特開2024-177339IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

粘着テープ

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】分子量の低い(メタ)アクリル共重合体を用いながらも、保持性能及び接着性に優れる粘着剤層を有する粘着テープを提供する。
【解決手段】粘着剤層を有する粘着テープであって、前記粘着剤層は、(メタ)アクリル共重合体と架橋剤と粘着付与樹脂とを含む粘着剤の架橋生成物を含有し、前記架橋生成物の架橋点のアルカリ分解により得た(メタ)アクリル共重合体について示差屈折計RI検出によるGPC測定を行った際の、分子量5000以上の領域における該(メタ)アクリル共重合体の重量平均分子量が8万以上50万未満であり、SUS板と貼り合わせた前記粘着テープについて、80℃におけるせん断方向に1kg荷重を24時間加える保持試験において該粘着テープが落下しない、かつ、SUS板に対する該粘着テープの180°引きはがし粘着力が15N/25mm以上である粘着テープ。
【選択図】なし

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

地球規模で考えるべき環境問題として、温室効果ガスによる地球温暖化がある。そして昨今、温室効果ガスの排出量から吸収量と除去量を差し引いた合計をゼロにするカーボンニュートラルという考え方が全世界で普及しつつある。粘着テープを使用部材とする電子デバイス分野においても環境対応製品創出の動きは加速している。 粘着テープの有する粘着剤層の形成に使用される粘着剤は、通常、溶剤を含むため、粘着テープの製造プロセスでは、該溶剤を由来としてCO2が排出される。粘着剤に含まれる溶剤量を減らすことで製造プロセスにおいて排出されるCO2を減らすことができるものの、単に溶剤量を減らしただけでは粘着剤の粘度が上昇し、加工性が低下するという問題がある。溶剤量を減らす、即ち、粘着剤の固形分の含有割合を高くしても粘度が上がらないようにするためには、粘着剤に含まれる(メタ)アクリル共重合体等の成分の分子量を低くする必要がある。一方、粘着剤層に必要な機能としては、バルクの凝集力及び耐熱性からなる保持性能と、界面の濡れ性及びバルクの流動性からなる接着性とが挙げられ、従来の粘着剤に使用される(メタ)アクリル共重合体等の成分は、これら性能を満たすために分子量を50万程度以上とする必要があった。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本開示1は、粘着剤層を有する粘着テープであって、粘着剤層は、(メタ)アクリル共重合体と架橋剤と粘着付与樹脂とを含む粘着剤の架橋生成物を含有し、架橋生成物の架橋点のアルカリ分解により得た(メタ)アクリル共重合体について示差屈折計RI検出によるGPC測定を行った際の、分子量5000以上の領域における該(メタ)アクリル共重合体の重量平均分子量が8万以上50万未満であり、SUS板と貼り合わせた上・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、分子量の低い(メタ)アクリル共重合体を用いながらも、保持性能及び接着性に優れる粘着剤層を有する粘着テープを提供することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 保持試験の方法を示す模式図である。
【図2】 高温耐反発性試験の方法を示す模式図である。
1 粘着テープ 2 SUS板 3 1kgの荷重(重り) 4 PETフィルム 5 100gの荷重(重り)

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