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特開2024-176106配送工事管理のための受発注システム
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  • 特開-配送工事管理のための受発注システム 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024176106
(43)【公開日】2024-12-19
(54)【発明の名称】配送工事管理のための受発注システム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/0834 20230101AFI20241212BHJP
   G06Q 30/0601 20230101ALI20241212BHJP
【FI】
G06Q10/0834
G06Q30/0601 310
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023094364
(22)【出願日】2023-06-07
(71)【出願人】
【識別番号】323005267
【氏名又は名称】エースカーゴ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002295
【氏名又は名称】弁理士法人M&Partners
(72)【発明者】
【氏名】山中 泰宏
【テーマコード(参考)】
5L010
5L030
5L049
【Fターム(参考)】
5L010AA16
5L030BB23
5L030BB34
5L049AA16
5L049BB23
5L049BB34
5L049CC51
(57)【要約】
【課題】受発注業務を支援するシステムについて、第三者の運送事業者を介在して、配送エリア外への配送業務を発注する仕組みを提供する。
【解決手段】
サーバー20と、各配送拠点30(30a~30c)に設置される端末とで構成され、端末は、受注用画面及び発注用画面を通じて情報の入力及び表示が可能である。一の端末において、各配送拠点ごとに割り当てられた一意の荷主管理画面を通じて受注側拠点を特定する情報を含む発注情報を入力するとサーバー上に発注情報が記録され、次いで、サーバーは受注側拠点に設置される端末の受注用画面上に発注情報が記録されたことを示すフラグを表示する。受注側拠点に設置される端末において発注情報を受注する処理を行うとサーバーは一意の荷主管理画面を通じて受注側拠点を特定する情報を含む発注情報を入力した端末における前記発注用画面上に前記発注の承諾通知を表示する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
設置作業を伴う配送事業に用いられる受発注業務を支援するシステムであって、少なくとも1台のサーバーと、ネットワークを通じて接続された各配送拠点に設置される端末とで構成され、
前記端末は、
受注用画面及び発注用画面を通じて情報の入力及び表示が可能であり、
一の端末において、前記各配送拠点ごとに割り当てられた一意の荷主管理画面を通じて受注側拠点を特定する情報を含む発注情報を入力すると前記サーバー上に前記発注情報が記録され、
次いで、前記サーバーは前記受注側拠点に設置される端末の受注用画面上に前記発注情報が記録されたことを示すフラグを表示し、
前記受注側拠点に設置される端末において前記発注情報を受注する処理を行うと前記サーバーは前記一意の荷主管理画面を通じて受注側拠点を特定する情報を含む発注情報を入力した端末における前記発注用画面上に前記発注の承諾通知を表示することを特徴とする、配送事業用受発注システム。
【請求項2】
前記一意の荷主管理画面を通じて受注側拠点を特定する情報を含む発注情報を入力した端末において、前記発注情報を更新すると前記サーバー上に前記発注情報の更新情報が記録され、
次いで、前記サーバーは前記受注側拠点に設置される端末の受注用画面上に前記発注情報の更新情報が記録されたことを示すフラグを表示するように構成された請求項1記載の配送事業用受発注システム。
【請求項3】
前記受注側拠点に設置される端末において、前記受注情報を更新すると前記サーバー上に前記受注情報の更新情報が記録され、
次いで、前記サーバーは前記一意の荷主管理画面を通じて受注側拠点を特定する情報を含む発注情報を入力した端末の受注用画面上に前記受注情報の更新情報が記録されたことを示すフラグを表示するように構成された請求項1記載の配送事業用受発注システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、物流業務を支援するシステムに関し、特に、組立や設置作業を伴う荷物の配送工事管理のための受発注システムに関する。
【背景技術】
【0002】
量販店などで販売される家電や家具等、最終的な設置場所で使用可能な状態にして初めて納品が完了する商品は、近距離であれば、近隣の運送会社に配送業務を依頼し、単一の運送会社の中だけで業務が完結する。このような配送設置業務の効率化を図るための、配送設置スケジュール選択装置が知られている(特許文献1)。
【0003】
しかし、テレビ通販或いはネット通販といった媒体を通じて全国規模で販売される商品については、荷主と配送先との間に他の運送会社が介在する場合がある。
【0004】
全国各地に配送拠点を持つ運送会社が一次輸送業者となる場合、荷主から集荷した荷物は運送会社の物流拠点(一次拠点)に集められ、その後、配送先近くの物流拠点(二次配送拠点)までは大型トラック等を用いた大規模陸上輸送により運搬される。
【0005】
配送のみで納品が完了するシステムとは異なり、組立や設置作業を伴う荷物を扱うシステムの場合、配送拠点から最終顧客の家の中まで入る、いわゆる「ラストワンマイル」の配送業務が必要であり、設置は通常2人一組で行われる必要があり、現場での設置作業についての技術も必要である。そのため、配送業務については各地域の運送会社(別会社である配送事業者)に委託される場合も少なくない。
【0006】
配送業務の委託を受けた各地域の運送会社は配送拠点(二次拠点)で荷物を受け取り、配送拠点から納品先まで配送(二次輸送)し、配送先で設置作業を行ってようやく納品が完了する。この場合、各地域の運送会社は、大手運送会社が提供する受注システムを用いて割り当て可能な人員(配送能力)のスケジュール情報を共有し、配送業務を受注することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特許第6214800号
【特許文献2】特願2010-193972号公報
【特許文献3】特開平10-302197号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかし、全国各地に配送拠点を持つ運送会社が提供する受注システムは一般に広く開放されたものではなく、自社の業務効率を向上するために設計・運用されるものである。そのため、各地域の運送会社に対する荷物の配送に関する発注業務は荷主から配送業務を受注する大手運送会社が行うのみ、すなわち大手事業者から各地域の配送業者への一方向のみ、換言すれば、発注側が一つで受注側が多数(複数)という意味において、1:Nの関係であった。
【0009】
このような背景から、各地域の運送会社(配送事業者)は自社で管理できる配送エリア内で配送業務を行うことが通常であり、敢えて第三者の運送会社等を介在して、配送エリア外への配送業務を受注することは非現実的であった。なお、組立や設置作業を伴わない物流システムでは、業務効率を高めるための種々のシステムが知られている(特許文献2-3等)が、上記の通り、組立や設置作業を伴う荷物の配送業務においては、受発注業務そのものが大きな課題となりうる。
【0010】
この点、本件出願人は、本件出願人が受注した配送業務を全国各地の運送会社に発注するための独自のシステムを構築することにより、全国各地の運送会社(別会社)と取引があった。しかし、業務の発注については本件出願人から取引先である複数の運送会社への一方向のみであり、取引先であるそれぞれの運送会社間で直接業務の受発注を行うことはなかった。これは、配送対象地域が近隣のみである各地域の小規模配送事業者は日々の業務に忙殺され、配送対象地域として我が国全土に配送をする大手顧客のニーズを知る機会に恵まれなかったことがその理由の1つとして考えられる。さらに、各地域の小規模配送事業者は、日々の業務の受発注についてそれぞれ独自の運用が確立しており、他の受発注方法に目を向ける機会もなかったと考えられる。この点、本件出願人は、全国に配送を希望する大手顧客との取引を通じて、全国の配送事業者を結びつけることの重要性についていち早く知る機会に恵まれたことで、本発明を想起するに至った。
【0011】
本発明は、組立や設置作業を伴う荷物の配送工事管理のための受発注システムに関するものであり、各地域の運送会社が第三者の運送事業者を介在して、配送エリア外への配送業務を発注する仕組みを提供することを主たる技術的課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明は、設置作業を伴う配送事業に用いられる受発注業務を支援するシステムであって、少なくとも1台のサーバーと、ネットワークを通じて接続された各配送拠点に設置される端末とで構成され、
前記端末は、
受注用画面及び発注用画面を通じて情報の入力及び表示が可能であり、
一の端末において、前記各配送拠点ごとに割り当てられた一意の荷主管理画面を通じて受注側拠点を特定する情報を含む発注情報を入力すると前記サーバー上に前記発注情報が記録され、
次いで、前記サーバーは前記受注側拠点に設置される端末の受注用画面上に前記発注情報が記録されたことを示すフラグを表示し、
前記受注側拠点に設置される端末において前記発注情報を受注する処理を行うと前記サーバーは前記一意の荷主管理画面を通じて受注側拠点を特定する情報を含む発注情報を入力した端末における前記発注用画面上に前記発注の承諾通知を表示することを特徴とする。
【0013】
上記構成において、前記一意の荷主管理画面を通じて受注側拠点を特定する情報を含む発注情報を入力した端末において、前記発注情報を更新すると前記サーバー上に前記発注情報の更新情報が記録され、
次いで、前記サーバーは前記受注側拠点に設置される端末の受注用画面上に前記発注情報の更新情報が記録されたことを示すフラグを表示するように構成されていてもよい。
【0014】
上記構成において、前記受注側拠点に設置される端末において、前記受注情報を更新すると前記サーバー上に前記受注情報の更新情報が記録され、
次いで、前記サーバーは前記一意の荷主管理画面を通じて受注側拠点を特定する情報を含む発注情報を入力した端末の受注用画面上に前記受注情報の更新情報が記録されたことを示すフラグを表示するように構成されていてもよい。
上記のとおり、配送拠点から最終顧客の家の中まで入る、いわゆる「ラストワンマイル」の配送業務を伴う場合、配送されるべき荷物の種類(大きさ、重さ、その他)の事情だけでなく、配送先ごとの個別の事情(エレベーターの有無や設置場所の個別の状況等)を考慮する必要がある。そのため、例えば、現場の写真を撮影してシステム内の顧客情報に添付したり、発注者側が案件毎に料金設定(予算設定)を行ったり、受注者側が発注者に対して受注し取引が成立したことを示す合図をフィードバックしたり、支払い明細を行ったり、サービスの品質管理のために完成後の発注者による評価のフィードバックを行ったり、することが極めて有効であり、そのようなニーズにも対応できるように、システムを構築することが可能である。なお、これらの点は、従来技術と比較した本発明特有の事情と考えられる。特に、本発明によれば、従来は取引が無かった事業者間での取引が活発になることが予想されるため、発注者側が予算を提示して受注者側がそれを承諾して初めて取引が成立できるようにすることは、極めて有用性が高いと考えられる。
【発明の効果】
【0015】
本発明のシステムは全国の運送会社に提供されることを前提とするものであり、組立や設置作業を伴う配送業務に関して、全国各地に拠点をもつ運送会社に受注の機会がもたらされる。更に、本システムを用いることで、従来は受注していなかった遠方への配送業務を受注できるようになり、配送業務事業者の活性化につながるという利点がある。本発明によれば、いわば、「不特定多数」対「不特定多数」とを結びつけるオープンなネットワークサービスを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1図1は配送事業用受発注システムを示す。
図2図2(A)は発注用の元請画面、(B)は本実施形態のシステムにおける受注画面の例を示している。
図3図3は、配送依頼を受注する場合の手順について説明するフロー図である。
図4図4は、配送依頼を発注する場合の手順について説明するフロー図である。
図5図5は、従来のシステムを示す。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本実施形態のシステムについて説明する。
(システムの全体構成)
図1は、システムの全体構成を示す図である。
本システム10は、設置作業を伴う配送事業に用いられる受発注業務を支援するシステムであって、少なくとも1台のサーバー20とネットワークを通じて接続された各配送拠点A~Cに設置される端末30a~30cとで構成される。各拠点に設置される端末30a~30cは、いずれも各拠点ごとに一意の荷主管理画面が付与されるが端末自体は複数であってもよい。端末には各端末を識別する一意の識別記号が割り当てられる。
【0018】
端末30a~30cは、いずれも発注用画面及び受注用画面を通じて発注処理及び受注処理を行うことができ、端末には発注処理及び受注処理のための各種情報の入力及び表示が可能である。そして、いずれか一つの端末において、各配送拠点ごとに割り当てられた一意の荷主管理画面を通じて受注側拠点を特定する情報を含む発注情報を入力するとサーバー20の記憶装置上にその発注情報が記録される。
次いで、サーバー20は受注側拠点に設置される端末の受注用画面上に発注情報が記録されたことを示すフラグを表示する。そして、受注側拠点に設置される端末において発注情報を受注する処理を行うとサーバー20は一意の荷主管理画面を通じて受注側拠点を特定する情報を含む発注情報を入力した端末における発注用画面上に発注の承諾通知を表示する。
このような仕組みにより、直接の取引がないB拠点とC拠点とがサーバー20を介して受発注できるようになる。
【0019】
<従来のシステム>
対比のため、図5を用いて従来のシステムについて説明する。図5における拠点Aは、配送業務を発注する発注拠点会社(一次拠点)であり、荷主から荷物と最終的な配送先に関する種々の情報を受け取る。拠点B、Cは、配送拠点(二次拠点)取引先である複数の運送会社或いは別拠点にある自社の運送会社営業所等であるとする。
【0020】
従来のシステムでは、発注拠点会社である拠点Aの端末には、例えば図2(A)に示すような発注用の元請画面のみが表示され、受注画面は表示されなかった。受注を受ける拠点B、Cの端末には、受注専用の拠点画面しか表示されず、他の拠点に対して発注する機能はなかった。このように、従来のシステムは、発注拠点会社の拠点Aから他の拠点B、Cに対して一方的に発注をかけるという意味において「一方向」のシステムであったといえる。
【0021】
拠点Aでは、荷主から荷物と共に最終配送先に関する情報を受け取り、発注用の元請画面に入力することで、最終配送先の配送業者が荷受けできる配送拠点(二次拠点、例えば図5におけるB拠点130b)に対して発注すると、発注を受けた拠点側(例えば拠点B)の端末の受注用の拠点画面には、サーバー120を介して元請画面に入力された発注内容の詳細が表示される。
【0022】
図2(B)は、本実施形態のシステムにおける受注画面の例を示している。受注画面には、「元請伝票」、及び「修正伝票」という表示と共に受信件数が表示されている。
【0023】
(配送拠点画面)
図3は、配送依頼を受注する場合の手順について説明するフロー図である。受注伝票の生成・検索・表示及び受注処理操作に関するユーザーインターフェースは種々の構成が考えられるため、基本的な受注処理の手順についてのみ説明する。
【0024】
予め運送会社(ユーザー)ごとに割り当てたユーザーIDとパスワードとを入力することにより認証し、ログインを完了する(Sa1)。ログインに成功するとメニュー画面が表示される。メニュー画面から拠点切替画面を選択する。拠点切替画面では、運送会社が受注可能な配送拠点(二次拠点)を複数持っている場合、リスト表示される拠点のうちの1つを選択、登録する(Sa2)。拠点を設定すると次はキャパシティー設定を行う(Sa3)。具体的には、日時(配送時間帯)、配送可能個数、配送区分(配送、工事、その他)等を選択する。配送区分における配送とは、電気製品であれば冷蔵庫・洗濯機など、設置工事が不要又は簡単なものを割り当てる。配送区分における工事とは、エアコン工事など、
2回目以降は前回又は初回の入力データをコピーするなど入力方法を工夫してもよい。キャパシティー設定では、日別配送可能個数の一覧画面を編集して設定してもよく、或いは時間帯ごとに設定したマスターデータ(初期値)をコピーして設定してもよい。
【0025】
新規の受注案件を受信している場合、メニュー画面に元請伝票が表示される。元請伝票を選択すると移行状況の確認画面が案件毎に一覧表示され、受注未完了状態の案件を選択し、伝票内容を確認して伝票取込操作を行うことで、受注完了となる(Sa4)。
受注伝票の記載項目や記載順序などは適宜変更できることは言うまでも無い。
【0026】
受注処理が終わると受注伝票が生成されるので伝票を確認したり(Sa5)、依頼内容の変更を確認したりすることができる(Sa6)。
【0027】
(配送依頼画面)
図4は、配送依頼を発注する場合の手順について説明するフロー図である。依頼伝票の生成・検索・表示及び依頼処理操作に関するユーザーインターフェースは種々の構成が考えられるため、基本的な受注処理の手順についてのみ説明する。
【0028】
予め運送会社(ユーザー)ごとに割り当てたユーザーIDとパスワードとを入力することにより認証し、ログインを完了する(Sb1)。ログインに成功するとメニュー画面が表示される。メニュー画面から、依頼伝票の新規作成画面を選択する(Sb2)。
【0029】
次いで、発注情報を入力する(Sb3)。依頼伝票の新規作成画面では、元伝票番号欄に受注側の運送会社の受注番号を入力すると共に配送区分(配送、工事、その他)を選択する。次に、顧客情報(配達先氏名、配達先電話番号、配達先郵便番号及び配達先住所)を入力する。次に、配送可能な曜日や遠方料金の有無の確認する。荷主、配送拠点、配送拠点の郵便番号、担当者(配送担当・工事担当・その他担当)、担当拠点メモ、等の依頼伝票に必要な事項を選択又は入力する。
【0030】
次いで、メニュー画面に戻り、キャパシティーを確認する(Sb4)。拠点・配送種別・時間帯・個数に対して、日付がマトリクス状に表示され、配送希望日のキャパシティー(受け入れ可能な荷物の個数)が表示されるように構成されていてもよい。
【0031】
次いで、配送詳細情報を入力する(Sb5)。ここでは、依頼日の選択、代引金額の入力、商品・工事内容の入力等を行う。商品は商品名と型番などで特定する。下見をする場合は「下見」を追加する。容積(冷蔵庫350L、テレビ42型、エアコン4.4kW等)、商品や工事その他の詳細情報(例えば、リサイクル券番号、収集運搬、室内化粧カバー、外階段等)を入力してもよい。工事内容や部品の個数など伝達事項がある場合は、発注伝票の備考欄に記入してもよい。自社メモ(追加料金の請求先、費用の請求先等)などを入力し、登録する(Sb6)。登録を完了すると入力情報がサーバー20のデータベース等に記録される。
発注伝票の記載項目や記載順序などは適宜変更できることは言うまでも無い。
【0032】
発注処理が終わると発注伝票(依頼伝票)が生成されるので伝票を確認したり(Sb5)、伝票取込(受領)を確認したりすることにより配送担当拠点が依頼を受領したことを確認することができる(Sb6)。
【符号の説明】
【0033】
10 配送事業用受発注システム
30(30a~30c) 受発注拠点
図1
図2
図3
図4
図5