース12は、店舗に来店した顧客の情報(属性情報、行動履歴、端末装置20からのアクセス履歴、端末装置20の設定情報などを含む)を記憶しておき、制御部13は、当該顧客の情報に基づいて、当該顧客の接客に最適なXR協力店員を選択し、通信部11により端末装置20を介して顧客に通知してもよい。顧客が操作する端末装置20aは、カメラ又はマイクが内蔵又は接続され、当該カメラにより取得された画像又はマイクにより取得された音声のデータが、サーバ装置10を介して、XR協力店員が接客のために操作する端末装置20bに送信されてもよい。これにより、端末装置20bを操作するXR協力店員は、端末装置20bを介して、顧客又は店舗の様子を把握することが可能である。
【0045】
制御部13は、顧客ごとに最適化されるようにXR提示装置による出力を制御してもよい。この場合において、例えば、制御部13は、顧客が操作する端末装置20aから通信部11を介して顧客情報を受信し、当該顧客情報に対応づけられた接客方式情報をデータベース12から取得する。顧客情報は、例えば、顧客の識別情報を含む。接客方式情報は、顧客ごとに最適化された(又は顧客の希望に応じて設定された)XR提示装置による出力の方式を示す情報であり、例えば、XR提示装置の種別情報(例えば、ディスプレイ、VRゴーグル、VRミラー、スピーカ、又はホログラム投影機)、又はXR提示装置により提示される画像若しくは音声の属性情報を含んでもよい。データベース12は、予め、XR技術を用いた接客の方式に関する接客方式情報を顧客情報に対応付けて記憶している。制御部13は、データベース12から取得した当該接客方式情報に基づいて、XR技術を用いた接客のための制御情報を通信部11を介して端末装置20aに送信してもよい。
【0046】
(4)XR店舗機能134
XR店舗機能134は、XR店舗でのXR協力店員による接客を支援する機能である。例えば、制御部13は、XR店舗ごと又はXR協力店員ごとに設定された店員アバター(見た目の画像、音声、又は言葉遣いが設定された店員のキャラクター)を介して接客ができるように制御してもよい。詳細には、XR協力店員による接客のための操作部への操作入力、又はマイク若しくはカメラへの入力に応じて、端末装置20bから送信された制御信号を通信部11が受信し、制御部13は、当該制御信号と、設定された店員アバターの情報とに基づいて、XR提示装置の出力の制御のための制御信号を通信部11により端末装置20aに送信する。
【0047】
制御部13は、XR協力店員による接客のサポートのために、XR協力店員が操作する端末装置20bにサポート情報を送信してもよい。当該サポート情報は、例えば、XR店舗のコンセプト、及び取扱商品若しくはサービスの情報など、XR店舗の特性情報を含んでもよい。端末装置20bは、受信したサポート情報を表示部に表示する。また、制御部13は、カメラ又はマイクなどにより取得した顧客の画像又は音声のデータを通信部11を介して受信し、当該データをXR協力店員が操作する端末装置20bに送信してもよい。XR協力店員は、当該データの内容を端末装置20bを介して確認することにより、顧客の様子を把握することができる。
【0048】
また、顧客とXR協力店員との間で商談が成立したときに、XR協力店員による操作に応じて、決済機能を呼び出す指示が端末装置20bからサーバ装置10に送信されてもよい。サーバ装置10の制御部13は、当該指示を通信部11を介して受信したことに応じて、顧客が決済の実行に必要な情報の入力のためのインタフェースを顧客に提示するように端末装置20aを制御するための制御信号を端末装置20aに送信してもよい。
【0049】
次に、
図5を参照して、端末装置20が有する機能を説明する。端末装置20は、主な機能構成として、通信部21、データベース22、及び制御部23を有する。通信部21は、外部装置との通信により各種情報を受信及び送信する。データベース22は、通信部21が受信した情報、端末装置20による処理に必要な情報、又は端末装置20により生成された情報を含む、各種の情報を記憶する。制御部23は、端末装置20により実行される各種機能の処理を制御する。
【0050】
端末装置20は、一般的な情報処理装置又は専用装置などの情報処理装置が有する他の機能構成を有してもよい。端末装置20が有する機能構成は、例えば、端末装置20が有するCPUなどの制御装置が、記憶装置に記憶されたコンピュータプログラムを読み込み実行することによって、コンピュータプログラム(ソフトウェア)とハードウェアの協働により実現される。
【0051】
端末装置20が店舗に来店した顧客により操作される端末装置である場合、例えば、次のように機能する。通信部21は、店舗において接客を行う接客者(例えば、XR協力店員)の検索条件に基づく候補を示す候補情報をサーバ装置から受信する。当該候補情報は、顧客の操作入力に応じて端末装置20から上記検索条件がサーバ装置10に送信されたことに応じて、サーバ装置10から通信部21を介して受信されてもよい。通信部21は、顧客による操作入力に応じて、上記候補情報から選択されたXR協力店員を示す選択情報をサーバ装置10に送信してもよい。制御部23は、上記選択情報に対応する端末装置20(例えば、選択情報が示すXR協力店員が使用する端末装置20b)から送信された情報に基づくXR技術を用いた接客のための制御情報を通信部21を介して受信し、当該制御情報に基づいて、XR提示装置を制御してもよい。当該XR提示装置は、端末装置20に接続、又は端末装置20に含まれている。XR提示装置の制御により、例えば、XR提示装置による画像出力又は音声出力などが制御される。
【0052】
端末装置20が店舗に来店した顧客により操作される端末装置である場合において、端末装置20は、顧客が決済を行うための装置(決済端末)であってもよいし、決済端末に接続されていてもよい。また、端末装置20が店舗に来店した顧客により操作される端末装置である場合において、端末装置20は、例えば、商品又はサービスの提供者の店舗に設置される装置であってもよいし、顧客が所有する装置であってもよい。
【0053】
[処理フロー]
図6を参照して、システム1における例示的な処理フローを説明する。以下に説明する各処理ステップは、例えば、サーバ装置10及び端末装置20が有する制御部が、記憶部に記憶されたコンピュータプログラムを読み込み実行することによって、コンピュータプログラム(ソフトウェア)とハードウェアの協働により実現される。
【0054】
システム1において実行される処理の詳細は既に説明しているため、以下の処理フローの説明において、既に説明した内容については簡略化又は省略する。なお、
図6に示す処理の例おいて、端末装置20aは、店舗(リアル店舗又はXR店舗)に来店した顧客により操作される。端末装置20bは、XR協力店員により操作される。
【0055】
ステップS51において、端末装置20aは、顧客による操作入力に応じて、XR協力店員情報の照会要求をサーバ装置10に送信する。当該照会要求は、XR協力店員の検索条件を含む。
【0056】
ステップS52において、サーバ装置10は、記憶部に記憶されたXR協力店員情報のうち、ステップS51で受信した検索条件に適合するXR協力店員情報を候補情報として取得する。
【0057】
ステップS53において、サーバ装置10は、ステップS52で取得された候補情報を端末装置20aに送信する。
【0058】
ステップS54において、端末装置20aは、ステップS53で受信した選択情報を表示部に表示し、顧客による操作入力に応じて、接客の担当者の選択を示す選択情報をサーバ装置10に送信する。
【0059】
ステップS55において、サーバ装置10は、ステップS54で選択情報を受信したことに応じて、商品又はサービスの説明のためのXR技術を用いた接客の要求を上記選択情報に対応する端末装置20bに送信する。
【0060】
ステップS56において、ステップS55で送信された接客の要求に気づいたXR協力店員は、端末装置20bを操作し、XR技術を用いた顧客に対する接客を開始する。XR協力店員の映像及び説明の音声は、端末装置20bに接続された(又は内蔵された)カメラ及びマイクを介して入力される。
【0061】
ステップS57において、端末装置20bは、ステップS56における入力に応じた制御情報をサーバ装置10に送信する。
【0062】
ステップS58において、サーバ装置10は、ステップS57で受信した制御情報に基づいて、XR技術を用いた接客のための制御情報を端末装置20aに送信する。端末装置20aは、受信した制御情報に基づいて、端末装置20aに接続された(又は内蔵された)XR提示装置による出力を制御する。
【0063】
その後、顧客とXR協力店員との間で商談が成立したときに、XR協力店員による操作に応じて、決済機能を呼び出す指示が端末装置20bからサーバ装置10に送信されてもよい。サーバ装置10は、当該指示を受信したことに応じて、顧客が決済の実行に必要な情報の入力のためのインタフェースを顧客に提示するように端末装置20aを制御するための制御信号を端末装置20aに送信してもよい。
【0064】
以上のように本実施形態によれば、商品又はサービスの提供のための接客において、XR技術をより効果的に利用することができる。例えば、本実施形態によれば、店舗が顧客に対して商品等の説明を行いたい場合に、商品等のそれぞれについて専門知識を有する接客担当者を店舗に常駐させなくとも、顧客が関心を持つ商品について専門知識を有するXR協力店員よる商品の説明を必要なタイミングで、遠隔地からXR技術を用いて行うことが可能である。
【0065】
[ハードウェア構成]
図7を参照して、サーバ装置10及び端末装置20をコンピュータ800により実現する場合における、コンピュータ800のハードウェア構成の一例を説明する。なお、それぞれの装置の機能は、複数台の装置に分けて実現することもできる。
【0066】
図7に示すように、コンピュータ800は、プロセッサ801と、メモリ803と、記憶装置805と、入力I/F部807と、データI/F部809と、通信I/F部811、及び表示装置813を含む。コンピュータ800は、図示しないが、各種アクチュエータ(例えば、モータ)、測位モジュール(例えば、GPSモジュール)、又は各種センサを含んでもよい。
【0067】
プロセッサ801は、メモリ803に記憶されているプログラムを実行することによりコンピュータ800における各種の処理を制御する制御部である。
【0068】
メモリ803は、例えばRAM(Random Access Memory)等の記憶媒体である。メモリ803は、プロセッサ801によって実行されるプログラムのプログラムコードや、プログラムの実行時に必要となるデータを一時的に記憶する。
【0069】
記憶装置805は、例えばハードディスクドライブ(HDD)やフラッシュメモリ等の不揮発性の記憶媒体である。記憶装置805は、オペレーティングシステムや、上記各構成を実現するための各種プログラムを記憶する。なお、記憶装置805は、メモリ803と同じデバイスであってよい。
【0070】
入力I/F部807は、ユーザからの入力を受け付けるためのデバイスである。入力I/F部807の具体例としては、キーボードやマウス、タッチパネル、各種センサ、ウェアラブル・デバイス等が挙げられる。入力I/F部807は、例えばUSB(Universal Serial Bus)等のインタフェースを介してコンピュータ800に接続されても良い。
【0071】
データI/F部809は、コンピュータ800の外部からデータを入力するためのデバイスである。データI/F部809の具体例としては、各種記憶媒体に記憶されているデータを読み取るためのドライブ装置等がある。データI/F部809は、コンピュータ800の外部に設けられることも考えられる。その場合、データI/F部809は、例えばUSB等のインタフェースを介してコンピュータ800へと接続される。
【0072】
通信I/F部811は、コンピュータ800の外部の装置と有線又は無線により、インターネットNを介したデータ通信を行うためのデバイスである。通信I/F部811は、コンピュータ800の外部に設けられることも考えられる。その場合、通信I/F部811は、例えばUSB等のインタフェースを介してコンピュータ800に接続される。
【0073】
表示装置813は、各種情報を表示するためのデバイスである。表示装置813の具体例としては、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ、ウェアラブル・デバイスのディスプレイ等が挙げられる。表示装置813は、コンピュータ800の外部に設けられても良い。その場合、表示装置813は、例えばディスプレイケーブル等を介してコンピュータ800に接続される。また、入力I/F部807としてタッチパネルが採用される場合には、表示装置813は、入力I/F部807と一体化して構成することが可能である。
【0074】
[変形例]
上記実施形態におけるシステム1(又は、サーバ装置10、若しくは端末装置20)を実装するためのプログラムは、CD-ROM等の光学ディスク、磁気ディスク、半導体メモリなどの各種の記録媒体を通じて、又は通信ネットワークなどを介してダウンロードすることにより、コンピュータにインストール又はロードすることができる。
【0075】
本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、他の様々な形で実施することができる。上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈されるものではない。
【符号の説明】
【0076】
1 システム
10 サーバ装置
11 通信部
12 データベース
13 制御部
20 端末装置
20a 端末装置
20b 端末装置
20c 端末装置
21 通信部
22 データベース
23 制御部
800 コンピュータ
801 プロセッサ
803 メモリ
805 記憶装置
807 入力I/F部
809 データI/F部
811 通信I/F部
813 表示装置
N ネットワーク