(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024172211
(43)【公開日】2024-12-12
(54)【発明の名称】プログラム及び情報処理システム
(51)【国際特許分類】
G06Q 50/10 20120101AFI20241205BHJP
【FI】
G06Q50/10
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023089774
(22)【出願日】2023-05-31
(71)【出願人】
【識別番号】521289191
【氏名又は名称】有限会社芳美商事
(71)【出願人】
【識別番号】519304963
【氏名又は名称】株式会社スライブオン
(74)【代理人】
【識別番号】100139996
【弁理士】
【氏名又は名称】太田 洋子
(72)【発明者】
【氏名】飯田 義勝
【テーマコード(参考)】
5L049
5L050
【Fターム(参考)】
5L049CC11
5L050CC11
(57)【要約】
【課題】 ユーザの嗜好・属性を限定せずとも、容易に相談に対する運勢吉凶占いと相談内容に応じた魅力ある回答とを得ることのできる、プログラム、情報処理システム及び情報処理方法を提供すること。
【解決手段】
相談に対する運勢吉凶占いと回答とを行うためのプログラムであって、サーバ200に、相談情報の入力を受け付ける手段、上記相談情報の入力を受け付けると、複数の画像から所定の画像が選択されるルーレット演出を実行する手段、上記ルーレット演出にて選択された画像に紐づく運勢吉凶占い情報を抽出する手段、上記相談情報に対する回答情報を生成系AIを介して取得する手段、上記運勢吉凶占い情報及び回答情報を表示する手段として機能させる、プログラム。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
相談に対する運勢吉凶占いと回答とを行うためのプログラムであって、
コンピュータを、
相談情報の入力を受け付ける手段、
上記相談情報の入力を受け付けると、複数の画像から所定の画像が選択されるルーレット演出を実行する手段、
上記ルーレット演出にて選択された画像に対応する運勢吉凶占い情報を抽出する手段、
上記相談情報に対する回答情報を生成系AIを介して取得する手段、
上記運勢吉凶占い情報及び回答情報を表示する手段、として機能させる、プログラム。
【請求項2】
更に、コンピュータを、上記運勢吉凶占い情報及び上記回答情報の少なくとも一方を所定のアドレスに送信する手段として機能させる、請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
更に、コンピュータを、上記運勢吉凶占い情報及び上記回答情報の少なくとも一方を音声出力する手段として機能させる、請求項1または請求項2に記載のプログラム。
【請求項4】
更に、コンピュータを、
上記相談情報と上記回答情報との関連性を評価する手段、
上記相談情報と、上記回答情報と、上記評価の情報とを紐づけて記憶する手段、として機能させる、請求項1または請求項2に記載のプログラム。
【請求項5】
相談に対する運勢吉凶占いと回答とを行うための情報処理システムであって、
サーバと、ユーザ端末とを備え、
上記サーバは、
上記ユーザ端末を介して相談情報の入力を受け付ける手段と、
上記相談情報の入力を受け付けると、上記ユーザ端末に複数の画像から所定の画像が選択されるルーレット演出を実行する手段と、
上記ルーレット演出にて選択された画像に対応する運勢吉凶占い情報を抽出する手段と、
上記相談情報に対する回答情報を生成系AIを介して取得する手段と、
上記運勢吉凶占い情報及び上記回答情報をユーザ端末に表示させる手段と、を備える、情報処理システム。
【請求項6】
更に、上記サーバは、上記運勢吉凶占い情報及び上記回答情報の少なくとも一方を所定のアドレスに送信する手段を備える、請求項5に記載の情報処理システム。
【請求項7】
更に、上記サーバは、上記運勢吉凶占い情報及び上記回答情報の少なくとも一方をユーザ端末に音声出力させる手段を備える、請求項5または請求項6に記載の情報処理システム。
【請求項8】
更に、上記サーバは、
上記相談情報と上記回答情報との関連性を評価する手段と、
上記相談情報と、上記回答情報と、上記評価の情報とを紐づけて記憶する手段と、を備える、請求項5または請求項6に記載の情報処理システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、運勢吉凶占いと相談に対する回答とを行うためのプログラム及び情報処理システムに関する。特に、本発明は、従来の運勢・占い情報と人工知能(AI:Artificial Intelligence)技術の融合を図ったプログラム及び情報処理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
通信ネットワークに接続して端末機器から相談事項を発信すると、それに対応する回答やアドバイスが返信されてくるインターネット上のサービスが存在する。このサービスでは、例えば、チャット形式によりリアルタイムで回答・アドバイスを得ることや、後日、電子メールにより回答・アドバイスを得ることができる。
【0003】
特許文献1には、キーワード情報と、キーワード又はキーワードの組み合せから想起される悩みの原因と心理状態を含む悩みのパターン情報と、悩みのパターン情報に対応した質問情報と、質問情報に対する「肯定」回答に対応したアドバイス情報を格納したデータベースと;該データベースに基き質問・アドバイスを送信する手段と、データベースでは対応し切れない質問を専門家に転送し、その回答を相談ページに掲示する手段とを有する人生相談システムが開示されている。
【0004】
特許文献2には、シニア世代へのアンケートにより得られた、心又は体に関する悩みと、その悩みに対する取り組み方と、個々の取り組み方がその悩みを解消するための取り組み方の中で選択される割合(取り組み人気)と、個々の取り組み方が効果有りと感じられる割合(効果感割合)とが関連づけられて記憶されている取組み方データベースと、対象者の悩みが指定されると、取り組み方データベースに基づき、該悩みに対する取り組み方のうち、取り組み人気が高い取り組み方及び効果感割合が高い取り組み方の少なくとも一方を抽出する取り組み方抽出手段と、取り組み方抽出手段により抽出された取り組み方を出力するアドバイス出力手段を有するアドバイスシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2003-6316号公報
【特許文献2】特開2022-63111号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に開示されたものは、人生相談に特化したものである。また、特許文献2に開示されたものは、対象をシニア世代に特化したものである。
【0007】
さて、インターネット上に存する種々の相談サイトは、特許文献1及び特許文献2に開示されたシステムのように、特定分野・世代に特化したものが一般的である。そのため、自身が抱える悩みや課題を解決するために、ユーザ(相談者)は、インターネット上に存する数ある相談サイトの中から、どのサイトが自身の悩みや課題の解決に適しているのかを自らで見極めなければならない。また、適切な回答を得るためには、ユーザは、相談の仕方、即ち、相談内容の表現に細心の注意を払う必要がある。
【0008】
他方、相談サイトを運営・管理する側は、幅広いユーザに対応すべく、相談に対する回答・アドバイスを、例えば、常識的で無難な表現に留めることが多い。そのため、特定の世代や特定の趣味嗜好を有しているユーザにとっては、面白みに欠けることが間々ある。
【0009】
本発明は、上記事情を考慮してなされたものであり、ユーザの嗜好・属性を限定せずとも、運勢吉凶占いと相談内容に応じた魅力ある回答とを容易に得ることのできる、プログラム、情報処理システム及び情報処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、以下の通り構成される。
【0011】
(1)相談に対する運勢吉凶占いと回答とを行うためのプログラムであって、当該プログラムは、コンピュータを、相談情報の入力を受け付ける手段、上記相談情報の入力を受け付けると複数の画像から所定の画像が選択されるルーレット演出を実行する手段、上記ルーレット演出にて選択された画像に対応する運勢吉凶占い情報を抽出する手段、上記相談情報に対する回答情報を生成系AIを介して取得する手段、上記運勢吉凶占い情報及び回答情報を表示する手段、として機能させる。
【0012】
(2)更に、コンピュータを、上記運勢吉凶占い情報及び上記回答情報の少なくとも一方を所定のアドレスに送信する手段として機能させる、上記(1)記載のプログラム。
【0013】
(3)更に、コンピュータを、上記運勢吉凶占い情報及び上記回答情報の少なくとも一方を音声出力する手段として機能させる、上記(1)または(2)に記載のプログラム。
【0014】
(4)更に、コンピュータを、上記相談情報と上記回答情報との関連性を評価する手段、上記相談情報と、上記回答情報と、上記評価の情報とを紐づけて記憶する手段、として機能させる、上記(1)から(3)のいずれか1に記載のプログラム。
【0015】
(5)相談に対する運勢吉凶占いと回答とを行うための情報処理システムであって、当該情報処理システムは、サーバと、ユーザ端末とを備え、上記サーバは、上記ユーザ端末を介して相談情報の入力を受け付ける手段と、上記相談情報の入力を受け付けると、上記ユーザ端末に複数の画像から所定の画像が選択されるルーレット演出を実行する手段と、上記ルーレット演出にて選択された画像に対応する運勢吉凶占い情報を抽出する手段と、上記相談情報に対する回答情報を生成系AIを介して取得する手段と、上記運勢吉凶占い情報及び上記回答情報をユーザ端末に表示させる手段と、を備える。
【0016】
(6)更に、上記サーバは、上記運勢吉凶占い情報及び上記回答情報の少なくとも一方を所定のアドレスに送信する手段を備える、上記(5)に記載の情報処理システム。
【0017】
(7)更に、上記サーバは、上記運勢吉凶占い情報及び上記回答情報の少なくとも一方をユーザ端末に音声出力させる手段を備える、上記(5)または(6)に記載の情報処理システム。
【0018】
(8)更に、上記サーバは、上記相談情報と上記回答情報との関連性を評価する手段と、上記相談情報と、上記回答情報と、上記評価の情報とを紐づけて記憶する手段と、を備える、上記(5)から(7)のいずれか1に記載の情報処理システム。
【0019】
(9)サーバと、ユーザ端末と、を用いて相談に対する運勢吉凶占いと回答とを行うための情報処理方法であって、上記サーバは、上記ユーザ端末を介して相談情報の入力を受け付けるステップと、上記相談情報の入力を受け付けると、上記ユーザ端末に複数の画像から所定の画像が選択されるルーレット演出を実行するステップと、上記ルーレット演出にて選択された画像に紐づく運勢吉凶占い情報を抽出するステップと、上記指標が停止する画像に紐づく運勢吉凶占い情報をユーザ端末に表示させるステップと、上記相談情報に対する回答情報を生成系AIを介して取得するステップと、上記運勢吉凶占い情報及び上記回答情報をユーザ端末に表示させるステップと、を実行するよう機能する。
【0020】
(10)更に、上記サーバは、上記運勢吉凶占い情報及び上記回答情報の少なくとも一方を所定のアドレスに送信するステップを実行するよう機能する、上記(9)に記載の情報処理方法。
【0021】
(11)更に、上記サーバは、上記運勢吉凶占い情報及び上記回答情報の少なくとも一方をユーザ端末に音声出力させるステップを実行する、上記(9)または(10)に記載の情報処理方法。
【0022】
(12)更に、上記サーバは、上記相談情報と上記回答情報との関連性を評価するステップと、上記相談情報と、上記回答情報と、上記評価の情報とを紐づけて記憶するステップとを実行する、上記(9)から(11)のいずれか1に記載の情報処理システム。
【発明の効果】
【0023】
本発明によれば、ユーザは、その嗜好・属性を問わず、運勢吉凶占いと相談内容に応じた魅力ある回答とを容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【
図1】本発明の一実施形態に係わる情報処理システムの全体の概略構成を示す図である。
【
図2】同実施形態に係わり、サーバコンピュータの概略構成を示す図である。
【
図3】同実施形態に係わり、端末機器の概略構成を示す図である。
【
図4】同実施形態に係わり、お悩み相談の入力から回答までの処理全体の流れを示す図である。
【
図5】同実施形態に係わり、端末機器側にて表示されるルーレット画像を模式的に示す図である。
【
図6】同実施形態に係わり、端末機器側にて表示される回答情報を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、本発明の一実施形態につき、図を参照して説明する。
【0026】
1.情報処理システムの構成
図1に示すように、本実施形態に係わる情報処理システム10(お悩み相談回答支援システム10。以下、「システム10」という。)は、通信ネットワーク(以下、「ネットワーク100」という。)と、サーバ200と、端末機器300、サーバ400とを備える。
ネットワーク100は、有線型通信手段でもよく、無線型通信手段でもよい。また、ネットワーク100は、複数の有線型通信手段の組み合わせであってもよく、複数の無線型通信手段の組み合わせであってもよく、有線型通信手段と無線型通信手段との組み合わせであってもよい。
サーバ200、端末機器300及びサーバ400は、ネットワーク100を介して接続される。
【0027】
(1)サーバ(200)の機能構成
サーバ200は、制御部210、通信部220、メモリ230を有する情報処理装置である。これらは、信号線240を介して各々接続されている(
図2参照)。
サーバ200は、専用のお悩み相談ウェブサイト(以下、「相談サイト」という。)を管理運営する機能を有し、相談サイトを介して相談情報を取得し、運勢吉凶占い情報と、上記相談情報に対する回答情報とを端末機器300に提供する機能を有する。
【0028】
制御部210は、メモリ230に格納されたプログラム情報を参照して、サーバ200全体の動作の制御、処理及び管理を行う機能を有する。制御部210は、ルーレット回転制御部211、運勢吉凶占い情報抽出部212及び回答情報生成部213及び出力制御部214を備える。
【0029】
ルーレット回転制御部211は、メモリ230に格納されるプログラム情報等を参照し、端末機器300でルーレット演出を実行・制御するための処理を実行する機能を有する。
ルーレット演出では、端末機器300に、それぞれ異なる数字が表記された複数のポケット(P)を有するルーレット回転円盤(以下、「回転円盤」という。)(R)の画像と、回転円盤(R)上を移動するボール(B)画像とが表示される。そして、回転円盤(R)が回転するとともにボール(B)が移動し、その後、所定のポケット(P)にボール(B)が停止する画像演出が実行される。ルーレット演出の詳細は、後述する。
【0030】
運勢吉凶占い情報抽出部212は、メモリ230に格納されるプログラム情報を参照し、上記ルーレット演出時にボール(B)が停止したポケット(P)の位置情報(即ち、数値情報)に対応する運勢吉凶占い情報を抽出する処理を実行する機能を有する。
【0031】
回答情報生成部213は、サーバ200が受信した相談情報に対応する回答情報の生成処理を実行する機能を有する。即ち、回答情報生成部213は、生成系AI機能を有し、生成系AI機能(例:チャットボット機能)を用いて相談情報への回答情報を生成する。なお、回答情報生成部213が生成する回答情報は、端末機器300のアクセス履歴、相談内容の表記形態及び要望事項等を参照した表現・表記がなされるよう機能構成されている。
また、回答情報生成部213は、回答生成時にネットワーク100を介してサーバ400に接続して、上記相談情報と関連する情報を収集するとともに、この収集した情報(以下、「外部情報」という。)をサーバ400のメモリMに格納する処理を実行する機能と、上記回答情報をメモリ230に格納する処理を実行する機能とを有する。
【0032】
通信部220は、サーバ200をネットワーク100に接続して通信を行う通信手段である。通信は、有線及び無線のいずれで実行されてもよい。また、通信プロトコルも特に限定されない。通信部220が受信する情報・データは、信号線240を介して制御部210に送られる。
【0033】
出力制御部214は、上記運勢吉凶占い情報及び上記回答情報の形式を、端末機器300での出力形式、例えば、画面出力(文字、画像)、音声出力等に対応する形式に変換処理する機能を有する。
【0034】
メモリ230は、サーバ200が送受信する情報・データ、各処理を実行するために参照するプログラム情報、また、各処理により生成される情報・データ等を格納する記憶領域である。メモリ230は、例えば、RAM、ストレージ等の記憶装置である。
メモリ230は、作業領域230aと、プログラム情報記憶領域230bとを有する。作業領域230aは、制御部210が各種作業を行うための領域であり、プログラム情報記憶領域230bは、制御部210が基本的な制御処理・管理をするために参照するプログラム情報を格納する記憶領域である。
【0035】
更に、メモリ230は、以下の記憶領域を有する。
・サーバ200が受信する情報・データのうち、相談情報を格納する相談情報記憶領域230c
・ルーレット演出を行うための情報・データ、例えば、回転円盤(R)の回転制御、ボール(B)の移動制御等に関する専用のプログラム情報を格納するルーレット制御情報記憶領域230d
・回転円盤(R)の各ポケット(P)に付与された乱数に基づく数値情報に対応する運勢吉凶占い情報を格納する運勢吉凶占い情報記憶領域230e(数値情報と運勢吉凶占い情報とは、テーブル形式にて1:1に対応付けられている)
・回答情報生成部213が相談情報に対応する回答情報を生成する際に参照するプログラム情報及び回答情報生生成部213にて生成された回答情報を格納する回答情報記憶領域230f
・端末機器300を識別・登録するための専用のプログラム情報及び識別・登録した端末機器300に関する情報、例えば、ユーザ認証情報、ログイン状況の情報及び電子メールアドレス登録状況の情報等を格納する端末機器情報記憶領域230g
・サーバ200が受信する情報・データのうち、端末機器300による評価結果情報及びこの評価結果を学習情報として格納する評価・学習情報記憶領域230h
また、メモリ230は、入力情報や出力情報等を一時的に格納しておくための記憶領域、その他の送受信データや情報、各種作業・処理により生じたデータや情報等を格納するための記憶領域等を更に有する。
【0036】
(2)端末機器(300)の機能構成
端末機器300は、制御部310、通信部320、入力部330、出力部340及びメモリ350を有する情報処理装置である。これらは、信号線360を介して各々接続されている(
図3参照)。
端末機器300は、例えば、PC、タブレット型端末、またはスマートフォンである。
【0037】
制御部310は、メモリ350に格納されたプログラム情報を参照して、端末機器300全体の動作の制御、処理及び管理を行う機能を有する。
また、制御部310は、端末機器300に情報を出入力するに際してユーザが操作可能なグラフィカルユーザインターフェース(Graphical User Interface:GUI)画面を表示する処理を実行する機能を有する。
【0038】
通信部320は、端末機器300をネットワーク100に接続して通信を行う通信手段である。通信は、有線及び無線のいずれで実行されてもよい。また、通信プロトコルも特に限定されない。通信部320が受信した情報・データは、信号線360を介して制御部310に送られる。
【0039】
入力部330は、端末機器300に内設されるものであってもよく、外付けされるものであってもよい。入力部330は、例えば、マウス、ボタン、キーボード、スキャナー、音声入力を行うことのできるマイク、出力部340と一体となって構成されるタッチパネル等である。
【0040】
出力部340は、端末機器300に内設されるものであってもよく、外付けされるものであってもよい。出力部340は、ディスプレイ(入力部330と一体となって構成されるタッチパネルを含む)、スピーカ、プリンタ等である。出力部340は、制御部310の管理下で、情報・データを画面表示、音声出力、印字出力等する機能を有する。
【0041】
メモリ350は、端末機器300が送受信する情報・データ、各処理を実行するために参照するプログラム情報、また、各処理により生成される情報・データ等を格納する記憶領域である。メモリ350は、例えば、RAM、ストレージ等の記憶装置である。
メモリ350は、プログラム情報記憶領域、一時記憶領域、アクセス情報記憶領域及び相談関連情報記憶領域を有する。
プログラム情報記憶領域は、制御部310が各種制御処理・管理をするために参照するプログラム情報を格納する記憶領域である。一時記憶領域は、入力情報や出力情報等を一時的に格納しておくための記憶領域である。アクセス情報記憶領域は、サーバ200とのアクセスに関する情報が格納される記憶領域である。相談関連情報記憶領域は、作成される相談関連情報が格納される記憶領域である。
また、メモリ350は、各種作業を行うための作業領域、その他の送受信データや情報、各種作業・処理により生じたデータや情報等を格納するための記憶領域等を更に有する。
【0042】
(3)サーバ(400)の機能構成
サーバ400は、制御部(図示せず)と、メモリMとを有する。メモリMは、例えば、RAM、ストレージ等の記憶装置である。メモリMには、外部情報が格納される。
【0043】
2.情報処理
以下、本実施形態の情報処理について説明する。
システム10では、端末機器300は、入力された相談情報を、相談サイトを介してサーバ200に送信する。サーバ200は、上記相談情報を受信すると、端末機器300でルーレット演出を実行するための処理を行い、ルーレット演出により選択される画像に対応する運勢吉凶占い情報を抽出する。また、サーバ200は、生成系Al機能を介して、上記相談情報に対する回答情報を生成する。
そして、サーバ200は、上記運勢吉凶占い情報及び上記回答情報を、端末機器300に送信する。端末機器300は、上記運勢吉凶占い情報及び上記回答情報を出力表示する。
【0044】
即ち、ユーザの操作により、端末機器300は、相談サイトにアクセスする処理を実行する(
図4のステップS402参照)。
具体的には、ユーザは、端末機器300の入力部330を操作して、メモリ350に格納されるブラウザアプリケーションプログラムを実行し、URL等を入力する。これにより、端末機器300からサーバ200に対し、相談サイトへのアクセス要求が送信される。サーバ200は、このアクセス要求を受信すると、相談情報等を入力するための入力画面情報を端末機器300に送信する処理を行う。端末機器300は、サーバ200から送信される情報を受信し、相談サイトの入力画面を出力部340に表示させる処理を行う。
【0045】
ユーザの操作により、入力部330から相談情報等が入力されると、端末機器300は、入力された情報・データをサーバ200に送信する処理を実行する。
サーバ200は、これらの情報・データを受信し、且つ、メモリ230に格納する処理を実行する(ステップS404)。
具体的には、ユーザは、端末機器300の入力部330を操作して、入力画面に相談情報等を入力する。制御部310は、入力された情報・データをサーバ200に送信する処理を行う。サーバ200が、上記情報・データを受信すると、制御部210は、相談情報をメモリ230の相談情報記憶利用領域230cに格納する処理を行う。
【0046】
また、ステップS402において、端末機器300にて相談情報と併せてユーザ認証情報(ユーザID及びパスワード)も入力及び送信できるようにする場合、サーバ200は、受信したユーザ登録情報に基づき、当該端末機器300のユーザが登録済ユーザであるか否かを確認する処理も併せて行う。なお、ログイン処理に際しては、ユーザは、端末機器300の入力部330を操作して、ユーザ認証情報を入力する。制御部310は、入力されたユーザ認証情報をサーバ200に送信する処理を実行する。サーバ200がユーザ認証情報を受信すると、制御部210は、メモリ230の端末機器情報記憶領域230gを参照して、ユーザが登録済ユーザであるか否かを確認する処理を行う。
登録済ユーザであることが確認(ログイン処理)できた場合、サーバ200は、相談情報にユーザID等を含む端末機器300の識別情報を対応付けて、メモリ230の相談情報記憶利用領域230cに格納する処理を行う。
【0047】
なお、ログイン処理は、相談情報の入力(ステップS404の実行)後に行うようにしてもよい。この場合、ログイン処理後に、上記相談情報に端末機器300の識別情報が対応付けられる。
【0048】
ステップS404が実行されると、サーバ200は、メモリ230に格納されるプログラム情報に基づき、端末機器300にルーレット演出を表示(実行)するための処理を実行し、ルーレット演出のための必要な情報・データを端末機器300に送信する。端末機器300は、受信した当該情報・データに基づき、出力部240にルーレット演出を表示する(ステップS406)。
【0049】
具体的には、サーバ200のルーレット回転制御部211は、メモリ230のルーレット回転制御情報記憶領域230dを参照し、回転円盤(R)の回転とボール(B)の移動等のルーレット演出を実行・制御するための処理と、端末機器300の出力部340に以下の(a)から(c)の演出を順に表示するための処理を実行する。
(a)停止状態の回転円盤(R)の画像と、停止した状態のボール(B)画像が表示される(
図5参照)。
(b)回転円盤(R)が回転するとともに、ボール(B)が移動する画像が表示される。
(c)回転円盤(R)が徐々に回転を停止し、所定のポケット(P)内にボール(B)が停止する画像が表示される。
【0050】
サーバ200は、上記演出を表示するための情報・データを端末機器300に送信し、端末機器300は、受信した情報・データに従い、上記演出を出力部340に表示する。
なお、上記(c)の画像は、以下のいずれかの条件を満たす場合に出力部340に表示されるよう、制御される。
・ユーザが端末機器300の入力部330を操作して停止情報を入力し、当該情報が端末機器300からサーバ200に送信され、サーバ200が当該情報を受信したとき。具体的には、上記(b)の画像とともに、ストップアイコンが出力部340に表示され、ユーザがストップアイコンを押すことにより停止情報が端末機器300からサーバ200に送信され、サーバ200が当該情報を受信したとき。
・回転円盤(R)が所定時間回転したとき
【0051】
なお、ルーレット回転制御情報記憶領域230dには、回転円盤(R)の回転、ボール(B)の移動及びボール(B)が停止するポケット(P)の組み合わせが複数格納されており、ルーレット演出の処理が開示された時点、または、上記(c)の画像を表示するための処理が行われた時点で、所定の組み合わせがランダムに選択処理されるようにしてもよい。
【0052】
そして、ルーレット回転制御部211は、ボール(B)が停止した位置に対応するポケット(P)に付された数値を認識する。即ち、停止位置の認識である。
【0053】
ルーレット回転制御部211が停止位置の認識を行うと、運勢吉凶占い情報抽出部212は、運勢吉凶占い情報記憶領域230eを参照して、ルーレット回転制御部211が認識した数値に対応する運勢吉凶占い情報を抽出する(ステップS408)。なお、ステップS408よりも前にログイン処理が行われている場合、端末機器300の識別情報に、抽出された運勢吉凶占い情報が対応付けられ、メモリ230の端末機器情報記憶領域230gに格納される。
【0054】
回答情報生成部213は、ルーレット回転制御部211によるルーレット演出のための処理開始と同時に、または、その前後で、生成系AI機能により回答情報生成作業を実行する(ステップS410)。
具体的には、回答情報生成部213は、生成系AI機能により、ネットワーク100を介してサーバ400に接続し、上記相談情報と関連する情報を収集するとともに、外部情報、回答情報記憶領域230f及びメモリMを参照して、上記相談情報に最適な回答情報の生成処理を実行する。回答情報生成部213が生成した回答情報は、メモリ230の回答情報記憶領域230fに格納される。また、外部情報は、メモリMに格納される。
なお、ステップS410よりも前にログイン処理が行われている場合、生成された回答情報は、端末機器300の識別情報と対応付けられてメモリ230の回答情報記憶領域230fに格納される。
【0055】
ステップS408及びステップS410の作業が終了すると、抽出された運勢吉凶占い情報及び生成された回答情報は、サーバ200から端末機器300に送信される。
【0056】
サーバ200が、上記作業終了までにログイン処理を行っている場合は(ステップS412のYes)、サーバ200の制御部210は、相談情報、運勢吉凶占い情報及び回答情報(以下、「結果情報」という。)が所定の形態にて端末機器300の出力部340に表示されるための処理を行い、そのための情報・データを端末機器300に送信するとともに、端末機器情報記憶領域230gに格納された電子メールアドレス宛に結果情報を送信する処理を実行する(ステップS414)。
上記情報を受信した端末機器300は、結果情報をそれぞれ出力部340にウィンドゥ表示する(
図6参照)。ただし、表示形態は、これに限られる訳ではない。ウィンドゥが表示されてから所定時間が経過した場合、または、ユーザによる所定のアイコンのクリック操作が行われた場合、当該ウィンドゥは閉じる。
なお、電子メールには、結果情報をウェブブラウザで表示するためのURLが記載されていてもよい。
【0057】
一方、サーバ200が、上記作業終了までにログイン処理を行っていない場合は(ステップS412のNo)、サーバ200の制御部210は、結果情報が所定の形態にて端末機器300の出力部340に表示されるための処理を行い、そのための情報・データを端末機器300に送信する(ステップS416)。
上記情報を受信した端末機器300は、結果情報をそれぞれ出力部340にウィンドゥ表示する(
図6参照)。ただし、表示形態は、これに限られる訳ではない。ウィンドゥが表示されてから所定時間が経過した場合、または、ユーザによる所定のアイコンのクリック操作が行われた場合、当該ウィンドゥは閉じる。
【0058】
なお、回答情報が表示されるウィンドゥには、音声読上げアイコン(不図示)も表示され、所望によりアイコンをクリックすると(ステップS418のYes)、出力部340により、結果情報の音声読上げが行われる(ステップS420)。
【0059】
また、サーバ200の制御部210は、端末機器300が回答情報に対する評価を行えるよう、出力部340に評価画面を表示させるための情報・データを端末機器300に送信する処理を行う。
この情報・データを受信した端末機器300は、出力部340に評価画面(例えば、5:最適、4:適切、3:どちらともいえない、2:やや不満、1:的外れ、の5段階評価が行える画面)を表示し、ユーザの入力部330の操作により入力された評価結果情報をサーバ200に送信する。
サーバ200は、受信した評価結果情報を結果情報に紐づけて、評価・学習情報記憶領域230hに格納する(ステップS422)。評価結果情報は、回答情報生成部213が以後に同様な相談内容に対する回答情報を生成する際に、参照・反映されることになる。
【0060】
以上、本実施形態によれば、生成系AI技術を用いることにより、ユーザの嗜好・属性を限定することなく、ユーザの相談情報に適した回答を得ることができる。また、相談への回答に加え、運勢吉凶占いも同時に行うことができるため、ユーザに対し、魅力あるお悩み相談サービスの提供が可能となる。
【0061】
更に、上記実施形態によれば、端末機器300がログイン状態であれば、相談情報に対する運勢吉凶占い情報及び回答情報は電子メール形式で送られてくるため、利便性もよい。
【0062】
更に、上記実施形態によれば、相談情報に対する運勢吉凶占い情報及び回答情報を、所望により音声読上げできるようにしたため、ユーザの幅が拡がることを期待できる。
【0063】
更に、上記実施形態によれば、相談情報に対する回答情報の評価・フィードバックを行えるようにしたため、回答情報の精度向上が期待できる。
【0064】
(変形例)
上記において、サーバ200が実行するとして説明された処理は、端末装置300が実行してもよい。
【0065】
外付けの入力デバイスを介して、サーバ200に情報・データを入力できるようにしてもよい。
【0066】
メモリ230は、サーバ200とネットワーク100を介して接続される外部サーバ、外部記憶装置であってもよい。また、メモリ230に格納される情報・データの一部は、メモリMや、サーバ200とネットワーク100を介して接続される外部サーバ、外部記憶装置に格納されていてもよい。
【0067】
メモリ340は、ネットワーク100を介して端末機器300と接続していてもよい。また、メモリ330に格納される情報・データの一部は、メモリMや端末機器300とネットワーク100を介して接続される外部サーバ、外部記憶装置に格納されていてもよい。
【0068】
ルーレット演出は、以下のような演出であってもよい。
(1)それぞれに文字が書かれた複数の区画を有するルーレット回転円盤(R1)の画像と、三角形の指標画像とが表示され、ルーレット回転円盤(R1)と指標とが相対的に移動するようにし、その後、指標が所定の区画上に停止する画像演出が実行される。この場合、数値情報は、ルーレット回転円盤(R1)の各区画に乱数に基づき付与され、運勢吉凶占い情報記憶領域230eに格納されている。
(2)それぞれに文字が書かれた複数の区画を有する回転リール(R2)の画像と、三角形の指標画像とが表示され、回転リール(R2)が回転するようにし、その後、回転リール(R2)が停止し、指標が所定の区画を示す画像演出が実行される。この場合、数値情報は、回転リール(R2)の各区画に乱数に基づき付与され、運勢吉凶占い情報記憶領域230eに格納されている。
(3)それぞれに文字が書かれた複数の区画を有する四角形の画像(S1)の画像と、矢印を呈する指標画像とが表示され、指標が四角形の画像(S1)の区画に沿って移動するようにし、その後、指標が所定の区画上に停止する画像演出が実行される。この場合、数値情報は、四角形の画像(S1)の各区画に乱数に基づき付与され、運勢吉凶占い情報記憶領域230eに格納されている。
【0069】
端末機器300の出力部340には、相談情報、運勢吉凶占い情報及び回答情報のすべてを表示する必要はなく、上記運勢吉凶占い情報及び上記回答情報の少なくとも一方が表示されるようにしていればよい。
【0070】
上記実施形態のプログラムは、
運勢吉凶占いと相談に対する回答とを行うためのプログラムであって、
サーバ200に、
相談情報の入力を受け付ける手段(ステップS404)、
上記相談情報の入力を受け付けると、複数の画像から所定の画像が選択されるルーレット演出を実行する手段(ステップS406)、
上記ルーレット演出にて選択された画像に対応する運勢吉凶占い情報を抽出する手段(ステップS408)、
上記相談情報に対する回答情報を生成系AIを介して取得する手段(ステップS410)、
上記運勢吉凶占い情報及び回答情報を表示する手段(端末機器300に表示させる処理を行う手段)ステップS414、ステップS416)、として機能させる。
【0071】
また、上記実施形態のプログラムは、更に、サーバ200を、上記運勢吉凶占い情報及び上記回答情報の少なくとも一方を所定のアドレスに送信する手段として機能させる(ステップS414)。
【0072】
また、上記実施形態のプログラムは、更に、端末機器300を、上記運勢吉凶占い情報及び上記回答情報の少なくとも一方を音声出力する手段として機能させる(ステップS420)。
【0073】
また、上記実施形態のプログラムは、更に、サーバ200を上記相談情報と上記回答情報との関連性を評価する手段、上記相談情報と、上記回答情報と、上記評価の情報とを紐づけて記憶する手段として機能させる(ステップS422)。
【0074】
上記実施形態の情報処理システム10は、運勢吉凶占いと相談に対する回答とを行うための情報処理システムであって、サーバ200と、端末機器300とを備え、
サーバ200は、
上記端末機器を介して相談情報の入力を受け付ける手段(ステップS404)と、
上記相談情報の入力を受け付けると、上記端末機器複数の画像から所定の画像が選択されるルーレット演出を実行する手段(ステップS406)と、
上記ルーレット演出にて選択された画像に対応する運勢吉凶占い情報を抽出する手段(ステップS408)と、
上記相談情報に対する回答情報を生成系AIを介して取得する手段(ステップS410)と、
上記運勢吉凶占い情報及び上記回答情報を端末機器300に表示させる手段(ステップS414、ステップS416)と、を備える。
【0075】
更に、サーバ200は、上記運勢吉凶占い情報及び上記回答情報の少なくとも一方を所定のアドレスに送信する手段(ステップS418)を備える。
【0076】
更に、サーバ200は、上記運勢吉凶占い情報及び上記回答情報の少なくとも一方を端末機器300に音声出力させる手段(ステップS420)を備える。
【0077】
更に、サーバ200は、上記相談情報と上記回答情報との関連性を評価する手段と、上記相談情報と、上記回答情報と、上記評価の情報とを紐づけて記憶する手段(ステップS422)とを備える。
【0078】
また、本実施形態の情報処理方法は、サーバ200と、携帯端末300と、を用いて相談に対する運勢吉凶占いと回答とを行うための情報処理方法であって、
サーバ200に、
端末機器300を介して相談情報の入力を受け付けるステップ(ステップS404)と、
上記相談情報の入力を受け付けると、端末機器300に複数の画像から所定の画像が選択されるルーレット演出を実行するステップ(ステップS406)と、
上記ルーレット演出にて選択された画像に対応する運勢吉凶占い情報を抽出するステップ(ステップS408)と、
上記相談情報に対する回答情報を生成系AIを介して取得するステップ(ステップS410)と、
上記運勢吉凶占い情報及び上記回答情報を端末機器300に表示させるステップ(ステップS414、ステップS416)と、を実行させる。
【0079】
更に、サーバ200は、上記運勢吉凶占い情報及び上記回答情報の少なくとも一方を所定のアドレスに送信するステップ(ステップS418)を実行する。
【0080】
更に、サーバ200は、上記運勢吉凶占い情報及び上記回答情報の少なくとも一方を端末端末300に音声出力させるステップ(ステップS420)を実行する。
【0081】
更に、サーバ200は、上記相談情報と上記回答情報との関連性の評価と、上記相談情報と、上記回答情報と、上記評価の情報とを紐づけて記憶するステップ(ステップS422)を実行する。
【0082】
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく、要旨を逸脱しない限り種々の変形が可能なことは勿論である。
【符号の説明】
【0083】
10 …お悩み相談回答支援システム
100 …ネットワーク(通信ネットワーク)
200 …サーバ(サーバコンピュータ)
211 …ルーレット回転制御部
212 …運勢吉凶占い情報抽出部
213 …回答情報生成部
230c …相談情報記憶領域
230d …ルーレット制御情報記憶領域
230e …運勢吉凶占い情報記憶領域
230f …回答情報記憶領域
230g …端末機器情報記憶領域
230h …評価・学習情報記憶領域
300 …端末機器
330 …入力部
340 …出力部