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特開2024-169837プログラム、情報処理システム及び情報処理方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024169837
(43)【公開日】2024-12-06
(54)【発明の名称】プログラム、情報処理システム及び情報処理方法
(51)【国際特許分類】
   H04L 51/00 20220101AFI20241129BHJP
【FI】
H04L51/00
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023086632
(22)【出願日】2023-05-26
(71)【出願人】
【識別番号】519363649
【氏名又は名称】弁理士法人IPX
(74)【代理人】
【識別番号】110002789
【氏名又は名称】弁理士法人IPX
(72)【発明者】
【氏名】押谷 昌宗
(72)【発明者】
【氏名】加藤 有希
(72)【発明者】
【氏名】奥村 光平
(57)【要約】
【課題】より有益なプログラム等を提供する。
【解決手段】本発明の一態様によれば、プログラムが提供される。このプログラムは、コンピュータに、次の各ステップを実行させる。取得ステップでは、来訪者に関する国又は国際機関を示す第1の情報を取得する。選択ステップでは、第1の情報に対応するように、予め用意された複数のテンプレートのうちの少なくとも一つを選択する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
明細書に記載の発明。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム、情報処理システム及び情報処理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、結婚披露宴、誕生日パーティ、記念パーティ、同窓会等のイベントに用いられ、ゲスト全員が楽しめて参加できるイベントサービスシステムを提供することが開示されている。インターネットを利用し、表示装置に映像を表示するイベントサービスシステムであって、参加者端末は、参加者がウエブサイトを利用するためにログインする参加者ログイン手段と、対象物を撮像する撮像手段と、ウエブサイトに撮像した映像を送信する送信手段とを備える。撮像した映像は、送信手段によりインターネット経由で送信され、ウエブサイトのアプリケーションにより表示装置に複数同時に表示可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2017-117137公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明では上記事情に鑑み、より有益なプログラム等を提供することとした。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様によれば、プログラムが提供される。このプログラムは、コンピュータに、次の各ステップを実行させる。取得ステップでは、来訪者に関する国又は国際機関を示す第1の情報を取得する。選択ステップでは、第1の情報に対応するように、予め用意された複数のテンプレートのうちの少なくとも一つを選択する。
【0006】
本発明の一つによれば、より有益なプログラム等を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】参考図である。
図2】参考図である。
図3】参考図である。
図4】参考図である。
図5】参考図である。
図6】参考図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
【0009】
ところで、本実施形態に登場するソフトウェアを実現するためのプログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体(Non-Transitory Computer-Readable Medium)として提供されてもよいし、外部のサーバからダウンロード可能に提供されてもよいし、外部のコンピュータで当該プログラムを起動させてクライアント端末でその機能を実現(いわゆるクラウドコンピューティング)するように提供されてもよい。
【0010】
また、本実施形態において「部」とは、例えば、広義の回路によって実施されるハードウェア資源と、これらのハードウェア資源によって具体的に実現されうるソフトウェアの情報処理とを合わせたものも含みうる。また、本実施形態においては様々な情報を取り扱うが、これら情報は、例えば電圧・電流を表す信号値の物理的な値、0又は1で構成される2進数のビット集合体としての信号値の高低、又は量子的な重ね合わせ(いわゆる量子ビット)によって表され、広義の回路上で通信・演算が実行されうる。
【0011】
また、広義の回路とは、回路(Circuit)、回路類(Circuitry)、プロセッサ(Processor)、及びメモリ(Memory)等を少なくとも適当に組み合わせることによって実現される回路である。すなわち、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等を含むものである。
【0012】
1.ハードウェア構成
本節では、ハードウェア構成について説明する。
【0013】
本実施形態の処理を実行する情報処理装置1は、ハードウェア構成として、通信部11と、記憶部12と、制御部13と、表示部14と、入力部15とを備え、これらの構成要素が情報処理装置1の内部において通信バス10を介して電気的に接続されている。各構成要素についてさらに説明する。
【0014】
通信部11は、USB、IEEE1394、Thunderbolt(登録商標)、有線LANネットワーク通信等といった有線型の通信手段が好ましいものの、無線LANネットワーク通信、3G/LTE/5G等のモバイル通信、BLUETOOTH(登録商標)通信等を必要に応じて含めてもよい。すなわち、これら複数の通信手段の集合として実施することがより好ましい。すなわち、情報処理装置1は、通信部11及びネットワークを介して、外部から種々の情報を通信してもよい。
【0015】
記憶部12は、情報処理装置1の動作に必要な様々な情報を記憶する。記憶部12は、例えば、制御部13によって実行される情報処理装置1に係る種々のプログラム等を記憶するソリッドステートドライブ(Solid State Drive:SSD)等のストレージデバイスとして、あるいは、プログラムの演算に係る一時的に必要な情報(引数、配列等)を記憶するランダムアクセスメモリ(Random Access Memory:RAM)等のメモリとして実施されうる。記憶部12は、制御部13によって実行される情報処理装置1に係る種々のプログラムや変数等を記憶している。また、これらの組み合わせであってもよい。
【0016】
制御部13は、情報処理装置1に関連する全体動作の処理・制御を行う。制御部13は、例えば不図示の中央処理装置(Central Processing Unit:CPU)である。制御部13は、記憶部12に記憶された所定のプログラムを読み出すことによって、情報処理装置1に係る種々の機能を実現する。すなわち、記憶部12に記憶されているソフトウェアによる情報処理が、ハードウェアの一例である制御部13によって具体的に実現されることで、制御部13に含まれる各機能部として実行されうる。これらについては、次節においてさらに詳述する。なお、制御部13は単一であることに限定されず、機能ごとに複数の制御部13を有するように実施してもよい。またそれらの組合せであってもよい。
【0017】
表示部14は、情報処理装置1の筐体に含まれるものであってもよいし、外付けされるものであってもよい。表示部14は、ユーザが操作可能なグラフィカルユーザインターフェース(Graphical User Interface:GUI)の画面を表示する。これは例えば、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ及びプラズマディスプレイ等の表示デバイスを、情報処理装置1の種類に応じて使い分けて実施することが好ましい。
【0018】
入力部15は、情報処理装置1の筐体に含まれるものであってもよいし、外付けされるものであってもよい。例えば、入力部15は、表示部14と一体となってタッチパネルとして実施されてもよい。タッチパネルであれば、ユーザは、タップ操作、スワイプ操作等を入力することができる。もちろん、タッチパネルに代えて、スイッチボタン、マウス、QWERTYキーボード等を採用してもよい。すなわち、入力部15がユーザによってなされた操作入力を受け付ける。当該入力が命令信号として、通信バス10を介して制御部13に転送され、制御部13が必要に応じて所定の制御や演算を実行しうる。
【0019】
ここで、特許請求の範囲に記載の情報処理システムは、少なくとも一つのプロセッサを備える。プロセッサは、プログラムの各ステップがなされるように、プログラムを実行するように構成される。情報処理システムは、複数の装置で構成されてもよいし、一つの装置で構成されてもよい。特許請求の範囲に記載の情報処理システムが一つの装置で構成され場合、その装置の一例は情報処理装置1である。この場合、少なくとも一つのプロセッサは、情報処理装置1の制御部13である。特許請求の範囲に記載の情報処理システムが複数の装置で構成される場合、複数の装置の一例は、複数の情報処理装置である。この場合、少なくとも一つのプロセッサは、複数の情報処理装置それぞれの制御部である。なお、以下では、情報処理装置1の単体が以下に示す処理を実行するものとして説明を行う。
【0020】
情報処理装置1のより具体的な一例としてはPC(Personal Computer)がある。
【0021】
3.情報処理方法
本節では、情報処理装置1が実行する情報処理方法の流れについて説明する。下記に示す通り、情報処理方法は、次の各ステップを備える。本実施形態のプログラムは、情報処理装置1の情報処理方法の各ステップを実行させるプログラムである。なお、処理の順番は適宜入れ替えることができ、複数の処理が同時に実行されてもよいし、一部の処理が省略されてもよい。図1~6は、参考図である。
【0022】
制御部13は、取得ステップとして、来訪者に関する国又は国際機関を示す第1の情報を取得する。
本発明における国には、国に準じる地域又はその他の地域を含む。国際機関とは、複数の国にまたがって存在し、国際的に活動を行う組織である。国際機関は、例えば、世界知的所有権機関、欧州連合知的財産庁等である。来訪者に関する国とは、来訪者の国籍国、来訪者の居住国、来訪者の所属する組織の所在国等であり、来訪者に関する国際機関とは、例えば、来訪者が所属する国際機関である。
【0023】
制御部13は、選択ステップとして、第1の情報に対応するように、予め用意された複数のテンプレートのうちの少なくとも一つを選択する。制御部13は、国又は国際機関に関連する画像を含む複数のテンプレートを予め記憶部12に記憶させ、第1の情報を取得した場合に、テンプレートのうちの少なくとも一つを選択する。
【0024】
このような態様により、来訪者に関する国又は国際機関を示す第1の情報を取得した場合、予め用意された複数のテンプレートのうちの少なくとも一つを選択するプログラムを提供することができる。
【0025】
さらに、制御部13は、出力ステップとして、テンプレートに基づいて、来訪者に提示するための画像データを出力してもよい。画像データは、第1の情報に対応する標章の画像を含む。標章は、例えば、国の国旗、地域のエンブレム、国際機関のシンボルマーク等である。
【0026】
来訪者に提示するための画像データは、例えば、ユーザの所属組織を来訪者が来訪した場合に、ユーザが来訪者に向けて提示する画像データである。来訪者に提示するための画像データは、来訪者を歓迎する画像データであってもよい。
【0027】
このような態様により、制御部13は、来訪者に関する国又は国際機関を示す第1の情報に対応する標章の画像を含む、画像データを出力し、来訪者に提示することができる。
【0028】
さらに、画像データには、第1の情報に対応する標章と、本件特許出願がなされた国の国旗とが交差された態様で描画されてもよい。例えば、本件特許出願がなされた国において、ユーザが来訪者を迎える場合、第1の情報に対応する国旗とユーザの居住国の国旗とが、旗竿の部分で交差された態様で描画されてもよい。本件特許出願が日本でなされた場合、本件特許出願がなされた国の国旗は日本国の国旗である。
【0029】
このような態様により、来訪者とユーザとの友好関係をアピールすることができる。
【0030】
制御部13は、取得ステップとして、さらに、来訪者の氏名と来訪者の所属組織とを含む情報を取得してもよい。画像データには、来訪者の氏名と来訪者の所属組織名とが描画される。
【0031】
このような態様により、制御部13は、来訪者の氏名と来訪者の所属組織名とが描画される、画像データを出力することができる。
【0032】
制御部13は、出力ステップとして、歓迎のメッセージを含む画像データを出力する。歓迎のメッセージは、第1の情報に対応する言語で記載されている。
【0033】
このような態様により、制御部13は、画像データに、第1の情報に対応する言語で歓迎のメッセージを提示することができる。
【0034】
歓迎のメッセージは、例えば、「ようこそ」、「いらっしゃいませ」等である。歓迎のメッセージは、第1の情報に対応する言語で記載されてもよい。例えば、アメリカからの来訪者である場合には、歓迎のメッセージは、「Welcome」、「Thank you for coming」等と英語で記載されてもよい。例えば、韓国からの来訪者である場合には、韓国語で記載されてもよいし、中国からの来訪者である場合には、中国語で記載されてもよい。
【0035】
さらに、制御部13は、受付ステップとして、来訪者の来訪に関するやりとりを含むコミュニケーションデータを受け付けてもよい。制御部13は、取得ステップとして、コミュニケーションデータに基づき、第1の情報を取得してもよい。
【0036】
このような態様により、制御部13は、来訪者の来訪に関するやりとりを含むコミュニケーションデータに基づき、第1の情報を特定することができる。
【0037】
コミュニケーションデータは、来訪者とユーザの間でのコミュニケーションのプロセスで生成するデータである。コミュニケーションデータは、例えば、電子メール、ソーシャルメディアの投稿等のデータである。来訪者の来訪に関するやりとりを含むコミュニケーションデータは、例えば、来訪に関するユーザと来訪者とのやりとりを含む電子メールである。例えば、来訪のやり取りを含む電子メールの中に、来訪者の所属組織の住所が記載されている場合、制御部13は、その住所により、第1の情報を特定することができる。
【0038】
制御部13は、取得ステップとして、コミュニケーションデータに含まれるドメイン情報に基づき、第1の情報を取得してもよい。例えば、電子メールのデータに含まれる来訪者のメールアドレスのドメイン情報に国別の識別情報が含まれる場合、制御部13は、国別の識別情報により、第1の情報を取得することができる。国別の識別情報は、例えば、日本であればjp、イギリスであればuk、ドイツであればde等である。制御部13は、予め記憶部12に国別の識別情報を記憶させてもよい。
【0039】
制御部13は、取得ステップとして、コミュニケーションデータに含まれる来訪者に関する来訪者情報と、インターネット上で得られるオンライン情報とに基づき、第1の情報を取得してもよい。電子メールのデータには、来訪者に関する来訪者情報が含まれる。来訪者情報は、来訪者のメールアドレス、来訪者の氏名、来訪者の肩書き、来訪者の所属する組織名、所属組織のホームページのURL情報等を含む。制御部13は、例えば、電子メールのデータに含まれる来訪者の所属する組織名と、その組織名からインターネットで得られるオンライン情報とに基づき、第1の情報を取得することができる。また、制御部13は、例えば、電子メールのデータに含まれる来訪者の所属組織のホームページのURL情報と、そのURL情報にアクセスした場合に得られるオンライン情報とに基づき、第1の情報を取得することができる。
【0040】
このような態様により、制御部13は、コミュニケーションデータに含まれる来訪者に関する来訪者情報とオンライン情報とに基づき、第1の情報を取得することができる。
【0041】
制御部13は、取得ステップとして、コミュニケーションデータと、予め定められた参照情報とに基づき、第1の情報を取得してもよい。制御部13は、来訪者のメールアドレスや来訪者の氏名と、来訪者に関する国又は国際機関を示す情報とを対応付けて予め記憶部12に記憶させたものを参照情報としてもよい。
【0042】
このような態様によれば、制御部13は、コミュニケーションデータと、予め記憶された参照情報とに基づき、第1の情報を取得することができる。
【0043】
制御部13は、出力ステップとして、ユーザの氏名とユーザの所属組織名とが描画された、画像データを出力してもよい。ここで、ユーザの氏名とユーザの所属組織名とは、第1の情報に対応する言語で記載されてもよい。このような態様により、ユーザと来訪者とのコミュニケーションの円滑化を図ることができる。
【0044】
来訪者の氏名と来訪者の所属組織名とが描画された、画像データが出力される場合、来訪者の氏名と来訪者の所属組織名とは、第1の情報に対応する言語で記載されてもよい。このような態様により、ユーザと来訪者とのコミュニケーションの円滑化を図ることができる。
【0045】
次に記載の各態様で提供されてもよい。
【0046】
(1)プログラムであって、コンピュータに、次の各ステップを実行させ、取得ステップでは、来訪者に関する国又は国際機関を示す第1の情報を取得し、選択ステップでは、前記第1の情報に対応するように、予め用意された複数のテンプレートのうちの少なくとも一つを選択する、プログラム。
【0047】
このような態様により、来訪者に関する国又は国際機関を示す第1の情報を取得した場合、予め用意された複数のテンプレートのうちの少なくとも一つを選択するプログラムを提供することができる。
【0048】
(2)上記(1)に記載のプログラムにおいて、さらに、出力ステップでは、前記テンプレートに基づいて、前記来訪者に提示するための画像データを出力し、ここで、前記画像データは、前記第1の情報に対応する標章の画像を含む、プログラム。
【0049】
このような態様により、来訪者に関する国又は国際機関を示す第1の情報に対応する標章の画像を含む、画像データを出力し、来訪者に提示することができる。
【0050】
(3)上記(2)に記載のプログラムにおいて、前記取得ステップでは、前記来訪者の氏名と前記来訪者の所属組織とを含む情報を取得し、前記画像データには、前記来訪者の氏名と前記来訪者の所属組織名とが描画される、プログラム。
【0051】
このような態様により、来訪者の氏名と来訪者の所属組織名とが描画される、画像データを出力することができる。
【0052】
(4)上記(2)又は(3)に記載のプログラムにおいて、前記出力ステップでは、歓迎のメッセージを含む前記画像データを出力し、ここで、前記メッセージは、前記第1の情報に対応する言語で記載されている、プログラム。
【0053】
このような態様により、画像データに第1の情報に対応する言語で歓迎のメッセージを提示することができる。
【0054】
(5)上記(2)~(4)の何れか一つに記載のプログラムにおいて、前記画像データには、前記標章と、本件特許出願がなされた国の国旗とが交差された態様で描画される、プログラム。
【0055】
このような態様により、来訪者に提示するための画像データにおいて、来訪者との友好関係をアピールすることができる。
【0056】
(6)上記(1)~(5)の何れか一つに記載のプログラムにおいて、さらに、受付ステップでは、前記来訪者の来訪に関するやりとりを含むコミュニケーションデータを受け付け、前記取得ステップでは、前記コミュニケーションデータに基づき、前記第1の情報を取得する、プログラム。
【0057】
このような態様により、来訪に関するやりとりを含むコミュニケーションデータに基づき、第1の情報を取得することができる。
【0058】
(7)上記(6)に記載のプログラムにおいて、前記取得ステップでは、前記コミュニケーションデータに含まれるドメイン情報に基づき、前記第1の情報を取得する、プログラム。
【0059】
このような態様により、コミュニケーションデータに含まれるメールアドレス等のドメイン情報に基づき、第1の情報を取得することができる。
【0060】
(8)上記(6)に記載のプログラムにおいて、前記取得ステップでは、前記コミュニケーションデータに含まれる前記来訪者に関する来訪者情報と、インターネット上で得られるオンライン情報とに基づき、前記第1の情報を取得する、プログラム。
【0061】
このような態様により、コミュニケーションデータに含まれる来訪者に関する来訪者情報とオンライン情報とに基づき、第1の情報を取得することができる。
【0062】
(9)上記(6)に記載のプログラムにおいて、前記取得ステップでは、前記コミュニケーションデータと、予め定められた参照情報とに基づき、前記第1の情報を取得する、プログラム。
【0063】
このような態様によれば、コミュニケーションデータと、予め記憶された参照情報とに基づき、第1の情報を取得することができる。
【0064】
(10)情報処理システムであって、少なくとも一つのプロセッサを備え、前記プロセッサは、上記(1)~(9)の何れか一つに記載のプログラムの各ステップがなされるように、前記プログラムを実行するように構成される、システム。
【0065】
このような態様により、来訪者に関する国又は国際機関を示す第1の情報を取得した場合、予め用意された複数のテンプレートのうちの一つを選択する情報処理システムを提供することができる。
【0066】
(11)情報処理方法であって、上記(1)~(9)の何れか一つに記載のプログラムの各ステップを備える、方法。
【0067】
このような態様により、来訪者に関する国又は国際機関を示す第1の情報を取得した場合、予め用意された複数のテンプレートのうちの一つを選択する情報処理方法を提供することができる。
もちろん、この限りではない。
【0068】
最後に、本発明に係る種々の実施形態を説明したが、これらは、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。当該新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。当該実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6