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  • 特開-電動車 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024176721
(43)【公開日】2024-12-19
(54)【発明の名称】電動車
(51)【国際特許分類】
   B60L 3/00 20190101AFI20241212BHJP
   B60L 15/20 20060101ALI20241212BHJP
   H02P 6/16 20160101ALI20241212BHJP
【FI】
B60L3/00 H
B60L15/20 J
H02P6/16
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023095485
(22)【出願日】2023-06-09
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り 販売日 令和5年1月10日 販売した場所 発明の新規性の喪失の例外の規定の適用を受けるための証明書の別紙1記載の販売店 公開者 トヨタ自動車株式会社 販売日 令和5年3月15日 販売した場所 発明の新規性の喪失の例外の規定の適用を受けるための証明書の別紙2記載の販売店 公開者 トヨタ自動車株式会社 販売日 令和5年3月30日 販売した場所 発明の新規性の喪失の例外の規定の適用を受けるための証明書の別紙3記載の販売店 公開者 トヨタ自動車株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】000003207
【氏名又は名称】トヨタ自動車株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000017
【氏名又は名称】弁理士法人アイテック国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】古橋 雄介
(72)【発明者】
【氏名】鉾井 耕司
【テーマコード(参考)】
5H125
5H560
【Fターム(参考)】
5H125AA01
5H125AC12
5H125BA00
5H125CA01
5H125DD15
5H125EE07
5H125EE58
5H560AA08
5H560BB04
5H560BB12
5H560DA00
5H560DC12
5H560EB01
5H560JJ15
5H560SS02
5H560UA06
5H560XA02
5H560XA13
(57)【要約】
【課題】回転位置センサの原点学習を適切に行なえなくなるのを抑制する。
【解決手段】走行用のモータと、モータの回転位置を検出する回転位置センサと、回転位置センサにより検出される回転位置に基づいてモータを制御すると共に車両の旋回時にはロール角の変化に対するピッチ角の変化の遅れを抑制するようにモータを制御する旋回時制御を実行する制御装置と、を備える電動車において、制御装置は、回転位置センサの原点学習の実行時には、旋回時制御の実行を禁止する。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
走行用のモータと、前記モータの回転位置を検出する回転位置センサと、前記回転位置センサにより検出される前記回転位置に基づいて前記モータを制御すると共に車両の旋回時にはロール角の変化に対するピッチ角の変化の遅れを抑制するように前記モータを制御する旋回時制御を実行する制御装置と、を備える電動車であって、
前記制御装置は、前記回転位置センサの原点学習の実行時には、前記旋回時制御の実行を禁止する、
電動車。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、電動車に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、左右の駆動輪に動力を付与する原動機を備える車両において、操舵角が中心位置からずれる転舵時に、車両のヨーレートを目標ヨーレートに制御するための駆動力の補正量を原動機に対する駆動力の指令値に重畳し、重畳後の指令値に基づいて原動機を制御するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2021-133811号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
走行用のモータと、モータの回転位置を検出する回転位置センサとを備える電動車において、回転位置センサの原点学習時に、旋回時にロールの変化に対するピッチの変化の遅れを抑制するようにモータを制御する旋回時制御を実行すると、旋回時制御の影響が回転位置センサの原点学習に干渉し、原点学習を適切に行なえない可能性がある。
【0005】
本開示の電動車は、回転位置センサの原点学習を適切に行なえなくなるのを抑制することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の電動車は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本開示の電動車は、
走行用のモータと、前記モータの回転位置を検出する回転位置センサと、前記回転位置センサにより検出される前記回転位置に基づいて前記モータを制御すると共に車両の旋回時にはロール角の変化に対するピッチ角の変化の遅れを抑制するように前記モータを制御する旋回時制御を実行する制御装置と、を備える電動車であって、
前記制御装置は、前記回転位置センサの原点学習の実行時には、前記旋回時制御の実行を禁止する、
ことを要旨とする。
【0008】
本開示の電動車では、回転位置センサの原点学習の実行時には、旋回時制御の実行を禁止する。これにより、旋回時制御の影響が原点学習に干渉するのを抑制することができる。この結果、回転位置センサの原点学習を適切に行なえなくなるのを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本実施形態の電気自動車20の概略構成図である。
図2】回転位置センサ32aにオフセット誤差が含まれていない場合と含まれている場合とのd軸、q軸の電圧Vd,Vqを示す説明図である。
図3】ECU50により実行される処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態の電気自動車20の概略構成図である。図示するように、本実施形態の電気自動車20は、モータ32と、インバータ34と、バッテリ36と、電子制御ユニット(以下、「ECU」という)50とを備える。
【0011】
モータ32は、同期発電電動機として構成されており、回転子コアに永久磁石が埋め込まれた回転子と、固定子コアに三相コイルが巻回された固定子とを備える。モータ32の回転子は、駆動輪22a,22bにデファレンシャルギヤ24を介して連結された駆動軸26に接続されている。
【0012】
インバータ34は、モータ32の駆動に用いられると共にバッテリ36と共に電力ライン38に接続されている。インバータ34は、6つのスイッチング素子としてのトランジスタT11~T16と、6つのトランジスタT11~T16にそれぞれ並列に接続された6つのダイオードD11~D16とを備える。トランジスタT11~T16は、それぞれ、電力ライン38の正極側ラインと負極側ラインとに対してソース側とシンク側になるように2個ずつペアで配置されている。トランジスタT11~T16の対となるトランジスタの接続点の各々は、モータ32の三相(U相、V相、W相)コイルの各々に接続されている。したがって、インバータ34に電圧が作用しているときに、ECU50によって、対となるトランジスタT11~T16のオン時間の割合が調節されることにより、三相コイルに回転磁界が形成され、モータ32が回転駆動される。
【0013】
バッテリ36は、例えば定格電圧が数百V程度のリチウムイオン二次電池やニッケル水素二次電池として構成されており、上述したように、インバータ34と共に電力ライン38に接続されている。
【0014】
ECU50は、マイクロコンピュータを備えており、マイクロコンピュータは、CPUやROM、RAM、フラッシュメモリ、入出力ポート、通信ポートを有する。ECU50は、各種センサからの信号を入力ポートを介して入力している。例えば、ECU50は、モータ32の回転子の回転位置を検出する回転位置センサ(例えば、レゾルバ)32aからの回転位置θmや、モータ32のV相、W相の電流を検出する電流センサ32v,32wからの相電流Iv,Iwを入力している。バッテリ36の端子間に取り付けられた電圧センサ36vからの電圧Vbや、バッテリ36の出力端子に取り付けられた電流センサ36iからの電流Ibも入力している。スタートスイッチ60からのスタート信号や、シフトレバー61の操作位置を検出するシフトセンサ62からのシフトポジションSP、アクセルペダル63の踏込量を検出するアクセルセンサ64からのアクセル開度Acc、ブレーキペダル65の踏込量を検出するブレーキセンサ66からのブレーキペダルポジション、車速センサ67からの車速Vも入力している。ヨーレートセンサ68からのヨーレートωyやロールレートセンサ69からのロールレートωr、ピッチレートセンサ70からのピッチレートωpも入力している。
【0015】
ECU50は、各種制御信号を出力ポートを介して出力している。例えば、ECU50は、インバータ34の複数のスイッチング素子への制御信号を出力している。ECU50は、回転位置センサ32aからのモータ32の回転子の回転位置θmに基づく制御用回転位置θmcに基づいてモータ32や回転数Nmを演算している。制御用回転位置θmcは、回転位置θmと後述の原点学習により得られるオフセット量Δθosとの和として演算される。ECU50は、ヨーレートセンサ68からのヨーレートωyに基づいてヨー角θyを演算したり、ロールレートセンサ69からのロールレートωrに基づいてロール角θrを演算したり、ピッチレートセンサ70からのピッチレートωpに基づいてピッチ角θpを演算したりしている。
【0016】
こうして構成された本実施形態の電気自動車20では、ECU50は、アクセル開度Accおよび車速Vに基づいて走行に要求される(駆動軸26に要求される)要求トルクTd*を設定し、設定した要求トルクTd*をモータ32のトルク指令Tm*に設定し、モータ32がトルク指令Tm*で駆動されるようにインバータ34の複数のスイッチング素子のスイッチング制御を行なう。
【0017】
インバータ34は、パルス幅変調(PWM)制御により制御される。PWM制御では、最初に、モータ32のトルク指令Tm*に基づいてdq軸座標系におけるd軸、q軸の電流指令Id*,Iq*を設定する。続いて、モータ32の各相の相電流の総和が値0であるとして、モータ32の制御用回転位置θmcに基づく制御用電気角θeを用いてV相、W相の相電流Iv,Iwをd軸、q軸の電流Id,Iqに座標変換(3相-2相変換)する。そして、d軸、q軸の電流指令Id*,Iq*と電流Id,Iqとの差分ΔId,ΔIqを演算し、演算した差分ΔId,ΔIqに基づいてd軸、q軸の電圧指令Vd*,Vq*を演算する。d軸、q軸の電圧指令Vd*,Vq*は、具体的には、差分ΔId,ΔIqに基づくフィードバック項と、各軸相互に干渉する項をキャンセルするためのフィードフォワード項(後述する式(1)、(2)の右辺第2項)と、の和として演算される。こうしてd軸、q軸の電圧指令Vd*,Vq*を演算すると、モータ32の制御用電気角θeを用いてd軸、q軸の電圧指令Vd*,Vq*を各相の電圧指令Vu*,Vv*,Vw*に座標変換(2相-3相変換)する。そして、各相の電圧指令Vu*,Vv*,Vwと搬送波(三角波)電圧との比較によりトランジスタT11~T16のPWM信号を生成し、生成したPWM信号を用いてトランジスタT11~T16のスイッチング制御を行なう。
【0018】
ここで、モータ32の制御用回転位置θmcとして、回転位置センサ32aにより検出される回転位置θmをそのまま用いる(オフセット量Δθosが0である)場合を考える。モータ32の回転子の永久磁石により発生する磁束の方向をd軸とし、d軸と直交する軸をq軸とすると、モータ32の電圧方程式は、式(1)、(2)により示すことができる。式(1)、(2)中、「Vd」、「Vq」はd軸、q軸の電圧を示し、「Rm」は一相当たりの抵抗値を示し、「Id」、「Iq」はd軸、q軸の電流を示し、「ωm」は回転子の角速度を示し、「φd」、「φq」はd軸、q軸の磁束を示す。
【0019】
Vd=Rm・Id-ωm・φq (1)
Vq=Rm・Iq+ωm・φd (2)
【0020】
回転位置センサ32aにより検出されるモータ32の回転位置θmと実際の回転位置との間に位相差Δθ(オフセット誤差)がない場合、永久磁石が発生させる磁束φmの方向とd軸とが一致する(図2(a)参照)。このため、d軸、q軸の磁束φd,φqは、式(3)、(4)により示すことができる。式(3)、(4)中、「Ld」,「Lq」はd軸、q軸のインダクタンスを示す。このとき、d軸、q軸の電流Id,Iqを値0とすると、式(3)、(4)から、d軸、q軸の磁束φd,φqは、それぞれφm,0となる。そして、これらを式(1)、(2)にそれぞれ代入すると、d軸、q軸の電圧Vd,Vqはそれぞれ式(5)、(6)によって示され、d軸の電圧Vdが値0となる。
【0021】
φd=Ld・Id+φm (3)
φq=Lq・Iq (4)
Vd=0 (5)
Vq=ωm・φm (6)
【0022】
一方、回転位置センサ32aにより検出されるモータ32の回転位置θmと実際の回転位置との間に位相差Δθ(オフセット誤差)がある場合、永久磁石が発生させる磁束φmの方向とd軸との間で位相差Δθのズレが生じる(図2(b)参照)。このため、d軸、q軸の電流Id,Iqを値0とすると、d軸、q軸の電圧Vd,Vqは式(7)、(8)によって示され、モータ32が回転していると(角速度ωmが値0でない場合)、d軸の電圧Vdが値0とならない。
【0023】
Vd=ωm・φm・sinΔθ (7)
Vq=ωm・φm・cosΔθ (8)
【0024】
このように、回転位置センサ32aにより検出される回転位置θmにオフセット誤差がない場合、d軸、q軸の電流Id,Iqを値0としたときに、d軸の電圧Vdが値0となる。一方、回転位置センサ32aにより検出される回転位置θmにオフセット誤差がある場合、d軸、q軸の電流Id,Iqを値0としても、モータ32が回転していると、d軸の電圧Vdが値0とならない。上述したように、回転位置センサ32aにより検出される回転位置θmは、電気角θeに変換され、座標変換(3相-2相変換、2相-3相変換)に用いられる。このため、回転位置θmにオフセット誤差がある場合にそのオフセット誤差を打ち消すためのオフセット補正を行なわないと、座標変換を適切に行なうことができずに、モータ32からトルク指令Tm*に見合うトルクを出力することが困難になる。これを踏まえて、回転位置センサ32aやECU50の組付後や交換後などにおいて回転位置センサ32aの原点学習(オフセット量Δθosの学習)を完了していないときには、モータ32の回転中でトルク指令Tm*が値0のときに、d軸、q軸の電流Id,Iqを値0とし、この状態でd軸の電圧Vdが値0となるように回転位置センサ32aにより検出される回転位置θmをオフセットし、d軸電圧Vdが値0となったときの回転位置θmのオフセット量Δθosを学習する原点学習を実行する。こうして原点学習を完了すると、回転位置θmとオフセット量Δθosとの和を制御用回転位置θmcとする。
【0025】
また、電気自動車20では、ECU50は、車両の旋回時には、基本的に、旋回時制御を行なう。旋回時制御では、ECU50は、ロール角θrの変化に対するピッチ角θpの変化の遅れが抑制されるように上述のトルク指令Tm*を補正し、補正後のトルク指令Tm*を用いてインバータ34の複数のスイッチング素子のスイッチング制御を行なう。これにより、旋回時における運転者の乗り心地の向上を図っている。
【0026】
次に、本実施形態の電気自動車20の動作について説明する。図3は、ECU50により実行される処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、繰り返し実行される。このルーチンが実行されると、ECU50は、回転位置センサ32aの原点学習の実行時であるか否かを判定し(ステップS100)、回転位置センサ32aの原点学習の実行時で内と判定したときには、そのまま本ルーチンを終了する。
【0027】
ステップS100で回転位置センサ32aの原点学習の実行時であると判定したときには、上述の旋回時制御の実行を禁止して(ステップS110)、本ルーチンを終了する。この場合、車両の旋回時でも、旋回時制御を実行しない。これにより、旋回時制御の影響(トルク指令Tm*の補正の影響)が回転位置センサ32aの原点学習に干渉するのを抑制することができる。この結果、回転位置センサ32aの原点学習を適切に行なえなくなるのを抑制することができる。
【0028】
以上説明した本実施形態の電気自動車20では、回転位置センサ32aの原点学習の実行時には、旋回時制御の実行を禁止する。これにより、旋回時制御の影響(トルク指令Tm*の補正の影響)が回転位置センサ32aの原点学習に干渉するのを抑制することができる。この結果、回転位置センサ32aの原点学習を適切に行なえなくなるのを抑制することができる。
【0029】
上述した実施形態では、電気自動車20は、蓄電装置としてバッテリ36を備えるものとした。しかし、蓄電装置としてキャパシタなどを備えるものとしてもよい。
【0030】
上述した実施形態では、走行用のモータ32とインバータ34とを備える電気自動車20の形態とした。しかし、走行用のモータとインバータとに加えてエンジンを備えるハイブリッド車の形態としたり、走行用のモータとインバータとに加えて燃料電池を備える燃料電池車の形態としたりしてもよい。
【0031】
実施形態の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施形態では、モータ32が「モータ」に相当し、回転位置センサ32aが「回転位置センサ」に相当し、ECU50が「制御装置」に相当する。
【0032】
なお、実施形態の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施形態が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施形態は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
【0033】
以上、本開示を実施するための実施形態について説明したが、本開示はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
【産業上の利用可能性】
【0034】
本開示は、電動車の製造産業などに利用可能である。
【符号の説明】
【0035】
20 電気自動車、22a,22b 駆動輪、24 デファレンシャルギヤ、26 駆動軸、32 モータ、32a 回転位置センサ、32v 電流センサ、34 インバータ、36 バッテリ、36i 電流センサ、36v 電圧センサ、38 電力ライン、50 ECU、60 スタートスイッチ、61 シフトレバー、62 シフトセンサ、63 アクセルペダル、64 アクセルセンサ、65 ブレーキペダル、66 ブレーキセンサ、67 車速センサ、68 ヨーレートセンサ、69 ロールレートセンサ、70 ピッチレートセンサ、D11~D16 ダイオード、T11~T16 トランジスタ。
図1
図2
図3