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特開2024-172726ネットワークシステムおよび情報処理方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024172726
(43)【公開日】2024-12-12
(54)【発明の名称】ネットワークシステムおよび情報処理方法
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20241205BHJP
【FI】
G06Q50/10
【審査請求】未請求
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023090646
(22)【出願日】2023-06-01
(71)【出願人】
【識別番号】000005049
【氏名又は名称】シャープ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100148275
【弁理士】
【氏名又は名称】山内 聡
(74)【代理人】
【識別番号】100142745
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 世子
(72)【発明者】
【氏名】井出 永
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049AA22
(57)【要約】
【課題】簡単な構成で、効率的に、冷蔵庫の在庫を把握するためのシステムを提供する。
【解決手段】ユーザが利用する通信端末300と、通信端末300と通信するサーバ100と、を備えるネットワークシステム1が提供される。通信端末300は、購入予定の商品の入力を受け付ける。サーバ100は、入力された購入予定の商品を、ユーザに対応する冷蔵庫200の在庫から削除する。サーバ100は、携帯端末装置300などから購入した商品情報を受け付けると、冷蔵庫200の在庫に追加する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザが利用する通信端末と、
前記通信端末と通信するサーバと、を備え、
前記通信端末は、購入予定の商品の入力を受け付け、
前記サーバは、前記入力された購入予定の商品を、前記ユーザに対応する冷蔵庫の在庫から削除する、ネットワークシステム。
【請求項2】
前記通信端末は、冷蔵庫、通信アダプタ、携帯端末の少なくともいずれかによって実現され、
前記通信端末は、所定のボタンが押されている間に、マイクを介して、前記購入予定の商品を指定するための音声の入力を受け付けて、
前記サーバは、当該入力に応じて、当該商品を、前記冷蔵庫の在庫から削除する、請求項1に記載のネットワークシステム。
【請求項3】
前記サーバは、前記商品毎の消費期限または賞味期限を記憶して、
前記消費期限または前記賞味期限が近くなった商品を、特定の識別情報を付した状態で、自動的に、前記購入予定の商品として追加する、請求項1に記載のネットワークシステム。
【請求項4】
前記サーバは、前記購入予定の商品を含まない献立メニューを前記ユーザに提示する、請求項1から3のいずれか1項に記載のネットワークシステム。
【請求項5】
ユーザが利用する通信端末と、
前記通信端末と通信するサーバと、を備え、
前記通信端末は、購入予定の商品のリストを表示して、前記ユーザから購入済みの商品を指定する命令を受け付け、
前記サーバは、前記購入済みの商品を、前記ユーザに対応する冷蔵庫の在庫に追加する、ネットワークシステム。
【請求項6】
前記通信端末は、冷蔵庫、通信アダプタ、携帯端末の少なくともいずれかによって実現され、
前記通信端末は、所定のボタンが押されている間に、マイクを介して、前記冷蔵庫に収納した商品を指定する音声の入力を受け付けて、
前記サーバは、当該入力に応じて、当該商品を、前記冷蔵庫の在庫に追加する、請求項5に記載のネットワークシステム。
【請求項7】
前記サーバは、前記冷蔵庫の在庫に追加された商品を含む献立メニューを前記ユーザに提示する、請求項5または6に記載のネットワークシステム。
【請求項8】
通信端末が、ユーザから購入予定の商品の入力を受け付けるステップと、
前記通信端末からの情報に応じて、サーバが、前記入力された購入予定の商品を、前記ユーザに対応する冷蔵庫の在庫から削除するステップと、を備える情報処理方法。
【請求項9】
通信端末が、購入予定の商品のリストを表示するステップと、
前記通信端末が、ユーザから購入済みの商品を指定する命令を受け付けるステップと、
前記通信端末からの情報に応じて、サーバが、前記購入済みの商品を、前記ユーザに対応する冷蔵庫の在庫に追加するステップと、を備える情報処理方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、冷蔵庫の在庫を把握するための技術に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、冷蔵庫に入っている食材を把握するための技術が知られている。たとえば、特開2005-202696号公報(特許文献1)には、冷蔵庫在庫食品管理システム、冷蔵庫及びレシピサーバが記載されている。特許文献1によると、冷蔵庫在庫食品管理システムは、食品在庫料理情報管理装置を有する冷蔵庫と、在庫情報の取得を要求する在庫情報取得要求を送信する携帯端末装置と、を具備する。食品在庫料理情報管理装置は、冷蔵庫に収容され又は取り出される食品の名称及び数量の食品情報を取得して冷蔵庫に収容される前記食品の在庫情報を管理し、携帯端末装置から前記在庫情報取得要求を受けた時に当該携帯端末装置に対して当該在庫情報取得要求に係る前記在庫情報に基づいた調理可能な料理情報を検索し携帯端末装置に送信する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005-202696号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、簡単な構成で、効率的に、冷蔵庫の在庫を把握するためのシステムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明のある態様に従うと、ユーザが利用する通信端末と、通信端末と通信するサーバと、を備えるネットワークシステムが提供される。通信端末は、購入予定の商品の入力を受け付ける。サーバは、入力された購入予定の商品を、ユーザに対応する冷蔵庫の在庫から削除する。サーバは、携帯端末装置などから購入した商品情報を受け付けると、冷蔵庫の在庫に追加する。
【発明の効果】
【0006】
以上のように、この発明によれば、簡単な構成で、効率的に、冷蔵庫の在庫を把握するためのシステムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】第1の実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体構成を示すイメージ図である。
図2】第1の実施の形態にかかるネットワークシステム1の動作概要を示すイメージ図である。
図3】第1の実施の形態にかかるサーバ100の構成を表わすブロック図である。
図4】第1の実施の形態にかかるユーザ情報データ121を示すイメージ図である。
図5】第1の実施の形態にかかる機器情報データ122を示すイメージ図である。
図6】第1の実施の形態にかかる在庫情報データ123を示すイメージ図である。
図7】第1の実施の形態にかかる買い物メモデータ124を示すイメージ図である。
図8】第1の実施の形態にかかる期限情報データ125を示すイメージ図である。
図9】第1の実施の形態にかかる献立情報データ126を示すイメージ図である。
図10】第1の実施の形態にかかるサーバ100における購入すべき商品を追加する際の情報処理を示すフローチャートである。
図11】第1の実施の形態にかかるサーバ100における商品を購入した際の情報処理を示すフローチャートである。
図12】第1の実施の形態にかかる冷蔵庫200の構成を表わすブロック図である。
図13】第1の実施の形態にかかる冷蔵庫200に音声で買い物メモを入力する際の動作概要を表わすイメージ図である。
図14】第1の実施の形態にかかる通信端末300の構成を表わすブロック図である。
図15】第2の実施の形態にかかるサーバ100における商品を購入した際の情報処理を示すフローチャートである。
図16】第4の実施の形態にかかる期限切れにより自動的に購入すべき商品を追加する際の情報処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
<ネットワークシステム1の概要>
【0009】
まず、図1を参照して本実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体構成について説明する。本実施の形態にかかるネットワークシステム1は、主に、サーバ100と、冷蔵庫200や電子レンジ200Bなどの家電と、スマートフォンやタブレットなどの通信端末300と、冷蔵庫200や電子レンジ200Bなどをインターネットなどの外部のネットワークに接続するための無線ルータ400、などを含む。
【0010】
なお、サーバ100としては、本実施の形態においては、主に冷蔵庫200とデータをやり取りする家電サーバ100Aや、SNS(Social Networking Service)を提供するSNSサーバ100Bなどが準備される。以下では、これらのサーバをまとめて、サーバ100ともいう。
【0011】
また、通信端末300も、スマートフォンに限らず、パーソナルコンピュータやタブレットやゲーム機やスピーカやウェアラブル端末などであってもよい。以下では、これらを総称して通信端末300という。
<ネットワークシステム1の機能構成>
【0012】
次に、図1および図2を参照して本実施の形態にかかるネットワークシステム1の動作概要について説明する。なお、以下では、冷蔵庫200に収納される食材に関しての、在庫を管理するための動作概要について説明するが、食材に限らず、一般的な「商品」を在庫の管理対象としてもよい。なお、「商品」としては、加工前の食材や、加工・調理後の食材や商品や、調味料や、飲料などを含むものであって、さらに飲食物に限らず、一般的な日用品なども含むものとする。
【0013】
まず、ユーザは、冷蔵庫200の入力ボタンを押している間に、購入したい食材を音声入力する。これによって、サーバ100は、冷蔵庫200に当該食材の在庫がなくなったことを認識するとともに、当該食材をユーザに対応する買い物メモのリストに追加する。本実施の形態においては、サーバ100は、これ以降、当該食材を必要としない献立メニューをユーザに提示するようになる。
【0014】
そして、ユーザや、ユーザの家族が、スーパーに買い物に行った際などに、スマートフォンなどの通信端末300を介して、SNSの家族のチャンネルにアクセスすることによって、上記の買い物メモのリストを確認することできる。このリストはチェックボックス331を伴って管理できるようになっていて、ユーザや、ユーザの家族は、購入した食材に関する、買い物メモのリストのチェックボックスにチェックを入れる。これによって、サーバ100は、冷蔵庫200に当該食材が補充されたことを認識するとともに、当該食材をユーザに対応する買い物リストから削除する。本実施の形態においては、サーバ100は、これ以降、当該食材を必要とする献立メニューをユーザに提示するようになる。
【0015】
このように、本実施の形態にかかるネットワークシステム1は、簡単な構成や簡単な情報処理によって、冷蔵庫に収納されている食材や、冷蔵庫から無くなった食材を把握したり予測したりすることができる。以下、このような機能を実現するためのネットワークシステム1の具体的な構成について詳述する。
<サーバの構成>
【0016】
まず、本実施の形態にかかるネットワークシステム1を構成するサーバ100の構成の一態様について説明する。なお、本実施の形態にかかるネットワークシステム1で利用される機能は、家電サーバ100AとSNSサーバ100Bのような、2つのサーバ100で実現することに限られるものではなく、クラウド上のさらに多くの装置によって実現されてもよいし、さらに少ない装置によって実現されてもよい。以下では、説明のために、これらのサーバ群を1つのサーバ100として説明する。
【0017】
図3を参照して、サーバ100は、主たる構成要素として、CPU(Central Processing Unit)110と、メモリ120と、操作部140と、通信インターフェイス160とを含む。
【0018】
CPU110は、メモリ120に記憶されているプログラムを実行することによって、サーバ100の各部を制御する。たとえば、CPU110は、メモリ120に格納されているプログラムを実行し、各種のデータを参照することによって、後述する各種の処理を実行する。
【0019】
メモリ120は、各種のRAM(Random Access Memory)、各種のROM(Read‐Only Memory)などによって実現され、サーバ100に内包されているものであってもよいし、サーバ100の各種インターフェイスに着脱可能なものであってもよいし、サーバ100からアクセス可能な他の装置の記録媒体であってもよい。メモリ120は、CPU110によって実行されるプログラムや、CPU110によるプログラムの実行により生成されたデータ、入力されたデータ、その他の本実施の形態にかかるサービスに利用されるデータベースなどを記憶する。
【0020】
たとえば、メモリ120は、図4に示すような、ユーザ情報データ121を記憶する。ユーザ情報データ121は、本サービスに登録されるユーザ毎に、ユーザIDと、ユーザ名と、家族IDと、メールアドレスと、住所と、ユーザが加入している各種のサービスの識別情報やサービス内容などを格納する。
【0021】
また、メモリ120は、図5に示すような、機器情報データ122を記憶する。機器情報データ122は、本サービスに登録される冷蔵庫毎に、機器IDと、冷蔵庫のユーザIDと、ペアリングのための接続IDなどを格納する。
【0022】
また、メモリ120は、図6に示すような、在庫情報データ123を記憶する。在庫情報データ123は、本サービスに登録される冷蔵庫毎に、機器IDと、冷蔵庫に格納されている食材のリストと、食材毎の消費期限と賞味期限とを格納する。
【0023】
また、メモリ120は、図7に示すような、買い物メモデータ124を記憶する。買い物メモデータ124は、本サービスに登録される冷蔵庫毎に、機器IDと、購入すべき商品のリストと、購入済みか否かを示すフラグと、購入場所と、購入日時と、システムによって自動的に追加されたものであることを示すフラグと、を格納する。
【0024】
また、メモリ120は、図8に示すような、期限情報データ125を記憶する。期限情報データ125は、本サービスに登録されている食材や商品毎に、名称と、消費期限までの標準的な期間と、賞味期限までの標準的な期間とを格納する。
【0025】
また、メモリ120は、図9に示すような、献立情報データ126を記憶する。献立情報データ126は、本サービスに登録されている献立毎に、献立IDと、必要な材料と、調理メニューなどを格納する。
【0026】
さらに、メモリ120は、SNSのチャンネルに登録されている家族などのユーザのIDや、チャンネル毎の投稿履歴や、冷蔵庫200から受信した音声データや、音声から変換されたテキストデータや、その他の本実施の形態にかかるサービスに利用される各種のデータが格納される。本実施の形態においては、家族毎にSNSのチャンネルが準備されており、食材や商品に関する候補となるキーワードが準備されているものとする。
【0027】
図3に戻って、操作部140は、サービスの管理者などの命令を受け付けて、当該命令をCPU110に入力する。
【0028】
通信インターフェイス160は、CPU110からのデータを、インターネット、キャリア網、ルータなどを介して、冷蔵庫200や通信端末300などの他の装置に送信する。逆に、通信インターフェイス160は、インターネット、キャリア網、ルータなどを介して冷蔵庫200や通信端末300などの他の装置からのデータを受信して、CPU110に受け渡す。
<ネットワークシステムの情報処理>
【0029】
次に、図10を参照して、本実施の形態にかかる、買い物メモに食材を追加する時の、サーバ100における情報処理について説明する。なお、サーバ100のCPU110は、メモリ120のプログラムに従って、以下の処理を実行する。
【0030】
CPU110は、通信インターフェイス160を介して、冷蔵庫200から音声データを受信する(ステップS102)。
【0031】
CPU110は、音声データを解析して、食材の名称やその他の商品の名称を認識する(ステップS104)。
【0032】
CPU110は、当該食材や商品を、今回の冷蔵庫200に対応する、買い物メモデータ124のリストに追加する(ステップS106)。
【0033】
CPU110は、当該食材や商品を、今回の冷蔵庫200に対応する、在庫情報データ123のリストから削除する(ステップS108)。
【0034】
これによって、当該冷蔵庫200に対応するユーザの家族のSNSのチャンネルに属するユーザやユーザの家族が、自身の通信端末300を介して当該チャンネルのページにアクセスしてくると、サーバ100のCPU110は、通信インターフェイス160を介して、食材や商品のリストを通信端末300に表示させることができる(ステップS110)。
【0035】
また、これによって、当該冷蔵庫200に対応するユーザやユーザの家族が、自身の通信端末300を介しておすすめの献立を要求してくると、サーバ100のCPU110は、冷蔵庫200に対応する、最新の在庫情報データ123のリストに基づいて、すなわち今回追加された食材を必要としない献立を探し出して(ステップS112)、通信インターフェイス160を介して、献立に関する材料や調理メニューなどの情報を通信端末300に送信して、表示させることができる(ステップS114)。
【0036】
次に、図11を参照して、本実施の形態にかかる、購入した食材を買い物メモから削除時の、サーバ100における情報処理について説明する。なお、サーバ100のCPU110は、メモリ120のプログラムに従って、以下の処理を実行する。
【0037】
CPU110は、通信インターフェイス160を介して、通信端末300から、買い物リストの食材や商品にチェックが入れられた旨の情報を取得する(ステップS122)。ユーザは買い物時に前記の当該チャネルのページにアクセスして買い物メモを参照して買い物が行われる事を想定していて、このチェックボックス331にチェックが入れられたタイミングでユーザが商品を購入したと認識される。本実施の形態においては、CPU110は、通信端末300から現在位置情報も受信する(ステップS122)。
【0038】
CPU110は、通信端末300のユーザに対応する冷蔵庫200に関する、買い物メモデータ124の買い物リストの当該食材や商品にチェックを入れたり、購入日時を格納したり、購入場所を格納したりする(ステップS124)。
【0039】
CPU110は、当該食材や商品を、今回の冷蔵庫200に対応する、在庫情報データ123のリストに追加する(ステップS128)。
【0040】
これによって、当該冷蔵庫200に対応するユーザの家族のSNSのチャンネルに属するユーザやユーザの家族が、自身の通信端末300を介して当該チャンネルのページにアクセスしてくると、サーバ100のCPU110は、通信インターフェイス160を介して、最新の食材や商品のリストを通信端末300に表示させることができる(ステップS130)。
【0041】
また、これによって、当該冷蔵庫200に対応するユーザやユーザの家族が、自身の通信端末300を介しておすすめの献立を要求してくると、サーバ100のCPU110は、冷蔵庫200に対応する、最新の在庫情報データ123のリストに基づいて、すなわち今回購入された食材を必要とする、献立を探し出して(ステップS132)、通信インターフェイス160を介して、献立に関する情報を通信端末300に送信して、表示させることができる(ステップS134)。
<冷蔵庫200の構成>
【0042】
次に、図12を参照して、ネットワークシステム1を構成する冷蔵庫200の構成の一態様について説明する。本実施の形態にかかる冷蔵庫200は、主たる構成要素として、CPU210と、メモリ220と、ディスプレイ230、操作部240と、通信インターフェイス260と、スピーカ270と、マイク280と、機器駆動部290と、ライト295と、各種センサ297などを含む。
【0043】
CPU210は、メモリ220あるいは外部の記憶媒体に記憶されているプログラムを実行することによって、冷蔵庫200の各部を制御する。
【0044】
メモリ220は、各種のRAM、各種のROMなどによって実現され、CPU210によって実行されるプログラムや、CPU210によるプログラムの実行により生成されたデータ、操作部240を介して入力されたデータ、マイク280から入力された音声データ、リモコンから受信したデータ、ルータ400やインターネットを介してサーバ100から受信したデータ、冷蔵庫200に対応する管理サーバのアドレス、など各種サービスを利用するために必要な情報などを記憶する。
【0045】
ディスプレイ230は、CPU210からの信号に基づいて、文字や画像などを出力する。
【0046】
操作部240は、ボタン、タッチパネルなどによって実現され、ユーザからの命令を受け付けて、当該命令をCPU210に入力する。特に、本実施の形態においては、操作部240は、音声を入力するための入力ボタン241を含む。なお、ディスプレイ230と操作部240とは、タッチパネル250を構成してもよい。
【0047】
通信インターフェイス260は、無線通信を行うためのアンテナや、有線通信を行うためのコネクタなどによって実現される。CPU210は、通信インターフェイス260を利用することによって、ルータ400やインターネットなどを介して、サーバ100や他の冷蔵庫200や通信端末300と各種のデータをやり取りする。たとえば、CPU210は、通信インターフェイス260を介して、動作内容や環境情報やユーザ音声データなどをサーバ100に送信したり、操作命令や音声データなどをサーバ100から受信したりする。
【0048】
スピーカ270は、CPU210からの音声データに基づいて音声メッセージなどを出力する。マイク280は、ユーザの声などを取得して音声データをCPU210に入力する。特に本実施の形態においては、CPU210は、マイク280から受け付けた音声データを、通信インターフェイス260を介してサーバ100に送信したり、サーバ100から受信した音声メッセージをスピーカ270から出力したりする。
【0049】
機器駆動部290は、CPU210からの信号に基づいて、冷蔵庫200の各部(モータやヒータやセンサやアンテナなど)を制御する。機器駆動部290は、たとえば、冷蔵庫やエアコンに関しては圧縮機やファンであったり、電子レンジに関しては加熱調理のためのアンテナや回転テーブルであったり、テレビに関しては受信アンテナやチューナであったりする。
【0050】
ライト295は、CPU210からの指示に従って、音声対話中やユーザ音声録音(取得)中であることを示す光を発するためのライトである。
【0051】
各種センサ297は、たとえば扉201の開閉センサであって、扉201の開閉を検知して、検知結果をCPU210に入力する。あるいは、各種センサ297は、加速度センサであって、振動を検知して、検知結果をCPU210に入力する。各種センサ297は、人感センサなどであってもよい。
【0052】
本実施の形態においては、図13に示すように、CPU210は、操作部240の入力ボタン241が押されている間、マイク280を起動して、音声の入力を受け付けるものである。
【0053】
より詳細には、通常は、冷蔵庫200のディスプレイ230は消灯されている(ステップS152)。
【0054】
タッチパネル250にユーザが触れたり、扉201が開けられたりすると、CPU210がディスプレイ230を起動する(ステップS154)。このとき、対話ライト295は消灯している。
【0055】
入力ボタン241が押されると(ステップS156)、CPU210は、マイク280を起動して、ユーザの発話の入力を受け付ける(ステップS158)。入力ボタン241がOFFされるまで、CPU210は、マイク280を起動して、ユーザの発話の入力を受け付ける。
【0056】
ユーザが入力ボタン241から指を離すと(ステップS160)、CPU210は、録音を停止して、通信インターフェイス260を介して、音声データをサーバ100に送信することによって音声解析を行う(ステップS162)。
【0057】
認識された食材名や商品名のリストは一時的にメモリ220で保持され(ステップ164)、CPU210はそのリストの内容をディスプレイ230上に出力して表示確認出来るが、キーワード(この例の場合“確認”)を音声入力する事により、CPU210はスピーカ270を通して音声読み上げ形式にて確認する事も出来る(ステップS166)。
【0058】
また、ステップS164で通知された音声解析結果に削除キーワード(この例の場合“削除”)が含まれる場合は、前記メモリ220に一時的に保持された食材名や商品名のリストの一部を削除して編集する事も出来る(ステップS164)。例えば、ユーザが「削除」と発話すると、最も新しく買い物メモに追加された食材が削除される。また、ユーザが、「食材1(たとえば、ネギ、牛乳など)、削除。」と発話すると、指定された食材が買い物メモから削除される。
【0059】
ユーザは、購入したい食材や商品について、ステップS156からの処理を繰り返すことにより、複数の食材、商品のリストをメモリ220に保持する事が出来る。この状態でサーバ100への送信キーワード(この例の場合“送信”)を音声入力する事により、CPU210は買い物リストデータを送信して、サーバ100において買い物リストに追加されたり、SNSの買い物リストにアップされたりする(ステップS168)。CPU210は買い物リストデータを送信する指示はユーザが操作部240にある別のボタンを押下したタイミングによるものであってもよい。
<通信端末300の構成>
【0060】
次に、図14を参照して、ネットワークシステム1を構成する通信端末300の構成の一態様について説明する。本実施の形態にかかる通信端末300は、主たる構成要素として、CPU310と、メモリ320と、ディスプレイ330と、操作部340と、通信インターフェイス360と、スピーカ370と、マイク380、カメラ390などを含む。
【0061】
CPU310は、メモリ320に記憶されているプログラムを実行することによって、通信端末300の各部を制御する。
【0062】
メモリ320は、各種のRAMや、各種のROMなどによって実現される。メモリ320は、各種サービスのためのアプリケーションプログラムや通知エージェント用のプログラムや、CPU310によるプログラムの実行により生成されたデータ、サーバ100から受信したデータ、操作部340を介して入力されたデータ、通信端末300のユーザを特定するための情報などを記憶する。
【0063】
ディスプレイ330は、CPU310からのデータに基づいて、画像やテキストを表示する。操作部340は、ポインティングデバイスやスイッチなどから構成され、ユーザからの各種の命令をCPU310に入力する。なお、ユーザ端末は、ディスプレイ330と操作部340とを含むタッチパネル350を有してもよい。
【0064】
通信インターフェイス360は、インターネットやキャリア網やルータ400などを介して、サーバ100や冷蔵庫200などの他の装置との間でデータを送受信する。たとえば、CPU310は、プログラムに従って、通信インターフェイス360を介してサーバ100と、ユーザに関する各種の情報をやりとりする。CPU310は、当該各種の情報を、他のアプリケーションプログラムに提供することによって各種のサービスを受けることができる。
【0065】
スピーカ370は、CPU310からの音声データに基づいて音声メッセージなどを出力する。マイク380は、ユーザの声などを取得して音声データをCPU310に入力する。カメラ390は、撮影した静止画像や動画像をCPU310に入力したり、メモリ320に格納したりする。
【0066】
このように構成されているため、CPU310は、ユーザの指示に基づいて、通信インターフェイス360を介してSNSの所望のチャンネルの投稿データをサーバ100に要求したしたり、サーバ100からの情報に基づいて、ユーザの家族のチャンネルのページとして、買い物リストとチェックボックスとをディスプレイ330に表示したり、操作部340やマイク380を介して食材や商品に関する購入済みのチェックの入力を受け付けたりする。
<第2の実施の形態>
【0067】
上記の実施の形態においては、買い物リストの食材の横に表示されるチェックボックスにチェックが入ると(ステップS122)、当該食材を冷蔵庫200の在庫として追加するものであった(ステップS128)。しかしながら、サーバ100のCPU110は、買い物リストの食材にチェックボックスにチェックが入ってから(ステップS122)、所定時間、たとえば2時間など、が経過してから当該食材を冷蔵庫200の在庫として追加してもよい。
【0068】
より好ましくは、図15を参照して、CPU110は、通信インターフェイス160を介して、通信端末300から、買い物リストの食材や商品にチェックが入った旨の情報を取得する(ステップS122)。本実施の形態においては、CPU110は、通信端末300から現在位置情報も受信する(ステップS122)。
【0069】
CPU110は、通信端末300のユーザに対応する冷蔵庫200に関する、買い物メモデータ124の買い物リストの当該食材や商品にチェックを入れたり、購入日時を格納したり、購入場所を格納したりする(ステップS124)。
【0070】
CPU110は、購入場所から、ユーザの住所までにかかる時間を計算する(ステップS225)。CPU110は、当該時間が経過してから(ステップS226にてYESである場合)、当該食材や商品を、今回の冷蔵庫200に対応する、在庫情報データ123のリストに追加する(ステップS128)。
<第3の実施の形態>
【0071】
さらには、冷蔵庫200の操作部240を介したり、通信端末300を利用したりして、手動や音声によって直接的に冷蔵庫200の在庫をサーバ100に登録できることも好ましい。たとえば、冷蔵庫200のCPU210が、在庫管理用のアプリケーションプログラムに従って、操作部240を介して、買い物リストに入っていない食材や賞味期限などの入力を直接的に受け付けてもよい。具体的には、ユーザが操作部240の入力ボタン241を押している間に食材名を発話する。CPU210は、マイク280を介して、当該音声を取得して、通信インターフェイス260を介して、当該音声情報をサーバ100に送信する。これによって、サーバ100のCPU110は、音声を解析して特定された当該食材や商品を、今回の冷蔵庫200に対応する、在庫情報データ123のリストに追加する。
【0072】
そして、このような形態においては、同一の食材に関して、数時間以内に、直接的に買い物リストに追加されつつ、買い物リストのチェックボックスにチェックが入った場合に、サーバ100のCPU110は、直接的に登録された食材と、チェックされた食材と、どちらかのみを在庫情報データ123に登録することが好ましい。これによって、1つの購入商品について、2つ分の在庫を登録してしまうことを防止することができる。あるいは、1回しか購入していないのに、2回分の購入情報を蓄積してしまうことを防止することができる。
【0073】
より詳細には、図15を参照して、CPU110は、購入場所から、ユーザの住所までにかかる時間を計算する(ステップS225)。CPU110は、当該時間プラス1時間程度が経過してから(ステップS226にてYESである場合)、当該食材や商品を、今回の冷蔵庫200に対応する、在庫情報データ123のリストに追加する(ステップS128)。そして、当該時間の前後の数時間以内に、同一の食材や商品が、直接的に冷蔵庫200の在庫として登録された場合に、サーバ100のCPU110は、当該直接的な食材を在庫に登録しない。あるいは、チェックされた食材を在庫に登録しない。
【0074】
これによって、買い物した人が食材を自宅に持ち帰って冷蔵庫200にいれた後で、料理することが出来るレシピ検索をすることができる。また、上述した通り、1つの購入商品について、2つ分の在庫を登録してしまうことも防止することができる。
<第4の実施の形態>
【0075】
上記の実施の形態に加えて、冷蔵庫200の在庫に入っている食材の消費期限や賞味期限に達した場合に、自動的に在庫情報データ123から削除して、買い物メモデータ124に追加してもよい。ただし、ユーザが、混乱しないように、買い物リストが表示される際には、所定のアイコンや画像や説明文を付記することが好ましい。
【0076】
より詳細には、サーバ100のCPU110は、メモリ120のプログラムに従って、定期的に、たとえば12時間毎に、以下処理を実行する。
【0077】
図16を参照して、サーバ100のCPU110は、在庫情報データ123を参照して、消費期限に達した食材があるか否かを判断する(ステップS172)。CPU110は、消費期限に達した食材があった場合(ステップS172にてYESである場合)、当該食材を、今回の冷蔵庫200に対応する、買い物メモデータ124のリストに追加する(ステップS174)。このとき、CPU110は、自動的にリストに追加したことを示す情報を追加する。
【0078】
CPU110は、当該食材を、今回の冷蔵庫200に対応する、在庫情報データ123のリストから削除する(ステップS176)。
【0079】
これによって、当該冷蔵庫200に対応するユーザの家族のSNSのチャンネルに属するユーザやユーザの家族が、自身の通信端末300を介して当該チャンネルのページにアクセスしてくると、サーバ100のCPU110は、通信インターフェイス160を介して、自動追加分を含む食材や商品のリストを通信端末300に表示させることができる(ステップS178)。このとき、CPU110は、通信端末300に、自動的に追加したことを示すアイコンと共に、当該食材をリスト表示させる。
【0080】
また、これによって、当該冷蔵庫200に対応するユーザやユーザの家族が、自身の通信端末300を介しておすすめの献立を要求してくると、サーバ100のCPU110は、冷蔵庫200に対応する、最新の在庫情報データ123のリストに基づいて、すなわち賞味期限切れて在庫から削除した食材を必要としない献立を探し出して(ステップS132)、通信インターフェイス160を介して、献立に関する情報を通信端末300に送信して、表示させることができる(ステップS134)。
【0081】
なお、ステップS172においては、CPU110は、賞味期限に達した食材があるか否かを判断してもよい。
【0082】
あるいは、ステップS172においては、CPU110は、消費期限まで所定期間、たとえば24時間など、しかない食材があるか否かを判断してもよい。あるいは、ステップS172においては、CPU110は、賞味期限まで所定期間、たとえば24時間など、しかない食材があるか否かを判断してもよい。
【0083】
この場合は、CPU110は、消費期限が切れるまでの間、冷蔵庫200の在庫から削除せずに、むしろ逆に、当該食材を必要とする献立を優先的に上位に表示させることが好ましい。
<第5の実施の形態>
【0084】
上記の実施の形態においては、冷蔵庫200がマイク280を利用してユーザの音声を取得するものであった。このような形態には限られない。たとえば、磁石などによって冷蔵庫200に取り付けられる通信アダプタや、電子レンジ200Bやスマートフォンなどの通信端末300が、冷蔵庫200の一部または全部の機能を実現するものであってもよい。なお、通信アダプタや電子レンジ200Bの構成は、機器駆動部290の構成が異なるが、図12に示す構成と同様であって、CPU210の動作も同様であるため、ここでは説明を繰り返さない。
【0085】
あるいは、上記の実施の形態のサーバ100の役割の一部または全部を他の装置が実行してもよい。たとえば、冷蔵庫200が、自身で音声を認識したり、在庫情報データ123や、買い物メモデータ124を記憶したり、更新したりしてもよい。
<まとめ>
【0086】
上記の実施の形態においては、ユーザが利用する通信端末と、通信端末と通信するサーバと、を備えるネットワークシステムが提供される。通信端末は、購入予定の商品の入力を受け付ける。サーバは、入力された購入予定の商品を、ユーザに対応する冷蔵庫の在庫から削除する。
【0087】
好ましくは、通信端末は、冷蔵庫、通信アダプタ、携帯端末の少なくともいずれかによって実現される。通信端末は、所定のボタンが押されている間に、マイクを介して、購入予定の商品を指定するための音声の入力を受け付ける。サーバは、当該入力に応じて、当該商品を、冷蔵庫の在庫から削除する。
【0088】
好ましくは、サーバは、商品毎の消費期限または賞味期限を記憶する。サーバは、消費期限または賞味期限が近くなった商品を、特定の識別情報を付した状態で、自動的に、購入予定の商品として追加する。
【0089】
好ましくは、サーバは、購入予定の商品を含まない献立メニューをユーザに提示する。
【0090】
上記の実施の形態においては、ユーザが利用する通信端末と、通信端末と通信するサーバと、を備えるネットワークシステムが提供される。通信端末は、購入予定の商品のリストを表示して、ユーザから購入済みの商品を指定する命令を受け付ける。サーバは、購入済みの商品を、ユーザに対応する冷蔵庫の在庫に追加する。
【0091】
好ましくは、通信端末は、冷蔵庫、通信アダプタ、携帯端末の少なくともいずれかによって実現される。通信端末は、所定のボタンが押されている間に、マイクを介して、冷蔵庫に収納した商品を指定する音声の入力を受け付ける。サーバは、当該入力に応じて、当該商品を、冷蔵庫の在庫に追加する。
【0092】
好ましくは、サーバは、冷蔵庫の在庫に追加された商品を含む献立メニューをユーザに提示する。
【0093】
上記の実施の形態においては、通信端末が、ユーザから購入予定の商品の入力を受け付けるステップと、通信端末からの情報に応じて、サーバが、入力された購入予定の商品を、ユーザに対応する冷蔵庫の在庫から削除するステップと、を備える情報処理方法が提供される。
【0094】
上記の実施の形態においては、通信端末が、購入予定の商品のリストを表示するステップと、通信端末が、ユーザから購入済みの商品を指定する命令を受け付けるステップと、通信端末からの情報に応じて、サーバが、購入済みの商品を、ユーザに対応する冷蔵庫の在庫に追加するステップと、を備える情報処理方法が提供される。
【0095】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【符号の説明】
【0096】
1 :ネットワークシステム
100 :サーバ
100A :家電サーバ
100B :SNSサーバ
110 :CPU
120 :メモリ
121 :ユーザ情報データ
122 :機器情報データ
123 :在庫情報データ
124 :買い物メモデータ
125 :期限情報データ
126 :献立情報データ
140 :操作部
160 :通信インターフェイス
200 :冷蔵庫
200B :電子レンジ
201 :扉
210 :CPU
220 :メモリ
230 :ディスプレイ
240 :操作部
241 :入力ボタン
250 :タッチパネル
260 :通信インターフェイス
270 :スピーカ
280 :マイク
290 :機器駆動部
295 :対話ライト
297 :センサ
300 :通信端末
310 :CPU
320 :メモリ
330 :ディスプレイ
340 :操作部
350 :タッチパネル
360 :通信インターフェイス
370 :スピーカ
380 :マイク
390 :カメラ
400 :無線ルータ
図1
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