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特開2024-175769画像処理装置および画像処理装置の制御方法、プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024175769
(43)【公開日】2024-12-19
(54)【発明の名称】画像処理装置および画像処理装置の制御方法、プログラム
(51)【国際特許分類】
   G03G 21/00 20060101AFI20241212BHJP
   B41J 29/42 20060101ALI20241212BHJP
   H04N 1/00 20060101ALI20241212BHJP
【FI】
G03G21/00 386
G03G21/00 510
G03G21/00 388
B41J29/42 F
H04N1/00 C
【審査請求】有
【請求項の数】15
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023093754
(22)【出願日】2023-06-07
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.BLUETOOTH
(71)【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100126240
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 琢磨
(74)【代理人】
【識別番号】100223941
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 佳子
(74)【代理人】
【識別番号】100159695
【弁理士】
【氏名又は名称】中辻 七朗
(74)【代理人】
【識別番号】100172476
【弁理士】
【氏名又は名称】冨田 一史
(74)【代理人】
【識別番号】100126974
【弁理士】
【氏名又は名称】大朋 靖尚
(72)【発明者】
【氏名】千葉 慎一
【テーマコード(参考)】
2C061
2H270
5C062
【Fターム(参考)】
2C061AP01
2C061AQ05
2C061AQ06
2C061CQ04
2C061CQ24
2C061CQ34
2H270KA59
2H270LA60
2H270LA67
2H270MF14
2H270NB01
2H270NB07
2H270NB08
2H270NC01
2H270NC02
2H270NC12
2H270NC13
2H270ND04
2H270ND12
2H270ND18
2H270ND19
2H270ND33
2H270QB13
2H270QB26
2H270RA02
2H270RA12
2H270RA13
2H270ZC03
2H270ZC04
2H270ZC08
5C062AA05
5C062AB20
5C062AB23
5C062AB40
5C062AC02
5C062AC05
(57)【要約】
【課題】 画像処理装置の部品の適切な管理が行われることを目的とする。
【解決手段】 画像処理装置であって、前記画像処理装置に装着可能な所定の種類の部品の識別情報の入力を受け付ける受付画面を提供する受付手段と、前記受付手段において受け付けた前記識別情報の入力に基づいて、前記識別情報を登録する登録手段と、前記登録手段において登録済みの前記識別情報の数が前記登録手段において登録可能な上限に達しており、かつ前記受付手段において前記識別情報の入力を受け付けたことに基づいて、前記受付手段において受け付けた前記識別情報とは異なり、かつ前記登録手段において登録済みの識別情報を少なくとも含む通知画面を表示する表示手段と、を備える。
【選択図】 図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像処理装置であって、
前記画像処理装置に装着可能な所定の種類の部品の識別情報の入力を受け付ける受付画面を提供する受付手段と、
前記受付手段において受け付けた前記識別情報の入力に基づいて、前記識別情報を登録する登録手段と、
前記登録手段において登録済みの前記識別情報の数が前記登録手段において登録可能な上限に達しており、かつ前記受付手段において前記識別情報の入力を受け付けたことに基づいて、前記受付手段において受け付けた前記識別情報とは異なり、かつ前記登録手段において登録済みの識別情報を少なくとも含む通知画面を表示する表示手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。
【請求項2】
前記表示手段は、前記受付手段において受け付けた前記識別情報が、前記登録済みの識別情報とは異なる識別情報であることに基づいて、前記通知画面を表示することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記登録済みの識別情報の数が前記登録手段において登録可能な上限に達していない場合、前記登録手段は、前記受付手段において受け付けた前記識別情報を登録し、かつ前記登録済の識別情報を削除せず、前記表示手段は、前記通知画面を表示しない制御を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記通知画面には、前記登録済みの前記識別情報が削除され、かつ前記受付手段によって受け付けた前記識別情報が登録されることを示す情報が表示されることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記通知画面には、前記登録手段によって登録済みの前記識別情報が削除され、かつ前記受付手段によって受け付けた前記識別情報が登録されることを許可する登録ボタンが含まれ、前記登録ボタンの押下に基づいて、前記登録手段は、前記登録手段によって登録済みの前記識別情報を削除し、かつ前記受付手段によって受け付けた前記識別情報を登録することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記登録手段は、前記登録ボタンの押下に基づいて前記登録手段によって登録済みの前記識別情報のうち最も古い識別情報を削除し、かつ前記受付手段によって受け付けた前記識別情報を登録することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記通知画面には、さらに、前記登録手段によって登録済みの前記識別情報のうち、削除する識別情報を選択するための選択ボタンが表示され、前記登録手段は、前記登録ボタンの押下に基づいて前記選択された識別情報を削除し、かつ前記受付手段によって受け付けた前記識別情報を登録することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記受付手段は、前記画像処理装置が所定の状態であることに基づいて、前記受付画面を提供することを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記所定の状態とは、ユーザによるメンテナンス作業を補佐する機能が動作している状態であることを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
【請求項10】
前記所定の状態とは、前記所定の種類の部品の交換時期であることを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
【請求項11】
前記所定の種類の部品とは、前記画像処理装置に装着可能な定着器であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項12】
前記通知画面には、前記識別情報に対応する消耗状態を示す情報が表示されることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項13】
前記受付手段において受け付けた前記識別情報が、前記登録済みの識別情報である場合、前記登録手段は、前記受付手段において受け付けた前記識別情報に基づいて前記登録済みの識別情報に紐づく情報を更新し、かつ前記登録済みの識別情報を削除せず、前記表示手段は、前記通知画面を表示しない制御を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項14】
画像処理装置の制御方法であって、
前記画像処理装置に装着可能な定の種類の部品の識別情報の入力を受け付ける受付画面を提供する受付ステップと、
前記受付ステップにおいて受け付けた前記識別情報の入力に基づいて、前記識別情報を登録する登録ステップと、
前記登録ステップにおいて登録済みの前記識別情報の数が前記登録ステップにおいて登録可能な上限に達しており、かつ前記受付ステップにおいて前記識別情報の入力を受け付けたことに基づいて、前記受付ステップにおいて受け付けた前記識別情報とは異なり、かつ前記登録ステップにおいて登録済みの識別情報を少なくとも含む通知画面を表示する表示ステップと、
を有することを特徴とする画像処理装置。
【請求項15】
プログラムであって、
画像処理装置のコンピュータに、
前記画像処理装置に装着可能な定の種類の部品の識別情報の入力を受け付ける受付画面を提供する受付ステップと、
前記受付ステップにおいて受け付けた前記識別情報の入力に基づいて、前記識別情報を登録する登録ステップと、
前記登録ステップにおいて登録済みの前記識別情報の数が前記登録ステップにおいて登録可能な上限に達しており、かつ前記受付ステップにおいて前記識別情報の入力を受け付けたことに基づいて、前記受付ステップにおいて受け付けた前記識別情報とは異なり、かつ前記登録ステップにおいて登録済みの識別情報を少なくとも含む通知画面を表示する表示ステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置および画像処理装置の制御方法、プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
画像処理装置の消耗品の使用量をカウントし、カウント値から消耗品の寿命を通知する技術が知られている。例えば、特許文献1では、画像処理装置に対する消耗品の着脱に基づいて、カウントされた値をリセットするか否かの確認画面を表示することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2003-241584号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、画像処理装置の部品の適切な管理が行われることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため、本発明の画像処理装置は、画像処理装置であって、前記画像処理装置に装着可能な所定の種類の部品の識別情報の入力を受け付ける受付画面を提供する受付手段と、前記受付手段において受け付けた前記識別情報の入力に基づいて、前記識別情報を登録する登録手段と、前記登録手段において登録済みの前記識別情報の数が前記登録手段において登録可能な上限に達しており、かつ前記受付手段において前記識別情報の入力を受け付けたことに基づいて、前記受付手段において受け付けた前記識別情報とは異なり、かつ前記登録手段において登録済みの識別情報を少なくとも含む通知画面を表示する表示手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
画像処理装置の部品の適切な管理が行われることを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】画像処理装置のブロック図である。
図2】オペレーターメンテナンスモードを説明する説明図である。
図3】定着器情報の管理方法を説明する説明図である。
図4】定着器情報登録の通知画面を説明する説明図である。
図5】定着器登録実行時のフローチャートである。
図6】定着器情報登録の通知画面を説明する説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[実施形態1]
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。尚、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
【0009】
図1は画像処理装置100の構成を示す図である。
【0010】
図1において、画像処理装置100は、CPU101と、ROM102と、RAM103と、プリンタ104と、操作表示部105を有する。本実施形態で使用されるプリンタ104の印刷方式は、電子写真方式でもインクジェット方式でもよく、その他の方式でもよい。また画像処理装置100は、外部との通信インターフェースとして、USB(Universal Serial Bus) I/F106と、ネットワーク I/F107とを有する。
【0011】
CPU101は、システム制御部であり、画像処理装置100の全体を制御する。
【0012】
ROM102は、CPU101の制御プログラムを格納している。なお、上記制御プログラムは、以下に説明する上記実施例を実行する制御プログラムである。またROM102は、書き換え可能なフラッシュROMなどの種類があり、画像処理装置100のユーザー(またはユーザ)が登録した設定値、管理データ等を格納する。本実施例におけるタイムゾーン設定は、このROM102に保存されている。なおこの制御プログラムは外部からの入力により更新することができ、本実施例ではこれをソフトウェアのバージョンアップと呼ぶ。ソフトウェアがバージョンアップされると、バージョンアップ前後でCPU101を制御する内容が変わる。
【0013】
RAM103は、実行プログラム、プログラム制御変数、各種ワーク用バッファ等や、画像処理装置100のユーザーが登録した一部の設定値、管理データ等を格納する。
【0014】
プリンタ104は受信画像やファイルデータを記録紙に記録する。
【0015】
操作表示部105はテンキー、キーボード、タッチパネル、LCD、LED等で構成され、ユーザーによる各種操作を受け付けたり、操作画面を表示したり、ユーザーへの通知を行う。
【0016】
USB I/F106は、USBデバイスとの接続、通信及び電力供給などを行う。
【0017】
ネットワーク I/F107は、LAN109(無線LAN/有線LAN)を介して、端末108と画像処理装置100の各部とのデータ送受信を行う。なお、各装置間の接続に用いられる通信方式は、例えば、IEEE802.11シリーズの通信規格(Wi-Fi)やBluetooth (Bluetooth Classic、Bluetooth Low Energy(BLE)等)である。なお本実施例における端末108は、スマートフォンやタブレット、パーソナルコンピューター(以降、PC)などであり、ブラウザ表示機能を持つ。また端末108は、操作を行うためにタッチパネルや、キーボード機能を備えており、ユーザーからの入出力を行うことができる。
【0018】
本実施形態において、画像処理装置100に装着されるトナーカートリッジや定着器(定着装置)などの部品は、使用状況に応じて消耗または劣化する場合があり、交換などのメンテナンス作業が行われる必要がある。例えば、トナーカートリッジなどの消耗品(消耗部品)は使用状況に応じて消耗するため、交換作業が必要である。また、定着器とは、例えば、電子写真方式の画像形成装置において、未定着のトナー像が形成された記録材に、熱と圧力を加えることにより、記録材にトナー像を定着させる部品である。なお、本実施形態において「消耗部品」とは、消耗・劣化する部品を含む部品であり、本実施形態を適用可能な部品であれば、消耗・劣化する部品に限らない。
【0019】
本実施形態の定着器は、加熱ユニットを有しており、加熱ユニットは定着フィルムと、定着フィルムを加熱するヒータを有する。ヒータによって加熱された定着フィルムは記録材に接触し、記録材を加熱する。
【0020】
定着器はさらに加圧ローラを有し、定着フィルムの外周面に当接することでニップ部を形成する。また、加圧ローラは駆動源と接続されており回転駆動され、定着フィルムは加圧ローラの回転に対して従動回転する。ニップ部に記録材が搬送されると、加圧ローラと定着フィルムとによって記録材は搬送されながら、熱と圧力が加えられる。これによって記録材上のトナーは記録材に定着される。なお定着装置はこれに限らず、ローラ対でもよく、トナーを定着できる構成であればよい。 ここで、画像処理装置100は、部品のメンテナンス作業に関する機能として、一般ユーザ(または管理者ユーザ)によるメンテナンス作業を補佐する機能を有するモードであるオペレーターメンテナンスモードを有する。オペレーターメンテナンスモードでは、例えば、消耗部品の消耗度の確認や、消耗部品が使用可能な寿命値に達した場合に行われる消耗部品の交換作業後の消耗度のリセットなどの作業が行われる。消耗部品の消耗度や消耗度に基づく寿命値は消耗部品の個体ごとに異なるため、現在画像処理装置に装着されている消耗部品の個体を識別し、消耗部品に関連する情報(例えば、消耗度のカウント値)を個体ごとに管理する必要がある。消耗部品の個体を識別するための方法として、例えば、消耗部品に電子チップが装着されており、電子チップに含まれるメモリに保存されている、消耗部品の個体を識別するための個体識別情報(例えば、識別番号である。)を画像処理装置100が読み込むことで自動的に個体を識別する方法がある。一方、画像処理装置100によっては、上記電子チップを読み込む機能を持たない画像処理装置100がある。この場合は、ユーザーによって消耗部品の個体識別情報が画像処理装置100に手動で入力されることにより、画像処理装置100が個体を識別することができる。なお、オペレーターメンテナンスモードは、ユーザではなく業者のサービスマンなどが画像処理装置のメンテナンスやパラメータの調整を行うモードであるサービスマンモードとは異なるモードである。
【0021】
ここで、ユーザーによって消耗部品の個体識別情報が画像処理装置100に手動で入力される場合、誤ったリセット操作がされてしまうと、消耗部品に関連する情報を適切に管理できない場合がある。例えば、画像処理装置100において、消耗部品の個体識別情報の記憶(保存)可能な数に上限値があり、上限値に達した状態で新たに消耗部品の個体識別情報が入力された場合、入力された日時が古い(早い)個体識別情報の消耗部品に関する情報が削除される構成であるとする。この場合、例えばユーザーの操作ミスにより、上限値に達した状態で新たに入力された消耗部品の個体識別情報に誤りがあった場合、誤った個体識別情報の消耗部品に関する情報が新たに登録(保存)され、登録されていた個体識別情報の消耗部品に関する情報が削除されてしまう。つまり、意図しない個体情報の登録が実行されることにより、適切に消耗部品の管理が行われず、ユーザーの利便性が低下する場合がある。なお同じ種類の部品の個体識別情報の記憶(保存)可能な数が複数ある理由としては、同じ種類の第1の部品が交換されている間においても画像処理装置100を使用可能とするために、第1の部品と同じ種類の部品ではあるが、第1の部品と異なる第2の部品を画像処理装置100に装着する形態がある。よって、画像処理装置100は、同じ種類の複数の部品における複数の個体識別情報を保存する。
【0022】
そこで、本実施形態においては、記憶される消耗部品の個体識別情報の数に上限がある形態において上限値に達した状態で新たに消耗部品の個体識別情報が入力された場合、入力された情報に基づいて登録処理を実行してよいかどうか確認する通知画面を表示する。
【0023】
これにより、意図しない個体識別情報の登録が軽減され、適切に消耗部品の管理が行われるため、ユーザーの利便性が向上する。
【0024】
なお、本実施形態においては、部品の種類として、トナーの定着器を例に説明するが、これに限らない。部品の種類としては、画像処理装置100に装着可能な所定の部品であればよい。例えば、所定の部品は、搬送ローラーや、ドラムユニット、トナーカートリッジ等であっても良い。また、画像処理装置100がインクジェットプリンタである場合は、所定の部品は、インクカートリッジや、インクを吐出するインクヘッドであってもよい。
【0025】
図2は、オペレーターメンテナンスモードを説明する図である。本実施形態におけるオペレーターメンテナンスモードは、端末108のブラウザ機能が使用されることで、オペレーターメンテナンスモードに対応する操作画面が表示される。
【0026】
初期画面200は、端末108のブラウザ機能が起動されて初めて表示される画面である。図2では、画面上において情報が表示されていない状態の初期画面が表示されているが、インターネット上の各種情報が表示されてもよい。初期画面200において、ユーザは、アドレス入力欄2001に、オペレーターメンテナンスモードにアクセスするためのアドレス情報を入力する。本実施形態においては、画像処理装置100に関する設定は、ネットワークを介して接続された端末108において設定することができる機能であるリモートUI機能を用いて実行される。例えば、画像処理装置100のIPアドレスを用いてオペレーターメンテナンスモードへのアクセスを実行することができる。具体的には、画像処理装置100のIPアドレスが172.0.0.1である場合、アドレス入力欄2001に「https://172.0.0.1/operatormaintenance」が入力されることにより、端末108から画像処理装置100のオペレーターメンテナンスモードへのアクセスが実行される。
【0027】
ログイン画面201は、初期画面200においてオペレーターメンテナンスモードにアクセスする処理が実行されて初めて表示される画面であり、オペレーターメンテナンスモードのログイン処理を実行するための画面である。ここでパスワード入力欄2011にパスワードが入力され、ログインボタン2012が押下されることでログイン処理が実行される。なおログイン画面201においては、オペレーターメンテナンスモードにおいてメンテナンス作業を行うことに関する情報(警告メッセージ)が表示されてもよい。
【0028】
警告リスト画面202は、オペレーターメンテナンスモードへのログイン処理が成功して初めて表示される画面である。警告リスト画面202では、消耗部品の消耗状態を示す値が所定の値を超えた消耗部品が表示される。警告リスト画面202の左側のメニュー領域2021から、実施するメンテナンス作業に対応する画面への遷移を行うことができる。例えば「定着器の交換」項目が選択されることで、警告リスト画面202から定着器交換画面203へ遷移する。
【0029】
定着器交換画面203は、本実施形態におけるメンテナンス作業の1つである定着器交換を行う際に表示される画面である。定着器情報入力欄2031にて新たな個体情報である「Z12345678」の入力を受け付け、確定ボタン2032で定着器情報の確定を行う。これにより、RAM103に定着器に関連する情報の保存が行われる。
【0030】
図3は、RAM103に保存されている定着器に関連する情報の管理テーブルを説明する説明図である。
【0031】
管理テーブル301は、RAM103のある時点の定着器に関連する情報の保存状態を示している。本実施形態では、画像処理装置100に装着された順番に、「過去1」、「過去2」、「過去3(最新)」として3つまで定着器に関連する情報を登録することができるものとする。なお登録可能な上限数はこれに限らず、所定の値であればよい。「過去3(最新)」は、現在装着されている消耗部品であるものとする。例えば、現在装着されている定着器は「Y54326789」であることがわかる。「ID3010」は、定着器の個体識別情報であるIDを示す領域である。さらに、個体識別情報に紐づいて、登録日に関する情報と、定着器を構成する子部品に関する情報も保存されている。「登録日3011」は、個体識別情報が保存された日時を示す領域である。「子部品群3012」は、装着された定着器に付随する子部品ごとの消耗状態を示す領域である。子部品とは、例えば、定着フィルムや、定着フィルムを加熱するヒータである。定着器に関連する情報の登録時には、まず定着器の個体識別情報であるIDを示す「ID3010」において個体識別情報が保存され、次に、保存された日時を示す「登録日3011」において保存された日時が保存される。例えば管理テーブル301において、「P00000000」のIDを持つ定着器は、「2020年5月5日」に装着された、現在画像処理装置100が記憶している定着器のうち最も古い個体であり、付属する子部品Aの消耗度(状態)が「10000」、子部品Bの消耗度(状態)が「90000」、子部品Cの消耗度(状態)が「5000」である。各部品の消耗状態を示す消耗度の値は一例であり、個体ごとに所定の値を有する。例えば、所定の部品の消耗度を示す所定の値は、所定の部品が稼働した回数、所定の部品が使用されたジョブの回数など、所定の部品が使用されたことに関する値である。なお消耗度を示す値が、部品交換時期を示す所定の寿命値に達した場合、部品の交換時期であると判断される。
【0032】
ここで、新たにの定着器の個体識別情報が「Z12345678」である定着器が定着器交換画面203において登録された場合の管理テーブルについて、管理テーブル302を用いて説明する。「過去3(最新)」の「ID3010」の領域に、「Z12345678」が登録される。画像処理装置100が現在記憶している定着器の個体識別情報とは異なる個体識別情報であるため、子部品の消耗状態は初期値である「0」となっている。本実施形態では定着器に関連する情報を保存できる数は3つであるため、管理テーブル301において保存されていた、最も古い個体識別情報である「P00000000」の情報は削除され、「過去2」として登録されていた個体識別情報である「X98765432」が「過去1列」の「ID3010」の領域に保存され、「過去3(最新)」として登録されていた個体識別情報である「Y54326789」が「過去2」の「ID3010」の領域に保存されるように管理テーブルが変更されている。なお現在画像処理装置100が記憶している定着器の個体識別情報と同じ個体識別情報が入力された場合は、入力された個体識別情報に関連する情報は、現在登録されているテーブルの所定の領域から「過去3(最新)」の領域に保存されるようにテーブルが更新される。なお、入力された個体識別情報の各値は、登録されている情報から変更されない。
【0033】
図4は、画面203の定着器情報入力欄2031において入力された個体識別情報の登録を実施してよいかどうかをユーザに確認する画面を示す図である。本実施形態では、通知画面500は、図2の画面203において確定ボタン2032が押下されたことに基づいて表示される。通知画面500には、画面203の定着器情報入力欄2031において入力された個体識別情報の登録を実施し、かつ入力された個体識別情報の登録が実施されることにより登録が解除される消耗部品の個体識別情報を示す情報が表示される。CPU101は、通知画面500の登録ボタン5001が押下された場合、通知画面500において、登録が解除されることが示された消耗部品の個体識別情報に関連する情報を削除し、かつ画面203の定着器情報入力欄2031において入力された個体識別情報の登録を実施する。また、戻る(キャンセル)ボタン5002が押下された場合、画面203の定着器情報入力欄2031において入力された個体識別情報の登録を行わずに、前の画面(画面203)に戻る。なお通知画面500は、ブラウザ上の画面とは異なる画面であってもよく、例えば、ダイアログとして表示されてもよい。また、通知画面500には、画面203の定着器情報入力欄2031において入力された個体識別情報の登録を実施することを示す情報と、入力された個体識別情報の登録が実施されることにより登録が解除される消耗部品の個体識別情報を示す情報が表示される。なお、通知画面500には、入力された個体識別情報の登録が実施されることにより登録が解除される消耗部品の個体識別情報を示す情報が少なくとも表示される。
【0034】
図5は、定着器交換時の画面表示のフローチャート図である。本フローチャートの処理は、画像処理装置100においてオペレーターメンテナンスモードが動作している状態であることに基づいて開始される。例えば、本フローチャートの処理は、オペレーターメンテナンスモードの操作画面における警告リスト画面202の左側のメニュー領域2021の「定着器の交換」項目が選択され、定着器交換画面203が表示されることで開始される。なお本フローチャートの処理は、画像処理装置100がオペレーターメンテナンスモードである場合に限らず、画像処理装置100において、画像処理装置100に装着可能な部品の交換時期に達した場合に開始されてもよい。 S401において、CPU101は、定着器交換画面203を表示し、定着器情報入力欄(領域)2031において個体識別情報の入力を受信し、確定ボタン2032の押下を検知する。
【0035】
S402において、CPU101は、S401において入力された個体識別情報が、過去に入力された情報ではない新規の情報であるか否かを判定する。すなわち、現在登録されている個体識別情報とは異なる個体識別情報が入力されたか否かを判定する。S402においてYESと判定された場合、S403に進み、S402においてNOと判定された場合、S406に進む。
【0036】
S403において、CPU101は、管理テーブルに301において登録されている個体識別情報の数が、所定の上限に達しているか否かを判定する。例えば、本実施形態における画像処理装置100は、定着器に関する関連情報を3つ登録可能であるため、所定の上限は「3」である。よって、CPU101は、管理テーブルに301において登録されている個体識別情報の数が、所定の上限である「3」に達しているか否かを判定する。S403においてYESと判定された場合、S404に進み、S403においてNOと判定された場合、S407に進む。
【0037】
S407において、CPU101は、S401において入力された個体識別情報と、関連する情報を、図3における管理テーブルの「過去3(最新)」の領域に保存する。また、現在登録されている個体識別情報のうち最も古い個体識別情報と、最も古い個体識別情報に紐づく情報は削除されない。また、個体識別情報の登録を実施してよいかどうかをユーザに確認する通知画面500のような画面は表示されない。
【0038】
S404において、CPU101は、個体識別情報の登録を実行するか否かを確認する通知画面500を表示する。
【0039】
S405において、CPU101は、通知画面500において、個体識別情報の登録を実行することを示す入力を受け付けたか否かを判定する。例えば、CPU101は、通知画面500の登録ボタン5001の押下を受け付けたか、戻るボタン5002の押下を受け付けたかを判定する。通知画面500の登録ボタン5001の押下を受け付けた場合、S405においてYESと判定され、戻るボタン5002の押下を受け付けた場合、S405においてNOと判定される。S405においてYESと判定された場合、S406に進み、S405においてNOと判定された場合、S405の処理を繰り返す。
【0040】
S405でYESと判定された場合(すなわち、現在登録されている個体識別情報と異なる個体識別情報の登録指示を受け付けた場合)に続くS406において、CPU101は、管理テーブルの更新を実行し、本フローチャートの処理を終了する。例えば、CPU101は、図3の管理テーブル301を管理テーブル302に更新する。具体的には、入力された新規の個体識別情報に関連する情報を管理テーブルに保存(登録)し、保存されている個体識別情報のうち最も古い個体識別情報に関連する情報を削除する。
【0041】
なお、S402においてNOと判定された場合(すなわち、現在登録されている個体識別情報と同じ個体識別情報が入力されたと判定された場合)に続くS406において、CPU101は、入力された個体識別情報に関連する情報が、現在登録されている管理テーブルの所定の領域から「過去3(最新)」の領域に保存されるようにテーブルが更新される。すなわち、「登録日3011」の情報が最新の情報に更新される。また、現在登録されている個体識別情報のうち最も古い個体識別情報と、最も古い個体識別情報に紐づく情報は削除されない。また、個体識別情報の登録を実施してよいかどうかをユーザに確認する通知画面500のような画面は表示されない。なお、入力された個体識別情報の各値は、所定の領域に保存されている登録されている情報から変更されない。
【0042】
なお、本フローチャートにおいて、CPU101は、定着器の交換操作がされたかどうかを判定してもよい。例えば、S401の判定処理の前に、定着器が取り外されたことを検知したか否かを判定し、定着器が取り外されたと検知したと判定した場合に、S401に進んでもよい。
【0043】
上述した実施形態においては、保存される消耗部品の個体識別情報の数に上限がある場合において上限値に達した状態で消耗部品の個体識別情報が入力された場合、入力された情報に基づいて登録処理を実行してよいかどうかを確認する通知画面を表示する。
【0044】
これにより、意図しない個体識別情報の登録が軽減され、適切に消耗部品の管理が行われるため、ユーザーの利便性が向上する。
【0045】
なお、上述した実施形態において、管理テーブルの更新時には、必ず最も古い個体情報を削除していたが、どの個体情報を削除するかをユーザーに選択させる選択画面を表示してもよい。例えば、図6は、定着器の個体識別情報の登録実行を確認する通知画面を説明する図である。通知画面600は、個体選択ボタン6001を含む。個体選択ボタン6001はラジオボタンであり、ユーザーはいずれか1つの個体識別情報を選択することができる。いずれか1つの個体識別情報が選択された状態で確定ボタン6002が押下された場合、選択された個体識別情報に関連する情報が削除されるように、図5のS406において管理テーブルの更新が行われる。これにより、新しい消耗部品の個体識別情報の登録時に、最も古い個体識別情報ではない個体識別情報の消耗部品の関連情報を削除することが可能となる。
【0046】
(その他の実施形態) 図4の通知画面500や図6の通知画面600においては、各個体識別情報に対応する消耗度を示す情報を表示してもよい(不図示)。例えば、通知画面600において、選択肢として表示される個体識別情報に加え、各個体識別情報に対応する消耗度を示す情報を表示してもよい。これにより、削除する個体識別情報のユーザ選択を容易にすることができる。
【0047】
上述した実施形態は、以下の処理を実行することによっても実現される。すなわち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。また、プログラムは、1つのコンピュータで実行させても、複数のコンピュータで連動させて実行させるようにしてもよい。また、上記した処理の全てをソフトウェアで実現する必要はなく、処理の一部または全部をASIC等のハードウェアで実現するようにしてもよい。また、CPUも1つのCPUで全ての処理を行うものに限らず、複数のCPUが適宜連携をしながら処理を行うものとしてもよい。
【0048】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施例の機能が実現されるだけでない。そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0049】
本実施形態の開示は、以下の構成、方法およびプログラムを含む。
【0050】
(構成1)
画像処理装置であって、
前記画像処理装置に装着可能な所定の種類の部品の識別情報の入力を受け付ける受付画面を提供する受付手段と、
前記受付手段において受け付けた前記識別情報の入力に基づいて、前記識別情報を登録する登録手段と、
前記登録手段において登録済みの前記識別情報の数が前記登録手段において登録可能な上限に達しており、かつ前記受付手段において前記識別情報の入力を受け付けたことに基づいて、前記受付手段において受け付けた前記識別情報とは異なり、かつ前記登録手段において登録済みの識別情報を少なくとも含む通知画面を表示する表示手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。
【0051】
(構成2)
前記表示手段は、前記受付手段において受け付けた前記識別情報が、前記登録済みの識別情報とは異なる識別情報であることに基づいて、前記通知画面を表示することを特徴とする構成1に記載の画像処理装置。
【0052】
(構成3)
前記登録済みの識別情報の数が前記登録手段において登録可能な上限に達していない場合、前記登録手段は、前記受付手段において受け付けた前記識別情報を登録し、かつ前記登録済の識別情報を削除せず、前記表示手段は、前記通知画面を表示しない制御を実行することを特徴とする構成1または2に記載の画像処理装置。
【0053】
(構成4)
前記通知画面には、前記登録手段によって登録済みの前記識別情報が削除され、かつ前記受付手段によって受け付けた前記識別情報が登録されることを示す情報が表示されることを特徴とする構成1乃至3のいずれか一つの構成に記載の画像処理装置。
【0054】
(構成5)
前記通知画面には、前記登録手段によって登録済みの前記識別情報が削除され、かつ前記受付手段によって受け付けた前記識別情報が登録されることを許可する登録ボタンが含まれ、前記登録ボタンの押下に基づいて、前記登録手段は、前記登録手段によって登録済みの前記識別情報を削除し、かつ前記受付手段によって受け付けた前記識別情報を登録することを特徴とする構成1乃至4のいずれか1つの構成に記載の画像処理装置。
【0055】
(構成6)
前記登録手段は、前記登録ボタンの押下に基づいて前記登録手段によって登録済みの前記識別情報のうち最も古い識別情報を削除し、かつ前記受付手段によって受け付けた前記識別情報を登録することを特徴とする構成5に記載の画像処理装置。
【0056】
(構成7)
前記通知画面には、さらに、前記登録手段によって登録済みの前記識別情報のうち、削除する識別情報を選択するための選択ボタンが表示され、前記登録手段は、前記登録ボタンの押下に基づいて前記選択された識別情報を削除し、かつ前記受付手段によって受け付けた前記識別情報を登録することを特徴とする構成5に記載の画像処理装置。
【0057】
(構成8)
前記受付手段は、前記画像処理装置が所定の状態であることに基づいて、前記受付画面を提供することを特徴とすることを特徴とする構成1乃至7のいずれか一つの構成に記載の画像処理装置。
【0058】
(構成9)
前記所定の状態とは、ユーザによるメンテナンス作業を補佐する機能が動作している状態であることを特徴とする構成8に記載の画像処理装置。
【0059】
(構成10)
前記所定の状態とは、前記所定の種類の部品の交換時期であることを特徴とする構成8に記載の画像処理装置。
【0060】
(構成11)
前記所定の種類の部品とは、前記画像処理装置に装着可能な定着器であることを特徴とする構成1乃至10のいずれか1つの構成に記載の画像処理装置。
【0061】
(構成12)
前記通知画面には、前記識別情報に対応する消耗状態を示す情報が表示されることを特徴とする構成1乃至11のいずれか1つの構成に記載の画像処理装置。
【0062】
(構成13)
前記受付手段において受け付けた前記識別情報が、前記登録済みの識別情報である場合、前記登録手段は、前記受付手段において受け付けた前記識別情報に基づいて前記登録済みの識別情報に紐づく情報を更新し、かつ前記登録済みの識別情報を削除せず、前記表示手段は、前記通知画面を表示しない制御を実行することを特徴とする構成1乃至12のいずれか1つの構成に記載の画像処理装置。
【0063】
(方法1)
画像処理装置の制御方法であって、
前記画像処理装置に装着可能な定の種類の部品の識別情報の入力を受け付ける受付画面を提供する受付ステップと、
前記受付ステップにおいて受け付けた前記識別情報の入力に基づいて、前記識別情報を登録する登録ステップと、
前記登録ステップにおいて登録済みの前記識別情報の数が前記登録ステップにおいて登録可能な上限に達しており、かつ前記受付ステップにおいて前記識別情報の入力を受け付けたことに基づいて、前記受付ステップにおいて受け付けた前記識別情報とは異なり、かつ前記登録ステップにおいて登録済みの識別情報を少なくとも含む通知画面を表示する表示ステップと、
を有することを特徴とする制御方法。
【0064】
(プログラム1)
プログラムであって、
画像処理装置のコンピュータに、
前記画像処理装置に装着可能な定の種類の部品の識別情報の入力を受け付ける受付画面を提供する受付ステップと、
前記受付ステップにおいて受け付けた前記識別情報の入力に基づいて、前記識別情報を登録する登録ステップと、
前記登録ステップにおいて登録済みの前記識別情報の数が前記登録ステップにおいて登録可能な上限に達しており、かつ前記受付ステップにおいて前記識別情報の入力を受け付けたことに基づいて、前記受付ステップにおいて受け付けた前記識別情報とは異なり、かつ前記登録ステップにおいて登録済みの識別情報を少なくとも含む通知画面を表示する表示ステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。
【符号の説明】
【0065】
101 CPU
108 端末
100 画像処理装置
図1
図2
図3
図4
図5
図6