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特開2024-176399アプリケーションプログラム、家電機器管理システムおよび家電機器管理方法
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024176399
(43)【公開日】2024-12-19
(54)【発明の名称】アプリケーションプログラム、家電機器管理システムおよび家電機器管理方法
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/04817 20220101AFI20241212BHJP
   G06F 3/0488 20220101ALI20241212BHJP
   G06F 3/0486 20130101ALI20241212BHJP
   H04L 12/28 20060101ALI20241212BHJP
【FI】
G06F3/04817
G06F3/0488
G06F3/0486
H04L12/28 500G
【審査請求】未請求
【請求項の数】20
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023094902
(22)【出願日】2023-06-08
(71)【出願人】
【識別番号】503376518
【氏名又は名称】東芝ライフスタイル株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】森脇 修斗
【テーマコード(参考)】
5E555
【Fターム(参考)】
5E555AA02
5E555AA05
5E555BA05
5E555BA06
5E555BA15
5E555BA61
5E555BB05
5E555BB06
5E555BC04
5E555BC17
5E555BD01
5E555CA12
5E555CB08
5E555CB12
5E555CB14
5E555CB16
5E555CB17
5E555CB34
5E555CB52
5E555CB53
5E555CB57
5E555CC01
5E555CC05
5E555DB03
5E555DB11
5E555DB41
5E555DC11
5E555DC13
5E555DC18
5E555DC19
5E555DC21
5E555DC26
5E555DC27
5E555DC53
5E555DC54
5E555DC59
5E555DC61
5E555DC72
5E555DD07
5E555EA03
5E555EA04
5E555EA08
5E555EA14
5E555FA00
(57)【要約】
【課題】利用者の利便性を向上させること。
【解決手段】実施形態のアプリケーションプログラムは、家電機器を管理するサーバ装置にネットワークで接続され、表示装置を備える端末装置のコンピュータに実行させるためのアプリケーションプログラムであって、前記アプリケーションプログラムは、前記家電機器に対応して設けられ、前記家電機器の状態表示および前記家電機器に対する制御指示を行うための拡張アプリケーションプログラムを含み、前記表示装置に表示され、前記アプリケーションプログラムの基本画面であるアプリホーム画面に、前記拡張アプリケーションプログラムを起動するための起動アイコンとともに、前記家電機器に対する制御指示を行うためのコマンドのショートカットである第1のショートカット情報を表示する表示ステップ、を前記コンピュータに実行させる。
【選択図】図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
家電機器を管理するサーバ装置にネットワークで接続され、表示装置を備える端末装置のコンピュータに実行させるためのアプリケーションプログラムであって、
前記アプリケーションプログラムは、前記家電機器に対応して設けられ、前記家電機器の状態表示および前記家電機器に対する制御指示を行うための拡張アプリケーションプログラムを含み、
前記表示装置に表示され、前記アプリケーションプログラムの基本画面であるアプリホーム画面に、前記拡張アプリケーションプログラムを起動するための起動アイコンとともに、前記家電機器に対する制御指示を行うためのコマンドのショートカットである第1のショートカット情報を表示する表示ステップ、
を前記コンピュータに実行させるアプリケーションプログラム。
【請求項2】
前記サーバ装置は、複数の家電機器を管理し、前記複数の家電機器に対して優先度を定めており、
前記複数の家電機器から前記優先度に基づいて一または複数の家電機器を選定する選定ステップ、をさらに前記コンピュータに実行させ、
前記表示ステップは、選定された一または複数の家電機器のそれぞれの前記拡張アプリケーションプログラムの前記コマンドの前記第1のショートカット情報を、前記アプリホーム画面に表示する、
請求項1に記載のアプリケーションプログラム。
【請求項3】
前記表示ステップは、選定された一または複数の家電機器のそれぞれの前記拡張アプリケーションプログラムの複数のコマンドのうち、予め定められたコマンドの前記第1のショートカット情報を、前記アプリホーム画面に表示する、
請求項2に記載のアプリケーションプログラム。
【請求項4】
前記選定ステップは、さらに、選定された一または複数の家電機器のそれぞれの前記拡張アプリケーションプログラムの複数のコマンドの中から、前記家電機器の機能の使用回数に基づいて前記機能に対応するコマンドを選定し、
前記表示ステップは、決定された一または複数の家電機器のそれぞれの前記拡張アプリケーションプログラムにおいて、選定されたコマンドの前記第1のショートカット情報を、前記アプリホーム画面に表示する、
請求項2に記載のアプリケーションプログラム。
【請求項5】
利用者から前記アプリホーム画面に表示されている前記第1のショートカット情報に対する操作入力を受け付ける入力ステップを、さらに前記コンピュータに実行させ、
前記表示ステップは、前記入力ステップで前記第1のショートカット情報に対するスワイプ操作を受け付けた場合に、指示された前記第1のショートカット情報に表示するコマンドを変更する、
請求項1に記載のアプリケーションプログラム。
【請求項6】
利用者から前記アプリホーム画面に表示されている前記第1のショートカット情報に対する操作入力を受け付ける入力ステップを、さらに前記コンピュータに実行させ、
前記表示ステップは、前記入力ステップで前記第1のショートカット情報に対するピンチイン操作を受け付けた場合に、指示された前記第1のショートカット情報のサイズを縮小し、前記入力ステップで前記第1のショートカット情報に対するピンチアウト操作を受け付けた場合に、指示された前記第1のショートカット情報のサイズを拡大する、
請求項1に記載のアプリケーションプログラム。
【請求項7】
利用者から前記アプリホーム画面に表示されている前記第1のショートカット情報に対する操作入力を受け付ける入力ステップを、さらに前記コンピュータに実行させ、
前記表示ステップは、前記入力ステップで、前記第1のショートカット情報に対する長押し操作および前記長押し操作に続きドラッグアンドドロップ操作を受け付けた場合に、指示された前記第1のショートカット情報を、前記ドラッグアンドドロップ操作によるドロップした前記アプリホーム画面における位置に移動して表示する、
請求項1に記載のアプリケーションプログラム。
【請求項8】
利用者から前記アプリホーム画面に表示されている前記第1のショートカット情報に対する操作入力を受け付ける入力ステップを、さらに前記コンピュータに実行させ、
前記表示ステップは、前記入力ステップで前記第1のショートカット情報に対する長押し操作を受け付けた場合に、前記長押し操作がされた前記第1のショートカット情報の近傍に、複数のコマンドを選択可能に一覧表示する設定ウィンドウを表示し、前記入力ステップで前記利用者により前記設定ウィンドウから選択されたコマンドに変更して前記第1のショートカット情報に表示する、
請求項1に記載のアプリケーションプログラム。
【請求項9】
前記表示ステップは、前記設定ウィンドウが表示されている状態で、前記入力ステップで前記利用者から移動操作を受け付けた場合に、前記設定ウィンドウを消去する、
請求項8に記載のアプリケーションプログラム。
【請求項10】
前記表示ステップは、前記第1のショートカット情報を、前記アプリホーム画面の右下部または左下部の領域に表示する、
請求項1に記載のアプリケーションプログラム。
【請求項11】
(第3の実施形態:プラグインアプリ内)
前記表示ステップは、前記拡張アプリケーションプログラムが起動されたときに前記表示装置に表示され、前記拡張アプリケーションプログラムの画面である拡張アプリ画面に、前記家電機器に対する制御指示を行うための制御ボタンとともに、前記家電機器に対する制御指示を行うためのコマンドのショートカットである第2のショートカット情報を表示する、
請求項1に記載のアプリケーションプログラム。
【請求項12】
前記表示ステップは、前記拡張アプリ画面に、前記拡張アプリケーションプログラムに対応する家電機器以外の家電機器を操作するための前記第2のショートカット情報、を表示する、
請求項11に記載のアプリケーションプログラム。
【請求項13】
前記表示ステップは、前記拡張アプリ画面に、使用回数が所定数以上の家電機器に対応する前記拡張アプリケーションプログラムのコマンドの前記第2のショートカット情報を表示する、
請求項12に記載のアプリケーションプログラム。
【請求項14】
利用者から前記拡張アプリ画面において操作入力を受け付ける入力ステップを、さらに前記コンピュータに実行させ、
前記表示ステップは、前記入力ステップで前記制御ボタンに対する長押し操作を受け付けた場合に、前記長押し操作がされた前記制御ボタンの近傍に、前記第2のショートカット情報の生成の可否を確認する確認メッセージを表示し、前記入力ステップで前記利用者から前記第2のショートカット情報の生成を行う旨の入力を受け付けた場合に、前記長押し操作が行われた前記制御ボタンの前記第2のショートカット情報を生成して前記拡張アプリ画面に表示する、
請求項11に記載のアプリケーションプログラム。
【請求項15】
利用者から前記拡張アプリ画面において操作入力を受け付ける入力ステップを、さらに前記コンピュータに実行させ、
前記表示ステップは、前記入力ステップで前記制御ボタンに対するドラッグアンドドロップ操作を受け付けた場合に、前記ドラッグアンドドロップ操作によるドロップした前記拡張アプリ画面における位置に、指示された前記制御ボタンの第2のショートカット情報を生成して表示する、
請求項11に記載のアプリケーションプログラム。
【請求項16】
家電機器を管理するサーバ装置と、前記サーバ装置にネットワークで接続され、表示装置を備える端末装置のコンピュータに実行させるためのアプリケーションプログラムと、を備える家電機器管理システムであって、
前記アプリケーションプログラムは、
前記家電機器に対応して設けられ、前記家電機器の状態表示および前記家電機器に対する制御指示を行うための拡張アプリケーションプログラムを含み、
前記表示装置に表示され、前記アプリケーションプログラムの基本画面であるアプリホーム画面に、前記拡張アプリケーションプログラムを起動するための起動アイコンとともに、前記家電機器に対する制御指示を行うためのコマンドのショートカットである第1のショートカット情報を表示する表示ステップ、を前記コンピュータに実行させる、
家電機器管理システム。
【請求項17】
前記サーバ装置は、複数の家電機器のそれぞれが使用された場合に、前記家電機器から使用された旨を使用された機能とともに受信して、前記家電機器の機器使用回数と前記機能の機能使用回数とをカウントして、前記家電機器の識別情報と優先度と前記機器使用回数と前記機能使用回数とを対応付けた機器リスト情報を、前記端末装置に送信し、
前記アプリケーションプログラムは、
前記機器リスト情報を受信する受信ステップと、
受信した機器リスト情報の複数の家電機器の中から、前記優先度に基づいて一または複数の家電機器を選定する選定ステップと、をさらに前記コンピュータに実行させ、
前記表示ステップは、選定された一または複数の家電機器のそれぞれの前記拡張アプリケーションプログラムの前記コマンドの前記第1のショートカット情報を、前記アプリホーム画面に表示する、
請求項16に記載の家電機器管理システム。
【請求項18】
前記選定ステップは、さらに、選定された一または複数の家電機器のそれぞれの前記拡張アプリケーションプログラムの複数のコマンドの中から、前記機器リスト情報の前記家電機器の機能の前記機能使用回数に基づいて前記機能に対応するコマンドを選定し、
前記表示ステップは、決定された一または複数の家電機器のそれぞれの前記拡張アプリケーションプログラムにおいて、選定されたコマンドの前記第1のショートカット情報を、前記アプリホーム画面に表示する、
請求項17に記載の家電機器管理システム。
【請求項19】
前記表示ステップは、前記拡張アプリケーションプログラムが起動されたときに前記表示装置に表示され、前記拡張アプリケーションプログラムの画面である拡張アプリ画面に、前記家電機器に対する制御指示を行うための制御ボタンとともに、前記家電機器に対する制御指示を行うためのコマンドのショートカットである第2のショートカット情報を表示し、
前記表示ステップは、前記拡張アプリ画面に、前記拡張アプリケーションプログラムに対応する家電機器以外の家電機器であって、前記機器リスト情報において、前記機器使用回数が所定数以上の家電機器に対応する前記拡張アプリケーションプログラムのコマンドの前記第2のショートカット情報を表示する、
請求項17に記載の家電機器管理システム。
【請求項20】
家電機器を管理するサーバ装置と、前記サーバ装置にネットワークで接続され、表示装置を備える端末装置のコンピュータに実行させるためのアプリケーションプログラムと、を備える家電機器管理システムで実行される家電機器管理方法であって、
前記アプリケーションプログラムは、前記家電機器に対応して設けられ、前記家電機器の状態表示および前記家電機器に対する制御指示を行うための拡張アプリケーションプログラムを含み、
前記表示装置に表示され、前記アプリケーションプログラムの基本画面であるアプリホーム画面に、前記拡張アプリケーションプログラムを起動するための起動アイコンとともに、前記家電機器に対する制御指示を行うためのコマンドのショートカットである第1のショートカット情報を表示する表示ステップ、
を含む家電管理機器方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、アプリケーションプログラム、家電機器管理システムおよび家電機器管理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、ネットワークに接続される空調機や冷蔵庫等の一または複数の家電機器を管理する家電機器管理システムにおいて、スマートフォン等の端末装置で実行されるアプリケーションで家電機器を遠隔操作する技術が知られている。このようなアプリケーションでは、アプリケーションの基本画面であるアプリホーム画面から、家電機器に対して直接指示することが困難な操作や制御があり、頻繁に使用する操作や制御がホーム画面からすぐに行うことが困難で、利用者にとって利便性を損なう場合があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第6435352号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、利用者の利便性を向上させることができるアプリケーションプログラム、家電機器管理システムおよび家電機器管理方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態のアプリケーションプログラムは、家電機器を管理するサーバ装置にネットワークで接続され、表示装置を備える端末装置のコンピュータに実行させるためのアプリケーションプログラムであって、前記アプリケーションプログラムは、前記家電機器に対応して設けられ、前記家電機器の状態表示および前記家電機器に対する制御指示を行うための拡張アプリケーションプログラムを含み、前記表示装置に表示され、前記アプリケーションプログラムの基本画面であるアプリホーム画面に、前記拡張アプリケーションプログラムを起動するための起動アイコンとともに、前記家電機器に対する制御指示を行うためのコマンドのショートカットである第1のショートカット情報を表示する表示ステップ、
を前記コンピュータに実行させる。
【0006】
実施形態のアプリケーションプログラムは、前記サーバ装置は、複数の家電機器を管理し、前記複数の家電機器に対して優先度を定めており、前記複数の家電機器から前記優先度に基づいて一または複数の家電機器を選定する選定ステップ、をさらに前記コンピュータに実行させ、前記表示ステップは、選定された一または複数の家電機器のそれぞれの前記拡張アプリケーションプログラムの前記コマンドの前記第1のショートカット情報を、前記アプリホーム画面に表示する。
【0007】
実施形態のアプリケーションプログラムは、前記表示ステップは、選定された一または複数の家電機器のそれぞれの前記拡張アプリケーションプログラムの複数のコマンドのうち、予め定められたコマンドの前記第1のショートカット情報を、前記アプリホーム画面に表示する。
【0008】
実施形態のアプリケーションプログラムは、前記選定ステップは、さらに、選定された一または複数の家電機器のそれぞれの前記拡張アプリケーションプログラムの複数のコマンドの中から、前記家電機器の機能の使用回数に基づいて前記機能に対応するコマンドを選定し、前記表示ステップは、決定された一または複数の家電機器のそれぞれの前記拡張アプリケーションプログラムにおいて、選定されたコマンドの前記第1のショートカット情報を、前記アプリホーム画面に表示する。
【0009】
実施形態のアプリケーションプログラムは、利用者から前記アプリホーム画面に表示されている前記第1のショートカット情報に対する操作入力を受け付ける入力ステップを、さらに前記コンピュータに実行させ、前記表示ステップは、前記入力ステップで前記第1のショートカット情報に対するスワイプ操作を受け付けた場合に、指示された前記第1のショートカット情報に表示するコマンドを変更する。
【0010】
実施形態のアプリケーションプログラムは、利用者から前記アプリホーム画面に表示されている前記第1のショートカット情報に対する操作入力を受け付ける入力ステップを、さらに前記コンピュータに実行させ、前記表示ステップは、前記入力ステップで前記第1のショートカット情報に対するピンチイン操作を受け付けた場合に、指示された前記第1のショートカット情報のサイズを縮小し、前記入力ステップで前記第1のショートカット情報に対するピンチアウト操作を受け付けた場合に、指示された前記第1のショートカット情報のサイズを拡大する。
【0011】
実施形態のアプリケーションプログラムは、利用者から前記アプリホーム画面に表示されている前記第1のショートカット情報に対する操作入力を受け付ける入力ステップを、さらに前記コンピュータに実行させ、 前記表示ステップは、前記入力ステップで、前記第1のショートカット情報に対する長押し操作および前記長押し操作に続きドラッグアンドドロップ操作を受け付けた場合に、指示された前記第1のショートカット情報を、前記ドラッグアンドドロップ操作によるドロップした前記アプリホーム画面における位置に移動して表示する。
【0012】
実施形態のアプリケーションプログラムは、利用者から前記アプリホーム画面に表示されている前記第1のショートカット情報に対する操作入力を受け付ける入力ステップを、さらに前記コンピュータに実行させ、前記表示ステップは、前記入力ステップで前記第1のショートカット情報に対する長押し操作を受け付けた場合に、前記長押し操作がされた前記第1のショートカット情報の近傍に、複数のコマンドを選択可能に一覧表示する設定ウィンドウを表示し、前記入力ステップで前記利用者により前記設定ウィンドウから選択されたコマンドに変更して前記第1のショートカット情報に表示する。
【0013】
実施形態のアプリケーションプログラムは、前記表示ステップは、前記設定ウィンドウが表示されている状態で、前記入力ステップで前記利用者から移動操作を受け付けた場合に、前記設定ウィンドウを消去する。
【0014】
実施形態のアプリケーションプログラムは、前記表示ステップは、前記第1のショートカット情報を、前記アプリホーム画面の右下部または左下部の領域に表示する。
【0015】
実施形態のアプリケーションプログラムは、前記表示ステップは、前記拡張アプリケーションプログラムが起動されたときに前記表示装置に表示され、前記拡張アプリケーションプログラムの画面である拡張アプリ画面に、前記家電機器に対する制御指示を行うための制御ボタンとともに、前記家電機器に対する制御指示を行うためのコマンドのショートカットである第2のショートカット情報を表示する。
【0016】
実施形態のアプリケーションプログラムは、前記表示ステップは、前記拡張アプリ画面に、前記拡張アプリケーションプログラムに対応する家電機器以外の家電機器を操作するための前記第2のショートカット情報、を表示する。
【0017】
実施形態のアプリケーションプログラムは、前記表示ステップは、前記拡張アプリ画面に、使用回数が所定数以上の家電機器に対応する前記拡張アプリケーションプログラムのコマンドの前記第2のショートカット情報を表示する。
【0018】
実施形態のアプリケーションプログラムは、利用者から前記拡張アプリ画面において操作入力を受け付ける入力ステップを、さらに前記コンピュータに実行させ、前記表示ステップは、前記入力ステップで前記制御ボタンに対する長押し操作を受け付けた場合に、前記長押し操作がされた前記制御ボタンの近傍に、前記第2のショートカット情報の生成の可否を確認する確認メッセージを表示し、前記入力ステップで前記利用者から前記第2のショートカット情報の生成を行う旨の入力を受け付けた場合に、前記長押し操作が行われた前記制御ボタンの前記第2のショートカット情報を生成して前記拡張アプリ画面に表示する。
【0019】
実施形態のアプリケーションプログラムは、利用者から前記拡張アプリ画面において操作入力を受け付ける入力ステップを、さらに前記コンピュータに実行させ、前記表示ステップは、前記入力ステップで前記制御ボタンに対するドラッグアンドドロップ操作を受け付けた場合に、前記ドラッグアンドドロップ操作によるドロップした前記拡張アプリ画面における位置に、指示された前記制御ボタンの第2のショートカット情報を生成して表示する。
【0020】
実施形態の家電機器管理システムは、家電機器を管理するサーバ装置と、前記サーバ装置にネットワークで接続され、表示装置を備える端末装置のコンピュータに実行させるためのアプリケーションプログラムと、を備える家電機器管理システムであって、 前記アプリケーションプログラムは、前記家電機器に対応して設けられ、前記家電機器の状態表示および前記家電機器に対する制御指示を行うための拡張アプリケーションプログラムを含み、前記表示装置に表示され、前記アプリケーションプログラムの基本画面であるアプリホーム画面に、前記拡張アプリケーションプログラムを起動するための起動アイコンとともに、前記家電機器に対する制御指示を行うためのコマンドのショートカットである第1のショートカット情報を表示する表示ステップ、を前記コンピュータに実行させる。
【0021】
実施形態の家電機器管理システムは、前記サーバ装置は、複数の家電機器のそれぞれが使用された場合に、前記家電機器から使用された旨を使用された機能とともに受信して、前記家電機器の機器使用回数と前記機能の機能使用回数とをカウントして、前記家電機器の識別情報と優先度と前記機器使用回数と前記機能使用回数とを対応付けた機器リスト情報を、前記端末装置に送信し、前記アプリケーションプログラムは、前記機器リスト情報を受信する受信ステップと、受信した機器リスト情報の複数の家電機器の中から、前記優先度に基づいて一または複数の家電機器を選定する選定ステップと、をさらに前記コンピュータに実行させ、前記表示ステップは、選定された一または複数の家電機器のそれぞれの前記拡張アプリケーションプログラムの前記コマンドの前記第1のショートカット情報を、前記アプリホーム画面に表示する。
【0022】
実施形態の家電機器管理システムは、前記選定ステップは、さらに、選定された一または複数の家電機器のそれぞれの前記拡張アプリケーションプログラムの複数のコマンドの中から、前記機器リスト情報の前記家電機器の機能の前記機能使用回数に基づいて前記機能に対応するコマンドを選定し、前記表示ステップは、決定された一または複数の家電機器のそれぞれの前記拡張アプリケーションプログラムにおいて、選定されたコマンドの前記第1のショートカット情報を、前記アプリホーム画面に表示する。
【0023】
実施形態の家電機器管理システムは、前記表示ステップは、前記拡張アプリケーションプログラムが起動されたときに前記表示装置に表示され、前記拡張アプリケーションプログラムの画面である拡張アプリ画面に、前記家電機器に対する制御指示を行うための制御ボタンとともに、前記家電機器に対する制御指示を行うためのコマンドのショートカットである第2のショートカット情報を表示し、前記表示ステップは、前記拡張アプリ画面に、前記拡張アプリケーションプログラムに対応する家電機器以外の家電機器であって、前記機器リスト情報において、前記機器使用回数が所定数以上の家電機器に対応する前記拡張アプリケーションプログラムのコマンドの前記第2のショートカット情報を表示する。
【0024】
実施形態の家電機器管理方法は、家電機器を管理するサーバ装置と、前記サーバ装置にネットワークで接続され、表示装置を備える端末装置のコンピュータに実行させるためのアプリケーションプログラムと、を備える家電機器管理システムで実行される家電機器管理方法であって、前記アプリケーションプログラムは、前記家電機器に対応して設けられ、前記家電機器の状態表示および前記家電機器に対する制御指示を行うための拡張アプリケーションプログラムを含み、前記表示装置に表示され、前記アプリケーションプログラムの基本画面であるアプリホーム画面に、前記拡張アプリケーションプログラムを起動するための起動アイコンとともに、前記家電機器に対する制御指示を行うためのコマンドのショートカットである第1のショートカット情報を表示する表示ステップ、を含む。
【0025】
以上のアプリケーションプログラム、家電機器管理システムおよび家電機器管理方法によれば、家電機器10の制御に関する利用者の煩雑な手間を省略することができ、利用者の利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
図1図1は、第1の実施形態にかかる家電機器管理システムの構成の一例を示すブロック図である。
図2図2は、第1の実施形態にかかるサーバ装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。
図3図3は、第1の実施形態にかかる管理DBのデータ構造の一例を示す図である。
図4図4は、第1の実施形態にかかる端末装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。
図5A図5Aは、第1の実施形態におけるアプリホーム画面の一例を示す図である。
図5B図5Bは、第1の実施形態におけるアプリホーム画面の他の一例を示す図である。
図6図6は、第1の実施家形態にかかる制御ショートカットの表示処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
図7図7は、第1の実施形態にかかるアプリホーム画面で制御ショートカットの自動生成を指定するボタンが表示された例を示す図である。
図8A図8Aは、第1の実施形態において制御ショートカットを起動アイコンと離れた位置に表示した例を示す図である。
図8B図8Bは、第1の実施形態において制御ショートカットをアプリホーム画面の右下部に表示した例を示す図である。
図9図9は、第1の実施形態における制御ショートカットに対して各種操作が行われた場合の処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図10図10は、第1の実施形態において制御ショートカットがピンチアウトされた場合の表示状態の一例を示す図である。
図11A図11Aは、第1の実施形態で制御ショートカットが長押し操作されて掴まれた状態の一例を示す図である。
図11B図11Bは、第1の実施形態において、制御ショートカットが移動した状態の例を示す図である。
図12図12は、第1の実施形態において制御ショートカットに対してスワイプ操作をした場合の表示の一例を示す図である。
図13図13は、第2の実施形態にかかる制御ショートカットに対する各種操作が行われた場合の処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図14A図14Aは、第2の実施形態において設定ウィンドウが表示された例を示す図である。
図14B図14Bは、第2の実施形態において設定ウィンドウが表示された他の例を示す図である。
図14C図14Cは、第2の実施形態において設定ウィンドウが表示された他の例を示す図である。
図15図15は、第2の実施形態において、制御ショートカットの長押しによる設定ウィンドウの表示と移動操作による設定ウィンドウの消去の例を示す図である。
図16図16は、第3の実施形態におけるプラグインアプリ画面に制御ショートカットが表示された例を示す図である。
図17図17は、第3の実施形態にかかるプラグインアプリ画面への制御ショートカットの表示処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
図18図18は、第3の実施形態におけるプラグインアプリ画面に制御ショートカットが表示された他の例を示す図である。
図19図19は、第3の実施形態にかかるユーザの指示による制御ショートカットの生成処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図20図20は、第3の実施形態において確認メッセージが表示されたプラグインアプリ画面1701の表示例を示す図である。
図21A図21Aは、第3の実施形態において確認メッセージが表示されたプラグインアプリ画面1701の他の表示例を示す図である。
図21B図21Bは、図21Aの画面から制御ショートカットが表示された例を示す図である。
図22図22は、第3の実施形態において、制御ボタンに対して長押し操作が行われた場合の処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図23図23は、第3の実施形態において、制御ボタンをドラッグアンドドロップ操作により移動して制御ショートカットを生成する例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
以下、図面を参照しながら、本開示に係るアプリケーションプログラム、家電機器管理システムおよび家電機器管理方法の実施形態について説明する。本明細書において、実施形態に係る構成要素及び当該要素の説明が、複数の表現で記載されることがある。構成要素及びその説明は、一例であり、本明細書の表現によって限定されない。構成要素は、本明細書におけるものとは異なる名称でも特定され得る。また、構成要素は、本明細書の表現とは異なる表現によっても説明され得る。
【0028】
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態にかかる家電機器管理システムの構成の一例を示すブロック図である。本実施形態にかかる家電機器管理システム1は、図1に示すように、サーバ装置40と、端末装置30と、冷蔵庫10Aと、洗濯機10Bと、エアコン10Cと、エアコン10Dと、電子レンジ10Eと、を主に備えている。冷蔵庫10A、洗濯機10B、エアコン10C、エアコン10Dおよび電子レンジ10Eは、1つの家庭内に設けられている。
【0029】
冷蔵庫10A、洗濯機10B、エアコン10C、エアコン10D、電子レンジ10E、および端末装置30は、家庭内に設けられたルータ等を介してネットワークに接続される。また、冷蔵庫10A、洗濯機10B、エアコン10C、エアコン10D、電子レンジ10E、および端末装置30は、当該ネットワークで、サーバ装置40と接続される。ネットワークは、インターネット、一般電話回線、及び携帯電話回線等で構成される。
【0030】
ここで、冷蔵庫10A、洗濯機10B、エアコン10C、エアコン10Dおよび電子レンジ10Eは、家電機器の一例であり、種類、台数はこれらに限定されるものではない。る。以下の説明において、冷蔵庫10A、洗濯機10B、エアコン10C、エアコン10Dおよび電子レンジ10Eのそれぞれを特に区別しない場合には、任意の一台を家電機器10と称する。
【0031】
端末装置30は、例えば、スマートフォンやタブレット装置等の携帯端末であり、サーバ装置40を介して冷蔵庫10A、洗濯機10B、エアコン10C、エアコン10Dおよび電子レンジ10Eに関する情報を表示し、また遠隔操作する。
【0032】
端末装置30には、家電機器10を遠隔操作するためのアプリケーションプログラム(以下、「アプリケーション」と称する)がインストールされている。ユーザ(利用者とも称する)は、端末装置30アプリケーションを起動して、家電機器10を遠隔操作する。アプリケーションは、ネットワーク経由でサーバ装置40を介して、家電機器10と通信する。アプリケーションの詳細については後述する。
【0033】
サーバ装置40は、家電機器10を管理する装置であり、家電機器10を遠隔操作するために、端末装置30と家電機器10との通信を中継する。
【0034】
まず、本実施形態にかかるサーバ装置40の詳細について説明する。
図2は、第1の実施形態にかかるサーバ装置40の機能的構成の一例を示すブロック図である。本実施形態のサーバ装置40は、通信部401と、制御部402と、記憶部410と、を主に備えている。
【0035】
記憶部410は、HDD(Hard Disc Drive)やSSD(Solited State Drive)等の記憶媒体である。本実施形態の記憶部410には、管理データベース411(以下、「管理DB411」と称する。)が記憶されている。
【0036】
管理DB411は、家電機器10を管理するデータベースである。
図3は、第1の実施形態にかかる管理DB411のデータ構造の一例を示す図である。図3に示すように、管理DB411は、ユーザIDと、機器IDと、優先度と、機能と、機能使用回数と、機器使用回数と、が対応付けられて登録されている。
【0037】
ユーザIDはユーザを識別するための情報である。機器IDは、ユーザIDのユーザが管理する家電機器10を識別するための情報である。図3の例では、ユーザIDがユーザAのユーザが、図1に示す家電機器10である冷蔵庫10A、洗濯機10B、エアコン10C、エアコン10Dおよび電子レンジ10Eの各機器IDがユーザAのユーザIDに対応付けられて登録されている。
【0038】
優先度は、家電機器10に対して予め定められた数値である。優先度の数値が低い程、優先度が高いことを意味している。
機能は、機器IDの家電機器10における一または複数の機能である。機能使用回数は、機能ごとにカウントされて設定される機能の使用回数である。機器使用回数は、機能使用回数を合計したものであり、家電機器10の使用回数となる。
なお、優先度を、機器使用回数が多い順に、高い値を設定するようにサーバ装置40を構成してもよい。この場合、優先度は、機器使用回数に応じて動的に変動することになる。
【0039】
図2に戻り、制御部402は、家電機器10の各種制御を行う。具体的には、制御部402は、端末装置30のアプリケーションからの指示により、家電機器10を管理するユーザのユーザIDに対応付けて管理DB411に登録する。
【0040】
また、制御部402は、端末装置30のアプリケーションからの要求により、管理DB411において、要求したユーザのユーザIDに対して登録されている家電機器10の一覧である登録機器リストを端末装置30に送信する。また、制御部402は、端末装置30のアプリケーションからの家電機器10に対する制御指示を受け取り、家電機器10に対する制御を行う。さらに、制御部402は、家電機器10のそれぞれから使用状態を受信し、端末装置30のアプリケーションに送信する。
【0041】
通信部401は、家電機器10および端末装置30との通信を制御する。すなわち、制御部402が端末装置30からの要求や指示の送信、端末装置30への情報の送信を行う場合には、通信部401を介して行う、また、制御部402が家電機器10から情報を受信したり、家電機器10に対して制御指示等を行う場合には、通信部401を介して行う。
【0042】
次に、本実施形態にかかる端末装置30の詳細について説明する。
図4は、第1の実施形態にかかる端末装置30の機能的構成の一例を示すブロック図である。本実施形態にかかる端末装置30は、図4に示すように、表示装置302と、入力装置303と、通信装置304と、記憶装置305と、アプリケーション301と、を主に備えている。また、端末装置30は、不図示のCPUを備えている。端末装置30は、不図示のCPUと、表示装置302と、入力装置303と、通信装置304と、記憶装置305と、でハードウェアを構成する。
【0043】
表示装置302は、例えば、液晶や有機EL等の表示デバイスである。入力装置303は、表示装置302に重畳されたタッチパネルやハードキー等の入力デバイスである。
通信装置304は、無線LANや、4G(例えば、LTE(Long Term Evolution)等)、5Gの各規格に従って無線通信を行うインタフェイスである。
【0044】
記憶装置305は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等の記憶媒体である。
【0045】
アプリケーション301は、図4に示すように、通信処理部3011と、入力処理部3012と、表示処理部3013と、制御部3014と、選定部3015と、一または複数のプラグインアプリケーション3020(以下、「プラグインアプリ3020」と称する)と、を主に備えている。アプリケーション301は、ROM、RAM、フラッシュメモリ等の記憶装置305に記憶される。
【0046】
アプリケーション301は、アプリケーションプログラムの一例である。アプリケーション301は、上述した機能部の各部(通信処理部3011、入力処理部3012、表示処理部3013、制御部3014、選定部3015および一または複数のプラグインアプリ3020)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPUがフラッシュメモリ等の記憶装置305からアプリケーション301を読み出して実行することにより、アプリケーション301が起動される。そして、上記各部がRAM等の記憶装置305上にロードされ、通信処理部3011と、入力処理部3012、表示処理部3013、制御部3014、および一または複数のプラグインアプリ3020がRAM等の記憶装置305上に生成されるようになっている。
【0047】
制御部3014は、アプリケーション301の各種制御を行う。本実施形態では、制御部3014は、アプリケーション301のユーザのユーザIDとともに、当該ユーザが登録している家電機器10の一覧である登録機器リストを要求する。また、制御部3014は、ユーザからの指示でプラグインアプリ3020を起動する。
【0048】
プラグインアプリ3020は、家電機器10に対応して起動される。プラグインアプリ3020は、プラグインアプリ3020に対応する家電機器10の状態表示および当該家電機器10に対する制御指示を行うためのアプリケーションプログラムである。プラグインアプリ3020は、拡張アプリケーションプログラムの一例である。
【0049】
通信処理部3011は、通信装置304による通信を制御する。本実施形態では、通信処理部3011は、制御部3014による登録機器リストの要求をユーザIDとともにサーバ装置40に送信する。そして、通信処理部3011は、サーバ装置40から要求した登録機器リストを受信する。ここで、登録機器リストは、管理DB411において、ユーザのユーザIDに対応付けられている家電機器10の機器ID、優先度、機能、機能使用回数、機器使用回数の一覧である。
【0050】
また、通信処理部3011は、入力処理部3012でユーザから家電機器10に対する制御指示を受け付けた場合、受け付けた制御指示をサーバ装置40に送信する。
【0051】
表示処理部3013は、表示装置302に対する各種情報の表示を制御する。
アプリケーション301は起動されると、表示処理部3013が、まずアプリホーム画面を表示装置302に表示する。ここで、アプリホーム画面は、アプリケーションの基本画面である。そして、表示処理部3013は、アプリホーム画面にプラグインアプリ3020を起動するための起動アイコンを配列表示する。
【0052】
表示処理部3013は、アプリホーム画面に、起動アイコンとともに、制御ショートカットボタンを表示する。ここで、制御ショートカットボタンは、家電機器10に対する制御指示を行うためのコマンドのショートカットである。制御ショートカットボタンは、第1のショートカット情報の一例であり、制御ショートカットと称する。
【0053】
図5Aは、第1の実施形態におけるアプリホーム画面の一例を示す図である。図5Aの例では、アプリホーム画面501に、複数のプラグインアプリの起動アイコン503が配列表示されている。また、配列表示された起動アイコン503の下方には複数の各種ボタン507(制御ボタン507も含む)が配列表示されている。そして、起動アイコン503には、制御ショートカット503が表示されている。
【0054】
入力処理部3012は、入力装置303からのユーザの入力を受け付ける。入力処理部3012は、ユーザによるアプリホーム画面(すなわち、タッチパネル等の入力装置303)からの操作入力を受け付ける。本実施形態では、入力処理部3012は、アプリホーム画面501に表示されるプラグインアプリ3020の起動アイコン503、各種ボタン507および制御ショートカット503からユーザから家電機器10に対する操作入力を受け付ける。
【0055】
表示処理部3013は、入力処理部3012で制御ショートカットに対するスワイプ操作を受け付けた場合に、指示された制御ショートカットに表示するコマンドを変更する。
【0056】
表示処理部3013は、入力処理部3012で制御ショートカットに対するピンチイン操作を受け付けた場合に、指示された制御ショートカット情報のサイズを縮小し、入力処理部3012で制御ショートカットに対するピンチアウト操作を受け付けた場合に、指示された制御ショートカットのサイズを拡大する。
【0057】
表示処理部3013は、入力処理部3012で制御ショートカットに対する長押し操作および前記長押し操作に続く移動操作としてのドラッグアンドドロップ操作を受け付けた場合に、指示された制御ショートカットを、ドラッグアンドドロップ操作によるドロップしたアプリホーム画面における位置に移動して表示する。
【0058】
選定部3015は、ユーザが後述する制御ショートカットボタンの自動生成を行う旨の指示をした場合に、複数の家電機器10からサーバ装置40で定められた優先度に基づいて一または複数の家電機器10を選定する。本実施形態では、選定部3015は、通信処理部3011でサーバ装置40から受信した登録機器リストに登録された優先度が最も高い家電機器10を選定する。
【0059】
表示処理部3013は、ユーザが制御ショートカットボタンの自動生成を行う旨の指示をした場合に、選定部3015で選定された家電機器10のそれぞれのプラグインアプリ3020のコマンドの制御ショートカット505を、アプリホーム画面に表示する。ここで、表示処理部3013は、決定された一または複数の家電機器のそれぞれのプラグインアプリ3020の複数のコマンドのうち、予め定められたコマンドの制御ショートを、アプリホーム画面に表示する。
【0060】
図5Bは、第1の実施形態におけるアプリホーム画面の他の一例を示す図である。図5Bの例では、冷蔵庫、洗濯機、エアコンの3つのプラグインアプリ3020の起動アイコン501がアプリホーム画面501に表示され、その中で、冷蔵庫のプラグインアプリ3020の起動アイコン503だけに制御ショートカット505が表示されている例を示している。すなわち、この例では、図3の管理DB411の例で示すように、冷蔵庫の優先度が最も高いことから、選定部3015で家電機器10として冷蔵庫が選定され、表示処理部3013が選定された冷蔵庫のプラグインアプリ3020のコマンドの制御ショートカット505を表示している。
【0061】
次に、以上のように構成された本実施形態にかかる家電機器管理システム1による家電機器管理処理について説明する。
図6は、第1の実施家形態にかかる制御ショートカットの表示処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
【0062】
複数の家電機器10のそれぞれでは、自身が使用された場合に、自身の機器IDと使用された機能とを含む使用報告をサーバ装置40に通知する(S101a~S101c)。
サーバ装置40では、通信部401が家電機器10のそれぞれから使用報告を受信すると、制御部402は、管理DB411に機器IDに対応付けて機能使用回数をカウントして登録するとともに、当該家電機器10の機能の使用回数の合計を、家電機器10の機器使用回数として登録する(S102)。
【0063】
アプリケーション301は、制御ショートカットの生成を手動で行うことができる他、自動で生成することができる。ユーザは制御ショートカットの自動生成を希望する場合には、アプリホーム画面501で自動生成の旨を指定する。
【0064】
図7は、第1の実施形態にかかるアプリホーム画面で制御ショートカットの自動生成を指定するボタンが表示された例を示す図である。
図7に示すように、表示処理部3013は、アプリホーム画面501に、ショートカット自動生成の指示ボタン701を表示する。ユーザは自動生成を希望する場合には、このショートカット自動生成の指示ボタン701をクリックすることで「する」に設定入力する。
【0065】
図6に戻り、端末装置30のアプリケーション301では、入力処理部3012がこのショートカットを自動生成する旨の入力を受け付ける(S105)。そして、制御部3014が通信処理部3011を介して、ユーザのユーザIDとともに登録機器リストの要求をサーバ装置40に送信する(S106)。
【0066】
要求を受信したサーバ装置40では、制御部402が管理DB411を参照して、ユーザIDに対応して登録されている家電機器10から登録機器リストを生成する(S107)。ここで、本実施形態では、制御部402は、優先度と機能使用回数と機器使用回数を登録機器リストに含める。そして、サーバ装置40では、通信部403が登録機器リストを端末装置30のアプリケーション301に送信する(S108)。
【0067】
端末装置30のアプリケーション301では、通信処理部3011で登録機器リストを受信する。そして、アプリケーション301の選定部3015は、登録機器リストを参照し、優先度が最も高い機器IDの家電機器10を選定する(S109)。
【0068】
次に、選定部3015は、選定された家電機器10に対するコマンドを選定する(S110)。ここで、選定するコマンドの数は任意である。選定するコマンドは、家電機器10ごとにアプリケーション301で予め定められている。あるいは、選定するコマンドの機能をサーバ装置40で予め定めておき、管理DB411(あるいは登録機器リスト)に示すように構成してもよい。
【0069】
そして、表示処理部3013は、S109で選定された家電機器10のプラグインアプリ3020の起動アイコン503に、図5Bで示したように、S110で選定されたコマンドの制御ショートカット505を表示する(S111)。
【0070】
なお、上記S109では、優先度が最も高い家電機器10を選定して、一つの制御ショートカットを表示しているが、これに限定されるものではない。例えば、優先度が所定値以上の機器IDの家電機器10を選定して、一または複数の家電機器10のプラグインアプリ3020の制御ショートカットを表示するように選定部3015、表示処理部3013を構成してもよい。この場合には、優先度に代えて、一定数以上の使用機器回数を有する複数の家電機器10を選定するように構成しても良い。
【0071】
また、上記S111では、表示処理部3013は、制御ショートカット505を起動アイコン503に表示しているが、これに限定されるものではない。例えば、制御ショートカット505を、選定されたプラグインアプリ3020の起動アイコン503と離れた位置に表示するように表示処理部3013を構成することができる。
【0072】
図8Aは、第1の実施形態において制御ショートカット505を起動アイコン503と離れた位置に表示した例を示す図である。また、図8Aの例では、エアコンの優先度が最も高い場合を示している。図8Aに示すように、表示処理部3013は、エアコンのプラグインアプリ3020のコマンドの制御ショートカット505を、エアコンの起動アイコン503とは離れた位置である、各種ボタン507が配置された領域に表示している。
【0073】
また、制御ショートカット505をアプリホーム画面501の右下部または左下部の領域に表示するように表示処理部3013を構成してもよい。
図8Bは、第1の実施形態において制御ショートカット505をアプリホーム画面501の右下部に表示した例を示す図である。このように、制御ショートカット505をアプリホーム画面501の右下部または左下部に表示することにより、ユーザが端末装置3を片手で持ちながら親指で制御ショートカット505を操作することが可能となり、ユーザの利便性をより向上させることができる。
【0074】
次に、アプリホーム画面501に表示された制御ショートカット505に対して各種操作が行われた場合の処理について説明する。
図9は、第1の実施形態における制御ショートカット505に対して各種操作が行われた場合の処理の手順の一例を示すフローチャートである。
【0075】
まず、アプリケーション301の入力処理部3012は、ユーザから制御ショートカット505に対してタッチ入力を受け付けたか否か判断する(S301)。タッチ入力を受け付けていない場合には(S301:No)、処理はタッチ入力待ちとなる。
【0076】
そして、入力処理部3012は、制御ショートカット505に対するタッチ入力を受け付けた場合には(S301:Yes)、入力操作を判断する(S303)。
入力操作がピンチインまたはピンチアウトである場合には(S303:ピンチイン/ピンチアウト)、表示処理部3013は、タッチ入力の対象となった制御ショートカット505のサイズの拡大縮小を行う(S305)。
【0077】
ここで、ピンチインとは、2本の指を同時に触れた後、互いに近づけるように滑らせる操作である。また、ピンチアウトとは、操作対象、すなわち制御ショートカット505を広げるように2本の指を離していく操作である。
【0078】
具体的には、ピンチインの場合には、制御ショートカットのサイズをピンチインの操作方向に縮小する。ピンチアウトの場合には、制御ショートカットのサイズをピンチアウトの操作方向に拡大する。
【0079】
図10は、第1の実施形態において制御ショートカット505がピンチアウトされた場合の表示状態の一例を示す図である。図10の例では、ユーザが2本の指を、制御ショートカット505の縦方向にピンチアウトする操作を行い、これに応じて表示処理部3013は、制御ショートカット505の縦方向に拡大して高さを高くしている。これにより、制御ショートカット505の文字が見やすく表示される。
【0080】
S103で、入力操作が長押し操作の場合には(S103:長押し)、長押しされた制御ショートカット505は、ユーザの指に掴まれた状態となる。
図11Aは、第1の実施形態で制御ショートカット505が長押し操作されて掴まれた状態を示す図である。図11Aの例では、エアコンのプラグインアプリ3020の制御ショートカット505が長押し操作されて掴まれている。
【0081】
次に、表示処理部3013は、入力処理部3012は、さらに長押しにつづいてドラッグアンドドロップ操作を受け付けたか否かを判断する(S307)。ここで、ドラッグアンドドロップ操作とは、操作対象である制御ショートカット505を掴んだ状態で引きずって移動させ、目的の移動先で制御ショートカット505から指を離す操作である。操作対象である制御ショートカット505を掴んだ状態で引きずって移動させる操作をドラッグ操作といい、目的の移動先で制御ショートカット505から指を離す操作をドロップ操作という。
【0082】
入力処理部3012がドラッグアンドドロップ操作を受け付けた場合には(S307:Yes)、表示処理部3013は、アプリホーム画面501において、制御ショートカット505を移動先、すなわちドロップした位置に移動する(S309)。
【0083】
図11Bは、第1の実施形態において、制御ショートカット505が移動した状態の例を示す図である。図11Bに示すように、図11Aで長押しされたエアコンのショートカット505の位置が移動していることがわかる。
【0084】
S303で、入力操作がスワイプ操作である場合には(S303:スワイプ)、表示処理部3013は、制御ショートカット505の内容を他のコマンドに変更して表示する(S311)。ここで、スワイプ操作とは、操作対象である制御ショートカット505に指を置いて任意の方向に滑らせる操作である。
【0085】
また、変更するコマンドは、任意である。例えば、コマンドの順番が予め定められており、次の順番のコマンドに変更するように表示処理部3013を構成してもよい。あるいは、機能使用回数が次に高い機能のコマンドに変更するように表示処理部3013を構成してもよい。
【0086】
図12は、第1の実施形態において制御ショートカット505に対してスワイプ操作をした場合の表示の一例を示す図である。図12に示すように、「ON/OFF」の制御ショートカット505に対してスワイプ操作が行われた結果、制御ショートカット505のコマンドは「風向」に切り替わる。
【0087】
このように本実施形態では、アプリケーション301の表示処理部3013は、アプリホーム画面に、プラグインアプリ3020の起動アイコンとともに、家電機器10に対する制御指示を行うためのコマンドの制御ショートカットを表示する。このため、本実施形態によれば、使用頻度の高い機能のコマンドやユーザが好む機能のコマンドの制御ショートカット505を、アプリケーション301を起動したときに現れる基本画面であるアプリホーム画面501に表示することができるので、家電機器10の制御に関するユーザの煩雑な手間を省略することができ、利用者の利便性を向上させることができる。また、本実施形態によれば、表示処理部3013が制御ショートカット505を、アプリホーム画面501に制御ボタン507とともに表示しているので、制御ショートカット505以外のボタンやアイコン等の操作も制御ショートカット505を表示したまま行うことができる。
【0088】
また、本実施形態では、サーバ装置40は、複数の家電機器を管理し、前記複数の家電機器に対して優先度を定めており、アプリケーション301の選定部3015が複数の家電機器から優先度に基づいて一または複数の家電機器を選定し、表示処理部3013が、選定された一または複数の家電機器のそれぞれのプラグインアプリ3020のコマンドの制御ショートカット505を、アプリホーム画面501に表示する。このため、本実施形態によれば、家電機器10の制御ショートカットをサーバ装置40で優先度に基づいて判断しアプリホーム画面に設定することになるので、ユーザはどの家電機器10の制御ショートカットを表示しようか考える必要がなく煩雑な操作をより回避することができ、ユーザの利便性をより向上させることができる。
【0089】
また、本実施形態によれば、アプリケーション301の表示処理部3013は、選定部3015で選定された一または複数の家電機器10のそれぞれのプラグインアプリ3020の複数のコマンドのうち、予め定められたコマンドの制御ショートカット505を、アプリホーム画面501に表示する。家電機器10によって、制御ショートカットに設定する機能を予め定められた機能としてアプリホーム画面に制御ショートカット505を表示することになるので、ユーザは家電機器10のどの機能のコマンドの制御ショートカットを表示しようか考える必要がなく、煩雑な操作をより回避することができ、ユーザの利便性をより向上させることができる。
【0090】
本実施形態によれば、アプリケーション301の表示処理部3013は、入力処理部3012で制御ショートカット505に対するスワイプ操作を受け付けた場合に、制御ショートカット505に表示するコマンドを変更する。このため、本実施形態によれば、簡易かつ感覚的な操作で、制御ショートカット505のコマンドを変更することが可能となる。
【0091】
本実施形態では、アプリケーション301の表示処理部3013は、入力処理部3012で制御ショートカット505に対するピンチイン操作を受け付けた場合に、指示された制御ショートカット505のサイズを縮小し、入力処理部3012で制御ショートカット505に対するピンチアウト操作を受け付けた場合に、指示された制御ショートカット505のサイズを拡大する。制御ショートカット以外の画面でユーザが使用したい部分と制御ショートカットが重なってしまう場合がある。本実施形態によれば、このような場合でも、感覚的でかつ簡易な操作で制御ショートカット505のサイズを変更することができるので、煩雑な操作をより回避することができ、ユーザの利便性をより向上させることができる。
【0092】
本実施形態では、アプリケーション301の表示処理部3013は、入力処理部3012で、制御ショートカット505に対する長押し操作および長押し操作に続きドラッグアンドドロップ操作を受け付けた場合に、指示された制御ショートカット505を、アプリホーム画面501における、ドラッグアンドドロップ操作によるドロップした位置に移動して表示する。アプリホーム画面501に制御ショートカットを並べて表示すると、制御ショートカット以外の画面でユーザが使用したい部分と制御ショートカット505が重なってしまう場合がある。本実施形態によれば、このような場合でも、感覚的でかつ簡易な操作で制御ショートカット505の位置を、他の領域と重ならない位置、または重なっても良い位置に変更することができるので、煩雑な操作をより回避することができ、ユーザの利便性をより向上させることができる。
【0093】
(変形例)
第1の実施形態では、制御ショートカット505のコマンドは、図6のS110で選定部3015が予め定められたコマンドを選定していたが、これに限定されるものではない。この変形例では、管理DB411から生成されて受信した登録機器リストで機能使用回数が最も高い機能に対応するコマンドを選定して制御ショートカット505を生成して表示するように、選定部3015、表示処理部5013を構成してもよい。
【0094】
これにより、使用頻度の高い機能の制御ショートカット505がアプリホーム画面501に表示されるので、ユーザの利便性をより向上させることができる。
【0095】
なお、使用機能回数が一定以上の機能のコマンドを設定して一覧表示し、ユーザにより当該一覧から制御ショートカットとして表示するコマンドを選択させて、選択されたコマンドの制御ショートカットを生成してアプリホーム画面501に表示するように、選定部3015、表示処理部3013を構成してもよい。
【0096】
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、制御ショートカット505に対する長押し操作でさらに、ユーザによって所望のコマンドに制御ショートカット505を変更可能とするものである。
【0097】
第2の実施形態にかかる家電機器管理システム1の構成、サーバ装置40の構成、制御ショートカットの表示処理の流れについて、第1の実施形態と同様である。
本実施形態では、アプリケーション301の表示処理部3013は、第1の実施形態と同様の機能を有する。さらに、表示処理部3013は、入力処理部3012で制御ショートカット505に対する長押し操作を受け付けた場合に、長押し操作がされた制御ショートカット505の近傍に、複数のコマンドを選択可能に一覧表示する設定ウィンドウを表示する。そして、表示処理部3013は、入力処理部3012でユーザにより当該設定ウィンドウから選択されたコマンドに変更して制御ショートカット505に表示する。
また、表示処理部3013は、設定ウィンドウが表示されている状態で、入力処理部3012でユーザからドラッグ操作(すなわち、移動操作)を受け付けた場合に、設定ウィンドウを消去する。
【0098】
図13は、第2の実施形態にかかる制御ショートカット505に対する各種操作が行われた場合の処理の手順の一例を示すフローチャートである。
タッチ入力受付けの判断(S301)、入力操作の判断(S303)の処理は第1の実施形態と同様に行われる。また、入力操作がピンチイン、ピンチアウト操作の場合の処理(S305)、入力操作がスワイプ操作の場合の処理(S311)は、第1の実施形態と同様である。
【0099】
S303で入力操作が長押し操作である場合(S303:長押し)、表示処理部3013は、長押し操作が行われた制御ショートカット505の近傍に、設定ウィンドウを表示する(S401)。そして、表示処理部3013は、設定ウィンドウに、長押し操作された制御ショートカットに対応するプラグインアプリ3020のコマンドを一覧表示する(S403)
【0100】
図14Aは、第2の実施形態において設定ウィンドウが表示された例を示す図である。図14Aの例は、エアコンのプラグインアプリ3020の制御ショートカット505の長押し操作で、設定ウィンドウ1401が表示され、設定ウィンドウ1401内にエアコンのプラグインアプリ3020のコマンドが一覧表示されている。
【0101】
図14B,14Cは、第2の実施形態において設定ウィンドウが表示された他の例を示す図である。図14Bでは、冷蔵庫のプラグインアプリ3020の制御ショートカット505が長押し操作され、冷蔵庫のプラグインアプリ3020のコマンドの一覧が設定ウィンドウ1401に表示された例を示す。図14Cでは、洗濯機のプラグインアプリ3020の制御ショートカット505が長押し操作され、洗濯機のプラグインアプリ3020のコマンドの一覧が設定ウィンドウ1401に表示された例を示す。
【0102】
次に、設定ウィンドウ1401がアプリホーム画面に表示された状態で、表示処理部3013は、入力処理部3012により長押し操作された制御ショートカット505に対するドラッグアンドドロップ操作を受け付けたか否かを判断する(S405)。
【0103】
そして、入力処理部3012がドラッグアンドドロップ操作を受け付けた場合には(S405:Yes)、表示処理部3013は、設定ウィンドウ1401の表示を消去する(S411)。
【0104】
図15は、第2の実施形態において、制御ショートカット505の長押しによる設定ウィンドウの表示と移動操作による設定ウィンドウ1401の消去の例を示す図である。図15の例に示すように、一旦表示された設定ウィンドウ1401は、移動操作(すなわち、ドラッグ操作)により消去されていることがわかる。
そして、表示処理部3013は、アプリホーム画面501において制御ショートカット505をドロップした位置、すなわち、移動先の位置に制御ショートカット505を移動して表示する(S413)。
【0105】
S405で、ドラッグアンドドロップ操作を受け付けていない場合には(S405:No)、表示処理部3013は、入力処理部3012で設定ウィンドウ1401の中からユーザによるコマンドの選択を受け付けたか否かを判断する(S407)。設定ウィンドウ1401の中からユーザによるコマンドの選択を受け付けていない場合には(S407:No)、コマンドの受付け待ちとなる。ただし、制御ショートカット505に対する長押し操作が解除された場合には処理は終了する。
【0106】
S407で、設定ウィンドウ1401の中からユーザによるコマンドの選択を受け付けた場合には(S407:Yes)、表示処理部3013は、選択されたコマンドを制御ショートカット505として表示する(S409)。そして処理は終了する。
【0107】
このように本実施形態では、アプリケーション301の表示処理部3013は、入力処理部3012で制御ショートカット505に対する長押し操作を受け付けた場合に、長押し操作がされた制御ショートカット505の近傍に、複数のコマンドを選択可能に一覧表示する設定ウィンドウ1401を表示し、入力処理部3012でユーザにより設定ウィンドウ104から選択されたコマンドに変更して制御ショートカット505に表示する。このため、本実施形態によれば、長押し操作とドラッグアンドドロップ操作という簡易でかつ感覚的な操作で、制御ショートカット505のコマンドを変更することができるので、煩雑な操作をより回避することができ、ユーザの利便性をより向上させることができる。
【0108】
また、本実施形態では、アプリケーション301の表示処理部3013は、設定ウィンドウ104が表示されている状態で、入力処理部3012でユーザからドラッグアンドドロップ操作を受け付けた場合に、設定ウィンドウ1401を消去する。このため、本実施形態によれば、制御ショートカット505の変更設定か位置変更かを簡易で感覚的な操作で切り替えることができるので、煩雑な操作をより回避することができ、ユーザの利便性をより向上させることができる。
【0109】
(第3の実施形態)
上記実施形態では、アプリホーム画面に制御ショートカットを表示するものであったが、この第3の実施形態では、プラグインアプリ3020を起動した後に表示されるプラグイン画面に制御ショートカットを表示する。
第3の実施形態にかかる家電機器管理システム1の構成、サーバ装置40の構成、アプリホーム画面への制御ショートカットの表示処理の流れについては、第1、2の実施形態と同様である。
【0110】
本実施形態のアプリケーション301の表示処理部3013は、プラグインアプリ3020が起動されたときに表示装置302に表示され、プラグインアプリ3020の画面であるプラグインアプリ画面に、家電機器10に対する制御指示を行うための制御ボタンとともに、家電機器10に対する制御指示を行うためのコマンドの制御ショートカットボタンを表示する。ここで、プラグインアプリ画面は拡張アプリ画面の一例である。プラグインアプリ画面で表示される制御ショートカットボタンは第2のショートカット情報の一例である。これ以降、プラグインアプリ画面で表示される制御ショートカットボタンを制御ショートカットと称する。
【0111】
表示処理部3013は、プラグインアプリ画面に、プラグインアプリ3020の自己のコマンドの制御ショートカットを表示する。
図16は、第3の実施形態におけるプラグインアプリ画面に制御ショートカットが表示された例を示す図である。
【0112】
図16には、エアコンのプラグインアプリ3020のプラグインアプリ画面1701に、エアコンに対する制御指示のコマンド「風向」切替えの制御ショートカット1705が表示された例を示している。図16において、制御ボタン1703は、家電機器10に対して制御指示を行うためのボタンである。
【0113】
また、表示処理部3013は、プラグインアプリ3020に対応する家電機器10以外の家電機器10を操作するための制御ショートカットを表示する。より具体的には、表示処理部3013は、プラグインアプリ画面に、使用回数が最も高い家電機器10に対応するプラグインアプリ3020のコマンドの中で、使用機器の回数が所定数以上の機能のコマンドに対する制御ショートカットを表示する。かかる場合の制御ショートカットの表示処理について説明する。
【0114】
図17は、第3の実施形態にかかるプラグインアプリ画面への制御ショートカットの表示処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
本実施形態でも、第1の実施形態と同様に、複数の家電機器10のそれぞれでは、自身が使用された場合に、自身の機器IDと使用された機能とを含む使用報告をサーバ装置40に通知する(S101a~S101c)。そして、サーバ装置40では、通信部401が家電機器10のそれぞれから使用報告を受信すると、制御部402は、管理DB411に機器IDに対応付けて機能使用回数をカウントして登録するとともに、当該家電機器10の機能の使用回数の合計を、家電機器10の機器使用回数として登録する(S102)。
【0115】
端末装置30では、アプリホーム画面501からプラグインアプリ3020の起動アイコン503がクリックされて、プラグインアプリ3020が起動したものとする(S901)。すると、アプリケーション301の制御部3014は、通信処理部3011を介して、サーバ装置40に対して登録機器リストの要求を行う(S902)。
【0116】
要求を受信したサーバ装置40では、第1の実施形態と同様に、制御部402が管理DB411を参照して、ユーザIDに対応して登録されている家電機器10から登録機器リストを生成し(S107)、端末装置30のアプリケーション301に送信する(S108)。ここで、登録機器リストは第1の実施形態と同様である。
【0117】
端末装置30のアプリケーション301では、通信処理部3011で登録機器リストを受信する。そして、アプリケーション301の選定部3015は、登録機器リストを参照し、使用頻度が最も高い機器IDの家電機器10を選定する(S909)。次に、選定部3015は、選定された家電機器10に対するコマンドの制御ショートカットを生成して、プラグインアプリ画面に表示する(S905)。具体的には、表示処理部3013は、プラグインアプリ画面1701に、使用機能回数が所定数以上の制御ショートカット1705を表示する。
【0118】
図18は、第3の実施形態におけるプラグインアプリ画面に制御ショートカットが表示された他の例を示す図である。
図18に示す例では、図17の処理により、冷蔵庫のプラグインアプリ3020のプラグインアプリ画面1701に、エアコンに対するコマンドの制御ショートカット1705が表示されている。
【0119】
次に、プラグインアプリ画面1701からユーザの指示により制御ショートカット1705を生成する処理について説明する。
図19は、第3の実施形態にかかるユーザの指示による制御ショートカット1705の生成処理の手順の一例を示すフローチャートである。
【0120】
まず、アプリケーション301の表示処理部3013は、入力処理部3012で制御ボタン1703に対する長押し操作を受け付けたか否かを判断する(S501)。長押し操作を受け付けていない場合には(S501:No)、処理は、長押し操作の受け付け待ちとなる。
【0121】
制御ボタン1703に対する長押し操作を受け付けた場合には(S501:Yes)、表示処理部3013は、プラグインアプリ画面1701に、制御ショートカットを作成するか否かの確認メッセージを表示する(S503)。
図20は、第3の実施形態において確認メッセージが表示されたプラグインアプリ画面1701の表示例を示す図である。図20に示すように、エアコンのプラグインアプリ画面1701において、ユーザが「温度変更」の制御ボタン1703を長押しした結果、この温度変更のコマンドの制御ショートカットの生成の可否を確認する確認メッセージ1707が表示処理部3013により表示されている。
【0122】
図21Aは、第3の実施形態において確認メッセージが表示されたプラグインアプリ画面1701の他の表示例を示す図である。図21Aの例では、冷蔵庫のプラグインアプリ画面1701において、ユーザが「野菜冷凍」の制御ボタン1703を長押しした結果、この野菜冷凍のコマンドの制御ショートカットの生成の可否を確認する確認メッセージ1707が表示処理部3013により表示されている。
【0123】
図19に戻り、表示処理部3013は、入力処理部3012により、確認メッセージ1707でユーザが「はい」、すなわち、制御ショートカットを生成する旨の選択を受け付けたか否かを判断する(S505)。確認メッセージ1707でユーザが「はい」の選択を受け付けていない場合、すなわち「いいえ」の選択を受け付けた場合には(S505:No)、処理は終了する。
【0124】
S505で、確認メッセージ1707でユーザが「はい」の選択を受け付けた場合には(S505:Yes)、表示処理部3013は、プラグインアプリ画面1701に、選択された制御ボタン1703の制御ショートカット1705を生成して表示する(S507)。
【0125】
図21Bは、図21Aの画面から制御ショートカット1705が表示された例を示す図である。図21Bに示すように、図21Aの画面の確認メッセージ1707に対してユーザが「はい」を選択したことで、プラグインアプリ画面1701に、野菜冷凍の制御ショートカット1705が生成され表示されている。
【0126】
次に、制御ボタン1703に対して長押し操作が行われた場合の処理について説明する。
表示処理部3013は、入力処理部3012で制御ボタンに対するドラッグアンドドロップ操作を受け付けた場合に、プラグインアプリ画面1701におけるドロップした位置に、指示された制御ボタンの制御ショートカットを生成して表示する。
【0127】
図22は、第3の実施形態において、制御ボタン1703に対して長押し操作が行われた場合の処理の手順の一例を示すフローチャートである。
表示処理部3013は、入力処理部3012で制御ボタン1703の長押し操作を受け付けたか否かを判断する(S701)。長押し操作を受け付けていない場合には(S701:No)、処理は受付け待ち状態となる。
【0128】
長押し操作を受け付けた場合には(S701:Yes)、長押しされた制御ボタン1703は、ユーザの指に掴まれた状態となる。
次に、表示処理部3013は、入力処理部3012で、さらに長押しにつづいてドラッグアンドドロップ操作を受け付けたか否かを判断する(S703)。入力処理部3012がドラッグアンドドロップ操作を受け付けていない場合には(S703:No)、処理はS701に戻る。
【0129】
ドラッグアンドドロップ操作を受け付けた場合には(S703:Yes)、表示処理部3013は、プラグインアプリ画面1701において、移動先、すなわちドロップした位置に制御ボタン1703のコマンドの制御ショートカット1705を生成して表示する(S705)。そして、処理は終了する。
【0130】
図23は、第3の実施形態において、制御ボタン1703をドラッグアンドドロップ操作により移動して制御ショートカットを生成する例を示す図である。図23の例に示すように、エアコンのプラグインアプリ3020のプラグインアプリ画面1701における背温度変更の制御ボタン1703を長押しして、情報のショートカットが配置される領域にドラッグアンドドロップすると、ドロップした位置に、温度変更の制御ボタン1703の制御ショートカット1705が生成して表示されることがわかる。
【0131】
このように本実施形態では、アプリケーション301の表示処理部3013は、プラグインアプリ3020が起動されたときに表示装置302に表示され、プラグインアプリ3020の画面であるプラグインアプリ画面1701に、家電機器10に対する制御指示を行うための制御ボタン1703とともに、家電機器10に対する制御指示を行うためのコマンドの制御ショートカット1705を表示する。このため、本実施形態によれば、使用頻度の高い機能のコマンドやユーザが好む機能のコマンドの制御ショートカット1705を、プラグインアプリ画面1701に表示することができるので、家電機器10の制御に関するユーザの煩雑な手間を省略することができ、利用者の利便性を向上させることができる。また、本実施形態によれば、表示処理部3013が制御ショートカット1705を、プラグインアプリ画面1701に制御ボタン1703とともに表示しているので、制御ショートカット1705以外のアイコンやボタン等の操作も制御ショートカット1705を表示したまま行うことができる。
【0132】
また、従来技術では、プラグインアプリ画面で他のプラグインアプリ3020に対応する家電機器10の制御や操作を行うことができなかったため、ユーザが頻繁に使用する家電機器10の制御や操作もわざわざその家電機器10のプラグインアプリ3020を起動してプラグインアプリ画面を表示させる必要があった。
【0133】
これに対し、本実施形態では、アプリケーション301の表示処理部3013は、プラグインアプリ画面1701に、プラグインアプリ3020に対応する家電機器10以外の家電機器10を操作するための制御ショートカット1705を表示する。このため、本実施形態によれば、プラグインアプリ画面1701を表示している状態で、他の家電機器10の制御や操作を行いたい場合でも、他の家電機器10に対応するプラグインアプリ3020を起動して他のプラグインアプリ画面1701を表示する必要がなくなるため、ユーザの煩雑な手間を省略することができ、利用者の利便性をより向上させることができる。
【0134】
また、本実施形態では、アプリケーション301の表示処理部3013は、プラグインアプリ画面1701に、使用機器回数が所定数以上の家電機器10に対応するプラグインアプリ3020のコマンドの制御ショートカット1705を表示する。このため、本実施形態によれば、プラグインアプリ画面1701で、使用頻度の高い他の家電機器10の制御ショートカット1705が表示されるので、ユーザの煩雑な手間を省略することができ、利用者の利便性をより向上させることができる。
【0135】
また、本実施形態では、アプリケーション301の表示処理部3013は、入力処理部3012で制御ボタン1703に対する長押し操作を受け付けた場合に、長押し操作がされた制御ボタン1703の近傍に、制御ショートカットの生成の可否を確認する確認メッセージ1707を表示し、ユーザから制御ショートカットの生成を行う旨の入力を受け付けた場合に、長押し操作が行われた制御ボタン1703の制御ショートカット1705を生成してプラグインアプリ画面1701に表示する。このため、本実施形態に寄れば、簡易かつ感覚的な操作で、制御ショートカット1705をプラグインアプリ画面1701に表示することができるので、ユーザの煩雑な手間を省略することができ、利用者の利便性をより向上させることができる。
【0136】
また、本実施形態では、アプリケーション301の表示処理部3013は、入力処理部3012で制御ボタン1703に対するドラッグアンドドロップ操作を受け付けた場合に、ドラッグアンドドロップ操作によるドロップしたプラグインアプリ画面1701における位置に、指示された制御ボタン1703の制御ショートカット1705を生成して表示する。このため、本実施形態に寄れば、簡易かつ感覚的な操作で、制御ショートカット1705をプラグインアプリ画面1701に表示することができるので、ユーザの煩雑な手間を省略することができ、ユーザの利便性をより向上させることができる。
【0137】
(変形例)
なお、第1の実施形態と同様に、制御ショートカット1705を、プラグインアプリ画面1701の左下部または右下部の領域に表示するように、表示処理部3013を構成してもよい。この場合において、ユーザが端末装置3を片手で持ちながら親指で制御ショートカット505を操作することが可能となり、ユーザの利便性をより向上させることができる。
【0138】
上記実施形態では、サーバ装置40を単一の装置として構成しているが、これに限定されるものではない。例えば、サーバ装置40の機能部(通信部401、制御部402、記憶部410)または各部の機能を複数の装置で分散させて構成しても良い。この場合においても、端末装置30のアプリケーション301を利用するユーザは、上述の実施形態および変形例で説明した作用効果をすべて享受することができる。
【0139】
また、サーバ装置40は日本国内に設置される他、サーバ装置40を日本国以外の海外に設けるように構成してもよい。さらに、サーバ装置40を複数の装置に分散して構成する場合には、機能部(通信部401、制御部402、記憶部410)の一部または各部の一部の機能を有する装置として海外に設けるように構成してもよい。これらのような場合においても、端末装置30のアプリケーション301を利用するユーザは、上述の実施形態および変形例で説明した作用効果をすべて享受することができる。
【0140】
上記実施形態および変形例の端末装置30で実行されるアプリケーション301(プラグインアプリ3020を含む)は、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供される。また、上記実施形態および変形例の端末装置30で実行されるアプリケーション301(プラグインアプリ3020を含む)をインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
【0141】
上記実施形態および変形例の端末装置30で実行されるアプリケーション301(プラグインアプリ3020を含む)は、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)、USBメモリ、SDカード等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供するように構成してもよい。
【0142】
また、上記実施形態および変形例の端末装置30で実行されるアプリケーション301(プラグインアプリ3020を含む)を、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
【0143】
上記実施形態および変形例のサーバ装置40は、CPUなどの制御装置と、ROMやRAMなどの記憶装置と、HDD、CDドライブ装置などの外部記憶装置と、ディスプレイ装置などの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
【0144】
上記実施形態および変形例のサーバ装置40で実行される家電機器管理プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
【0145】
また、上記実施形態および変形例のサーバ装置40で実行される家電機器管理プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、上記実施形態および変形例のサーバ装置40で実行される家電機器管理プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、上記実施形態および変形例のサーバ装置40で実行される家電機器管理プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
【0146】
上記実施形態および変形例のサーバ装置40で実行される家電機器管理プログラムは、上述した各部(通信部401、制御部402)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体から家電機器管理プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ通信部401、制御部402が主記憶装置上に生成されるようになっている。
【0147】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0148】
1 家電機器管理システム
10 家電機器
30 端末装置
40 サーバ装置
401 通信部
402 制御部
410 記憶部
411 管理DB
301 アプリケーション
302 表示装置
303 入力装置
304 通信装置
305 記憶装置
3011 通信処理部
3012 入力処理部
3013 表示処理部
3014 制御部
3015 選定部
3020 プラグインアプリ
501 アプリホーム画面
503 起動アイコン
505 制御ショートカット
507 制御ボタン
1701 プラグインアプリ画面
1703 制御ボタン
1705 制御ショートカット
1707 確認メッセージ
図1
図2
図3
図4
図5A
図5B
図6
図7
図8A
図8B
図9
図10
図11A
図11B
図12
図13
図14A
図14B
図14C
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21A
図21B
図22
図23