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  • 特開-保守用電話機 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024179021
(43)【公開日】2024-12-26
(54)【発明の名称】保守用電話機
(51)【国際特許分類】
   G08B 17/00 20060101AFI20241219BHJP
   H04M 1/00 20060101ALI20241219BHJP
【FI】
G08B17/00 C
H04M1/00 M
G08B17/00 L
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023097503
(22)【出願日】2023-06-14
(71)【出願人】
【識別番号】000233826
【氏名又は名称】能美防災株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100110423
【弁理士】
【氏名又は名称】曾我 道治
(74)【代理人】
【識別番号】100111648
【弁理士】
【氏名又は名称】梶並 順
(74)【代理人】
【識別番号】100147566
【弁理士】
【氏名又は名称】上田 俊一
(74)【代理人】
【識別番号】100188514
【弁理士】
【氏名又は名称】松岡 隆裕
(74)【代理人】
【識別番号】100217021
【弁理士】
【氏名又は名称】馬場 進吾
(72)【発明者】
【氏名】古郡 健司
【テーマコード(参考)】
5G405
5K127
【Fターム(参考)】
5G405AA06
5G405AD06
5G405CA11
5G405CA51
5K127AA11
5K127BA11
5K127BB01
5K127BB12
5K127BB32
5K127NA11
(57)【要約】
【課題】相手先電話機との通話を行う際の操作性の改善を図ることのできる保守用電話機を得る。
【解決手段】受信機に設けられた電話ジャックに接続された状態で、他の機器に接続されている相手先電話機と電話線を介して通話が可能な保守用電話機であって、受話器と、フックが設けられた電話機本体と、電話ジャックに接続されるプラグと、プラグが電話ジャックに接続された状態で受話器を用いて相手先電話機と電話線を介した通話を可能とする通信制御部とを備え、プラグは、常時、電話ジャックに接続されており、電話機本体を受信機に対して着脱自在として、所望の位置に固定するための固定用マグネットをさらに備える。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
受信機に設けられた電話ジャックに接続された状態で、他の機器に接続されている相手先電話機と電話線を介して通話が可能な保守用電話機であって、
前記通話を行うための受話器と、
前記受話器がセットされるフックが設けられた電話機本体と、
一端が前記電話機本体に接続されている接続コードの他端に設けられ、前記電話ジャックに接続されるプラグと、
前記プラグが前記電話ジャックに接続された状態で前記受話器を用いて前記相手先電話機と前記電話線を介した通話を可能とする通信制御部と
を備え、
前記プラグは、常時、前記電話ジャックに接続されており、
前記電話機本体を前記受信機に対して着脱自在として、所望の位置に固定するための固定用マグネットをさらに備えた
保守用電話機。
【請求項2】
前記通信制御部は、
前記受話器が前記電話機本体に対してオンフック状態であり、かつ前記プラグが前記電話ジャックに接続された状態において、前記相手先電話機からの通話要求を受信した際に、着信音を鳴動させ、
前記着信音を鳴動させた状態で前記受話器が前記電話機本体からオフフック状態となることで、前記着信音を停止させるとともに、前記相手先電話機と前記電話線を介した通話を可能とする
請求項1に記載の保守用電話機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、火災報知設備の保守作業時に使用される保守用電話機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、施工作業時および保守作業時において、火災報知設備に用いられる受信機および発信機の双方の電話ジャックに受話器を取り付けることで、受信機側と発信機側との間での通話を可能とする保守用電話機が活用されている。
【0003】
また、作業性を改善するために、この電話ジャックに保守電話を取り付けた上で、ハンズフリー通話またはハンドセット通話を可能とする従来技術がある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、保守用電話機の代わりに、携帯電話機、無線機などを利用している場合もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2010-231581号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
携帯電話機、無線機は、電波状況が悪い環境、持ち込みが禁止されている環境などでは使用することができず、このような環境では、保守用電話機が有効なツールとなる。
【0007】
昔は、オンフック型の保守用電話機があり、普段利用しない保守用電話機を受信機の筐体に設置するために、筐体に凹部を設けていた。このため、筐体のサイズが大きくなり、構造が複雑となっていた。
【0008】
そこで、現在利用されている保守用電話機は、オンフック型ではなく、プラグ型が主流となっている。このようなプラグ型の保守用電話機は、プラグが切り離された状態で、筐体内部などに保管されることとなる。
【0009】
プラグ型の保守用電話機は、現場からの着信があった際に、プラグを受信機の電話ジャックに挿すことで、着信音が止まるようになっており、プラグを挿しっぱなしにしておくと、着信音が鳴らなかった。従って、現場からの着信の度に、保守用電話機のプラグを受信機の電話ジャックに挿し、通話が終わると、プラグを電話ジャックから抜かなければならなかった。
【0010】
特許文献1に係る保守用電話機も、相手先電話機と電話線を介して通話するためには、相手先電話機からの通話要求に応じて着信音が鳴動した後に、受信機の電話ジャックに対して保守用電話機のプラグを差し込むことが必要であった。
【0011】
また、従来のプラグ型の保守用電話機は、プラグが切り離された状態で、筐体内部などに保管が可能な構造となっているため、プラグを差し込んで通話を行う際には、保守用電話機が固定されていない状態であった。
【0012】
このように、従来のプラグ型の保守用電話機には、相手先電話機との通話を行う際の操作性の改善余地があった。
【0013】
本開示は、前記のような課題を解決するためになされたものであり、相手先電話機との通話を行う際の操作性の改善を図ることのできる保守用電話機を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0014】
本開示に係る保守用電話機は、受信機に設けられた電話ジャックに接続された状態で、他の機器に接続されている相手先電話機と電話線を介して通話が可能な保守用電話機であって、通話を行うための受話器と、受話器がセットされるフックが設けられた電話機本体と、一端が電話機本体に接続されている接続コードの他端に設けられ、電話ジャックに接続されるプラグと、プラグが電話ジャックに接続された状態で受話器を用いて相手先電話機と電話線を介した通話を可能とする通信制御部とを備え、プラグは、常時、電話ジャックに接続されており、電話機本体を受信機に対して着脱自在として、所望の位置に固定するための固定用マグネットをさらに備えたものである。
【発明の効果】
【0015】
この開示によれば、相手先電話機との通話を行う際の操作性の改善を図ることのできる保守用電話機を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】本開示の実施の形態1に係る保守用電話機を用いて保守作業時に相手先電話機との通話を行う場合の説明図である。
図2】本開示の実施の形態1に係る保守用電話機に設けられた固定用マグネットの配置例を示す説明図である。
図3】本開示の実施の形態1に係る保守用電話機を用いて相手先電話機との通話を行う際の一連処理を示したフローチャートである。
図4】従来の保守用電話機を用いて保守作業時に相手先電話機との通話を行う場合の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本開示の保守用電話機の好適な実施の形態につき、図面を用いて説明する。
本開示に係る保守用電話機は、受信機に対して着脱自在に固定設置されるとともに、プラグをジャックに常時接続した状態で、相手先電話機との通話を可能とすることを技術的特徴としている。
【0018】
実施の形態1.
まず初めに、保守作業時において、従来の保守用電話機を用いて相手先電話機との通話を行う手順について、図4を用いて説明する。図4は、従来の保守用電話機を用いて保守作業時に相手先電話機との通話を行う場合の説明図である。
【0019】
図4では、受信機10、発信機20、保守用電話機30、および相手先電話機40が示されている。受信機10は、管理室等に設置され、発信機20を含む各種の防災機器を集中管理するコントローラである。
【0020】
受信機10と発信機20とは、信号線SGを介して接続されており、相互通信できる構成を備えている。また、受信機10と発信機20とは、電話線TLを介して接続されており、保守用電話機30と相手先電話機40とを用いた通話が可能となっている。
【0021】
受信機10は、通信制御部11、および電話ジャック12を備えている。通信制御部11は、信号線SGを介した通信、および電話線TLを介した通話を制御する。また、電話ジャック12は、保守用電話機30を接続するためのジャックである。
【0022】
同様に、発信機20は、通信制御部21、および電話ジャック22を備えている。通信制御部21は、信号線SGを介した通信、および電話線TLを介した通話を制御する。また、電話ジャック22は、相手先電話機40を接続するためのジャックである。
【0023】
保守用電話機30は、受話器31、電話機本体32、およびプラグ33を備えている。電話機本体32には、図示を省略しているが、受話器31がセットされるフックが設けられている。
【0024】
プラグ33は、一端が電話機本体32に接続されている接続コードの他端に設けられている。プラグ33は、電話ジャック12に差し込まれることで、電話線TLに接続される。
【0025】
同様に、相手先電話機40は、受話器41、電話機本体42、およびプラグ43を備えている。電話機本体42には、図示を省略しているが、受話器41がセットされるフックが設けられている。
【0026】
プラグ43は、一端が電話機本体42に接続されている接続コードの他端に設けられている。プラグ43は、電話ジャック22に差し込まれることで、電話線TLに接続される。
【0027】
保守用電話機30は、電話ジャック12に対してプラグ33が差し込まれることで通話可能となり、通常は、プラグ33が差し込まれていない状態として、所望の場所への保管、および携帯が可能となっている。
【0028】
同様に、相手先電話機40は、電話ジャック22に対してプラグ43が差し込まれることで、通話可能となり、通常は、プラグ43が差し込まれていない状態として、所望の場所への保管、および携帯が可能となっている。
【0029】
図4に示した従来構成において、通話は、以下の手順で行われる。
手順1:発信機20側において、電話ジャック22にプラグ43を差し込んだ後、受話器41をオフフック状態とすることで、発信機20から受信機10に対して、電話線TLを介して通話要求が送信される。
【0030】
手順2:通信制御部11は、通話要求を受信することで着信音を鳴動させ、受信機10側にいるオペレータに対して、通話要求があったことを報知する。
【0031】
手順3:受信機10側にいるオペレータによって、保守用電話機30のプラグ33が、受信機10の電話ジャック22に差し込まれると、通信制御部11は、着信音を停止させる。その後に、受話器31がオフフック状態となることで、通信制御部11は、相手先電話機40との通話を可能とする。
【0032】
手順4:受信機10側にいるオペレータによって、受話器31がオンフック状態になることで、通信制御部11は、相手先電話機40との通話を終了させる。その後に、オペレータにより、保守用電話機30のプラグ33が、受信機10の電話ジャック22から抜かれると、通信制御部11は、通話要求を受信した場合に着信音を鳴動させることができる。
【0033】
なお、図4では、発信機20を1台として記載しているが、火災監視エリアの規模によって、発信機20は複数台設置される。そして、現場サイドのオペレータは、相手先電話機40を携帯し、複数の発信機の中から所望の発信機20の設置場所において、プラグ43を電話ジャック22に接続することで、相手先電話機40を用いた通話が可能となる。
【0034】
一方、受信機10は、一般的には、管理室等に1台として設置される。また、保守用電話機30は、通常の監視時には使用されないため、保管場所に置かれ、保守作業時において、相手先電話機からの通話要求により着信音が鳴動し、相手先電話機との通話が必要な状況となった際に、プラグ33を電話ジャック12に接続することで、保守用電話機30を用いた通話が可能となる。
【0035】
しかしながら、本願において解決すべき課題として説明したように、プラグ33を電話ジャック12に接続する手間が必要であり、操作性の改善余地があった。また、プラグ33を電話ジャック12に接続したままにすると、着信音が鳴動せず、着信があったことが報知されなかった。そこで、このような課題に対する作業性の改善を図った本開示に係る保守用電話機について、図1図3を用いて詳細に説明する。
【0036】
図1は、本開示の実施の形態1に係る保守用電話機を用いて保守作業時に相手先電話機との通話を行う場合の説明図である。図1では、先の図4と同様に、受信機10、発信機20、保守用電話機30、および相手先電話機40が示されている。
【0037】
本実施の形態1の全体構成を示した図1と、従来の全体構成を示した先の図4とを比較すると、基本的には同じであるが、保守用電話機30に関連する以下の3点が構成上あるいは機能上の相違点として挙げられる。
【0038】
相違点1:保守用電話機30の電話機本体32を、受信機10に対して着脱自在として、所望の位置に固定するための固定用マグネット34をさらに備えている点。
【0039】
相違点2:保守作業時において、保守用電話機30が受信機10に対して固定用マグネット34により固定されている状態で、プラグ33が、常時、電話ジャック12に接続されている点。
【0040】
相違点3:受信機10の通信制御部11は、受話器31が電話機本体32に対してオンフック状態であり、かつプラグ33が電話ジャック12に接続されている状態において、電話線TLを介して相手先電話機40からの通話要求を受信した際に、着信音を鳴動させ、着信音を鳴動させた状態で保守用電話機30の受話器31が電話機本体32からオフフック状態となることで、着信音を停止させ、電話線TLを介した保守用電話機30と相手先電話機40との通話を直ちに可能とする通信制御を行う点。
【0041】
図2は、本開示の実施の形態1に係る保守用電話機30に設けられた固定用マグネット34の配置例を示す説明図である。本実施の形態1に係る保守用電話機30には、図2に示すように、背面に固定用マグネット34が設けられている。
【0042】
従って、この固定用マグネット34により、保守用電話機30が、受信機10に対して容易に着脱可能となる。また、保守作業時などで通話が必要な時には、受信機10に対して保守用電話機30を安定的に固定できるため、良好な通話状態を維持できる。
【0043】
さらに、これらの相違点1~相違点3を有することで、受信機10側のオペレータは、あらかじめ保守用電話機30を接続した状態で相手先電話機40からの通話要求を受信した際にも、着信音を聞くことができ、さらに、受話器31を電話機本体32からオフフック状態とすることで、相手先電話機40と電話線TLを介して迅速に通話することが可能となる。
【0044】
すなわち、これらの相違点1~相違点3を有することで、受信機10側のオペレータにとっては、着信音が鳴動した後に、プラグ33を電話ジャック12に接続する作業が不要になるとともに、固定設置された保守用電話機30を用いて、良好な通話を直ちに開始することができる。また、通話終了後にプラグ33を電話ジャック12から抜く作業が不要になる。
【0045】
図3は、本開示の実施の形態1に係る保守用電話機30を用いて相手先電話機40との通話を行う際の一連処理を示したフローチャートである。図3のフローチャートでは、受信機10側のオペレータが実施する作業、および通信制御部11が実施する通信制御処理をまとめて示している。
【0046】
ステップS301において、受信機10側のオペレータは、保守用電話機30を用いた通話を行うための事前準備として、固定用マグネット34を利用して、電話機本体32を受信機10の所望の位置に固定する。
【0047】
さらに、ステップS302において、受信機10側のオペレータは、接続コードの先端に設けられたプラグ33を受信機10の電話ジャック12に対して、常時接続状態としておく。
【0048】
次に、ステップS303において、通信制御部11は、電話線TLを介して相手先電話機40からの通話要求を受信した場合には、相違点3として説明した通信制御を実行することで、着信音を鳴動させることで、受信機10側のオペレータに対して通話要求があったことを報知する。
【0049】
次に、ステップS304において、着信音によって通話要求があったことを知った受信機10側のオペレータは、受話器31をオフフック状態とする。受話器31がオフフック状態となることで、通信制御部11は、着信音を停止させるとともに、電話線TLを介して保守用電話機30と相手先電話機40との通話が可能な接続状態とする。
【0050】
このような一連処理により、受信機10側のオペレータは、着信音が鳴動した後に、プラグ33を電話ジャック12に接続する作業が不要になるとともに、固定設置された保守用電話機30を用いて、相手先電話機40との良好な通話を直ちに開始することができる。
【0051】
以上のように、実施の形態1に係る保守用電話機は、以下の3点の特徴を備えている。 特徴1:電話機本体を、受信機に対して着脱自在として、所望の位置に固定するための固定用マグネットをさらに備えている。
【0052】
特徴2:保守作業時において、保守用電話機が受信機に対して固定用マグネットにより固定されている状態で、プラグ、常時、電話ジャックに接続されている。
【0053】
特徴3: 受信機の通信制御部は、オンフック状態であり、かつプラグ33常時接続されている状態において、電話線を介して相手先電話機からの通話要求を受信した際に、着信音を鳴動させ、着信音を鳴動させた状態で保守用電話機の受話器がオフフック状態となることで、着信音を停止させ、電話線を介した通話を直ちに可能とする通信制御を行う。
【0054】
より具体的には、本開示に係る保守用電話機は、特徴1~特徴3を備えることで、受信機に対して着脱自在に固定設置されるとともに、プラグをジャックに接続した状態で、相手先電話機からの通話要求を待機し、通話要求を受信することで着信音を鳴動させ、受話器をオフフック状態とすることで着信音を停止させるとともに直ちに通話要求の送信元である相手先電話機との通話を開始できる。
【0055】
この結果、受信機筐体の構造を複雑化することなしに、相手先電話機との通話を行う際の操作性の改善を図ることのできる保守用電話機を実現できる。
【0056】
なお、保守用電話機30は、ユーザの要望によっては、保守作業時に限らず、常に、保守用電話機30を固定用マグネット34により受信機10の所望の位置に固定し、かつ、プラグ33を電話ジャック12に接続した状態としておくこともできる。また、相手先電話機40に対しても固定用マグネットを設けることで、所望の位置に固定可能とすることができる。
【0057】
また、図1において、プラグ33およびプラグ43の形状をI字型としたが、L字型とすることで、受信機10からの突出が小さくなり、保守用電話機30を受信機10に接続している間、何かをぶつけたりしてプラグ33およびプラグ43を破損するおそれを低くできる。
【0058】
また、上述した実施の形態1では、保守用電話機30が接続される機器を受信機10とし、相手先電話機40が接続される他の機器を発信機20として説明したが、保守用電話機30および相手先電話機40の接続先となる各機器は、これに限定されるものではない。
【符号の説明】
【0059】
10 受信機、11 通信制御部、12 電話ジャック、20 発信機、21 通信制御部、22 電話ジャック、30 保守用電話機、31 受話器、32 電話機本体、33 プラグ、34 固定用マグネット、40 相手先電話機、41 受話器、42 電話機本体、43 プラグ、TL 電話線。
図1
図2
図3
図4