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▶ 梶田 壽義の特許一覧

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  • 特開-静電誘導式レジ袋先端オープナー 図1
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  • 特開-静電誘導式レジ袋先端オープナー 図6
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024179364
(43)【公開日】2024-12-26
(54)【発明の名称】静電誘導式レジ袋先端オープナー
(51)【国際特許分類】
   B65B 69/00 20060101AFI20241219BHJP
【FI】
B65B69/00 B
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023098153
(22)【出願日】2023-06-14
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2023-12-28
(71)【出願人】
【識別番号】505339841
【氏名又は名称】梶田 壽義
(72)【発明者】
【氏名】梶田 壽義
【テーマコード(参考)】
3E058
【Fターム(参考)】
3E058AA04
3E058CB10
(57)【要約】
【課題】
高齢者や乾燥対策でレジ袋の先端が開けられなくて困っている場面に出会う事が
よくある。(特に冬場)容易に開けやすくするグッズの提供。
【解決手段】
本発明の静電誘導式レジ袋先端オープナーを使用する事により容易に開けられる様に
なった。
【選択図】 図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
断面の形状を台形に加工した特定の内径の磁性体で導体のオープンリング2個の
下底側を内側にして間に厚み1.5mmの円盤型スペーサーを前記磁性体で導体の
オープンリングの尖った外周の頂点から両側の90度の位置にそれぞれロウ付けし
磁性体で導体の指輪型オープンリングとし前記尖った外周の頂点に1個の特定の
大きさの円盤型ネオジム磁石A、前記尖った外周の頂点から150度の位置に指が
接触する面を凹状にR加工した2個の特定の大きさの円盤型ネオジム磁石Bを
ロウ付けした特定の内径の磁性体で導体の指輪型オープンリングを2個1セットとし
レジ袋の先端を摘まむ2本の指用にそれぞれ1個使用出来る形状にした事を特徴と
する静電誘導式レジ袋先端オープナー。
【請求項2】
請求項1の形状により前記尖った外周の頂点に1個の特定の大きさの円盤型ネオジム
磁石Aと前記外周の頂点から150度の内周に指の接触側に凹状のR加工を施した
2個の特定の大きさの円盤型ネオジム磁石Bは磁力で尖った外周の磁性体で導体の
指輪型オープンリングと接触しネオジム磁石と磁性体で導体のオープンリング
の間に常に引力が働いているため接触部の静電気力が強くなり、磁性体で導体の
指輪型オープンリングを取付けている2本の指が接触する場所付近で静電誘導の
電界が発生しレジ袋を掴んだ時レジ袋の外側には引力、レジ袋の内側には斥力が
発生しレジ袋の先端が開けやすくなる事を特徴とする静電誘導式
レジ袋先端オープナー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は静電誘導式レジ袋先端オープナーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
静電誘導と機械要素、磁力の併用技術
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特願2016ー081788号公報
【特許文献2】特許5406403号公報
【特許文献3】特許7265833号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
高齢者や乾燥対策でレジ袋の先端が開けられなくて困っている場面に出会う事が
よくある。(特に冬場)解決へグッズの提供。
【課題を解決するための手段】
【0005】
断面の形状を台形に加工した特定の内径の磁性体で導体のオープンリング2個の
下底側を内側にして間に厚み1.5mmの円盤型スペーサーを前記磁性体で導体の
オープンリングの尖った外周の頂点から両側の90度の位置にそれぞれロウ付けし
磁性体で導体の指輪型オープンリングとし前記尖った外周の頂点に1個の特定の
大きさの円盤型ネオジム磁石A、前記尖った外周の頂点から150度の位置に指が
接触する面を凹状にR加工した2個の特定の大きさの円盤型ネオジム磁石Bを
ロウ付けした特定の内径の磁性体で導体の指輪型オープンリングを2個1セットとし
レジ袋の先端を摘まむ2本の指用にそれぞれ1個使用出来る形状にした。
請求項1の形状により前記尖った外周の頂点に1個の特定の大きさの円盤型ネオジム
磁石Aと前記外周の頂点から150度の内周に指の接触側に凹状のR加工を施した
2個の特定の大きさの円盤型ネオジム磁石Bは磁力で尖った外周の磁性体で導体の
指輪型オープンリングと接触しネオジム磁石と磁性体で導体のオープンリング
の間に常に引力が働いているため接触部の静電気力が強くなり、磁性体で導体の
指輪型オープンリングを取付けている2本の指が接触する場所付近で静電誘導の
電界が発生しレジ袋を掴んだ時レジ袋の外側には引力、レジ袋の内側には斥力が
発生しレジ袋の先端が開けやすくなる事を特徴とする静電誘導式
レジ袋先端オープナーを提供する。
【発明の効果】
【0006】
高齢者や乾燥対策でレジ袋の先端が本発明の静電誘導式レジ袋先端オープナーを
使用する事により容易に開けられる様になった。(特に冬場)
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1図1は静電誘導式レジ袋先端オープナーの側断面図
図2図2は静電誘導式レジ袋先端オープナーの正面断面図A
図3図3は静電誘導式レジ袋先端オープナーの正面断面図B
図4図4は静電誘導式レジ袋先端オープナーを使用しない時のレジ袋先端の画像
図5図5は静電誘導式レジ袋先端オープナーを使用した時のレジ袋先端の画像
図6図6は静電誘導式レジ袋先端オープナーを2本の指に取付けてレジ袋先端を 摘まんだ時の正面断面図
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の実施形態を図1図6に基づいて説明する。
【0009】
図1は静電誘導式レジ袋先端オープナーの側断面を示す図である。
【0010】
図2は静電誘導式レジ袋先端オープナーの正面断面図Aを示す図である。
【0011】
図3は静電誘導式レジ袋先端オープナーの正面断面図Bを示す図である。
【0012】
図4は静電誘導式レジ袋先端オープナーを使用しない時のレジ袋先端の画像である。
【0013】
図5は静電誘導式レジ袋先端オープナーを使用した時のレジ袋先端の画像である。
【0014】
図6は静電誘導式レジ袋先端オープナーを2本の指に取付けてレジ袋先端を
摘まんだ時の正面断面図を示す図である。
【実施例0015】
図6は本発明の代表図である。
【産業上の利用可能性】
【0016】
高齢者、乾燥肌、冬場の生活雑貨、便利グッズとして製造、販売。
【符号の説明】
【0017】
1 ネオジム磁石の磁力線
2 自由電子
3 プラスの電界
4 マイナスの電界
5 ネオジム磁石A
6 ネオジム磁石B
7 指A
8 指B
9 ネオジム磁石と断面が台形の導体オープンリング
10 先端が開いていないレジ袋(静電誘導式レジ袋先端オープナーを使用しない時)
11 ネオジム磁石のプラス磁極
12 ネオジム磁石のマイナス磁極
13 指Aの指先
14 指Bの指先
15 ロウ付け
16 ネオジム磁石の磁極
17 斥力
18 ネオジム磁石スペーサー
19 ネオジム磁石吸着力A
20 ネオジム磁石吸着力B
21 先端が開いたレジ袋
図1
図2
図3
図4
図5
図6
【手続補正書】
【提出日】2023-08-01
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
1) リングの輪の断面形状を内径部に直角を持つ直角台形に加工した磁性体で導体のリ
ング
2個を使用し断面形状のそれぞれの台形の下底側を内側にしてリングの輪の一部分だけを カットし内径が調節できるオープンリングの形状にした。
2) 前記カット部分のセンターから左右90度のそれぞれの位置に厚み1.5mmの円盤型
スペーサーを前記磁性体で導体のオープンリングの間に挟みロウ付けで取付け前記カット 部分のセンターから180度の位置に一個の円盤型ネオジム磁石A、前記カット部分の
センターから左右それぞれ30度の位置の指が接触する面に凹状にR加工した2個の
円盤型ネオジム磁石Bをロウ付けした磁性体で導体のオープンリングを2個用意する。
3) 用意したオープンリングを2本の指に嵌めてレジ袋の先端を2本の指で摘まみ、
前記レジ袋の先端を開けると容易に前記レジ袋の先端を開ける事が出来る
静電誘導式レジ袋先端オープナー。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0005】
リングの輪の断面形状を内径部に直角を持つ直角台形に加工した磁性体で導体のリング
2個を使用し断面形状のそれぞれの台形の下底側を内側にしてリングの輪の一部分だけを カットし内径が調節できるオープンリングの形状にする。
前記カット部分のセンターから左右90度のそれぞれの位置に厚み1.5mmの円盤型
スペーサーを前記磁性体で導体のオープンリングの間に挟みロウ付けで取付け前記カット 部分のセンターから180度の位置に一個の円盤型ネオジム磁石A、前記カット部分の
センターから左右それぞれ30度の位置の指が接触する面に凹状にR加工した2個の
円盤型ネオジム磁石Bをロウ付けした磁性体で導体のオープンリングを2個用意する。
用意したオープンリングを2本の指に嵌めてレジ袋の先端を2本の指で摘まみ、
前記レジ袋の先端を開けると容易に前記レジ袋の先端を開ける事が出来る
様になった。
前記の技術的な裏付けは下記の通りである。
前記静電誘導式レジ袋先端オープナーを指に嵌め込むと静電誘導が起こり、指が
帯電体として働き前記静電誘導式レジ袋先端オープナーと前記指の接触面に
マイナス電荷が発生する、静電誘導は電界が残っている間は電子の移動は止まらず、
導体内の電子が帯電体の方に引きよせられる。
これにより2本の指の電荷は常に同極となり摘まむ事により接触したレジ袋の
先端の表面はマイナス電荷となり結果として内側はプラス電荷の同極となり斥力が
働きレジ袋の先端は容易に開ける事が出来る様になる。
前記リングの輪の断面形状を内径部に直角を持つ直角台形に加工した事や円盤型
ネオジム磁石をリングの内外に取付けたのは静電誘導が発生しやすくする為である。
【手続補正書】
【提出日】2023-11-02
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
1) リングの輪の断面形状を内径部に直角を持つ直角台形に加工した磁性体で導体のリング
2個を使用し断面形状のそれぞれの台形の下底側を内側にしてリングの輪の一部分だけを
カットし内径が調節できるオープンリングの形状にする。
2) 前記カット部分のセンターから左右90度のそれぞれの位置に厚み1.5mmの円盤型
スペーサーを前記磁性体で導体のオープンリングの間に挟みロウ付けで取付け前記カット
部分のセンターから180度の位置に一個の円盤型ネオジム磁石A、前記カット部分の
センターから左右それぞれ30度の位置の指が接触する面に凹状にR加工した2個の
円盤型ネオジム磁石Bをロウ付けした磁性体で導体のオープンリングを2個用意する。
3) 用意したオープンリングを2本の指に嵌めてレジ袋の先端を2本の指で摘まみ、
前記レジ袋の先端を開けると容易に前記レジ袋の先端を開ける事が出来る。
以上の1)~3)の構成を有する静電誘導式レジ袋先端オープナー。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0005】
リングの輪の断面形状を内径部に直角を持つ直角台形に加工した磁性体で導体のリング
2個を使用し断面形状のそれぞれの台形の下底側を内側にしてリングの輪の一部分だけを
カットし内径が調節できるオープンリングの形状にする。
前記カット部分のセンターから左右90度のそれぞれの位置に厚み1.5mmの円盤型
スペーサーを前記磁性体で導体のオープンリングの間に挟みロウ付けで取付け前記カット
部分のセンターから180度の位置に一個の円盤型ネオジム磁石A、前記カット部分の
センターから左右それぞれ30度の位置の指が接触する面に凹状にR加工した2個の
円盤型ネオジム磁石Bをロウ付けした磁性体で導体のオープンリングを2個用意する。
用意したオープンリングを2本の指に嵌めてレジ袋の先端を2本の指で摘まみ、
前記レジ袋の先端を開けると容易に前記レジ袋の先端を開ける事が出来る様になった。