(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024174204
(43)【公開日】2024-12-13
(54)【発明の名称】タスク管理プログラムおよびタスク管理システム
(51)【国際特許分類】
G06Q 10/109 20230101AFI20241206BHJP
【FI】
G06Q10/109
【審査請求】未請求
【請求項の数】9
【出願形態】OL
【公開請求】
(21)【出願番号】P 2024173936
(22)【出願日】2024-10-02
(71)【出願人】
【識別番号】524367465
【氏名又は名称】株式会社ナブリス
(74)【代理人】
【識別番号】100114258
【弁理士】
【氏名又は名称】福地 武雄
(74)【代理人】
【識別番号】100208605
【弁理士】
【氏名又は名称】早川 龍一
(72)【発明者】
【氏名】小川 直也
(72)【発明者】
【氏名】市瀬 航平
(72)【発明者】
【氏名】中村 眞也
(57)【要約】
【課題】フリーテンプレートのカスタマイズを行なうと共に、最新のタスクの実行状況を示すフローチャートを出力する。
【解決手段】フリーテンプレートのカスタマイズを行なってタスクを管理するタスク管理プログラムであって、タスクの内容を特定する情報の入力を受け付ける処理(S1)と、前記タスクを完了させるまでの所要期間の入力を受け付ける処理(S2)と、前記タスクの実行に関わるスタッフの登録を受け付ける処理(S3)と、前記タスクの進捗状況を示す情報の入力を受け付ける処理(S4)と、前記入力された各情報に基づいて、最新のタスクの実行状況を示すフローチャートを出力する処理(S5)と、をコンピュータに実行させる。
【選択図】
図7A
【特許請求の範囲】
【請求項1】
フリーテンプレートのカスタマイズを行なってタスクを管理するタスク管理プログラムであって、
タスクの内容を特定する情報の入力を受け付ける処理と、
前記タスクを完了させるまでの所要期間の入力を受け付ける処理と、
前記タスクの実行に関わるスタッフの登録を受け付ける処理と、
前記タスクの進捗状況を示す情報の入力を受け付ける処理と、
前記入力された各情報に基づいて、最新のタスクの実行状況を示すフローチャートを出力する処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とするタスク管理プログラム。
【請求項2】
前記タスクおよび所要期間をカレンダーに表示する処理と、
前記フローチャートおよび前記カレンダーを同一の画面に表示する処理と、をさらに含むことを特徴とする請求項1記載のタスク管理プログラム。
【請求項3】
依頼者から依頼された案件を特定する情報の入力を受け付ける処理と、
前記案件を処理するために必要なタスクを、既に作成されたタスクから選択し、または新規に作成する処理と、をさらに含むことを特徴とする請求項1または請求項2記載のタスク管理プログラム。
【請求項4】
集計する対象となるタスクの選択を受け付ける処理と、
集計する起点および期間の入力を受け付ける処理と、
グラフの横軸に示す項目およびグラフの縦軸に示す項目の選択を受け付ける処理と、
前記起点および期間、並びに前記グラフの横軸に示す項目およびグラフの縦軸に示す項目に基づいて、前記集計する対象となるタスクの達成状況を集計する処理と、
前記集計されたタスクの達成状況を、タスクダッシュボードとして画面に表示する処理と、をさらに含むことを特徴とするタスク管理プログラム。
【請求項5】
フリーテンプレートのカスタマイズを行なってタスクを管理するタスク管理システムであって、
タスクの内容を特定する情報の入力を受け付け、前記タスクを完了させるまでの所要期間の入力を受け付け、前記タスクの実行に関わるスタッフの登録を受け付け、前記タスクの進捗状況を示す情報の入力を受け付ける入力部と、
前記入力された各情報に基づいて、最新のタスクの実行状況を示すフローチャートを出力する制御部と、
前記入力された各情報および前記タスクを記録する記録部と、を備えることを特徴とするタスク管理システム。
【請求項6】
画像を表示する表示部をさらに備え、
前記制御部は、前記タスクおよび所要期間をカレンダーに表示すると共に、前記フローチャートおよび前記カレンダーを同一の画面に表示するように前記表示部を制御することを特徴とする請求項5記載のタスク管理システム。
【請求項7】
前記入力部は、依頼者から依頼された案件を特定する情報の入力を受け付け、
前記制御部は、前記案件を処理するために必要なタスクを、既に作成されたタスクから選択し、または新規に作成することを特徴とする請求項5または請求項6記載のタスク管理システム。
【請求項8】
前記入力部は、集計する対象となるタスクの選択を受け付け、集計する起点および期間の入力を受け付け、グラフの横軸に示す項目およびグラフの縦軸に示す項目の選択を受け付けると共に、
前記制御部は、前記起点および期間、並びに前記グラフの横軸に示す項目およびグラフの縦軸に示す項目に基づいて、前記集計する対象となるタスクの達成状況を集計し、前記集計されたタスクの達成状況を、タスクダッシュボードとして前記表示部の画面に表示することを特徴とする請求項5記載のタスク管理システム。
【請求項9】
各タスクに関係する情報を格納する領域としてのフォルダを追加または更新し、いずれかのフォルダに利用権限を付与することを特徴とする請求項5記載のタスク管理システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、フリーテンプレートのカスタマイズを行なってタスクを管理するタスク管理プログラムおよびタスク管理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、PC(Personal Computer)やPDA(Personal Digital Assistant)等を用いて、電子的にスケジュールを管理する方法が知られている。特許文献1には、電子的にスケジュールを管理する方法として、PC等の端末装置からサーバ装置へ、ユーザの行動予定を登録する方法が開示されている。特許文献1に記載の方法では、ユーザが入力した行動予定を受け付けて仮データとして登録しておき、予定時期までに、仮データの補完をユーザに通知し、ユーザから正確な行動予定を受け付けて本データとして登録する。これにより、行動予定の登録を簡便迅速かつ確実に処理することができる。
【0003】
また、特許文献2には、ユーザがスケジュールを登録する場合、ユーザが意識することなく、関連するスケジュールも同時に登録することができる技術が開示されている。この技術では、スケジュールの登録を行うサーバ装置に、登録者が登録するメインスケジュールの行動を補完する補完行動を予め記憶する。サーバ装置がネットワークを介してPCからメインスケジュールの登録を受け付けた場合、サーバ装置は、メインスケジュールの行動を補完する補完行動の有無を判定する。補完情報がある場合、サーバ装置は、補完行動に関する補完スケジュールを生成し、登録する。これにより、ユーザが自身のスケジュールを入力するだけで、ユーザが入力しないが、入力したスケジュールに必要なスケジュールの登録が可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2003-256384号公報
【特許文献2】特開2011-180908号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の技術では、定型的なテンプレートが用いられており、内容に応じて自由に決定できる「フリーテンプレート」は用いられていない。また、タスクの登録や更新などを行なうことはあっても、最新のタスクの実行状況を表示することは行われていない。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、フリーテンプレートのカスタマイズを行なうと共に、最新のタスクの実行状況を示すフローチャートを出力できるタスク管理プログラムおよびタスク管理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような手段を講じた。すなわち、本発明のタスク管理プログラムは、フリーテンプレートのカスタマイズを行なってタスクを管理するタスク管理プログラムであって、タスクの内容を特定する情報の入力を受け付ける処理と、前記タスクを完了させるまでの所要期間の入力を受け付ける処理と、前記タスクの実行に関わるスタッフの登録を受け付ける処理と、前記タスクの進捗状況を示す情報の入力を受け付ける処理と、前記入力された各情報に基づいて、最新のタスクの実行状況を示すフローチャートを出力する処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0008】
この構成により、最新のタスクの実行状況を示すことができるので、ユーザおよびスタッフは、タスクの進捗状況を容易に把握することが可能となる。その結果、確実にタスクの完遂を実現させることが可能となる。
【0009】
(2)また、本発明のタスク管理プログラムは、前記タスクおよび所要期間をカレンダーに表示する処理と、前記フローチャートおよび前記カレンダーを同一の画面に表示する処理と、をさらに含むことを特徴とする。
【0010】
この構成により、カレンダーと共にタスクの登録状況や進捗状況を表示することが可能となる。
【0011】
(3)また、本発明のタスク管理プログラムは、依頼者から依頼された案件を特定する情報の入力を受け付ける処理と、前記案件を処理するために必要なタスクを、既に作成されたタスクから選択し、または新規に作成する処理と、をさらに含むことを特徴とする。
【0012】
この構成により、依頼者から依頼された案件に関するタスクを管理することが可能となる。その結果、確実に依頼内容の完遂を実現させることが可能となる。
【0013】
(4)また、本発明のタスク管理プログラムは、集計する対象となるタスクの選択を受け付ける処理と、集計する起点および期間の入力を受け付ける処理と、グラフの横軸に示す項目およびグラフの縦軸に示す項目の選択を受け付ける処理と、前記起点および期間、並びに前記グラフの横軸に示す項目およびグラフの縦軸に示す項目に基づいて、前記集計する対象となるタスクの達成状況を集計する処理と、前記集計されたタスクの達成状況を、タスクダッシュボードとして画面に表示する処理と、をさらに含むことを特徴とする。
【0014】
この構成により、ユーザが確認しようとするタスクや表示するグラフの設定に応じて、タスクの達成状況を視覚化させることができるため、ユーザは、タスクの進捗状況を容易に把握することが可能となる。その結果、確実にタスクの完遂を実現させることが可能となる。
【0015】
(5)また、本発明のタスク管理システムは、フリーテンプレートのカスタマイズを行なってタスクを管理するタスク管理システムであって、タスクの内容を特定する情報の入力を受け付け、前記タスクを完了させるまでの所要期間の入力を受け付け、前記タスクの実行に関わるスタッフの登録を受け付け、前記タスクの進捗状況を示す情報の入力を受け付ける入力部と、前記入力された各情報に基づいて、最新のタスクの実行状況を示すフローチャートを出力する制御部と、前記入力された各情報および前記タスクを記録する記録部と、を備えることを特徴とする。
【0016】
この構成により、最新のタスクの実行状況を示すことができるので、ユーザおよびスタッフは、タスクの進捗状況を容易に把握することが可能となる。その結果、確実にタスクの完遂を実現させることが可能となる。
【0017】
(6)また、本発明のタスク管理システムは、画像を表示する表示部をさらに備え、前記制御部は、前記タスクおよび所要期間をカレンダーに表示すると共に、前記フローチャートおよび前記カレンダーを同一の画面に表示するように前記表示部を制御することを特徴とする。
【0018】
この構成により、カレンダーと共にタスクの登録状況や進捗状況を表示することが可能となる。
【0019】
(7)また、本発明のタスク管理システムにおいて、前記入力部は、依頼者から依頼された案件を特定する情報の入力を受け付け、前記制御部は、前記案件を処理するために必要なタスクを、既に作成されたタスクから選択し、または新規に作成することを特徴とする。
【0020】
この構成により、依頼者から依頼された案件に関するタスクを管理することが可能となる。その結果、確実に依頼内容の完遂を実現させることが可能となる。
【0021】
(8)また、本発明のタスク管理システムにおいて、前記入力部は、集計する対象となるタスクの選択を受け付け、集計する起点および期間の入力を受け付け、グラフの横軸に示す項目およびグラフの縦軸に示す項目の選択を受け付けると共に、前記制御部は、前記起点および期間、並びに前記グラフの横軸に示す項目およびグラフの縦軸に示す項目に基づいて、前記集計する対象となるタスクの達成状況を集計し、前記集計されたタスクの達成状況を、タスクダッシュボードとして前記表示部の画面に表示することを特徴とする。
【0022】
この構成により、最新のタスクの実行状況を示すことができるので、ユーザおよびスタッフは、タスクの進捗状況を容易に把握することが可能となる。その結果、確実にタスクの完遂を実現させることが可能となる。
【0023】
(9)また、本発明のタスク管理システムにおいて、各タスクに関係する情報を格納する領域としてのフォルダを追加または更新し、いずれかのフォルダに利用権限を付与することを特徴とする。
【0024】
この構成により、タスクに関連する資料の保管、表示、利用ができ、タスクの進捗状況の把握を容易にさせることが可能となる。
【発明の効果】
【0025】
本発明によれば、最新のタスクの実行状況を示すことができるので、ユーザおよびスタッフは、タスクの進捗状況を容易に把握することが可能となる。その結果、確実にタスクの完遂を実現させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【
図1】本実施形態に係るタスク管理システム1のハードウェア構成の概略を示す図である。
【
図2】本実施形態に係るサーバ装置3の機能構成を示すブロック図である。
【
図4】登録済みの案件の詳細についての表示画面の一例である。
【
図5】タスクテンプレート登録項目の一例を示すリストである。
【
図6】登録済みのタスクテンプレートの表示画面の一例である。
【
図7B】タスクテンプレート作成処理の一例を示すフローチャートである。
【
図8】登録済みのタスクリストの一例を示す図である。
【
図9】クライアント登録処理の一例を示す図である。
【
図10】クライアント登録項目の一例を示すリストである。
【
図11】登録済みのクライアントの詳細についての表示画面の一例である。
【
図12】スタッフ登録処理の一例を示すフローチャートである。
【
図13】スタッフ登録項目の一例を示すリストである。
【
図14】システム管理アカウントとして、登録済みのスタッフの詳細についての表示画面の一例である。
【
図15】スタッフ登録の際に、そのスタッフに付与する権限の種類を示すリストである。
【
図16】案件登録処理の一例を示すフローチャートである。
【
図17】フォルダ更新処理を示すフローチャートである。
【
図18】登録済みのフォルダについての表示画面の一例である。
【
図19】登録済みのフォルダについての表示画面の一例である。
【
図20】親コメントの投稿およびその通知をする処理を示すフローチャートである。
【
図21】親コメントの投稿に対する子コメントの返信およびその通知をする処理を示すフローチャートである。
【
図22】登録済みの案件のリストについての表示画面の一例である。
【
図23】案件リストを利用する際の処理を示すフローチャートである。
【
図24】案件状況を更新する処理を示すフローチャートである。
【
図25】タスクリストを利用する際の処理を示すフローチャートである。
【
図26】タスクダッシュボードを利用する際の処理を示すフローチャートである。
【
図27】タスクダッシュボードの表示例を示す図である。
【
図28】フォルダの更新、作成とフォルダ利用権限設定の処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0027】
本発明者らは、従来の定型的なテンプレートでは、事業内容に応じた細かいタスクの管理がし難いことに着目し、内容に応じて自由に決定できる「フリーテンプレート」を用いると共に、各タスクの状況を視覚化させることで、利便性の高いタスク管理ができることを見出し、本発明に至った。
【0028】
すなわち、本発明のタスク管理プログラムは、フリーテンプレートのカスタマイズを行なってタスクを管理するタスク管理プログラムであって、タスクの内容を特定する情報の入力を受け付ける処理と、前記タスクを完了させるまでの所要期間の入力を受け付ける処理と、前記タスクの実行に関わるスタッフの登録を受け付ける処理と、前記タスクの進捗状況を示す情報の入力を受け付ける処理と、前記入力された各情報に基づいて、最新のタスクの実行状況を示すフローチャートを出力する処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0029】
これにより、本発明者らは、最新のタスクの実行状況を示すこと可能とし、ユーザおよびスタッフに対し、タスクの進捗状況を容易に把握させることを可能とした。その結果、確実にタスクの完遂を実現させることを可能とした。以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
【0030】
図1は、本実施形態に係るタスク管理システム1のハードウェア構成の概略を示す図である。サーバ装置3、および端末装置5、7、9は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、記憶装置、ネットワークとの接続を可能にする通信装置等のハードウェアを備えている。CPUは、ROMに予め格納されているプログラムを適宜RAMに読み出して実行すると共に、上述したハードウェア各部の動作を制御する。ROMは、プログラムを格納しており、例えば、SRAM(Static RAM)、DRAM(Dynamic RAM)、フラッシュメモリ等である。RAMは、CPUによるプログラムの実行時に発生する種々のデータを一時的に記憶する。
【0031】
記憶装置は、例えば、ハードディスクドライブ等で構成され、必要なデータ、及びプログラムを記憶する。なお、プログラムは、CD-ROM(Compact Disc-ROM)又はDVD-ROM(Digital Versatile Disc-ROM)等の記録媒体により記憶装置にインストールし、又はネットワークからダウンロードして使用する形態でもよい。サーバ装置3と端末装置5、7、9とは、ネットワークを介して相互に通信することが可能となるように構成されている。
【0032】
図2は、本実施形態に係るサーバ装置3の機能構成を示すブロック図である。本体機能部13は、タスク管理機能、スケジュール管理機能、および業務管理機能を備えている。タスク等登録機能部15は、ユーザからの入力に基づいて、タスクテンプレート登録、クライアント登録、およびスタッフ登録を行なう。案件登録機能部17は、依頼者から依頼された案件の登録を行なう。その際に、既存のタスクの選定またはタスクの新規作成を行なう。タスクリスト部19は、登録されたタスクをリスト化して出力したり、指定された特定のタスクを抽出して表示させる機能を有する。案件リスト部21は、登録された案件をリスト化して出力したり、指定された特定の案件を抽出して表示させる機能を有する。データ出力部23は、タスクの達成状況を、タスクダッシュボードとして画面に表示させたり、売上状況を画面に表示させる機能を有する。フォルダ管理部25は、ユーザからの入力に基づいて、フォルダの新規追加、既存フォルダの削除、既存フォルダ名の変更、およびフォルダ内情報の更新を行なう。なお、上述したタスク等登録機能部15および案件登録機能部17は、入力部を構成し、本体機能部13は、制御部を構成し、タスクリスト部19および案件リスト部21は、記録部を構成し、データ出力部23は、表示部を構成する。
【0033】
図3は、案件登録項目の一例を示すリストである。
図4は、登録済みの案件の詳細についての表示画面の一例である。また、
図5は、タスクテンプレート登録項目の一例を示すリストである。
図6は、登録済みのタスクテンプレートの表示画面の一例である。また、
図7Aは、基本フローチャートであり、
図7Bは、タスクテンプレート作成処理の一例を示すフローチャートである。本実施形態に係るタスク管理システム1では、まず、タスクの内容を特定する情報の入力を受け付け(ステップS1)、前記タスクを完了させるまでの所要期間の入力を受け付け(ステップS2)、前記タスクの実行に関わるスタッフの登録を受け付け(ステップS3)、前記タスクの進捗状況を示す情報の入力を受け付ける(ステップS4)。次に、前記入力された各情報に基づいて、最新のタスクの実行状況を示すフローチャートを出力する(ステップS5)。
【0034】
本実施形態では、タスクを登録する際に、タスクテンプレートを作成する。すなわち、
図7Bに示すように、まず、タスクの内容を特定する項目の入力または選択を受け付ける(ステップS11)。タスクの内容を特定する項目には、タスク内容やタスク完遂までの予定所要期間を示す項目が含まれる。より具体的には、
図7Bに示すように、テンプレートタイトル、カテゴリ、タスクの設定方法(何日前または何日後)、土日祝の設定(所要期間に含めるか否か)、タスク名の入力または選択を受け付ける。
【0035】
ここで、本実施形態に係るタスク管理システム1では、フリー入力(自由記述)が可能な項目が設けられている。例えば、テンプレート、カテゴリ、タスク名は、予め定められたものではなく、ユーザ(またはオペレータ)が自由に選定して入力することができる。ここでは、既に登録されている項目から選択することも可能である。
【0036】
次に、
図7Bにおいて、「タスク追加の操作」をして良いかどうかを判断し(ステップS12)、NOである場合は、ステップS11に遷移する。ステップS12において、「タスク追加の操作」をして良い場合は、そのタスクを登録する(ステップS13)。次に、次のタスクを追加するかどうかを判断し(ステップS14)、次のタスクを追加する場合は、ステップS11へ遷移し、上記の操作を繰り返す。ステップS14において、次のタスクを追加しない場合は、登録した各タスクの各項目の編集を行なう(ステップS15)。ステップS15では、
図7Bに示されるように、タスクカラー(画面上で表示される色彩)、ステータスの選択または新規入力、日数(所定の日からの経過日数または所定の日までにこれから要する日数)の入力などが行われる。次に、ステップS15のタスクの編集が完了したかどうかを判断し(ステップS16)、タスクの編集が完了していない場合は、ステップS15へ遷移する。一方、ステップS16において、タスクの編集が完了した場合は、編集済みのタスクを登録して(ステップS17)、終了する。
【0037】
図6に示すように、タスク名が「あ」であるタスクが登録されており、各タスク(あ~う)の完了予定日が表示されている。これにより、各タスクの締め切りまでの日数を容易に把握することが可能となる。
【0038】
図8は、登録済みのタスクリストの一例を示す図である。
図8の紙面に向かって右側に、タスク(あ~う)が表示されている。各タスクをクリックすると、タスクの登録内容を表示させることができる。また、
図8の紙面に向かって左側にはカレンダーが表示され、その中にタスク(あ~う)が表示されている。カレンダー内に表示されているタスクをクリックしてもタスクの登録内表を表示させることが可能である。このように、各タスクとカレンダーとを連携させ、同一画面内で表示させることにより、カレンダーと共にタスクの登録状況や進捗状況を表示することが可能となる。
【0039】
図9は、クライアント登録処理の一例を示すフローチャートであり、
図10は、クライアント登録項目の一例を示すリストである。
図9において、まず、クライアントの社名、電話番号、メールアドレス、住所、支払いサイトなど、クライアントを特定するための情報や決済に関する情報の入力を受け付ける(ステップS21)。なお、支払いサイトについては、例えば、
図10に示すように、「何日締め、何日払い」といった経理や決済に関する情報を入力する。次に、
図9において、登録操作をして良いかどうかを判断し(ステップS22)、NOの場合は、ステップS21へ遷移する。一方、ステップS22において、登録操作をして良い場合は、そのクライアントを登録して(ステップS23)、終了する。
【0040】
図11は、登録済みのクライアントの詳細についての表示画面の一例である。
図11に示すように、クライアント名と共に、登録日、メールアドレス、電話番号、住所など、登録された内容が画面に表示される。このように登録されたクライアントは、依頼者としてタスクテンプレートと紐づいて、その案件に関わるものとして管理することが可能となる。
【0041】
図12は、スタッフ登録処理の一例を示すフローチャートであり、
図13は、スタッフ登録項目の一例を示すリストである。
図12において、まず、スタッフのメールアドレス、パスワード、氏名、電話番号、住所、生年月日、職種など、スタッフを特定するための情報の入力を受け付ける(ステップS31)。次に、登録操作をして良いかどうかを判断し(ステップS32)、NOの場合は、ステップS31へ遷移する。一方、ステップS32において、登録操作をして良い場合は、そのスタッフを登録して(ステップS33)、終了する。
【0042】
図14は、システム管理アカウントとして、登録済みのスタッフの詳細についての表示画面の一例である。
図14に示すように、登録日、所属企業、メールアドレス、電話番号、住所、生年月日、職種など、登録された内容が画面に表示される。このように登録されたスタッフは、タスクテンプレートと紐づいて、そのタスクに関わるものとして管理することが可能となる。
【0043】
図15は、スタッフ登録の際に、そのスタッフに付与する権限の種類を示すリストである。
図15に示すように、スタッフに付与される権限として、例えば、タスクリストの表示、売上管理の表示、タスクダッシュボードの表示、案件リストの表示、スタッフリストの表示、委託先の表示、クライアントの表示、アクセスログの表示、勤怠管理の表示、全ての案件の閲覧、案件の詳細情報の管理、スタッフの権限の管理、スタッフのメモの管理、他のスタッフのタスクの表示、タスクテンプレートの管理、他のスタッフの勤怠データの表示がある。これらの項目ごとに、スタッフに権限を与えるかどうかを設定することが可能である。
【0044】
図16は、案件登録処理の一例を示すフローチャートである。ここでは、
図3で示した案件登録項目を用いて、案件登録処理を行なう。
図16において、まず、案件名、クライアント名、施工時期、委託先、見積(提出、提出納期、確定)日、見積金額、確定金額、工事(依頼、回答納期、開始、完了)日、道路占有作成(納期、完了)日、道路占有(申請、許可、期限)日、道路使用書類作成(納期、完了)日、道路使用(申請、許可、期限)日、水道局書類作成(納期、完了)日、水道局(申請、許可)日、下水道局書類作成(納期、完了)日、下水道局(申請、許可)日、タスクテンプレートなど、案件を特定するための情報の入力を受け付ける(ステップS41)。次に、登録操作をして良いかどうかを判断し(ステップS42)、NOの場合は、ステップS41へ遷移する。一方、ステップS42において、登録操作をして良い場合は、その案件を登録する(ステップS43)。
【0045】
次に、登録済みの案件を選択し(ステップS44)、その案件を完遂させるためのタスクとして、既に登録済みのタスクを利用するかどうかを判断する(ステップS45)。ステップS45において、既に登録済みのタスクを利用する場合(ステップS45でYESの場合)は、登録済のタスクを選択する(ステップS46)。一方、既に登録済みのタスクを利用しない場合(ステップS45でNOの場合)は、タスクの作成と登録を行なう(ステップS47)。
【0046】
次に、フォルダ表示を選択する(ステップS48)。フォルダとは、各タスクに関係する情報を格納する領域であり、このステップS48の内容は、
図17に示すフローチャートに基づいて処理される。
図17において、フォルダの表示を追加するかどうかを判断し(ステップS91)、フォルダの表示を追加しない場合(ステップS91でNOの場合)は、終了する。一方、ステップS91において、フォルダの表示を追加する場合(ステップS91でYESの場合)は、表示を追加したいフォルダ名の選択、および追加ボタンのクリックを受け付ける(ステップS92)。次に、フォルダ内情報を更新するかどうかを判断し(ステップS93)、フォルダ内情報を更新しない場合(ステップS93でNOの場合)は、終了する。一方、ステップS93において、フォルダ内情報を更新する場合(ステップS93でYESの場合)は、クリックによって対象のフォルダ内部を表示し、ドラッグ&ドロップによって追加または変更したいデータが対象のフォルダに格納され(ステップS94)、終了する。これにより、フォルダ内情報を更新することが可能となる。
【0047】
図18および
図19は、登録済みのフォルダについての表示画面の一例である。
図18に示すように、複数のフォルダが登録されており、それぞれにフォルダ名が付されている。
図19に示すように、フォルダを新規に追加(作成)することができる。また、
図18に示すように、既存のフォルダを削除したり、既存のフォルダ名を変更することが可能である。
図16のステップS48が終了すると、その案件の登録内容を更新して(ステップS49)、終了する。
【0048】
登録された案件の一例が
図4に示されている。紙面に向かって左から順に3つの列が表示され、一番左側の列には、案件名、ステータス(案件の進捗状況)、案件番号、カテゴリ、クライアント名、施工時期、委託先、発注先、見積金額、最終金額などの情報が表示される。紙面に向かって左から2番目の列には、任意にコメントを記入することができるようになっている。紙面に向かって一番右側の列には、タスクが表示される。このタスクの表示は、
図6に表示された方法と同じ方法で表示される。このように、依頼者から依頼された案件と、その依頼を完遂させるために必要なすべてのタスクが同一画面上に表示される。
【0049】
図20は、親コメントの投稿およびその通知をする処理を示すフローチャートである。なお、親コメントとは、最初に投稿されたコメントであり、親コメントに対する返信のコメントを子コメントという。まず、親コメント作成ボタンのクリックを受け付けて(ステップ111)、親コメント作成画面を表示させる(ステップ112)。ユーザによる親コメント作成後、その親コメントの通知先の選択を受け付ける(ステップ113)。次に、親コメント投稿ボタンのクリックを受け付けて(ステップ114)、
図4の紙面に向かって左から2番目の列のコメント欄へ、親コメントを表示させると同時に、ステップ113で選択されたメンバーに通知する(ステップ115)。通知方法としては、例えば、画面上に通知一覧のアイコンを表示させておき、通知された場合、通知一覧のアイコンの横に緑色の丸を表示させる。また、ユーザが通知一覧のアイコンをクリックすると、通知一覧の画面へと遷移し、新着通知を意味する緑色の丸の表示が消える(ステップ116)。なお、通知方法は、この方法に限定されない。
【0050】
図21は、親コメントの投稿に対する子コメントの返信およびその通知をする処理を示すフローチャートである。まず、ユーザが返信したい親コメントの下にある返信ボタンのクリックを受け付けて(ステップ121)、子コメント作成画面を表示させる(ステップ122)。次に、ユーザによる子コメントの作成後、子コメント投稿ボタンのクリックを受け付けて(ステップ123)、対象の親コメントの下に子コメントを表示させると同時に、
図20のステップ113で選択されたメンバーに通知する(ステップ124)。メンバーが、新着通知を確認すると、新着通知に表示は消える(ステップ125)。通知方法、および、新着通知の表示の消灯については、親コメントの通知と同様である。なお、子コメントに対しては返信することはできないが、同一の親コメントに対する子コメントによる返信は上限を設けない。また、同一の親コメントに対する複数の子コメントの表示は、上から古い順に並べて表示される。したがって、新着の子コメントの通知が最下段に表示される。
【0051】
図22は、登録済みの案件のリストについての表示画面の一例である。
図22に示すように、登録済みの案件として、各案件がリスト化されて表示される。ここでは、案件番号(案件No.)、案件名、カテゴリ、クライアント名、ステータス、金額、保存場所(Driveの名称またはURL)が表示される。
図22において、いずれかの案件をクリックすると、各案件の内容が画面表示される。このとき、例えば、
図18に示すような画面を表示させることが可能である。
【0052】
図23は、案件リストを利用する際の処理を示すフローチャートである。
図23において、まず、案件を検索するかどうかを判断し(ステップS61)、案件を検索しない場合(ステップS61でNOの場合)は、ステップS64へ遷移する。一方、ステップS61において、案件を検索する場合は、検索条件を設定して検索を行なう(ステップS62)。ここでは、検索条件として、案件名、日付(登録日、工事完了予定日、見積提出日など)、ステータス(見積確定前、工事中、申請中等)、請求状態(満額請求済み、未請求あり)、関係会社(クライアント、委託先など)の検索条件を設定する。また、ここでは、複数の条件を設定することが可能である。
【0053】
次に、ステップS63において、特定された案件を表示する。次に、フォルダ表示を選択する(ステップS64)。フォルダとは、各タスクに関係する情報を格納する領域であり、このステップS64の内容は、
図17に示すフローチャートに基づいて処理される。
図17において、フォルダの表示を追加するかどうかを判断し(ステップS91)、フォルダの表示を追加しない場合(ステップS91でNOの場合)は、終了する。一方、ステップS91において、フォルダの表示を追加する場合(ステップS91でYESの場合)は、表示を追加したいフォルダ名の選択および追加ボタンのクリックを受け付ける(ステップS92)。次に、フォルダ内情報を更新するかどうかを判断し(ステップS93)、フォルダ内情報を更新しない場合(ステップS93でNOの場合)は、終了する。一方、ステップS93において、フォルダ内情報を更新する場合(ステップS93でYESの場合)は、クリックによって対象のフォルダ内部を表示し、ドラッグ&ドロップによって追加または変更したいデータが対象のフォルダに格納され(ステップS94)、終了する。これにより、フォルダ内情報を更新することが可能となる。
【0054】
図23において、ステップS64の後、必要に応じて、案件の状態を更新する(ステップS65)。このステップS65の内容は、
図24に示すフローチャートに基づいて処理される。すなわち、
図24において、案件のリストから、各項目が選択され、ステータス、登録済みタスクの処理済みチェック(設定、解除など)、タスクの追加、削除、クライアントからの入金情報(日付、金額)、委託先への支払い情報(日付、金額)などが変更され(ステップS81)、次に、その案件の情報が更新され(ステップS82)、終了する(
図23においても終了する)。
【0055】
図25は、タスクリストを利用する際の処理を示すフローチャートである。
図25において、まず、案件またはタスクを絞り込むかどうかを判断し(ステップS71)、案件またはタスクを絞り込まない場合(ステップS71でNOの場合)は、ステップS74へ遷移する。一方、ステップS71において、案件またはタスクを絞り込む場合は、案件またはタスク条件を設定する(ステップS72)。ここでは、カラー(ステータスを色彩で絞り込む)、カラーセット(カラーセットした項目で絞り込む)、ステータス(完了、未完了、全件で絞り込む)、日付選択、カレンダーの日付などを設定する。
【0056】
次に、ステップS72で設定した選択条件で画面表示を行ない(ステップS73)、上記絞り込みのタスク若しくはタスク一覧から案件を選択する(ステップS74)。次に、フォルダ表示を選択する(ステップS75)。このステップS75の内容は、
図17に示すフローチャートに基づいて処理される。
図17において、フォルダの表示を追加するかどうかを判断し(ステップS91)、フォルダの表示を追加しない場合(ステップS91でNOの場合)は、終了する。一方、ステップS91において、フォルダの表示を追加する場合(ステップS91でYESの場合)は、表示を追加したいフォルダ名に該当する追加ボタンのクリックを受け付ける(ステップS92)。次に、フォルダ内情報を更新するかどうかを判断し(ステップS93)、フォルダ内情報を更新しない場合(ステップS93でNOの場合)は終了する。一方、ステップS93において、フォルダ内情報を更新する場合(ステップS93でYESの場合)は、クリックによって対象のフォルダ内部を表示し、ドラッグ&ドロップによって追加または変更したいデータが対象のフォルダに格納され(ステップS94)、終了する。これにより、フォルダ内情報を更新することが可能となる。
【0057】
次に、案件の状況を更新する(ステップS76)。このステップS76の内容は、
図24に示すフローチャートに基づいて処理される。すなわち、
図24において、案件のリストから、各項目が選択され、ステータス、登録済みタスクの処理済みチェック(設定、解除など)、タスクの追加、削除、クライアントからの入金情報(日付、金額)、委託先への支払い情報(日付、金額)などが変更され(ステップS81)、次に、その案件の情報が更新され(ステップS82)、終了する(
図25においても終了する)。
【0058】
図26は、タスクダッシュボードを利用する際の処理を示すフローチャートである。
図26において、まず、集計対象とするタスクを選択する(ステップS51)。ここでは、タスク名(タスクテンプレートで使用中のタスクの名称)を指定し(道路使用申請中、請求済み、入金待ち等)、タスクカラー(タスクカラーで使用中のタスクの色彩)を指定(担当者のみ、見積提出中、工事中等)し、集計対象とするタスクを選択する。次に、集計起点日を選択する(ステップS52)。ここでは、期限日または完了日のいずれかを選択する。次に、集計起点年月を選択する(ステップS53)。ここでは、「**年**月~**年**月」といったように、年月を選択する。
【0059】
次に、グラフのx軸項目を選択する(ステップS54)。ここでは、期間の選択(年月
、週ごと、日ごと)、クライアント、ステータス、カテゴリ、などについて、すべてまたは条件に応じた選択を行なう。次に、グラフのy軸項目を選択する(ステップS55)。ここでは、タスク件数、見積金額、請求金額などについて、すべてまたは条件に応じた選択を行なう。次に、データ集計ボタン(画面上に表示されたボタンまたは機械式ボタン)の操作を受け付けて(ステップS56)、データの表示を行なう(ステップS57)。
【0060】
次に、内訳条件を設定するかどうかを判断し(ステップS58)、内訳条件を設定しない場合(ステップS58でNOの場合)は、終了する。一方、ステップS58において、内訳条件を設定する場合は、内訳条件を選択する(ステップS59)。ここでは、内訳なし、クライアント別、委託先別、スタッフ別、などについて、すべてまたは条件に応じた選択を行なう。その後、ステップS57へ遷移する。
【0061】
図27は、タスクダッシュボードの表示例を示す図である。ここでは、集計対象とした集計タスク、集計の起点、期間、グラフのx軸が日ごと、y軸がタスク件数として指定さ
れ、内訳なしとした場合のタスクダッシュボードが示されている。
【0062】
このように、ユーザが確認しようとするタスクや表示するグラフの設定に応じて、タスクの達成状況を視覚化させることができるため、ユーザは、タスクの進捗状況を容易に把握することが可能となる。その結果、確実にタスクの完遂を実現させることが可能となる。
【0063】
図28は、フォルダの更新、作成とフォルダ利用権限設定の処理を示すフローチャートである。
図28において、まず、フォルダを追加または変更するかどうかを判断する(ステップS101)。ステップS101において、フォルダを追加も変更もしない場合は、終了するが、フォルダを追加または変更する場合は、追加したいフォルダ名を入力して追加する、または、変更したいフォルダを選択し、フォルダ名を変更する(ステップS102)。次に、フォルダの利用権限を付与するかどうかを判断する(ステップS103)。ステップS103において、フォルダの利用権限を付与しない場合は、終了する一方、フォルダの利用権限を付与する場合は、フォルダの利用権限を付与するスタッフを選択し、利用許可の設定を行なって(ステップS104)、終了する。これにより、フォルダの更新や追加、さらには各フォルダの利用権限を柔軟に設定することが可能となる。
【符号の説明】
【0064】
1 タスク管理システム
3 サーバ装置
5、7、9 端末装置
13 本体機能部
15 タスク等登録機能部
17 案件登録機能部
19 タスクリスト部
21 案件リスト部
23 データ出力部
25 フォルダ管理部