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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024171348
(43)【公開日】2024-12-12
(54)【発明の名称】エンジン試験用の温調システム
(51)【国際特許分類】
   G01M 15/02 20060101AFI20241205BHJP
【FI】
G01M15/02
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023088276
(22)【出願日】2023-05-30
(71)【出願人】
【識別番号】000003207
【氏名又は名称】トヨタ自動車株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】000001834
【氏名又は名称】三機工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001210
【氏名又は名称】弁理士法人YKI国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】山本 健嗣
【テーマコード(参考)】
2G087
【Fターム(参考)】
2G087AA02
2G087BB27
2G087CC24
2G087EE01
2G087EE19
(57)【要約】
【課題】エンジン冷却水を迅速に加熱昇温する。
【解決手段】エンジン試験用の温調システム1である。温調システム1は、外気により、エンジン排ガス90をエンジンオイル91の耐熱温度まで冷却して、冷却済み排ガス92を生成する排ガス用冷却部20bと、冷却済み排ガス92によりエンジンオイル91を加熱して、加熱済みオイル93を生成するオイル用加熱部20aと、加熱済みオイル93によりエンジン冷却水94を加熱して、加熱済み冷却水95を生成する冷却水用加熱部20dと、エンジンオイル91が予め定められた温度より高い場合に、オイル用加熱部20aをバイパスさせて、冷却済み排ガス92を流すバイパス回路20c1と、を備える。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
エンジン試験用の温調システムであって、
外気により、エンジン排ガスをエンジンオイルの耐熱温度まで冷却して、冷却済み排ガスを生成する排ガス用冷却部と、
前記冷却済み排ガスにより前記エンジンオイルを加熱して、加熱済みオイルを生成するオイル用加熱部と、
前記加熱済みオイルによりエンジン冷却水を加熱して、加熱済み冷却水を生成する冷却水用加熱部と、
前記エンジンオイルが予め定められた温度より高い場合に、前記オイル用加熱部をバイパスして、前記冷却済み排ガスを流すバイパス回路と、を備える、
ことを特徴とするエンジン試験用の温調システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジン試験用の温調システムに関し、特に、エンジン冷却水の加熱昇温機能を有する温調システムに関する。
【背景技術】
【0002】
エンジン単体で性能検証を行うための試験装置(エンジンベンチ)が知られている。このような試験装置には、エンジンの発熱により温度上昇したエンジンオイルやエンジン冷却水を冷却する温調装置が設けられている。
【0003】
また、エンジン試験用の装置ではないが、車両に搭載されたエンジンに関し、エンジン冷却水を加熱してエンジン暖機を早める装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2006-176042号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
エンジン試験において、エンジン冷却水を迅速に加熱昇温できる構成が望まれている。
【0006】
本発明の目的は、エンジン冷却水を迅速に加熱昇温できる、エンジン試験用の温調システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るエンジン試験用の温調システムは、外気により、エンジン排ガスをエンジンオイルの耐熱温度まで冷却して、冷却済み排ガスを生成する排ガス用冷却部と、前記冷却済み排ガスにより前記エンジンオイルを加熱して、加熱済みオイルを生成するオイル用加熱部と、前記加熱済みオイルによりエンジン冷却水を加熱して、加熱済み冷却水を生成する冷却水用加熱部と、前記エンジンオイルが予め定められた温度より高い場合に、前記オイル用加熱部をバイパスして、前記冷却済み排ガスを流すバイパス回路と、を備える、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、エンジン試験において、排ガスの熱を、エンジンオイルを介してエンジン冷却水に伝えて、エンジン冷却水を迅速に加熱昇温することができる。また、エンジンオイルに対する過剰な加熱が抑制されるので、エンジンオイルの劣化を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】温調システムの概略構成図である。
図2】(A)は試験規定の説明図であり、(B)は電動弁、送風機、および電動ダンパの制御に関する説明図である。
図3】別の温調システムの概略構成図である。
図4】(A)はさらに別の温調システムの概略構成図であり、(B)は温調システムの他構成の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。なお、本発明は、ここに記載される実施形態に限定されるものではない。全ての図面において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0011】
図1は、エンジン試験用の温調システム1の概略構成図である。この温調システム1は、エンジン2単体にて機能、耐久、適合評価等を実施するためのエンジンベンチ(試験装置)のために設けられたシステム(車両開発試験用の温調システム)である。特に、この温調システム1では、エンジン2に供給される、エンジンオイル及びエンジン冷却水(以下、LLCと言う)の温度が調整される。
【0012】
従来の温調システムは、エンジン2の発熱により温度上昇した、エンジンオイル及びLLCを冷却することを目的とした構成であり、エンジンオイル及びLLCを積極的に加熱昇温する機能を備えていなかった。すなわち、それらに対する加熱昇温は、エンジン2の発熱によるものであった。従来構成では、図1におけるオイル温調装置50に関し、エンジンオイルが、エンジン2、ポンプ54、及び熱交換器52(オイル冷却用)が配置された回路を循環する構成であった。また、LLC温調装置60に関し、LLCが、エンジン2及び熱交換器62(LLC冷却用)が配置された回路(LLC加熱用の熱交換器23が配置されていない回路)を循環する構成であった。
【0013】
しかし、このような従来構成では、図2(A)に示すように、LLCを規定時間tR内に規定温度まで昇温させる試験条件(試験規定)がある場合、その試験条件に係るエンジン試験を実施できないことがあった。例えば、小型・小出力エンジンでは発熱量が少ないため、LLCの昇温速度が遅く、LLCを規定時間tR内に規定温度まで昇温しきれない事象が散見された。そこで、本実施形態の温調システム1(図1)は、LLCを加熱昇温する機能を備え、上記のような試験条件に対応できる構成としている。
【0014】
温調システム1は、図1に示すように、オイル用加熱部20a、排ガス用冷却部20b、排ガス切替え回路20c、及びLLC用加熱部20d(冷却水用加熱部20dとも言う)を備える。
【0015】
排ガス用冷却部20bは、外気により、エンジン2から排出されたエンジン排ガス90をエンジンオイル91の耐熱温度まで冷却して、冷却済み排ガス92を生成する。オイル用加熱部20aは、冷却済み排ガス92によりエンジンオイル91を加熱して、加熱済みオイル93を生成する。LLC用加熱部20dは、加熱済みオイル93によりLLC94を加熱して、加熱済みLLC95(加熱済み冷却水95とも言う)を生成する。
【0016】
このような温調システム1の構成により、LLCを迅速に加熱昇温すること(加熱済みLLC95を得ること)ができる。また、オイル用加熱部20aでは、冷却済み排ガス92(温度調整された排ガス)でエンジンオイル91を加熱するので、エンジンオイル91の劣化を抑制することができる。
【0017】
また、排ガス切替え回路20cは、エンジンオイル91が予め定められた温度より高い場合に、排ガス92をオイル用加熱部20aに流さないようにして、排ガス92をバイパス回路20c1に流すように構成される。これにより、エンジンオイル91に対する過剰な加熱を防ぐことができ、エンジンオイル91の劣化を効果的に抑制することができる。
【0018】
具体的に、温調システム1について説明する。温調システム1は、エンジンオイル91の循環路を備える。エンジンオイル91の循環路には、エンジン2、ポンプ54、電動弁12b、オイル用加熱部20a(熱交換器21)、電動弁14b、LLC用加熱部20d(熱交換器23)、および熱交換器52が配置されている。また、ポンプ54と熱交換器52の間には、電動弁12aが配置されている。また、熱交換器23をバイパスさせる配管には、電動弁14aが配置されている。
【0019】
温調システム1は、LLC94の循環路を備える。LLC94の循環路には、エンジン2、熱交換器62、およびLLC用加熱部20d(熱交換器23)が配置されている。
【0020】
オイル用加熱部20aは、熱交換器21を備える。熱交換器21は、冷却済み排ガス92とエンジンオイル91を熱交換させる。オイル用加熱部20a(熱交換器21)は、排ガス92からの熱を回収して、熱媒としてのエンジンオイル91に伝える熱回収回路(排ガス熱の回収器)として機能する。
【0021】
LLC用加熱部20dは、熱交換器23を備える。熱交換器23は、加熱済みオイル93とLLC94を熱交換させる。LLC用加熱部20d(熱交換器23)は、排ガス92から回収された熱を有するエンジンオイル(加熱済みオイル93)で、LLC94を加熱するLLC加熱回路(回収熱の放熱器)として機能する。
【0022】
なお、熱交換器62は、LLCと冷却水を熱交換させるものであり、LLCの冷却に用いられる。また、熱交換器52は、エンジンオイルと冷却水を熱交換させるものであり、エンジンオイルの冷却に用いられる。
【0023】
温調システム1は、温度調節器31と、エンジンオイルの温度T1(オイル温度T1と言う)を検出する温度検出器41を備える。温度調節器31は、オイル温度T1に基づいて電動弁12a,12bを比例制御し、オイル用加熱部20aに流れるエンジンオイル91の量を制御する。
【0024】
図2(B-a)は、オイル温度T1に応じた電動弁12a,12bの開閉制御を概略的に示す図である。同図に示すように、温度調節器31は、オイル温度T1が低い場合には、電動弁12aの開度を小さくして、電動弁12bの開度を大きくする。これにより、オイル温度T1が低い場合、オイル用加熱部20aに向かうエンジンオイル91の量が多くなる。一方、温度調節器31は、オイル温度T1が高い場合には、電動弁12aの開度を大きくして、電動弁12bの開度を小さくする。これにより、オイル温度T1が高い場合、オイル用加熱部20aに向かうエンジンオイルの量が少なくなる。なお、電動弁12bは、温度検出器41によるオイル温度T1の検出に必要なエンジンオイルの流れを確保するために、完全に閉じることがないようにする(最低開度が設けられる)とよい。
【0025】
また、図1に示すように、温調システム1は、温度調節器33と、LLCの温度T3(LLC温度T3と言う)を検出する温度検出器43を備える。温度調節器33は、LLC温度T3に基づいて電動弁14a,14bを比例制御し、LLC用加熱部20dに流れる加熱済みオイル93の量を制御する。
【0026】
図2(B-d)は、LLC温度T3に応じた電動弁14a,14bの開閉制御を概略的に示す図である。同図に示すように、温度調節器33は、LLC温度T3が低い場合には、電動弁14aの開度を小さくして、電動弁14bの開度を大きくする。これにより、LLC温度T3が低い場合、LLC用加熱部20dに向かう加熱済みオイル93の量が多くなる。一方、温度調節器33は、LLC温度T3が高い場合には、電動弁14aの開度を大きくして、電動弁14bの開度を小さくする。これにより、LLC温度T3が高い場合、LLC用加熱部20dに向かう加熱済みオイル93の量が少なくなる。
【0027】
図1に示すように、排ガス90は、エンジン2から排出される。排ガス90は、排ガス用冷却部20b、排ガス切替え回路20c、オイル用加熱部20a、及び排気ファン70を通って、外部に導かれる。
【0028】
排ガス用冷却部20bは、送風機15と、電動ダンパ16a,16bと、温度調節器32と、排ガスの温度T2(排ガス温度T2と言う)を検出する温度検出器42を備える。送風機15は、外気を吸い込んで、外気をダンパ16a,16bに向かって吹き出すように構成されている。送風機15から吹き出されて、ダンパ16aを通過した外気は、排ガス90と混合して、排ガス90を冷却する。送風機15は、排ガス90(排ガス90の熱)を希釈する空気を供給するファンとして機能する。
【0029】
温度調節器32は、排ガス温度T2に基づいて、送風機15の回転数制御とダンパ16a,16bの比例制御を行って、排ガス90に混合させる冷却用外気の量を制御する。図2(B-b)は、排ガス温度T2に応じた送風機15の回転数制御を概略的に示す図である。また、図2(B-c)は、図2(B-b)の破線で囲った部分を拡大した図であり、排ガス温度T2に応じたダンパ16a,16bの開閉制御を概略的に示す図である。
【0030】
図2(B-b)に示すように、温度調節器32は、排ガス温度T2が高くなるほど、送風機15の回転数を大きくする。すなわち、排ガス温度T2が高くなるほど、ダンパ16aを通過させる冷却用外気の量を多くする。なお、同図に示すように、排ガス温度T2が比較的低い場合には、送風機15の回転数は一定であってよい。
【0031】
また、図2(B-c)に示すように、温度調節器32は、排ガス温度T2が高い場合には、ダンパ16aの開度を大きくして、ダンパ16bの開度を小さくする。これにより、ダンパ16aを通過する冷却用外気の量が多くなる。なお、送風機15の回転数を変化させる排ガス温度T2の領域(図2(B-b)参照)では、ダンパ16aの開度を大きくして、ダンパ16bの開度を小さくした状態を維持するとよい。一方、温度調節器32は、排ガス温度T2が低い場合には、ダンパ16aの開度を小さくして、ダンパ16bの開度を大きくする。これにより、ダンパ16aを通過する冷却用外気の量が少なくなる。
【0032】
図1に示すように、排ガス切替え回路20cは、電動ダンパ17a,17bを備える。ダンパ17aは、オイル用加熱部20aに向かう回路に配置されており、ダンパ17bは、バイパス回路20c1に配置されている。
【0033】
温度調節器31は、オイル温度T1に基づいてダンパ17a,17bを制御する。具体的には、温度調節器31は、オイル温度T1が予め定められた温度より高い場合(オイル温度T1が過昇温である場合)には、ダンパ17aを閉じて、ダンパ17bを開く。すなわち、温度調節器31は、排ガス92をオイル用加熱部20aに流さないようにして、排ガス92をバイパス回路20c1に流すようにする。これにより、エンジンオイル91の過剰な温度上昇を防ぐことができる。一方、温度調節器31は、オイル温度T1が予め定められた温度以下である場合(オイル温度T1が過昇温ではない場合)には、ダンパ17aを開いて、ダンパ17bを閉じる。すなわち、温度調節器31は、排ガス92をオイル用加熱部20aに流して、排ガス92をバイパス回路20c1に流さないようにする。
【0034】
以上説明した実施形態によれば、排ガスの熱を回収することで、エンジンオイル91及びLLC94を昇温することができる。エンジンオイル91及びLLC94を加熱するために、特別な熱源(専用のヒータなど)を用いないので、消費エネルギーの増加を抑制することができる。
【0035】
また、図2(A)に示すように、LLCを規定時間tR以内に規定温度まで昇温させる試験条件がある場合、その試験条件に係るエンジン試験を実施することが可能となる。例えば、小型・小出力エンジン(発熱量が小さいエンジン)であっても、LLCを規定時間tR内に規定温度まで昇温することができる。
【0036】
次に、変形例について説明する。図3は、別の温調システム1aの概略構成図である。温調システム1a(図3)は、以上で説明した温調システム1(図1)から排ガス用冷却部20bを省いた構成である。このような温調システム1a(図3)においても、LLCを加熱昇温することができる。なお、この実施形態の場合、エンジンオイルが比較的高温になりやすく、エンジンオイルが劣化する可能性が考えられるため、エンジンオイルを保護する観点では、温調システム1(図1)がより好ましい形態と言える。
【0037】
また、図示されていないが、温調システム1a(図3)から排ガス切替え回路20c(バイパス回路20c1)をさらに省いて、排ガス90を直接、オイル用加熱部20a(熱交換器21)に使用する構成としてもよい。このような温調システムであっても、LLCを加熱昇温することができる。なお、この実施形態の場合でも、エンジンオイルが比較的高温になりやすく、エンジンオイルが劣化する可能性が考えられるため、エンジンオイルを保護する観点では、温調システム1(図1)がより好ましい形態と言える。
【0038】
図4(A)は、さらに別の温調システム1bの概略構成図である。なお、図4(A)では、エンジンオイルが流れる回路が省略されている。温調システム1b(図4(A))は、市販の熱媒油(オイル191)を用いて、LLCを加熱昇温する構成である。
【0039】
温調システム1bは、オイル191の循環路を備える。オイル191の循環路には、熱交換器25と熱交換器23が配置されている。熱交換器25は、冷却済み排ガス92によりオイル191を加熱して、加熱済みオイル193を生成する。熱交換器23は、加熱済みオイル193によりLLC94を加熱して、加熱済みLLC95を生成する。このような温調システム1bにおいても、LLCを加熱昇温することができる。オイル191が熱媒油(エンジンオイルではない油)なので、オイル191を比較的高温にすることができる。
【0040】
図4(B)は、温調システムのさらに他の構成を示す概略図である。温調システム1c(図4(B))では、エンジンオイル91の循環路にヒータ80を設けている。同様に、LLC94の循環路にヒータ82を設けている。ヒータ80,82は、例えば、電気ヒータ、温水ヒータ、または蒸気ヒータ等であってよい。このような温調システム1cにおいても、エンジンオイル及びLLCを加熱昇温することができる。
【符号の説明】
【0041】
1,1a,1b,1c 温調システム(エンジン試験用の温調システム)、2 エンジン、12a,12b,14a,14b 電動弁、15 送風機、16a,16b ダンパ(風量制御ダンパ)、17a,17b ダンパ(オイル過昇温防止ダンパ)、20a オイル用加熱部(回路)、20b 排ガス用冷却部(回路)、20c 排ガス切替え回路、20c1 バイパス回路、20d 冷却水用加熱部(LLC用加熱部,回路)、21 熱交換器(熱回収器)、23,25 熱交換器、31,32,33 温度調節器、41,42,43 温度検出器、50 オイル温調装置、52 熱交換器、54 ポンプ、60 LLC温調装置、62 熱交換器、70 排気ファン、80,82 ヒータ、90 エンジン排ガス、91 エンジンオイル、92 冷却済み排ガス、93 加熱済みオイル、94 エンジン冷却水(LLC)、95 加熱済み冷却水(加熱済みLLC)、191 オイル、193 加熱済みオイル。
図1
図2
図3
図4