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特開2024-169905再生制御装置及びその制御方法及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024169905
(43)【公開日】2024-12-06
(54)【発明の名称】再生制御装置及びその制御方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   H04N 5/93 20060101AFI20241129BHJP
   H04N 23/63 20230101ALI20241129BHJP
   H04N 23/60 20230101ALI20241129BHJP
   H04N 21/431 20110101ALI20241129BHJP
   H04N 21/433 20110101ALI20241129BHJP
【FI】
H04N5/93
H04N23/63
H04N23/60 500
H04N21/431
H04N21/433
【審査請求】未請求
【請求項の数】18
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023086766
(22)【出願日】2023-05-26
(71)【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110003281
【氏名又は名称】弁理士法人大塚国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】津川 紘成
(72)【発明者】
【氏名】吉川 晃雄
【テーマコード(参考)】
5C122
5C164
【Fターム(参考)】
5C122EA42
5C122FK37
5C122FK38
5C122FK39
5C122FK41
5C122GA01
5C122GA23
5C122HA13
5C122HA35
5C122HB01
5C122HB05
5C164UB36P
5C164UB41S
5C164UB81P
5C164YA21
(57)【要約】
【課題】 1つのシーンが時系列の複数のファイルに分割して記録さている場合であっても、インデックス等の表示を短時間で実現する。
【解決手段】 記録媒体に記録された、1以上の映像ファイルで構成されるクリップの再生を制御する再生制御装置は、クリップが、所定の単位で分割された複数の映像ファイルで構成される第1の種別のクリップか、第1の種別のクリップとは異なる第2の種別のクリップであるかを判定する判定部と、該判定部により第2の種別のクリップであると判定されたクリップについては、当該クリップを構成する1以上の映像ファイルに基づく情報を表示し、判定部により第1の種別のクリップであると判定されたクリップについては、当該クリップを構成する複数の映像ファイルに基づく情報の表示は行わないように制御する制御部とを有する。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
記録媒体に記録された、1以上の映像ファイルで構成されるクリップの再生を制御する再生制御装置であって、
クリップが、所定の単位で分割された複数の映像ファイルで構成される第1の種別のクリップか、前記第1の種別のクリップとは異なる第2の種別のクリップであるかを判定する判定手段と、
該判定手段により前記第2の種別のクリップであると判定されたクリップについては、当該クリップを構成する1以上の映像ファイルに基づく情報を表示し、前記判定手段により前記第1の種別のクリップであると判定されたクリップについては、当該クリップを構成する複数の映像ファイルに基づく情報の表示は行わないように制御する制御手段と
を有することを特徴とする再生制御装置。
【請求項2】
前記第2の種別のクリップは、所定の単位よりも大きい単位で分割された複数の映像ファイルで構成されるクリップである
ことを特徴とする請求項1に記載の再生制御装置。
【請求項3】
前記第1の種別のクリップは、ユーザが設定した時間長で分割された複数の映像ファイルで構成されるクリップである
ことを特徴とする請求項1に記載の再生制御装置。
【請求項4】
前記第2の種別のクリップは、前記記録媒体に記録可能なファイルサイズに基づいて分割された複数の映像ファイルで構成されるクリップである
ことを特徴とする請求項3に記載の再生制御装置。
【請求項5】
前記第2の種別のクリップは、1つの映像ファイルで構成されるクリップである
ことを特徴とする請求項1に記載の再生制御装置。
【請求項6】
前記制御手段は、
前記第2の種別のクリップであると判定されたクリップについては、当該クリップに属する1以上のファイルから取得した情報に基づく、当該クリップの映像の総時間長に関する情報を表示し、
前記第1の種別のクリップであると判定されたクリップについては、当該クリップに属する複数の映像のファイルの全映像ファイルからの情報取得は行わず、総時間長に関する情報を表示しない、
ように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の再生制御装置。
【請求項7】
前記制御手段は、前記記録媒体に記録された各クリップを、各クリップに属する先頭ファイルのサムネイルをユーザが選択可能な一覧として表示し、前記一覧から選択されたクリップに対応する情報を表示するように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の再生制御装置。
【請求項8】
前記制御手段は、ユーザが選択したクリップのサムネイルに、当該選択したクリップに対応する情報を重畳して表示するように制御する
ことを特徴とする請求項7に記載の再生制御装置。
【請求項9】
前記制御手段は、
複数の映像ファイルに基づく情報は、前記判定手段の判定の結果に応じて表示するか否かを制御し、
クリップを構成する複数の映像ファイルのうちの1つの映像ファイルに基づく情報は、前記判定手段の判定の結果に関わらず表示するように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の再生制御装置。
【請求項10】
前記制御手段は、前記記録媒体に記録されたクリップの一覧を、該当する先頭ファイルのサムネイルで表示する際、前記第1、第2の種別のクリップを識別可能に表示する
ことを特徴とする請求項1に記載の再生制御装置。
【請求項11】
前記制御手段は、
前記第2の種別のクリップであると判定されたクリップについては、当該クリップに属する1以上のファイルに基づいて、当該クリップの映像を再生するように制御し、
前記第1の種別のクリップであると判定されたクリップについては、当該クリップに属する複数の映像のファイルに基づく当該クリップの映像の再生を行わない、
ように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の再生制御装置。
【請求項12】
前記制御手段は、前記一覧の表示中にユーザが選択したクリップに対する所定の処理に係るメニューを表示するメニュー表示手段を含み、
前記メニュー表示手段は、選択されたクリップが前記第1の種別のクリップである場合には、前記メニューにおける前記所定の処理を選択不可として表示し、
前記メニュー表示手段は、選択されたクリップが前記第2の種別のクリップである場合には、前記メニューにおける前記所定の処理を選択可能として表示する
ことを特徴とする請求項7に記載の再生制御装置。
【請求項13】
前記第1の種別のクリップはチャンク分割クリップであり、前記第2の種別のクリップは前記チャンク分割クリップ以外のクリップである
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の再生制御装置。
【請求項14】
前記第1の種別のクリップは、撮影した映像を所定の単位で複数の映像ファイルに分割して記録媒体に記録すると共に、前記クリップの撮影が完了する前に前記記録媒体に記録が完了した映像ファイルを外部装置に転送するチャンク転送機能により、前記記録媒体に記録されるクリップである
ことを特徴とする請求項1に記載の再生制御装置。
【請求項15】
前記第2の種別のクリップは、所定の条件で分割された複数の映像ファイルで構成されたクリップであり、
前記第2の種別のクリップを構成する複数の映像ファイルの最大ファイル数は、前記第1の種別のクリップを構成する複数の映像ファイルの最大ファイル数よりも小さい
ことを特徴とする請求項1に記載の再生制御装置。
【請求項16】
前記第2の種別のクリップは、所定の条件で分割された複数の映像ファイルで構成されたクリップであり、
前記第2の種別のクリップは、同じ時間長の映像を前記第1の種別のクリップとして記録した場合よりも、クリップを構成する複数の映像ファイルのファイル数が小さくなる
ことを特徴とする請求項1に記載の再生制御装置。
【請求項17】
記録媒体に記録された、1以上の映像ファイルで構成されるクリップの再生を制御する再生制御装置の制御方法であって、
クリップが、所定の単位で分割された複数の映像ファイルで構成される第1の種別のクリップか、前記第1の種別のクリップとは異なる第2の種別のクリップであるかを判定する判定工程と、
該判定工程により前記第2の種別のクリップであると判定されたクリップについては、当該クリップを構成する1以上の映像ファイルに基づく情報を表示し、前記判定工程により前記第1の種別のクリップであると判定されたクリップについては、当該クリップを構成する複数の映像ファイルに基づく情報の表示は行わないように制御する制御工程と
を有することを特徴とする再生制御装置の制御方法。
【請求項18】
コンピュータが読み込み実行することで、前記コンピュータに、請求項17に記載の方法の各工程を実行させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は再生制御装置及びその制御方法及びプログラムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、放送局や通信社などの報道現場では、SNS(Social Networking Service)より迅速に正確な情報を伝えるために制作ワークフローの効率化が求められている。その効率化を実現するためにカメラから放送局のファイルサーバに自動で映像ファイルをアップロードするネットワーク転送の重要性が高まっている。このネットワーク転送を実現する手段として、映像ファイルをカメラに装着された記録媒体に対して定期的に分割して記録し、完成した映像ファイルから放送局のファイルサーバに順次転送する手法が挙げられる。例えば、ユーザが指定した短い記録時間単位で分割した映像ファイルを生成して記録し、その分割して記録した映像ファイルを1つのコンテンツとして扱う機能が考えられる。
【0003】
特許文献1には、記録媒体のファイルシステムのファイルサイズ上限を検知して、その上限に合わせて映像ファイルを分割して記録する機能が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2016-167163号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
記録した映像ファイルの情報を取得して表示する機能や再生する機能を機器本体で実行する機能をもつ機器において、その機能を実行するときには、分割したファイルを1つのコンテンツとして扱うために全てのファイルを読み込んで情報を取得する必要がある。
【0006】
特許文献1のように、記録媒体のファイルシステムに応じたサイズでファイル分割記録する場合は、比較的大きなサイズとなるものの、分割数(ファイル数)は比較的少数となるため、情報の取得に時間がかからず、ユーザは快適に機能を実行することが可能である。しかし、その一方で、ユーザが意図した比較的短い単位で分割記録する場合は、分割数が多くなり、ファイルの読み込みに非常に時間がかかり、ユーザが機器の操作時に長い時間待たされることになり、使い勝手が悪くなる。
【0007】
本発明はかかる点に鑑み成されたものであり、1つのシーンが時系列の複数のファイルに分割して記録さている場合であっても、インデックス等の表示を短時間で実現する技術を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この課題を解決するため、例えば本発明の再生制御装置は以下の構成を有する。すなわち、
記録媒体に記録された、1以上の映像ファイルで構成されるクリップの再生を制御する再生制御装置であって、
クリップが、所定の単位で分割された複数の映像ファイルで構成される第1の種別のクリップか、前記第1の種別のクリップとは異なる第2の種別のクリップであるかを判定する判定手段と、
該判定手段により前記第2の種別のクリップであると判定されたクリップについては、当該クリップを構成する1以上の映像ファイルに基づく情報を表示し、前記判定手段により前記第1の種別のクリップであると判定されたクリップについては、当該クリップを構成する複数の映像ファイルに基づく情報の表示は行わないように制御する制御手段とを有する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、1つのシーンが時系列の複数のファイルに分割して記録さている場合であっても、インデックス等の表示を短時間で実現することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】再生制御装置のブロック構成図。
図2】再生インデックス画面の例を示す図。
図3】チャンククリップを表示した再生インデックス画面の例を示す図。
図4】再生インデックス画面の表示処理を示すフローチャート。
図5】再生指示画面の例を示す図。
図6】再生画面の例の例を示す図。
図7】クリップの再生処理を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0012】
図1は、本実施形態における再生制御装置100の内部構成例を示すブロック図である。図1に示すように、再生制御装置100は、バス101、CPU102、ROM103、RAM104、記録媒体105、記録媒体制御部106、操作部107、ファイル処理部108、ファイル種別判別部109、表示部110を有する。
【0013】
バス101は、アドレスバス、データバス、制御バスで構成される。バス101は、再生制御装置100の各構成部の間で命令やデータを通信する際に用いられる。CPU102は、ROM103に格納されたプログラムを呼び出してプログラムを実行し、再生制御装置100の各構成部を制御するためのプロセッサである。ROM103は、プログラムや各種設定情報等が格納されている不揮発性のメモリである。RAM104は、ワークメモリとして使用される揮発性のメモリである。
【0014】
記録媒体105は、映像データを格納するための記録媒体であり、本装置に脱着可能な媒体である。なお、この記録媒体には、ユーザが所有するビデオカメラで既に映像が記録されているとして説明する。記録媒体制御部106は、記録媒体105に対して、映像データの読み出しを行うための制御部である。記録媒体制御部106は、CPU102からの制御に基づいて、記録媒体105に格納された映像ファイルを読み込み、RAM104に展開する。
【0015】
操作部107は、表示部110に表示したUI画面上のメニュー操作といった選択操作を行うための十字キーなどを含むユーザ操作を受け付けるための入力デバイスである。操作部107は、物理的なボタンやスイッチではなく、表示部110の表示画面に重畳するタッチパネルであってもよいし、それらの組み合わせでもよい。
【0016】
ファイル処理部108は、CPU102の制御およびファイル種別判別部109での判別結果に基づいて、RAM104上に展開された映像ファイルなどを使用して各種処理を行う。この処理には、映像ファイルからの情報取得、再生インデックス画面の生成、映像ファイルに含まれる映像データや音声データのデコード処理、デコードした映像データに対する拡大縮小処理、ノイズ低減処理、色変換処理などが含まれる。また、これら処理は処理の種別によってはCPU102がプログラムに従って実行してもよい。
【0017】
ファイル種別判別部109は、RAM104上に展開された映像ファイルに含まれるファイル種別情報(ファイルヘッダ等)からファイル分割クリップ、チャンク分割クリップ、それ以外の分割されていないクリップのいずれなのかを判別する。なお、ここで言うファイル分割クリップとは、1回の撮影記録で、ファイルシステムに依存して所定のサイズで時系列に分割された1以上のファイルを指す。例えば記録媒体のファイルシステムがFAT32である場合に、1つのファイルの上限サイズは4GBとなるので、この4GByteごとに分割されたファイルが、ファイル分割クリップである。本実施形態では、説明を単純化するため、記録媒体105はSDHCカードであって、利用されているファイルシステムはFAT32であることを想定している。SDHCカードは、規格上の最大メモリ容量が32GByteであるため、最大サイズのファイルを最大8個格納可能となる。また、チャンク分割クリップとは、1回の撮影記録で、ユーザに指定された時間になるたびに記録した、時系列な複数のファイルであり、各ファイルの記録後、自動的にファイルサーバ等の外部装置に転送(チャンク転送)される。ユーザが利用するビデオカメラ(不図示)において、ユーザにより、チャンク転送機能の実行が選択されると、チャンク転送時の各映像ファイルの映像の時間長として、30秒、1分、2分の中から選択が可能な機能を有すると想定している。例えば、1ファイルに格納する映像の時間長を30秒としてユーザが設定して6時間の一連の映像を撮影記録した場合、720個のファイルが記録媒体105に記録されることになる。この720個のファイルを総称してチャンク分割クリップと呼ぶ。なお、チャンク分割クリップによる分割する時間長は、撮像装置で撮像する際に撮像装置にて設定するものとする。その際の設定可能な時間長は、上記例に限定されない。ただし、チャンク分割クリップでの分割する映像の時間長(ユーザが設定可能な時間長)は、ファイル分割クリップで分割される各クリップの映像の時間長よりも小さくなるようにする。ファイル分割クリップではファイルシステムの上限ファイルサイズで映像ファイルの分割が行われるが、撮像装置で撮像した最高画質の映像をこの上限サイズで記録可能な時間長よりも大幅に短い時間長を、チャンク分割クリップの時間長として設定可能とする。
【0018】
このように、チャンク分割クリップでのファイルの分割単位は、ファイル分割クリップのファイル分割単位よりも小さくなるため、同じ総時間(撮影時間)のクリップであっても、チャンク分割クリップは、ファイル分割クリップよりもファイル数が多くなる。また、チャンク分割クリップは、撮像装置においてチャンク転送機能の実行が設定された場合に、記録媒体に記録されるクリップである。チャンク転送機能実行時、撮像装置では、ユーザに指定された時間長で映像を分割して映像ファイルを記録媒体に記録する。そして、各映像ファイルの記録媒体への記録完了に応じて、各映像ファイルをファイルサーバなどの外部装置に転送(チャンク転送)することで、クリップの撮影が完了する前に順次転送を行うことができる。そのため、チャンク分割クリップの時間長を大きくすると、分割の時間長を経過する前にクリップの撮影が完了してしまい、クリップの撮影完了前からチャンク転送を開始できなくなる。そのため、撮像装置において設定可能なチャンク分割クリップの分割の時間長は、30秒、1分、2分の、クリップの一般的な記録時間よりも短い時間にするとよい。1分での分割は管理もしやすいため、少なくとも1分を撮像装置において設定可能とする。
【0019】
表示部110は、CPU102の制御下にて、ファイル処理部108で生成された再生インデックス画面(一覧表示)やデコードして再生された映像を表示する表示装置である。なお、図1では再生制御装置100が表示部110を構成要素として有するものとしているが、再生制御装置100が、外部の独立した表示装置と接続し、その外部表示装置を表示部110の代替装置として利用するものとしても構わない。
【0020】
図2は、ファイル処理部108で生成する再生インデックス一覧を表示部110に表示させた表示画面200の例である。画面200は、再生インデックス画面の例を表しており、記録媒体105に格納されているクリップ(に属する先頭ファイル)のサムネイル画像を表示している。本実施形態の表示部110は、図示の如く、最大12個のクリップまで表示できるものとする。また、画面200には、表示中にユーザにより選択されたクリップ201の詳細情報を表示する領域202が設けられている。なお、チャンク分割クリップを構成する複数のファイルは、「共通なファイル名の文字列」+「順番を示す数字」をファイル名として管理されているものとする。ファイル名の命名ルーツは、チャンク分割クリップ以外でも同様であるものとする。
【0021】
領域202に示された情報は、選択したクリップ201が、分割無しの通常クリップであって、その詳細が次の通りであることを示している。
ファイル名:“MVI_0013.Mp4”
解像度(画素数):1920×1080画素
撮影日時:2023年1月1日0時0分25秒から0時1分23秒
時間長:58秒
フレームレート:59.94ピクチャ/秒
【0022】
図3は、再生インデックス画面300の別の例を示している。図示では、ユーザが、チャンク分割クリップ301を選択している場合を示している。チャンク分割クリップ301のサムネイル画像301には、このクリップがチャンク分割クリップであることを示す情報「Chunk」302が重畳表示されている。なお、図示では、チャンク分割クリップであることを示す文字列を表示しているが、ユーザが識別できる形態であれば良く、例えば、チャンク分割クリップを表すアイコンを重畳表示しても構わない。また、詳細を表示する領域には、チャンク分割クリップ301のファイル名や撮影日、解像度、フレームレートが示されているが、参照符号303に示すように、分割された全てのファイルを読みださなければ取得できない情報(総時間長、撮影日時(特に撮影終了時刻)など)は非表示となっている。ファイル分割クリップを選択した場合については、図3のチャンク分割クリップを選択した場合と異なり、分割された全てのファイルを読みださなければ取得できない情報も表示するようにする。ファイル分割クリップについては、前に説明したとおり、分割した映像ファイル数が最大でも8個のため、分割されたすべてのファイルを読み出して情報を表示する。
【0023】
なお、ユーザによるクリップの選択をトリガに、チャンク分割クリップかそれ以外化を識別可能に表示するのではなく、クリップ一覧を表示する際に、個々のクリップが、チャンク分割クリップかそれ以外かを識別可能に表示しても良い。
【0024】
図4は、再生制御装置100において、CPU102の制御下のファイル処理部108による、再生インデックス画面の表示処理に係るフローチャートである。なお、図示のS401a-S401bは、S401aに示された条件が満たされる限り繰り返し処理するループを示している。S407a-S407bも同様である。
【0025】
ユーザが操作部107等から指示ことで、インデックス画面の表示処理が開始されると、S400にて、ファイル処理部108は、クリップの情報を表示する領域が空白の再生インデックス画面を生成して、表示部110に表示する。そして、ファイル処理部108は、処理を次にS401に進める。
【0026】
S401aにて、ファイル処理部108は、以下に説明するS402乃至S406の処理で示される、クリップ情報の表示処理を開始する。なお、先に説明したように、実施形態では、表示するクリップ数の上限数を12としているが、この上限数に特に制限はない。
【0027】
S402にて、ファイル処理部108は、記録媒体105に格納されているクリップのうち、まだ未表示のクリップがあるかどうかを判定する。ファイル処理部108は、未表示クリップが無いと判定、つまり、全クリップを表示したと判定した場合、この再生インデックス画面生成処理を終了する。また、ファイル処理部108は、未表示クリップがあると判定した場合はS403へ処理を進める。
【0028】
S403にて、ファイル処理部108は、先頭の未表示のクリップのファイルをオープンする。また、ファイル処理部108は、そのファイルに付与されている各種情報を取得して、RAM104に格納する。そして、ファイル処理部108は処理をS404に進める。
【0029】
S404にて、ファイル処理部108は、S403で取得した情報に含まれるファイル種別から、該当クリップの種別を判別する。ファイル処理部108は、着目クリップが通常クリップ(分割されていないクリップ)と判定した場合は処理をS405に進める。一方、ファイル処理部108が、着目クリップが、ファイル分割クリップであると判定した場合は、ファイルに付与された情報を取得するために処理をS407aに進める。また、ファイル処理部108は、着目クリップがチャンク分割クリップであると判定した場合は、分割された全ファイルに付与された情報の取得処理は行わず、S410に処理を進める。
【0030】
S405にて、ファイル処理部108は、取得した情報のうち、ファイル分割されたクリップの場合に全てのファイルの情報を取得しなければ生成できないクリップ情報の表示を行う。例えば、クリップの総時間長などが該当する。次にS406に進む。
【0031】
S407aにて、ファイル処理部108は、S403で取得したファイル分割されたクリップの先頭ファイルに付与されたファイル分割数の情報を使用して、分割数だけS408の処理を繰り返す。そして、ファイル処理部108は、このS408にて分割数だけ処理を行うと、S409に処理を進める。
【0032】
S408にて、ファイル処理部108は、着目クリップに含まれる分割された着目ファイルをオープンして、S403と同様にファイルに付与された情報を取得し、RAM104に格納する。この結果、ファイル分割クリップのファイル数分の情報がRAM104に格納されることになる。
【0033】
S409にて、ファイル処理部108は、S407a-S407bのループ処理で取得した分割された全てのファイルの情報からクリップ情報を生成する。そして、ファイル処理部108は処理をS405に進める。
【0034】
S410にて、ファイル処理部108は、チャンク分割クリップであることを示す情報(実施形態では、「Chunk」の文字列)を表示する。そして、ファイル処理部108は処理をS406に進める。
【0035】
S406にて、ファイル処理部108は、他の取得した情報(サムネイル等)を表示する。
【0036】
図5は、後述する図7のフローチャートに基づいて、チャンク分割クリップのクリップ操作画面を開いた時に、ファイル処理部108が生成し、表示部110に表示するメニュー画面の例である。つまり、ファイル処理部108はメニュー表示部としても機能する。
【0037】
画面500は、再生インデックス画面に加え、選択したチャンク分割クリップを操作するため、選択可能な項目を有するメニューが重畳表示される。このメニューの項目の1つに、再生機能を実行するためのボタン501が含まれるが、選択したクリップがチャンク分割クリップである場合は再生機能については選択不可であることを示すためグレー表示される。なお、再生可/不可が識別できれば良いので、他の表示形態でも構わない。
【0038】
図6は、後述する図7のフローチャートに基づいて、クリップを連続再生している際に再生対象のクリップがチャンク分割クリップであった場合に表示部110に表示する画面600の例である。画面600は、クリップ再生中の画面に対して、再生対象のクリップがチャンク分割クリップのため再生が不可能なことを示す領域601を重ねて表示した例である。
【0039】
図7は、再生制御装置100のCPU102の制御下において、ファイル処理部108が、再生インデックス画面に表示されたクリップに対するユーザの選択操作に応じてクリップ操作画面の表示、対象クリップの再生処理のフローチャートである。なお、S705a-S705bは、S705に示された条件を満たす限り、それらの間に挟まれた処理(図示の場合はS705)を繰り返し実行するループ処理を表している。
【0040】
再生インデックス画面において、ユーザが特定のクリップを選択して操作画面の表示を開始すると、まず、S700において、ファイル処理部108は、該当クリップのクリップ情報を取得する。このクリップ情報は、図4のS403やS409でRAM104に格納した情報をしてもよいし、該当クリップのファイルをオープンして取得してもよい。そして、ファイル処理部108は、S701に処理を進める。
【0041】
S701にて、ファイル処理部108は、S700で取得した情報に含まれるファイル種別から着目クリップの種別を判別する。ファイル処理部108は、着目クリップの種別が、チャンク分割クリップであると判定した場合は、S702に処理を進める。また、ファイル処理部108は、着目クリックがチャンク分割クリップ以外であると判定した場合は、処理をS703に進める。
【0042】
S702にて、ファイル処理部108は、図5の例に示すように、再生が不可であるメニューを表示するとともに、本処理を終了する。なお、ユーザが、このメニューの項目「情報表示」を選択した場合、ファイル処理部108は、時間はかかるものの、チャンク分割クリップの前ファイルを情報の取得処理を行う。そして、その取得処理を終えた場合には、再生に必要な全情報(総時間長等)が得られるので再生ボタン501が機能するように、表示する。
【0043】
S703にて、ファイル処理部108は、図5の例に示したものとは逆に再生ボタン501が有効であることを示すメニューを表示するとともに、クリップ操作画面を表示する。そして、ファイル処理部108は、S704に処理を進める。
【0044】
S704にて、ファイル処理部108は、ユーザによる再生指示(再生ボタン501の選択操作)があったか否かを判定する。ファイル処理部108は、ユーザ操作による再生指示があると判定した場合は、S705aに処理を進め、再生指示が無いと判定した場合は本処理を終了する。
【0045】
S705a-S705bでは、ファイル処理部108は、該当クリップのファイル分割数だけ、S706の処理を繰り返す。そして、ファイル処理部108は、S707に処理を進める。
【0046】
S706にて、ファイル処理部108は、該当クリップのファイルをオープンして再生の準備を行うとともに、ファイルに付与された情報を取得する。
【0047】
S707にて、ファイル処理部108は、S706で取得した情報からクリップ情報を生成する。そして、ファイル処理部108は、S708に処理を進める。
【0048】
S708にて、ファイル処理部108は、該当クリップに対してデコードなど各種処理を行い、再生処理を実行する。ファイル処理部108は、クリップの最後まで再生が完了すると、S709に処理を進める。
【0049】
S709にて、ファイル処理部108は、S700で取得したクリップ情報に基づいて、次のクリップが記録媒体105に格納されているかどうかを判定する。この判定には、再度CPU102の制御に基づいて記録媒体制御部106を通じて記録媒体105の状況を確認することで行ってもよい。ここで、ファイル処理部108は、次のクリップが存在すると判定した場合は、連続再生を実行するためにS710に処理を進める。また、ファイル処理部108は、次のクリップが存在しないと判定した場合は本処理を終了する。
【0050】
S710にて、ファイル処理部108は、S706と同様に次に再生するクリップのファイルをオープンして、再生の準備を行うとともに、ファイルに付与された情報を取得する。そして、ファイル処理部108は、S711に処理を進める。
【0051】
S711にて、ファイル処理部108は、該当クリップの情報からS701と同様にチャンク分割クリップか否かを判定する。ファイル処理部108は、チャンク分割クリップであると判定した場合はS712に処理を進め、チャンク分割クリップ以外であると判定した場合は、処理をS708に戻し、S708乃至S711の処理を再度実行する。
【0052】
S712にて、ファイル処理部は、該当クリップがチャンク分割クリップであるために、図6の例に示すように再生が不可能であることを表示して、処理を終了する。
【0053】
以上のように、本実施形態によれば、チャンク分割クリップの場合において、処理に時間のかかる分割されたファイルを全てオープンする処理を省略することができる。これにより、ユーザは当該クリップを含む映像ファイルが記録された記録媒体を用いて再生インデックス画面を表示する際や当該クリップを再生する際に長い時間待たされることを回避することができる。
【0054】
本実施形態では、チャンク分割クリップか否かで処理を分岐しているが、分割数に閾値を設けてその閾値未満か以上かで分岐してもよい。例えば、本実施形態では、想定する最大分割数である720ファイルに分割されたチャンク分割クリップの場合、そのファイルを全てオープンする処理に10から30秒程度の時間がかかり、この時間は分割数によって線形である。そのため、ユーザが操作に不便さを感じる時間、例えば、3秒以内に該当処理を終えられる分割数、すなわち、10ファイル以内を閾値にして分岐することが考えられる。
【0055】
なお、上記実施形態では、各フローチャートに係る処理をファイル処理部108が行うものとして説明したが、CPU102がプログラムを実行することで行っても構わない。
【0056】
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
【0057】
本明細書の開示は、以下の再生制御装置、その制御方法及びプログラムを含む。
(項目1)
記録媒体に記録された、1以上の映像ファイルで構成されるクリップの再生を制御する再生制御装置であって、
クリップが、所定の単位で分割された複数の映像ファイルで構成される第1の種別のクリップか、前記第1の種別のクリップとは異なる第2の種別のクリップであるかを判定する判定手段と、
該判定手段により前記第2の種別のクリップであると判定されたクリップについては、当該クリップを構成する1以上の映像ファイルに基づく情報を表示し、前記判定手段により前記第1の種別のクリップであると判定されたクリップについては、当該クリップを構成する複数の映像ファイルに基づく情報の表示は行わないように制御する制御手段と
を有することを特徴とする再生制御装置。
(項目2)
前記第2の種別のクリップは、所定の単位よりも大きい単位で分割された複数の映像ファイルで構成されるクリップである
ことを特徴とする項目1に記載の再生制御装置。
(項目3)
前記第1の種別のクリップは、ユーザが設定した時間長で分割された複数の映像ファイルで構成されるクリップである
ことを特徴とする項目1に記載の再生制御装置。
(項目4)
前記第2の種別のクリップは、前記記録媒体に記録可能なファイルサイズに基づいて分割された複数の映像ファイルで構成されるクリップである
ことを特徴とする項目3に記載の再生制御装置。
(項目5)
前記第2の種別のクリップは、1つの映像ファイルで構成されるクリップである
ことを特徴とする項目1に記載の再生制御装置。
(項目6)
前記制御手段は、
前記第2の種別のクリップであると判定されたクリップについては、当該クリップに属する1以上のファイルから取得した情報に基づく、当該クリップの映像の総時間長に関する情報を表示し、
前記第1の種別のクリップであると判定されたクリップについては、当該クリップに属する複数の映像のファイルの全映像ファイルからの情報取得は行わず、総時間長に関する情報を表示しない、
ように制御する
ことを特徴とする項目1乃至5のいずれか1つに記載の再生制御装置。
(項目7)
前記制御手段は、前記記録媒体に記録された各クリップを、各クリップに属する先頭ファイルのサムネイルをユーザが選択可能な一覧として表示し、前記一覧から選択されたクリップに対応する情報を表示するように制御する
ことを特徴とする項目1乃至6のいずれか1つに記載の再生制御装置。
(項目8)
前記制御手段は、ユーザが選択したクリップのサムネイルに、当該選択したクリップに対応する情報を重畳して表示するように制御する
ことを特徴とする項目7に記載の再生制御装置。
(項目9)
前記制御手段は、
複数の映像ファイルに基づく情報は、前記判定手段の判定の結果に応じて表示するか否かを制御し、
クリップを構成する複数の映像ファイルのうちの1つの映像ファイルに基づく情報は、前記判定手段の判定の結果に関わらず表示するように制御する
ことを特徴とする項目1乃至8のいずれか1つに記載の再生制御装置。
(項目10)
前記制御手段は、前記記録媒体に記録されたクリップの一覧を、該当する先頭ファイルのサムネイルで表示する際、前記第1、第2の種別のクリップを識別可能に表示する
ことを特徴とする項目1乃至9のいずれか1つに記載の再生制御装置。
(項目11)
前記制御手段は、
前記第2の種別のクリップであると判定されたクリップについては、当該クリップに属する1以上のファイルに基づいて、当該クリップの映像を再生するように制御し、
前記第1の種別のクリップであると判定されたクリップについては、当該クリップに属する複数の映像のファイルに基づく当該クリップの映像の再生を行わない、
ように制御する
ことを特徴とする項目1乃至10のいずれか1つに記載の再生制御装置。
(項目12)
前記制御手段は、前記一覧の表示中にユーザが選択したクリップに対する所定の処理に係るメニューを表示するメニュー表示手段を含み、
前記メニュー表示手段は、選択されたクリップが前記第1の種別のクリップである場合には、前記メニューにおける前記所定の処理を選択不可として表示し、
前記メニュー表示手段は、選択されたクリップが前記第2の種別のクリップである場合には、前記メニューにおける前記所定の処理を選択可能として表示する
ことを特徴とする項目7に記載の再生制御装置。
(項目13)
前記第1の種別のクリップはチャンク分割クリップであり、前記第2の種別のクリップは前記チャンク分割クリップ以外のクリップである
ことを特徴とする項目1乃至12のいずれか1項目に記載の再生制御装置。
(項目14)
前記第1の種別のクリップは、撮影した映像を所定の単位で複数の映像ファイルに分割して記録媒体に記録すると共に、前記クリップの撮影が完了する前に前記記録媒体に記録が完了した映像ファイルを外部装置に転送するチャンク転送機能により、前記記録媒体に記録されるクリップである
ことを特徴とする項目1に記載の再生制御装置。
(項目15)
前記第2の種別のクリップは、所定の条件で分割された複数の映像ファイルで構成されたクリップであり、
前記第2の種別のクリップを構成する複数の映像ファイルの最大ファイル数は、前記第1の種別のクリップを構成する複数の映像ファイルの最大ファイル数よりも小さい
ことを特徴とする項目1に記載の再生制御装置。
(項目16)
前記第2の種別のクリップは、所定の条件で分割された複数の映像ファイルで構成されたクリップであり、
前記第2の種別のクリップは、同じ時間長の映像を前記第1の種別のクリップとして記録した場合よりも、クリップを構成する複数の映像ファイルのファイル数が小さくなる
ことを特徴とする項目1に記載の再生制御装置。
(項目17)
記録媒体に記録された、1以上の映像ファイルで構成されるクリップの再生を制御する再生制御装置の制御方法であって、
クリップが、所定の単位で分割された複数の映像ファイルで構成される第1の種別のクリップか、前記第1の種別のクリップとは異なる第2の種別のクリップであるかを判定する判定工程と、
該判定工程により前記第2の種別のクリップであると判定されたクリップについては、当該クリップを構成する1以上の映像ファイルに基づく情報を表示し、前記判定工程により前記第1の種別のクリップであると判定されたクリップについては、当該クリップを構成する複数の映像ファイルに基づく情報の表示は行わないように制御する制御工程と
を有することを特徴とする再生制御装置の制御方法。
(項目18)
コンピュータが読み込み実行することで、前記コンピュータに、項目1乃至16のいずれか1つに記載の装置の各手段として機能させるためのプログラム。
【0058】
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
【符号の説明】
【0059】
100…再生制御装置、101…バス、102…CPU、103…ROM、104…RAM、105…記録媒体、106…記録媒体制御部、107…操作部、108…ファイル処理部、109…ファイル種別判別部、110…表示部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7