(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024171718
(43)【公開日】2024-12-12
(54)【発明の名称】電子部品モジュール
(51)【国際特許分類】
H05K 7/14 20060101AFI20241205BHJP
B60R 16/02 20060101ALI20241205BHJP
H02G 3/16 20060101ALI20241205BHJP
【FI】
H05K7/14 C
B60R16/02 610Z
H02G3/16
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023088876
(22)【出願日】2023-05-30
(71)【出願人】
【識別番号】000006895
【氏名又は名称】矢崎総業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001771
【氏名又は名称】弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
(72)【発明者】
【氏名】浅田 祥太
【テーマコード(参考)】
5E348
5G361
【Fターム(参考)】
5E348AA02
5E348AA07
5E348AA16
5E348AA25
5E348AA32
5E348AA35
5G361BA01
5G361BB01
5G361BC01
(57)【要約】
【課題】組立の作業負荷を軽減することができる電子部品モジュールを提供する。
【解決手段】電子部品モジュール1は、電子部品6が実装される第一基板2と、第一基板2と積層方向Zに対向して配置される第二基板3と、第一基板2と第二基板3との間に配置され、当該第一基板2と第二基板3を電気的に接続する複数のヘッダーピン5aと、第一基板2及び第二基板3を積層方向Zに沿って間隔をあけて保持するフレーム4とを備える。このフレーム4は、複数のヘッダーピン5aを保持する保持部12,12Aを一体に含んで構成される。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子部品が実装される第一基板と、
前記第一基板と積層方向に対向して配置される第二基板と、
前記第一基板と前記第二基板との間に配置され、前記第一基板と前記第二基板を電気的に接続する複数のヘッダーピンと、
前記第一基板及び前記第二基板を前記積層方向に沿って間隔をあけて保持するフレームと、を備え、
前記フレームは、
複数の前記ヘッダーピンを保持する保持部を一体に含んで構成される
ことを特徴とする電子部品モジュール。
【請求項2】
前記フレームは、
前記保持部と一体に形成され、かつ当該フレームが前記第一基板及び前記第二基板を保持した保持状態において、前記第一基板と前記第二基板との間の内部空間を覆うように位置する枠部と、
前記枠部において前記内部空間に面して前記形成され、前記保持部に保持された前記ヘッダーピンと前記第一基板との接続部位に対して前記積層方向と交差する対向方向に対向して位置する切欠き部と、を有する
請求項1に記載の電子部品モジュール。
【請求項3】
前記切欠き部は、
前記内部空間と外部空間とを連通し、かつ前記接続部位を前記対向方向から目視可能に形成される
請求項2に記載の電子部品モジュール。
【請求項4】
前記フレームは、
前記第一基板に電気的に接続されるコネクタ端子を収容し、かつ相手側コネクタに嵌合可能に形成されるコネクタハウジングを一体に含んで構成される
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電子部品モジュール。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子部品モジュールに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の電子部品モジュールとして、第一基板と、第一基板と対向して配置される第二基板と、当該第一基板と当該第二基板との間に配置され、第二基板に固定される第一ピンヘッダおよび第二ピンヘッダとを備えるものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来の電子部品モジュールでは、当該電子モジュールの組立作業において、第二基板にヘッダーピンを取付けた後、当該第二基板を第一基板に固定するためのフレームを第二基板に取付けているが、組立の作業負荷の観点で改善の余地がある。
【0005】
本発明は、組立の作業負荷を軽減することができる電子部品モジュールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る電子部品モジュールは、電子部品が実装される第一基板と、前記第一基板と積層方向に対向して配置される第二基板と、前記第一基板と前記第二基板との間に配置され、前記第一基板と前記第二基板を電気的に接続する複数のヘッダーピンと、前記第一基板及び前記第二基板を前記積層方向に沿って間隔をあけて保持するフレームと、を備え、前記フレームは、複数の前記ヘッダーピンを保持する保持部を一体に含んで構成されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る電子部品モジュールによれば、組立の作業負荷を軽減することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】
図1は、実施形態に係る電子部品モジュールの概略構成を示す斜視図である。
【
図2】
図2は、電子部品モジュールの分解斜視図である。
【
図3】
図3は、電子部品モジュールの主要部を示す部分拡大斜視図である。
【
図4】
図4は、電子部品モジュールの主要部を示す平面図である。
【
図5】
図5は、電子部品モジュールの主要部を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態に係る電子部品モジュールについて図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記実施形態により本発明が限定されるものではない。すなわち、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれ、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
【0010】
[実施形態]
図1に示す電子部品モジュール1は、例えば、自動車等の車両に搭載される電気接続箱やワイヤハーネス等に組み込まれるものである。電気接続箱は、ワイヤハーネス等の接続処理用部品を構成するコネクタ、ヒューズ、リレー、分岐部、電子制御ユニット等の電装品を集約して内部に収容するものである。ワイヤハーネスは、例えば、車両に搭載される各装置間の接続のために、電源供給や信号通信に用いられる電線を、コネクタ等で一度に各装置に接続するものである。
【0011】
電子部品モジュール1は、第一基板2と、第二基板3と、フレーム4と、22本のヘッダーピン5aで構成されるヘッダーピン群5,5Aと、筐体100とを含んで構成される。電子部品モジュール1は、これら第一基板2、第二基板3、及びフレーム4等が筐体100の内部に収容されたものである。筐体100は、例えば、絶縁性を有する合成樹脂によって形成される。筐体100は、例えば、積層方向Zに分割されたロアカバー、アッパーカバーの2層構造となっている。
【0012】
なお、以下の説明において、便宜上、図示のX方向、Y方向、及び、Z方向のうち、X方向が「第1幅方向X」を意味し、Y方向が「第2幅方向Y」を意味し、Z方向が「積層方向Z」を意味する。第1幅方向Xと第2幅方向Yと積層方向Zとは、相互に直交する。ここでは、積層方向Zは、第一基板2及び第二基板3の板厚方向に相当し、第1幅方向X及び第2幅方向Yと交差する方向に相当する。また、積層方向Zは、フレーム4に対して、第一基板2側を「第一基板方向Z1」、第二基板3側を「第二基板方向Z2」とする。
【0013】
第一基板2及び第二基板3は、例えば、エポキシ樹脂、ガラスエポキシ樹脂、紙エポキシ樹脂やセラミック等の絶縁性の材料からなる絶縁層に銅等の導電性の材料によって配線パターン(プリントパターン)が印刷されている。
【0014】
第一基板2は、
図2に示すように、各種の電子部品6が実装され、これらを電気的に接続する電子回路を構成するものである。電子部品6は、例えば、コンデンサ、リレー、抵抗、トランジスタ、ヒューズ等である。電子部品6は、第一基板2の実装面2a側に設けられる。第一基板2は、積層方向Zから視た形状が矩形に形成される。第一基板2は、実装面2aから裏面に向けて貫通するスルーホール2bが複数設けられている。
【0015】
第二基板3は、例えば、コネクタ7、不図示のIPS(Intelligent Power Switch)、マイコン等が実装され、これらを電気的に接続する電子回路を構成するものである。第二基板3は、第一基板2と同様に、積層方向Zから視た形状が矩形に形成されるが、当該第一基板2に対して相対的に異なるサイズを有する。本実施形態における第二基板3は、例えば、第一基板2に比べて相対的にサイズが小さい。第二基板3は、第一基板2と積層方向Zに対向して配置される。
【0016】
フレーム4は、第一基板2及び第二基板3を積層方向Zに沿って間隔をあけて保持するものである。フレーム4は、例えば、絶縁性を有する樹脂材料等によって形成される。フレーム4は、枠部10と、複数の梁部11と、保持部12,12Aとを含んで構成される。
【0017】
枠部10は、フレーム4が第一基板2及び第二基板3を保持した保持状態において、第一基板2と第二基板3との間の内部空間20を覆うように位置する部分である。枠部10は、
図4に示すように、積層方向Zから視た形状が矩形に形成される。枠部10は、フレーム4が第二基板3を保持した状態で、当該第二基板3の外周端を覆い隠すように形成される。枠部10は、フレーム4が第一基板2を保持した状態で、当該第一基板2の外周端の一部を覆うように形成される。枠部10は、フレーム4が第一基板2及び第二基板3をそれぞれ保持するための係止構造を有する。本実施形態における枠部10は、第二基板3に組み付けられるヘッダーピン群5の数に応じて切欠き部13を有する。本実施形態では、2つのヘッダーピン群5に対して、フレーム4には2つの切欠き部13が設けられている。2つの切欠き部13は、いずれも同一の形状を有する。
【0018】
切欠き部13は、
図5に示すように、いずれも、フレーム4が第一基板2及び第二基板3を保持した保持状態において、内部空間20に面して形成される。
図5は、
図1に示す電子部品モジュール1を第2幅方向Yの一方から視た図である。また、切欠き部13は、上記保持状態において、フレーム4の保持部12,12Aに保持された複数のヘッダーピン5aに対して、積層方向Zと交差する対向方向に対向して形成される。具体的には、切欠き部13は、上記保持状態において、保持部12,12Aに保持されたヘッダーピン5aと第一基板2との接続部位Pに対して積層方向Zと交差する対向方向に対向して位置する。接続部位Pは、例えば、第一基板2のスルーホール2bに挿通されたヘッダーピン5aと当該第一基板2上の配線パターン(不図示)との接続部位であって、半田付けが行われる部分である。
【0019】
切欠き部13は、積層方向Zと交差する対向方向から視た場合、枠部10の第一基板方向Z1側の端部から第二基板方向Z2側に向けて凹むように、矩形状に形成される。切欠き部13は、長辺に対応する第1幅方向Xまたは第2幅方向Yの長さが、ヘッダーピン群5,5Aの第1幅方向Xまたは第2幅方向Yの長さに対応する。また、切欠き部13は、内部空間20と外部空間とを連通し、上記保持状態において接続部位Pを対向方向から目視可能に形成される。切欠き部13は、短辺に対応する積層方向Zの長さ(深さ)が、第一基板2の板厚より長く、第一基板2の実装面2aから保持部12(の第一基板方向Z1側の端面12c)までの長さより短く設定される。
【0020】
梁部11は、
図4に示すように、枠部10の内側に形成され、矩形状の枠部10における辺同士を連結する部分である。梁部11は、フレーム4を積層方向Zから視た場合、枠部10と共に、保持部12,12A及びコネクタハウジング7aの周囲をそれぞれ囲むように配置されている。本実施形態では、複数の梁部11が、第1幅方向Xと第2幅方向Yに互いに交差するように配置されている。複数の梁部11のうち、いくつかの梁部11には、1以上の円柱状の緩衝部材11aが設けられている。緩衝部材11aは、梁部11から積層方向Zの両側に向けて突出して形成され、フレーム4が第二基板3を保持した状態において、当該梁部11から第二基板側に突出する部分が当該第二基板3に当接している。これにより、例えば外部からの振動による梁部11の積層方向Zの振れ等を抑制する。
【0021】
保持部12,12Aは、いずれも枠部10及び梁部11と一体に形成され、それぞれが22本のヘッダーピン5aを保持する部分である。保持部12,12Aは、同一形状を有する。各保持部12,12Aは、積層方向Zから視た形状が矩形に形成され、長辺方向に沿って2列に22個の貫通孔12aが設けられている。各貫通孔12aは、各保持部12,12Aの積層方向Zに向けて貫通する。各保持部12,12Aは、2つの連結部12bを介して梁部11または枠部10に連結されている。
【0022】
連結部12bは、
図4に示すように、各保持部12,12Aと梁部11及び枠部10との間で、当該各保持部12,12Aの周囲を囲むように形成されておらず、互いを部分的に連結している。つまり、各保持部12,12Aは、フレーム4が第一基板2及び第二基板3を保持した保持状態において、梁部11及び枠部10に対して連結部12bにより連結されると共に、隙間空間21を介して離間している。この隙間空間21は、内部空間20の一部を構成する。
【0023】
フレーム4は、第一基板2に電気的に接続されるコネクタ端子30を収容し、不図示の相手側コネクタに嵌合可能に形成されるコネクタハウジング7aを一体に含んで構成される。コネクタハウジング7aは、保持部12,12Aと同様に、連結部12b等を介して梁部11または枠部10に連結されている。コネクタハウジング7aは、相手側コネクタに嵌合するコネクタ7として複数のコネクタ端子30を収容して保持する。
【0024】
次に、本実施形態における電子部品モジュール1の組立作業について説明する。まず、作業者は、第二基板3に対してフレーム4を積層方向Zの一方(第二基板方向Z2)から組み付ける。この場合、フレーム4の保持部12,12Aには、ヘッダーピン5aが組み付けられており、コネクタハウジング7aには、コネクタ端子30が組み付けられている。つまり、作業者は、第二基板3に対してフレーム4を組み付けることで、複数のヘッダーピン5aをも組み付けることが可能となる。そして、作業者は、
図2に示す第二基板3が組み付けられた状態のフレーム4に対して積層方向Zの他方(第一基板方向Z1)から第一基板2を組み付ける。
【0025】
従来の電子部品モジュールでは、フレーム4に保持部12,12Aが設けられておらず、作業者が第二基板3に複数のヘッダーピン5aを組み付けた後に、当該第二基板3に対して枠部10と梁部11のみのフレームを組み付けていた。これに対して、本実施形態の電子部品モジュール1では、作業者は、第二基板3にフレーム4を組み付けることで、当該フレーム4の保持部12,12Aに保持された複数のヘッダーピン5aを当該第二基板3に組み付けることが可能となる。これにより、本実施形態の電子部品モジュール1は、従来の組付け作業において、第二基板3に対して別々に行っていたフレームとヘッダーピンの組付作業を同時に行うことが可能となり、作業工数を削減して作業者の作業負荷を軽減することができる。
【0026】
フレーム4と保持部12,12Aを一体に形成することで、第二基板3に別々に行っていたフレーム4とヘッダーピン5aの組付作業を同時に行うことが可能となった反面、枠部10により接続部位Pの半田付け状態の目視確認が困難になるおそれがある。つまり、従来のフレームを用いた場合、例えば、
図5に示す切欠き部13に相当する領域Sが枠部10により閉塞されている。そのため、従来のフレーム形状では、作業者が、ヘッダーピン5aと第一基板2との接続部位Pの半田付け状態を容易に目視確認することができなかった。これに対して、本実施形態の電子部品モジュール1は、組立工程の途中でフレーム4の枠部10により内部空間20が覆われてしまっても、切欠き部13を通して接続部位Pを目視確認することが可能となる。
【0027】
以上説明したように、本実施形態に係る電子部品モジュール1は、電子部品6が実装される第一基板2と、第一基板2と積層方向Zに対向して配置される第二基板3と、第一基板2と第二基板3との間に配置され、当該第一基板2と第二基板3を電気的に接続する複数のヘッダーピン5aと、第一基板2及び第二基板3を積層方向Zに沿って間隔をあけて保持するフレーム4とを備える。このフレーム4は、複数のヘッダーピン5aを保持する保持部12,12Aを一体に含んで構成される。
【0028】
上記構成により、電子部品モジュール1は、第二基板3に対して、フレーム4の組み付けと同時に、ヘッダーピン5aを組み付けることが可能となる。この結果、電子部品モジュール1は、従来、第二基板3に対して別々に行っていたフレームの組付けとヘッダーピンの組付けを同時に行うことが可能となり、作業工数を削減して作業者の作業負荷を軽減することができる。
【0029】
また、本実施形態に係る電子部品モジュール1は、フレーム4が、枠部10と、枠部10において内部空間20に面して形成され、保持部12,12Aに保持されたヘッダーピン5aと第一基板2との接続部位Pに対して積層方向Zと交差する対向方向に対向して位置する切欠き部13とを有する。上述したように、フレーム4と保持部12,12Aを一体に形成することで、第二基板3に別々に行っていたフレーム4とヘッダーピン5aの組付作業を同時に行うことが可能となった反面、枠部10により接続部位Pの半田付け状態の目視確認が困難になるおそれがある。そこで、電子部品モジュール1は、枠部10に切欠き部13を設けることで、組立工程の途中であっても、第一基板2とヘッダーピン5aとの半田付け部分である接続部位Pを、切欠き部13を通して目視確認することが可能となる。
【0030】
また、本実施形態に係る電子部品モジュール1は、切欠き部13が、内部空間20と外部空間とを連通し、接続部位Pを積層方向Zと交差する対向方向から目視可能に形成される。これにより、電子部品モジュール1は、接続部位Pに対して作業者による目視確認が容易になる。
【0031】
また、本実施形態に係る電子部品モジュール1は、フレーム4が、第一基板2に電気的に接続されるコネクタ端子30を収容し、相手側コネクタに嵌合可能に形成されるコネクタハウジング7aを一体に含んで構成される。これにより、電子部品モジュール1は、従来、個別に行っていたフレーム4の組付け作業及びコネクタ端子30の組付け作業並びにコネクタ7の組付け作業を同時に行うことが可能となり、作業工数を削減して作業者の作業負荷を軽減することができる。
【0032】
また、本実施形態に係る電子部品モジュール1において、各保持部12,12Aは、フレーム4が第一基板2及び第二基板3を保持した保持状態において、梁部11及び枠部10に対して連結部12bにより連結されると共に、隙間空間21を介して離間している。これにより、電子部品モジュール1は、隙間空間21により内部空間20のサイズを大きくすることが可能となり、例えば、内部空間20に籠もるような熱を容易に流動させることができる。また、電子部品モジュール1は、フレーム4に隙間空間21を設けることで、当該フレーム4の軽量化を図ることができる。
【0033】
なお、上記実施形態では、第二基板3は、第一基板2に対して相対的に小さいサイズであるが、これに限定されず、同一サイズであってもよい。また、連結部12bは、保持部12,12Aと梁部11または枠部10との間を連結しているが、これに限定されず、保持部12,12Aと梁部11のみ、または、枠部10のみに連結されていてもよい。
【符号の説明】
【0034】
1 電子部品モジュール
2 第一基板
3 第二基板
4 フレーム
5a ヘッダーピン
6 電子部品
7a コネクタハウジング
10 枠部
12,12A 保持部
13 切欠き部
20 内部空間
30 コネクタ端子
100 筐体
P 接続部位