IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ ニューテックウェルネス カンパニー,リミテッドの特許一覧

<>
  • 特開-ツーウェイローマシン 図1
  • 特開-ツーウェイローマシン 図2
  • 特開-ツーウェイローマシン 図3
  • 特開-ツーウェイローマシン 図4
  • 特開-ツーウェイローマシン 図5
  • 特開-ツーウェイローマシン 図6
  • 特開-ツーウェイローマシン 図7
  • 特開-ツーウェイローマシン 図8
  • 特開-ツーウェイローマシン 図9
  • 特開-ツーウェイローマシン 図10
  • 特開-ツーウェイローマシン 図11
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024177067
(43)【公開日】2024-12-19
(54)【発明の名称】ツーウェイローマシン
(51)【国際特許分類】
   A63B 23/00 20060101AFI20241212BHJP
   A63B 23/12 20060101ALI20241212BHJP
【FI】
A63B23/00 F
A63B23/12
【審査請求】有
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024062124
(22)【出願日】2024-04-08
(31)【優先権主張番号】10-2023-0073572
(32)【優先日】2023-06-08
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】522393125
【氏名又は名称】ニューテックウェルネス カンパニー,リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100091683
【弁理士】
【氏名又は名称】▲吉▼川 俊雄
(74)【代理人】
【識別番号】100179316
【弁理士】
【氏名又は名称】市川 寛奈
(72)【発明者】
【氏名】ビョン,ヒョン ジョン
(57)【要約】      (修正有)
【課題】様々なユーザの身体に応じて高さ及び角度調節が可能な支持ユニットが設けられ、支持ユニットの高さ及び角度に応じてユーザの手とハンドル間の距離を調節できるツーウェイローマシンを提供する。
【解決手段】ツーウェイローマシンは、地面に接触するように配置されるベースフレーム110、ベースフレーム110の上面に結合され、垂直方向に起立配置される起立フレーム120、ベースフレーム110の上面に着座して設けられ、ユーザの足が支持される足場部130、起立フレーム120及び足場部130に固定され、ユーザの身体を支持することができ、起立角度及び高さ調節可能な支持ユニット140、ベースフレーム110にリンク結合され、支持ユニット140を両側下方の方向に傾斜して設けられる一対の回動ユニット150、一対の回動ユニット150それぞれの一端に結合され、ユーザが把持して回動ユニット150を回動させるように設けられる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
地面に接触するように配置されたベースフレーム(110)と、
前記ベースフレーム(110)の上面に結合され、垂直方向に起立配置された起立フレーム(120)と、
前記ベースフレーム(110)の上面に着座して設けられ、ユーザの足が支持される足場部(130)と、
前記起立フレーム(120)及び足場部(130)に固定され、ユーザの身体を支持することができ、起立角度及び高さ調節が可能な支持ユニット(140)と、
前記ベースフレーム(110)にリンク結合され、前記支持ユニット(140)を両側下方の方向に傾斜して設けられる一対の回動ユニット(150)と、
前記一対の回動ユニット(150)のそれぞれの一端に結合され、前記ユーザが把持して前記回動ユニット(150)を回動することができるように設けられるが、角度調節可能な一対のハンドルユニット(160)と、
前記ベースフレーム(110)に結合され、互いに異なる高さ突出部(174)、(175)の高さ差に対応して高さ調節が可能とするように設けられ、前記回動ユニット(150)の一地点を支持する一対の回転ストッパーユニット(170)と、を含むツーウェイローマシン。
【請求項2】
前記回転ストッパーユニット(170)は、前記ベースフレーム(110)の一地点に結合され、「コ」字状に設けられるリンクブラケット(171)と、
前記リンクブラケット(171)を貫通して設けられる支持軸(172)と、
回転可能とするように前記支持軸(172)を囲むまま、内部が空の円筒形に設けられる回転リンク(173)と、
前記回転リンク(173)の一地点に突出して延びて第1長さに設けられる第1高さ突出部(174)と、
前記回転リンク(173)の他地点に突出して延び、前記第1高さ突出部(174)と既設定された角度で配置され、第2長さに設けられる第2高さ突出部(175)と、
前記第1高さ突出部(174)及び第2高さ突出部(175)の一端にそれぞれ設けられる複数のクッション部(176)と、
前記リンクブラケット(171)から第1長さが離隔して設けられる第1受け台(177)と、
前記リンクブラケット(171)において、第1受け台(177)と対向する方向に第2長さが離隔して設けられる第2受け台(178)と、を含む請求項1に記載のツーウェイローマシン。
【請求項3】
前記足場部(130)は、前記ベースフレーム(110)の上面に着座し、折曲された板状に設けられるメイン折曲板(131)と、
前記メイン折曲板(131)の下面に既設定された距離離隔されて配置される一対の支持板(132)と、
前記メイン折曲板(131)及び支持板(132)を貫通して設けられる複数の距離調節孔(133)と、
前記距離調節孔(133)に挿入され固定され、ユーザの足が支持される足場モジュール(134)と、を含む請求項2に記載のツーウェイローマシン。
【請求項4】
前記足場モジュール(134)は、前記メイン折曲板(131)の上面に着座し、板状に設けられる下板(1341)と、
前記下板(1341)を貫通し、前記距離調節孔(133)に挿入されて前記下板(1341)の固定位置を決定する一対の距離固定部(1342)と、
前記下板(1341)に固定起立され、直角に折曲される板状の折曲板(1343)と、
前記折曲板(1343)の一端に既設定された角度で固定され、上端に一対の突出部(13441)が設けられる傾斜板(1344)と、
前記突出部(13441)のそれぞれに固定され、ユーザの足が支持される足場(1345)と、を含む請求項3に記載のツーウェイローマシン。
【請求項5】
前記支持ユニット(140)は、前記足場部(130)に起立され、前記起立フレーム(120)の上部の方向に傾斜して設けられるリンクフレーム(141)と、
前記リンクフレーム(141)の上部に固定され、前記ユーザの胸腹部を支持するように設けられる第1支持シート(142)と、
前記ユーザの尻部を支持するように設けられる第2支持シート(143)と、
前記起立フレーム(120)の一地点と前記リンクフレーム(141)の一端に結合され、前記リンクフレーム(141)の角度を調節するように設けられる角度調節部(144)と、
前記リンクフレーム(141)の一面に結合され、前記第2支持シート(143)の一面に固定されて前記第2支持シート(143)の高さを調節するように設けられる高さ調節部(145)と、を含む請求項4に記載のツーウェイローマシン。
【請求項6】
前記高さ調節部(145)は、前記リンクフレーム(141)の両面にそれぞれ結合され、複数の溝が直列に配置される一対のラックバー(1451)と、
前記一対のラックバー(1451)に接する複数のローラが設けられ、前記第1支持シート(142)の一面に結合されたローラモジュール(1452)と、
前記ローラモジュール(1452)に固定されたまま、前記複数の溝の内、少なくとも1つの溝に挿入されて前記第1支持シート(142)及びローラモジュール(1452)の位置を固定する固定台(1453)と、
前記固定台(1453)に接続されて前記固定台(1453)及び溝の挿入の有無を決定する調節ハンドル(1454)と、を含む請求項1に記載のツーウェイローマシン。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ツーウェイローマシンに関し、さらに詳細には、様々なユーザの身体に応じて高さ及び角度調節が可能な支持ユニットが設けられ、支持ユニットの高さ及び角度に応じてユーザの手とハンドル間の距離を調節できるツーウェイローマシンに関する。
【背景技術】
【0002】
ベントオーバーロー(Bent over row)は、ウェイトトレーニングで広背筋を向上させるための運動方法で、バランスのとれた背筋肉を作るための代表的な運動方法である。両手でダンベルをつかみ、上体を前方80度程度を曲げ、膝を少し曲げた姿勢をとった後、腕を曲げてダンベルが大胸筋の下部にくるように引いた後、再び元の姿勢に戻してベントオーバーローを実行することができる。
【0003】
このとき、ダンベルを使って運動を行うとき、初心者が姿勢を取って運動を遂行するのが難しく、誤った姿勢で運動をしたり、体に無理を与えることがあり、ダンベルを落とすなどの安全事故も頻繁に発生した。
【0004】
これにより、ベントオーバーロー運動を実行することができる運動器具が開示されたが、器具の高さ及び角度が固定されて様々なユーザの身体サイズに対応できず、運動効率が落ちるという問題が発生した。
【0005】
したがって、多様なユーザの身体に応じて高さ及び角度調節が可能な支持ユニットが設けられ、支持ユニットの高さ及び角度に応じてユーザの手とハンドル間の距離を調節できるツーウェイローマシンに関する研究が求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】韓国登録特許第10-0479725号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の目的は、様々なユーザの身体に応じて高さ及び角度調節が可能な支持ユニットが設けられ、支持ユニットの高さ及び角度に応じてユーザの手とハンドル間の距離を調節できるツーウェイローマシンを提供する。
【0008】
さらに、本発明の他の目的は、様々なユーザの身体サイズに応じて支持ユニットの高さ及び角度を調節することができるツーウェイローマシンを提供することである。
【0009】
また、本発明の他の目的は、回転ストッパーユニットを設けることにより、ユーザの手とハンドルとの距離を調節できるツーウェイローマシンを提供することである。
【0010】
また、本発明の他の目的は、様々なユーザの身体サイズに応じて足場部の位置を変更することができるツーウェイローマシンを提供することである。
【0011】
また、本発明の他の目的は、角度を調節することができるハンドルユニットを設けることにより、必要に応じてオーバーグリップ及びハンドグリップ変更が自由で便利なツーウェイローマシンを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明の一実施形態に係るツーウェイローマシンは、地面に接触するように配置されるベースフレーム110、前記ベースフレーム110の上面に結合され、垂直方向に起立配置される起立フレーム120、前記ベースフレーム110の上面に着座して設けられ、ユーザの足が支持される足場部130、前記起立フレーム120及び足場部130に固定され、ユーザの身体を支持することができ、起立角度及び高さ調節可能な支持ユニット140、前記ベースフレーム110にリンク結合され、支持ユニット140を両側下方の方向に傾斜して設けられる一対の回動ユニット150、前記一対の回動ユニット150それぞれの一端に結合され、前記ユーザが把持して前記回動ユニット150を回動できるように設けられるが、角度調節可能な一対のハンドルユニット160及び前記ベースフレーム110に結合され、互いに異なる高さ突出部174、175の高さ差に対応して高さ調節が可能とするように設けられ、前記回動ユニット150の一地点を支持する一対の回転ストッパーユニット170を含むことができる。
【0013】
また、本発明の一実施形態に係る前記回転ストッパーユニット170は、前記ベースフレーム110の一地点に結合され、「コ」字状に設けられるリンクブラケット171、前記リンクブラケット171を貫通して設けられる支持軸172、回転可能とするように前記支持軸172を囲むまま、内部が空の円筒状に設けられる回転リンク173、前記回転リンク173一地点に突出延長され、第1長さに設けられた第1高さ突出部174、前記回転リンク173の前記に突出して延び、前記第1高さ突出部174と既設定された角度で配置され、第2長さに設けられる第2高さ突出部175、前記第1高さ突出部174及び第2高さ突出部175の一端にそれぞれ設けられる複数のクッション部176、前記リンクブラケット171から第1長さが離隔されて設けられる第1受け台177と、前記リンクブラケット171において前記第1受け台177と対向する方向に第2長さ離隔して設けられた第2受け台178とを含むことができる。
【0014】
また、本発明の一実施形態に係る前記足場部130は、前記ベースフレーム110の上面に着座し、折曲した板状に設けられたメイン折曲板131、前記メイン折曲板131下面に既設定された距離離隔して配置される一対の支持板132、前記メイン折曲板131及び支持板132を貫通して設けられる複数の距離調節孔133及び前記距離調節孔133に挿入され固定され、ユーザの足が支持される足場モジュール134を含むことができる。
【0015】
また、本発明の一実施形態に係る前記足場モジュール134は、前記メイン折曲板131の上面に着座し、板状に設けられた下板1341、前記下板1341を貫通し、前記距離調節孔133に挿入されて前記下板1341の固定位置を決定する一対の距離固定部1342、前記下板1341に固定起立し、直角に折り曲げられる板状の折曲板1343、前記折曲板1343の一端に既設定された角度で固定され、上端に一対の突出部13441が設けられる傾斜板1344及び前記突出部13441のそれぞれに固定され、ユーザの足が支持される足場1345を含むことができる。
【0016】
また、本発明の一実施形態に係る前記支持ユニット140は、前記足場部130に起立され、前記起立フレーム120の上部の方向に傾斜して設けられるリンクフレーム141、前記リンクフレーム141上部に固定され、前記ユーザの胸腹部を支持するように設けられる第1支持シート142、前記ユーザの尻部を支持するように設けられる第2支持シート143、前記起立フレーム120一地点及び前記リンクフレーム141の一端に結合され、前記リンクフレーム141の角度を調節するように設けられる角度調節部144及び前記リンクフレーム141の一面に結合され、前記第2支持シート143一面に固定されて前記第2支持シート143の高さを調節するように設けられる高さ調節部145を含むことができる。
【0017】
また、本発明の一実施形態に係る前記高さ調節部145は、前記リンクフレーム141の両面にそれぞれ結合され、複数の溝が直列に配置される一対のラックバー1451、前記一対のラックバー1451に接する複数のローラが備えられ、前記第1支持シート142の一面に結合されるローラモジュール1452、前記ローラモジュール1452に固定されたまま、前記複数の溝の内、少なくとも1つの溝に挿入されて前記第1支持シート142及びローラモジュール1452の位置を固定する固定台1453及び前記固定台1453と接続されて前記固定台1453及び溝の挿入の有無を決定する調節ハンドル1454を含み得る。
【発明の効果】
【0018】
本発明の一実施形態に係るツーウェイローマシンは、様々なユーザの身体に応じて高さ及び角度調節が可能な支持ユニットが設けられ、支持ユニットの高さ及び角度に応じてユーザの手とハンドルとの間の距離を調節することができる効果を有する。
【0019】
また、本発明の一実施形態に係るツーウェイローマシンは、様々なユーザの身体サイズに応じて支持ユニットの高さ及び角度を調節することができる効果を有する。
【0020】
また、本発明の一実施形態に係るツーウェイローマシンは、回転ストッパーユニットが設けられることにより、ユーザの手とハンドルとの距離を調節することができる効果を有する。
【0021】
また、本発明の一実施形態に係るツーウェイローマシンは、様々なユーザの身体サイズに応じて足場部の位置を変更することができる効果を有する。
【0022】
また、本発明の一実施形態に係るツーウェイローマシンは、角度を調節することができるハンドルユニットが設けられることにより、必要に応じてオーバーグリップ及びハンドグリップ変更が自由で便利な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0023】
図1】本発明の一実施形態に係るツーウェイローマシンを示す図である。
図2】本発明の一実施形態に係るベースフレームを示す図である。
図3】本発明の一実施形態に係る起立フレームを示す図である。
図4】本発明の一実施形態に係る足場部を示す図である。
図5】本発明の一実施形態に係る足場モジュールを示す斜視図である。
図6】本発明の一実施形態に係る足場モジュールを示す側面図である。
図7】本発明の一実施形態に係る支持ユニットを示す図である。
図8】本発明の一実施形態に係る角度調節部を示す図である。
図9】本発明の一実施形態に係る高さ調節部を示す図である。
図10】本発明の一実施形態に係る回動ユニット及びハンドルユニットを示す図である。
図11】本発明の一実施形態に係る回転ストッパーユニットを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下においては、図面を参照して本発明の具体的な実施形態を詳細に説明する。ただし、本発明の思想は提示される実施形態に限定されるものではなく、本発明の思想を理解する当業者は、同じ思想の範囲内で他の構成要素を追加、変更、削除等を通じて、退保的な他の発明や本発明 本発明の思想の範囲内に含まれる他の実施形態を容易に提案することができるが、これもまた本願発明の思想の範囲内に含まれる。
【0025】
以下、本発明のツーウェイローマシン100は、添付の図1図11を参照して詳細に説明する。
【0026】
図1は、本発明の一実施形態に係るツーウェイローマシンを示す図である。
【0027】
図1を参照すると、本発明の一実施形態に係るツーウェイローマシン100は、ベースフレーム110、起立フレーム120、足場部130、支持ユニット140、回動ユニット150、ハンドルユニット160及び回転ストッパーユニット170を含むことができる。
【0028】
ベースフレーム110は地面に接触するように配置することができる。ベースフレーム110は、図2を参照してより詳細に注意深く見る。
【0029】
図2は、本発明の一施形態に係るベースフレームを示す図である。
【0030】
図2を参照すると、ベースフレーム110は踏み部111を含むことができる。
【0031】
踏み部111は、一側面に結合され、ユーザが踏み込んで支持ユニット140に登ることができるように設けられ得る。
【0032】
再び図1を参照すると、起立フレーム120はベースフレーム110の上面に結合され、垂直方向に起立されてもよい。起立フレーム120は、図3を参照してさらに詳細に注意深く見る。
【0033】
図3は、本発明の一実施形態に係る起立フレームを示す図である。
【0034】
図3を参照すると、起立フレーム120は複数の取付けバー(図示せず)を含むことができる。
【0035】
再び図1を参照すると、足場部130は、ベースフレーム110の上面に着座して設けられ、ユーザの足を支持することができる。足場部130は、図4を参照してより詳細に注意深く見る。
【0036】
図4は本発明の一実施形態に係る足場部を示す図である。
【0037】
図4を参照すると、本発明の一実施形態に係る足場部130は、メイン折曲板131、支持板132、距離調節孔133、及び足場モジュール134を含むことができる。
【0038】
メイン折曲板131は、ベースフレーム110の上面に着座し、折曲した板状に設けられ得る。
【0039】
支持板132は、メイン折曲板131の下面に既設定された距離を隔てて配置されてもよい。
【0040】
距離調節孔133は、前記メイン折曲板131及び支持板132を貫通して設けられ得る。
【0041】
足場モジュール134は、距離調節孔133に挿入されて固定され、ユーザの足を支持することができる。前記足場モジュール134は、図5及び図6を参照してさらに詳細に注意深く見る。
【0042】
図5は本発明の一実施形態に係る足場モジュールを示す斜視図であり、図6は本発明の一実施形態に係る足場モジュールを示す側面図である。
【0043】
図5及び図6を参照すると、本発明の一実施形態に係る足場モジュール134は、下板1341、距離固定部1342、折曲板1343、傾斜板1344及び足場1345を含むことができる。
【0044】
下板1341は、前記メイン折曲板131の上面に着座され、板状に設けられ得る。
【0045】
距離固定部1342は、前記下板1341を貫通し、前記距離調節孔133に挿入されて前記下板1341の固定位置を決定することができる。
【0046】
折曲板1343は、前記下板1341に固定起立され、直角に折曲され、板状に設けられ得る。
【0047】
傾斜板1344は、前記折曲板1343の一端に既設定された角度で固定され、上端に一対の突出部13441が設けられ得る。
【0048】
足場1345は突出部13441のそれぞれに固定されており、ユーザの足を支持することができる。
【0049】
前記メイン折曲板131及び足場1345には複数のスリット(図示せず)が設けられ、ユーザの滑りを防止することができる。
【0050】
前記足場モジュール134の位置を移動可能に設けることにより、様々なユーザの身体サイズに対応できる効果を有する。
【0051】
再び図1を参照すると、支持ユニット140は、起立フレーム120及び足場部130に固定され、ユーザの身体を支持することができ、起立角度及び高さ調節ができるように設けられ得る。前記支持ユニット140は、図7を参照してさらに詳細に注意深く見る。
【0052】
図7は、本発明の一実施形態に係る支持ユニットを示す図である。
【0053】
図7を参照すると、本発明の一実施形態に係る支持ユニット140は、リンクフレーム141、第1支持シート142、第2支持シート143、角度調節部144、及び高さ調節部145を含むことができる。
【0054】
リンクフレーム141は、前記足場部130に起立され、前記起立フレーム120の上部の方向に傾斜して設けられ得る。
【0055】
第1支持シート142は前記リンクフレーム141の上部に固定され、前記ユーザの胸腹部を支持するように設けられ得る。
【0056】
第2支持シート143は、前記ユーザの尻部を支持するように設けられ得る。
【0057】
角度調節部144は、前記起立フレーム120の一地点と前記リンクフレーム141の一端に結合され、前記リンクフレーム141の角度を調節するように設けられ得る。前記角度調節部144は、図8を参照してさらに詳細に注意深く見る。
【0058】
図8は、本発明の一実施形態に係る角度調節部を示す図である。
【0059】
図8を参照すると、本発明の一実施形態に係る角度調節部144は、ピンを所望する穴に固定させ角度を調節することができる。
【0060】
再び図を参照すると、高さ調節部145は前記リンクフレーム141の一面に結合され、第2支持シート143の一面に固定されて前記第2支持シート143の高さを調節するように設けられ得る。前記高さ調節部145は、図9を参照してさらに詳細に注意深く見る。
【0061】
図9は、本発明の一実施形態に係る高さ調節部を示す図である。
【0062】
図9を参照すると、本発明の一実施形態に係る高さ調節部145は、ラックバー1451、ローラモジュール1452、固定台1453、及び調節ハンドル1454を含むことができる。
【0063】
ラックバー1451は、前記リンクフレーム141の両面にそれぞれ結合され、複数の溝が直列に配置され得る。
【0064】
ローラモジュール1452は、前記一対のラックバー1451に当接する複数のローラを備えて、前記第1支持シート142の一面に結合され得る。
【0065】
固定台1453は、前記ローラモジュール1452に固定されたまま、前記複数の溝の内、少なくとも1つの溝に挿入され、前記第1支持シート142及びローラモジュール1452の位置を固定することができる。
【0066】
調節ハンドル1454は前記固定台1453に接続され、前記固定台1453及び溝の挿入の有無を決定することができる。
【0067】
前記支持ユニット140の高さ及び角度調節を可能にすることによって、ユーザは刺激される筋肉に応じて運動姿勢を選択して運動効率を向上させることができる。
【0068】
再び図1を参照すると、回動ユニット150は前記ベースフレーム110にリンク結合され、前記支持ユニット140を両側下方の方向に傾斜して設けることができる。前記回動ユニット150は、図10を参照してさらに詳細に注意深く見る。
【0069】
図10は、本発明の一実施形態に係る回動ユニット及びハンドルユニットを示す図である。
【0070】
図10を参照すると、本発明の一実施形態に係る回動ユニット150は、折曲フレーム151、受け台フレーム152、及び据え置きバー153を含むことができる。
【0071】
折曲フレーム151は、一端は前記ベースフレーム110にリンク結合され、第1の角度で折曲され得る。
【0072】
受け台フレーム152は、前記折曲フレーム151の一地点に垂直に延び、バー状に設けられ、前記クッション部176の上面に着座され得る。
【0073】
据え置きバー153は、前記受け台フレーム152の一地点に突出され、重量物を固定することができるように設けられ得る。
【0074】
ハンドルユニット160は、前記一対の回動ユニット150のそれぞれの一端に結合され、ユーザが把持して前記回動ユニット150を回動させるように設けられるが、角度調節が可能とするように設けられ得る。前記ハンドルユニット160は、角度調節板161、回転軸162、第1ハンドル163、第2ハンドル164、及び角度固定ピン165を含むことができる。
【0075】
角度調節板161は、前記折曲フレーム151の一端に結合され、複数の角度調節孔1611を備える。
【0076】
回転軸162は、前記角度調節板161の一側に固定され得る。
【0077】
第1ハンドル163は折曲したパイプ状に設けられ、一端を前記回転軸162に固定することができる。
【0078】
第2ハンドル164は折曲したパイプ状に設けられ、一端を前記回転軸162に固定することができる。
【0079】
角度固定ピン165は、前記回転軸162に結合されて前記回転軸162を中心に回転可能であり、前記角度調節孔に挿入されて前記第1ハンドル163及び第2ハンドル164の角度を固定させることができる。
【0080】
前記ハンドルユニット160が角度調節可能とするように設けられることにより、ユーザの運動姿勢に応じて最も快適な角度のハンドルで運動することができ、必要に応じてオーバーグリップ及びハンドグリップ変更が自由で便利な効果を有することができる。
【0081】
再び図1を参照すると、回転ストッパーユニット170は前記ベースフレーム110に結合され、互いに異なる高さ突出部174、175の高さ差に対応して高さ調節が可能とするように設けられ、前記回動ユニット150の一地点を支持することができる。前記回転ストッパーユニット170は、図11を参照してさらに詳細に注意深く見る。
【0082】
図11は、本発明の一実施形態に係る回転ストッパーユニットを示す図である。
【0083】
図11を参照すると、本発明の一実施形態に係る回転ストッパーユニット170は、リンクブラケット171、支持軸172、回転リンク173、第1高さ突出部174、第2高さ突出部175、クッション部176、第1受け台177及び第2受け台178を含むことができる。
【0084】
リンクブラケット171は、前記ベースフレーム110の一地点に結合され、「コ」字状に設けられ得る。
【0085】
支持軸172は、前記リンクブラケット171を貫通して設けられ得る。
【0086】
回転リンク173は、回転可能とするように前記支持軸172を囲むまま、内部が空の円筒形状に設けられ得る。
【0087】
第1高さ突出部174は、前記回転リンク173の一地点に突出して延び、第1長さに設けられ得る。
【0088】
第2高さ突出部175は、前記回転リンク173の他地点に突出延び、前記第1高さ突出部174と既設定された角度で配置され、第2長さに設けられ得る。
【0089】
クッション部176は、前記第1高さ突出部174及び第2高さ突出部175の一端にそれぞれ設けられ得る。
【0090】
第1受け台177は、前記リンクブラケット171から第1長さ離隔して設けられ得る。
【0091】
第2受け台178は、前記リンクブラケット171において第1受け台177と対向する方向に第2長さが離隔して設けられ得る。
【0092】
前記回転ストッパーユニット170は、前記支持ユニット140の高さ及び角度調節に応じて回転させ、前記第1高さ突出部174及び第2高さ突出部175の内、一つで前記回動ユニット150を支持することができる。前記回転ストッパーユニット170を設けることにより、ユーザの手と前記ハンドルユニット160との距離を調節することができる。
【0093】
以下においては、再び図1図11を参照して、本発明であるツーウェイローマシン100の動作を説明する。
【0094】
ユーザは、踏み部111を踏み、足場部130の上に登ることができる。ユーザの背に合わせて前記足場モジュール134の位置を移動させた後、前記支持ユニット140の高さ及び角度を望み通り調節することができる。前記支持ユニット140の高さ及び角度に応じて前記回転ストッパーユニット170を回転させて適当な高さで前記回動ユニット150を支持することができる。また、ハンドルユニット160の角度を調節することができる。各構成をユーザの身体の大きさまたは状況に合わせて調節した後、ユーザは支持ユニット140に座ったり横になったりして回動ユニット150を回動させながら運動することができる。
【0095】
前記で注意深く見たように、本発明の一実施形態に係れば、様々なユーザの身体に応じて高さ及び角度調節が可能な支持ユニットが設けられ、支持ユニットの高さ及び角度に応じてユーザの手とハンドルとの距離を調節できる効果を有する。
【0096】
また、本発明の一実施形態に係るツーウェイローマシンは、様々なユーザの身体サイズに応じて支持ユニットの高さ及び角度を調節することができ、回転ストッパーユニットが設けられることにより、ユーザの手とハンドルとの距離を調節できる効果を持つ。
【0097】
また、多様なユーザーの身体サイズに応じて足場部の位置を変更することができ、角度を調節できるハンドルユニットが設けられることにより、必要に応じてオーバーグリップ及びハンドグリップ変更が自由で便利な効果を有する。
【0098】
以上のように、本発明の一実施形態はたとえ限定された実施形態と図面によって説明されたが、本発明の一実施形態は前記の実施形態に限定されるものではなく、これは本発明が属する分野における通常の知識を有した者で有ればこのような記載から様々な修正及び変形が可能である。したがって、本発明の一実施形態は、以下に記載される特許請求の範囲によってのみ把握されるべきであり、その均等または等価的変形の全ては本発明の思想の範囲に属する。
【符号の説明】
【0099】
110:ベースフレーム
120:起立フレーム
130:足場部
131:メイン折曲板
132:支持板
133:距離調節孔
134:足場モジュール
140:支持ユニット
141:リンクフレーム
142:第1支持シート
143:第2支持シート
144:角度調節部
145:高さ調節部
150:回動ユニット
151:折曲フレーム
152:受け台フレーム
153:据え置きバー
160:ハンドルユニット
161:角度調節版
162:回転軸
163:第1ハンドル
164:第2ハンドル
165:角度固定ピン
170:回転ストッパーユニット
171:リンクブラケット
172:支持軸
173:回転リンク
174:第1高さ突出部
175:第2高さ突出部
176:クッション部
177:第1受け台
178:第2受け台
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11