(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024178224
(43)【公開日】2024-12-24
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理システム
(51)【国際特許分類】
G06F 3/01 20060101AFI20241217BHJP
G06F 3/16 20060101ALI20241217BHJP
A63H 5/00 20060101ALI20241217BHJP
A63H 33/00 20060101ALI20241217BHJP
【FI】
G06F3/01 510
G06F3/16 610
A63H5/00 C
A63H33/00 P
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024156823
(22)【出願日】2024-09-10
(62)【分割の表示】P 2022113488の分割
【原出願日】2022-07-14
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.BLUETOOTH
(71)【出願人】
【識別番号】522284074
【氏名又は名称】株式会社サイドピーク
(74)【代理人】
【識別番号】100185270
【弁理士】
【氏名又は名称】原田 貴史
(72)【発明者】
【氏名】横山 隆俊
(57)【要約】
【課題】触れ方に応じた音声を発する情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理システムを提供する。
【解決手段】情報処理装置としての携帯情報端末3は、センサ部2に設けられた複数の圧力センサの圧力データを取得する圧力データ取得手段300と、圧力センサ2の圧力データの変化の組み合わせに基づいてセンサ部2に対する利用者5の触り方を予め定めた複数の候補から選択し復号する音声データ選択復号手段301と、当該選択した触り方に対応した音声データをインターフェース装置1で再生するために出力する音声データ送信手段 302として機能する制御部30を有する。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
センサ部に設けられた複数の圧力センサの圧力データを取得し、
前記圧力センサの圧力データの変化の組み合わせに基づいて前記センサ部に対する触り方を予め定めた複数の候補から選択し、
当該選択した触り方に対応した音声データを再生処理する制御部を有する情報処理装置。
【請求項2】
前記センサ部は、当該センサ部の表層と深層に圧力センサを有し、
前記制御部は、前記表層の圧力センサの圧力データの変化と、前記深層の圧力センサの圧力データの変化の組み合わせに基づいて前記触り方の前記複数の候補として、少なくとも撫でる、つまむ、揉むから選択する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記音声データは、予め記憶された音声データ又は外部からダウンロードされた音声データである請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
センサ部に設けられた複数の圧力センサの圧力データを取得する取得手段と、
前記圧力センサの圧力データの変化の組み合わせに基づいて前記センサ部に対する触り方を予め定めた複数の候補から選択する選択手段と、
当該選択した触り方に対応した音声データを外部で再生するため出力する送信手段とを有する情報処理プログラム。
【請求項5】
複数の圧力センサが設けられたセンサ部と、
前記センサ部に設けられた複数の圧力センサの圧力データを取得し、前記圧力センサの圧力データの変化の組み合わせに基づいて前記センサ部に対する触り方を予め定めた複数の候補から選択し、当該選択した触り方に対応した音声データを再生処理する端末とを有する情報処理システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の技術として、検出された装置の状態に基づいて、音の出力を制御する情報処理装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に開示された情報処理装置は、検出された装置の状態に基づいて、装置による音の出力を制御する制御部を備え、制御部は、状態の変化量に応じて、装置が通常状態において出力し得る合成音の出力態様を連続的に変化させる。また、プロセッサが、検出された装置の状態に基づいて、前記装置による音の出力を制御し、前記制御することは、状態の変化量に応じて、装置が通常状態において出力し得る合成音の出力態様を連続的に変化させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記した特許文献1の情報処理装置によれば、装置の状態を検出するセンサの例として圧力センサが挙げられ、当該圧力センサの検出する圧力値の変化量に応じて音声の出力を連続的に変化させるものの、装置の状態として圧力値という一次元のパラメータにより装置の状態を検出するものであり、例えば、撫でる、揉む、つまむ、のように、装置がどのように触れられているかまで検出することができない、という問題がある。
【0006】
本発明の目的は、触れ方に応じた音声を発する情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、上記目的を達成するため、以下の情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理システムを提供する。
【0008】
[1]センサ部に設けられた複数の圧力センサの圧力データを取得し、
前記圧力センサの圧力データの変化の組み合わせに基づいて前記センサ部に対する触り方を予め定めた複数の候補から選択し、
当該選択した触り方に対応した音声データを再生処理する制御部を有する情報処理装置。
[2]前記センサ部は、当該センサ部の表層と深層に圧力センサを有し、
前記制御部は、前記表層の圧力センサの圧力データの変化と、前記深層の圧力センサの圧力データの変化の組み合わせに基づいて前記触り方の前記複数の候補として、少なくとも撫でる、つまむ、揉むから選択する前記[1]に記載の情報処理装置。
[3]前記音声データは、予め記憶された音声データ又は外部からダウンロードされた音声データである前記[1]に記載の情報処理装置。
[4]センサ部に設けられた複数の圧力センサの圧力データを取得する取得手段と、
前記圧力センサの圧力データの変化の組み合わせに基づいて前記センサ部に対する触り方を予め定めた複数の候補から選択する選択手段と、
当該選択した触り方に対応した音声データを外部で再生するため出力する送信手段とを有する情報処理プログラム。
[5]複数の圧力センサが設けられたセンサ部と、
前記センサ部に設けられた複数の圧力センサの圧力データを取得し、前記圧力センサの圧力データの変化の組み合わせに基づいて前記センサ部に対する触り方を予め定めた複数の候補から選択し、当該選択した触り方に対応した音声データを再生処理する端末とを有する情報処理システム。
【発明の効果】
【0009】
請求項1、4、5に係る発明によれば、触れ方に応じた音声を発することができる。
請求項2に係る発明によれば、表層の圧力センサの圧力データの変化と、深層の圧力センサの圧力データの変化の組み合わせに基づいて触り方の複数の候補として、少なくとも撫でる、つまむ、揉むから選択することができる。
請求項3に係る発明によれば、音声データとして、予め記憶された音声データ又は外部からダウンロードされた音声データを用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】
図1は、実施の形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す概略図である。
【
図2】
図2は、実施の形態に係る情報処理システムの構成例を示すブロック図である。
【
図3】
図3は、携帯情報端末の構成の一例を示すブロック図である。
【
図4】
図4は、センサ部の構成例を示す概略図である。
【
図5】
図5は、センサの構成例を示す概略斜視図である。
【
図6】
図6は、選択条件の構成例を示す概略図である。
【
図7】
図7(a)~(c)は、センサ部に対する利用者の触り方と圧力センサの変化量を示す概略図である。
【
図8】
図8は、情報処理システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【
図9】
図9は、センサ部の他の構成例を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
[実施の形態]
(情報処理システムの構成)
図1は、実施の形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す概略図である。また、
図2は、実施の形態に係る情報処理システムの構成例を示すブロック図である。
【0012】
この情報処理システムは、インターフェース装置1とセンサ部2とスピーカー40とを有する抱き枕4に加え、インターフェース装置1と通信する携帯情報端末3で構成される。センサ部2は、複数の圧力センサを有し、利用者5の接触を検出して信号をインターフェース装置1に出力する。インターフェース装置1は、制御部10においてセンサ部2の出力した信号をAD変換等して圧力データとして携帯情報端末3に送信するとともに、送信した圧力データに対する携帯情報端末3の応答としての音声データを受信して、音声出力部11においてスピーカー40を駆動して音声を出力する。携帯情報端末3は、インターフェース装置1から受信した圧力データに基づいてセンサ部2に対する利用者5の接触の種類を判別し、判別結果に基づいて出力する音声情報を決定する。抱き枕内に配置されたセンサ部2は、利用者5によって、例えば、撫でる、揉む、つまむ等の方法で触られるがこれに限られない。
【0013】
インターフェース装置1は、本体内に情報を処理するための機能を有するCPU(Central Processing Unit)やAD/DAコンバータ、アンプ、フラッシュメモリ等の電子部品を備える。
【0014】
センサ部2は、内部に単数又は複数のセンサを有し、各センサは一例として静電容量式の圧力センサを用いるが、抵抗膜方式、光学方式等の方式を用いた圧力センサであってもよいし、圧電素子、MEMS等を採用してもよい。
【0015】
携帯情報端末3は、スマートフォン、タブレット端末、PC(Personal Computer)等の情報処理装置であって、本体内に情報を処理するための機能を有するCPUやフラッシュメモリ等の電子部品を備える。
【0016】
携帯情報端末3とインターフェース装置1との接続は、USB(Universal Serial Bus)等の有線又はBluetooth等の無線通信を用いる。
【0017】
図3は、携帯情報端末3の構成の一例を示すブロック図である。
【0018】
携帯情報端末3は、CPU等から構成され、各部を制御するとともに、各種のプログラムを実行する制御部30と、フラッシュメモリ等の記憶媒体から構成され、情報を記憶する記憶部31とを備える。なお、制御部30には、ネットワークを介して外部と通信する通信部を含むものとする。
【0019】
制御部10は、後述するアプリケーション310を実行することで、圧力データ取得手段300、音声データ選択手段301、音声データ送信手段302、課金操作手段303等として機能する。
【0020】
圧力データ取得手段300は、インターフェース装置1から圧力データを取得する。
【0021】
音声データ選択手段301は、圧力データ取得手段300が取得した圧力データと、選択条件312に基づいて音声データ311の複数の候補のうち対応する音声データを取得する。
【0022】
音声データ送信手段302は、音声データ選択手段301により選択された音声データをインターフェース装置1に送信する。
【0023】
課金操作手段303は、携帯情報端末3の操作部に対する利用者5の操作に応じて外部の音声データデータベース6にアクセスし、課金し又は無料で音声データを取得し、記憶部31に格納する。
【0024】
記憶部31は、制御部30を上述した各手段300-303として動作させるアプリケーション310、音声データ311、選択条件312等を記憶する。
【0025】
【0026】
センサ部2は、センサ部2の表層に設けられた圧力センサである表層センサ20sと、深層に設けられた圧力センサである深層センサ20iとを有する。ここで、「表層」とは、センサ部2の表面のうち利用者5が触れる領域に対して距離が近い内部のことであり、「深層」とは距離が遠い内部のことである。
【0027】
【0028】
センサ20は、それぞれ端子を備えた導電布200a、200bと、これらの間に設けられたスポンジ等の不導体201とを有し、導電布200a、200b間に加えられた圧力に応じて変化する導電布200a、200b間の距離に応じて静電容量が変化する。
【0029】
図6は、選択条件312の構成例を示す概略図である。
【0030】
選択条件312は、利用者5のセンサ部2の触り方、表層センサ20sと深層センサ20iのそれぞれの圧力センサの変化量(センサ20の静電容量の変化量)、表層センサ20sと深層センサ20iのそれぞれの圧力値の変化のパターン(センサ20の静電容量の変化のパターン)を有する。
【0031】
(情報処理装置の動作)
次に、本実施の形態の作用を説明する。
図8は、情報処理システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【0032】
まず、利用者5は、抱き枕4を利用するために抱き枕4(インターフェース装置1及びセンサ部2)の電源を入れるとともに、携帯情報端末3のアプリケーション310を立ち上げる。当該操作により、インターフェース装置1及び携帯情報端末3のアプリケーション310が起動する(S10)。インターフェース装置1と携帯情報端末3は、無線により互いに通信する。なお、インターフェース装置1の起動とともにインターフェース装置1の制御部10が自動で携帯情報端末3と通信を確立し、アプリケーション310を(直接又はバックグラウンドで)起動するものであってもよい。
【0033】
次に、利用者5は、後述する
図7に示すように、センサ部2を触ることで抱き枕4を利用する。利用者5の触り方に応じてセンサ部2のセンサ20は信号を出力する。インターフェース装置1は、センサ部2の出力信号をAD変換等して圧力データとして携帯情報端末3に送信する。
【0034】
携帯情報端末3の圧力データ取得手段300は、インターフェース装置1から圧力データを受信して圧力値を取得する(S11)。
【0035】
次に、携帯情報端末3の音声データ選択手段301は、選択条件312を参照し(S12)、圧力データ取得手段300が取得した圧力データと、
図6に示す選択条件312に基づいて音声データ311のうち対応する音声データを決定する(S13)。具体的には、以下に示す
図7(a)~(c)のように利用者5が触ると、触り方により圧力センサ20の出力値の変化量が変わるため、これを利用して選択条件312が定められている。
【0036】
図7(a)~(c)は、センサ部2に対する利用者5の触り方と圧力センサ20の変化量を示す概略図である。
【0037】
例えば、
図7(a)に示すように、センサ部2を利用者5が撫でる場合、センサ部2の表層部の形状がわずかに変化することになるため、表層センサ20sの圧力値変化量が小さく、深層センサ20iの圧力値変化量はほぼ0となる。そのため、表層センサ20sの圧力値の変化量についてしきい値を小さめの値(圧力センサ20のダイナミックレンジに比べて小さな値)に設定するとともに、深層センサ20iの圧力値の変化量についてしきい値を0とみなす値(ノイズやわずかな誤差を無視できる程度の値)に設定することで、当該しきい値を満たす場合に音声データ選択手段301は選択条件312のうち「撫でる」触り方であると判別する。
【0038】
また、例えば、
図7(b)に示すように、センサ部2を利用者5がつまむ場合、センサ部2の表層部の形状が大きく変化することになるため、表層センサ20sの圧力値変化量が大きく、深層センサ20iの圧力値変化量はほぼ0となる。そのため、表層センサ20sの圧力値の変化量についてしきい値を大きめの値(圧力センサ20のダイナミックレンジに比べて大きな値)に設定するとともに、深層センサ20iの圧力値の変化量についてしきい値を0とみなす値(ノイズやわずかな誤差を無視できる程度の値)に設定することで、当該しきい値を満たす場合に音声データ選択手段301は選択条件312のうち「つまむ」触り方であると判別する。
【0039】
また、例えば、
図7(c)に示すように、センサ部2を利用者5が揉む場合、センサ部2全体の形状が大きく変化することになるため、表層センサ20sの圧力値変化量が大きくなるとともに、深層センサ20iの圧力値変化量が大きくなる。そのため、表層センサ20sの圧力値の変化量についてしきい値を大きめの値(圧力センサ20のダイナミックレンジに比べて大きな値)に設定するとともに、深層センサ20iの圧力値の変化量についてもしきい値を大きめの値に設定することで、当該しきい値を満たす場合に音声データ選択手段301は選択条件312のうち「揉む」触り方であると判別する。
【0040】
上記のように利用者5のセンサ部2の触り方により表層センサ20s及び深層センサ20iの変化量が異なるため、上述した触り方以外の他の触り方についても選択条件312を予め準備することにより対応することができる。また、機械学習等により様々な触り方について選択条件312を準備するようにしてもよい。また、選択条件312は、触り方と圧力値の間に相関があるものであればよく、テーブル状の情報に限られないし、機械学習等により得られるものであれば学習結果情報として存在するものであってもよい。
【0041】
次に、携帯情報端末3の音声データ選択手段301は、音声データ311のうち、上記動作により決定した対応する音声データを取得する(S14)。
【0042】
次に、携帯情報端末3の音声データ送信手段302は、音声データ選択手段301により選択された音声データをインターフェース装置1に送信する。インターフェース装置1は、受信した音声データに基づきスピーカー40を駆動して音声を出力する(S15)。
【0043】
また、利用者5は、センサ部2に対する反応として再生される音声データ311(及び当該音声データ311を選択するための選択条件312のセット)を携帯情報端末3に予め準備されたもの以外に音声データデータベース6から購入するため、携帯情報端末3を操作する。
【0044】
課金操作手段303は、携帯情報端末3の図示しない操作部に対する利用者5の操作に応じて音声データデータベース6にアクセスし、支払い等の処理を実行して音声データをダウンロードして記憶部31に格納する。これらの操作により、インターフェース装置1を介してスピーカー40から出力される音声の種類を増やすことができる。
【0045】
(実施の形態の効果)
上記した実施の形態によれば、センサ部2に複数のセンサを設けて利用者5の触り方に応じて各センサの出力値の変化量、変化パターンを定義した選択条件312を用意し、当該選択条件312に基づいて音声データ311を選択して再生するようにしたため、触れ方に応じた音声を発することができる。
【0046】
[他の実施の形態]
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々な変形が可能である。
【0047】
例えば、上記実施の形態では、インターフェース装置1、センサ部2、携帯情報端末3をそれぞれ別装置として示したが、各装置を任意の組み合わせで一体化してもよいし、各装置の機能の一部又は全部を他の装置に含めるよう構成してもよいし、4以上の装置に分割して構成してもよい。
【0048】
また、上記実施の形態で説明したセンサ部2は、以下に説明するように構成してもよい。
【0049】
図9は、センサ部2の他の構成例を示す概略図である。
【0050】
センサ部2Aは、センサ部2の他の構成例であり、表層に設けられた圧力センサである表層センサ20sと、深層に設けられた圧力センサである深層センサ20iとに加え、風船状の調整部材21とを有する。調整部材21は、内部の空気量を増減可能な構造を有しており、空気量を変化させることでセンサ部2Aの膨らみ、硬さ等を変化させるとともに、表層センサ20sと深層センサ20iとの距離等を変化させることができる。
【0051】
また、抱き枕4は、センサ部2を複数有するものであってもよく、それぞれのセンサ部2に対する触れ方に応じて異なる音声データを再生するようにしてもよい。また、各センサ部2は、利用者5の好みに合わせて触り心地や大きさの異なる別のセンサ部2に交換可能な構成にしてもよい。また、別のセンサ部2の交換に応じて異なる音声データ311を選択するようにしてもよい。
【0052】
上記実施の形態では制御部30の各手段300~303の機能をプログラムで実現したが、各手段の全て又は一部をASIC等のハードウエアによって実現してもよい。また、上記実施の形態で用いたプログラムをCD-ROM等の記録媒体に記憶して提供することもできる。また、上記実施の形態で説明した上記ステップの入れ替え、削除、追加等は本発明の要旨を変更しない範囲内で可能である。
【符号の説明】
【0053】
1 :インターフェース装置
2、2A :センサ部
3 :携帯情報端末
4 :抱き枕
5 :利用者
6 :音声データデータベース
10 :制御部
11 :音声出力部
20 :圧力センサ
20i :深層センサ
20s :表層センサ
21 :調整部材
30 :制御部
31 :記憶部
40 :スピーカー
200a、200b:導電布
201 :不導体
300 :圧力データ取得手段
301 :音声データ選択手段
302 :音声データ送信手段
303 :課金操作手段
310 :アプリケーション
311 :音声データ
312 :選択条件