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  • 特開-蔬菜栽培器 図1
  • 特開-蔬菜栽培器 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024173538
(43)【公開日】2024-12-12
(54)【発明の名称】蔬菜栽培器
(51)【国際特許分類】
   A01G 9/02 20180101AFI20241205BHJP
【FI】
A01G9/02 E
A01G9/02 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2023099663
(22)【出願日】2023-05-31
(71)【出願人】
【識別番号】595110210
【氏名又は名称】小野瀬 一
(71)【出願人】
【識別番号】522236556
【氏名又は名称】菊池 一己
(71)【出願人】
【識別番号】519028221
【氏名又は名称】宍戸 敏身
(72)【発明者】
【氏名】小野瀬 一
【テーマコード(参考)】
2B327
【Fターム(参考)】
2B327NA03
2B327ND01
2B327NE04
2B327QB13
2B327RC02
2B327UA10
2B327UA30
(57)【要約】      (修正有)
【課題】従来より一般に野菜を栽培する器具などとは殆んど考えられないし、また、これに係るものなどは、全く市販されていないようである。現時点では、栽培する必要を感じないからである。
【解決手段】マンションの高層部に住む一般家庭においては、物品の持運にも大きな労力を要し生活にも限定されているもの感ずるものであるが、そこで、一意奮発して楽しく活気ある生活をすることを図ったもので、蔬菜栽培器において、胡瓜などの野菜を室内のガラス窓一杯に栽培することができるように構成し、野菜を育てる培養土を有する生育室1と、施肥する溶水を有する貯水槽5とを備えた蔬菜栽培器本体と、前記蔬菜栽培器10の底面部に、把手を有する前記溶水の質の落ちるのを防止する掻回扞9を設けた。これにより、一家楽しく活動して食することができ、活生度の高い蔬菜栽培器を提供できる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
野菜を育てる培養土を有する生育室と、施肥する溶水を有する貯水槽とを備えた蔬菜栽培器本体と、前記蔬菜栽培器の底面部に、把手を有する前記溶水の質の落ちるのを防止する掻回扞を設けた蔬菜栽培器。
【請求項2】
本体を軽く手持でき移動可能なるように、分解することができるように設けた請求項1記載の蔬菜栽培器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、マンションや特に高層マンションなどにおける野菜栽培作に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の高層マンションなどの一般家庭には、野菜などの栽培に係るものは、全く見受けられないものである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
以上に述べたように、野菜の栽培具のようなものは、一切市販されていないものであった。
【0004】
本発明は、このような従来の状況が有していたことがらを解決しようとするものであり、有無を効果的に考慮し、確かな蔬菜栽培器の実現することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
そして、本発明は上記目的を達成するために、野菜を生育する培養土をゆうする生育室と、水を掻回しする掻回杆を内設するとともに、養分を給与する養分室とを有して備いる蔬菜栽培器本体と、前記蔬菜栽培器本体の前記養分室に、水量をを測ることを兼務する入水口管を設けて、手回しにより水質の落ちるのを防止するように設けてある。
【0006】
また、第2の課題解決手段は、上記養分室に蛇口を取付して水量が定量にあるように設けて、胡瓜、茄子などを移植して、マンションや特に高層マンションなどでは何かと不便を感ずるもので活気を得るために難しい栽培に挑戦するものである。
【0007】
また、第3の課題解決手段は、大形のものにして簡単な構造であるので、何処にも安易に設置できるように設けてあるので土地を有してないもの総てに特に不便と感ずるものマンションの高層まで設置して、農家のものを越す大物を収穫できるように説明書を用意してあるのでそれに従って栽培するものである。
【0008】
上記第1の課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち、培養土に移植された胡瓜などは、手入れの説明に従いどんどん果実を付け大きく実り、これを獲って食することができるように記してあり、また、手入れにより続けて収獲でき、楽しみながら生育していくものである。
【0009】
また、第2の課題解決手段による作用は、それぞれ相当の大きさに設けてはあるが、分割できるように設けてあるので持ち運びが出来、マンションや特に高層マンションなどにおいても小さく軽いものにして、安易に設置でき、大きく収獲できるという効果を発揮する。
【発明の効果】
【0010】
上述したように本発明の蔬菜栽培器は、胡瓜などの野菜を生育してその果実を収穫して、食することができ、よく手入れしてながく栽培して食事に供することができ、収獲度の高い蔬菜栽培器を提供できる。
【0011】
また、大きく丈夫なものに構成されてあるが移送には分割できるように設けてあるため、持ち易いものにして、マンションや特に高層マンションなどに設置して農家の人に劣らず大きく栽培できて活力ある効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【0012】
また、庭先に設置することができて、常時非常時を問わず老若男女を問わず、飲用に、草木の生育に用水できて、大きく広く高くに活力で活動できるというさらなる効果を発揮する。
図1】 本発明の実施の形態を示す蔬菜栽培器の部分断面図
図2】 同栽培に1例を示した側面図
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の実施の形態を図1図2に基づいて説明する。
【0014】
図においては、1は野菜を生育する生育器で、前記生育器1に培養土2を盛土して設け前記生育器の下部に、水量を計る筒3を兼ねる入水口4を有する貯水槽5を取付して設け、前記貯水槽5の底部に、無数の小孔口6を有する中仕切り板7を張設して、その下部底部に水の腐敗を防止する複数の突片8を有する掻回杆9を軸架し設けて配備して有する蔬菜栽培器10本体(以下本体)を設けて、移動可能なるように設けて,室11内に棚12などをもって縱掛して据置されてある。
【0015】
ここで本体は、矩方形状をしており、分解体形に設けられてあるので、例えば高層マンションなどにも移動し設置して、野菜各本来のものに生育し栽培してともに活力し活生されていくものである。
【0016】
11は、把手で上記掻回扞9に取付して設けられてある。
【0017】
以下、上記構成の動作を説明する。培養土に移植された胡瓜などは、室内において栽培
して一家ともに楽しく食することができるという効果を発揮する。また、努めて手入れをつづけることで、常時食膳を賑わることができるものである。
【0018】
また、胡瓜など野菜類などを家内一杯に大きく栽培するために、強大に設けたものであるが、移動の際、手軽に持てるように分解可能に設けてあるので、例えば高層マンションなどにおいても設置できて、大きく栽培できるという効果を発揮する。以上のように、本実施形態によれば活生効果が得られるものである。
【符号の説明】
【0019】
1 生育室
2 培養土
4 入水口
5 貯水槽
9 掻回杆
10 蔬菜栽培器
11 室
12 棚
図1
図2