(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024173770
(43)【公開日】2024-12-12
(54)【発明の名称】手動式トーションフィールド発生装置
(51)【国際特許分類】
A61N 2/02 20060101AFI20241205BHJP
【FI】
A61N2/02 Z
【審査請求】有
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024086070
(22)【出願日】2024-05-28
(31)【優先権主張番号】63/470,753
(32)【優先日】2023-06-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(71)【出願人】
【識別番号】524201963
【氏名又は名称】▲気▼機科技有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】110002675
【氏名又は名称】弁理士法人ドライト国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】リー シーチェン
(72)【発明者】
【氏名】ツァイ ヒインクアン
(72)【発明者】
【氏名】コー チャングアン
(72)【発明者】
【氏名】リン ユウチェン
(72)【発明者】
【氏名】リ ジンチャン
(72)【発明者】
【氏名】ファン チーミン
(72)【発明者】
【氏名】リアオ ジャンイー
【テーマコード(参考)】
4C106
【Fターム(参考)】
4C106AA01
4C106BB25
4C106CC03
4C106FF16
(57)【要約】 (修正有)
【課題】環境空間中にトーションフィールド効果を発生させる手動式トーションフィールド発生装置を提供する。
【解決手段】制御モジュール101と、制御モジュールに結合され制御モジュールの命令を受信するための第1の回路基板、第1のコイルと第1の貫通孔が設けられ第1の貫通孔を介して第1の回路基板に結合される第1のコイル板、第2のコイルと第2の貫通孔が設けられ第2の貫通孔を介して第1の貫通孔に結合される第2のコイル板、及び第2の貫通孔を介して第2のコイル板に結合される第2の回路基板、を含むトーションフィールド発生モジュール102と、各モジュールの駆動に必要な電力を提供する給電モジュール103とを含み、給電モジュールは制御モジュールにより制御されて駆動電力をトーションフィールド発生モジュールに生成し通電された後にトーションフィールド効果を発生させる手動式トーションフィールド発生装置10。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
制御モジュールと、
前記制御モジュールに結合され、前記制御モジュールの命令を受信するための第1の回路基板、
第1のコイルと第1の貫通孔が設けられ、前記第1のコイルが前記第1の貫通孔に結合され、前記第1の貫通孔を介して前記第1の回路基板に結合される第1のコイル板、
第2のコイルと第2の貫通孔が設けられ、前記第2のコイルが前記第2の貫通孔に結合され、前記第2の貫通孔を介して前記第1の貫通孔に結合されて、前記第1のコイル板と結合される第2のコイル板、及び
前記第2の貫通孔を介して前記第2のコイル板に結合される第2の回路基板を含むトーションフィールド発生モジュールと、
前記各モジュールに結合され、各モジュールの駆動に必要な電力を提供する給電モジュールと、を含み、
前記給電モジュールは前記制御モジュールにより制御されて、駆動電力を前記トーションフィールド発生モジュールに生成し、前記トーションフィールド発生モジュールが通電された後にトーションフィールド効果を発生させる
手動式トーションフィールド発生装置。
【請求項2】
前記手動式トーションフィールド発生装置はハウジングを含み、前記制御モジュール、前記トーションフィールド発生モジュール及び前記給電モジュールは前記ハウジングの内部に設けられる
請求項1に記載の手動式トーションフィールド発生装置。
【請求項3】
前記ハウジングは上側ハウジングと下側ハウジングとを含み、前記上側ハウジングと前記下側ハウジングは組み立てられて前記ハウジングが形成される
請求項2に記載の手動式トーションフィールド発生装置。
【請求項4】
前記ハウジングに、前記トーションフィールド発生モジュールに結合され、前記トーションフィールド発生モジュールの作動状況を表示する指示ランプユニットが設けられている
請求項2に記載の手動式トーションフィールド発生装置。
【請求項5】
前記制御モジュールは、前記制御モジュールに結合され、前記トーションフィールド発生モジュールをオン又はオフにし、且つ前記トーションフィールド発生モジュールの前記第1のコイルと前記第2のコイルの電流入力方向を切り換えるオンオフ/モード切換ユニットを含む
請求項1に記載の手動式トーションフィールド発生装置。
【請求項6】
前記給電モジュールは充電式リチウム電池であり、前記給電モジュールは充電口が結合され、前記給電モジュールは前記充電口によって充電可能である
請求項1に記載の手動式トーションフィールド発生装置。
【請求項7】
前記充電口は、前記給電モジュールの現在の充電状況を表示する充電指示ユニットが結合されている
請求項6に記載の手動式トーションフィールド発生装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は手動式ねじれ場(トーションフィールド)発生装置に関わる。より具体的には、本発明はコイルによってねじれ場という磁場を発生させる装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ねじれ場はトーションフィールドと呼ばれ、物体のスピン角運動量が歪んだときに時空間座標により発生される水晶が発生させる磁場のことである。ねじれ場は、原子空間において陽子、中性子、電子が激しく回転運動をすることによって存在する。ねじれ場は、同じ電荷が合わせられ、異なる電荷が反発する。ねじれ場は典型的なスピンにより発生されるため、物体に対するねじれ場の作用により物体のスピン状態のみが変えられ、しかも通常の物質を通過するときに吸収されず、相互作用も発生しない。また、ねじれ場は記憶とヒステリシス作用を有し、つまり、一定の強度と周波数を有するトーションフィールドの場源により、物体周りの空間中の物の流れは真空偏極され、場源が移動された後も、空間の渦構造は依然として保留され、ねじれ場は依然として存在する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ねじれ場の特性から生体医療への応用が可能である。バイタルサインを維持するように、生体のDNAとRNAはいずれも自身のねじれ場を持っている。ねじれ場を形成する条件がなくなると、生命体も消滅する。しかし、従来の技術はいずれもねじれ場を直接生体に照射し、生体のDNAとRNAに直接影響を与えて、生物医療を実現している。例えば、現在市販されている製品は、人体周りの強化情報スピンフィールド(ねじれ場)環境によって、人体の不安やストレスを軽減することができる。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の主な目的は、環境空間中にトーションフィールド効果を発生させ、トーションフィールドのオーラエネルギーによって人体に有益な効果をもたらすことにある。
【0005】
本発明によれば、手動式トーションフィールド発生装置が提供されており、手動式トーションフィールド発生装置は、制御モジュールと、制御モジュールに結合され、制御モジュールの命令を受信するための第1の回路基板、第1のコイルと第1の貫通孔が設けられ、第1のコイルが第1の貫通孔に結合され、第1の貫通孔を介して第1の回路基板に結合される第1のコイル板、第2のコイルと第2の貫通孔が設けられ、第2のコイルが第2の貫通孔に結合され、第2の貫通孔を介して第1の貫通孔に結合されて、第1のコイル板と結合される第2のコイル板、及び第2の貫通孔を介して第2のコイル板に結合される第2の回路基板を含むトーションフィールド発生モジュールと、各モジュールに結合され、各モジュールの駆動に必要な電力を提供する給電モジュールと、を含み、給電モジュールは制御モジュールにより制御されて、駆動電力をトーションフィールド発生モジュールに生成し、トーションフィールド発生モジュールが通電された後にトーションフィールド効果を発生させる。
【0006】
一実施形態では、手動式トーションフィールド発生装置はハウジングを含み、制御モジュール、トーションフィールド発生モジュール及び給電モジュールはハウジングの内部に設けられる。
【0007】
一実施形態では、ハウジングは上側ハウジングと下側ハウジングとを含み、上側ハウジングと下側ハウジングは組み立てられてハウジングが形成される。
【0008】
一実施形態では、ハウジングに、トーションフィールド発生モジュールに結合され、トーションフィールド発生モジュールの作動状況を表示する指示ランプユニットが設けられている。
【0009】
一実施形態では、制御モジュールは、制御モジュールに結合され、トーションフィールド発生モジュールをオン又はオフにし、且つトーションフィールド発生モジュールの第1のコイルと第2のコイルの電流入力方向を切り換えるオンオフ/モード切換ユニットを含む。
【0010】
一実施形態では、給電モジュールは充電式リチウム電池であり、給電モジュールは充電口が結合され、給電モジュールは充電口によって充電可能である。
【0011】
一実施形態では、充電口は、給電モジュールの現在の充電状況を表示する充電指示ユニットが結合されている。
【0012】
本願の実施形態又は従来技術における技術方案をより明確に説明するために、実施形態又は従来技術の説明で使用されるべき図面を以下に簡単に説明するが、以下の説明における図面は本願の一部の実施形態に過ぎず、当業者が創造的な努力なしにこれらの図面から他の図面を得ることができることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】本発明のモジュール構造構成の模式図である。
【
図3】トーションフィールド発生モジュールの分解模式図である。
【
図4】本発明の手動式トーションフィールド発生装置の外観模式図である。
【
図5】本発明の手動式トーションフィールド発生装置の別の角度の外観模式図である。
【
図6】ねじれ場のASCs(脂肪組織由来幹細胞)に対する臨床試験結果の各時点での群内細胞の生存率の比較図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下の説明には、本発明における例示的な実施形態に関連する特定の情報が含まれる。本発明における図面及びその詳細な説明は例示的な実施形態に過ぎない。但し、本発明は、これらの例示的な実施形態に限定されない。本発明の他の変形及び実施形態は、当業者に想起されるであろう。特に説明しない限り、図面における同様の又は対応する素子は、同様の又は対応する符号によって示され得る。また、本開示における図面及び例示は、通常、縮尺通りに作成されておらず、必ずしも実際の相対的サイズに対応しているわけではない。
【0015】
一貫性及び理解の容易性のために、同様の特徴は、例示的な図面において、符号によって示される(但し、一部の例では、このように示されていない)。但し、異なる実施形態における特徴は、他の点で異なる可能性があるため、図面に示される特徴に狭く限定されるべきではない。
【0016】
「少なくとも1つの実施形態」、「一実施形態」、「複数の実施形態」、「異なる実施形態」、「一部の実施形態」、「本実施形態」などの用語は、このように記載された本発明の実施形態が特定の特徴、構造又は特性を含み得ることを示すことができるが、本発明の可能な全ての実施形態がいずれも特定の特徴、構造、又は特性を含まなければならないわけではない。また、「一実施形態では」、「本実施形態では」という語句が繰り返し使用されることは、同じである可能性があっても、必ずしも同じ実施形態を指し示すものではない。また、「本発明」に関連して使用される「実施形態」などの語句は、本発明の全ての実施形態が特定の特徴、構造、又は特性を含まなければならないことを意味するものではなく、「本発明の少なくとも一部の実施形態」が記載された特定の特徴、構造、又は特性を含むと理解されるべきである。「結合」という用語は、介在する部品を介して直接的又は間接的に接続されるか否かにかかわらず、接続として定義され、必ずしも実体の接続に限定されない。「含む」という用語が使用されるとき、「含むが、これに限定されない」ことを意味し、記載された組み合わせ、グループ、シリーズ、及び同等物のオープンエンドの包含又は関係を明確的に示す。
【0017】
また、説明及び非限定の目的のために、機能エンティティ、技術、プロトコル、標準などの具体的な詳細は、記載された技術の理解を提供するために記載される。他の例において、不必要な細部で説明記述を不明瞭にしないように、周知の方法、技術、システム、及びアーキテクチャなどの詳細な説明は、省略される。
【0018】
本発明の明細書及び上記図面における「第1の」、「第2の」及び「第3の」などの用語は、特定の順序を説明するためではなく、異なる物品を区別するために使用される。また、「含む」という用語及びその全ての変形は、非排他的な包含を含むことを意図している。例えば、一連のステップ又はモジュールを含むプロセス、方法、システム、製品、又は設備は、リストされたステップ又はモジュールに限定されるものではなく、選択的にリストされていないステップ又はモジュールをさらに含み、或いは選択的にこれらのプロセス、方法、製品、又は設備に固有の他のステップ又はモジュールをさらに含む。
【0019】
以下、図面、実施形態に関連して本発明をさらに詳しく説明する。
【0020】
図1を参照すると、
図1は本発明のモジュール構造構成の模式図であり、図面に示す手動式トーションフィールド発生装置10のように、手動式トーションフィールド発生装置10は、制御モジュール101と、トーションフィールド発生モジュール102と、給電モジュール103と、を含み、制御モジュール101は例えばマイクロコントローラー、マイクロプロセッサ又は中央処理装置などであってもよく、制御モジュール101はトーションフィールド発生モジュール102に結合され、トーションフィールド発生モジュール102は制御モジュール101の命令を受けてトーションフィールド効果を発生できるように駆動され、給電モジュール103は、それぞれ制御モジュール101及びトーションフィールド発生モジュール102に結合され、制御モジュール101及びトーションフィールド発生モジュール102の作動時に必要な電力を提供するために使用される。なお、給電モジュール103は制御モジュール101により制御されて、駆動電力をトーションフィールド発生モジュール102に生成し、トーションフィールド発生モジュール102が通電された後にトーションフィールド効果を発生させる。
【0021】
図2を参照すると、
図2は本発明の構造構成の模式図であり、
図1を併せて参照すると、
図2に示す手動式トーションフィールド発生装置10のように、一実施形態では、手動式トーションフィールド発生装置10はハウジング104を含み、ハウジング104は上側ハウジング1041及び下側ハウジング1042を含み得、上側ハウジング1041及び下側ハウジング1042は組み立てられてハウジング104が形成され、上側ハウジング1041及び下側ハウジング1042は例えば係止構造、螺合などの手段によって固定され得、ここでは限定されない。本図面に示すように、トーションフィールド発生モジュール102は回路基板の形式であり、そのため、制御モジュール101及び給電モジュール103は電気的結合の方式でトーションフィールド発生モジュール102に設けられて、制御モジュール101、トーションフィールド発生モジュール102及び給電モジュール103を一体の態様に形成させ、上側ハウジング1041と下側ハウジング1042との間に完全に覆われ得る。
【0022】
図3を参照すると、
図3はトーションフィールド発生モジュール102の分解模式図であり、
図1を併せて参照すると、
図3に示すトーションフィールド発生モジュール102のように、トーションフィールド発生モジュール102は主に第1の回路基板1021と、第1のコイル板1022と、第2のコイル板1023と、第2の回路基板1024と、を含み、第1の回路基板1021は制御モジュール101に結合されて、制御モジュール101の命令を受信するために使用され、第1のコイル板1022に第1のコイル1025及び第1の貫通孔1026が設けられ、第1の貫通孔1026は貫通孔構造(Vertical Interconnect Access,VIA)であり、異なる層のプリント回路基板上で電気的接続を確立するために使用され、第1の貫通孔1026は通常メッキスルーホールにより形成され、導電材料を孔に充填することによって、異なる層の回路基板の間の電気的接続の形成を実現し、第1のコイル1025は第1の貫通孔1026に結合され、第1のコイル板1022は第1の貫通孔1026を介して第1の回路基板1021に結合される。第2のコイル板1023の構造は第1のコイル板1022と同じであり、第2のコイル1027及び第2の貫通孔1028が設けられており、第2の貫通孔1028の構造は第1の貫通孔1026と同じであるため、再度説明しない。第2のコイル1027は第2の貫通孔1028に結合され、第2のコイル板1023は第2の貫通孔1028を介して第1の貫通孔1026に結合され、第1のコイル板1022と第2のコイル板1023とを電気的に結合させる。さらに、第1のコイル1025の第1の貫通孔1026と第2のコイル1027の第2の貫通孔1028は互いに直列結合され、即ち、第1のコイル1025及び第2のコイル1027は直列結合によって電流を導通できる電気通路が形成される。なお、第2の回路基板1024は第2の貫通孔1028を介して第2のコイル板1023に電気的に結合され、第2の回路基板1024は接地用である。
図3から分かるように、第1のコイル1025と第2のコイル1027のコイル巻回方向は同じであり、第1のコイル1025と第2のコイル1027は第1の貫通孔1026と第2の貫通孔1028を介して結合され、第1のコイル板1022と第2のコイル板1023は通電された後にトーションフィールド効果を発生し得、トーションフィールドによって人体に有益なオーラ環境が生成される。
【0023】
図4を参照すると、上記モジュール及び部品が組み立てられた態様は
図4に示す通りであり、
図4は本発明の手動式トーションフィールド発生装置の外観模式図であり、
図2を併せて参照すると、
図4に示すように、一実施形態では、ハウジング104に指示ランプユニット1043が設けられており、指示ランプユニット1043はトーションフィールド発生モジュール102に結合されて、トーションフィールドが開放されたか否かの提示として、トーションフィールド発生モジュール102の作動状況を表示し、例えば、起動中に、指示ランプユニット1043は呼吸ランプの形式でトーションフィールドが開放中であることを表示する。さらに
図1及び
図4を参照すると、一実施形態では、給電モジュール103は充電式リチウム電池であり、給電モジュール103は充電口1044が結合され、給電モジュール103は充電口1044によって充電可能であり、即ち、充電口1044は外部電源に接続されて給電モジュール103に充電可能である。一実施形態では、充電口1044に充電指示ユニット1045が結合されており、充電指示ユニット1045は指示ランプの形式であり得、給電モジュール103の現在の充電状況を表示する。
【0024】
図5を参照すると、
図5は本発明の手動式トーションフィールド発生装置の別の角度の外観模式図であり、
図1~
図3を合わせて参照すると、一実施形態では、制御モジュール101はオンオフ/モード切換ユニット1046を含み、オンオフ/モード切換ユニット1046はさらにハウジング104に設けられ得、オンオフ/モード切換ユニット1046は制御モジュール101に結合され、オンオフ/モード切換ユニット1046が操作されるときに、制御モジュール101によってトーションフィールド発生モジュール102をオン又はオフにし得、オンオフ/モード切換ユニット1046はさらに異なる操作方法によってトーションフィールド発生モジュール102の第1のコイル1025及び第2のコイル1027の電流入力方向を切り換えることができ、当該操作方法は、例えばオンオフ/モード切換ユニット1046を長押しすることで、トーションフィールド発生モジュール102をオンにし、オンオフ/モード切換ユニット1046を短押しすることで、トーションフィールド発生モジュール102の第1のコイル1025及び第2のコイル1027の電流入力方向を切り換えることができ、これによりトーションフィールドの左右回転の切り換えを行うようになってもよい。
【0025】
上述したように、
図1~
図5を合わせて参照すると、本発明は使用時に、予めオンオフ/モード切換ユニット1046によって制御モジュール101をオンにしてトーションフィールド発生モジュール102が作動するよう駆動でき、さらには、トーションフィールド発生モジュール102は電流導通された後にトーションフィールド効果を発生させ、トーションフィールド発生モジュール102は電流が絶えず通過されて持続的にトーションフィールド効果を発生させると共に、オンオフ/モード切換ユニット1046によってトーションフィールドの大きさを調整でき、また、トーションフィールド発生モジュール102が作動されると、トーションフィールド効果によって手動式トーションフィールド発生装置10の周囲にトーションフィールドを発生でき、トーションフィールドによって人体に有益なオーラ環境を生成する。
【0026】
図6を参照すると、
図6はASCs細胞増殖率実験結果の各時点での群内細胞の生存率の比較図であり、培養皿中の成体幹細胞(ASCs)をそれぞれ本発明の手動式トーションフィールド発生装置10の上方と下方に置き、「装置上方細胞」及び「装置下方細胞」と称し、0.5時間、2時間、6時間、16時間、20時間及び24時間の実験時点を経て、MTT染色により数値を収集し、(本発明装置の培養皿が置かれていない)対照群と対比して比率を発生させ、数値が高いほど増殖率が高くなる。
【0027】
以下、本発明は実際の細胞生存率実験で細胞成長に対する促進又は抑制効果を明確にする。
【0028】
以下は、本発明のASCs細胞増殖率の実験結果である。
【0029】
下記表1は、本発明の実験結果の各時点での群内の細胞増殖率の比率表である。
【表1】
表1は、成体幹細胞(ASCs)の本発明の装置の影響下の各時点での対照群と比較した細胞増殖率の実験結果であり、
図6として作成される。0.5時間、2時間、6時間、16時間及び20時間の群では、装置上方(above)細胞及び装置下方(below)細胞の増殖率は対照群(control)に比べいずれも著しく増加した(p<0.05)。しかし、24時間の群では、装置上方(above)細胞及び装置下方(below)細胞の増殖率は対照群(control)に比べ著しく減少した(p<0.05)。
結論:24時間内のASCs細胞増殖率結果として、本発明は各時間帯で細胞の増殖率が著しく増加された。
【0030】
上記を総じて、本発明は実施後、確かにトーションフィールド環境を生成するオーラを提供し、人体に有益な効果をもたらす目的を達成し得る。本発明が人体細胞の活性化を効果的に増加できることを十分に証明でき、特許出願の要件に合致し、法に基づき出願を提出する。
【0031】
上記記載によれば、本願に記載の概念は、明らかに、これらの概念の範囲から逸脱しない限り、様々な技術を用いて実現され得る。また、特定の実施形態を具体的に参照して概念について説明してきたが、当業者であれば、これらの概念の範囲から逸脱しない限り、形式及び詳細を変更し得ることを認識するであろう。このように、記載された実施形態は、全ての点において、限定的なものではなく、例示的なものであると理解されるであろう。また、本願は、上述の特定の実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲から逸脱しない限り、様々な再構成、修正及び置換が可能であることが理解されるべきである。
【符号の説明】
【0032】
10:手動式トーションフィールド発生装置
101:制御モジュール
102:トーションフィールド発生モジュール
103:給電モジュール
104:ハウジング
1021:第1の回路基板
1022:第1のコイル板
1023:第2のコイル板
1024:第2の回路基板
1025:第1のコイル
1026:第1の貫通孔
1027:第2のコイル
1028:第2の貫通孔
1041:上側ハウジング
1042:下側ハウジング
1043:指示ランプユニット
1044:充電口
1045:充電指示ユニット
1046:オンオフ/モード切換ユニット