(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024172442
(43)【公開日】2024-12-12
(54)【発明の名称】暖房装置
(51)【国際特許分類】
F24H 15/128 20220101AFI20241205BHJP
F24H 3/04 20220101ALI20241205BHJP
F24H 15/395 20220101ALI20241205BHJP
F24H 15/35 20220101ALI20241205BHJP
F24H 15/37 20220101ALI20241205BHJP
F24H 15/25 20220101ALN20241205BHJP
【FI】
F24H15/128
F24H3/04 302
F24H15/395
F24H15/35
F24H15/37
F24H15/25
【審査請求】有
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023090162
(22)【出願日】2023-05-31
(71)【出願人】
【識別番号】500201602
【氏名又は名称】シロカ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110003281
【氏名又は名称】弁理士法人大塚国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】金井 まり
(72)【発明者】
【氏名】川島 慶輔
【テーマコード(参考)】
3L028
【Fターム(参考)】
3L028BA01
3L028BA03
3L028BB03
3L028BB04
3L028BC02
(57)【要約】
【課題】暖房装置の安全確保の点で有利な技術を提供する。
【解決手段】暖房装置は、排気口を有する筐体と、前記筐体内に配置されたヒータと、前記筐体内に配置され、前記筐体内の気体を前記排気口を介して外部へ排出するためのファンと、前記筐体内に配置され、温度を検出する検出器と、前記ヒータおよび前記ファンの動作を制御する制御部とを備える。前記制御部は、前記検出部によって検出された温度が、異常過熱を示すものとして予め設定されたしきい値を超えた場合、前記ヒータを停止する一方、前記ファンを最大風量で駆動させる。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
排気口を有する筐体と、
前記筐体内に配置されたヒータと、
前記筐体内に配置され、前記筐体内の気体を前記排気口を介して外部へ排出するためのファンと、
前記筐体内に配置され、温度を検出する検出部と、
前記ヒータおよび前記ファンの動作を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記検出部によって検出された温度が、異常過熱を示すものとして予め設定されたしきい値を超えた場合、前記ヒータを停止する一方、前記ファンを最大風量で駆動させる、
ことを特徴とする暖房装置。
【請求項2】
前記制御部は、前記検出部によって検出された温度が前記しきい値を超えたことに応じて前記ファンの前記最大風量での駆動が開始されてから所定時間が経過した後に、前記ファンの駆動を停止する、ことを特徴とする請求項1に記載の暖房装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記検出部によって検出された温度が前記しきい値を超えたことに応じて前記ファンを前記最大風量で駆動させている間に、前記検出部により検出された温度が、異常過熱状態を脱したことを示すものとして予め設定されたしきい値を下回った場合に、前記ファンの駆動を停止する、ことを特徴とする請求項1に記載の暖房装置。
【請求項4】
報知部を更に有し、
前記制御部は、前記検出部によって検出された温度が前記しきい値を超えた場合、前記報知部による報知を更に行う、
ことを特徴とする請求項1に記載の暖房装置。
【請求項5】
前記ヒータは、前記筐体内で互いに離間して配置された第1ヒータと第2ヒータとを含み、
前記検出部は、前記第1ヒータの近傍に配置された第1温度センサと、前記第2ヒータの近傍に配置された第2温度センサとを含み、
前記制御部は、前記第1温度センサによって検出された温度または前記第2温度センサによって検出された温度が前記しきい値を超えた場合に、前記ヒータを停止する一方、前記ファンを前記最大風量で駆動させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の暖房装置。
【請求項6】
前記排気口は、前記筐体の前面における前記第1ヒータより下方の位置に形成され、
前記第2ヒータは、前記排気口と前記ファンとの間の気体流路上に配置されている、
ことを特徴とする請求項5に記載の暖房装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、暖房装置に関する。
【背景技術】
【0002】
暖房装置には、ヒータの輻射熱によって暖房を行う輻射式と、ヒータによって温められた空気をファンによって吹き出す温風式とがある。また、輻射式と温風式とを組み合わせたタイプもある(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、毛布や洗濯物などが暖房装置に覆い被さった場合、暖房装置の筐体内は過昇温状態となりうる。そのため、暖房装置は一般に、安全確保のため過昇温防止機能を有する。暖房装置の筐体内の温度が所定値を超えると過昇温防止機能が働き、ヒータおよびファンが強制的に停止される。
【0005】
しかし、過昇温防止機能によってヒータおよびファンが停止した後も、暫くの間はヒータの余熱で筐体内の温度上昇が続いてしまい、安全確保が難しくなるという問題があった。
【0006】
本発明は、暖房装置の安全確保の点で有利な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面によれば、排気口を有する筐体と、前記筐体内に配置されたヒータと、前記筐体内に配置され、前記筐体内の気体を前記排気口を介して外部へ排出するためのファンと、前記筐体内に配置され、温度を検出する検出器と、前記ヒータおよび前記ファンの動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記検出部によって検出された温度が、異常過熱を示すものとして予め設定されたしきい値を超えた場合、前記ヒータを停止する一方、前記ファンを最大風量で駆動させる、ことを特徴とする暖房装置が提供される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、暖房装置の安全確保の点で有利な技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図2】前ガードを取り外した状態の暖房装置の外観構成例を示す正面図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴は任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0011】
図1は、実施形態における暖房装置1の外観構成例を示す正面図である。暖房装置1は、本体部10と、本体部10とは別体のベース部20とを備える。暖房装置1はまた、本体部10とベース部20とを接続する接続部21を備える。ベース部20は床面に設置され、接続部21を介して、本体部10を回動(首振り)可能に支持している。
【0012】
本体部10は、筐体11を有し、この筐体11によって本体部10の外形が形成されている。筐体11の前面下部を構成している前面パネル13には、排気口14が形成されている。前面パネル13の上部(筐体11の前面上部)は開口となっており、そこには格子状に形成された前ガード12が装着されている。また、筐体11の上面をなすトッププレート15の表面には、操作部16が配置されている。また、筐体11内部の、トッププレート15の裏面付近には、暖房装置1の動作を制御するコントローラC(制御部)が配置されている。
【0013】
図2は、
図1の暖房装置1から前ガード12を取り外した状態を示している。
図2に示されるように、筐体11内には、上下方向に延びる丸棒状の第1ヒータ17が配置されている。第1ヒータ17は、遠赤外線ヒータであり、例えば、シーズヒータでありうる。あるいは、第1ヒータ17には、シーズヒータに代えて、カーボンヒータ、ハロゲンヒータ等が採用されてもよい。なお、
図2の例では第1ヒータ17が2つ設けられているが、設けられる第1ヒータ17の本数はこの限りではない。第1ヒータ17は1つでもよいし、あるいは3つ以上でもよい。第1ヒータ17の後方には、第1ヒータ17からの輻射熱を前方へ反射する反射板18が配置されている。
【0014】
図3は、
図1に示した暖房装置1の内部構成を示す側面断面図である。
図3に示すように、反射板18の第1ヒータ17側の面とは反対側の面と筐体11との間に空間35が形成される。第1ヒータ17の輻射熱は反射板18の温度を上昇させ、それによって空間35内の空気の温度も上昇する。したがって、これを自然に任せておく場合には、空間35内に上昇気流が生じ、それによって筐体11のトッププレート15を介して操作部16が高温にされられることになる。
【0015】
このような状態になることを防止するため、本実施形態における暖房装置1は、空間35内の気体を排気口14を介して外部へ強制的に排出するファン32を備える。一例において、ファン32は、筐体11の左右方向(紙面奥行き方向)を回転軸32aとするシロッコファンでありうる。あるいは、ファン32には、シロッコファンに代えて、クロスフローファン等が採用されてもよい。ファン32の駆動は、不図示のファンモータによって行われる。より具体的には、ファン32の駆動は、コントローラCによってファンモータが制御されることにより行われる。
【0016】
上記したように、排気口14は前面パネル13に設けられているため、
図3に示すように、その排気口14の位置は、第1ヒータ17よりも下方に位置することになる。筐体11内には、空間35と排気口14とが連通する気体流路34が形成される。ファン32は、この気体流路34内で、排気口14の後方、かつ、空間35の下方の位置に配置される。ファン32を収容し、空間35内の気体を引き込む引込口を有し、排気口14に連通する排気ダクト37を設け、これによって気体流路34が画定されてもよい。ファン32が回転駆動すると、空間35内の気体が排気ダクト37の引込口を介してファン32に引き込まれ、その気体は排気口14へと送り出される。このように、ファン32は、空間35内の気体が排気口14から排出されるような気流36を、気体流路34内に形成する。この気流36により、筐体11のトッププレート15すなわち操作部16の温度上昇を抑制することができる。従来、トッププレート15に配置できるのはせいぜい、つまみやスイッチ等のメカニカルな操作部材であった。これに対し、本実施形態によれば、トッププレート15の温度上昇が抑制されるため、操作部16には、プリント回路基板、LED、液晶パネル等、従来は耐熱性が問題になって配置できなかった要素を配置できるようになる。
【0017】
また、
図3に示すように、筐体11の背面の上方の位置に給気口33が形成されていてもよい。給気口33が気体流路34と連通することにより、空間35内に外気が効果的に導入され、空間35内の冷却効果を高めることができる。なお、給気口33の位置は、筐体11の背面に限定されない。例えば、筐体11の側面の上方、トッププレート15、あるいは、筐体11の前面の前ガード12の上側に給気口33が設けられてもよい。
【0018】
排気口14とファン32との間の気体流路上に、第2ヒータ31が配置されてもよい。第2ヒータ31は、例えばPTC(Positive Temperature Coefficient)ヒータである。PTCヒータは、排気ダクト37の横断面にわたって配置されるハニカム構造体の適所に面状発熱体が取り付けられたものでありうる。あるいは、PTCヒータは排気ダクト37の内壁面に面状発熱体が貼り付けられたものであってもよい。
【0019】
このような第2ヒータ31を作動させることにより、ファン32によって排気口14から吹き出される気体を暖めることができ、これをファンヒータとして利用することができる。本実施形態では、第1ヒータ17による遠赤外線ヒータと、第2ヒータ31によるファンヒータを、独立に動作させることができる。第1ヒータ17による遠赤外線ヒータと、第2ヒータ31によるファンヒータの両方を作動させることにより、急速暖房を行うこともできる。第1ヒータ17としてシーズヒータが使用され、第2ヒータ31としてPTCヒータが使用される場合、シーズヒータは温度立ち上がり度合いが低いため、その間、温度立ち上がりの速いPTCヒータが作動することにより、急速暖房が実現される。本実施形態では、第1ヒータ17による空間35内の熱がファン32によって第2ヒータ31に送り込まれるため、その分、第2ヒータ31の目標温度を低くすることができ、急速暖房における省エネルギー効果の点において有利である。また、第2ヒータ31が作動しない間も、空間35で温められた空気を含んだ温風(例えば35℃程度の温風)を排気口14から排出させることが可能である。
【0020】
図4には、操作部16の例が示されている。操作部16は、運転スイッチ41を含みうる。運転スイッチ41は例えば押しボタンでありうる。運転スイッチ41を押下することで、暖房装置1の運転の入/切を行うことができる。
【0021】
操作部16は、遠赤外線ヒータ調節ダイヤル42を含みうる。本実施形態において、遠赤外線ヒータを構成する第1ヒータ17の最高出力は例えば700Wであり、その出力は100W~700Wまで段階的に調整可能である。遠赤外線ヒータ調節ダイヤル42の周縁部には100W~700Wまでの段階を表す複数のランプ43が配置されている。遠赤外線ヒータ調節ダイヤル42の調節位置に応じて第1ヒータ17の出力が決まり、複数のランプ43のうちその出力に対応するランプが点灯する。
【0022】
操作部16は、更に、ファンヒータの動作を指示するためのファンヒータスイッチ44を更に含みうる。ファンヒータスイッチ44は押しボタンでありうる。ファンヒータスイッチ44の上部には、ファンヒータの動作を示す複数のランプ45が配置されている。ファンヒータスイッチ44が押下されるたびに、ファンヒータの動作が、「切」、「送風」、「弱」、「強」の順に切り替わる。「切」が選択されると、第2ヒータ31はオフ、ファン32もオフとされる。「送風」が選択されると、第2ヒータ31はオフ、ファン32は所定風量で駆動される。これが、上記した、第2ヒータ31が作動しない間も、空間35で温められた空気を含んだ温風(例えば35℃程度の温風)を排気口14から排出させるモードである。「弱」が選択されると、第2ヒータ31はオン、ファン32は所定の弱風量で駆動される。「強」が選択されると、第2ヒータ31はオン、ファン32は所定の強風量で駆動される。
【0023】
筐体11には、異常加熱を検知するために、筐体内の温度を検出する検出部が配置されている。検出部は、筐体内において互いに離間して配置された複数の温度センサを含みうる。一例において、
図3に示すように、検出器は、筐体11の上部において第1ヒータ17の近傍に配置された第1温度センサD1と、筐体11の下部において第2ヒータ31の近傍に配置された第2温度センサD2とを含みうる。
【0024】
図5には、コントローラCの構成を示すブロック図が示されている。コントローラCは、中央処理装置であるCPU51と、CPU51のワークエリアを提供し、一時的にデータを記憶するRAM52と、制御プログラムや非一時的なデータを記憶するROM53とを含みうる。コントローラCには、操作部16、第1温度センサD1、および第2温度センサD2が接続されている。コントローラCは、操作部16を介して設定された情報(ユーザ設定)および各温度センサにより検出された温度に基づき、各ヒータおよびファンの駆動を制御する。
【0025】
図6は、コントローラCにより実行される暖房装置1の制御処理を示すフローチャートである。このフローチャートに対応する制御プログラムは例えばROM53に格納されており、運転スイッチ41により入操作がされたことに応じて実行される。
【0026】
S101で、コントローラCは、ユーザ設定に従いヒータおよびファンの駆動を行う。S102で、コントローラCは、検出部によって検出された温度が、異常過熱を示すものとして予め設定されたしきい値を超えたか否かを判定する。本実施形態では、検出部は第1温度センサD1と第2温度センサD2を含むので、コントローラCは、第1温度センサD1によって検出された温度または第2温度センサD2によって検出された温度がしきい値を超えたか否かを判定する。以下では「第1温度センサD1によって検出された温度または第2温度センサD2によって検出された温度」を、「センサ温度」という。
【0027】
センサ温度がしきい値を超えていなければ、処理はS103に進む。S103では、運転スイッチ1が「切」にされたかどうかを判定する。運転スイッチ41が「切」にされた場合、処理S104に進む。S104では、各ヒータを停止するとともにファン32の駆動を停止して、処理を終了する。運転スイッチ41が「切」にされていなければ、処理S101に戻り、暖房運転が継続される。
【0028】
S102において、センサ温度がしきい値を超えた場合、安全確保のため過昇温防止機能が働く。具体的には、処理はS105に進み、コントローラCは、例えば、操作部16に配置されている全てのランプを点滅させる。これにより、筐体11内で異常過熱が検知されたことをユーザに報知することができる。すなわち、本実施形態では、操作部16に配置されているランプは、異常過熱を知らせるための報知部としても機能する。なお、異常過熱を知らせるための報知は、ランプの点滅だけでなく、ブザー等の音出力によって行われてもよい。
【0029】
S106で、コントローラCは、各ヒータを停止する一方、ファン32を最大風量で駆動させる。次に、S107で、コントローラCは、ファン32の最大風量での駆動が開始されてからの時間が所定の時間を経過したか否かを判定する。ファン32の最大風量での駆動が開始されてからの時間が所定の時間を経過していなければ、処理はS105に戻り、ランプ点滅およびファン32の最大風量での駆動が継続される。ファン32の最大風量での駆動が開始されてからの時間が所定時間が経過した場合、処理はS108に進む。S108では、コントローラCは、ファン32の駆動を停止する。ファン32の駆動を停止した後も、操作部16に配置されている全てのランプの点滅は継続されてよい。
【0030】
従来技術では、過昇温防止機能が働くと、ヒータとともにファンの駆動も停止される。この場合、ヒータの余熱で筐体内の温度上昇が続いてしまう。これに対し、本実施形態の運転制御によれば、S106で、ヒータは停止される一方、ファンは最大風量で駆動される。発明者の実験によれば、過昇温防止機能によりヒータが停止されてからの最高到達温度は、本実施形態では従来技術に比べて約50℃低いという結果が得られた。したがって、本実施形態によれば、異常過熱が検知された後の安全確保がより一層確実なものとなる。
【0031】
図7は、
図6の変形例を示している。
図7の
図6との違いは、S107に代えてS207が行われる点である。S207では、コントローラCは、センサ温度が、異常過熱状態を脱したことを示すものとして予め設定されたしきい値を下回ったか否かを判定する。センサ温度がしきい値を下回っていなければ、処理はS105へ戻り、ランプ点滅およびファン32の最大風量での駆動が継続される。センサ温度がしきい値を下回ると、処理はS108に進む。
【0032】
図6に示されたフローに従う制御によれば、筐体11内が安全な温度まで下がったことが確認されてからS108でファン32の駆動を停止することができる。
【0033】
なお、上述の実施形態では、異常過熱状態においてファン32を最大風量で駆動するとしたが、それには限らない。異常過熱状態になったときにファン32が弱風量あるいはオフである場合もあり、それよりも強い風量でファン32を駆動させるべきであることが意図されている。ファン32を最大風量で駆動し、その後、徐々に風量を弱める等の制御を行うようにしてもよい。
【0034】
発明は上記の実施形態に制限されるものではなく、発明の要旨の範囲内で、種々の変形・変更が可能である。
【符号の説明】
【0035】
1:暖房装置、11:筐体、14:排気口、17:第1ヒータ、31:第2ヒータ、32:ファン、C:コントローラ、D1:第1温度センサ、D2:第2温度センサ