IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 欣東興股▲フン▼有限公司の特許一覧

特開2024-173664折り畳み可能な積み重ね植栽収納ボックス構造
<>
  • 特開-折り畳み可能な積み重ね植栽収納ボックス構造 図1
  • 特開-折り畳み可能な積み重ね植栽収納ボックス構造 図2
  • 特開-折り畳み可能な積み重ね植栽収納ボックス構造 図3
  • 特開-折り畳み可能な積み重ね植栽収納ボックス構造 図4
  • 特開-折り畳み可能な積み重ね植栽収納ボックス構造 図5
  • 特開-折り畳み可能な積み重ね植栽収納ボックス構造 図6
  • 特開-折り畳み可能な積み重ね植栽収納ボックス構造 図7
  • 特開-折り畳み可能な積み重ね植栽収納ボックス構造 図8
  • 特開-折り畳み可能な積み重ね植栽収納ボックス構造 図9
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024173664
(43)【公開日】2024-12-12
(54)【発明の名称】折り畳み可能な積み重ね植栽収納ボックス構造
(51)【国際特許分類】
   A01G 9/02 20180101AFI20241205BHJP
【FI】
A01G9/02 103G
【審査請求】有
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024041555
(22)【出願日】2024-03-15
(31)【優先権主張番号】112120735
(32)【優先日】2023-06-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】TW
(71)【出願人】
【識別番号】524102512
【氏名又は名称】欣東興股▲フン▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】110001139
【氏名又は名称】SK弁理士法人
(74)【代理人】
【識別番号】100130328
【弁理士】
【氏名又は名称】奥野 彰彦
(74)【代理人】
【識別番号】100130672
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 寛之
(72)【発明者】
【氏名】林庭志
【テーマコード(参考)】
2B327
【Fターム(参考)】
2B327ND01
2B327NE09
2B327QA05
2B327QB03
2B327QD02
2B327QD03
(57)【要約】
【課題】
折り畳み可能な積み重ね植栽収納ボックス構造であって、それには下記の部品が含まれている一つの筐体には一つの底座、二つの側板、二つの端板が含まれている;当該底座両側には当該側板が接続して設置されており、当該底座両端には当該端板が設置されており、当該底座には浸入水が浸入するように貫通する多くの排水孔が設置されており、当該底座底部の四つのコーナーには多くの底部嵌合凹槽が設置されており、当該底座における両側及び両端の下端周縁にはそれぞれ少なくとも一つの側部嵌合凸部及び少なくとも一つの端部嵌合凸部が設置されている;一つの支持棚は当該筐体の当該底座上端に設置されておりまた垂直状を呈する当該側板及び当該端板内面において、当該支持棚には浸入水が浸入するように貫通する多くの透孔が設置されており、当該支持棚下端には当該底座上端に支持されまた一つの空間を形成する多くの下支持部品が設置されている;少なくとも一つの濾過布は当該支持棚上端に設置されている。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
折り畳み可能な積み重ね植栽収納ボックス構造であって、下記の部品が含まれている;
一つの筐体は一つの底座、二つの側板、二つの端板が含まれている;
前記底座両側には接続するように内に向けて相対するように前記底座上端に折り畳まれまた相対する前記側板が接続して設置されており、前記底座の両端及び前記側板の内面には内に向けて相対するように折り畳まれアクティブな前記端板が設置されており、前記端板は相対するように折り畳まれておりまた前記底座上端及び前記側板下端において、前記底座には浸入水が浸入するように貫通する多くの排水孔が設置されており、前記底座底部における四つのコーナーには多くの底部嵌合凹槽が設置されており、前記底座における両側及び両端下端の周縁には少なくとも一つの側部嵌合凸部及び少なくとも一つの端部嵌合凸部がそれぞれ設置されている;
支持棚は前記筐体の前記底座上端に設置されまた直立状を呈する前記側板及び前記端板内面において、前記支持棚には浸入水が浸入するように貫通するための多くの排水孔が設置されており、前記支持棚下端には前記底座上端に支持されるように設置されまた一つの空間を形成する多くの下支持物件が設置されている;
少なくとも一つの濾過布は前記支持棚上端に設置されていることを特徴とする折り畳み可能な積み重ね植栽収納ボックス構造。
【請求項2】
前記側板上端には少なくとも一つの側上部凹部が設置されておりまたそれが前記底座の前記側部嵌合凸部に対応しており、前記端板上端には少なくとも一つの端上部凹部が設置されておりまたそれが前記底座の前記端部嵌合凸部に対応していることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み可能な積み重ね植栽収納ボックス構造。
【請求項3】
前記底座両側上端の周縁には多くの側部嵌合凹部が設置されており、前記側部嵌合凹部間には多くの凸座が設置されており、前記凸座上端には少なくとも一つの位置付け凹部が設置されている;前記底座両端上端の周縁には多くの端部嵌合部凹部が設置されていることを特徴とする請求項2に記載の折り畳み可能な積み重ね植栽収納ボックス構造。
【請求項4】
前記側板下端には凸出した多くの側部嵌合部が設置されておりまたそれが前記底座の前記側部嵌合凹部に対応しており、前記側板のもう一つの前記側部嵌合部間に少なくとも一つの位置付け凸部が設置されまたそれが前記凸座の前記位置付け凹部に対応している;前記側板両端には前記端板をストップする側部折板が曲がるように設置されており、前記側部折板にはまた少なくとも一つの側部係合孔が設置されており、前記側板における前記側部折板内縁には前記端板を固定するようにストップしまた弾性を有する内バックルが設置されていることを特徴とする請求項3に記載の折り畳み可能な積み重ね植栽収納ボックス構造。
【請求項5】
前記端板下端には凸出した多くの端部嵌合部が設置されておりまたそれが前記底座の前記端部嵌合部凹部に対応している;前記端板両側には少なくとも一つの端側係合部が設置されておりまたそれが前記側板の前記側部折板の前記側部係合孔に対応していることを特徴とする請求項4に記載の折り畳み可能な積み重ね植栽収納ボックス構造。
【請求項6】
前記筐体の前記底座両側の高さは前記底座両端の高さより大きいことを特徴とする請求項1~請求項5のいずれか1つに記載の折り畳み可能な積み重ね植栽収納ボックス構造。
【請求項7】
前記底座下端における四つのコーナーには四つの脚座が設置されており、前記脚座上端には多くのバイオネットが設置されておりまたそれが前記底座下端の前記底部嵌合凹槽に対応していることを特徴とする請求項5に記載の折り畳み可能な積み重ね植栽収納ボックス構造。
【請求項8】
前記脚座底部には一つの底板が設置されていることを特徴とする請求項7に記載の折り畳み可能な積み重ね植栽収納ボックス構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は植栽ボックスに関するものであり、それは、内部において支持棚及び濾過布が設置されており、筐体を折り畳みまたその他のユニットの筐体と相互に積み重ねる、折り畳み可能な積み重ね植栽収納ボックス構造が提供される。
【背景技術】
【0002】
それによると、従来の植栽ボックス(例えば植木鉢)の構造はすべて固定しており大きな空間があるので、従って運送するために大きな空間を用意する必要があり、それによりコストが増加しまた運送が不便となり、また当該植栽ボックス構造は植付後に積み重ねることができなく、それにより使用上、整然と配置することができなく、その底部には一つの小さい孔が設置されており、当該植栽ボックス内部に置かれた土壌が当該底部と直接接触し、その間には植物を植付するのに十分な通気性及び透水性を有する空間がなく、それによりその透水性及び透氣性が良くなく、さらには従来の植栽ボックスは使用しない時に折り畳むことができなく、従ってよく収納することができず、それにより実用性は大きく低減し、それは業者及び消費者が極力突破しようとするところである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
前記現存の技術不足のところを解決するため、本発明の主な目的は、折り畳み可能な積み重ね植栽収納ボックス構造を提供することにあり、筐体は底座及びその両側と両端にそれぞれ接続がアクティブな側板及び端板が設置されており、側板上端及び端板上端にそれぞれ側上部凹部及び端上部凹部が設置されており、また底座の両側及び両端に対応するように側部嵌合凸部及び端部嵌合凸部が設置されており、底座上端には支持棚が設置されており、支持棚上端には濾過布が設置されており、それにより現存技術における難しいところを克服しようとする。
【0004】
本発明の次の目的は、折り畳み可能な積み重ね植栽収納ボックス構造を提供することにあり、それは端板及び側板を内へ折り畳みまたは外へ折り畳むことにより垂直となりそれぞれ扁平状を呈するように收合しまたは垂直に展開する筐体であり、また内部に支持棚及び濾過布が置けるように提供される;筐体は側板の側上部凹部及び端板の端上部凹部ともう一つのユニットの筐体の底部の側部嵌合凸部及び端部嵌合凸部が相互に係合することにより提供されるのである。
【0005】
本発明のもう一つの目的は折り畳み可能な積み重ね植栽収納ボックス構造を提供することにあり、それは使用が便利で、空間を節約するように有効に効果を引き上げ、また運送、収納がよくてまた安定して積み重ねるのに良い折り畳み可能な積み重ね植栽収納ボックス構造である。
【0006】
本発明において解決しようとする問題は、従来の植栽ボックス(例えば植木鉢)によると、その構造は安定して大きな空間を有するから、その運搬を提供するため、大きな空間を用意しなければならず、コスト増加をもたらしまた運送が便利でなく、またその構造は植付後にすぐ積み重ねることができず、使用上には整然と配置できず、その底部には一つの小さい孔しか設置されておらずまた内部の土壤と当該底部とは直接接触し、その間には植物の植付に十分な通気性及び透水性の空間が提供されることが出来ず、それにより透水性及び透氣性が良くなく、また使用しない時に折り畳むことができず、従って収納しにくくなり、それによりその実用性において大きく低減した。
【0007】
問題を解決する技術手段としては、前記目的を達成するため、本発明は折り畳み可能な積み重ね植栽収納ボックス構造を提供し、それには下記のものが含まれている。
一つの筐体は一つの底座、二つの側板、二つの端板が含まれている;そのなかで、当該底座両側には、内に向けて当該底座上端に、相対するように折り畳まれまた相対する当該側板、当該底座両端が接続して設置されるように提供され、また当該側板内面には内に向けて相対するように折り畳まれているアクティブな当該端板が設置されており、当該端板は相対するように折り畳まれておりまた当該底座上端及び当該側板下端に位置し、当該底座には浸入水が浸入するように貫通する多くの排水孔が設置されており、当該底座底部における四つのコーナーには多くの底部嵌合凹槽が設置されており、当該底座における両側及び両端下端の周縁には少なくとも一つの側部嵌合凸部及び少なくとも一つの端部嵌合凸部がそれぞれ設置されている;
支持棚は当該筐体の当該底座上端に設置されまた直立状を呈する当該側板及び当該端板内面に位置し、当該支持棚には浸入水が浸入するように貫通するための多くの排水孔が設置されており、当該支持棚下端には当該底座上端に支持されるようにしておりまた一つの空間を形成する多くの下支持物件が設置されている;
少なくとも一つの濾過布は当該支持棚上端に設置されている。
【0008】
そのなかで、本発明の当該側板上端には少なくとも一つの側上部凹部が設置されておりまたそれが当該底座の当該側部嵌合凸部に対応し、当該端板上端には少なくとも一つの端上部凹部が設置されておりまたそれが当該底座の当該端部嵌合凸部に対応する。
【0009】
そのなかで、本発明の当該底座両側上端の周縁には多くの側部嵌合凹部が設置されており、当該側部嵌合凹部間には多くの凸座が設置されており、当該凸座上端には少なくとも一つの位置付け凹部が設置されている;当該底座両端上端の周縁には多くの端部嵌合部凹部が設置されている。
【0010】
そのなかで、本発明の当該側板下端には凸出した多くの側部嵌合部が設置されておりまた当該底座の当該側部嵌合凹部に対応し、当該側板の当該側部嵌合部の間には少なくとも一つの位置付け凸部が設置されておりまたそれが当該凸座の当該位置付け凹部に対応している;当該側板両端には当該端板をストップする側部折板が曲がるように設置されており、当該側部折板にはまた少なくとも一つの側部係合孔が設置されており、当該側板における当該側部折板内縁には当該端板をストップしそれを固定するようにしまた弾性を有する内バックルが設置されている。
【0011】
そのなかで、本発明の当該端板下端には凸出した多くの端部嵌合部が設置されておりまたそれが当該底座の当該端部嵌合部凹部に対応している;当該端板両側には少なくとも一つの端側係合部が設置されておりまたそれが当該側板の当該側部折板の当該側部係合孔に対応している。
【0012】
そのなかで、本発明の当該筐体の当該底座両側の高さは当該底座両端の高さより大きい。
【0013】
そのなかで、本発明の当該底座下端における四つのコーナーには四つの脚座が設置されており、当該脚座上端には多くのバイオネットが設置されておりまたそれが当該底座下端の当該底部嵌合凹槽に対応している。
【0014】
そのなかで、本発明の当該脚座底部には底板が設置されている。
【0015】
従来の技術の効果に比べると、本発明の当該筐体における当該底座及び其両側と両端にはそれぞれ接続をアクティブ化する当該側板及び当該端板が設置されており、当該側板上端及び当該端板上端にはそれぞれ当該側板上凹部及び当該端上部凹部が設置されており、また当該底座の両側及び両端に対応して当該側部嵌合凸部及び当該端部嵌合凸部が設置されており、当該底座上端には当該支持棚が設置されており、当該支持棚上端には当該濾過布が設置されている;さらに下記のように達成する。つまり当該端板及び当該側板内に向けて折り畳まれまたは外に向けて折り畳まれ垂直状を呈する。それによりそれぞれ扁平状に收合しまたは垂直に当該筐体が展開され、また内部において当該支持棚及び当該濾過布が設置される;当該筐体は当該側板の当該側上部凹部及び当該端板の当該端上部凹部ともう一つのユニットにおける当該筐体底部の当該側部嵌合凸部及び当該端部嵌合凸部が相互に係合する;それにより有効にその使用の便利さを引き上げる。空間の節約、また良き運送、収納及び安定して積み重ねることができ、大幅に産業の利用可能性を引き上げまた革新性及び進歩性を有する。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】本発明の立体分解図である。
図2】本発明の立体組立図である。
図3】本発明の組立断面図である。
図4】本発明の底部の別の角度の立体組立図である。
図5】本発明の底座の底部嵌合凹槽に設置されている脚座の実施例図である。
図6】本発明の筐体の端板と当該側板が相互に折り畳まれ扁平状を呈する実施例図である。
図7】本発明の多くの筐体を積み重ねる実施例図である。
図8】本発明の筐体の底座上端に設置されている支持棚と濾過布に設置されている土壤及び植物を植え付ける実施例図である。
図9】本発明に設置されている土壤に植物を植え付けるときに、その水が濾過布と支持棚と底座を経由して排出された実施例図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本発明について添付図を参考しながら、また実施例における表現の形で詳細に下記のように説明する。文章のなかで使用する図式は、その主旨は模式的にすぎず、明細書を補助するように使用され、それは本発明実施後の真実の比例と精確な配置であるとは限らないので、従って添付した図式の比例と配置関係により本発明の実際実施上の特許請求の範囲を制限すべきでなく、合わせて説明する。
【0018】
図1図2図3図4及び図5図6図7の示すところを参照してください。それらの図は本発明の立体分解図、本発明の立体組立図、本発明の組立断面図、本発明の底部のもう一つの角度の立体組立図、本発明の底座における底部嵌合凹槽に設置されている脚座の実施例図及び本発明の筐体の端板と当該側板が相互に折り畳まれ、扁平状を呈する実施例図、本発明の多くの筐体を積み重ねる実施例図;本発明の折り畳み可能な積み重ね植栽収納ボックス構造における好適な実施例においては一つの筐体1、一つの支持棚2、少なくとも一つの濾過布3が含まれている。
【0019】
前記一つの筐体1には一つの底座11、二つの側板12、二つの端板13が含まれている;そのなかで、当該底座11両側には内に向けて相対するように当該底座11上端に折り畳まれまた相対する当該側板12が接続して設置されており、当該底座11の両端及び当該側板12の内面には内に向けて相対するように折り畳まれアクティブな当該端板13が設置されており、当該端板13は相対するように折り畳まれまた当該底座11上端及び当該側板12下端に位置しており、当該底座11には排水の浸入水が浸入するように貫通する多くの排水孔110が設置されており、当該底座11底部におけるその四つのコーナーには多くの底部嵌合凹槽113が設置されており(図4に示すように)、当該底座11における両側及び両端下端の周縁にはそれぞれ少なくとも一つの側部嵌合凸部114及び少なくとも一つの端部嵌合凸部115が設置されている;当該側板12上端には少なくとも一つの側上部凹部125が設置されておりまたそれが当該底座11の当該側部嵌合凸部114に対応し、当該端板13上端には少なくとも一つの端上部凹部132が設置されておりまたそれが当該底座11の当該端部嵌合凸部115に対応している(図4に示すように);当該底座11両側上端の周縁には多くの側部嵌合凹部111が設置されており、当該側部嵌合凹部111間には多くの凸座1111が設置されており、当該凸座1111上端には少なくとも一つの位置付け凹部1112が設置されている;当該底座11両端上端の周縁には多くの端部嵌合部凹部112が設置されている;当該側板12下端には凸出する多くの側部嵌合部121が設置されており、それが当該底座11の当該側部嵌合凹部111に対応して、当該側板12の当該側部嵌合部121間には少なくとも一つの位置付け凸部122が設置されておりまたそれが当該凸座1111の当該位置付け凹部1112に対応している;当該側板12両端には曲がるように当該端板13をストップする一つの側部折板1230が設置されており、当該側部折板1230にはまた少なくとも一つの側部係合孔123が設置されており、当該側板12における当該側部折板1230の内縁には当該端板13を固定するようにストップしまた弾性を有する一つの内バックル124が設置されている;当該端板13下端には凸出する多くの端部嵌合部131が設置されておりまたそれが当該底座11の当該端部嵌合部凹部112に対応する;当該端板13両側には少なくとも一つの端側係合部133が設置されておりまたそれが当該側板12の当該側部折板1230の当該側部係合孔123に対応する;また当該底座11と当該側板12及び当該端板13が相互に折り畳まれるためには、当該筐体1の当該底座11両側の高さは当該底座11両端の高さより大きい(図1図2図3図4に示すように)。
【0020】
前記支持棚2は当該筐体1の当該底座11上端に設置されておりまた直立状を呈する当該側板12及び当該端板13内面において、当該支持棚2には浸入水が浸透する多くの透孔21が設置されており、当該支持棚2下端には当該底座11上端に支持されまた一つの空間を形成する多くの下支持部品22が形成される(図1図2図3図4に示すように)。
【0021】
前記少なくとも一つの濾過布3は当該支持棚2上端に設置されている(図1図2図3図4に示すように)。
【0022】
本発明の当該筐体1の当該底座11下端における四つのコーナーには四つの脚座14が設置されており、当該脚座14上端には多くのバイオネット141が設置されておりまたそれが当該底座11下端の当該底部嵌合凹槽113に対応する。本発明の当該脚座14底部には一つの底板142が設置されている(図5に示すように)。本実施例の当該底座11の当該底部嵌合凹槽113はL形を呈するように配置され、当該脚座14状は相対応するL状を呈し、当該底板142の形は三角形を呈し、ただしこれにより本発明を制限しない。
【0023】
図8図9に示すところを参照してください。図8図9は、本発明の筐体の底座上端には支持棚と濾過布が設置されており、また土壤が置かれており植物を植え付ける実施例図であり、本発明は土壤が置かれており植物を植え付け、それにより生じた水が濾過布と支持棚と底座を経由し排出される実施例図である;本発明は使用時に簡単で易しく、それを收合し折り畳む時に、当該支持棚2及び当該濾過布3を取り出してから、当該筐体1の当該底座11両端に設置されている当該端板13を内に向けて折り畳み、当該端板13は直ちに当該底座11上端にぺったり張り付き、さらに当該側板12を内に向けて折り畳み、それにより当該側板12を、当該端板13上端にぺったり張り付くように收合することができる。それにより収納に良き、空間を節約し運送し易い扁平状にすることができる(図6に示すように);展開させて使用しようとするときに、逆方向に操作すればよく、当該側板12は当該底座11両側上端の周縁に垂直に設置されるようになり、当該端板13も同様、垂直に当該底座11両端上端の周縁に垂直に設置されるようになり、また当該側板12内面に設置されるようになり、当該端板13の当該端側係合部133は当該側板12両側の当該側部折板1230の当該側部係合孔123に係合され、当該側板12下端の当該位置付け凸部122は当該底座11の当該凸座1111の当該位置付け凹部1112に係合され、当該端板13はまたそれぞれ当該側板12の当該内バックル124にストップされまた当該側部折板1230の間に固定されるようにストップされる;さらに当該支持棚2及び当該濾過布3を、当該底座11上端に置けば、植物を置くことができる(図8に示すように)、水をやるときに、多すぎる水は当該濾過布3を経由し当該透孔21を有する当該支持棚2に浸透し、さらに当該底座11の当該排水孔110から排出される(図9に示すように)
【0024】
当該すべてのユニットの当該筐体1を相互に積み重ねようとする場合には、当該側板12上端の当該側上部凹部125及び当該端板13上端の当該端上部凹部132が、その上端に設置されているもう一つのユニットの当該筐体1の当該底座11における相対する両側及び両端に設置されている、当該側部嵌合凸部114及び当該端部嵌合凸部115がそれぞれ相互に嵌合して設置されることにより安定して一体となるように積み重ねることができる(図7に示すように);また本発明は当該筐体1の位置を高めるために、当該筐体1の当該底座11下端の四つのコーナーに設置されている当該底部嵌合凹槽113を当該脚座14に嵌合し、当該脚座14上端に設置されている当該多くのバイオネット141もまた当該底座11の当該底部嵌合凹槽113に嵌設されている。その間の相互の係合により位置を高めるようにすれば、目的を達成することができる(図5に示すように)。
【0025】
本発明の当該筐体1における当該底座11及びその両側と両端にそれぞれ接続がアクティブ化されている当該側板12及び当該端板13が設置されており、当該側板12上端及び当該端板13上端にはそれぞれ当該側上部凹部125及び当該端上部凹部132が設置されており、また当該底座11両側及び両端に対応して当該側部嵌合凸部114及び当該端部嵌合凸部115が設置されており、当該底座11上端には当該支持棚2が設置されており、当該支持棚2上端には当該濾過布3が設置されている;さらに、当該端板13及び当該側板12が内に向けて折り畳まれまたは外に向けて折り畳まれることにより垂直となりそれぞれ扁平状となりまたは垂直に展開する当該筐体1に收合し、また内部において当該支持棚2及び当該濾過布3が置かれるようにすることを達成させる;当該筐体1は当該側板12の当該側上部凹部125及び当該端板13の当該端上部凹部132ともう一つのユニットの当該筐体1底部の当該側部嵌合凸部114及び当該端部嵌合凸部115とが相互に係合することにより、その使用の便利性を有効に引き上げ、空間を節約し、また良き運送、収納ができるようにしまた安定して積み重ねることができる。それにより大幅に産業の利用可能性を高めることができ、また革新性及び進歩性を有する。
【0026】
前記のことを総合して見ると分かるように、本発明は従来の技術を突破するもとで、確実に増進しようとする効果を獲得し、また当該技術の熟練者にとって本発明の内容がわかり易く思い知るものではなく、また、本発明の申請前に公開したことがなく、その持っている革新性、進歩性は、明らかに特許請求の申請要件を満たしており、ここで法により特許申請を提出する。貴局に対して、本実用新案申請案を許可してくださるよう申し上げます。それにより美徳を感じさせるように発明を励ましてください。
【0027】
前記実施例は本発明の技術思想及び特色を説明したにすぎず、その目的は、当業者が、本発明の内容について理解しまたそれにより実施することであり、従ってそれにより本発明の範囲を制限してはならず、すべて本発明に掲示された精神により行われた均等な変化または修正は、依然本発明の範囲に含まれていなければならない。
【符号の説明】
【0028】
1...筐体
11...底座
110...排水孔
111...側部嵌合凹部
1111...凸座
1112...位置付け凹部
112...端部嵌合部凹部
113...底部嵌合凹槽
114...側部嵌合凸部
115...端部嵌合凸部
12...側板
121...側部嵌合部
122...位置付け凸部
123...側部係合孔
1230...側部折板
124...内バックル
125...側上部凹部
13...端板
131...端部嵌合部
132...端上部凹部
133...端側係合部
14...脚座
141...バイオネット
142...底板
2...支持棚
21...透孔
22...下支持部品
3...濾過布
4...植物
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9