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特開2024-170008ファスニング製品のリサイクル構造およびリサイクル方法
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  • 特開-ファスニング製品のリサイクル構造およびリサイクル方法 図1
  • 特開-ファスニング製品のリサイクル構造およびリサイクル方法 図2A
  • 特開-ファスニング製品のリサイクル構造およびリサイクル方法 図2B
  • 特開-ファスニング製品のリサイクル構造およびリサイクル方法 図2C
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024170008
(43)【公開日】2024-12-06
(54)【発明の名称】ファスニング製品のリサイクル構造およびリサイクル方法
(51)【国際特許分類】
   C08J 11/08 20060101AFI20241129BHJP
【FI】
C08J11/08 ZAB
【審査請求】有
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023086914
(22)【出願日】2023-05-26
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2024-05-01
(71)【出願人】
【識別番号】507119847
【氏名又は名称】東和株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000800
【氏名又は名称】デロイトトーマツ弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 恵一
(72)【発明者】
【氏名】藤井 秀明
(72)【発明者】
【氏名】菅野 陽一
【テーマコード(参考)】
4F401
【Fターム(参考)】
4F401AA27
4F401BA10
4F401CA32
4F401CA50
4F401EA46
(57)【要約】
【課題】本発明は、簡易かつ確実にファスニング製品のリサイクルを実現して脱炭素活動に資するファスニング製品のリサイクル構造を提供する。
【解決手段】ファスニング製品のリサイクル構造において、エレメント1は、1つのエレメント片10に対して、エレメント片10の生地2への挟着部11が、先端側が互いに接近した一対の挟着片12により構成され、挟着部11に挟着される生地2は、一対の挟着片12で包囲される空間を埋めるように軸芯3が挿入されて構成され、軸芯3が水溶性の溶解糸により構成されると共に、生地2の経糸22が水溶性の溶解糸により構成されていることを特徴とする。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ファスナーのエレメントを生地から分離するファスニング製品のリサイクル構造であって、
前記エレメントは、該エレメントの1つのエレメント片に対して、該エレメント片の前記生地への挟着部が、先端側が互いに接近した一対の挟着片により構成され、
前記挟着部に挟着される前記生地は、前記一対の挟着片で包囲される空間を埋めるように軸芯が挿入されて構成され、
前記軸芯が水溶性の溶解糸により構成されていることを特徴とするファスニング製品のリサイクル構造。
【請求項2】
請求項1記載のファスニング製品のリサイクル構造において、
前記生地の経糸が水溶性の溶解糸により構成されていることを特徴とするファスニング製品のリサイクル構造。
【請求項3】
請求項1または2記載のファスニング製品のリサイクル構造において、
前記軸芯を溶解させた際に、前記一対の挟着片を介して前記エレメントから前記生地を引き抜くことを補助する治具であって、該エレメントを囲う断面C型の分離補助具を用いることを特徴とするファスニング製品のリサイクル方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ファスナーのエレメントを生地から分離するファスニング製品のリサイクル構造およびリサイクル方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種のファスニング製品のリサイクルとしては、ファスニング製品を有する物品等から、鉄やアルミニウム等の不純物の含有濃度を低くして目的の金属をリサイクルすることが可能なリサイクルとしては、下記特許文献1の方法が知られている。
【0003】
かかる従来のリサイクル方法では、金属部品を含むファスニング製品を有する物品を熱処理(炭化処理)工程を行った後、残った金属部品を破砕する破砕工程によって得られた破砕物から、特定の金属を含む破砕片を選別する選別工程を実行するリサイクル方法である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2022-175567号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、かかる従来のファスニング製品のリサイクル方法では、熱処理(炭化処理)工程を必要とするため、直接的な二酸化炭素の排出抑制という観点からも課題があるばかりでなく、金属部品の破砕や選別といった工程が必要であることからも間接的な二酸化炭素の排出抑制という観点からも課題があった。
【0006】
上記の点に鑑み、本発明は、簡易かつ確実にファスニング製品のリサイクルを実現して脱炭素活動に資するファスニング製品のリサイクル構造およびリサイクル方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1発明のファスニング製品のリサイクル構造は、ファスナーのエレメントを生地から分離するファスニング製品のリサイクル構造であって、
前記エレメントは、該エレメントの1つのエレメント片に対して、該エレメント片の前記生地への挟着部が先端側が互いに接近した一対の挟着片により構成され、
前記挟着部に挟着される前記生地は、前記一対の挟着片で包囲される空間を埋めるように軸芯が挿入されて構成され、
前記軸芯が水溶性の溶解糸により構成されていることを特徴とする。
【0008】
第1発明のファスニング製品のリサイクル構造によれば、軸芯を水溶性の溶解糸により構成することで、リサイクルの際に、ファスニング製品を水分に暴露することで、軸芯が溶解して無くなり、生地は一対の挟着片の間を通過することが可能となり、生地からエレメントを容易に分離することができる。
【0009】
すなわち、生地は生挟着部に挟着されることが無くなって分離されるため、エレメントを完全に分離することができる。
【0010】
そのため、水分に暴露させるという、直接的な二酸化炭素の排出を伴わない方法であるばかりではなく、粉砕や選別といった工程を不要として間接的な二酸化炭素の排出抑制を実現することができる。
【0011】
このように、第1発明のファスニング製品のリサイクル構造によれば、簡易かつ確実にファスニング製品のリサイクルを実現して脱炭素活動に資することができる。
【0012】
第2発明のファスニング製品のリサイクル構造は、第1発明において、
前記生地の経糸が水溶性の溶解糸により構成されていることを特徴とする。
【0013】
第2発明のファスニング製品のリサイクル構造によれば、経糸を水溶性の溶解糸により構成することで、ファスニング製品を水分に暴露することで、生地は経糸が溶解して緯糸のみになり、挟着片が通過する際の抵抗が低下し、エレメントは容易に分離される。
【0014】
このように、第2発明のファスニング製品のリサイクル構造によれば、軸芯を溶解糸により構成することに加えて生地の経糸を溶解糸とすることで、より簡易かつ確実にファスニング製品のリサイクルを実現して脱炭素活動に資することができる。
【0015】
第3発明のファスニング製品のリサイクル方法は、第1発明または第2発明のファスニング製品のリサイクル構造において、
前記軸芯を溶解させた際に、前記一対の挟着片を介して前記生地から前記エレメントを引き抜くことを補助する治具であって、該エレメントを囲う断面C型の分離補助具を用いることを特徴とする。
【0016】
第3発明のファスニング製品のリサイクル方法によれば、エレメントを囲う断面C型の分離補助具を用いることで、エレメントを生地全体から分離することを補助することができる。
【0017】
このように、第3発明のファスニング製品のリサイクル方法によれば、より簡易かつ確実にファスニング製品のリサイクルを実現して脱炭素活動に資することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本実施形態のファスニング製品のリサイクル構造を示す斜視図。
図2A】本実施形態の分離補助具の構成を示す説明図。
図2B】本実施形態の分離補助具の使用方法を示す説明図。
図2C】本実施形態の分離補助具の使用方法を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0019】
図1を参照して、本発明の一実施形態としてのファスナーのエレメント1を生地2から分離するファスニング製品のリサイクル構造について説明する。
【0020】
ファスナーを構成するエレメント1は、エレメント1の1つのエレメント片10に対して、該エレメント片10の生地2への挟着部11が、先端側が互いに接近した一対の挟着片12により構成される。
【0021】
なお、エレメント片10には、互いに対向するエレメント1同士がスライダーを介して互い違いにかみ合うための凸部13と、凸部13の裏面側には凸部13に対応した凹部(図示省略)が設けられている。
【0022】
生地2は、緯糸21と経糸22とを組み合わせて編まれおり、挟着部11に挟着されるために、一対の挟着片12で包囲される空間を埋めるように軸芯3が挿入されて構成される。軸芯3はエレメント1における挟着片の形状により、1本または複数本で構成される。
【0023】
ここで、エレメント1を生地2から分離するために、軸芯3が水溶性の溶解糸により構成される。
【0024】
軸芯3を水溶性の溶解糸により構成することで、リサイクルの際に、ファスニング製品を水分に暴露することで、軸芯3が溶解して無くなり、生地2は一対の挟着片12の間を通過することが可能となる。これにより、エレメント1を生地2から簡易かつ確実に分離することができる。
【0025】
さらに、軸芯3を水溶性の溶解糸により構成することに、加えてまたは代えて、生地2の経糸22を水溶性の溶解糸により構成してもよい。
【0026】
経糸22を水溶性の溶解糸により構成することで、ファスニング製品を水分に暴露することで、生地2は経糸22が溶解して緯糸21のみになり、緯糸21は挟着片12の抵抗が低下し挟着片12の間を通過させることができる。これにより、エレメント1を生地2から簡易かつ確実に分離することができる。
【0027】
また、特に、経糸22を水溶性の溶解糸により構成する場合には、生地2の挟着部11部分(その近傍を含む)に配置される経糸22のみを溶解糸により構成し、その他の部分の経糸22は溶解糸でない糸(通常の糸)としてもよい。この場合にも、挟着部11の生地2は、水分の暴露により経糸22が溶解して緯糸21のみになり、この緯糸21は(挟着片12の抵抗が低下し)挟着片12の間を容易に通過させることができる。そのため溶解糸の使用量を削減してコストダウンを図りながら同等の作用効果を得ることができる。
【0028】
以上説明したように、本実施形態のファスニング製品のリサイクル構造によれば、軸芯3および生地2の経糸22を水溶性の溶解糸により構成することで、リサイクルの際に、ファスニング製品を水分に暴露することで、生地2を一対の挟着片12の間を容易に通過させることができ、エレメント1と生地2とを簡易かつ確実に分離することができる。
【0029】
そのため、水分に暴露させるという、直接的な二酸化炭素の排出を伴わない方法であるばかりではなく、粉砕や選別といった工程を不要として間接的な二酸化炭素の排出抑制を実現することができる。
【0030】
このように、本実施形態のファスニング製品のリサイクル構造によれば、簡易かつ確実にファスニング製品のリサイクルを実現して脱炭素活動に資することができる。
【0031】
なお、本実施形態において、生地2の経糸22の溶解温度が、軸芯3の溶解温度である第1溶解温度よりも高い第2溶解温度となる溶解糸により構成されることが好ましい。
【0032】
これにより、種々のファスニング製品に対して、一次的に第1溶解温度の水(温水)で暴露させて軸芯3を溶解させてエレメント1の分離を行いながら、仮に、第1溶解温度でエレメント1の分離に不都合があった場合(例えば、挟着片の先端形状が鋭利な場合等で分離が不十分な場合)でも、二次的に第2溶解温度の水(温水)に暴露させて生地2の経糸22まで溶解させることで、エレメント1の分離を確実なものとすることができる。
【0033】
また、ファスニング製品の水分への暴露については、種々の方法が採用され得る。例えば、温水の噴射やスプレーまたは水蒸気をエレメント1部分を中心に散布等する場合のほか、複数のファスニング製品を収納した収納袋を温水に浸漬して水分に暴露する方法や、逆に、温水で満たした溶解槽にファスニング製品を含浸させてもよい。
【0034】
なお、ファスニング製品を温水に浸ける際は、ファスニング製品が浮き上がらないように適宜、ファスニング製品を金属性のネットで挟むことや固定を行うことも選択できる。また、ファスニング製品を一度に大量に含浸させる場合には、ファスニング製品をロール状に巻いてバンド等で固定することによりファスニング製品自体の嵩を小さくしてもよい。
【0035】
また、本実施形態は、溶解糸を用いたエレメント1の分離について説明したが、これに限定されるものではなく、溶解糸の利用に加えてまたは代えて、エレメント1自体をより分離し易い構造としてもよい。例えば、エレメント片10の一対の挟着片12の形状を、対向する先端の三角部分を略半円形状(半楕円形状を含む)とすることにより、軸芯3の溶解により生地2の引っ掛かりを少なくして生地2をスムーズに挟着部11から脱離させることができる。
【0036】
次に、図2を参照して、分離補助具4について説明する。分離補助具4は、一対の挟着片12を介して生地2からエレメント1を引き抜くことを補助する治具であって、エレメント1を囲う断面C型の形状を成す。
【0037】
図2Aに一例を示すように、分離補助具4は、例えば、一対の樋状部材41,42をヒンジ等の回動軸部43により向かい合わせに接続した構造であって、回動軸部43を介して開閉可能に構成される。
【0038】
次に、図2Bおよび図2Cを参照して、かかる分離補助具4の使用方法について説明する。
【0039】
まず、図2Bに示すように、分離補助具4を開いた状態で、ファスニング製品のファスナのエレメント1を内部に収納して生地2を挟み込むようにして閉じた状態とする。そして、分離補助具4内に温水を挿通させることにより、軸芯3および分離補助具4内の生地2の緯糸21を溶解させる。
【0040】
次いで、図2Cに示すように、分離補助具4を垂直に立てた状態で、生地2を分離補助具4から引き抜くことで、分離補助具4内エレメント1が残されて分離される。そして、分離されたエレメント1は、下側から順番にエレメント片10が落下して分離補助具4から離脱させることができる。
【0041】
このように、エレメントを囲う断面C型の分離補助具4を用いることで、生地2をエレメント1全体から容易に分離することを補助することができる。
【0042】
なお、分離補助具4は、開閉式に限らず、固定された断面C型の形状であってもよい。この場合には、分離補助具4の一端から、エレメント1が内部に生地2が外部となるように挿通させて用いられる。
【0043】
また、分離補助具4を用いる場合の水分の暴露について、エレメント1を内部に配置した状態で分離補助具4内に温水を挿通させる場合について説明したが、これに限定されるものではない。これに加えてまたは代えて、エレメント1を上記種々の方法で予め水分に暴露させた後に、分離補助具4を用いてエレメント1と生地2とを分離させてもよい。
【0044】
また、本実施形態では、経糸22の一部または全部を溶解糸で構成する場合について説明したが、これに代えてまたは加えて緯糸21の一部または全部を溶解糸で構成するようにしてもよい。
【符号の説明】
【0045】
1…エレメント、2…生地、3…軸芯、4…分離補助具、10…エレメント片、11…挟着部、12…挟着片、13…凸部、21…緯糸、22…経糸、41,42…樋状部材、43…回動軸部。
図1
図2A
図2B
図2C
【手続補正書】
【提出日】2024-01-23
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ファスナーのエレメントを生地から分離するファスニング製品のリサイクル構造であって、
前記エレメントは、該エレメントの1つのエレメント片に対して、該エレメント片の前記生地への挟着部が、先端側が互いに接近した一対の挟着片により構成され、
前記挟着部に挟着される前記生地は、前記一対の挟着片で包囲される空間を埋めるように軸芯が挿入されて構成され、
前記軸芯が水溶性の溶解糸により構成され
前記生地の経糸が水溶性の溶解糸により構成されていることを特徴とするファスニング製品のリサイクル構造。
【請求項2】
請求項1記載のファスニング製品のリサイクル構造において、
前記軸芯を溶解させた際に、前記一対の挟着片を介して前記エレメントから前記生地を引き抜くことを補助する治具であって、該エレメントを囲う断面C型の分離補助具を用いることを特徴とするファスニング製品のリサイクル方法。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0007】
第1発明のファスニング製品のリサイクル構造は、ファスナーのエレメントを生地から分離するファスニング製品のリサイクル構造であって、
前記エレメントは、該エレメントの1つのエレメント片に対して、該エレメント片の前記生地への挟着部が、先端側が互いに接近した一対の挟着片により構成され、
前記挟着部に挟着される前記生地は、前記一対の挟着片で包囲される空間を埋めるように軸芯が挿入されて構成され、
前記軸芯が水溶性の溶解糸により構成され
前記生地の経糸が水溶性の溶解糸により構成されていることを特徴とする
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】削除
【補正の内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0013】
また、発明のファスニング製品のリサイクル構造によれば、経糸を水溶性の溶解糸により構成することで、ファスニング製品を水分に暴露することで、生地は経糸が溶解して緯糸のみになり、挟着片が通過する際の抵抗が低下し、エレメントは容易に分離される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0014】
このように、第発明のファスニング製品のリサイクル構造によれば、軸芯を溶解糸により構成することに加えて生地の経糸を溶解糸とすることで、より簡易かつ確実にファスニング製品のリサイクルを実現して脱炭素活動に資することができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0015】
発明のファスニング製品のリサイクル方法は、第1発明のファスニング製品のリサイクル構造において、
前記軸芯を溶解させた際に、前記一対の挟着片を介して前記生地から前記エレメントを引き抜くことを補助する治具であって、該エレメントを囲う断面C型の分離補助具を用いることを特徴とする。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0016】
発明のファスニング製品のリサイクル方法によれば、エレメントを囲う断面C型の分離補助具を用いることで、エレメントを生地全体から分離することを補助することができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0017】
このように、第発明のファスニング製品のリサイクル方法によれば、より簡易かつ確実にファスニング製品のリサイクルを実現して脱炭素活動に資することができる。