(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024180202
(43)【公開日】2024-12-26
(54)【発明の名称】装飾品、および皺、たるみを伸ばす口角を上げる美容器具
(51)【国際特許分類】
A45D 44/22 20060101AFI20241219BHJP
【FI】
A45D44/22 D
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2023108860
(22)【出願日】2023-06-15
(71)【出願人】
【識別番号】523254438
【氏名又は名称】中村 英司
(72)【発明者】
【氏名】中村 英司
(57)【要約】 (修正有)
【課題】顔面皺引き伸ばし器具として、後頭部、又は前頭部から両耳にかけまわした器具部分に装飾を施し、ファッションアクセサリとして、戸外使用を目的とした器具を提供する。
【解決手段】器具部分(7)を両耳にかけ、器具部分(6)を後頭部(4)にかけ回して、側頭部にかかる(8)部位を挟む両端印部分(3)が耳下ないし顎後ろ印部分(1)に対して圧力をかけながら器具部分(6)を(5)に移動することで、圧力が保たれ、ほうれい線の皺、たるみ肌が引っ張られる。器具自体の顔面の見た目に対する不自然な装着感はなく、器具部、特に(2)にかかる(8)部分にデザイン装飾を施している。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
両耳横から後頭部、又は耳横から前頭部に器具部分をかけ回して顔面の皺やたるみを改善する器具であって、後頭部、又は前頭部から側頭部にかかる部位を挟む両端印部分(3)が耳下ないし顎後ろ印部分(1)に対して圧力をかける機能を有する器具
【請求項2】
耳下ないし顎後ろ印部分(1)に圧力をかける機能を有する器具
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本考案は顔面のほうれい線の皺、たるみ、口角の下がりを解消する容器具に係り、特に、装飾を施せる顔面皺伸ばし美容器具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、顔面の皺やたるみを目立たないようにする器具として、
化粧品、美容整形手術、皺伸ばし器具、など種々なるものが考案されている。
【0003】
例えば[特許文献1]特開2013-257525号
皺伸ばし器具にあってはメガネフレームを活用し、耳横器具部を突起させた部分で肌をおさえ、皺を伸ばすという構造からなっている。
【0004】
[特許文献2]特開2004-254788号
顔の皮膚にストレッチテープを張って皺のたるみを伸ばす方法や、
[特許文献3]特開2005-111230号
左右の耳の上部毛髪に髪留め付き布帯を固定して頭頂部方向に肌を引き伸ばす方法がある。
【先行技術文献】
【特許文献1】特開2013-257525号
【特許文献2】特開2004-254788号
【特許文献3】特開2005-111230号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
美容整形は保険が適用できず高額費用がかかり、副作用の可能性があり、整形を行う、ということに対して抵抗感のある人が多い中、顔面皺引き伸ばし美容器具があるが、上記文献1,2,3ないしは、眼鏡使用の限り、皺を引き延ばしすぎや、要はファッション性に劣り、周知には戸外での使用は難しいと思われる問題がある。
【0006】
本考案は顔面皺引き伸ばし器具として、後頭部、又は前頭部から両耳にかけまわした器具部分から耳下ないし顎後ろ(1)に若干の圧力をかけ、(8)部分に装飾を施し、アクセサリファッションとして、戸外での使用を目的とした器具である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
器具部分(7)を両耳にかけ、器具部分(6)を後頭部(4)にかけ回して、側頭部にかかる(8)部位を挟む両端印部分(3)が耳下ないし顎後ろ印部分(1)に対して圧力をかけながら器具部分(6)を(5)に移動することで、圧力が保たれ、ほうれい線の皺、たるみ肌が引っ張られる。器具自体の顔面の見た目に対する不自然な装着感はなく、器具部、特に(2)にかかる(8)部分に装飾を施している。
【0008】
器具使用方法は、両耳横から後頭部に器具をかけ回して耳下ないし顎後ろ(1)に圧力をかけ使用し(2)(8)部分の装飾をする後ろ回しの使用方法と、両耳横から前頭部にかけ回す、前回しの使用方法があり、前回しの時に器具部分(6)に装飾を用いればティアラのような形状にもなる。
【発明の効果】
【0009】
上記のように、本考案の器具の形状は、顔面皺引き伸ばし器具でありながら、素材コスト、装飾コストを加えることで、(1)部分に圧力をかけることを重要としながらも、その機能なしにも、ファッションになるものであり、装着時でも目立たないで、眼鏡をかける程の簡単な工程で、誰でも容易に使用することができるものである。
【0010】
また、眼鏡使用にあっても、眼鏡に本考案形状を用いることで眼鏡でありき(1)部分、肌を押す器具の圧力固定は活用できるものである。
【0011】
耳下ないし顎後ろ(1)部位に圧力をかけ装着時、長時間使用しても痛みもなく圧力をかけるのが本考案の最重要部分であるが、それなくとも耳介、後頭部、前頭部、耳まわりのデザイン装飾することで使用する価値があるものとする。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【発明を実施するための形態】
【実施例0013】
図3は本考案に係る。装飾品および、皺、たるみを伸ばす口角を上げる器具の実施例を示す。