特開2024-174031IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

細胞を培養するために用いられる細胞培養用足場材に関する。また、本発明は、細胞培養用足場材を用いた細胞培養用容器

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】容易にかつ効率よく細胞塊を形成させることができる、細胞培養用足場材を提供する。
【解決手段】本発明に係る細胞培養用足場材は、基材と、前記基材上にドット状又はライン状にパターニングされることにより構成された凸部とを備え、前記凸部は、合成樹脂を含み、前記合成樹脂は、少なくともポリビニルアルコール誘導体又はポリ(メタ)アクリル樹脂を含み、前記凸部は、細胞接着性を有し、平面視において前記凸部の中央に位置する部分の前記凸部の平均高さが10nm以上、10μm以下である。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、特許文献1に記載の細胞培養基材は、培養面が細胞低接着面(細胞が接着しない又は接着しづらい面)となっていることから、細胞の培養効率が低いという課題がある。また、培地交換等の振動により培養面から細胞塊が剥がれやすく、細胞塊の形状や大きさを制御することが難しいという課題もある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明に係る細胞培養用足場材は、基材と、前記基材上にドット状又はライン状にパターニングされることにより構成された凸部とを備え、前記凸部は、合成樹脂を含み、前記合成樹脂は、少なくともポリビニルアルコール誘導体又はポリ(メタ)アクリル樹脂を含み、前記凸部は、細胞接着性を有し、前記凸部は、平面視において前記凸部の中央に位置する部分の平均高さが10nm以上、10μm以下である。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、容易にかつ効率よく細胞塊を形成させることができる、細胞培養用足場材及び細胞培養用容器を提供することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 図1は、本発明の一細胞培養用足場材を示す模式的平面図である。
【図2】 図2(a)は、周縁部に壁部を有する凸部の周辺を拡大して示す模式的平面図であり、図2(b)は、周縁部に壁部を有する凸部の周辺を拡大して示す模式的正面断面図である。
【図3】 図3は、本発明の一細胞培養用容器を示す模式的正面断面図である。
【図4】 図4は、実施例1で作製した細胞培養用足場材における凸部のパターンを示す写真である。
【図5】 図5は、実施例2で作製した細胞培養用足場材における凸部のパターンを示す写真である。
【図6】 図6は、実施例1で作製した細胞培養用容器に細胞を播種したときの顕微鏡写真である。
【図7】 図7は、実施例1で作製した細胞培養用容器で細胞を5日間培養した後の顕微鏡写真である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1…細胞培養用足場材 2,2A…基材 3,3A…凸部 4…凸部が設けられていない部分 11…細胞培養用容器 12…容器本体 12a…表面 31A…壁部 Ha…平面視において凸部の中央の位置での凸部の高さ Hb…壁部の高さ Tb…壁部の厚み

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