(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024177040
(43)【公開日】2024-12-19
(54)【発明の名称】応援棒ペアリングサービスのためのキオスクセッティング方法及びシステム
(51)【国際特許分類】
A63J 5/00 20060101AFI20241212BHJP
H05B 47/19 20200101ALI20241212BHJP
【FI】
A63J5/00
H05B47/19
【審査請求】有
【請求項の数】15
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023213358
(22)【出願日】2023-12-18
(31)【優先権主張番号】10-2023-0072770
(32)【優先日】2023-06-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ANDROID
2.IOS
(71)【出願人】
【識別番号】320009901
【氏名又は名称】ハイブ カンパニー リミテッド
【氏名又は名称原語表記】HYBE Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】Yongsan Trade Center,42,Hangang-daero,Yongsan-gu,Seoul,Republic of Korea
(74)【代理人】
【識別番号】110000408
【氏名又は名称】弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
(72)【発明者】
【氏名】チェ,ボユン
(72)【発明者】
【氏名】ジョン,ソンジュ
(72)【発明者】
【氏名】ギル,ドウン
【テーマコード(参考)】
3K273
【Fターム(参考)】
3K273PA05
3K273QA07
3K273QA30
3K273QA37
3K273RA08
3K273RA16
3K273RA17
3K273TA03
3K273TA05
3K273TA15
3K273TA28
3K273TA32
3K273TA54
3K273TA57
3K273TA62
3K273TA66
3K273UA15
3K273UA22
3K273UA23
(57)【要約】
【課題】応援棒ペアリングサービスのためのキオスクセッティング方法及びシステムを提供する。
【解決手段】応援棒ペアリングサービスのためのキオスクセッティング方法は、応援棒ペアリングサービスを提供するためのマスターキオスクのプロセッサが行うキオスクセッティング方法であって、第1コンサートを含む少なくとも一つ以上のコンサート別コンサート情報を受信及び格納するステップと、応援棒ペアリングサービスを提供するための第1キオスクセッティングインターフェースを提供するステップと、第1コンサートに対する第1コンサート準備情報をペアリングされた応援棒に提供するための第2キオスクセッティングインターフェースを提供するステップと、受信されたコンサート情報及び第1及び第2キオスクセッティングインターフェースを介して設定されたセッティング情報を少なくとも一つ以上のスレーブキオスクに送信するステップとを含む。
【選択図】
図9b
【特許請求の範囲】
【請求項1】
応援棒ペアリングサービスを提供するためのマスターキオスクのプロセッサが行うキオスクセッティング方法であって、
第1コンサートを含む少なくとも一つ以上のコンサート別コンサート情報を受信及び格納するステップと、
前記応援棒ペアリングサービスを提供するための第1キオスクセッティングインターフェースを提供するステップと、
前記第1コンサートに対する第1コンサート準備情報をペアリングされた応援棒に提供するための第2キオスクセッティングインターフェースを提供するステップと、
前記受信されたコンサート情報及び前記第1及び第2キオスクセッティングインターフェースを介して設定されたセッティング情報を少なくとも一つ以上のスレーブキオスクに送信するステップとを含む
応援棒ペアリングサービスのためのキオスクセッティング方法。
【請求項2】
前記コンサート情報を受信及び格納するステップは、
コンサート管理者装置を認識して前記コンサート管理者装置に予め格納されたコンサート情報を獲得するステップと、
オンライン接続モードに決定されると、ホットスポット機能に基づいてコンサート管理サーバ及び少なくとも一つ以上のスレーブキオスクとリアルタイム通信を行うステップと、
オフライン接続モードに決定されると、前記コンサート管理サーバに予め格納されたコンサート情報を獲得するステップのうち、少なくとも一つのステップに基づいてコンサート準備情報を受信及び格納するステップとを含む
請求項1に記載の応援棒ペアリングサービスのためのキオスクセッティング方法。
【請求項3】
前記第1キオスクセッティングインターフェースを提供するステップは、
管理者UIに基づいて接続サーバ情報、機器設定情報、ポップアップ情報、ペアリング統計情報、ファームウェア情報、プリセット情報、ユーザアカウント情報、チケット前売り情報及び座席情報のうち、少なくとも一つ以上を含むコンサート情報をセッティングするステップを含む
請求項1に記載の応援棒ペアリングサービスのためのキオスクセッティング方法。
【請求項4】
前記第2キオスクセッティングインターフェースを提供するステップは、
コンサート名、アーティスト名、コンサート時間、コンサート会場名及び少なくとも一つ以上の座席ライブラリーを含む応援データのうち、少なくとも一つ以上をセッティングするステップであり、
前記マスターキオスクのキオスクIDにマッチングされた少なくとも一つ以上のコンサート準備情報をリストで表示するステップと、
所定の管理者入力に基づいて第1コンサートに対する第1コンサート準備情報をセッティングするステップとを含む
請求項1に記載の応援棒ペアリングサービスのためのキオスクセッティング方法。
【請求項5】
前記ペアリング統計情報をセッティングするステップは、
少なくとも一つ以上のスレーブキオスクからペアリング情報を収集するステップと、
前記収集されたペアリング情報のうち、統計対象になるペアリング情報をフィルタリングするステップと、
前記フィルタリングされたペアリング情報に基づいて、ペアリング統計情報を生成するステップとを含む
請求項3に記載の応援棒ペアリングサービスのためのキオスクセッティング方法。
【請求項6】
前記第1及び第2キオスクセッティングインターフェースを介して設定されたセッティング情報を少なくとも一つ以上のスレーブキオスクに送信するステップは、
前記オンライン接続モードに決定されると、前記少なくとも一つ以上のスレーブキオスクにリアルタイムで前記セッティング情報を送信するステップと、
前記オフライン接続モードに決定されると、APとして少なくとも一つ以上のスレーブキオスク各々とネットワーク網を形成して、前記少なくとも一つ以上のスレーブキオスクに前記セッティング情報を送信するステップのうち、少なくとも一つのステップとを含む
請求項2に記載の応援棒ペアリングサービスのためのキオスクセッティング方法。
【請求項7】
応援棒ペアリングサービスを提供するスレーブキオスクのプロセッサが行うキオスクセッティング方法であって、
マスターキオスクから受信したセッティング情報から新規コンサート情報を検出するステップと、
前記検出された新規コンサート情報をアップデートするステップと、
前記アップデートされた新規コンサート情報に基づいて応援棒ペアリングサービスを提供するステップとをさらに含む
応援棒ペアリングサービスのためのキオスクセッティング方法。
【請求項8】
前記アップデートされた新規コンサート情報に基づいて応援棒ペアリングサービスを提供するステップは、
前記スレーブキオスクにペアリングされたユーザの応援棒に前記ユーザが着席するコンサート会場内の座席にマッチングされる座席ライブラリーを検出するステップと、
前記検出された座席ライブラリーを前記ペアリングされたユーザの応援棒に送信するステップとを含む
請求項7に記載の応援棒ペアリングサービスのためのキオスクセッティング方法。
【請求項9】
前記応援棒ペアリングサービスが終了すると、ペアリング情報を生成するステップと、
前記生成されたペアリング情報をマスターキオスク及びコンサート管理サーバのうち、少なくとも一つに送信するステップとをさらに含む
請求項7に記載の応援棒ペアリングサービスのためのキオスクセッティング方法。
【請求項10】
前記ペアリング情報を生成するステップは、
ペアリング1回当たりの該当ペアリングの速度、各ペアリングのログ情報及び該当キオスクにおいて行われた総ペアリング回数のうち、少なくとも一つ以上を含むペアリング情報を生成するステップで、
前記ログ情報は、
スレーブキオスクから応援棒へ座席ライブラリーを送信する時点に格納され、UTC、現地時間、コンサート名、アーティスト名、コンサート日時、コンサート会場名及び格納日時のうち、少なくとも一つ以上を含む
請求項9に記載の応援棒ペアリングサービスのためのキオスクセッティング方法。
【請求項11】
コンサート管理サーバと、
少なくとも一つ以上のスレーブキオスクと、
前記少なくとも一つ以上のスレーブキオスクとデータ通信する通信プロセッサと、前記 スレーブキオスクをセッティングするキオスクセッティングプログラムと、少なくとも一つ以上のコンサート情報を格納する少なくとも一つ以上のメモリと、少なくとも一つ以上のプロセッサを含む少なくとも一つ以上のマスターキオスクとを含み、
前記プロセッサが前記キオスクセッティングプログラムを実行して行う動作は、
第1コンサートを含む少なくとも一つ以上のコンサート別コンサート情報を受信及び格納し、
応援棒ペアリングサービスを提供するための第1キオスクセッティングインターフェースを提供し、
前記第1コンサートに対する第1コンサート準備情報をペアリングされた応援棒に提供するための第2キオスクセッティングインターフェースを提供し、
前記受信されたコンサート情報及び前記第1及び第2キオスクセッティングインターフェースを介して設定されたセッティング情報を少なくとも一つ以上のスレーブキオスクに送信する動作を含む
応援棒ペアリングサービスのためのキオスクセッティングシステム。
【請求項12】
前記コンサート情報を受信及び格納する動作は、
コンサート管理者装置を認識して前記コンサート管理者装置に予め格納されたコンサート情報を獲得する動作と、
オンライン接続モードに決定さると、ホットスポット機能に基づいてコンサート管理サーバ及び少なくとも一つ以上のスレーブキオスクとリアルタイム通信を行う動作と、
オフライン接続モードに決定されると、前記コンサート管理サーバに予め格納されたコンサート情報を獲得する動作のうち、少なくとも一つの動作を介してコンサート準備情報を受信及び格納する
請求項11に記載の応援棒ペアリングサービスのためのキオスクセッティングシステム。
【請求項13】
前記第1キオスクセッティングインターフェースを提供する動作は、
管理者UIに基づいて接続サーバ情報、機器設定情報、ポップアップ情報、ペアリング統計情報、ファームウェア情報、プリセット情報、ユーザアカウント情報、チケット前売り情報及び座席情報のうち、少なくとも一つ以上を含むコンサート情報をセッティングする動作を含む
請求項12に記載の応援棒ペアリングサービスのためのキオスクセッティングシステム。
【請求項14】
前記第2キオスクセッティングインターフェースを提供する動作は、
コンサート名、アーティスト名、コンサート時間、コンサート会場名及び少なくとも一つ以上の座席ライブラリーを含む応援データのうち、少なくとも一つ以上をセッティングする動作と、
前記マスターキオスクのキオスクIDにマッチングされた少なくとも一つ以上のコンサート準備情報をリストで表示する動作と、
所定の管理者入力に基づいて第1コンサートに対する第1コンサート準備情報をセッティングする動作とを含む
請求項13に記載の応援棒ペアリングサービスのためのキオスクセッティングシステム。
【請求項15】
前記ペアリング統計情報をセッティングする動作は、
前記少なくとも一つ以上のスレーブキオスクからペアリング情報を収集する動作と、
前記収集されたペアリング情報のうち、統計対象になるペアリング情報をフィルタリングする動作と、
前記フィルタリングされたペアリング情報に基づいてペアリング統計情報を生成する動作とを含む
請求項14に記載の応援棒ペアリングサービスのためのキオスクセッティングシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、応援棒ペアリングサービスのためのキオスクセッティング方法及びシステムに関する。さらに詳細には、コンサート会場に設置される複数台のキオスクにおいて行われる応援棒ペアリングサービスを管理するためのキオスクセッティング方法及びシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
応援棒を利用したコンサート演出を行うために、各ユーザは、応援するチームまたはアーティストのシグネチャー色相やうたのリズムに合うように応援棒の発光を予め設定したライブラリーを事前にダウンロードして応援棒に適用させることができる。
【0003】
このようなライブラリーをコンサート前に応援棒に予め格納させるために、従来の技術に従ってコンサート会場現場で各ユーザが携帯する応援棒にライブラリーを伝達するためのペアリングサービスが開始されている。
【0004】
しかしながら、前記ペアリングサービスを提供するために、管理者は、コンサート会場に設置される複数台のキオスク各々に個別にコンサート関連情報を格納させなければならず、また、コンサート関連情報の変動が発生する場合には、各キオスクを受動的に、かつ、個別にアップデートしなければならず、時間的、手順的及び人的に非効率である。
【0005】
また、コンサート会場に設置される複数台のキオスクは個別に作動して、これらを制御するための中央管理装置がない。よって全体キオスクの運営現況をリアルタイムで把握できず、各キオスクにおいて不意に発生できるイッシュに続座に対応できないという問題点が存在する。
【0006】
ましてや、リアルタイムでなく、コンサート終了後に各キオスクにおいて行われたペアリングに対する情報を収集しようとする時にも、各キオスクから情報を抽出して手動で取りまとめなければならない不便さがあるため、これを解決するための技術の発明が急がれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】韓国公開特許10-2018-0094996号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、上記のような従来の技術の問題点を解決するために案出されたものであって、ネットワーク環境に関わらず、複数台のキオスクの統合制御が可能な中央管理装置を提供する応援棒ペアリングサービスのためのキオスクセッティング方法及びシステムを提供することを目的とする。
【0009】
また、本発明は、接続したすべてのキオスクの運営現況をリアルタイムで把握する応援棒ペアリングサービスのためのキオスクセッティング方法及びシステムを提供することを目的とする。
【0010】
また、本発明は、ペアリング情報を取りまとめて統計資料を生成する応援棒ペアリングサービスのためのキオスクセッティング方法及びシステムを提供することを目的とする。
【0011】
ただし、本発明及び本発明の実施形態が達成しようとする技術的課題は、上記の技術的課題に限定されず、さらに他の技術的課題であってもよい。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明の一実施形態による応援棒ペアリングサービスのためのキオスクセッティング方法は、応援棒ペアリングサービスを提供するためのマスターキオスクのプロセッサが行うキオスクセッティング方法であって、第1コンサートを含む少なくとも一つ以上のコンサート別コンサート情報を受信及び格納するステップと、前記応援棒ペアリングサービスを提供するための第1キオスクセッティングインターフェースを提供するステップと、前記第1コンサートに対する第1コンサート準備情報をペアリングされた応援棒に提供するための第2キオスクセッティングインターフェースを提供するステップと、前記受信されたコンサート情報及び前記第1及び第2キオスクセッティングインターフェースを介して設定されたセッティング情報を少なくとも一つ以上のスレーブキオスクに送信するステップとを含む。
【0013】
本発明の一実施形態による応援棒ペアリングサービスのためのキオスクセッティング方法は、応援棒ペアリングサービスを提供するスレーブキオスクのプロセッサが行うキオスクセッティング方法であって、マスターキオスクから受信したセッティング情報から新規コンサート情報を検出するステップと、前記検出された新規コンサート情報をアップデートするステップと、前記アップデートされた新規コンサート情報に基づいて応援棒ペアリングサービスを提供するステップとをさらに含む。
【0014】
本発明の一実施形態による応援棒ペアリングサービスのためのキオスクセッティングシステムは、コンサート管理サーバと、少なくとも一つ以上のスレーブキオスクと、前記少なくとも一つ以上のスレーブキオスクと接続され、少なくとも一つ以上のメモリと、少なくとも一つ以上のプロセッサを含む少なくとも一つ以上のマスターキオスクと、前記マスターキオスクのメモリに格納され、前記プロセッサにより実行されてキオスクセッティングプログラムを提供する少なくとも一つのキオスクセッティングプログラムは、第1コンサートを含む少なくとも一つ以上のコンサート別コンサート情報を受信及び格納し、応援棒ペアリングサービスを提供するための第1キオスクセッティングインターフェースを提供し、前記第1コンサートに対する第1コンサート準備情報をペアリングされた応援棒に提供するための第2キオスクセッティングインターフェースを提供し、前記受信されたコンサート情報及び前記第1及び第2キオスクセッティングインターフェースを介して設定されたセッティング情報を少なくとも一つ以上のスレーブキオスクに送信する。
【発明の効果】
【0015】
本発明の一実施形態による応援棒ペアリングサービスのためのキオスクセッティング方法及びシステムは、ネットワーク環境に関わらず複数台のキオスクの統合制御が可能な中央管理装置を提供することによって、ネットワーク環境が劣悪な地域でも応援棒ペアリングサービスを活用できる。そのため、コンサート開催地の地域的限界を解消しながら、コンサート情報の変動がある場合、速かに対応が可能であるから、エラー及び変更発生イッシュに応じる不便さを解消するという効果がある。
【0016】
また、本発明の一実施形態による応援棒ペアリングサービスのためのキオスクセッティング方法及びシステムは、接続したすべてのキオスクの運営現況をリアルタイムで把握することで、ペアリングが相対的に過度に多いか、または少なく行われているキオスクに対する使用を中止及び奨励する即刻対応が可能であり、これによりキオスク利用人員を分配して、ペアリングサービスを提供するにおいて、時間的、手順的な効率性を極大化するという効果がある。
【0017】
また、本発明の一実施形態による応援棒ペアリングサービスのためのキオスクセッティング方法及びシステムは、ペアリング情報を取りまとめて統計資料を生成することによって、情報の取りまとめにかかる時間的、手順的、人的浪費を減らし、コンサートに対する迅速な意思決定支援が可能であるという効果がある。
【0018】
ただし、本発明の一実施形態における効果は、以上のように言及した効果に制限されず、言及していないさらに他の効果は、以下の記載から明確に理解される。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【
図1】本発明の一実施形態によるキオスクセッティングシステムの概念図である。
【
図2】本発明の一実施形態によるキオスクの内部ブロック図である。
【
図3a】本発明の一実施形態による応援データが含む情報を説明する図である。
【
図3b】本発明の一実施形態による応援データが含む情報を説明する図である。
【
図4】本発明の多様な実施形態によるキオスクの形状を示した一例である。
【
図5】本発明の多様な実施形態によるキオスクの形状を示した一例である。
【
図6】本発明の多様な実施形態によるキオスクの形状を示した一例である。
【
図7】本発明の一実施形態による応援棒の内部ブロック図である。
【
図8】本発明の一実施形態による応援棒ペアリングサービスのためのキオスクセッティング方法を説明するためのフローチャートである。
【
図9a】本発明の一実施形態による接続モードを説明するための図面の一例である。
【
図9b】本発明の一実施形態による接続モードを説明するための図面の一例である。
【
図10】本発明の一実施形態による管理者UIの一例である。
【
図11】本発明の一実施形態によるペアリング統計情報が露出した管理者UIの一例を示した図である。
【
図12】本発明の一実施形態によってセッティングされたキオスクが応援棒ペアリングサービスを提供する方法を説明するためのフローチャートである。
【
図13】本発明の一実施形態による応援棒ペアリングサービスが提供されるユーザUIの一例を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
本発明は、様々な変換及び様々な実施形態を有することができ、特定の実施形態を図面に例示し、以下において詳細に説明する。本発明の効果及び特徴、および、それらを達成する方法は、図面と共に詳細に後述されている実施形態を参照すると明確になる。しかしながら、本発明は、以下において開示される実施形態に限定されるものではなく、様々な形態により具現化されることができる。以下の実施形態において、第1、第2などの用語は、限定的な意味ではなく、一つの構成要素を他の構成要素と区別するための目的で使用される。また、単数の表現は、文脈上明白に異なるように意味しない限り、複数の表現を含む。また、含むまたは有するなどの用語は、明細書上に記載された特徴、または構成要素が存在することを意味し、一つ以上の他の特徴または構成要素が付加される可能性を予め排除するものではない。また、図面では、説明の便宜のために構成要素の大きさが誇張または縮小されることがある。例えば、図面に示された各構成の大きさ及び厚さは、説明の便宜のために任意に示したものであり、本発明が必ずしも図示したことに限定されるものではない。
【0021】
以下、添付された図面を参照して、本発明の各実施形態を詳細に説明する。なお、図面を参照して説明する場合において、同一または対応する構成要素には、同じ符号を付与し、重複する説明は省略する。
【0022】
図1は、本発明の一実施形態によるキオスクセッティングシステムの概念図である。
【0023】
図1を参照すると、本発明の一実施形態による応援棒ペアリングサービスのためのキオスクセッティングシステム(以下、キオスクセッティングシステム)は、コンサート会場に設置される複数台のキオスクにおいて行われる応援棒ペアリングサービスを管理するためのキオスクセッティングサービス(以下、キオスクセッティングサービス)を提供できる。
【0024】
本発明の一実施形態において応援棒ペアリングサービスとは、コンサート会場において複数の応援棒が統一された演出による発光パターンで動作するための座席ライブラリーをキオスクから応援棒に近距離通信で接続して送信するサービスを意味する。
【0025】
また、本発明の一実施形態において座席ライブラリーは、応援棒がコンサート開始以前にキオスクなどを利用して予め格納しなければならず、各応援棒は、互いに異なる座席に配置されるので、座席によって互いに異なるように格納されることができる。
【0026】
すなわち、本発明の一実施形態においてキオスクセッティングシステムは、応援棒ペアリングサービスを提供する複数台のキオスクに前記応援棒ペアリングサービスを提供するために、予め格納及び設定されるべき情報をセッティング(setting)するサービスを提供するシステムでありうる。
【0027】
このとき、本発明の一実施形態においてキオスクセッティングシステムは、マスター(master)キオスクが複数台のスレーブ(slave)キオスクに前記応援棒ペアリングサービスを提供するために、所定の情報をセッティングするキオスクセッティングサービスを提供できる。
【0028】
このようなキオスクセッティングシステムは、コンサート準備情報管理、接続サーバ管理、機器設定管理、ポップアップ管理、ペアリング統計、ファームウェア管理、プリセット機能のうち、少なくとも一つ以上のサービスを提供できる。
【0029】
本発明の一実施形態において、以上のようなキオスクセッティングサービスを具現するキオスクセッティングシステムは、キオスク100、応援棒200、コンサート準備サーバ300、ユーザ端末400及びネットワーク10(Network)を介して接続されることができる。
【0030】
ここで、本発明の一実施形態による前記ネットワーク10は、前記キオスク100、応援棒200、コンサート準備サーバ300及び/またはユーザ端末400などのような各々のノード相互間に情報交換が可能な接続構造を意味する。このようなネットワーク10の一例には、3GPP(登録商標)(3rd Generation Partnership Project)ネットワーク、LTE(Long Term Evolution)ネットワーク、WIMAX(World Interoperability for Microwave Access)ネットワーク、インターネット(Internet)、LAN(Local Area Network)、Wireless LAN(Wireless Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、PAN(Personal Area Network)、ブルートゥース(登録商標)(Bluetooth(登録商標))ネットワーク、衛星放送ネットワーク、アナログ放送ネットワーク、DMB(Digital Multimedia Broadcasting)ネットワークなどが含まれるが、ネットワーク10は、ここに示された例に限定されない。
【0031】
以下、添付された図面を参照して、キオスクセッティングシステムを具現するキオスク100、応援棒200、コンサート準備サーバ300及びユーザ端末400について詳細に説明する。
【0032】
[キオスク100(KIOSK)]
本発明の実施形態によるキオスク100は、キオスクセッティングサービス及び/または応援棒ペアリングサービスを提供する所定のコンピューティングデバイスでありうる。
【0033】
本発明の一実施形態において、キオスクセッティングサービス及び応援棒ペアリングサービスを提供する所定のコンピューティングデバイスは、キオスク100により具現化されることに基づいて説明されるが、モバイルタイプコンピューティング装置(例えば、タブレット及びスマートフォン)及び/またはデスクトップタイプコンピューティング装置(例えば、PC)とこれと連動された周辺機器により具現化しても良い。
【0034】
また、本発明の一実施形態によるキオスク100は、マスター(Master)キオスク及び/またはスレーブ(Slave)キオスクを含むことができる。
【0035】
ここで、本発明の一実施形態によるマスターキオスクは、一つ以上のスレーブキオスクを含む他の装置及びプロセスを統制し通信ハーブ役割を行うキオスクでありうる。また、実施形態によるスレーブキオスクは、マスターキオスクの制御を受けて応援棒ペアリングサービスを提供するキオスクでありうる。
【0036】
本発明の一実施形態においてマスターキオスクには、少なくとも一つ以上のスレーブキオスクを制御するためのキオスクセッティングプログラム及び/または応援棒ペアリングプログラムが格納され、スレーブキオスクには、応援棒ペアリングプログラムが格納されることができる。
【0037】
これにより、マスターキオスクは、キオスクペアリングサービスを提供し、スレーブキオスクは、マスターキオスクの制御によって応援棒ペアリングサービスを提供できる。
【0038】
以下、説明の便宜のために、キオスク100がマスターキオスクであることに基づいて説明し、必要時にマスターキオスク及び/またはスレーブキオスクを区分して説明する。
【0039】
また、本発明の一実施形態によって、キオスク100は、キオスクペアリングサービス環境を提供する所定のサーバ(Server)コンピューティングデバイスをさらに含むことができる。
【0040】
図2は、本発明の一実施形態によるキオスクの内部ブロック図である。
【0041】
一方、
図2に示すように、機能的観点においてキオスク100は、通信プロセッサ110、アカウントタグモジュール120、応援棒ペアリングモジュール130、入出力システム140、メモリ150及びプロセッサアセンブリー160を含むことができる。
【0042】
このとき、前記通信プロセッサ110を含むか否かに応じて実施形態によるキオスク100は、オンラインタイプ及び/またはオフラインタイプにより具現化されることができる。
【0043】
詳細には、本発明の一実施形態においてキオスク100がオンラインタイプにより具現化された場合、コンサート管理サーバ300とリアルタイムで通信可能であるから、所定の情報を互いに送受信できる。
【0044】
このとき、本発明の一実施形態においてキオスク100は、マスターキオスクだけがコンサート管理サーバ300と通信して所定の情報を受信し、前記受信された所定の情報を少なくとも一つ以上のスレーブキオスクに送信する第1通信方式を利用できる。
【0045】
また、本発明の一実施形態においてキオスク100は、マスターキオスクは、単純にホットスポット(Hotspot)機能だけを行い、マスターキオスク及び/または少なくとも一つ以上のスレーブキオスクが全部のコンサート管理サーバ300と通信して所定の情報を送受信する第2通信方式を利用できる。
【0046】
また、他の実施形態において、キオスク100がオフラインタイプにより具現化された場合、マスターキオスクは、インターネット環境が安定した状況においてコンサート管理サーバ300から予め最新のコンサート情報を獲得して予め格納し、インターネット環境が不安定な地域では、前記コンサート管理サーバ300との電気的な通信無しで、前記予め格納されたコンサート情報を少なくとも一つ以上のスレーブキオスクに送信できる。
【0047】
このとき、前記マスターキオスクは、AP(Access Point、アクセスポイント)として各スレーブキオスクと独立的無線ネットワーク網を形成して、所定の情報を送信できる。
【0048】
通信プロセッサ110は、外部の装置と通信するための一つ以上の装置を含むことができる。このような通信プロセッサ110は、無線または有線ネットワークを介して通信できる。
【0049】
詳細には、通信プロセッサ110は、キオスクセッティングサービス及び/または応援棒ペアリングサービスを提供するためのコンテンツソースを格納したコンサート管理サーバ300と通信でき、ユーザ入力を受けたコントローラのような多様なユーザ入力コンポーネントと通信できる。
【0050】
実施形態において、通信プロセッサ110は、キオスクセッティングサービス及び/または応援棒ペアリングサービスと関連した各種データを他の端末及び/または外部のサーバなどと送受信できる。
【0051】
このような通信プロセッサ110は、移動通信のための技術標準または通信方式(例えば、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(Long Term Evolution-Advanced)、5G NR(New Radio)、WIFI(登録商標))などを行うことができる通信装置を介して構築された移動通信網上において基地局、外部の端末、任意のサーバのうち、少なくとも一つと無線でデータを送受信でき、有線で接続されて通信することもできる。
【0052】
詳細には、本発明の一実施形態において、通信プロセッサ110は、コンサート管理サーバ300から座席ライブラリー及びコンサート関連詳細情報を含むコンサート準備情報をリアルタイムで受信することができる。
【0053】
すなわち、このような通信プロセッサ110を含むキオスク100がオンラインタイプにより具現化されると、変更されるコンサート情報をリアルタイムで獲得するので、突然なコンサート情報の変更にも即刻対応して、スレーブキオスクの応援棒ペアリングサービスの提供を受けるユーザが最新の情報を安定して獲得できるようにする効果がある。
【0054】
アカウントタグモジュール120は、タギング(tagging)されたデバイスを感知するための第1近距離通信プロセッサを含むことができる。ここで、タギングとは、所定のデバイスがアカウントタグモジュール120に所定の距離内に接近したことを意味する。
【0055】
このとき、前記タギングされるデバイスは、応援棒200のコンサート演出を行うプラットホーム内で前記応援棒200を所有したユーザのアカウント関連情報を含むアカウント認証デバイスでありうる。このようなアカウント認証デバイスは、ユーザのアカウントをキオスク100またはチケット認証機器、グッズなどの販売機器などに遠隔通信を介して認証する機能を行うことができる。
【0056】
詳細には、アカウントタグモジュール120は、タギングされたデバイスが接近したが否かを検出し、検出時に前記デバイスと近距離通信してデバイスに格納された情報を獲得できる。
【0057】
例えば、アカウントタグモジュール120は、RFID(Radio Frequency Identification)、NFC(Near Field Communitcation)、MST(Magnetic Secure Transmission)またはNFMI(Near Field Magnetic Induction)またはブルートゥース(登録商標)通信などで近距離通信を行う通信チップを含むことができる。
【0058】
本発明の一実施形態において、アカウントタグモジュール120は、NFC機能を行うNFCリーダ機器(例えば、NFCタグパッド)でありうる。
【0059】
また、アカウントタグモジュール120は、応援棒ペアリングサービスと関連した各種データをNFC機能に基づいて外部デバイスなどと送受信できる。
【0060】
このようなアカウントタグモジュール120は、NFC国際常用規格であるISO/IEC 18092(またはECMA-340、NFCIC-1及びISO/IEC 21481(またはECMA-352、NFCIC-2)において定義した通信プロトコルを使用する媒体として、具体的には、ISO/IEC 14443(Proximity Card)、ISO/IEC 15693(Vicinity Card)、JIS:X6319(FeliCa(登録商標))、MIFAREなどに基づいて外部デバイスとデータを送受信できる。
【0061】
本発明の一実施形態において、アカウントタグモジュール120は、アカウント認証デバイスが所定の距離内に位置することを認識すると、アカウント認証デバイスと近距離通信を行って、ユーザアカウント情報を獲得できる。
【0062】
応援棒ペアリングモジュール130は、タギングされたデバイスを感知するための第2近距離通信プロセッサを含むことができる。
【0063】
詳細には、応援棒ペアリングモジュール130は、タギング、置かれた(STAND)及び固着されたデバイス(実施形態において、応援棒200)が接近するか否かを検出し、検出時に前記デバイスと通信してデータを送受信できる。
【0064】
例えば、応援棒ペアリングモジュール130は、近距離通信(例えば、RFID(Radio Frequency Identification)、NFC(Near Field Communitcation)、MST(Magnetic Secure Transmission)、NFMI(Near Field Magnetic Induction)またはブルートゥース(登録商標)通信などで近距離通信を行う通信チップを含むことができる。
【0065】
また、応援棒ペアリングモジュール130は、応援棒ペアリングサービスと関連した各種データを近距離通信に基づいて外部デバイスなどと送受信できる。
【0066】
本発明の一実施形態において、応援棒ペアリングモジュール130は、応援棒200が所定の距離内に位置することを認識すると、応援棒200と近距離通信を行って、座席ライブラリーを受信するための各種データを送受信できる。
【0067】
このような応援棒ペアリングモジュール130は、ハードウェア的には、所定の距離内に位置する応援棒200を安定して固定するために、所定の支持部材を含むことができる。
【0068】
例えば、所定の支持部材は、応援棒200を立てるスタンド形態、応援棒200を乗せるパッド(pad)形態、または応援棒200を収納するために内部に空間を備える箱形態などにより具現化されることができる。
【0069】
入出力システム140は、センサシステム、入力システム及びディスプレイシステムを含むことができる。
【0070】
センサシステムは、イメージセンサ、位置センサ、オーディオセンサ、距離センサ、近接センサ及び接触センサのうち、少なくとも一つのセンサを含むことができる。
【0071】
ここで、イメージセンサ141は、キオスク100周囲の物理的空間に対するイメージ及び/または映像をキャプチャーできる。
【0072】
実施形態において、イメージセンサ141は、応援棒ペアリングサービスと関連したイメージ(例えば、チケットイメージ等)を撮影して獲得できる。
【0073】
また、イメージセンサ141は、キオスク100の前面または/及び後面に配置されて、配置された方向側を撮影して映像を獲得でき、キオスク100の外部に向かって配置されたカメラを介して紙類チケットなどを撮影できる。
【0074】
このようなイメージセンサ141は、イメージセンサ装置と映像処理モジュールを含むことができる。詳細に、イメージセンサ141は、イメージセンサ装置(例えば、CMOSまたはCCD)により得られる静止画または動画を処理できる。
【0075】
また、イメージセンサ141は、映像処理モジュール(例えば、OCR)を利用してイメージセンサ装置を介して獲得された静止画または動画を加工して必要な情報を抽出し、抽出された情報をプロセッサに伝達できる。
【0076】
このようなイメージセンサ141は、少なくとも一つ以上のカメラを含むカメラアセンブリーでありうる。
【0077】
また、以上のようなイメージセンサ141は、本発明の一実施形態によって、キオスク100に含まれて動作しても良く、外部の装置(例えば、外部のサーバ等)に含まれて上述した通信プロセッサ110などに基づいた連動を介して動作しても良い。
【0078】
オーディオセンサは、キオスク100周辺の音を認識できる。
【0079】
詳細には、オーディオセンサは、キオスク100を使用するユーザの音声入力を感知できるマイクロホンを含むことができる。
【0080】
本発明の一実施形態においてオーディオセンサは、応援棒ペアリングサービスのために必要な音声データをユーザから受け取ることができる。
【0081】
本発明の一実施形態においてキオスク100は、オーディオセンサに基づいて入力された音声データを出力するために、スピーカーを含むことができる。
【0082】
入力システムは、応援棒ペアリングサービスと関連したユーザの入力(例えば、ジェスチャー、音声命令、ボタンの作動または他の類型の入力)を感知できる。
【0083】
詳細には、入力システムは、所定のボタン、タッチセンサ及び/またはユーザモーション入力を受信するイメージセンサ141などを含むことができる。
【0084】
また、入力システムは、外部コントローラと接続して、ユーザの入力を受信することができる。
【0085】
ディスプレイシステムは、応援棒ペアリングサービスと関連した多様な情報をグラフィックイメージで出力し、ライブラリーペアリングのためのユーザのタッチ入力を感知する機能を行うことができる。
【0086】
本発明の一実施形態として、ディスプレイシステムは、ユーザインターフェース(UI、User Interface)、ライブラリーペアリングコンテンツ及び/またはコンテンツ管理システム(CMS:Content Management System)基盤データなどを表示できる。
【0087】
このようなディスプレイは、液晶ディスプレイ(liquid crystal display、LCD)、薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ(thin film transistor-liquid crystal display、TFT LCD)、有機発光ダイオード(organic light-emitting diode、OLED)、フレキシブルディスプレイ(flexible display)、3次元ディスプレイ(3D display)、電子インキディスプレイ(e-ink display)のうち、少なくとも一つを含むことができる。
【0088】
このようなキオスク100のハウジング内には、前記構成要素が配置されることができ、ユーザインターフェースは、ユーザタッチ入力を受信するように構成されたディスプレイ143上にタッチセンサ145を含むことができる。
【0089】
詳細には、ディスプレイシステムは、イメージを出力するディスプレイ143と、ユーザのタッチ入力を感知するタッチセンサ145とを含むことができる。
【0090】
例示的に、ディスプレイ143は、タッチセンサ145と相互レイヤ構造をなすか、または一体型で形成されることによって、タッチスクリーンにより具現化されることができる。このようなタッチスクリーンは、キオスク100とユーザとの間の入力インターフェースを提供するユーザ入力部として機能すると共に、キオスク100とユーザとの間の出力インターフェースを提供できる。
【0091】
メモリ150は、キオスクセッティングサービス及び/または応援棒ペアリングサービス環境を提供するための各種アプリケーションプログラム、データ及び命令語のうち、いずれか一つ以上を格納することができる。
【0092】
本発明の一実施形態においてメモリ150には、キオスク100を制御するための命令語を含むアプリケーションが格納されることができる。
【0093】
また、前記メモリ150は、プログラム領域とデータ領域とを含むことができる。
【0094】
ここで、本発明の一実施形態によるプログラム領域は、キオスク100をブーティングするオペレーティングシステム(OS:Operating System)及び機能要素の間に連携されることができ、データ領域は、キオスク100の使用によって発生するデータが格納されることができる。
【0095】
また、メモリ150は、少なくとも一つ以上の非一時的コンピュータ読み取り可能な格納媒体と、一時的コンピュータ読み取り可能な格納媒体とを含むことができる。
【0096】
例えば、メモリ150は、ROM、EPROM、フラッシュドライブ、ハードドライブなどのような多様な格納機器であっても良く、インターネット(internet)上において前記メモリ150の格納機能を行うウェブストレージ(web storage)を含むことができる。
【0097】
本発明の一実施形態においてメモリ150は、キオスクセッティングサービス及び/または応援棒ペアリングサービスを行うために必要な情報を予め格納することができる。
【0098】
詳細には、本発明の一実施形態においてメモリ150は、キオスクセッティングサービスを行うための接続サーバ管理情報、機器設定管理情報、ポップアップ管理情報、ペアリング統計情報、ファームウェア管理情報及び/またはプリセット情報と、応援棒ペアリングサービスを行うためのコンサート名、アーティスト名、コンサート時間、コンサート会場、応援データ(詳細に、座席ライブラリー)を含むコンサート準備情報、ユーザアカウント情報、チケット前売り情報及び/または座席情報を予め格納することができる。
【0099】
応援データとは、コンサート前に統一されたコンサート演出のために応援棒200が位置する座席において応援棒200が発光しなければならない多様な発光パターンを事前に定義したデータを意味する。
【0100】
このような応援データは、応援棒200がコンサート開始以前に予め格納しなければならないデータであり、各応援棒200は、互いに異なる座席に配置されるから、座席情報に応じて互いに異なるように格納されることができる。
【0101】
以下、応援棒200が配置される一つの座席に対応する応援データを座席ライブラリーと称し説明する。
【0102】
また、本発明の一実施形態において応援データは、発光パターン、ライブラリー及びシナリオを含むことができる。
【0103】
図3a及び
図3bは、本発明の一実施形態による応援データが含む情報を説明する図である。
【0104】
図3aを参照すると、本発明の一実施形態において応援データ1000は、複数のライブラリーデータ1010~1030を含むことができる。
【0105】
発光パターンとは、発光の有無(例えば、On/Off)、色相及び明るさを含む構成要素に応じて応援棒200が動作する発光形態を意味する。
【0106】
このような発光パターンは、前記構成要素が所定の時間内で変化するよう設定されて動的な視覚効果を生成する発光効果も構成要素として含むことができる。
【0107】
例えば、発光効果には、所定の時間内で発光の有無が時間帯別に異なるように設定されて、応援棒を速く点滅させる1)ブリンク(Blink)効果と、色相が所定の時間内で時間帯別に異なるように設定されて発光する色相が順次に変化する2)グラデーション(Gradation)効果と、明るさが時間帯別に異なるように設定されて明るさが順次減ったり明るくなる3)フェイドイン/アウト(Fade In/Out)効果などが含まれることができる。
【0108】
ライブラリーとは、応援棒200の前記発光パターンを予め設定したデータとして、識別番号及び発光パターンの構成要素設定値(以下、発光パターン設定値)を含むことができる。
【0109】
例えば、発光パターン設定値に含まれる色相は、RGB色相を表す16進数コードで設定されることができ、発光パターン設定値に含まれる明るさは、値が高いほど明るさが明るい0~100間の明度値で設定されることができる。
【0110】
例えば、第1ライブラリー1010は、第1ライブラリー1010を識別するための識別番号0001と、発光ON、第1色相、第1明るさ及び第1発光効果で設定されたデータを意味できる。
【0111】
図3aに示す一例を参照すると、各ライブラリは、識別番号/発光可否/色相/明るさ/発光効果で表される。例えば、第1ライブラリー1010は、(0001/ON/255,0,0/50/Blink)という発光パターン設定値を表す2進数配列でありうる。また、第3ライブラリー1030は、(0003/ON/0,0,255/10/Grad)という発光パターン設定値を表す2進数配列でありうる。一方、第2ライブラリー1020は、発光の有無がOFFであるから、色相、明るさ及び発光効果に該当する発光パターン設定値が設定されなくてよい。
【0112】
すなわち、コンサート会場において複数のライブラリー1010~1030を格納した応援棒200に第1ライブラリー1010を実行するための制御信号のみを送ると、前記応援棒200は、255,0,0に該当する赤色である第1色相、50段階の明るさである第1明るさ及び輝くBlink効果である第1発光効果で動作しながら発光できる。
【0113】
シナリオとは、所定の時間の間に少なくとも一つ以上のライブラリーの動作時間(以下、ライブラリー設定値)を設定して、予め設定された時間の間に応援棒200の発光パターンを変更しながら動作させるためのデータであって、各シナリオを識別するためのシナリオ識別番号を含むことができる。
【0114】
このようなシナリオは、例えば歌一曲に対応できる。すなわち、一つのシナリオの動作時間は、歌一曲の再生時間と同一で、歌が再生される間に応援棒200は、ライブラリー設定値に応じて発光パターンを変更しながら動作できる。
【0115】
例えば、第1シナリオ1100は、識別番号001を有し5秒間第1ライブラリーで動作し、以後3秒間第2ライブラリーで動作し、以後2秒間第3ライブラリーで動作するよう定義されたデータでありうる。
【0116】
図3bを参照すると、本発明の一実施形態において、応援データ1000は、複数のシナリオ1100及び1200を含むことができる。
【0117】
詳細には、
図3bに示す一例を参照すると、各シナリオは、識別番号/ライブラリしき別番号-持続時間、で表される。例えば、第1シナリオ1100は、(001,0001-5sec/0002-3sec/0003-2sec)というライブラリー設定値を含むことができる。また、第2シナリオ1200は、(002,0005-8sec/0002-30sec/0003-14sec)というライブラリー設定値を含むことができる。
【0118】
すなわち、コンサート会場において複数のシナリオ1100及び1200を格納した応援棒200に第1シナリオ1100で動作するための低用量の制御信号のみを送ると、前記応援棒200は、5秒間、第1ライブラリー1010に応じる第1発光パターンで動作し、以後3秒間は、第2ライブラリー1020に応じる第2発光パターンで動作し、以後2秒間は、第3ライブラリー1030に応じる第3発光パターンで動作できる。
【0119】
このようなライブラリー及びシナリオは、応援棒200が配置される座席別に識別番号は同一であるが、発光パターン設定値及びライブラリー設定値が異なるため、それによって、応援棒200は互いに異なるように発光できる。
【0120】
詳細には、例えば、第1ライブラリー1010を格納する第1座席に配置される第1応援棒及び第2座席に配置される第2応援棒は、識別番号が0001で同一な第1ライブラリー1010を格納するとしても、前記第1ライブラリー1010に設定された発光パターン設定値が互いに異なりうる。
【0121】
例えば、第1ライブラリーは、第1座席に対する第1ライブラリーである第1座席-第1ライブラリーと、第2座席-第1ライブラリー~第n座席-第1ライブラリーを含むことができる。
【0122】
このとき、第1~第n座席に配置された応援棒200が全体的に見るとき、特定形態を有し統一されたコンサート演出を行うように、第1座席-第1ライブラリー~第n座席-第1ライブラリーは、各々の発光パターン設定値で定義されることができる。したがって、コンサート演出家は、第1ライブラリーを動作させるだけで、各座席の応援棒は、座席に該当して格納された第1ライブラリーを読み出して発光パターン設定値に応じて動作することによって、統一されたコンサート演出を行うことができる。
【0123】
同様にして、同じ第1シナリオ1100を格納する第1座席に配置される第1応援棒及び第2座席に配置される第2応援棒は、識別番号が001で同じ第1シナリオ1100を格納しても、前記第1シナリオ1100に指定されたライブラリー設定値は異なりうる。
【0124】
すなわち、コンサート管理者は、座席別に異なる設定値を有する第1ライブラリー及び第1シナリオを利用して、各座席に配置された応援棒200が同時に動作するものの、互いに異なる発光パターンで発光させることによって、観客席から離れた位置から見た時、特定の形態または模様で見えるようにするコンサート演出を行うことができる。
【0125】
また、応援データは、各座席ごとに異なる発光パターンを演出するために、各座席とマッピングされて座席数と相応する数の座席ライブラリーを含んでメモリ150に格納されることができる。すなわち、各々の座席及び応援データは、相互対応するマッピングテーブルの形態により具現化されることができるが、これに限定するものではない。本発明の各実施形態に応じて、共通された発光パターンで動作される座席をグルーピングして、各グループごとに発光パターン設定値を定義するようにして、応援データを生成することもできる。
【0126】
これにより、応援棒200は、コンサート時に配置される各座席に対応する応援データ(すなわち、座席ライブラリー)を事前に格納することができ、キオスク100は、このような過程を応援棒ペアリングサービスを提供することによって、ユーザに案内できる。これについての詳細な内容は後述する。
【0127】
すなわち、応援棒ペアリングサービスを行うための上述した複数のデータを格納するメモリ150を含むキオスク100は、オフラインタイプにより具現化されることができる。オフラインタイプのマスターキオスク及び/またはスレーブキオスクは、コンサートと関連した情報を予め格納して保管しているため、キオスク100の通信機能を構築するための費用を低減でき、通信インフラが円滑でない所に設置されることができるため、キオスク活用可能地域を拡張させるという効果がある。
【0128】
プロセッサアセンブリー160は、キオスクセッティングサービス及び/または応援棒ペアリングサービス環境を生成するための多様な作業を行うために、メモリ150に格納されたアプリケーションの命令を実行できる少なくとも一つ以上のプロセッサを含むことができる。
【0129】
本発明の一実施形態においてプロセッサアセンブリー160は、キオスクセッティングサービス及び/または応援棒ペアリングサービスを提供するために、メモリ150のアプリケーションを介して構成要素の全般的な動作をコントロールできる。
【0130】
このようなプロセッサアセンブリー160は、中央処理装置(CPU)及び/またはグラフィック処理装置(GPU)などが含まれたキオスク100に適合したシステムオンチップ(SOC)でありえ、メモリ150に格納されたオペレーティングシステム(OS)(例えば、Window、Linux(登録商標)、Android、IOS等)及び/またはアプリケーションプログラムなどを実行でき、キオスク100に搭載された各構成要素を制御できる。
【0131】
また、プロセッサアセンブリー160は、各構成要素と内部的にシステムバス(System Bus)により通信を行うことができ、ローカルバス(Local Bus)をはじめとする所定のバス構造を一つ以上含むことができる。
【0132】
また、プロセッサアセンブリー160は、ASICs(application specific integrated circuits)、DSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays)、コントローラ(controllers)、マイクロコントローラ(micro-controllers)、マイクロプロセッサ(microprocessors)、その他機能を行うための電気的ユニットのうち、少なくとも一つを含んで具現化されることができる。
【0133】
本発明の一実施形態において、プロセッサアセンブリー160は、リアルタイムで獲得するか、または予め格納され、スレーブキオスクにおいて提供する座席ライブラリーと関連したコンサート情報を管理できる。
【0134】
また、本発明の一実施形態においてプロセッサアセンブリー160は、接続対象になるサーバ目録から所定のサーバ情報を管理できる。
【0135】
また、本発明の一実施形態においてプロセッサアセンブリー160は、現在機器設定を管理できる。詳細に、前記現在機器設定は、マスターキオスクの区分IDを設定し、管理者暗号を設定し、管理者使用NFC IDを管理し、マスター及び/またはスレーブキオスクの基本言語を設定する機能を含むことができる。
【0136】
また、実施形態においてプロセッサアセンブリー160は、スレーブキオスクのディスプレイに出力される所定の公知ポップアップを管理できる。
【0137】
また、本発明の一実施形態においてプロセッサアセンブリー160は、各スレーブキオスクにおいて行われたペアリング回数、所用時間などを含むペアリングデータを収集して、ペアリング統計情報を生成及び管理できる。
【0138】
また、本発明の一実施形態においてプロセッサアセンブリー160は、応援棒の最新ファームウェアを維持するためのファームウェアを管理できる。
【0139】
また、本発明の一実施形態においてプロセッサアセンブリー160は、スレーブキオスクのディスプレイに出力される画面のテーマ、デザイン及び/またはアーティスト別デザインを変更するためのプリセットを設定できる。
【0140】
上述した内容は、マスターキオスクのプロセッサアセンブリー160が行う機能であり、コンサート会場に設置される複数のスレーブキオスクに一括的に適用しようとする各種機能を設定しようとする管理者に、キオスクセッティングサービスを提供できる。
【0141】
以下に述べる内容は、スレーブキオスクのプロセッサアセンブリー160が行う機能であり、コンサートを観覧しようとキオスクを利用する所定のユーザに、キオスク100及びユーザの応援棒200をペアリングして、ユーザの座席に応じる座席ライブラリーを提供する応援棒ペアリングサービスを提供できる。
【0142】
本発明の一実施形態において、プロセッサアセンブリー160は、アカウント認証デバイスに含まれたユーザアカウント情報を獲得できる。
【0143】
また、本発明の一実施形態において、プロセッサアセンブリー160は、前記獲得したユーザアカウント情報にマッチングされたチケット前売り情報を検出できる。
【0144】
また、本発明の一実施形態において、プロセッサアセンブリー160は、前記検出されたチケット前売り情報に含まれた座席情報を抽出できる。
【0145】
また、本発明の一実施形態において、プロセッサアセンブリー160は、前記抽出された座席情報に応じる座席ライブラリーを決定できる。
【0146】
また、本発明の一実施形態において、プロセッサアセンブリー160は、前記決定された座席ライブラリーを送信する応援棒200をペアリングできる。
【0147】
また、本発明の一実施形態において、プロセッサアセンブリー160は、前記ペアリングされた応援棒200に決定された座席ライブラリーを送信できる。
【0148】
また、本発明の一実施形態によって、キオスク100は、後述するコンサート管理サーバ300において行う機能動作の少なくとも一部をさらに行うこともできる。
【0149】
上述した複数の構成を含むキオスク100は、ハードウェア的には、一体型タイプまたは分離型タイプにより具現化されることができる。
【0150】
図4~
図6は、本発明の多様な実施形態によるキオスクの形状を示した一例である。
【0151】
図4は、アカウントタグモジュール120及び応援棒ペアリングモジュール130がキオスク100のハウジング内に設置された一体型タイプで、
図5は、アカウントタグモジュール120及び応援棒ペアリングモジュール130がハウジングと分離されて個別的に設置された分離型タイプで、
図6は、モバイルタイプコンピューティング装置及び応援棒200を置くことができる所定の構造を含むスタンドタイプを示した図である。
【0152】
図4に示すように、本発明の一実施形態によって、キオスク100が一体型タイプの場合、キオスク100は、ハウジング内にアカウントタグモジュール120及び応援棒ペアリングモジュール130を含むことができる。
【0153】
このとき、アカウントタグモジュール120及び応援棒ペアリングモジュール130は、ユーザが応援棒200を置くか、またはアカウント認証デバイスをタギングし易い位置に設置されることができる。
【0154】
例えば、
図4に示すように、アカウントタグモジュール120及び応援棒ペアリングモジュール130は、ディスプレイ143の下段一側に設置されることができる。
【0155】
また、本発明の一実施形態においてアカウントタグモジュール120は、アカウント認証デバイスをタグできるパッド形式でキオスク100の外面に設置されることができる。
【0156】
また、本発明の一実施形態において応援棒ペアリングモジュール130は、応援棒200を収容及び置くことができるように内部に空間が備えられた箱状に設置されることができる。
【0157】
また、本発明の一実施形態において応援棒ペアリングモジュール130は、内部に収容された応援棒200を固定するために、内部空間に設置された所定のスタンド131を含むか、または内部に収容された応援棒200の離脱を防止し伝播を遮断するための蓋132を含むことができる。
【0158】
また、アカウントタグモジュール120及び応援棒ペアリングモジュール130は、前記複数のモジュールに所定の装置(例えば、応援棒200及びアカウント認証デバイス)が正常に認識されたことを知らせる第1LEDモジュール120-1及び第2LEDモジュール130-1をさらに含むことができる。
【0159】
詳細には、本発明の一実施形態においてキオスク100は、アカウントタグモジュール120に正常にアカウント認証デバイスが認識された場合、第1LEDモジュール120-1を作動させることができる。
【0160】
また、本発明の一実施形態においてキオスク100は、応援棒ペアリングモジュール130に正常に応援棒200が認識及び置かれた場合、第2LEDモジュール130-1を作動させることができる。
【0161】
また、第2LEDモジュール130-1は、応援棒200に所定のデータが送信完了した場合にも作動することができる。このとき、応援棒ペアリングモジュール130は、第2LEDモジュール130-1が作動すると同時にユーザに応援棒200を提供するために、蓋132を開放する動作を行うことができる。
【0162】
このような一体型タイプのキオスク100は、キオスク100の他、付随的な装置を要しないから、設置の簡便さが増大するという効果がある。
【0163】
一方、
図5を参照すると、他の実施形態によって、キオスク100が分離型タイプの場合、ディスプレイ143、アカウントタグモジュール120及び応援棒ペアリングモジュール130がキオスク100のハウジングHと分離されて個別的に設置されることができる。
【0164】
このとき、ハウジングHには、アカウントタグモジュール120及び応援棒ペアリングモジュール130を除いた前記キオスク100の構成要素が配置されることができる。
【0165】
また、他の実施形態において、キオスク100は、ディスプレイ143、アカウントタグモジュール120及び応援棒ペアリングモジュール130を個別的に設置するための所定の構成(例えば、支持台101及び棚102をさらに含むことができる。
【0166】
詳細に、他の実施形態において、キオスク100は、ディスプレイ143を地面から所定高さ離れた位置に固定するための支持台101、及びアカウントタグモジュール120及び応援棒ペアリングモジュール130を置くための棚102がさらに設置されることができる。
【0167】
このような支持台101の上段部には、ディスプレイ143が位置でき、支持台101の一側には、ハウジングHが位置できる。
【0168】
また、棚102は、
図5に示すように、支持台101の一側に含まれて設置されても良く、支持台101と分離されて机、載置台などのような形態で設置されても良い。
【0169】
また、棚102は、ペアリング進行中のアカウントタグモジュール120及び応援棒ペアリングモジュール130に固着されたアカウント認証デバイス及び応援棒200の固着状態を維持するために、地面と水平構造を有することができる。
【0170】
このような分離型タイプのキオスク100は、応援棒200及びアカウント認証デバイスを置いた状態でディスプレイ143を操作できるから、ユーザが装置操作するのにおいて便利さが増大するという効果がある。
【0171】
前記一体型タイプ及び/または分離型タイプのキオスク100を含む前述の実施形態は、キオスク100のハウジングHと所定の構成間の分離有無によってそのタイプが決定されると述べた。
【0172】
以下では、前記ハウジングH及び所定の構成間の分離有無に関係なく所定の応援棒に座席ライブラリーを提供する端末及び前記端末が置かれるスタンドを包括する意味としてキオスク100が呼ばれることができる。
【0173】
一方、
図6は、本発明のさらに他の実施形態によるスタンドタイプのキオスクに応援棒が置かれた形態を示した一例である。
【0174】
さらに他の実施形態によって、キオスク100がスタンドタイプの場合、モバイルタイプコンピューティング装置が置かれるスタンド形態により具現化されることができる。以下では、説明の便宜のために、前記モバイルタイプコンピューティング装置がタブレットにより具現化されたことに基づくが、述べられたことに限定されるものではない。また、以下、前記タブレットは、端末180と呼ばれることができる。
【0175】
図6を参照すると、さらに他の実施形態においてキオスク100は、端末180、応援棒ホルダ177及びタギング部179を含むスタンド170を含むことができる。
【0176】
このとき、前記スタンド170の一側には、前記端末180が置かれることができ、前記置かれた端末180は、脱着が可能でありうる。
また、前記スタンド170の一側には、応援棒200を挿入できる構造を有する応援棒ホルダ177が設けられることができる。
【0177】
このとき、前記応援棒ホルダ177は、挿入ホールh1及び第1突出部p1を含むことができる。前記挿入ホールh1は、挿入される応援棒200の下段の取っ手部分の形態に合うように円柱状を有する中空でありえ、前記第1突出部p1は、前記挿入ホールh1を含み、所定の段差で突出した構造を有する部分でありうる。
【0178】
また、前記挿入ホールh1には、互いに異なる直径を有する応援棒200に合うように直径を調整するための所定の円筒状レイヤが挿入されることができる。
【0179】
また、前記第1突出部p1は、前記タギング部179が位置したスタンドの第1表面を基準に上昇方向に所定の長さが突出できる。このとき、前記所定の長さは、挿入される応援棒200を安定的に固定させうるほどの長さ(例えば、応援棒200の取っ手長の1/3以上等)でありうる。
【0180】
また、前記スタンド170の一側には、所定のデバイスが配置されうる所定の領域であるタギング部179が設けられることができる。例えば、前記タギング部179は、前記応援棒ホルダ177が設けられた領域と異なる所定の領域に設けられることができる。
【0181】
また、
図6には、図示していないが、前記応援棒ホルダ177の内部一側には、応援棒ペアリングモジュール130が含まれることができ、前記タギング部179の内部一側には、アカウントタグモジュール120が含まれることができる。これにより、さらに他の実施形態においてキオスク100は、前記応援棒ホルダ177に置かれる応援棒200及び/または前記タギング部179にタギングされるアカウント認証デバイスと近距離通信を行うことができる。
【0182】
すなわち、このようなスタンドタイプのキオスク100は、コンサート場所の内部及び近隣に所定の構造物(例えば、テーブル等)と共に設置されることができ、これにより少なくとも一つ以上のユーザは、前記応援棒ホルダ177に各ユーザが所持した応援棒を置いた状態で前記スタンド170に予め置かれた端末180を操作して、所定の座席ライブラリーを応援棒200にダウンロードできる。
【0183】
[応援棒200(Official Light Stick)]
本発明の一実施形態において、応援棒200は、応援棒ペアリングサービスに基づいてキオスク100から受信した座席ライブラリーに応じて発光する所定のデバイスでありうる。
【0184】
図7は、本発明の一実施形態による応援棒の内部ブロック図である。
【0185】
図7を参照すると、このために、本発明の一実施形態において応援棒200は、近距離通信部210、情報受信部220、発光部230、格納部240及びプロセッサ250を含むことができる。
【0186】
近距離通信部210は、外部の装置と通信するための一つ以上の装置を含むことができる。このような近距離通信部210は、無線ネットワークを介して通信できる。
【0187】
本発明の一実施形態において、近距離通信部210は、応援棒ペアリングサービスと関連した各種データを他端末及び/または外部のサーバなどと送受信できる。
【0188】
詳細には、本発明の一実施形態において、近距離通信部210は、キオスク100の応援棒ペアリングモジュール130に基づいてペアリングを行って、キオスク100及び応援棒200間の通信を接続し、これによってユーザの座席情報及び前記座席に対応する座席ライブラリーを受信することができる。
【0189】
近距離通信部210は、無線通信モジュール(例えば、NFC、RF送/受信機、ジグビー、ブルートゥース(登録商標)及びWIFI(登録商標)モジュールのうち、少なくとも一つ)を含むことができる。
【0190】
本発明の一実施形態において、このような近距離通信部210は、ブルートゥース(登録商標)方式で近距離通信して、キオスク100からユーザアカウント情報、ユーザ座席情報及び座席ライブラリーのうち、少なくとも一つ以上のデータを受信することができる。
【0191】
情報受信部220は、キオスク100及び他装置からブロードキャスト(Broadcasting)方式で送信された情報を受信することができる。
【0192】
詳細に、本発明の一実施形態において情報受信部220は、キオスク100及び他装置から受信者を指定せずに送出された信号を受信することができる。
【0193】
発光部230は、情報受信部220を基に受信した信号に応じて発光する機能を行うことができる。
【0194】
発光部230は、一つ以上の光源素子を含むことができ、前記光源には、発光ダイオード(Light Emitting Diode、LED)を例に挙げることができる。また、前記発光部230は、互いに異なる色相のLEDを含むことができ、例えば、赤色LED、緑色LED、青色LED及び白色LEDのうち、少なくとも一つを含むことができる。
【0195】
これらLEDから各々放出される光を混合すると、広い範囲の色相を作り出すことができ、前記混合された色は、各LEDから放出される光の強度の比に基づいて決定され、各LEDから放出される光の強度は、各LEDの駆動電流に比例できる。
【0196】
前記では、発光部230の光源としてLEDを例に挙げて説明したが、光源の種類がLEDに限定されるものではない。他の実施形態によれば、光源には、有機発光ダイオード(Organic Light Emitting Diode、OLED)が使用されても良い。
【0197】
格納部240は、応援棒ペアリングサービス環境を提供するための各種アプリケーションプログラム、アプリケーション、データ及び命令語のうち、いずれか一つ以上を格納することができる。
【0198】
また、格納部240は、キオスクセッティングシステムの他の構成要素から受信されるか、または生成されたデータを格納することができる。格納部240は、例えば、ROM、EPROM、フラッシュドライブ、ハードドライブなどのような多様な格納機器であっても良く、メモリ(memory)、キャッシュ(cash)及びバッファ(buffer)などを含むことができる。
【0199】
本発明の一実施形態において格納部240は、応援棒200が発光する機能を行うために必要な情報を予め格納することができる。
【0200】
例えば、格納部240は、発光パターンデータを予め格納することができる。
【0201】
発光パターンデータは、応援棒が具現できるすべての色相及び明るさの各々を表現するために、実施形態において定義した発光パターン設定値の各々に該当する値を含むデータを意味する。例えば、発光パターンデータは、色相において(0,0,0)、(0,0,1)、(0,0,2)…(n,n、n)の値を有する複数のデータを含むことができる。また、明るさにおいて0,1,2,…nの値を有する複数のデータを含むことができる。
【0202】
すなわち、格納部240は、このような発光パターンデータを予め格納することができ、これによりユーザは、座席ライブラリーの格納有無とは別に、応援棒200の発光の有無、色相、明るさ及び発光効果を受動的に設定できる。
【0203】
また、本発明の一実施形態において格納部240は、応援棒ペアリングサービスを行うために必要な情報を格納することができる。
【0204】
例えば、格納部240は、座席ライブラリーを格納することができる。このとき、座席ライブラリーは、他装置から受信して格納部240に格納されることができる。
【0205】
プロセッサ250は、応援棒200の電源供給制御などのような全般的な動作及び応援棒200の内部構成間の信号流れを制御しデータを処理するデータ処理機能を行うことができる。このようなプロセッサ250は、少なくとも一つのプロセッサを含むことができる。
【0206】
また、プロセッサ250は、各構成要素と内部的にシステムバス(System Bus)により通信を行うことができ、ローカルバス(Local Bus)をはじめとする所定のバス構造を一つ以上含むことができる。
【0207】
また、プロセッサ250は、ASICs(application specific integrated circuits)、DSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays)、コントローラ(controllers)、マイクロコントローラ(micro-controllers)、マイクロプロセッサ(microprocessors)、その他機能遂行のための電気的ユニットのうち、少なくとも一つを含んで具現されることができる。
【0208】
実施形態においてプロセッサ250は、発光部230の各LEDの駆動電流を制御することによって、発光部230から出力される光の発光パターンを制御できる。
【0209】
これにより実施形態においてプロセッサ250は、複数のLEDを含む応援棒200を制御でき、所定の文句またはイメージ及び映像などを形成できる。
【0210】
前述した近距離通信部210及び情報受信部220は、プロセッサ250の少なくとも一部機能をプロセッサ250の一般的な機能と区別するために、別に示した機能的な構成でありうる。
【0211】
上述した構成を含む応援棒200は、プロセッサ250の制御により格納部240に格納された少なくとも一つ以上のデータに従って動作でき、複数名のユーザがコンサート会場などで集結するにつれて、このような応援棒200が複数整列されて、応援棒200を利用して所定の文句またはイメージ及び映像などを形成するコンサート演出が行われることができる。
【0212】
[コンサート管理サーバ300(Performance Management Server)]
一方、本発明の一実施形態によるコンサート管理サーバ300は、キオスクセッティングサービス及び/または応援棒ペアリングサービスを提供するための一連のプロセスを行うことができる。
【0213】
本発明の一実施形態において、このようなコンサート管理サーバ300は、マスターキオスク及び/またはスレーブキオスクを制御する中央管理装置であって、所定のコンピューティング装置により具現化されることができる。
【0214】
詳細には、本発明の一実施形態において、コンサート管理サーバ300は、キオスク100のような外部の装置においてキオスクセッティングプロセス及び/または応援棒ペアリングプロセスが駆動されるようにするために必要なデータを、前記外部の装置と交換することによって、前記キオスクセッティングサービス及び/または応援棒ペアリングサービスを提供できる。
【0215】
さらに詳細には、本発明の一実施形態において、コンサート管理サーバ300は、外部の装置においてキオスクセッティングサービスを行う複数の装置に設置された複数のアプリケーションが動作できる環境を提供できる。
【0216】
このために、コンサート管理サーバ300は、アプリケーションが動作するためのアプリケーションプログラム、データ及び/または命令語などを含むことができ、これに基づいたデータを前記外部の装置と送受信できる。
【0217】
詳細には、コンサート管理サーバ300は、マスターキオスクをセッティングするためのキオスクセッティングプログラム及びスレーブキオスクにおいて応援棒ペアリングサービスを提供するための応援棒ペアリングプログラムに基づいて、キオスクセッティングサービス及び/または応援棒ペアリングサービスを提供できる。
【0218】
本発明の一実施形態において、コンサート管理サーバ300は、各キオスクに格納されてセッティングが可能なコンサート情報を生成及び/または獲得できる。
【0219】
また、本発明の一実施形態において、コンサート管理サーバ300は、コンサート情報をキオスク100に送信できる。
【0220】
また、本発明の一実施形態において、コンサート管理サーバ300は、接続した少なくとも一つ以上のキオスクを統合的に制御できる。
【0221】
また、本発明の一実施形態において、コンサート管理サーバ300は、少なくとも一つ以上のキオスクにおいて行われたペアリングに応じて収集された所定のデータを獲得できる。
【0222】
また、本発明の一実施形態において、コンサート管理サーバ300は、外部サーバ(例えば、チケット販売サーバ)と通信して、少なくとも一つ以上のチケット前売り情報を獲得できる。
【0223】
このとき、チケット前売り情報は、チケットを予約した者の名前、生年月日、チケットサイトID、携帯電話番号、コンサート名、コンサート日時、コンサート会場名、予約番号、前売りチケット数及び座席情報などを含むことができる。
【0224】
また、実施形態においてコンサート管理サーバ300は、前記獲得した少なくとも一つ以上のチケット前売り情報のうち、ユーザアカウント情報とマッチングされるチケット前売り情報を外部の装置(本発明の一実施形態において、キオスク100等)に提供できる。
【0225】
このとき、本発明の一実施形態において、コンサート管理サーバ300は、チケット前売り情報及びユーザアカウント情報がマッチングするか否かを、各情報が互いに共通的に含む情報である携帯電話番号に基づいて判断できる。これは、例示に過ぎず、携帯電話番号でない他のユーザ個人情報でマッチングするか否かを判断する多様な実施形態により具現化されることができる。
【0226】
また、本発明の一実施形態において、コンサート管理サーバ300は、マッチングされたチケット前売り情報のうち、座席情報を抽出できる。
【0227】
このとき、本発明の一実施形態において、座席情報は、応援データ1000を座席別に区分するために基準になる情報であり、実施形態においてコンサート管理サーバ300は、このような座席情報と応援データ1000とをマッチングして、複数の座席ライブラリーを生成できる。
【0228】
また、本発明の一実施形態において、座席情報は、座席番号及びピクセル番号のうち、少なくとも一つを含むことができる。
【0229】
本発明の一実施形態において、座席情報がユーザに露出する時には、例えば“3階12区域A列1番”の形式で実際コンサート会場で使用する座席番号で露出するが、発光パターンを演出する機器では、演出の便宜のために座席配置図に基づいたピクセル番号で露出できる。
【0230】
すなわち、演出者の機器などにおいてピクセル番号で作成された応援データは、コンサート管理サーバ300において座席ライブラリーで生成時、ピクセル番号が座席番号に転換されることができ、このために各々のピクセル番号及び座席番号は、予め対応していることができる。
【0231】
また、本発明の一実施形態において、コンサート管理サーバ300は、座席情報別に区分されて生成された複数の座席ライブラリーをデータベース330に予め格納し管理できる。
【0232】
また、本発明の一実施形態において、コンサート管理サーバ300は、抽出された座席情報に対応して生成された座席ライブラリーを外部の装置(実施形態において、応援棒200及びアカウント認証デバイスなど)に提供できる。
【0233】
また、本発明の一実施形態において、コンサート管理サーバ300は、キオスクセッティングサービス及び/または応援棒ペアリングサービスを具現するための各種アプリケーションプログラム、命令語及び/またはデータなどを格納し管理できる。
【0234】
一方、
図1をさらに参照すると、本発明の一実施形態において、以上のようなコンサート管理サーバ300は、データ処理のための少なくとも一つ以上のプロセッサモジュール(Processor Module)310と、外部の装置とのデータ交換のための少なくとも一つ以上のコミュニケーションモジュール(Communication Module)320と、ライブラリーペアリングサービスの提供のための各種アプリケーションプログラム、データ及び/または命令語を格納する少なくとも一つ以上のメモリモジュール(Memory Module)330を含む所定のコンピューティング装置により具現化されることができる。
【0235】
ここで、前記データベース330は、ライブラリーペアリングサービスを提供するためのオペレーティングシステム(OS)、各種アプリケーションプログラム、データ及び命令語のうち、いずれか一つ以上を格納することができる。
【0236】
また、前記データベース330は、プログラム領域とデータ領域を含むことができる。
【0237】
ここで、本発明の一実施形態によるプログラム領域は、サーバをブーティングするオペレーティングシステム(OS:Operating System)及び機能要素の間に連携されることができ、データ領域は、サーバの使用によって発生するデータが格納されることができる。
【0238】
本発明の一実施形態において、このようなデータベース330は、ROM、RAM、EPROM、フラッシュドライブ、ハードドライブなどのような多様な格納機器であっても良く、インターネット(internet)上において前記データベース330の格納機能を行うウェブストレージ(web storage)であっても良い。
【0239】
また、データベース330は、サーバ上に脱着可能な形態の記録媒体でありうる。
【0240】
一方、前記プロセッサモジュール310は、ライブラリーペアリングサービスを具現するために、前述した各ユニット(unit)の全般的な動作をコントロールできる。
【0241】
このようなプロセッサモジュール310は、中央処理装置(CPU)及び/またはグラフィック処理装置(GPU)などが含まれたサーバに適合したシステムオンチップ(SOC)でありえ、データベース330に格納されたオペレーティングシステム(OS)及び/またはアプリケーションプログラムなどを実行でき、サーバに搭載された各構成要素を制御できる。
【0242】
また、プロセッサモジュール310は、各構成要素と内部的にシステムバス(System Bus)により通信を行うことができ、ローカルバス(Local Bus)をはじめとする所定のバス構造を一つ以上含むことができる。
【0243】
また、プロセッサモジュール310は、ASICs(application specific integrated circuits)、DSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays)、コントローラ(controllers)、マイクロコントローラ(micro-controllers)、マイクロプロセス(microprocessors)、その他機能遂行のための電気的ユニットのうち、少なくとも一つを利用して具現化されることができる。
【0244】
以上の説明では、本発明の一実施形態によるコンサート管理サーバ300が上述したような機能動作を行うと説明したが、本発明の一実施形態によって、コンサート管理サーバ300において行う機能動作の少なくとも一部を外部の装置(例えば、キオスク100等)において行うこともでき、前記外部の装置において行う機能動作の少なくとも一部を前記コンサート管理サーバ300においてさらに行うこともできる等、多様な実施形態が可能でありうる。
【0245】
[マスターキオスクの応援棒ペアリングサービスのためのキオスクセッティング方法]
以下、本発明の一実施形態によるキオスク100(実施形態において、マスターキオスク)の少なくとも一つ以上のプロセッサを含むプロセッサアセンブリー160がスレーブキオスクにおいて提供される応援棒ペアリングサービスのために、マスターキオスクをセッティングする方法を添付された
図8~
図11を参照して詳細に説明する。
【0246】
本発明の一実施形態において前記キオスク100の少なくとも一つ以上のプロセッサを含むプロセッサアセンブリー160は、少なくとも一つ以上のメモリ150に格納された少なくとも一つ以上のプログラム及び/またはアプリケーションを実行するか、またはバックグラウンド状態で動作するようにすることができる。
【0247】
以下、前記プロセッサアセンブリー160が前記キオスク100の命令語を実行するために動作して、上述した応援棒ペアリングサービスのためのキオスクセッティング方法を行うのを前記キオスク100が行うと短縮して説明する。
【0248】
図8は、本発明の一実施形態による応援棒ペアリングサービスのためのキオスクセッティング方法を説明するためのフローチャートである。
【0249】
図8を参照すると、本発明の一実施形態においてキオスク100は、接続モードを決定できる(S101)。
【0250】
詳細に、本発明の一実施形態において、キオスク100は、オンライン接続モード及び/またはオフライン接続モードのうち、一つの接続モードを決定できる。
【0251】
図9a及び
図9bは、本発明の一実施形態による接続モードを説明するための図面の一例である。詳細に、
図9aは、オンライン接続モードを説明した一例で、
図9bは、オフライン接続モードを説明した一例である。
【0252】
図9aを参照すると、本発明の一実施形態において、キオスク100は、コンサート会場現場のインターネット環境が信頼可能で、現場においてコンサート管理サーバ300及びマスターキオスク100Mとのインターネット接続が常に可能であるから、リアルタイム通信が可能な場合に前記オンライン接続モードを決定できる。
【0253】
このために、本発明の一実施形態において、キオスク100は、所定の接近プロセスを経てコンサート管理サーバ300に接続できる。
これにより、本発明の一実施形態において、キオスク100は、コンサート管理サーバ300に予め格納されるか、またはリアルタイムで生成されるコンサート情報を受信することができる。
【0254】
ここで、本発明の一実施形態によるコンサート情報とは、コンサートに対するキオスクセッティングサービス及び/または応援棒ペアリングサービスを行うために必要な情報全般を含むことができる。
【0255】
詳細に、前記コンサート情報は、キオスクセッティングサービスのために接続サーバ情報、機器設定情報、ポップアップ情報、ペアリング統計情報、ファームウェア情報及び/またはプリセット情報を含むことができる。また、前記コンサート情報は、応援棒ペアリングサービスのために応援棒として提供される座席ライブラリーに対応するコンサートに対するコンサート名、アーティスト名、コンサート時間、コンサート会場名、応援データ(詳細に、少なくとも一つ以上の座席ライブラリー)を含むコンサート準備情報と、ユーザを識別するためのユーザアカウント情報、チケット前売り情報及び/または座席情報をさらに含むことができる。
【0256】
以下、前記応援棒ペアリングサービスが、前記キオスクセッティングサービス及び応援棒ペアリングサービスを包括する意味として使用されることができる。
【0257】
また、本発明の一実施形態において、前記オンライン接続モードに決定されると、マスターキオスクは、ホットスポット機能を行うことができる。
【0258】
このとき、少なくとも一つ以上のスレーブキオスク100S-1、100S-2、100S-3、100S-4は、コンサート管理サーバ300と直接通信でない間接通信方式でマスターキオスク100Mを介して前記コンサート情報を含む所定の情報を受信することができる。
【0259】
また、マスターキオスク100Mは、前記スレーブキオスク100S-1、100S-2、100S-3、100S-4から生成された所定の情報を受信して、コンサート管理サーバ300に送信できる。
【0260】
また、
図9bを参照すると、本発明の一実施形態において、キオスク100は、コンサート会場現場のインターネット環境が不安定であるから、現場においてコンサート管理サーバ300及びマスターキオスク100Mとのインターネット接続が不可能な場合に、前記オフライン接続モードを決定できる。
【0261】
このために、本発明の一実施形態において、キオスク100は、インターネット環境が信頼可能な地域でコンサート管理サーバ300から最新バージョンのコンサート情報を予め獲得してメモリ150に予め格納することができる。
【0262】
また、本発明の一実施形態において、前記オフライン接続モードに決定されると、マスターキオスク100Mは、コンサート管理サーバ300とはリアルタイム通信が不可であるが、APとして複数のスレーブキオスク100S-1、100S-2、100S-3、100S-4のそれぞれと独立的無線ネットワーク網を形成できる。
【0263】
詳細に、マスターキオスク100Mは、WIFI(登録商標)接続及び/またはブルートゥース(登録商標)接続を含む無線ネットワーク網に基づいて、複数のスレーブキオスク100S-1、100S-2、100S-3、100S-4のそれぞれとオフライン接続モードでも通信できる。
【0264】
このとき、少なくとも一つ以上のスレーブキオスク100S-1、100S-2、100S-3、100S-4は、マスターキオスク100Mから間接的に最新バージョンのコンサート情報を含む所定の情報を受信することができる。
【0265】
また、マスターキオスク100M及びスレーブキオスク100S-1、100S-2、100S-3、100S-4間の無線ネットワーク(例えば、WIFI(登録商標)及び/またはブルートゥース(登録商標))が円滑でない場合には、各スレーブキオスクは、自体的にペアリング情報を格納することができる。また、本発明の一実施形態において、スレーブキオスク100S-1、100S-2、100S-3、100S-4は、前記格納されたペアリング情報を無線ネットワークが円滑になると、マスターキオスク100Mに再度送信できる。
【0266】
また、本発明の一実施形態において、キオスク100は、決定された接続モードに応じる経路でコンサート情報を獲得できる(S103)
【0267】
詳細に、本発明の一実施形態において、キオスク100は、オンライン接続モードに決定されると、コンサート管理サーバ300からリアルタイムで生成されたコンサート情報を獲得し、オフライン接続モードに決定されると、メモリ150に予め格納されたコンサート情報を獲得できる。
【0268】
また、本発明の一実施形態において、キオスク100は、獲得されたコンサート情報を該当マスターキオスクのキオスクIDにマッチングできる。
【0269】
また、本発明の一実施形態において、キオスク100は、コンサート管理サーバ300及び/または所定のコンサート管理者装置からコンサート情報を獲得することもできる。
【0270】
ここで、前記コンサート管理者装置は、コンサート準備情報に含まれた複数の情報を独立的に設定できる装置で、例えばモバイルタイプ及び/またはデスクトップタイプのコンピューティング装置でありうる。
【0271】
本発明の一実施形態において、このようなコンサート管理者装置は、マスターキオスク及び/またはコンサート管理サーバ300に最新バージョンのコンサート情報を送信できる。
【0272】
前記コンサート管理者装置がコンサート情報をマスターキオスク及び/またはコンサート管理サーバ300に送信できる理由は、例えば、コンサート会場変更、コンサート演出変更、コンサート目次変更などのようにコンサートと関連した細部情報が突然に変更される場合であっても、全体コンサート情報を修正することなくコンサート管理者装置から独立的に必要な部分だけを設定してコンサート情報を送信することによって、即刻対応が可能でコンサート管理において効率性及び便宜性が画期的に増加できるためである。
【0273】
このようなコンサート管理者装置は、最新バージョンのコンサート情報を生成してコンサート管理サーバ300に間接的に送信するか、またはマスターキオスクに直接的に送信できる。
【0274】
このために、本発明の一実施形態において、キオスク100は、前記コンサート管理者装置と有線及び/または無線(例えば、wifi(登録商標)接続及び/またはブルートゥース(登録商標)接続)で接続することができる。
【0275】
これにより、本発明の一実施形態において、キオスク100は、前記コンサート管理者装置からコンサート情報を獲得して、メモリ150に格納することができる。
【0276】
すなわち、本発明の一実施形態において、キオスク100は、決定された接続モードに応じる経路、コンサート管理者装置及び/またはコンサート管理サーバ300から少なくとも一つ以上のコンサート別コンサート情報を受信及び格納することができる。
【0277】
また、本発明の一実施形態においてキオスク100は、獲得されたコンサート情報をセッティングするキオスクセッティングサービスを提供できる(S105)。
【0278】
このために、本発明の一実施形態において、キオスク100は、第1キオスクセッティングインターフェース及び第2キオスクセッティングインターフェースを提供できる。ここで、本発明の一実施形態によるセッティングとは、スレーブキオスク上において応援棒ペアリングサービス提供時に該当スレーブキオスクを使用するユーザに提供される情報及びキオスク画面に出力されるコンテンツをマスターキオスク上において設定して、前記マスターキオスクに接続した少なくとも一つ以上のスレーブキオスクに適用するプロセスを意味する。
【0279】
また、本発明の一実施形態において、セッティングは、コンサート準備情報を除いたコンサート情報(本発明の一実施形態として、接続サーバ情報、機器設定情報、ポップアップ情報、ペアリング統計情報、ファームウェア情報、及びプリセット情報)をセッティングするための第1キオスクセッティングインターフェース及び/またはコンサート準備情報をセッティングするための第2キオスクセッティングインターフェースに基づいて行われることができる。前記第2キオスクセッティングインターフェースは、前記第1キオスクセッティングインターフェースを介して設定された値を変更する機能を含むことができる。
【0280】
説明の便宜のために、以下では、キオスク100が第1キオスクセッティングインターフェースに基づいて行うプロセスを基本セッティングと呼び、第2キオスクセッティングインターフェースに基づいて行うプロセスを追加セッティングと呼ぶ。 また、キオスク100が第1及び第2キオスクセッティングインターフェースに基づいて設定した情報を総称してセッティング情報と呼ぶことができる。
【0281】
例えば、キオスク100は、スレーブキオスクを介した応援棒ペアリングサービス提供時に該当スレーブキオスクのディスプレイに露出する公知ポップアップ、背景色及び字体などのテーマ、機器設定などを基本セッティングできる。また、例えばキオスク100は、該当スレーブキオスクに提供されるコンサートに対するコンサート名、アーティスト名、応援データ、座席ライブラリーなどを追加設定できる。
【0282】
本発明の一実施形態において、キオスク100は、管理者UIに基づいて獲得されたコンサート情報をセッティングできる。
【0283】
図10は、本発明の一実施形態による管理者UIの一例である。
【0284】
図10を参照すると、本発明の一実施形態において、キオスク100は、マスターキオスクのキオスクID2010にマッチングされたコンサート情報を管理者UI2000に基づいてセッティングできる。
【0285】
本発明の一実施形態において、キオスク100は、管理者UI2000に基づいてユーザ入力によってコンサート情報に含まれたコンサート準備情報、接続サーバ情報、機器設定情報、ポップアップ情報、ペアリング統計情報、ファームウェア情報及び/またはプリセット情報をセッティングできる。
【0286】
詳細には、本発明の一実施形態において、キオスク100は、第1キオスクセッティングインターフェースを含む管理者UI2000に基づいて、ユーザ(具体的に、管理者)入力によって接続サーバ情報、機器設定情報、ポップアップ情報、ペアリング統計情報、ファームウェア情報及び/またはプリセット情報をセッティングし、第2キオスクセッティングインターフェースを含む管理者UI2000に基づいて、ユーザ(具体的に、管理者)入力によってコンサート準備情報をセッティングできる。
【0287】
本発明の一実施形態において、キオスク100は、第2キオスクセッティングインターフェースを含む管理者UI2000に基づいてコンサート準備情報を管理できる。
【0288】
本発明の一実施形態において、キオスク100は、キオスクID2010にマッチングされた少なくとも一つ以上のコンサート準備情報をリストで表示できる。
【0289】
また、実施形態においてキオスク100は、所定のユーザ(具体的に、管理者)入力に基づいて少なくとも一つ以上のコンサート準備情報を追加及び/または削除できる。
【0290】
また、本発明の一実施形態において、キオスク100は、各コンサート準備情報のコンサート名、アーティスト名、コンサート時間、コンサート会場名及び応援データを表示できる。
【0291】
このとき、本発明の一実施形態において、キオスク100は、所定のユーザ(具体的に、管理者)入力に基づいて応援棒ペアリングサービスの対象になるコンサート準備情報を活性化できる。
【0292】
また、本発明の一実施形態において、キオスク100は、活性化されたコンサート準備情報に含まれた少なくとも一つ以上の応援データのうち、ダウンロード可能な応援データを目録で表示できる。
【0293】
同様に、前記応援データも所定のユーザ入力に基づいて追加、削除及び/または活性化されることができる。
【0294】
詳細に、前記コンサート準備情報及び/または応援データは、キオスク100に認識されたコンサート管理者装置及び/またはコンサート管理サーバ300から獲得して追加されることができる。
【0295】
また、本発明の一実施形態において、キオスク100は、活性化されたコンサート準備情報に含まれたチケット前売り情報と、前記チケット前売り情報にマッチングされたユーザアカウント情報及び/または座席情報を獲得及び修正できる。このとき、前記チケット前売り情報を含むチケットを認識するために、OCRモジュールを活性化するか否かを決定することもできる。
【0296】
本発明の一実施形態において、キオスク100は、第1キオスクセッティングインターフェースを含む管理者UI2000に基づいて接続サーバ情報を管理できる。
【0297】
また、本発明の一実施形態において、キオスク100は、決定された接続モードがオンライン接続モードであると、通信可能なコンサート管理サーバ300及び/または外部サーバを目録で表示できる。また、実施形態においてキオスク100は、所定のユーザ入力に基づいて決定された少なくとも一つのサーバと通信できる。
【0298】
本発明の一実施形態において、キオスク100は、第1キオスクセッティングインターフェースを含む管理者UI2000に基づいて機器設定情報を管理できる。
【0299】
また、実施形態においてキオスク100は、該当マスターキオスクの管理者暗号、キオスクID、管理者NFC IDを管理(追加、削除及び/または修正)できる。
【0300】
このとき、前記管理者NFC IDは、キオスク100のアカウントタグモジュール120に基づいてタギングされた管理者デバイスをリーディングして追加されることができる。
【0301】
本発明の一実施形態において、キオスク100は、第1キオスクセッティングインターフェースを含む管理者UI2000に基づいてポップアップ情報を管理できる。
【0302】
また、本発明の一実施形態において、キオスク100は、少なくとも一つ以上のスレーブキオスクに表示する所定の公知内容を含むポップアップ情報を管理(追加、削除、修正及び/または活性化)できる。
【0303】
このとき、本発明の一実施形態において、キオスク100は、ポップアップ情報に適用される言語を決定できる。また、実施形態においてキオスク100は、同一画面に活性化されたポップアップが2ケ以上であると、時間的に先んじたポップアップがまず露出し、最近に追加されたポップアップがそれ以後に露出できる。
【0304】
また、本発明の一実施形態において、キオスク100は、ポップアップ情報に含まれたポップアップ題目、ポップアップ内容、ポップアップデザイン及び/またはポップアップ露出位置を設定できる。
【0305】
また、本発明の一実施形態において、キオスク100は、ペアリング統計情報を生成し、第1キオスクセッティングインターフェースを含む管理者UI2000に基づいて、ペアリング統計情報を管理できる。
【0306】
このとき、本発明の一実施形態において、キオスク100は、前記ペアリング統計情報は、少なくとも一つ以上のスレーブキオスクから獲得したペアリング情報に基づいて生成でき、これについての詳細な内容は後述する。
【0307】
また、本発明の一実施形態において、キオスク100は、第1キオスクセッティングインターフェースを含む管理者UI2000に基づいてファームウェア情報を管理できる。
【0308】
詳細には、本発明の一実施形態において、キオスク100は、一連番号、CID、AID、DID、ファームウェアバージョン情報を含むファームウェアリストを生成し、少なくとも一つ以上のファームウェアを管理(追加、削除、修正及び/または活性化)できる。
【0309】
また、本発明の一実施形態において、キオスク100は、第1キオスクセッティングインターフェースを含む管理者UI2000に基づいてプリセット情報を管理できる。
【0310】
詳細には、本発明の一実施形態において、キオスク100は、スレーブキオスクが応援棒ペアリングサービスを提供する時、ディスプレイに露出するコンテンツを構成する背景色、ボタン色、フォント、フォント色及び/またはアーティストロゴイメージを設定できる。
【0311】
このようなプリセット情報は、アーティストのシグネチャーロゴ、テーマ、フォント、色相などが設定されて、アーティスト別に格納されることができる。
【0312】
このようにアーティスト別に格納されたプリセット情報は、後に同じアーティストがコンサートする時に再使用が可能なため、プリセット作業者の業務効率性が向上すると同時に、該当アーティストがいつどこでコンサートを行う場合であっても、スレーブキオスク画面には同じプリセットが出力される。そのため、スレーブキオスク画面を利用して応援棒ペアリングを行うユーザ(ファン)の立場では、本人がペアリングしようとするアーティストの情報を再確認でき、統一されたデザインから安定感を感じるようになるという効果がある。
【0313】
上述した段階を経て、本発明の一実施形態において、キオスク100が第1及び第2キオスクセッティングインターフェースを介した基本セッティング及び追加セッティングプロセスを完了すると、前記セッティングされたコンサート情報を接続した少なくとも一つ以上のキオスクに送信できる(S107)。
【0314】
このとき、前記接続した少なくとも一つ以上のキオスクは、スレーブキオスク100S-1、100S-2、100S-3、100S-4でありうる。
【0315】
これにより、本発明の一実施形態において、前記少なくとも一つ以上のスレーブキオスク100S-1、100S-2、100S-3、100S-4は、セッティングされたコンサート情報を受信し、前記セッティングされたコンサート情報に基づいてユーザ(具体的に、座席ライブラリーをダウンロードしようとするファン)に応援棒ペアリングサービスを提供できる。
【0316】
また、実施形態において前記少なくとも一つ以上のスレーブキオスク100S-1、100S-2、100S-3、100S-4は、応援棒ペアリングサービス提供が完了すると、ペアリング情報をマスターキオスク100Mに送信できる。
【0317】
これにより、本発明の一実施形態において、キオスク100は、前記少なくとも一つ以上のスレーブキオスク100S-1、100S-2、100S-3、100S-4から受信したペアリング情報に基づいてペアリング統計を生成できる(S109)。
【0318】
また、本発明の一実施形態において、キオスク100は、ペアリング統計情報を生成し、管理者UI2000に基づいてペアリング統計情報を管理できる。
【0319】
図11は、本発明の一実施形態によるペアリング統計情報が露出した管理者UIの一例を示した図である。
【0320】
図11を参照すると、本発明の一実施形態において、キオスク100は、少なくとも一つ以上のスレーブキオスクから獲得したペアリング情報を照会できる。
【0321】
このとき、前記ペアリング情報は、スレーブキオスクから応援棒へ座席ライブラリーを送信する時点に格納されるログ情報を含むことができる。実施形態において前記ログ情報は、UTC、現地時間、コンサート名、アーティスト名、コンサート日時、コンサート会場名及び/または格納日時を含むことができる。
【0322】
また、本発明の一実施形態において、キオスク100は、所定の条件を設定して照会されたペアリング情報のうち、統計対象になるペアリング情報のみをフィルタリングできる。
【0323】
例えば、本発明の一実施形態において、キオスク100は、統計を取ろうとする日を第1条件2100として設定して、ペアリング情報をフィルタリングできる。
【0324】
また、例えば、本発明の一実施形態において、キオスク100は、統計を取ろうとするコンサート準備情報を第2条件2200として設定して、ペアリング情報をフィルタリングできる。
【0325】
また、本発明の一実施形態において、キオスク100は、フィルタリングされたペアリング情報を時間帯別送信件数に応じて整列したペアリング統計リスト及び/またはペアリング統計グラフを提供できる。
【0326】
例えば、ペアリング統計グラフ2300の横列は時間で、縦列は送信件数でありうる。
【0327】
また、本発明の一実施形態において、キオスク100は、獲得された少なくとも一つ以上のペアリング情報を別にダウンロードするか、または前記獲得された所定のペアリング情報に含まれたログ情報を初期化できる。
【0328】
[セッティングされたスレーブキオスクが応援棒ペアリングサービスを提供する方法]
以下、本発明の一実施形態によってセッティングされたキオスク100(本発明の一実施形態において、スレーブキオスク)の少なくとも一つ以上のプロセッサを含むプロセッサアセンブリー160が応援棒ペアリングサービスを提供する方法を、添付された
図12及び
図13を参照して詳細に説明する。
【0329】
本発明の一実施形態において、前記キオスク100の少なくとも一つ以上のプロセッサを含むプロセッサアセンブリー160は、少なくとも一つ以上のメモリ150に格納された少なくとも一つ以上のプログラム及び/またはアプリケーションを実行するか、またはバックグラウンド状態で動作するようにすることができる。
【0330】
以下、前記プロセッサアセンブリー160が前記キオスク100の命令語を実行するために動作して、上述した応援棒ペアリングサービスのためのキオスクセッティング方法を行うのを前記キオスク100が行うと短縮して説明する。
【0331】
図12は、本発明の一実施形態によってセッティングされたキオスクが応援棒ペアリングサービスを提供する方法を説明するためのフローチャートである。
【0332】
図12を参照すると、本発明の一実施形態において、キオスク100は、マスターキオスクからコンサート情報を受信することができる(S301)。
【0333】
詳細には、本発明の一実施形態において、キオスク100は、オンライン接続モードであるとマスターキオスクを介して前記マスターキオスクがコンサート管理サーバ300からリアルタイムで受信したコンサート情報を受信するか、またはオフライン接続モードであると、マスターキオスクを介して前記マスターキオスクがコンサート管理サーバ300から受信してメモリ150に予め格納したコンサート情報を受信することができる。
【0334】
また、本発明の一実施形態において、キオスク100は、受信したコンサート情報に基づいて新規コンサート情報を検出できる(S303)。
【0335】
このために、本発明の一実施形態において、キオスク100は、既存のキオスク100のメモリ150に予め格納されたコンサート情報と、前記受信したコンサート情報とを比較できる。ここで、前記受信したコンサート情報は、マスターキオスクから受信したセッティング情報と同じ概念でありうる。
【0336】
また、本発明の一実施形態において、キオスク100は、前記受信したコンサート情報のうち、前記予め格納されたコンサート情報に含まれた少なくとも一つ以上の情報と同じ情報を除いた情報(以下、新規コンサート情報)を検出できる。
【0337】
すなわち、本発明の一実施形態において、前記新規コンサート情報は、コンサート準備情報、接続サーバ情報、機器設定情報、ポップアップ情報、ペアリング統計情報、ファームウェア情報及び/またはプリセット情報のうち、少なくとも一つ以上でありうる。
【0338】
例えば、キオスク100は、前記受信したコンサート情報が、既存のキオスク100のメモリ150に予め格納されたコンサート情報とプリセット情報とは同一で、コンサート準備情報は互いに異なる場合、コンサート準備情報を新規コンサート情報として検出できる。
【0339】
これにより、応援棒ペアリングサービス提供時にセッティングされたキオスクの所定の設定値は、一度生成及び設定すると、コンサート進行ごとに複数回使用可能で、修正が必要な情報のみを修正してアップデートできるから、コンサート情報生成作業の効用性が大きく増加するという効果がある。
【0340】
また、他の実施形態において、キオスク100は、マスターキオスクからスレーブキオスクのメモリに格納されていない新規コンサート情報のみを獲得することもできる。
【0341】
また、本発明の一実施形態において、キオスク100は、既存のコンサート情報を前記検出された新規コンサート情報にアップデートできる(S305)
【0342】
また、他の実施形態において、キオスク100は、マスターキオスクから新規コンサート情報のみを獲得して、上述した検出ステップ(S303)を省略し獲得された新規コンサート情報に直ちにアップデートを行うことができる。
【0343】
これにより、修正が必要な情報のみを獲得してアップデートすることができる。そのため、マスターキオスク及びスレーブキオスク間の送受信するデータ量が減って、作業の効率性が増加し、エラー可能性は減少するという効果がある。
【0344】
また、本発明の一実施形態において、キオスク100は、アップデートされた新規コンサート情報に基づいて応援棒ペアリングサービスを提供できる(S307)。
【0345】
実施形態においてキオスク100は、ユーザUIに基づいてアップデートされた新規コンサート情報が適用された応援棒ペアリングサービスを提供できる。
【0346】
図13は、本発明の一実施形態による応援棒ペアリングサービスが提供されるユーザUIの一例を示した図である。このとき、前記ユーザUIは、応援棒ペアリングサービスが提供されるスレーブキオスクのディスプレイに出力されることができる。
【0347】
図13を参照すると、本発明の一実施形態において、キオスク100は、ユーザUI3000に基づいて第1~第4コンテンツ3010、3020、3030、3040をディスプレイに出力できる。
【0348】
本発明の一実施形態において、前記第1~第4コンテンツ3010、3020、3030、3040は、イメージ、ビデオ及び/またはテキストのうち、少なくとも一つでありうる。図示の第1~第4コンテンツ3010、3020、3030、3040は例示に過ぎず、形式、色相、大きさ、出力方法などが示したものに限定されない。
【0349】
例えば、第1コンテンツ3010は、前記マスターキオスクにおいて設定されたプリセットが適用されたコンサート準備情報を含むイメージでありうる。
【0350】
これにより、ユーザは、本人の応援棒にダウンロードしようとする座席ライブラリーに対応するコンサートに対する詳細情報を再確認できるという効果がある。
【0351】
また、例えば、第2コンテンツ3020は、前記マスターキオスクにおいて設定されたプリセットが適用された所定のテキストを含むことができる。
【0352】
このとき、前記所定のテキストは、ユーザに公知する内容及び/またはユーザの行動を誘導する内容など、応援棒ペアリングサービス提供において必要な内容を含むことができる。
【0353】
また、例えば、第3コンテンツ3030は、前記マスターキオスクにおいて設定されたプリセットが適用された言語設定を含むイメージでありうる。このとき、前記第3コンテンツ3030は、ユーザ選択によって言語情報及び/またはプリセットが変更されるボタンでありうる。
【0354】
また、例えば、第4コンテンツ3040は、前記マスターキオスクにおいて設定されたプリセットが適用された所定のアーティストロゴイメージを含むことができる。
【0355】
このようなアーティストロゴイメージは、応援棒ペアリングサービスが提供される間、持続的にディスプレイに露出できる。
【0356】
このように、本発明の一実施形態において、キオスク100は、ユーザUIに含まれた少なくとも一つ以上のコンテンツを出力することによって、アップデートされた新規コンサート情報が適用された応援棒ペアリングサービスをユーザ(具体的に、ファン)に提供できる。
【0357】
これにより、座席ライブラリーをダウンロードしようとするユーザ(具体的に、ファン)は、前記提供された応援棒ペアリングサービスに基づいて本人が所持した応援棒を前記キオスク100(本発明の一実施形態として、スレーブキオスク)にペアリングして、本人の座席に合う座席ライブラリーをダウンロードすることができる。このために、本発明の一実施形態において、キオスク100は、ユーザが着席するコンサート会場内の座席にマッチングされる座席ライブラリーを検出して、ペアリングされた応援棒に送信できる。
【0358】
このとき、本発明の一実施形態において、キオスク100は、一つの応援棒がペアリングされて座席ライブラリーを応援棒に送信することを完了するごとに、ペアリング情報を生成及び格納することができる(S309)。
【0359】
ここで、本発明の一実施形態によるペアリング情報は、該当スレーブキオスクにおいて行われたペアリングに対する詳細情報として、ペアリング1回当たりの該当ペアリングの速度、該当ペアリングのログ情報及び/または該当キオスクにおいて行われた総ペアリング回数を含むことができる。
【0360】
このとき、前記ログ情報は、スレーブキオスクから応援棒へ座席ライブラリーを送信する時点に格納されることができ、UTC、現地時間、コンサート名、アーティスト名、コンサート日時、コンサート会場名及び/または格納日時を含むことができる。
【0361】
また、前記ペアリングの速度及び該当ペアリングのログ情報は、ペアリングが1回行われるごとに格納されることができる。
【0362】
すなわち、本発明の一実施形態において、キオスク100は、前記応援棒ペアリングサービスが終了したコンサート終了以後、該当スレーブキオスクにおいて行われたすべてのペアリングに対する詳細情報を含むペアリング情報を生成及び格納することができる。
【0363】
また、本発明の一実施形態において、キオスク100は、前記生成されたペアリング情報をマスターキオスクに送信できる(S311)。
【0364】
このとき、前記ペアリング情報を受信したマスターキオスクは、接続した少なくとも一つ以上のスレーブキオスクにおいて各々生成されたペアリング情報を取りまとめることができる。ここで、前記生成されたペアリング情報の数は、接続したスレーブキオスクの数に相応できる。
【0365】
また、前記マスターキオスクは、前記取りまとめられたペアリング情報をコンサート管理サーバ300に送信できる。
【0366】
これにより、複数台のマスターキオスクから各々取りまとめられたペアリング情報を受信した前記コンサート管理サーバ300は、前記取りまとめられたペアリング情報に基づいてペアリング統計情報を生成し、前記生成されたペアリング統計情報を各マスターキオスクに再度送信できる。
【0367】
他の実施形態において、前記マスターキオスクは、接続した少なくとも一つ以上のスレーブキオスクにおいて各々生成されたペアリング情報を取りまとめて、自体的にペアリング統計情報を生成することもできる。
【0368】
これにより、本発明の一実施形態によって、前記マスターキオスクに接続した複数台のスレーブキオスクの運営(具体的に、ペアリング)現況をリアルタイムで把握して即刻な対応が可能であるため、機器/プログラム故障などの危険に応じる対処能力が向上するという効果があり、コンサート終了後に各スレーブキオスクにおいてペアリング情報を抽出して手動で取りまとめるプロセスを省略できるため、人的/資源的効率性が増加するという効果がある。
【0369】
以上、本発明の一実施形態による応援棒ペアリングサービスのためのキオスクセッティング方法及びシステムは、ネットワーク環境に関わらず複数台のキオスクの統合制御が可能な中央管理装置を提供することによって、ネットワーク環境が劣悪な地域でも応援棒ペアリングサービスを活用できるため、コンサート開催地の地域的限界を解消しながら、コンサート情報の変動がある場合、速かに対応が可能であるから、エラー及び変更発生イッシュに応じる不便さを解消するという効果がある。
【0370】
また、本発明の一実施形態による応援棒ペアリングサービスのためのキオスクセッティング方法及びシステムは、接続したすべてのキオスクの運営現況をリアルタイムで把握することによって、ペアリングが相対的に過度に多いか、または少なくなされているキオスクに対する使用を中止及び奨励する即刻対応が可能であり、これによってキオスク利用人員を分配してペアリングサービスを提供するにおいて時間的、手順的な効率性を極大化するという効果がある。
【0371】
また、本発明の一実施形態による応援棒ペアリングサービスのためのキオスクセッティング方法及びシステムは、ペアリング情報を取りまとめて統計資料を生成することによって、情報の取りまとめにかかる時間的、手順的、人的浪費を減らしコンサートに対する迅速な意思決定支援が可能であるという効果がある。
【0372】
以上説明された本発明による一実施形態は、多様なコンピュータ構成要素を通じて実行されることができるプログラム命令語の形態により具現化されて、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されることができる。前記コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、プログラム命令語、データファイル、データ構造などを単独にまたは組み合わせて含むことができる。前記コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されるプログラム命令語は、本発明のために特別に設計及び構成されたものでも良く、コンピュータソフトウェア分野の当業者に公知されて使用可能なものであっても良い。コンピュータ読み取り可能な記録媒体の例には、ハードディスク、フロッピーディスク(登録商標)及び磁気テープのような磁気媒体、CD-ROM及びDVDのような光記録媒体、フロプティカルディスク(floptical disk)のような磁気-光媒体(magneto-optical medium)、及びROM、RAM、フラッシュメモリなどのような、プログラム命令語を格納し実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。プログラム命令語の例には、コンパイラによって作られることのような機械語コードだけでなく、インタープリターなどを使用してコンピュータによって実行されることができる高級言語コードも含まれる。ハードウェア装置は、本発明による処理を行うために、一つ以上のソフトウェアモジュールで変更されても良く、その逆も同様である。
【0373】
本発明において説明する特定実行は、一実施形態に過ぎず、いかなる方法でも本発明の範囲を限定するものではない。明細書の簡潔さの為に、従来の電子的な構成、制御システム、ソフトウェア、前記システムの他の機能的な側面の記載は省略される場合がある。また、図面に示された構成要素間の線の接続または接続部材は、機能的な接続及び/または物理的または回路的接続を例示的に示したもので、実際装置では、代替可能であるか、または追加の多様な機能的な接続、物理的な接続、または回路接続として具現されることができる。また、「必須な」、「重要に」などのように具体的な言及がない場合、本発明の適用のために必ず必要な構成要素ではない場合もありうる。
【0374】
また、本発明の詳細な説明では、本発明の好ましい実施形態を参照して説明したが、該当技術分野の熟練した当業者または該当技術分野に通常の知識を有する者であれば、後述する特許請求の範囲に記載された本発明の思想及び技術領域から外れない範囲内で、本発明を多様に修正及び変更させうることを理解することができるはずである。よって、本発明の技術的範囲は、明細書の詳細な説明に記載された内容に限定されるものではなく、特許請求の範囲により定められる。