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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024172887
(43)【公開日】2024-12-12
(54)【発明の名称】水中基礎マウンド保護ネット
(51)【国際特許分類】
   E02B 3/08 20060101AFI20241205BHJP
   E02D 23/02 20060101ALN20241205BHJP
【FI】
E02B3/08
E02D23/02 G
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023090925
(22)【出願日】2023-06-01
(71)【出願人】
【識別番号】509200613
【氏名又は名称】株式会社横河NSエンジニアリング
(74)【代理人】
【識別番号】100087491
【弁理士】
【氏名又は名称】久門 享
(74)【代理人】
【識別番号】100104271
【弁理士】
【氏名又は名称】久門 保子
(72)【発明者】
【氏名】林 宏行
(72)【発明者】
【氏名】松野 正見
(72)【発明者】
【氏名】関口 修史
(72)【発明者】
【氏名】田中 好弓
【テーマコード(参考)】
2D118
【Fターム(参考)】
2D118AA05
2D118AA11
2D118AA28
2D118BA01
2D118BA05
2D118FA06
2D118GA31
(57)【要約】
【課題】多数の工事車両の連行、渋滞による走行経路における周辺住民への迷惑等を最小化する工事車両の運行管理方法及び運行管理システムを提供する。
【解決手段】生コンプラントの所在地xと建設現場の所在地yとを結ぶ道路上の交差点a,b,c,d及び渋滞予測地eに、GNSSによる位置情報を利用した多数のジオフェンスA,B,C,D,Eを設定する。生コン車2が各ジオフェンスA,B,C,D,Eを通過する毎に、各生コン車2のジオフェンスA,B,C,D,Eへの入退出時刻をホストコンピョュータ1のデータ管理サーバに発信して蓄積する。データ管理サーバに蓄積されたデータに基いて、各生コン車2の位置、走行速度に基づいた走行位置における渋滞状況、生コン車2どうしの間隔を算定し、これらの算定結果に基いて、各生コン車2に対して走行速度の調整またはルート変更の指示を発する。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の工事車両の運行データを蓄積するデータ管理サーバと、前記データ管理サーバに各工事車両の位置情報を発信する位置情報発信アプリと、前記データ管理サーバに蓄積された前記運行テータを確認する運行管理webアプリとを備えてなる工事車両運行管理システムを用いた工事車両の運行管理方法であって、前記工事車両が移動する出発地と到着地を結ぶルート上にGNSSによる位置情報を利用した多数のジオフェンスを、間隔をおいて設定し、前記各工事車両が各ジオフェンスを通過する毎に、前記各工事車両の前記ジオフェンスへの入退出時刻を前記データ管理サーバに発信して蓄積し、前記データ管理サーバに蓄積されたデータに基づいて、前記各工事車両の位置、前記走行速度に基づいた走行位置における渋滞状況、前記工事車両どうしの間隔を算定し、これらの算定結果に基づいて、前記各工事車両に対して走行速度の調整、またはルート変更の指示を発するようにすることを特徴とする工事車両の運行管理方法。
【請求項2】
請求項1記載の工事車両の運行管理方法において、前記位置情報発信アプリは前記工事車両のドライバーが携帯する通信端末にインストールされていることを特徴とする工事車両の運行管理方法。
【請求項3】
複数の工事車両の運行データを蓄積するデータ管理サーバと、前記データ管理サーバに各工事車両の位置情報を発信する位置情報発信アプリと、前記データ管理サーバに蓄積された前記運行テータを確認する運行管理webアプリとを備えてなる工事車両運行管理システムであって、前記工事車両が移動する出発地と到着地とを結ぶルート上に、間隔をおいて設定された、GNSSによる位置情報を利用した多数のジオフェンスと、前記各工事車両が各ジオフェンスを通過する毎に、前記各工事車両の前記ジオフェンスへの入退出時刻を前記データ管理サーバに発信する工事車両入退出時刻発信手段と、前記データ管理サーバに蓄積されたデータに基づいて、前記各工事車両の位置、前記走行速度に基づいた走行位置における渋滞状況、前記工事車両どうしの間隔を算定する算定手段と、前記算定手段によって算定された算定結果に基づいて、前記各工事車両に対して走行速度の調整またはルート変更の指示を発する指示手段を備えていることを特徴とする工事車両の運行管理システム。
【請求項4】
請求項3記載の工事車両の運行管理システムにおいて、前記位置情報発信アプリは、前記工事車両のドライバーが携帯する通信端末にインストールされていることを特徴とする工事車両の運行管理システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、橋梁や防波堤、或いは護岸などの基礎部分として、多量の捨て石を投入することにより築造された水中基礎マウンドの上に敷設され、水中基礎マウンドとして投入された捨て石が激しい波や水流等によって流失することから保護する水中基礎マウンド保護ネットに関し、特に製品品質の安定化、輸送費の大幅な削減および現場作業の大幅な省力化、さらには現場組立費や全体工費の削減等を可能にしたものである。
【背景技術】
【0002】
海底、河川底または湖沼底などの水底に築造される橋梁や防波堤、或いは護岸などの基礎部分として、多量の捨て石を投入することにより築造される水中基礎マウンドが知られている。
【0003】
この種の水中捨て石基礎マウンドは、一般にコンクリート製根固めブロックや保護ネット等によって被覆することにより、水中基礎マウンドとして投入された捨て石が激しい波や水流などによって流失しないように保護されている。
【0004】
例えば、特許文献1には、鋼製のフレームが平面的に組まれて形成された外枠内に、基礎捨て石移動防止用のチェーン或いはワイヤー等を取り付けることにより構成された水中基礎マウンド保護ネット構造の発明が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平9-316848号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、コンクリート製根固めブロックによる保護は、ブロック一個当たりの重量が非常に重く、しかもブロック一個当たりの基礎マウンドの保護面積が小さいため大量に投入する必要があった。
【0007】
また、特許文献1の水中基礎マウンド保護ネットは、コンクリート製根固めブロックに比べ軽量で基礎マウンドを広く保護できるが、保護面積を大きくすると陸送ができないサイズになることで、以下に述べるような二つの課題があった。
【0008】
一つは、陸送に対応した工場での製作の場合、保護ネットの外枠を個別に分離した状態で現場に搬入し、現場にて溶接によって組み立てることになるため、現場作業が非常に多く煩雑になりやすく、また製品の品質についても作業条件等に大きく左右されやすい等の課題があった。
【0009】
二つ目は、工場で組み立て海上輸送とした場合に、輸送費が大幅に嵩み、また、輸送が天候に左右されやすいという課題が多々あった。
【0010】
本発明は、以上の課題を解決するためになされたもので、特に製品品質の安定化、輸送費の大幅な削減および現場作業の大幅な省力化、さらには現場組立費や全体工費の削減等を可能にした水中基礎マウンド保護ネットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明は、外枠体と前記外枠体の内側に配置された基礎捨て石移動防止用のチェーンまたはワイヤーとから構成され、かつ多量の捨て石が投入されることにより築造された水中基礎マウンドの上に敷設される水中基礎マウンド保護ネットであって、前記外枠体は対向して配置された一対の外枠本体部と、前記外枠本体部と外枠本体部との間に配置され、前記外枠本体部どうしを接続する複数の外枠本体連結部とから構成されていることを特徴とするものである。
【0012】
前記外枠本体部の形状は特に限定されるものではなく、例えば平面視略コの字形状に形成してあればよい。また、前記外枠体は、互いに隣り合って配置された複数の外枠本体部と、前記外枠本体部と外枠本体部との間に配置され、前記外枠本体部どうしを接続する複数の外枠本体連結部とから構成することもできる。この場合、前記外枠本体部の形状は、例えば平面視略L字形状に形成してあればよい。さらに、前記コの字状の外枠本体部とL字状の外枠本体部を適宜組み合わせて前記外枠体を形成することもできる。
【0013】
前記外枠本体部と前記外枠本体連結との接続部に、雄ねじ部と雌ねじ部とからなるねじ機構をそれぞれ設け、前記ねじ機構の一方は右ねじに形成し、もう一方は左ねじ(逆ねじ)に形成することで、前記外枠本体連結部を一方向に回すことにより前記各外枠本体部どうしを同時に連結することができ、きわめて効率的に組み立てることができる。
【0014】
さらに、前記外枠本体部および前記外枠本体連結部は鋼棒、鉄筋、形鋼または鋼管等の市販品からきわめて低コストで製作することができ、また、前記外枠本体部と外枠本体連結部を形鋼または鋼管で製作する場合、外枠本体部および外枠本体連結部内にコンクリートまたは砂などを充填することにより、波や水流などの条件によって決定される保護ネットの必要重量を容易に確保することができる。
【0015】
また、前記外枠本体部と外枠本体連結部との接続部にシーリングまたは溶接を施すことにより、供用中の分離等を防止できるだけでなく、ねじのかみ合わせによって発生する隙間を塞ぐことやねじ部の防錆にも効果が見込める。
【発明の効果】
【0016】
本発明の水中基礎マウンド保護ネットは、特に外枠体が平面視略コの字形状またはL字形状に形成された複数の外枠本体部と、前記外枠本体部と外枠本体部との間に配置され、前記外枠本体部どうしを連結する複数の外枠本体連結部とから構成されているため、これらを全て陸送可能なサイズとすることにより工場を選ばず製作することができ、また大部分を工場で製作することができるため、製品品質の安定化を図ることができ、輸送費の大幅な削減等を図ることができる。
【0017】
また、前記外枠本体部と前記外枠本体連結部は雄ねじ部と雌ねじ部とからなるねじ機構によって連結され、しかも前記ねじ機構の一方は右ねじ、もう一方は左ねじ(逆ねじ)に形成されているため、前記外枠本体連結部を一方向に回すことにより前記各外枠本体部どうしを現場にて容易に組み立てることができ、また、組立作業が天候に左右されることもないので、現場作業の大幅な省力化、さらには現場組立費や全体工費の削減等を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本発明の一実施形態を図示したものであり、図(a)は水中基礎マウンド保護ネットの平面図、図(b)は図(a)の水中基礎マウンド保護ネットを構成する枠本体部および枠本体連結部の組立て前の平面図である。
図2】枠本体部および枠本体連結部とチェーン端部との連結部を示す、図1(a)におけるイ-イ線拡大断面図である。
図3】本発明の他の実施形態を図示したものであり、図(a)は水中基礎マウンド保護ネットの平面図、図(b)は図(a)の水中基礎マウンド保護ネットを構成する外枠本体部および外枠本体連結部の組立て前の平面図である。
図4】本発明の他の実施形態を図示したものであり、図(a)は水中基礎マウンド保護ネットの平面図、図(b)は図(a)の水中基礎マウンド保護ネットを構成する外枠本体部および外枠本体連結部の組立て前の平面図である。
図5】本発明の他の実施形態を図示したものであり、図(a)は水中基礎マウンド保護ネットの平面図、図(b)は図(a)の水中基礎マウンド保護ネットを構成する外枠本体部および外枠本体連結部の組立て前の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
図1図2は、本発明の一実施形態の水中基礎マウンド保護ネット(以下「保護ネット」)を図示したものである。図において、保護ネット1は、平面視略方形状に形成された外枠体2と、外枠体2の内側に格子状に配置された基礎捨て石移動防止用の複数のチェーンまたはワイヤー(以下「チェーン」)3とから構成されている。
【0020】
外枠体2は平面視略コの字形状に形成され、かつ互いに対向して配置された一対の外枠本体部4,4と、外枠本体部4,4間に配置され、外枠本体部4,4と協働して外枠体2を構成する一対の外枠本体連結部5,5とから構成されている。
【0021】
外枠本体部4は、平行に配置された平行部4a,4aと平行部4a,4aの一端側部どうしを連結する連結部4bとから平面視略コの字形状に形成されている。また、一方の外枠本体部4の平行部4a,4aの先端部に雄ねじ部4c,4cが形成され、もう一方の外枠本体部4の平行部4a,4aの先端部に雌ねじ部4d,4dが形成されている。
【0022】
外枠本体連結部5,5は直線状に形成され、かつ外枠本体部4,4の平行部4a,4aと同一軸線上に配置されている。また、外枠本体連結部5,5の一端部に雄ねじ部4cと螺合する雌ねじ部5aが形成され、もう一方の端部に雌ねじ部4dと螺合する雄ねじ部5bが形成されている。さらに雄ねじ部4cおよび雌ねじ部5a(ねじ機構)と雌ねじ部4dおよび雄ねじ部5b(ねじ機構)の一方は右ねじ、もう一方は左ねじ(逆ねじ)に形成されている。
【0023】
また、外枠本体部4,4の平行部4a,4aおよび外枠本体連結部5,5の内側部に、複数のブラケット6が平行部4a,4aおよび外枠本体連結部5,5の軸方向に等間隔に取り付けられている。
【0024】
そして、雄ねじ部4cと雌ねじ部5a、雌ねじ部4dと雄ねじ部5bがそれぞれ互いに螺合されることにより、外枠本体部4,4と外枠本体連結部5,5は互いに連結され、外枠体2が構成されている。
【0025】
この場合、雄ねじ部4cおよび雌ねじ部5aと雌ねじ部4dおよび雄ねじ部5bが互いに逆ねじに形成されていることで、外枠本体連結部5,5がそれぞれ一方向に回転することにより、外枠本体部4,4の平行部4a,4aが互いに引き寄せられて外枠本体連結部5,5と連結される。
【0026】
また、平行部4a,4aおよび枠本体連結部5,5の各ブラケット6,6に、外枠体2の内側に格子状に配置された各チェーン3の両端部が連結されている。以上の構成により保護ネット1が構成されている。
【0027】
なお、外枠本体部4および外枠本体連結部5は、H形鋼や山形鋼などの形鋼、あるいは角形鋼管や円形鋼管、さらには鉄筋や棒鋼などから形成され、また、ブラケット6は鋼製プレート等から形成され、かつ各ブラケット6は外枠本体部4の平行部4a,4aおよび外枠本体連結部5の内側部に溶接などによって取り付けられ、さらに、各チェーン3の両端部はブラケット6に取付けボルト7によって連結されている。
【0028】
また、外枠本体部4と外枠本体連結部5が形鋼または鋼管で形成されている場合、必要に応じて外枠本体部4および外枠本体連結部5内にコンクリートまたは砂などが充填されることにより、波や水流などの条件によって決定される保護ネット1の必要重量が確保されている。
【0029】
また、外各枠本体部4と外枠本体連結部5との接続部にシーリングまたは溶接を施すことにより、供用中における接続部の分離等を防止することができるだけでなく、ねじのかみ合わせによって発生する隙間を塞ぐことやねじ部の防錆にも効果が見込める。
【0030】
図3(a),(b)は、本発明の他の実施形態の保護ネットを図示したものであり、特に各外枠本体部4,4の平行部4a,4aの一方の端部に雄ねじ部4cが形成され、もう一方の端部に雌ねじ部4dがそれぞれ形成されている。
【0031】
また、各外枠本体連結部5,5の両端部に雄ねじ部4cと雌ねじ部4dに対向して雌ねじ部5aと雄ねじ部5bがそれぞれ形成されている。
【0032】
そして、雄ねじ部4cと雌ねじ部5a、雌ねじ部4dと雄ねじ部5bが、それぞれ互いに螺合されることにより、外枠本体部4,4と外枠本体連結部5,5が互いに連結されている。
【0033】
この実施形態によれば、外枠体2を構成する外枠本体部4,4として、平行部4a,4aの一方の先端部に雄ねじ部4c,他方の先端部に雄ねじ4dの形成された一種類の枠本体部を手配すれば良い。
【0034】
図4(a),(b)は、同じく本発明の他の実施形態を図示したものであり、外枠体2を構成する外枠本体部4,4が平面視略L字形状に形成され、かつ互いに隣り合って配置されている。
【0035】
また、各外枠本体部4を形成する直線部4e,4eの一方の先端部に雄ねじ部4c、もう一方の先端部に雌ねじ部4dがそれぞれ形成されている。また、各外枠本体部4,4の直線部4e,4e間に配置された外枠本体連結部5の一方の先端部に雌ねじ部5a、もう一方の先端部に雄ねじ部5bがそれぞれ形成されている。
【0036】
さらに、雄ねじ部4cおよび雌ねじ部5aと雌ねじ部4dおよび雄ねじ部5bの一方は右ねじ、もう一方は左ねじ(逆ねじ)に形成されている。このような構成において、各外枠本体連結部5を一方向に回すことにより、互いに隣り合う各外枠本体4,4どうしが互いに引き寄せられて連結されている。
【0037】
なお、図1(a),(b)~図4(a),(b)に図示する実施形態において、外枠本体連結部5,5と当該外枠本体連結部5,5の両端側部に配置された外枠本体部4,4との接続部におけるねじ機構は、外枠本体連結部5,5側が全て雄ねじ、外枠本体部4,4側が全て雌ねじ、或いは外枠本体連結部5,5側が全て雌ねじ、外枠本体部4,4側が全て雄ねじであってもよい。
【0038】
例えば、図5(a),(b)に図示する実施形態においては、各外枠本体部4を形成する直線部4e,4eの先端部に雌ねじ部4d,4dが形成され、各外枠本体部4,4の直線部4e,4e間に配置された外枠本体連結部5の両端部に雄ねじ部5b,5bが形成されている。
【0039】
さらに、雄ねじ部4cおよび雌ねじ部5aと雌ねじ部4dおよび雄ねじ部5bの一方は右ねじ、もう一方は左ねじ(逆ねじ)に形成されている。このような構成において、各外枠本体連結部5を一方向に回すことにより、互いに隣り合う各外枠本体部4,4どうしが互いに引き寄せられて連結されている。
【産業上の利用可能性】
【0040】
本発明は、水中基礎マウンドとして投入された捨て石を激しい波や水流から保護することができ、特に製品品質の安定化、輸送費の大幅な削減および現場作業の大幅な省力化、さらには現場組立費や全体工費の削減等を図ることができる。
【符号の説明】
【0041】
1 保護ネット(水中基礎マウンド保護ネット)
2 外枠体
3 チェーン(チェーンまたはワイヤー)
4 外枠本体部
4a 外枠本体部の平行部
4b 外枠本体部の連結部
4c 雄ねじ部
4d 雌ねじ部
4e 外枠本体部の直線部
5 外枠本体連結部
5a 雌ねじ部
5b 雄ねじ部
6 ブラケット
7 連結ボルト
図1
図2
図3
図4
図5