(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024180292
(43)【公開日】2024-12-26
(54)【発明の名称】AI人工知能キャリア及び制御システム
(51)【国際特許分類】
G08G 1/00 20060101AFI20241219BHJP
【FI】
G08G1/00 A
【審査請求】有
【請求項の数】24
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024072782
(22)【出願日】2024-04-26
(31)【優先権主張番号】112122342
(32)【優先日】2023-06-15
(33)【優先権主張国・地域又は機関】TW
(31)【優先権主張番号】112149685
(32)【優先日】2023-12-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】TW
(31)【優先権主張番号】112149686
(32)【優先日】2023-12-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】TW
(71)【出願人】
【識別番号】521411792
【氏名又は名称】博詳科技股▲ふん▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100114627
【弁理士】
【氏名又は名称】有吉 修一朗
(74)【代理人】
【識別番号】100182501
【弁理士】
【氏名又は名称】森田 靖之
(74)【代理人】
【識別番号】100190975
【弁理士】
【氏名又は名称】遠藤 聡子
(72)【発明者】
【氏名】沈裕池
(72)【発明者】
【氏名】孫譽
(72)【発明者】
【氏名】傅楸善
(72)【発明者】
【氏名】戴天岳
(72)【発明者】
【氏名】王鼎元
【テーマコード(参考)】
5H181
【Fターム(参考)】
5H181AA05
5H181AA12
5H181BB04
5H181BB05
5H181BB20
5H181CC04
5H181FF25
5H181FF33
5H181MC19
5H181MC27
(57)【要約】 (修正有)
【課題】オートバイに乗ってパトロールを行う時に、ナンバープレート認識、能動的検出の効果があって、より良い捜査機動性及び捜査即時性を達成できる。路上駐車車両の駐車情報を得て、路上駐車料金計算センターを介して駐車料金を算出し、進んで路上駐車の料金計算及び納金の応用機能と経済効果を達成できることを提供する。
【解決手段】オートバイ始動用電池が設置されるオートバイ、AI人工知能装置、第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置、第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置、表示装置、排熱装置、電源供給管理装置、三ボタン制御スイッチ及びWifiAPアンテナが含まれるAI人工知能キャリア及び制御システムであって、前述の各装置を現行のオートバイに設置し、ナンバープレートイメージキャプチャーの制御、ナンバープレートの検出、ナンバープレート認識のアルゴリズム制御及び電源供給管理の制御として機能する。
【選択図】
図18
【特許請求の範囲】
【請求項1】
オートバイ始動用電池が設置されるオートバイ、
前記オートバイ始動用電池に電気的に接続されるAI人工知能装置、
前記AI人工知能装置に電気的に接続される第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置、
前記AI人工知能装置に電気的に接続される第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置、
前記AI人工知能装置に電気的に接続される表示装置、
前記AI人工知能装置に電気的に接続される排熱装置、及び
前記AI人工知能装置に電気的に接続されるAI人工知能装置の電源供給管理装置が含まれる、AI人工知能キャリア及び制御システムであって、
前記AI人工知能装置と前記排熱装置が前記オートバイのシートの下の収納チャンバーに配置され、前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置及び前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置が前記オートバイのハンドルに設置され、前記表示装置が前記ハンドルのダッシュボードの上に設置されて、
前記電源供給管理装置が少なくとも前記AI人工知能装置の起動工程、前記AI人工知能装置の終止工程及び前記オートバイ始動用電池の充電工程を行い、
前記AI人工知能装置の起動工程が行われる場合、前記オートバイ始動用電池に設置されるオートバイイグニッションスイッチがオンに切り替わり、前記電源供給管理装置の復帰スイッチがオンに切り替えられることにより前記オートバイ始動用電池が起動し、前記AI人工知能装置、前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置、前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置、前記表示装置及び前記排熱装置に電力が輸送され、前記表示装置に起動プロセスとシステム表示が表示されることで前記AI人工知能装置の起動が執行され、
前記AI人工知能装置の終止工程が行われる場合、前記オートバイイグニッションスイッチがオフに切り替わり、前記AI人工知能装置がシャットダウンプロセスに移行し、前記表示装置にシャットダウンプロセス完了を表示して前記復帰スイッチが始動し、前記表示装置への出力がなくなる時に前記AI人工知能装置の終止工程が完成し、
前記オートバイ始動用電池の充電工程が行われる場合、前記電源供給管理装置の充電選択スイッチが車載充電に切り替わり、前記電源供給管理装置が前記オートバイのオートバイ発電機モジュールからの電力を受け取り、前記電源供給管理装置の入力端から供給して、前記オートバイ始動用電池を充電することにより、直接や間接に前記AI人工知能装置、前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置、前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置、前記表示装置及び前記排熱装置の稼働に必要な電気を供給し、または前記電源供給管理装置の充電選択スイッチが外部充電に切り替わり、前記電源供給管理装置のブルートゥース充電器が外部電源からの交流電流を受け取り、前記オートバイ始動用電池を充電することにより、直接的もしくは間接的に前記AI人工知能装置、前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置、前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置、前記表示装置及び前記排熱装置の稼働に必要な電気を供給することを特徴とするAI人工知能キャリア及び制御システム。
【請求項2】
前記オートバイイグニッションスイッチに少なくとも保護装置、
オートバイ用電子負荷装置、及び
オートバイ用電圧電流安定化装置が電気的に接続され、
且つ前記オートバイ発電機モジュールが前記オートバイ用電圧電流安定化装置に電気的に接続されることを特徴とする請求項1に記載のAI人工知能キャリア及び制御システム。
【請求項3】
前記AI人工知能装置にレーダー式スピード測定モジュール及び無線ルーターが電気的に接続され、または前記AI人工知能装置に5G Wi-Fiモジュールが設置されることを特徴とする請求項1に記載のAI人工知能キャリア及び制御システム。
【請求項4】
前記無線ルーターが前記AI人工知能装置と他の外部デバイスとの無線接続に使用され、前記外部デバイスが需要に応じてスマートフォン或いはスマートグラスであり、スマートフォンやスマートグラスにインストールされるアプリケーションにより、前記AI人工知能装置との双方向コミュニケーションを実現し、前記スマートフォンやスマートグラスのカメラが撮ったリアルタイムイメージをキャプチャーし、WebRTCソフトウェアや他のスマートフォンイメージ無線通信メカニズムにより、前記リアルタイムイメージが前記AI人工知能装置に転送され画像分析が行われて、分析結果が前記スマートフォンや前記スマートグラスに送信されることを特徴とする請求項3に記載のAI人工知能キャリア及び制御システム。
【請求項5】
前記AI人工知能装置と温度電圧検知装置が電気的に接続され、前記温度電圧検知装置がUSBポート及びインターフェースソフトウェアを介して前記AI人工知能装置と双方向コミュニケーションを行うことができ、前記温度電圧検知装置が前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置、前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置及び前記表示装置の温度、電圧及び電流を検知し、前記AI人工知能装置が設定した安全値と比較し、前記排熱装置を稼働して吸気や排気を行わせることにより、前記収納チャンバーの中で対流気流が起こされて温度が下げられることを特徴とする請求項1に記載のAI人工知能キャリア及び制御システム。
【請求項6】
オートバイ、
前記オートバイの収納チャンバーに設置されるAI人工知能装置、
前記オートバイのハンドルに設置される第一イメージキャプチャーカードが含まれ、前記AI人工知能装置に電気的に接続される第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置、
前記オートバイのハンドルに設置される第二イメージキャプチャーカードが含まれ、前記AI人工知能装置に電気的に接続される第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置、
前記収納チャンバーに設置されるイメージA/D PCBボード/タッチパネルが含まれ、前記オートバイの前記ハンドルのダッシュボードの上に設置され、前記AI人工知能装置に電気的に接続される表示装置、及び
前記AI人工知能装置にRJ45LANケーブル或いは前記AI人工知能装置に設置される5G Wi-Fiモジュールにより電気的に接続される無線ルーターが含まれるAI人工知能キャリア及び制御システムであって、
前記第一イメージキャプチャーカードがアナログ画像信号入力端で、同軸ケーブル送信信号を介して第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置に電気的に接続されることにより、前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置のデジタルイメージ信号出力端がケーブル送信を介して信号をAI人工知能装置に送信され、
前記第二イメージキャプチャーカードがアナログ画像信号入力端で、同軸ケーブル送信信号を介して第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置に電気的に接続されることにより、前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置のデジタルイメージ信号出力端がケーブル送信を介して信号をAI人工知能装置に送信され、
前記イメージA/D PCBボード/タッチパネルがボンディングケーブルにより前記表示装置に電気的に接続されて、
前記無線ルーターが前記AI人工知能装置と外部デバイスとをポイントツーポイント無線接続でルーティングすることを特徴とするAI人工知能キャリア及び制御システム。
【請求項7】
前記オートバイの後部収納ボックスに設置され、前記AI人工知能装置に電気的に接続されるレーダー式スピード測定モジュール、
前記ハンドルに設置され、前記AI人工知能装置に電気的に接続されるRFIDアクティブレシーバー、
前記表示装置に設置され、前記AI人工知能装置に電気的に接続されるスピーカー/ブザー、又は
前記オートバイのハンドルに設置され、前記AI人工知能装置に電気的に接続され、コントロールゲーブルで前記AI人工知能装置に接続される三ボタン制御スイッチがさらに含まれていて、
前記レーダー式スピード測定モジュールがUPTケーブルを介して前記AI人工知能装置のRS485ポートに接続され、RS485/RS232コンバータを介して前記AI人工知能装置のRS232ポートに接続され、又はRS485/USBコンバータを介して前記AI人工知能装置のUSBポートに接続され、前記レーダー式スピード測定モジュールが前記オートバイが路上駐車してる時に、前記ナンバープレートイメージキャプチャー装置のナンバープレート認識機能と合わせて、画像分析演算方法により、リアルタイムで進行中の車のスピード及びそれに対応するナンバーが得られ、
前記RFIDアクティブレシーバーがUPTケーブルを介して前記AI人工知能装置のRS485ポートに接続され、RS485/RS232コンバータを介して前記AI人工知能装置のRS232ポートに接続され、又はRS485/USBコンバータを介して前記AI人工知能装置のUSBポートに接続され、前記RFIDアクティブレシーバーが前記オートバイの走行中に、路上駐車している車輛のETC/eTagチップを検知し、前記ナンバープレートイメージキャプチャー装置のナンバープレート認識機能と合わせて、画像分析演算方法により、リアルタイムで路上駐車中の車の駐車情報及びそれに対応するナンバーが得られ、
前記スピーカー/ブザーのトリガー/信号増幅方法が信号制御ケーブル及びイメージA/D PCBボード/タッチパネルに内蔵されるアンプコンポーネントに接続され、且つ前記スピーカー/ブザーがUTPケーブルを介して前記AI人工知能装置のGPIO/RS232アダプタに接続され、或いは前記AI人工知能装置の内蔵オーディオ信号変換コントロールパネルにより、アナログオーディオ信号を電圧レベル降下信号に転換し、前記AI人工知能装置とスピーカーケーブルを介して前記ブザーに接続されて前記AI人工知能装置によって発信のパターンやタイミングが制御され、且つ
前記三ボタン制御スイッチが単極単投スイッチであり、前記三ボタン制御スイッチの制御ボードがUSBポートを介して前記AI人工知能装置に設置され、前記三ボタン制御スイッチの第一ボタンが前記AI人工知能装置により前記表示装置の給電開始又は給電終了を制御し、前記三ボタン制御スイッチの第二ボタンが前記AI人工知能装置によりスロー終止プログラムを起動することにより前記AI人工知能装置の終止を行い、前記三ボタン制御スイッチの第三ボタンが前記AI人工知能装置により前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置及び前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置の電源を制御することを特徴とする請求項6に記載のAI人工知能キャリア及び制御システム。
【請求項8】
前記AI人工知能装置が前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置と前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置と共にナンバープレート認識アルゴリズムを行い、前記ナンバープレート認識アルゴリズムには:
前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置と前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置から少なくとも一つのナンバープレートイメージが取得されて前記AI人工知能装置に送信される第一工程、
ニューラルネットワークのナンバープレート検出アルゴリズムに基づいて前記ナンバープレートイメージにおけるナンバープレートフレームの位置、サイズ及び文字の傾きを検出し、検出したナンバープレートを前記ナンバープレートイメージから切り抜く第二工程、
前記第二工程で検出した文字の傾きに基づいて文字をカテゴライズし、ナンバープレートの文字が水平線上に重ならないように前記ナンバープレートイメージにおけるナンバープレートに回転補正を加える第三工程、及び
前記第三工程を経った前記ナンバープレートイメージをナンバープレート識別ニューラルネットワークに入力してナンバープレートの番号を認識する第四工程、が含まれることを特徴とする請求項6に記載のAI人工知能キャリア及び制御システム。
【請求項9】
前記第二工程のニューラルネットワークのナンバープレート検出アルゴリズムが深さ単位分離可能な畳み込みであり、前記ナンバープレートイメージにおけるナンバープレートを512×512から段階的に小さくなるように抽出し、その中で六つの深さで予測レイヤーにより予測が行われ、
一回目の予測サイズは32×32、二回目の予測レイヤーは16×16、三回目の予測レイヤーは8×8、四回目の予測レイヤーは4×4、五回目の予測レイヤーは2×2、六回目の予測レイヤーは1×1で、得られた前記ナンバープレートイメージにおける位置とサイズにより分類され、座標に合わせて背景から切り抜かれ、回転補正が行われることによりナンバープレート認識の前処理が行われ、
前記第三工程の傾きが左右それぞれ0~10度、10~20度、20~30度及び30度以上の8組にカテゴライズされ、検出したナンバープレートが前記ナンバープレートイメージから切りぬかれ、
前記第四工程の前記ナンバープレート認識が前処理されたナンバープレートイメージがナンバープレート認識ネットワークのナンバープレート認識アルゴリズムを介してナンバープレートのストリングを認識することを特徴とする請求項8に記載のAI人工知能キャリア及び制御システム。
【請求項10】
前記AI人工知能オートバイの電源供給兼制御回路がオートバイ発電機モジュール又は外部電源充電の電源により管理装置に供給し、前記電源供給管理装置が前記AI人工知能装置、前記排熱装置、前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置、前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置及び前記表示装置に電気的に接続され、前記第三ボタン制御強制スイッチが前記AI人工知能装置に電気的に接続されることにより、前記電源供給管理装置で前述装置の稼働に必要な電気を提供することを特徴とする請求項6に記載のAI人工知能キャリア及び制御システム。
【請求項11】
前記AI人工知能オートバイのイメージ信号兼マイクロ制御回路システムにAI人工知能装置がシグナルケーブルによって前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置、前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置、前記表示装置、前記三ボタン制御スイッチ及び前記電源供給管理装置に接続されることによりデータの転送及び前述装置の操作を行う操作が含まれることを特徴とする請求項6に記載のAI人工知能キャリア及び制御システム。
【請求項12】
前記システムが前記AI人工知能オートバイにWifi APアンテナが設置され、無線通信転送方式でスマートフォン又はスマートグラスに接続されることにより、前述装置にキャプチャーされたナンバープレートイメージ又は顔イメージが前記AI人工知能装置に送信され、ナンバープレート番号認識又は顔認識が行われ、その認識結果が前記スマートフォン又は前記スマートグラスに送信されることを特徴とする請求項6に記載のAI人工知能キャリア及び制御システム。
【請求項13】
前記AI人工知能装置が遠隔データベースシステムに接続されることにより情報更新が行われ、前記AI人工知能装置がデータネットワークを介して政府機関の公開ネットワークに接続され、警察クラウドデータベースシステムにログインされ、又は無線通信を介して警察署データベースコンピューターに接続されることにより関連認識情報が更新され、
前記AI人工知能装置がワイヤレスアプリケーションプロトコル(WAP)を介して、ISPテレコムのデータネットワークを介して政府政府機関の公開ネットワークに接続され、又は光ファイバーネットワークを介して警察クラウドデータベースシステムなどにログインされることにより関連認識情報が更新され、
前記AI人工知能装置が無線通信HUBを介して警察署データベースコンピューターに接続されることにより関連認識情報が更新され、
前記AI人工知能装置が4G/5G通信ネットワークを介して地域通信事業者の無線基地局に接続され、又はさらにデータネットワークを介して政府機関の公開ネットワーク又は光ファイバーネットワークに接続され、警察クラウドデータベースシステムにログインされて関連認識情報が更新されるように、4G/5G通信モジュールが設置され、
前記AI人工知能装置にインストール作業及び認識イメージの保存が行われるように、ランダムアクセスメモリ、システムソフトウェア保存ハードディスク及びデータ保存ハードディスクが設置されることを特徴とする請求項6に記載のAI人工知能キャリア及び制御システム。
【請求項14】
オートバイ、
前記オートバイの収納チャンバーに設置されるAI人工知能装置、
前記オートバイのハンドルの右前側に設置され、右側の駐車マスの車輛の車体イメージ及び後部ナンバープレート番号をキャプチャーする第一イメージキャプチャー装置、
前記オートバイのハンドルの左前側に設置され、左側の駐車マスの車輛の車体イメージ及び後部ナンバープレート番号をキャプチャーする第二イメージキャプチャー装置、
前記オートバイの収納チャンバーの右後側に設置され、右側の駐車マスの車輛の車体イメージ及び前部ナンバープレート番号をキャプチャーする第三イメージキャプチャー装置、
前記オートバイの収納チャンバーの左後側に設置され、左側の駐車マスの車輛の車体イメージ及び前部ナンバープレート番号をキャプチャーする第四イメージキャプチャー装置、
前記オートバイの前記ハンドルに設置される表示装置、
前記オートバイの後部収納ボックスに設置される電源供給管理装置、及び
前記オートバイの左ハンドルの下に設置される三ボタン制御スイッチが含まれるAI人工知能キャリア及び制御システムであって、
前記AI人工知能装置、前記第一イメージキャプチャー装置、前記第二イメージキャプチャー装置、前記第三イメージキャプチャー装置、前記第四イメージキャプチャー装置、前記表示装置、前記電源供給管理装置及び前記三ボタン制御スイッチが互いに電気的に接続されることを特徴とするAI人工知能キャリア及び制御システム。
【請求項15】
前記オートバイの左側の下の位置の左/右カメラの切替スイッチ、
前記電源供給管理装置のケースの上方に設置されるWifi APアンテナ、
前記オートバイのハンドルに設置されるオートバイ用電圧電流安定化装置、及び
前記オートバイのハンドルに設置される埋め込みスピーカー/ブザーがさらに含まれ、
前記AI人工知能装置が工業用コンピューターに高速画像処理用のNvidia GPUカード又はIntel VPUカードが組み込まれた物であり、前述のイメージキャプチャーにそれぞれカメラ及び投光器が含まれ、前記表示装置がタッチパネルであり、前記三ボタン制御スイッチに前述のイメージキャプチャーの電源又はキャプチャーイメージの入力を制御するための第一制御スイッチ、前記表示装置を制御するための第二電源制御スイッチ及び前記AI人工知能装置を制御するための第三電源制御スイッチが含まれ、前記電源供給管理装置が上述装置に電力を供給することを特徴とする請求項14に記載のAI人工知能キャリア及び制御システム。
【請求項16】
前記AI人工知能装置に処理ユニット、第一イメージ認識ユニット、第二イメージ認識ユニット、第一車輛及びナンバープレートデータベース、第二車両及びナンバープレートデータベース、照合ユニット、駐車マスの車輛情報データベース、無線通信出力ユニット、電圧安定化ユニット及び温度制御モジュールが含まれることを特徴とする請求項15に記載のAI人工知能キャリア及び制御システム。
【請求項17】
前記第一イメージキャプチャー装置によって右側駐車マスの車輛の後部ナンバープレートイメージ及び車輛イメージがキャプチャーされて、第一イメージ認識ユニットに入力されて、第一車両及びナンバープレートデータベースに入力され、前記第三イメージキャプチャー装置によって右側駐車マスの車輛の前部ナンバープレートイメージ及び車輛イメージがキャプチャーされて、第二イメージ認識ユニットに入力されて、第二車両及びナンバープレートデータベースに入力されて、前述データベースによって前部ナンバープレート及び後部ナンバープレート及び車輛イメージを前記照合ユニットに入力され照合が行われることを特徴とする請求項16に記載のAI人工知能キャリア及び制御システム。
【請求項18】
前記第二イメージキャプチャー装置によって左側駐車マスの車輛の後部ナンバープレートイメージ及び車輛イメージがキャプチャーされて、第一イメージ認識ユニットに入力されて、第一車両及びナンバープレートデータベースに入力され、前記第四イメージキャプチャー装置によって左側駐車マスの車輛の前部ナンバープレートイメージ及び車輛イメージがキャプチャーされて、第二イメージ認識ユニットに入力されて、第二車両及びナンバープレートデータベースに入力されて、前述データベースによって前部ナンバープレート及び後部ナンバープレート及び車輛イメージを前記照合ユニットに入力され照合が行われることを特徴とする請求項17に記載の路上駐車料金計算知能オートバイ。
【請求項19】
前記照合ユニットの照合結果がネガティブの場合、前記処理ユニットに入力してアルゴリズムでナンバープレートを補正し又はアルゴリズムで数を補正することを特徴とする請求項17に記載のAI人工知能キャリア及び制御システム。
【請求項20】
前記照合ユニットの照合結果がポジティブの場合、ナンバープレート番号、駐車マス番号、駐車マスの経緯度、車輛の入場時間及び駐車時間が含まれる駐車情報が前記駐車情報データベースに保存され、無線通信モジュールが設置された無線通信出力ユニットにより前記駐車情報がアップデートされることを特徴とする請求項17又は18に記載のAI人工知能キャリア及び制御システム。
【請求項21】
前記知能キャリアが路上駐車料金計算プラットフォームと協同稼働し、前記駐車情報が前記無線通信出力ユニットにより、無線通信ネットワークを介して路上駐車料金計算センターの駐車マスデータベースモジュールにアップロードされ、駐車料金計算モジュールにより駐車料金が算出され、問合せ発行モジュールにより前記駐車料金の情報が駐車料金所及び運転手が含まれる使用者に送信されることを特徴とする請求項14に記載のAI人工知能キャリア及び制御システム。
【請求項22】
前記路上駐車車輛が四輪車又は二輪車であり、前記路上駐車マスが四輪車用駐車マス又は二輪車用駐車マスであり、前記駐車料金の計算単位時間が一時間毎、三十分毎又は利用回数毎であることを特徴とする請求項21に記載のAI人工知能キャリア及び制御システム。
【請求項23】
前記知能キャリアが駐車場管理プラットフォームと協同稼働し、前記駐車情報データベースに保存される前記駐車情報が、駐車場管理プラットフォームの駐車場データベースモジュールにアップロードされ、駐車場管理計算モジュールにより、リアルタイムで空き駐車マスが記録され、使用できる駐車マスが運転手によって検索できるようにリアルタイムで運転手に送信されることを特徴とする請求項14に記載のAI人工知能キャリア及び制御システム。
【請求項24】
四輪車、
前記四輪車のトランクに設置されるAI人工知能装置、
前記四輪車の前のボンネットの右前側に設置され、右側の駐車マスの車輛の車体イメージ及び後部ナンバープレート番号をキャプチャーする第一イメージキャプチャー装置、
前記四輪車の前のボンネットの左前側に設置され、左側の駐車マスの車輛の車体イメージ及び後部ナンバープレート番号をキャプチャーする第二イメージキャプチャー装置、
前記四輪車の後のトランクの右後側に設置され、右側の駐車マスの車輛の車体イメージ及び前部ナンバープレート番号をキャプチャーする第三イメージキャプチャー装置、
前記四輪車の後のトランクの左後側に設置され、左側の駐車マスの車輛の車体イメージ及び前部ナンバープレート番号をキャプチャーする第四イメージキャプチャー装置、
前記四輪車のダッシュボードの適切な位置に設置される表示装置、
前記四輪車のトランクに設置される電源供給管理装置、及び
前記ダッシュボードの適切な位置に設置される三ボタン制御スイッチが含まれるAI人工知能キャリア及び制御システムであって、
前記AI人工知能装置、前記第一イメージキャプチャー装置、前記第二イメージキャプチャー装置、前記第三イメージキャプチャー装置、前記第四イメージキャプチャー装置、前記表示装置、前記電源供給管理装置及び前記三ボタン制御スイッチが互いに電気的に接続されることを特徴とするAI人工知能キャリア及び制御システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はAI人工知能キャリア及び制御システムに関するもの、特にオートバイ又は四輪車に設置でき、オートバイ又は四輪車を運転しパトロールを行う時、ナンバープレート認識及び手動検出の効果を発揮し、より良い捜査機動性及び捜査即時性を達成し、及び路上駐車車両のナンバープレートを取得的、路上駐車料金計算及び料金徴収の機能を達成できるAI人工知能キャリア及び制御システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
警察官がパトロール任務を執行する時、オートバイに乗り、違反者又は規律違反の被疑者を見つけ次第、引き止めて職務質問を行うことが多い。しかしながら、このようなパトロール方法は時間がかかるため、警察官のパトロールにハイテクを導入すると、前述の欠点を防ぐだけでなく、実際に執行する場合においてもより良い捜査機動性及び捜査即時性を達成できる。
【0003】
本発明は現行の各種類の警ら用バイクの欠点を改良し、多機能のスマート捜査モバイルキャリアに発展するものである。前記モバイルキャリアにAIコンピューター、カメラなどの設備が設置されることにより、行進中に相対的に行進移動するナンバープレート又は路上駐車車両に対して、盗難車や犯罪車両を目標とし、リアルタイムでナンバープレート認識を行えて、かつAIコンピューターに顔認識アプリがインストールされ、勤務中の警察官がスマートフォン又はスマートグラスを身に付け、信号が届く範囲内でイメージをオートバイ用AIコンピューターに伝送し、指名手配犯又は危険人物を目標としてリアルタイムで認識して警告を行うことにより、能動的捜査及び警察官の人身安全の保護の効果を達成できて、かつハンディカメラを用い、飲酒により生理変化をイメージ認識から分析できるアルゴリズムを開発することで、飲酒運転の捜査も可能になる。さらにオートバイにレーダー式スピード測定モジュールを設置し、車両に設置されるAIコンピューターのナンバープレート認識機能を加えて、固定位置でスピード違反車両の警告を行えて、車両クラウドデータベースをさらに加えることにより、スピード違反車両に対してインスタント注意メッセージを発送することができ、スピード違反による事故の可能性をできる限り減らして、フレンドリーシティの目標を達成する。
【発明の概要】
【0004】
故に、本発明の目的は前述の欠点を改善すること。カメラ、AIコンピューターが現行のオートバイ又は四輪車に設置されることにより、オートバイ又は四輪車を運転してパトロールを行う場合、ナンバープレート認識、能動的捜査の効果を達成でき、より良い捜査機動性及び捜査即時性を達成できる。
【0005】
本発明が従来の技術問題を解決するために、オートバイ始動用電池が設置されるオートバイ、前記オートバイ始動用電池に電気的に接続されるAI人工知能装置、前記AI人工知能装置に電気的に接続される第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置、前記AI人工知能装置に電気的に接続される第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置、前記AI人工知能装置に電気的に接続される表示装置、前記AI人工知能装置に電気的に接続される排熱装置、及び前記AI人工知能装置に電気的に接続されるAI人工知能装置の電源供給管理装置が含まれる、AI人工知能キャリア及び制御システムであって、前記AI人工知能装置と前記排熱装置が前記オートバイの収納チャンバーに配置され、前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置及び前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置が前記オートバイの車頭に設置されて、前記表示装置が前記車頭のダッシュボードの上に設置されて、前記電源供給管理装置が前記オートバイの後部収納ボックスに設置され、少なくとも前記AI人工知能装置の起動工程、前記AI人工知能装置の終止工程及び前記オートバイ始動用電池の充電工程を行い、前記AI人工知能装置の起動工程が行われる場合、前記オートバイ始動用電池に設置されるオートバイイグニッションスイッチがオンに切り替わり、前記電源供給管理装置の復帰スイッチがオンに切り替えられることにより前記オートバイ始動用電池が起動し、前記AI人工知能装置、前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置、前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置、前記表示装置及び前記排熱装置に電力が輸送され、前記表示装置に起動プロセスとシステム表示が表示されることで前記AI人工知能装置の起動が執行され、前記AI人工知能装置の終止工程が行われる場合、前記オートバイイグニッションスイッチがオフに切り替わり、前記AI人工知能装置がシャットダウンプロセスに移行し、前記表示装置にシャットダウンプロセス完了が表示して前記復帰スイッチが始動し、前記表示装置への出力がなくなる時に前記AI人工知能装置の終止工程が完成し、前記オートバイ始動用電池の充電工程が行われる場合、前記電源供給管理装置の充電選択スイッチが車載充電に切り替わり、前記電源供給管理装置が前記オートバイのオートバイ発電機モジュールからの電力を受け取り、前記電源供給管理装置の入力端から供給して、前記オートバイ始動用電池を充電することにより、直接や間接に前記AI人工知能装置、前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置、前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置、前記表示装置及び前記排熱装置の稼働に必要な電気を供給し、または前記電源供給管理装置の充電選択スイッチが外部充電に切り替わり、前記電源供給管理装置のブルートゥース充電器(ブルートゥースは登録商標である)が外部電源からの交流電流を受け取り、前記オートバイ始動用電池を充電することにより、直接的もしくは間接的に前記AI人工知能装置、前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置、前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置、前記表示装置及び前記排熱装置の稼働に必要な電気を供給することを特徴とするAI人工知能キャリア及び制御システムを提供する。
【0006】
本発明のもう一つの実施形態ではオートバイ、前記オートバイの収納チャンバーに設置されるAI人工知能装置、前記オートバイの車頭に設置される第一イメージキャプチャーカードが含まれ、前記AI人工知能装置に電気的に接続される第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置、前記オートバイの車頭に設置される第二イメージキャプチャーカードが含まれ、前記AI人工知能装置に電気的に接続される第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置、前記収納チャンバーに設置されるイメージA/D PCBボード/タッチパネルが含まれ、前記オートバイの前記車頭のダッシュボードの上に設置され、前記AI人工知能装置に電気的に接続される表示装置、及び前記AI人工知能装置にRJ45LANケーブル或いは前記AI人工知能装置に設置される5G Wi-Fiモジュールにより電気的に接続される無線ルーター、前記収納チャンバーに設置され、前記AI人工知能装置に電気的に接続されるレーダー式スピード測定モジュール、前記車頭に設置され、前記AI人工知能装置に電気的に接続されるRFIDアクティブレシーバーが含まれるAI人工知能キャリア及び制御システムであって、前記第一イメージキャプチャーカードがアナログ画像信号入力端で、同軸ケーブル送信信号を介して第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置に電気的に接続されることにより、前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置のデジタルイメージ信号出力端がケーブル送信を介して信号をAI人工知能装置に送信され、前記第二イメージキャプチャーカードがアナログ画像信号入力端で、同軸ケーブル送信信号を介して第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置に電気的に接続されることにより、前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置のデジタルイメージ信号出力端がケーブル送信を介して信号をAI人工知能装置に送信され、前記イメージA/D PCBボード/タッチパネルがボンディングケーブルにより前記表示装置に電気的に接続されて、前記無線ルーターが前記AI人工知能装置と外部デバイスとをポイントツーポイント無線接続でルーティングし、前記レーダー式スピード測定モジュールがUPTケーブルを介して前記AI人工知能装置のRS485ポートに接続され、RS485/RS232コンバータを介して前記AI人工知能装置のRS232ポートに接続され、又はRS485/USBコンバータを介して前記AI人工知能装置のUSBポートに接続され、前記レーダー式スピード測定モジュールが前記オートバイが路上駐車してる時に、前記ナンバープレートイメージキャプチャー装置のナンバープレート認識機能と合わせて、画像分析演算方法により、リアルタイムで進行中の車のスピード及びそれに対応するナンバーが得られ、前記RFIDアクティブレシーバーがUPTケーブルを介して前記AI人工知能装置のRS485ポートに接続され、RS485/RS232コンバータを介して前記AI人工知能装置のRS232ポートに接続され、又はRS485/USBコンバータを介して前記AI人工知能装置のUSBポートに接続され、前記RFIDアクティブレシーバーが前記オートバイの走行中に、路上駐車している車両のETC/eTagチップを検知し、前記ナンバープレートイメージキャプチャー装置のナンバープレート認識機能と合わせて、画像分析演算方法により、リアルタイムで路上駐車中の車の駐車情報及びそれに対応するナンバーが得られることを特徴とするAI人工知能キャリア及び制御システムを提供する。
【0007】
本発明の一つの実施形態ではオートバイ始動用電池が設置されるオートバイ、前記オートバイ始動用電池に電気的に接続されるAI人工知能装置、前記AI人工知能装置に電気的に接続される第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置、前記AI人工知能装置に電気的に接続される第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置が含まれるAI人工知能キャリア及び制御システムであって、前記AI人工知能装置が前記オートバイの収納チャンバーに配置され、前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置及び前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置が前記オートバイの車頭に設置され、前記AI人工知能装置が前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置と前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置と共にナンバープレート認識アルゴリズムを行うAI人工知能キャリア及び制御システムを提供する。前記ナンバープレート認識アルゴリズムには以下の工程が少なくとも含まれる。
【0008】
前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置と前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置から少なくとも一つのナンバープレートイメージが取得されて前記AI人工知能装置に送信される第一工程。
【0009】
ニューラルネットワークのナンバープレート検出アルゴリズムに基づいて前記ナンバープレートイメージにおけるナンバープレートフレームの位置、サイズ及び文字の傾きを検出し、検出したナンバープレートを前記ナンバープレートイメージから切り抜く第二工程。
【0010】
前記第二工程で検出した文字の傾きに基づいて文字をカテゴライズし、ナンバープレートの文字が水平線上に重ならないように前記ナンバープレートイメージにおけるナンバープレートに回転補正を加える第三工程。
【0011】
前記第三工程を経った前記ナンバープレートイメージをナンバープレート識別ニューラルネットワークに入力してナンバープレートの番号を認識する第四工程。
【0012】
前述のAI人工知能キャリア及び制御システムでは、前記オートバイイグニッションスイッチに少なくとも保護装置、オートバイ用電子負荷装置、及びオートバイ用電圧電流安定化装置が電気的に接続され、且つ前記オートバイ発電機モジュールが前記オートバイ用電圧電流安定化装置に電気的に接続される。
【0013】
前述のAI人工知能キャリア及び制御システムでは、前記AI人工知能装置にレーダー式スピード測定モジュール及び無線ルーターが電気的に接続され、または前記AI人工知能装置に5G Wi-Fiモジュールが設置される。
【0014】
前述のAI人工知能キャリア及び制御システムでは、前記無線ルーター又は前記AI人工知能装置20に5G Wi-Fiモジュールが設置されることにより前記AI人工知能装置を他の外部デバイスとを無線接続させる。
【0015】
前述のAI人工知能キャリア及び制御システムでは、前記AI人工知能装置が温度電圧検知装置が電気的に接続され、前記温度電圧検知装置が前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置、前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置及び前記表示装置の温度、電圧及び電流を検知し、前記AI人工知能装置が設定した安全値と比較し、前記排熱装置を稼働して吸気や排気を行わせることにより、前記収納チャンバーの中で対流気流が起こされて温度が下げられる。
【0016】
前述のAI人工知能キャリア及び制御システムでは、前記AI人工知能装置に前記表示装置に設置されるスピーカー/ブザーが電気的に接続され、前記スピーカー/ブザーのトリガー/信号増幅方法が信号制御ケーブル及びイメージA/D PCBボード/タッチパネルに内蔵されるアンプコンポーネントに接続され、且つ前記スピーカー/ブザーがUTPケーブルを介して前記AI人工知能装置のGPIO/RS232アダプタに接続され、或いは前記AI人工知能装置の内蔵オーディオ信号変換コントロールパネルにより、アナログオーディオ信号を電圧レベル降下信号に転換し、前記AI人工知能装置とスピーカーケーブルを介して前記ブザーに接続されて前記AI人工知能装置によって発信のパターンやタイミングが制御される。
【0017】
前述のAI人工知能キャリア及び制御システムでは、前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置のデジタルイメージ信号出力端がUSB3.0ケーブルを介して信号伝送し前記AI人工知能装置に電気的に接続され、かつ前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置のデジタルイメージ信号出力端がUSB3.0ケーブルを介して信号伝送し前記AI人工知能装置に電気的に接続される。
【0018】
前述のAI人工知能キャリア及び制御システムでは、前記ハンドルに設置される三ボタン制御スイッチが前記AI人工知能装置に電気的に接続され、前記三ボタン制御スイッチが単極単投スイッチであり、前記三ボタン制御スイッチの制御ボードがUSBポートを介して前記AI人工知能装置に設置され、前記三ボタン制御スイッチの第一ボタンが前記AI人工知能装置により前記表示装置の給電開始又は給電終了を制御し、前記三ボタン制御スイッチの第二ボタンが前記AI人工知能装置によりスローシャットダウンプログラムを起動することにより前記AI人工知能装置のシャットダウンを行い、前記三ボタン制御スイッチの第三ボタンが前記AI人工知能装置により前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置及び前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置を制御する。
【0019】
もう一つの前述のAI人工知能キャリア及び制御システムでは、前記第二工程のニューラルネットワークのナンバープレート検出アルゴリズムが深さ単位分離可能な畳み込みであり、前記ナンバープレートイメージにおけるナンバープレートを512×512から段階的に小さくなるように抽出し、その中で六つの深さで予測レイヤーにより予測が行われる。
【0020】
もう一つの前述のAI人工知能キャリア及び制御システムでは、一回目の予測サイズは32×32、二回目の予測レイヤーは16×16、三回目の予測レイヤーは8×8、四回目の予測レイヤーは4×4、五回目の予測レイヤーは2×2、六回目の予測レイヤーは1×1で、得られた前記ナンバープレートイメージにおける位置とサイズにより分類され、座標に合わせて背景から切り抜かれ、回転補正が行われることによりナンバープレート認識の前処理が行われる。
【0021】
もう一つの前述のAI人工知能キャリア及び制御システムでは、前記第二工程の傾きが左右それぞれ0~10度、10~20度、20~30度及び30度以上の8組にカテゴライズされ、検出したナンバープレートが前記ナンバープレートイメージから切りぬかれる。
【0022】
本発明の目的は、オートバイ始動用電池が設置されるオートバイ、AI人工知能装置、第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置、第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置、表示装置、排熱装置、電源供給管理装置及び三ボタン制御スイッチが含まれるAI人工知能キャリア及び制御システムであって、AI人工知能オートバイの電源供給兼制御回路システムにオートバイ発電機モジュール又は外部電源充電により充電されるの電源供給管理装置が含まれ、前記電源供給管理装置が前記AI人工知能装置、前記排熱装置、前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置、前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置及び前記表示装置に電気的に接続され、前記第三ボタン制御強制スイッチが前記AI人工知能装置に電気的に接続されることにより、前記電源供給管理装置で前述装置の稼働に必要な電気を提供する。
【0023】
本発明のもう一つの目的は、前記AI人工知能オートバイのイメージ信号兼マイクロ制御回路システムにAI人工知能装置がシグナルケーブルによって前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置、前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置、前記表示装置、前記三ボタンスイッチ及び前記電源供給管理装置に接続されることによりデータの伝送及び前述装置の操作を行う操作が含まれることを特徴とするAI人工知能キャリア及び制御システムを提供する。
【0024】
本発明のAI人工知能キャリア及び制御システムの特徴は、前記AI人工知能装置の起動工程が行われる場合、前記オートバイ始動用電池に設置されるオートバイイグニッションスイッチがオンに切り替わり、前記電源供給管理装置の復帰スイッチがオンに切り替えられることにより前記AI人工知能装置に電源が出力され、前記AI人工知能装置の終止工程が行われる場合、前記オートバイイグニッションスイッチがオフに切り替わり、前記AI人工知能装置がシャットダウンプロセスに移行し、前記表示装置にシャットダウンプロセス完了が表示して前記復帰スイッチが始動し、前記表示装置への出力がなくなる時に前記AI人工知能装置の終止工程が完成することである。
【0025】
本発明のAI人工知能キャリア及び制御システムのもう一つの特徴は、前記人工知能オートバイの能動的認識制御システムが前記AI人工知能オートバイにWifi APアンテナが設置され、無線通信伝送方式でスマートフォン又はスマートグラスに接続されることにより、前述装置にキャプチャーされたナンバープレートイメージ又は顔イメージが前記AI人工知能装置に送信され、ナンバープレート番号認識又は顔認識が行われ、その認識結果が前記スマートフォン又は前記スマートグラスに送信されて、以下の工程を行う:スマートフォンを操作してオートバイに設置されるWifi APアンテナに接続し;前記スマートフォンカメラ又はスマートグラスから少なくともナンバープレートイメージ又は顔イメージを取得し、Wifi APアンテナを介してオートバイに設置されるAI人工知能装置に接続して情報を伝送する;AI人工知能装置が入力されたイメージを認識する;AI人工知能装置がイメージの認識結果情報をWifi APアンテナを介して接続して情報を伝送し、スマートフォン又はスマートグラスに入力して結果を表示する。
【0026】
本発明のAI人工知能キャリア及び制御システムの次なる特徴は、前記AI人工知能装置が遠隔データベースに接続して情報更新を行える;前記AI人工知能装置がワイヤレスアプリケーションプロトコル(WAP)を介して、ISPテレコムのデータネットワークを介して政府政府機関の公開ネットワークに接続され、又は光ファイバーネットワークを介して警察クラウドデータベースシステムなどにログインされることにより関連認識情報が更新される;前記AI人工知能装置が無線通信HUBを介して警察署データベースコンピューターに接続されることにより関連認識情報が更新される;前記AI人工知能装置が4G/5G通信ネットワークを介して地域通信事業者の無線基地局に接続され、又はさらにデータネットワークを介して政府機関の公開ネットワーク又は光ファイバーネットワークに接続され、警察クラウドデータベースシステムにログインされて関連認識情報が更新されるように、4G/5G通信モジュールが設置される;前記AI人工知能装置にインストール作業及び認識イメージの保存が行われるように、ランダムアクセスメモリ、システムソフトウェア保存ハードディスク及びデータ保存ハードディスクが設置される。
【0027】
及び、本発明のもう一つのAI人工知能キャリア及び制御システムでは、前述オートバイが右側の車両の後部ナンバープレートイメージをキャプチャーするように、前記オートバイの車頭の右側に第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置が設置される;左側の車両の後部ナンバープレートイメージをキャプチャーするように、前記オートバイの左車頭に第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置が設置される;前記右側の車両の前部ナンバープレートイメージをキャプチャーするように、前記オートバイの収納チャンバーの右側後端に第三ナンバープレートイメージキャプチャー装置が設置される;前記左側の車両の前部ナンバープレートイメージをキャプチャーするように、前記オートバイの収納チャンバーの左側後端に第四ナンバープレートイメージキャプチャー装置が設置される。
【0028】
本発明のAI人工知能キャリア及び制御システムでは、オートバイにAI人工知能コンピューター、第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置、第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置、第三ナンバープレートイメージキャプチャー装置、第四ナンバープレートイメージキャプチャー装置、表示装置、電源供給管理装置、Wifi APアンテナ、電子式三ボタンスイッチ及び、左/右カメラセット切り替えスイッチが含まれ、前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置がオートバイの車頭の右側前端に設置され、前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置がオートバイの左車頭前端に設置され、前記第三ナンバープレートイメージキャプチャー装置が前記収納チャンバーの右側後端に設置され、前記第四ナンバープレートイメージキャプチャー装置が前記収納チャンバーの左側後端に設置され、前記知能オートバイの行進中に前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置が右側駐車マスの車両の後部ナンバープレートイメージをキャプチャーでき、前記第三ナンバープレートイメージキャプチャー装置が右側駐車マスの車両の前部ナンバープレートイメージをキャプチャーでき、前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置が左側駐車マスの車両の後部ナンバープレートイメージをキャプチャーでき、前記第四ナンバープレートイメージキャプチャー装置が左側駐車マスの車両の前部ナンバープレートイメージをキャプチャーできる。
【0029】
本発明のAI人工知能装置キャリア及び制御システムの前記AI(Artificial Intelligence、人工知能)コンピューターが収納チャンバーに設置され、前記AI人工知能コンピューターが工業用コンピューターに高速画像処理用のNvidia GPUカード又はIntel VPUカードが組み込まれた物であり、前記収納チャンバーの左/右両側にそれぞれ吸気口が設置され、前述のナンバープレートイメージキャプチャーにそれぞれカメラ及び投光器が含まれ、前記表示装置がオートバイの車頭に設置され、前記電源供給管理装置がオートバイの後部収納ボックスに設置され、前記電源供給管理装置に電源スイッチ、防水電源充電スタンド、複数の排気冷却ファン及び少なくとも一つの吸気冷却ファンが設置され、前記Wifi APアンテナが電源供給管理装置のケースの上方に設置され、前記三ボタン制御スイッチがオートバイの車頭の左ハンドルの下に設置され、前記左/右カメラ切り替えスイッチがオートバイの車頭の左下に設置され、前記知能オートバイの車頭に車頭電流電圧安定化装置、埋め込みブザーがさらに設置される;前記AI人工知能コンピューター、第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置、第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置、第三ナンバープレートイメージキャプチャー装置、第四ナンバープレートイメージキャプチャー装置、前記表示装置、電源供給管理装置、Wifi APアンテナ、三ボタン制御スイッチ及び左/右カメラセット切り替えスイッチが互いに電気的に接続される。
【0030】
本発明のAI人工知能キャリア及び制御システムでは、前記AI人工知能装置に処理ユニット、第一イメージ認識ユニット、第二イメージ認識ユニット、第一車両及びナンバープレートデータベース、第二車両及びナンバープレートデータベース、照合ユニット、駐車情報データベース、無線通信出力ユニット、電圧安定化ユニット及び温度制御モジュールが含まれる;実際の運用では、前記第一イメージキャプチャー装置によって右側駐車マスの車両の後部ナンバープレートイメージ及び車両イメージがキャプチャーされて、第一イメージ認識ユニットに入力されて、後部ナンバープレート番号及び車種が出力され第一車両及びナンバープレートデータベースに入力され、続いて第二イメージキャプチャー装置によって右側駐車マスの車両の前部ナンバープレートイメージ及び車両イメージがキャプチャーされて、第二イメージ認識ユニットに入力されて、前部ナンバープレート番号及び車種が第二車両及びナンバープレートデータベースに出力された後、同じ車両の後部ナンバープレート番号と前部ナンバープレート番号及び車種が前述車両及びナンバープレートデータベースによって前記照合ユニットに入力されて、もし二つのナンバープレート番号と数の照合結果がポジティブの場合、駐車情報(駐車マス番号、駐車マスの経緯度、車両の入場時間、退場時間、駐車時間)と共に前記駐車情報データベースに入力されて、無線通信出力ユニットに出力され、4G/5G SIMカードを備える無線通信出力ユニットが無線通信方式によって路上駐車料金計算センターにアップロードされて駐車料金計算が行われる;もし前後のナンバープレート番号又は数の照合結果がネガティブの場合、処理ユニットがアルゴリズムでナンバープレート番号を修正し又はアルゴリズムで数を補正してから、前記駐車情報データベースに保存される。そして、左側の駐車マスのナンバープレート認識操作の工程が同じである。
【0031】
本発明のAI人工知能キャリア及び制御システムでは、前述第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置の設置方向は前方に向かって右45度にすることができ、第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置の設置方向は前方に向かって左45度にすることができ、第三ナンバープレートイメージキャプチャー装置の設置方向は後方に向かって左45度にすることができ、第四ナンバープレートイメージキャプチャー装置の設置方向は後方に向かって左45度にすることができる。前述三ボタン制御スイッチに前述のナンバープレートイメージキャプチャー装置の電源又はキャプチャーイメージの入力を制御するための第一制御スイッチ、前記表示装置を制御するための第二電源制御スイッチ及び前記AI人工知能装置を制御するための第三電源制御スイッチが含まれる。前述左/右カメラセット切り替えスイッチが路上駐車マスの片側又は両側の駐車マス設置具合に基づいて、右側又は左側のいずれの前、後ナンバープレートイメージキャプチャー装置を起動することができる。
【0032】
本発明のAI人工知能キャリア及び制御システムでは、前記電圧安定化ユニットが前記車頭電流電圧安定化装置に接続され、適切な電圧を出力するように前記電源供給管理装置を調節する;前記温度制御モジュールが前述排気冷却ファン及び吸気冷却ファンに接続され、前記コンピューターチャンバー内の温度を検出して調節できる。
【0033】
本発明のもう一つの目的は、路上駐車ナンバープレート認識ソフトウェアシステムを提供する。前記ナンバープレート認識の操作の流れは以下に示す:(1)認識モードであるかを判断する;(2)もし判断結果がポジティブ(Yes)の場合、リアルタイムイメージを入力する;(3)オブジェクト検知モードを執行する;(4)ナンバープレート認識モードを執行する;(5)車種とナンバープレート番号を出力する;(6)前後のナンバープレート番号を照合する;(7)照合結果がネガティブ(No)の場合、アルゴリズムでナンバープレート番号を補正する;(8)人工でエラーを検出する;(9)駐車データベースに保存する;(10)照合結果がポジティブ(Yes)の場合、さらも車両の数がナンバープレートの数に一致してるかを判断する;(11)判断の結果がネガティブ(No)の場合、アルゴリズムで数を補正する;(12)人工でエラーを検出する;もしステップ(10)の判断の結果がポジティブ(Yes)の場合、駐車データベースに保存する;(13)もしステップ(1)の判断の結果がネガティブ(No)の場合、ナンバープレート認識操作を終止するかを選択する;(14)選択がポジティブ(Yes)の場合、ナンバープレート認識操作を停止する。
【0034】
本発明のAI人工知能キャリアが路上駐車料金計算プラットフォームと協同稼働し、知能キャリアがキャプチャーしたナンバープレート番号と駐車情報が、無線通信ネットワークを介してナンバープレート番号を含める駐車情報が路上駐車料金計算センターにアップロードされ、駐車料金計算モジュールにより駐車料金が算出され、駐車料金の情報が使用者に送信される。及び、本発明の路上駐車車輛が四輪車又は二輪車であり、前記路上駐車マスが四輪車用駐車マス又は二輪車用駐車マスであり、前記駐車料金の計算単位時間が一時間毎、三十分毎又は利用回数毎である。
【0035】
前述のように本発明によれば、前記知能キャリアが取得したナンバープレート番号及び駐車情報が無線通信ネットワークを介して路上駐車料金計算センターの駐車マスデータベースモジュールにアップロードされ、駐車料金計算モジュールにより駐車料金が算出され、問合せ発行モジュールにより前記駐車料金の情報が使用者に送信され、路上駐車の料金計算及び納金の応用機能と経済効果を達成できる。
【0036】
さらに、本発明は前記知能キャリアが駐車場管理プラットフォームと協同稼働し、前記知能キャリアに保存される駐車情報が、駐車場管理プラットフォームの駐車場データベースモジュールにアップロードされ、駐車場管理計算モジュールにより、リアルタイムで空き駐車マスが記録され、使用できる駐車マスが運転手によって検索できるようにリアルタイムで運転手に送信される。
【0037】
なお、本発明のAI人工知能キャリアは四輪車であることができ、四輪車、AI人工知能コンピューター、第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置、第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置、第三ナンバープレートイメージキャプチャー装置、第四ナンバープレートイメージキャプチャー装置、表示装置、電源供給管理装置、及び三ボタン制御スイッチが含まれ、前述AI人工知能装置、第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置、第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置、第三ナンバープレートイメージキャプチャー装置、第四ナンバープレートイメージキャプチャー装置、表示装置、電源供給管理装置及び三ボタン制御スイッチが互いに電気的に接続される。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【
図1】
図1は本発明の第一実施形態の制御システムのブロック図である。
【
図2】
図2は本発明の第一実施形態のもう一つの制御システムのブロック図である。
【
図3】
図3は本発明のAI人工知能オートバイの外見の立体図である。
【
図4】
図4は本発明の第一実施形態のナンバープレート認識制御システムのフロー図である。
【
図5】
図5は本発明のナンバープレート認識アルゴリズムのフロー図である。
【
図6】
図6は本発明のナンバープレートイメージ傾き角度のカテゴライズを示す図である。
【
図7】
図7は本発明のナンバープレート検出アルゴリズムのネット構造を示す図である。
【
図9】
図9は本発明のナンバープレート認識アルゴリズムのネット構造を示す図である。
【
図11】
図11は本発明のAI人工知能キャリア制御システムの電源供給兼制御回路のブロック図である。
【
図12】
図12は本発明のAI人工知能キャリア制御システムのACC起動/シャットダウンのフロー図である。
【
図13】
図13は本発明のAI人工知能キャリア制御システムのイメージ信号兼マイクロ制御回路のブロック図である
【
図14】
図14は本発明のAI人工知能キャリア制御システムの能動的認識制御システムのイメージ情報伝送を示す図である。
【
図15】
図15は本発明のAI人工知能キャリア制御システムの能動的認識制御システムのナンバープレート認識情報伝送のステップ図である。
【
図16】
図16は本発明のAI人工知能キャリア制御システムの能動的認識システムの顔イメージ認識フローを示す図である。
【
図17】
図17は本発明のAI人工知能キャリア制御システムと遠隔データベースの通信連結を示す図である。
【
図18】
図18は本発明のAI人工知能オートバイの第二実施形態の外見の立体図である。
【
図19】
図19は本発明のAI人工知能オートバイの第二実施形態の外見のもう一つの立体図である。
【
図20】
図20は本発明のAI人工知能コンピューターの構造のブロック図である。
【
図21】
図21は本発明のAI人工知能オートバイが路上駐車車両のナンバープレートイメージをキャプチャーすることを示す図である。
【
図22】
図22は本発明の路上駐車車両のナンバープレート認識ソフトの操作のフロー図である。
【
図23】
図23は本発明の路上駐車料金計算プラットフォームシステムのブロック図である。
【
図24】
図24は本発明のAI人工知能キャリア制御システムの第三実施形態の上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0039】
第一実施形態
図3及び
図1が示すように、
図1及び
図3がそれぞれ本発明の外見の立体図及び本発明の第一実施形態の制御システムのブロック図である。図式が示すように:本発明はAI人工知能オートバイの制御システムであり、オートバイ始動用電池101が設置されるオートバイ10、前記オートバイ始動用電池101に電気的に接続されるAI人工知能装置20、前記AI人工知能装置20に電気的に接続される第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置30、前記AI人工知能装置20に電気的に接続される第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置40、前記AI人工知能装置20に電気的に接続される表示装置50、前記AI人工知能装置20に電気的に接続される排熱装置60、及び前記AI人工知能装置20に電気的に接続されるAI人工知能装置の電源供給管理装置70が含まれる。
【0040】
設置される時、前記AI人工知能装置20と前記排熱装置60が前記オートバイ10のシートの下の収納チャンバー102に配置され、前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置30及び前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置40が前記オートバイ10の車頭103に設置され、前記表示装置50が前記車頭103のダッシュボードの上に設置され、及び前記電源供給管理装置70が前記オートバイ10の後部収納ボックス109に設置されることができる;これにより、前記AI人工知能装置20、前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置30、前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置40、前記表示装置50、前記排熱装置60及び前記電源供給管理装置70を現有のオートバイ10に設置でき、そして少なくともナンバープレートイメージキャプチャーの制御、ナンバープレート検出、ナンバープレート認識のアルゴリズム制御及び電源供給管理の制御として機能する;進んでオートバイ10に乗ってパトロールを行う時に、ナンバープレート認識、能動的検出の効果があって、より良い捜査機動性及び捜査即時性を達成できる。
【0041】
図1が示すように、前記電源供給管理装置70が少なくとも前記AI人工知能装置20の起動工程、前記AI人工知能装置20の終止工程及び前記オートバイ始動用電池101の充電工程を行う。
【0042】
前記AI人工知能装置20の起動工程が行われる場合、前記オートバイ始動用電池101に設置されるオートバイイグニッションスイッチ104がオンに切り替わり、前記電源供給管理装置70の復帰スイッチ701がオンに切り替えられることにより前記オートバイ始動用電池101が起動し、前記AI人工知能装置20、前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置30、前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置40、前記表示装置50及び前記排熱装置60に電力が輸送され、前記表示装置50に起動プロセスとシステム表示が表示されることで前記AI人工知能装置20の起動が執行される。
【0043】
前記AI人工知能装置20の終止工程が行われる場合、前記オートバイイグニッションスイッチ104がオフに切り替わり、前記AI人工知能装置20がシャットダウンプロセスに移行し、前記表示装置50にシャットダウンプロセス完了が表示して前記復帰スイッチ701が始動し、前記表示装置50への出力がなくなる時に前記AI人工知能装置20の終止工程を完成する。
【0044】
前記オートバイ始動用電池101の充電工程が行われる場合、前記電源供給管理装置70の充電選択スイッチ702が車載充電に切り替わり、前記電源供給管理装置70が前記オートバイ10のオートバイ発電機モジュール105からの電力を受け取り、前記電源供給管理装置70の入力端から供給して、前記オートバイ始動用電池101を充電することにより、直接や間接に前記AI人工知能装置20、前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置30、前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置40、前記表示装置50及び前記排熱装置60の稼働に必要な電気を供給し、または前記電源供給管理装置70の充電選択スイッチ702が外部充電に切り替わり、前記電源供給管理装置70のブルートゥース充電器703が外部電源からの交流電流を受け取り、前記オートバイ始動用電池101を充電することにより、直接的もしくは間接的に前記AI人工知能装置20、前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置30、前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置40、前記表示装置50及び前記排熱装置60の稼働に必要な電気を供給する。
【0045】
前述の操作方法により、前記充電選択スイッチ702がオートバイ10の行進中に運動エネルギーを電気エネルギーに変換する時に、前記AI人工知能装置20を充電させることができる;又は駐車時に前記前記充電選択スイッチ702を外部充電に切り替わり、前記電源供給管理装置70により外部電源の電流を受け取り充電を行う;そして前記ブルートゥース充電器703でスマートフォン/コンピューター設備とポイントツーポイント接続を行い、専用のアプリで充電制御を行い、通信距離は15メートルに及ぶ。
【0046】
前述実施形態の他、本発明の第一実施形態では、前記オートバイイグニッションスイッチ104に少なくとも保護装置106、オートバイ用電子負荷装置107、及びオートバイ用電圧電流安定化装置108が電気的に接続され、且つ前記オートバイ発電機モジュール105が前記オートバイ用電圧電流安定化装置108に電気的に接続される。これにより、現行のオイル式オートバイ10に使用する時、前記保護装置106、前記オートバイ用電子負荷装置107、及びオートバイ用電圧電流安定化装置108を利用することで、オートバイ10への前記AI人工知能装置20の設置が可能になり、且つ現行のオートバイ10の発電機の出力電力を出力電流が4A~15Aになるように強化し(又は出力電力が需要を満たすように他の発電機に交換する);システムの需要を満たせるように元のオートバイ10の電流電圧安定化装置を交換する;そして元のオートバイ10の負荷側に保護装置106(例えばパワーダイオード)を設置し、増加した電流値をオートバイの元の供給電力値までに下げて、増加した出力電流がAIシステムの全体運行に使われることができ、稼働時間が8時間以上に持続し、電気とガソリンのハイブリッド運用を達成できる。
【0047】
前述の実施形態に基づいて、現行オートバイ10に前記AI人工知能装置20を設置することにより、オートバイ10に設置されるオートバイ発電機モジュール105を改良し、進行の運動エネルギーにより前記オートバイ発電機モジュール105を稼働させ、需要に応じてスーパーキャパシタを設置し、且つ前記オートバイ電圧電流安定化装置108を介して出力をDC12V/15Aにすることで、前記電源供給管理装置70に給電し充電に使われて、直接や間接に前記AI人工知能装置20、前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置30、前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置40、前記表示装置50及び前記排熱装置60の稼働に必要な電気を供給する。
【0048】
前述の実施形態の他、本発明の第一実施形態では、前記AI人工知能装置20にレーダー式スピード測定モジュール201及び無線ルーター202がさらに電気的に接続され、前記無線ルーター202が前記AI人工知能装置20と他の外部デバイスとの無線接続に使用され、前記無線ルーター202がWAP装置又は無線ネットワーク基地局であることができ、そして同時にルーター機能が含まれ、実際のオートバイ10の車種によってオートバイ10の収納チャンバー102の内部、又はオートバイ10の車頭103の内部に設置することにより、AI人工知能装置20が他の外部デバイスと無線接続する効果を達成できる。
【0049】
前述実施形態の他、本発明の第一実施形態では、前記AI人工知能装置20が温度電圧検知装置203が電気的に接続され、前記温度電圧検知装置203がUSBポート及びインターフェースソフトウェアを介して前記AI人工知能装置20と双方向コミュニケーションを行うことができ、前記温度電圧検知装置が203が前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置30、前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置40及び前記表示装置50の温度、電圧及び電流を検知し、前記AI人工知能装置20が設定した安全値と比較し、前記排熱装置60を稼働して吸気や排気を行わせることにより、前記収納チャンバー102の中で対流気流が起こされて温度が下げられる。
【0050】
前述の好ましい実施形態に基づいて、前記電源供給管理装置70はオートバイ10のシステムのために開発した電源供給管理装置であり、AI人工知能装置20と接続されることにより、システムの電圧電流が安定した給電、入力や出力電量の制御、デジタル化される電源管理の機能を発揮できる;及び元のオートバイ10のバッテリーが機能喪失し、車両を起動できない場合に対して、緊急救援機能が含まれる。
【0051】
前記AI人工知能装置20にオートバイ10のイグニッションスイッチ104に接続されるACCコードがさらに設置されることにより、オートバイ10起動時に、DC12Vの導通識別を検出し、同時に前記AI人工知能装置20の起動工程を開始する;前記AI人工知能装置20が起動できるかどうかは前記電源供給管理装置70の出力端の起動状態によるもの。同じ状況で、オートバイ10のイグニッションスイッチ104がオフに切り替わる場合、ACCコードに電圧入力識別がなく、同時に前記AI人工知能装置20のシャットダウンを始動する;前記AI人工知能装置20、前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置30、前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置40、前記表示装置50及び前記排熱装置60への給電が切断されることが、前記電源供給管理装置70の出力端がオフに切り替わることに見なされることで、前記AI人工知能装置20、前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置30、前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置40、前記表示装置50及び前記排熱装置60の長時間接続による零細電流消耗。
【0052】
図3及び
図2を参照すると、それぞれが本発明の外見の立体図及び本発明の第一実施形態のもう一つの制御システムのブロック図である。図式が示すように、本発明がAI人工知能オートバイの制御システムであり、その中には以下の特徴が含まれる。
【0053】
例えば現有のオートバイ10であるオートバイ10;例えばAIコンピューターである前記オートバイ10の収納チャンバー102に設置されるAI人工知能装置20;前記オートバイ10の車頭103に設置される第一イメージキャプチャーカード301が含まれ、前記AI人工知能装置20に電気的に接続される第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置30、前記第一イメージキャプチャーカード301がアナログ画像信号入力端で、同軸ケーブル送信信号を介して第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置30に電気的に接続されることにより、前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置30のデジタルイメージ信号出力端がケーブル送信を介して信号をAI人工知能装置20に送信される;この配線レイアウトは、機器の設置環境要因の適切性を考慮するだけでなく、アナログ映像信号がオートバイ10の伝動システムのモータや誘導負荷装置からのに電磁干渉を回避することも考慮されている。
【0054】
前記オートバイ10の車頭103に設置される第二イメージキャプチャーカード401が含まれ、前記AI人工知能装置20に電気的に接続される第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置40、前記第二イメージキャプチャーカード401がアナログ画像信号入力端で、同軸ケーブル送信信号を介して第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置40に電気的に接続されることにより、前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置40のデジタルイメージ信号出力端がケーブル送信を介して信号をAI人工知能装置20に送信される;この配線レイアウトは、機器の設置環境要因の適切性を考慮するだけでなく、アナログ映像信号がオートバイ10の伝動システムのモータや誘導負荷装置からのに電磁干渉を回避することも考慮されている。
【0055】
前記収納チャンバー102に設置されるイメージA/D PCBボード/タッチパネル501が含まれ、前記車頭103のダッシュボードの上に設置され、前記AI人工知能装置20に電気的に接続される表示装置50が含まれる;前記イメージA/D PCBボード/タッチパネル501がボンディングケーブルを簡略化する方法及びワイヤーの引張強度を強化する方法で表示装置本体の外に移動され、収納チャンバー102に設置される。このようなデザインは外部タッチスクリーン(表示装置)は長期間に風や雨、及び日差しを受けて、内部に湿気や高温などの有害な環境要因が発生し、電子部品の長期耐久や操作機能を影響し、または凹凸のある路面により部材が過度の振動を受け、固定点の破損や基板のせん断応力による破損を引き起こす可能性がある故の配慮である。また、部材を分離式で配置する場合、将来のメンテナンスが容易になる。
【0056】
前記AI人工知能装置20にRJ45LANケーブルにより電気的に接続され、前記AI人工知能装置20と外部デバイスとをポイントツーポイント無線接続でルーティングする無線ルーター202が含まれ、前記無線ルーター202が通信範囲を拡大する効果があり、ネットワーク通信は遮るもののない場合30メートル以上の範囲をカバーできる;或いは前記AI人工知能装置20内に5G Wi-Fiモジュールが設置され、ケーブルでコンピュータケースのアンテナベースに接続され、その後車体の外側に延ばされることにより前記AI人工知能装置と外部デバイスとをポイントツーポイント無線接続でルーティングする。かつ外部デバイス(周辺デバイス)が需要に応じてスマートフォン或いはスマートグラスにすることができる。実際運用において、スマートフォン又はスマートグラスにインストールされる専用アプリにより、前記AI人工知能装置20との双方向コミュニケーションを起動し、前記スマートフォンやスマートグラスのカメラが撮ったリアルタイムイメージをキャプチャーし、WebRTCソフトウェアや他のスマートフォンイメージ無線通信メカニズムにより、前記リアルタイムイメージが前記AI人工知能装置20に転送され画像分析が行われて、分析結果が前記スマートフォンや前記スマートグラスに送信されて、実際運用の需要を満足する。
【0057】
前記オートバイ10の後部収納ボックス109に設置され、前記AI人工知能装置20に電気的に接続されるレーダー式スピード測定モジュール201が含まれ、前記レーダー式スピード測定モジュール201がUPTケーブルを介して前記AI人工知能装置20のRS485ポートに接続され、RS485/RS232コンバータを介して前記AI人工知能装置20のRS232ポートに接続され、又はRS485/USBコンバータを介して前記AI人工知能装置20のUSBポートに接続され、前記レーダー式スピード測定モジュール201が前記オートバイ10が路上駐車してる時に、前記ナンバープレートイメージキャプチャー装置30、40のナンバープレート認識機能と合わせて、画像分析演算方法により、リアルタイムで進行中の車のスピード及びそれに対応するナンバーが得られる。
【0058】
前記車頭103に設置され、前記AI人工知能装置20に電気的に接続されるRFIDアクティブレシーバー205が含まれ、前記RFIDアクティブレシーバー205がUPTケーブルを介して前記AI人工知能装置20のRS485ポートに接続され、RS485/RS232コンバータを介して前記AI人工知能装置20のRS232ポートに接続され、又はRS485/USBコンバータを介して前記AI人工知能装置20のUSBポートに接続され、前記RFIDアクティブレシーバー205が前記オートバイ10の走行中に、路上駐車している車輛のETC/eTagチップを検知し、前記ナンバープレートイメージキャプチャー装置30、40のナンバープレート認識機能と合わせて、画像分析演算方法により、リアルタイムで路上駐車中の車の駐車情報及びそれに対応するナンバーが得られる。
【0059】
これにより、AI人工知能装置20、前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置30、前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置40、前記表示装置50、前記レーダー式スピード測定モジュール201及び前記RFIDアクティブレシーバー205が現行のオートバイ10に設置されることができ、少なくともナンバープレートイメージキャプチャーの制御、ナンバープレート検出、ナンバープレート認識のアルゴリズムの制御及び電源供給管理の制御とすることができる;進んでオートバイ10を運転してパトロールを行う場合、ナンバープレート認識、能動的捜査の効果を達成でき、より良い捜査機動性及び捜査即時性を達成できる。
【0060】
前述の実施形態の他、本発明の第一実施形態では、前記AI人工知能装置20に前記表示装置50に設置されるスピーカー/ブザー204が電気的に接続され、前記スピーカー/ブザー204のトリガー/信号増幅方法が信号制御ケーブル及びイメージA/D PCBボード/タッチパネル501に内蔵されるアンプコンポーネントに接続され、且つ前記スピーカー/ブザー204がUTPケーブルを介して前記AI人工知能装置20のGPIO/RS232アダプタに接続され、或いは前記AI人工知能装置20の内蔵オーディオ信号変換コントロールパネルにより、アナログオーディオ信号を電圧レベル降下信号に転換し、前記AI人工知能装置20とスピーカーケーブルを介して前記ブザーに接続されて前記AI人工知能装置20によって発信のパターンやタイミングが制御される;これにより、オートバイ10に乗り行進している時、関連事件が発生したときにホーン/ブザー204でリアルタイムで通知/警告音を発し、AI人工知能装置20の発信のパターンやタイミング(例えば行進中に認識したナンバープレートがデータベースのリストと一致するか、またはシステム検出値が設定範囲値を超える/下回る)に接続し、本発明が実際の用途のニーズにさらに適合することができる。
【0061】
前述の実施形態の他、本発明の第一実施形態では、前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置30のデジタルイメージ信号出力端がUSB3.0ケーブルを介して信号伝送し前記AI人工知能装置20に電気的に接続され、かつ前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置40のデジタルイメージ信号出力端がUSB3.0ケーブルを介して信号伝送し前記AI人工知能装置20に電気的に接続される;この配線レイアウトは、機器の設置環境要因の適切性を考慮するだけでなく、アナログ映像信号がオートバイ10の伝動システムのモータや誘導負荷装置からのに電磁干渉を回避することも考慮されていて、本発明が実際の用途のニーズにさらに適合することができる。
【0062】
前述の実施形態の他、本発明の第一実施形態では、前記オートバイ10のハンドル110の下側に設置され、前記AI人工知能装置20に電気的に接続され、コントロールゲーブルで前記人工知能装置20に接続される三ボタン制御スイッチがさらに含まれ、前記三ボタン制御スイッチ80が単極単投スイッチであり、前記三ボタン制御スイッチ80の制御ボードがUSBポートを介して前記AI人工知能装置20に設置され、前記三ボタン制御スイッチ80の第一ボタンが前記AI人工知能装置20により前記表示装置50の給電開始又は給電終了を制御し、前記三ボタン制御スイッチ80の第二ボタンが前記AI人工知能装置20によりスローシャットダウンプログラムを起動することにより前記AI人工知能装置20のシャットダウンを行い、前記三ボタン制御スイッチ80の第三ボタンが前記AI人工知能装置20により前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置30及び前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置40の電源を制御する;これにより、本発明が実際の用途のニーズにさらに適合することができる。
【0063】
図3及び
図4が示すように、
図3及び
図4がそれぞれ本発明の外見の立体図及び本発明の第一実施形態のナンバープレート認識制御しステムのフロー図である。図式が示すように、本発明はAI人工知能オートバイの制御システムであり、中には以下の特徴が含まれる。
【0064】
オートバイ始動用電池101が設置されるオートバイ10、前記オートバイ始動用電池101に電気的に接続されるAI人工知能装置20、前記AI人工知能装置20に電気的に接続される第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置30、前記AI人工知能装置20に電気的に接続される第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置40、前記AI人工知能装置20に電気的に接続される表示装置50、前記AI人工知能装置20に電気的に接続される排熱装置60、及び前記AI人工知能装置20に電気的に接続されるAI人工知能装置の電源供給管理装置70が含まれる。
【0065】
設置される時、前記AI人工知能装置20と前記排熱装置60が前記オートバイ10の収納チャンバー102に配置され、前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置30及び前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置40が前記オートバイ10の車頭103に設置され、前記表示装置50が前記車頭103のダッシュボードの上に設置され、及び前記電源供給管理装置70が前記オートバイ10の後部収納ボックス109に設置されることができる。これにより、前記AI人工知能装置20、前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置30、前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置40、前記表示装置50、前記排熱装置60及び前記電源供給管理装置70を現有のオートバイ10に設置でき、そして少なくともナンバープレートイメージキャプチャーの制御、ナンバープレート検出、ナンバープレート認識のアルゴリズム制御及び電源供給管理の制御に使える;進んでオートバイ10に乗ってパトロールを行う時に、ナンバープレート認識、能動的検出の効果があって、より良い捜査機動性及び捜査即時性を達成できる。
【0066】
図4及び
図5が示すように、前記AI人工知能装置20が前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置30と前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置40と共にナンバープレート認識アルゴリズムを行い、前記ナンバープレート認識アルゴリズムには以下の工程が含まれる。
【0067】
前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置30と前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置40から少なくとも一つのナンバープレートイメージが取得されて前記AI人工知能装置20に送信され、ナンバープレートイメージ入力(Scene Image Input)である第一工程S1。
【0068】
ニューラルネットワークのナンバープレート検出アルゴリズムに基づいて前記ナンバープレートイメージにおけるナンバープレートフレームの位置、サイズ及び文字の傾きを検出し、検出したナンバープレートを前記ナンバープレートイメージから切り抜く、ナンバープレート検出(License Plate Detection)である第二工程S2。
【0069】
前記第二工程で検出した文字の傾きに基づいて文字をカテゴライズし、ナンバープレートの文字が水平線上に重ならないように前記ナンバープレートイメージにおけるナンバープレートに回転補正を加え、回転補正(Rotation Correction)である第三工程S3。
【0070】
前記第三工程を経った前記ナンバープレートイメージをナンバープレート識別ニューラルネットワークに入力してナンバープレートの番号を認識し、ナンバープレート番号認識(Plate Number Recognition)である第四工程S4。
【0071】
図5~10が示すように、
図5が本発明のナンバープレート認識アルゴリズムのフロー図であり、
図6が本発明のナンバープレートイメージ傾き角度のカテゴライズを示す図であり、
図7が本発明のナンバープレート検出アルゴリズムのネット構造を示す図であり、
図8が
図7のネット構造の予測レイヤーであり、
図9が本発明のナンバープレート認識アルゴリズムのネット構造を示す図であり、
図10が
図9の基本ブロック図である。
【0072】
前述の実施形態の他、
図7及び
図8が示すように、本発明の好ましい実施形態では、第二工程S2のニューラルネットワークのナンバープレート検出アルゴリズムが深さ単位分離可能な畳み込みであり、前記ナンバープレートイメージにおけるナンバープレートを512×512から段階的に小さくなるように抽出し、その中で六つの深さで予測レイヤーにより予測が行われる;これにより、AI人工知能装置20と第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置30と第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置40と共にナンバープレート認識アルゴリズムを行う。
【0073】
前述の実施形態の他、本発明の好ましい実施形態では、一回目の予測レイヤー(Prediction Layer)のサイズは32×32、二回目の予測レイヤーは16×16、三回目の予測レイヤーは8×8、四回目の予測レイヤーは4×4、五回目の予測レイヤーは2×2、六回目の予測レイヤーは1×1で、得られた前記ナンバープレートイメージにおける位置とサイズにより分類され、座標に合わせて背景から切り抜かれ、回転補正が行われることによりナンバープレート認識の前処理が行われる;これにより、前記AI人工知能装置20と第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置30と第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置40と共にナンバープレート認識アルゴリズムを行う。
【0074】
前述の実施形態の他、
図6が示すように、本発明の好ましい実施形態では、 前記第三工程S3の傾きが左右それぞれ0~10度、10~20度、20~30度及び30度以上の8組にカテゴライズされ、検出したナンバープレートが前記ナンバープレートイメージから切りぬかれる;これにより、前記AI人工知能装置20と第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置30と第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置40と共にナンバープレート認識アルゴリズムを行う。
【0075】
図9及び10が示すように、本発明の好ましい実施形態では、、前述の予処理を経って、取得されたナンバープレートイメージが、第四工程S4のナンバープレート認識ネットワークのナンバープレート認識アルゴリズムを介してナンバープレートのストリング結果を認識する。前記ナンバープレートイメージは48×94ピクセルの矩形画像に固定し、ナンバープレート認識ネットワークに入力する。四つの畳み込み層、三つの最大プーリング層、および完全接続層を経って、ナンバープレートの特徴が垂直方向に沿って1×1の点にされる。この垂直方向の特徴に基づいて、ナンバープレート認識ネットワークは各1×1の特徴に対して確率グラフを出力する。確率グラフに基づいて予測ストリングがえられ、さらにコネクショニスト時間分類(Connectionist Temporal Classification,CTC)を経って重複する文字を結合し、空白文字を削除して、最終的なナンバープレート番号の結果を取得する。
【0076】
前述のように、本発明のAI人工知能オートバイの制御システムは従来の欠点を確実に改善でき、AI人工知能装置、第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置、第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置、表示装置、排熱装置及び電源供給管理装置を現行のオートバイに設置し、ナンバープレートイメージキャプチャーの制御、ナンバープレートの検出、ナンバープレート認識のアルゴリズム制御及び電源供給管理の制御として機能し、進んでオートバイ10に乗ってパトロールを行う時に、ナンバープレート認識、能動的検出の効果があって、より良い捜査機動性及び捜査即時性を達成できる。
【0077】
本発明のAI人工知能キャリア及び制御システムは現行の各種類の警ら用バイクの欠点を改良し、機能のスマート捜査モバイルキャリアに発展するものである。前記モバイルキャリアにAIコンピューター、カメラなどの設備が設置されることにより、行進中に相対的に行進移動するナンバープレート又は路上駐車車両に対して、盗難車や犯罪車両を目標とし、リアルタイムでナンバープレート認識を行えて、かつAIコンピューターに顔認識アプリがインストールされ、勤務中の警察官がスマートフォン又はスマートグラスを身に付け、信号が届く範囲内でイメージをオートバイ用AIコンピューターに伝送し、指名手配犯又は危険人物を目標としてリアルタイムで認識して警告を行うことにより、能動的捜査及び警察官の人身安全の保護の効果を達成できて、かつハンディカメラを用い、飲酒により生理変化をイメージ認識から分析できるアルゴリズムを開発することで、飲酒運転の捜査も可能になる。さらにオートバイにレーダー式スピード測定モジュールを設置し、車両に設置されるAIコンピューターのナンバープレート認識機能を加えて、固定位置でスピード違反車両の警告を行えて、車両クラウドデータベースをさらに加えることにより、スピード違反車両に対してインスタント注意メッセージを発送することができ、スピード違反による事故の可能性をできる限り減らして、フレンドリーシティの目標を達成する。
【0078】
図3の本発明の外見の立体図、
図11の本発明のAIシステム電源供給兼制御回路のブロック図、
図12の本発明のACC起動/シャットダウンのフロー図及び
図13の本発明のAI人工知能オートバイシステムのイメージ信号兼マイクロ制御回路のブロック図が示すように、本発明の好ましい実施形態のメイン構成ではオートバイ始動用電池101が設置されるオートバイ10、前記オートバイ始動用電池101に電気的に接続されるAI人工知能装置20、前記AI人工知能装置20に電気的に接続される第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置30、前記AI人工知能装置20に電気的に接続される第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置40、前記AI人工知能装置20に電気的に接続される表示装置50、前記AI人工知能装置20に電気的に接続される排熱装置60、及び前記AI人工知能装置20に電気的に接続されるAI人工知能装置の電源供給管理装置70が含まれる。
【0079】
前記AI人工知能装置20と前記排熱装置60が前記オートバイ10のシートの下の収納チャンバー102に配置され、前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置30及び前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置40が前記オートバイ10の車頭103に設置され、前記表示装置50が前記車頭103のダッシュボードの上に設置され、及び前記電源供給管理装置70が前記オートバイ10の後部収納ボックス109に設置され、前記電源供給管理装置70が前記AI人工知能装置20と統合することができ、又は改めて前記オートバイ10の適合位置に設置できる;これにより、前記AI人工知能装置20、前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置30、前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置40、前記表示装置50、前記排熱装置60及び前記電源供給管理装置70を現有のオートバイ10に設置でき、そして少なくともナンバープレートイメージキャプチャーの制御、ナンバープレート検出、ナンバープレート認識のアルゴリズム制御及び電源供給管理の制御として機能する;進んでオートバイ10に乗ってパトロールを行う時に、ナンバープレート認識、能動的検出の効果があって、より良い捜査機動性及び捜査即時性を達成できる。
【0080】
図11のAIシステムの電源供給兼制御回路図及び
図12のACC起動/シャットダウンシャットダウンのフロー図が示すように、前記電源供給管理装置70が少なくとも前記AI人工知能装置20の起動工程、前記AI人工知能装置20の終止工程及び前記オートバイ始動用電池101の充電工程を行う;前記AI人工知能装置20の起動工程(1)が行われる場合、工程(2)の前記オートバイ始動用電池101に設置されるオートバイイグニッションスイッチ104がオンに切り替わることを執行し、前記電源供給管理装置70の復帰スイッチ701がオンに切り替えられることにより、工程(3)の前記オートバイ始動用電池101が起動され、前記AI人工知能装置20、前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置30、前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置40、前記表示装置50及び前記排熱装置60に電力が輸送されることを達成し、前記表示装置50に起動プロセスとシステム表示が表示されることで、工程(4)の前記AI人工知能装置20の起動(ON)を完成する。
【0081】
前記AI人工知能装置20のシャットダウン工程(1´)が行われる場合、工程(2´)の前記オートバイイグニッションスイッチ104がオフに切り替わることを執行し、前記AI人工知能装置20が工程(3´)のシャットダウンプロセスに移行し、前記表示装置50にシャットダウンプロセス完了が表示して前記復帰スイッチ701が始動し、前記表示装置50への出力がなくなる(NO SINGNAL)時に工程(4´)前記AI人工知能装置20の終止を完成する。
【0082】
前記オートバイ始動用電池101の充電工程が行われる場合、前記電源供給管理装置70の充電選択スイッチ702が車載充電に切り替わり、前記電源供給管理装置70が前記オートバイ10のオートバイ発電機モジュール105からの電力を受け取り、前記電源供給管理装置70の入力端から供給して、前記オートバイ始動用電池101を充電することにより、直接や間接に前記AI人工知能装置20、前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置30(カメラ3001及び投光器3002が含まれる)、前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置40(カメラ4001及び投光器4002が含まれる)、前記表示装置50及び前記排熱装置60の稼働に必要な電気を供給し、または前記電源供給管理装置70の充電選択スイッチ702が外部充電に切り替わり、前記電源供給管理装置70のブルートゥース充電器703が外部電源からの交流電流を受け取り、前記オートバイ始動用電池101を充電することにより、直接的もしくは間接的に前記AI人工知能装置20、前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置30、前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置40、前記表示装置50及び前記排熱装置60の稼働に必要な電気を供給する。
【0083】
前述の操作方法により、前記充電選択スイッチ702が車載充電に切り替わり、オートバイ10の行進中に運動エネルギーを電気エネルギーに変換する時に、前記AI人工知能装置20を充電させることができる;又は駐車時に前記前記充電選択スイッチ702を外部充電に切り替わり、前記電源供給管理装置70により外部電源の電流を受け取り充電を行う;そして前記ブルートゥース充電器703でスマートフォン/コンピューター設備とポイントツーポイント接続を行い、専用のアプリで充電制御を行い、通信距離は15メートルに及ぶ。
【0084】
前記オートバイイグニッションスイッチ104に少なくとも保護装置106、オートバイ用電子負荷装置107、及びオートバイ用電圧電流安定化装置108がさらに電気的に接続され、且つ前記オートバイ発電機モジュール105が前記オートバイ用電圧電流安定化装置108に電気的に接続される。これにより、現行のオイル式オートバイ10に使用する時、前記保護装置106、前記オートバイ用電子負荷装置107、及びオートバイ用電圧電流安定化装置108を利用することで、オートバイ10への前記AI人工知能装置20の設置が可能になり、且つ現行のオートバイ10の発電機の出力電力を出力電流が4A~15Aになるように強化し(又は出力電力が需要を満たすように他の発電機に交換する);システムの需要を満たせるように元のオートバイ10の電流電圧安定化装置を交換する;そして元のオートバイ10の負荷側に保護装置106(例えばパワーダイオード)を設置し、増加した電流値をオートバイの元の供給電力値までに下げて、増加した出力電流がAIシステムの全体運行に使われることができ、稼働時間が8時間以上に持続し、電気とガソリンのハイブリッド運用を達成できる。
【0085】
現行オートバイ10に前記電源供給管理装置70を設置することにより、オートバイ10に設置されるオートバイ発電機モジュール105を改良し、進行の運動エネルギーにより前記オートバイ発電機モジュール105を稼働させ、需要に応じてスーパーキャパシタを設置し、且つ前記オートバイ電圧電流安定化装置108を介して出力をDC12V/15Aにすることで、前記電源供給管理装置70に給電し充電に使われて、直接や間接に前記AI人工知能装置20、前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置30、前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置40、前記表示装置50及び前記排熱装置60の稼働に必要な電気を供給する。
【0086】
本発明の前記AI人工知能装置20にレーダー式スピード測定モジュール201及び無線ルーター202がさらに電気的に接続され、前記無線ルーター202が前記AI人工知能装置20と他の外部デバイスとの無線接続に使用され、前記無線ルーター202がWAP装置又は無線ネットワーク基地局WBであることができ、そして同時にルーター機能が含まれ、実際のオートバイ10の車種によってオートバイ10の収納チャンバー102の内部、又はオートバイ10の車頭103の内部に設置することにより、AI人工知能装置20が他の外部デバイスと無線接続する効果を達成できる。本実施形態において、前記無線ルーター202を前記オートバイ10の後部収納ボックス90に設置されるWiFi APアンテナ90と連結し、WiFi APアンテナ90を介して無線信号を強化し、無線ネットワークのカバー範囲を広げ、信号をより安定させる。
【0087】
前記電源供給管理装置70はオートバイ10のシステムのために開発した電源供給管理装置であり、AI人工知能装置20と接続されることにより、システムの電圧電流が安定した給電、入力や出力電量の制御、デジタル化される電源管理の機能を発揮できる;及び元のオートバイ10のバッテリーが機能喪失し、車両を起動できない場合に対して、緊急救援機能が含まれる。
【0088】
さらに、
図13のAI人工知能オートバイ制御システムのイメージ信号兼マイクロ制御回路のブロック図が示すように、前記AI人工知能装置20にオートバイ10のイグニッションスイッチ104に接続されるACCコードがさらに設置されることにより、オートバイ10起動時に、DC12Vの導通識別を検出し、同時に前記AI人工知能装置20の起動工程を開始する;前記AI人工知能装置20が起動できるかどうかは前記電源供給管理装置70の出力端の起動状態によるもの。同じ状況で、オートバイ10のイグニッションスイッチ104がオフに切り替わる場合、ACCコードに電圧入力識別がなく、同時に前記AI人工知能装置20のシャットダウンを始動する;前記AI人工知能装置20、前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置30、前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置40、前記表示装置50及び前記排熱装置60への給電が切断されることが、前記電源供給管理装置70の出力端がオフに切り替わることに見なされることで、前記AI人工知能装置20、前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置30、前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置40、前記表示装置50及び前記排熱装置60の長時間接続による零細電流消耗。
【0089】
オートバイ10;例えばAIコンピューターである前記オートバイ10の収納チャンバー102に設置されるAI人工知能装置20;カメラ3001、投光器3002、及び前記オートバイ10の車頭103に設置される第一イメージキャプチャーカード301が含まれ、前記AI人工知能装置20に電気的に接続される第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置30、前記第一イメージキャプチャーカード301がアナログ画像信号入力端で、同軸ケーブル送信信号を介して第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置30に電気的に接続されることにより、前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置30のデジタルイメージ信号出力端がケーブル送信を介して信号をAI人工知能装置20に送信される;この配線レイアウトは、機器の設置環境要因の適切性を考慮するだけでなく、アナログ映像信号がオートバイ10の伝動システムのモータや誘導負荷装置からのに電磁干渉を回避することも考慮されている。
【0090】
カメラ4001、投光器4002、及び前記オートバイ10の車頭103に設置される第二イメージキャプチャーカード401が含まれ、前記AI人工知能装置20に電気的に接続される第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置40、前記第二イメージキャプチャーカード401がアナログ画像信号入力端で、同軸ケーブル送信信号を介して第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置40に電気的に接続されることにより、前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置40のデジタルイメージ信号出力端がケーブル送信を介して信号をAI人工知能装置20に送信される;この配線レイアウトは、機器の設置環境要因の適切性を考慮するだけでなく、アナログ映像信号がオートバイ10の伝動システムのモータや誘導負荷装置からのに電磁干渉を回避することも考慮されている。
【0091】
前記AI人工知能装置20にRJ45LANケーブルにより電気的に接続され、前記AI人工知能装置20と外部デバイスとをポイントツーポイント無線接続でルーティングする無線ルーターWAP202が含まれ、前記無線ルーター202が通信範囲を拡大する効果があり、ネットワーク通信は遮るもののない場合30メートル以上の範囲をカバーできる;或いは前記AI人工知能装置20内に5G Wi-Fiモジュールが設置され、ケーブルでコンピュータケースのアンテナベースに接続され、その後車体の外側に延ばされることにより前記AI人工知能装置と外部デバイスとをポイントツーポイント無線接続でルーティングする。かつ外部デバイス(周辺デバイス)が需要に応じてスマートフォン91或いはスマートグラス92にすることができる。実際運用において、スマートフォン91又はスマートグラス92にインストールされる専用アプリにより、前記AI人工知能装置20との双方向コミュニケーションを起動し、前記スマートフォン91やスマートグラス92のカメラが撮ったリアルタイムイメージをキャプチャーし、WebRTCソフトウェア、Wifi APアンテナ90や他のスマートフォンイメージ無線通信メカニズムにより、前記リアルタイムイメージが前記AI人工知能装置(AIコンピューター)20に転送され画像分析が行われて、分析結果が前記スマートフォン91や前記スマートグラス92に送信されて、実際運用の需要を満足する。
【0092】
前記AI人工知能装置20に三ボタン制御スイッチ80が電気的に接続され、前記三ボタン制御スイッチ80が前記オートバイ10のハンドル110に設置され、コントロールゲーブルで前記人工知能装置20に接続され、前記三ボタン制御スイッチ80が単極単投スイッチであり、前記三ボタン制御スイッチ80の制御ボードがUSBポートを介して前記AI人工知能装置20に設置され、前記三ボタン制御スイッチ80の第一ボタンが前記AI人工知能装置20により前記表示装置50の給電開始又は給電終了を制御し、前記三ボタン制御スイッチ80の第二ボタンが前記AI人工知能装置20によりスローシャットダウンプログラムを起動することにより前記AI人工知能装置20のシャットダウンを行い、前記三ボタン制御スイッチ80の第三ボタンが前記AI人工知能装置20により前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置30及び前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置40を制御する;これにより、本発明が実際の用途のニーズにさらに適合することができる。
【0093】
図14の本発明のAI人工知能キャリア制御システムの能動的認識制御システムのイメージ情報伝送を示す図、
図15の本発明のAI人工知能オートバイの能動的認識制御システムのナンバープレート認識情報伝送のステップ図及び
図16の本発明のAI人工知能オートバイの能動的認識システムの顔イメージ認識フローを示す図が示すように、本発明の使用者、例えば巡査がAIオートバイを駐車した後、徒歩でパトロールし、不審な車両又は不審者に出会うと、スマートフォン91でナンバープレート又は顔を撮影し、Wifi APアンテナ90を介してオートバイにあるAIコンピューター20に伝送し、
図5が示したナンバープレート認識、又は
図6が示した顔認識を行って、AIコンピューター20が認識結果を巡査に伝送する。警察官勤務中により効率的に捜査巡邏を実施できるようにするために、前記AI人工知能装置20は前記第一ナンバープレートイメージキャプチャー装置30及び前記第二ナンバープレートイメージキャプチャー装置40、又はスマートフォン91又はスマートグラス92のカメラによりキャプチャーしたイメージをアルゴリズムでナンバープレート又は顔など認識できるパターンを認識する;そして前記能動式ナンバープレート又は顔認識のアルゴリズムは少なくとも以下の工程が含まれる:
(S1)第一工程:スマートフォン91にインストールされるナンバープレート又は顔認識アプリを起動する。
(S2)第二工程:内蔵のWifiでオートバイに設置されるWifi APアンテナ90に接続する。
(S3)第三工程:スマートフォン91又はスマートグラス92から少なくとも一つのナンバープレート又は顔イメージを撮影し、Wifi APアンテナ90を介してオートバイ10にあるAI人工知能装置20(AIコンピューター)に連結しイメージ情報を伝送する。
(S4)第四工程:AI人工知能装置20が入力されるイメージを認識する。
(S5)第五工程:AI人工知能装置20がWifi APアンテナ90を介してスマートフォン91又はスマートグラス92に連結しイメージ認識結果を伝送して、イメージ認識アプリで結果を表示する。
(S6)第六工程:スマートフォン91にインストールされるナンバープレート又は顔認識アプリを終止する。
【0094】
図17のAI人工知能オートバイと遠隔データベースの通信連結を示す図が示すように、前記AI人工知能装置20がWAP202を介して、ISPテレコムTUのデータネットワークを介して政府政府機関の公開ネットワークPIに接続され、又は光ファイバーネットワークを介して警察クラウドデータベースシステムPWにログインされることにより関連認識情報が更新され、又は無線通信HUB210を介して警察署データベースコンピューターに接続されることにより関連認識情報が更新される;前記AI人工知能装置20が4G/5G通信ネットワークを介して地域通信事業者の無線基地局WBに接続され、さらにデータネットワークを介して政府機関の公開ネットワークPI又は光ファイバーネットワークに接続され、警察クラウドデータベースシステムPWにログインされて関連認識情報が更新されるように、4G/5G通信モジュール(4G/5G SIMカード)が設置される;前記AI人工知能装置20にインストール作業及び認識イメージの保存が行われるように、ランダムアクセスメモリ209、システムソフトウェア保存ハードディスク207及びデータ保存ハードディスク208が設置され、又はUSBポートを介してポータブル保存装置と接続される。
【0095】
前述のように、本発明のAI人工知能オートバイ及び制御システムが電源供給兼制御回路システム、イメージ信号兼マイクロ制御回路システム、及び能動的認識システムによりイメージ情報を認識し伝送運行することにより、警察官がAI人工知能オートバイでイメージ認識を行い捜査の効率を上がる他、スマートフォンを介してオートバイに設置されるWifi APアンテナに接続しAI人工知能装置に接続して、イメージ認識を行い結果データを伝送して、徒歩でパトロールする時にスマートフォンのカメラでイメージをキャプチャーして、Wifi APアンテナと共に能動的イメージ認識及び能動的捜査の効果を達成でき、より良い捜査機動性及び捜査即時性を達成できる。同時に前記AI人工知能装置が遠隔データベースに接続して情報の更新を行うことにより、本発明は進歩性と実用性の利点を有する。
第二実施形態
【0096】
そして、
図18及び
図19の本発明のAI人工知能キャリアの第二実施形態の外見の立体図が示すように、本実施形態のAI人工知能キャリアがオートバイ10に4組のイメージキャプチャーセットが設置されていて、第一イメージキャプチャーセット30Aが前記オートバイの車頭103の右前側に設置され、右側の車両の後部ナンバープレートイメージのキャプチャーに使われ;第二イメージキャプチャーセット40Aが前記オートバイの車頭103の左前側に設置され、左側の車両の後部ナンバープレートイメージのキャプチャーに使われ;第三イメージキャプチャーセット30Bが前記オートバイの収納チャンバー102の右後側に設置され、右側の車両の前部ナンバープレートイメージのキャプチャーに使われ;第四イメージキャプチャーセット40Bが前記オートバイの収納チャンバー102の左後側に設置され、左側の車両の前部ナンバープレートイメージのキャプチャーに使われる。前述イメージキャプチャーセットにそれぞれカメラと投光器が含まれ、且つ前述実施形態と一致するAI人工知能装置20、表示装置50、排熱装置60、電源供給管理装置70、三ボタン制御スイッチ80及びWifi APアンテナ90が含まれる部材の制御システムは第一実施形態とは同じである。
【0097】
本発明のAI人工知能キャリア及び制御システムの第二実施形態が路上駐車費用計算に使われる。
図18及び
図19の本発明のAI人工知能キャリアの第二実施形態の外見の立体図が示すように、本発明のAI人工知能オートバイにオートバイ10、AI人工知能コンピューター20、第一イメージキャプチャーセット30A、第二イメージキャプチャーセット30B、第三イメージキャプチャーセット40A、第四イメージキャプチャーセット40B、表示装置50、電源供給管理装置70、三ボタン制御スイッチ80、Wifi APアンテナ90及び左/右カメラセットの切替スイッチ801が含まれる;前記第一イメージキャプチャーセット30Aが前記オートバイの車頭の右前側に設置され、前記第二イメージキャプチャーセット40Aが前記オートバイの車頭の左前側に設置され、前記第三イメージキャプチャーセット30Bが前記AIコンピューター収納チャンバーの右後側に設置され、前記第四イメージキャプチャーセット40Bが前記AIコンピューター収納チャンバーの左後側に設置される。
図21が示すように、前述AI人工知能オートバイ1の行進中に第一イメージキャプチャーセット30Aが右側駐車マスの車両6の後部ナンバープレート62のナンバープレートイメージをキャプチャーでき、第三イメージキャプチャーセット30Bが右側駐車マスの車両6の前部ナンバープレート61のナンバープレートイメージをキャプチャーでき、前記第二イメージキャプチャーセット40Aが左側駐車マスの車両6の後部ナンバープレート61のナンバープレートイメージをキャプチャーでき、前記第四イメージキャプチャーセット40Bが左側駐車マスの車両6の前部ナンバープレート61のナンバープレートイメージをキャプチャーできる。
【0098】
前述のAI人工知能オートバイにおいて、前記AI(Artificial Intelligence、人工知能)コンピューター20が収納チャンバー102に設置され、前記AI人工知能コンピューター20が工業用コンピューターに高速画像処理用のNvidia GPUカード又はIntel VPUカードが組み込まれた物であり、前記収納チャンバー102の左/右両側にそれぞれ吸気口1001及び1002(図示せず)が設置され、前述のイメージキャプチャー30A、40A、30B、40Bにそれぞれカメラ及び投光器が含まれ、前記表示装置50がオートバイの車頭103に設置され、前記電源供給管理装置70がオートバイ1の後部収納ボックス109に設置され、前記電源供給管理装置70に電源スイッチ704、防水電源充電スタンド705、複数の排気冷却ファン601及び少なくとも一つの吸気冷却ファン602が設置され、前記Wifi APアンテナ90が電源供給管理装置70のケースの上方に設置され、前記三ボタン制御スイッチ80がオートバイ1の左ハンドル110の下に設置され、前記左/右カメラセット切り替えスイッチ801がオートバイの車頭103の左下に設置され、その隣の位置にAIシステム電源ボタンスイッチ802が設置される。前記知能オートバイ10の車頭103にオートバイ電流電圧安定化装置193、埋め込みブザー204がさらに設置される。前記AI人工知能コンピューター20、第一イメージキャプチャーセット30A、第二イメージキャプチャーセット40A、第三イメージキャプチャーセット30B、第四イメージキャプチャーセット40B、前記表示装置50、電源供給管理装置70、Wifi APアンテナ90、三ボタン制御スイッチ80及び左/右カメラセット切り替えスイッチ801が互いに電気的に接続される。
【0099】
前述イメージキャプチャーセット30A及び40Aが第一イメージキャプチャーユニットを構成し、路上駐車の駐車マスにある車両の後部ナンバープレートイメージ及び車体のイメージをキャプチャーするのに使われる;前述イメージキャプチャーセット30B及び40Bが第二イメージキャプチャーユニットを構成し、路上駐車の駐車マスにある車両の前部ナンバープレートイメージ及び車体のイメージをキャプチャーするのに使われる。表示装置50がタッチスクリーンであることができ、リアルタイムで左/右の路上駐車の駐車マスにある車両のナンバープレート番号を表示することができる。電源供給管理装置70がAI人工知能装置20、イメージキャプチャーセット30A、40A、30B、40B、表示装置50、三ボタン制御スイッチ80などの部材が含まれる前記ナンバープレート認識システムへの給電に使われる。Wifi APアンテナ90無線信号の強化に使われ、無線ネットワークのカバー範囲を広げ、信号をより安定させる。三ボタン制御スイッチ80のもっとも左のボタンが前述イメージキャプチャーセットの電源またはキャプチャーしたイメージの入力を制御する第一制御スイッチであり、中央ボタンともっとも右のボタンがそれぞれ表示装置50のスクリーンの画面を制御する第二電源制御スイッチ、及びAI人工知能装置20の起動/シャットダウンを制御する第三電源制御スイッチである。左/右カメラセット切り替えスイッチ801が左/右カメラセットの起動を切り替えるようにカメラセットの給電電源を切り替える。AIシステム電源ボタンスイッチ802が前記後部収納ボックスに内の電源供給装置70の電源出力の起動、シャットダウンを制御する。オートバイ電圧電流安定化装置108がオートバイの電源システムを改善するための装置で、車両の電圧を安定化でき、車両の電子デバイスを保護できる。スピーカー/ブザー204が埋め込みブザーであることができ、不審車両が検出され、又はナンバープレートの認識漏れの場合、アラームを発信しオートバイを騎乗している係員に知らせる。係員がスマートフォンを用いWifi APアンテナ90を介してAI人工知能オートバイのAIコンピューター20に無線接続し、双方向コミュニケーションナンバープレート認識機能を行うことができる。両側の収納チャンバー吸気口1001、1002がAIコンピューター20が収納される収納チャンバー102の冷却に使われる。排気冷却ファン601及び吸気冷却ファン602が電源供給管理装置70の冷却に使われる。電源供給管理装置70に設置される電源スイッチ704が電源供給管理装置の起動/シャットダウンの制御スイッチに使われる。防水電源充電スタンド705が航空用電源スタンドであることができ、後部収納ボックスに設置109される電源供給管理装置70の外部高速充電スタンドとして機能する。
【0100】
図20のAI人工知能装置20の構造のブロック図が示すように、AI人工知能装置20に処理ユニット20-1、第一イメージ認識ユニット20-2、第二イメージ認識ユニット20-3、第一車両及びナンバープレートデータベース20-4、第二車両及びナンバープレートデータベース20-5、照合ユニット20-6、駐車情報データベース20-7、無線通信出力ユニット20-8、電圧安定化ユニット20-9及び温度制御モジュール20-10が含まれる;実際の運用では、第一イメージキャプチャーセット30Aと第三イメージキャプチャーセット30Bにより構成される右側イメージキャプチャー装置によって右側駐車マスの車両イメージ及びナンバープレートイメージがキャプチャーされ、第一イメージキャプチャーセット30Aによって右側駐車マスの車両6の後部ナンバープレート62及び車両のイメージがキャプチャーされて、第一イメージ認識ユニット20-2に入力されて、後部ナンバープレート番号及び車種が第一車両及びナンバープレートデータベース20-4に出力され、続いて、
図20が示すように、知能オートバイ1が駐車マスP1から駐車マスP2に駐車している車両6まで行進し、さらに駐車マスP3まで行進する。この時第三イメージキャプチャーセット30Bによって右側駐車マスの車両6の前部ナンバープレート61のイメージ及び車両イメージがキャプチャーされ、第二イメージ認識ユニット20-3に入力されて、前部ナンバープレート番号及び車種が第二車両及びナンバープレートデータベース20-5出力された後、同じ車両の後部ナンバープレート番号と前部ナンバープレート番号及び車種が前述車両及びナンバープレートデータベース20-4、20-5によって同時に照合ユニット20-6に入力され照合が行われ、もし二つのナンバープレート番号と数の照合結果がポジティブの場合、入力処理ユニット20-1がナンバープレート番号、駐車マス番号、駐車マスの経緯度、車両の入場時間、退場時間及び駐車時間が含まれる駐車情報を駐車情報データベース20-7に入力されて、無線通信出力ユニット20-8に出力され、無線通信出力ユニット20-8が無線通信方式によって路上駐車料金計算センター3にアップロードされて駐車料金計算が行われる。もし前後のナンバープレート番号又は数の照合結果がネガティブの場合、処理ユニット20-1がアルゴリズムでナンバープレート番号を修正し又はアルゴリズムで数を補正してから、駐車情報データベース20-7に保存される。
【0101】
左側の駐車マスの駐車料金計算の操作工程が前述右側の駐車マスの操作工程とは同じである。オートバイ1の行進中に、第二イメージキャプチャーセット40Aと第四イメージキャプチャーセット40Bにより構成される左側イメージキャプチャー装置によって左側駐車マスの車両イメージ及びナンバープレートイメージがキャプチャーされ、第二イメージキャプチャーセット40Aによって左側駐車マスの車両の後部ナンバープレート62及び車両のイメージがキャプチャーされて、第一イメージ認識ユニット20-2に入力されて、後部ナンバープレート番号及び車種が第一車両及びナンバープレートデータベース20-4に出力される;続いて、第四イメージキャプチャーセット40Bによって左側駐車マスの車両の前部ナンバープレート及び車両のイメージがキャプチャーされ、第二イメージ認識ユニット20-3に入力されて、前部ナンバープレート番号及び車種が第二車両及びナンバープレートデータベース20-5出力された後、同じ車両の後部ナンバープレート番号と前部ナンバープレート番号及び車種が前述車両及びナンバープレートデータベース20-4、20-5によって同時に照合ユニット20-6に入力され照合が行われ、もし二つのナンバープレート番号と数の照合結果がポジティブの場合、入力処理ユニット20-1がナンバープレート番号、駐車マス番号、駐車マスの経緯度、車両の入場時間、退場時間及び駐車時間が含まれる駐車情報を駐車情報データベース20-7に入力されて、無線通信出力ユニット20-8に出力され、無線通信出力ユニット20-8が無線通信方式によって路上駐車料金計算センター3にアップロードされて駐車料金計算が行われる。もし前後のナンバープレート番号又は数の照合結果がネガティブの場合、処理ユニット20-1がアルゴリズムでナンバープレート番号を修正し又はアルゴリズムで数を補正してから、駐車情報データベース20-7に保存される。
【0102】
本発明の路上駐車料金計算に使われるAI人工知能オートバイでは、前述第一イメージキャプチャーセット30Aの設置方向は前方に向かって右45度にすることができ、第二イメージキャプチャーセット40Aの設置方向は前方に向かって左45度にすることができ、第三イメージキャプチャーセット30Bの設置方向は後方に向かって左45度にすることができ、第四イメージキャプチャー装置の設置方向は後方に向かって左45度にすることができる。前述三ボタン制御スイッチ80にイメージキャプチャーセット30A、40A、30B、40Bを制御するための第一電源制御スイッチ又はAI人工知能装置20にインストールされるアプリによりナンバープレート認識ソフトウェアのソースカメラでキャプチャーされるイメージが入力されるかを制御する第一制御スイッチ、表示装置50を制御するための第二電源制御スイッチ及びAI人工知能装置20を制御するための第三電源制御スイッチが含まれる。前述左/右カメラセット切り替えスイッチ801が路上駐車マスの片側又は両側の駐車マス設置具合に基づいて、右側又は左側のいずれの前、後カメラセットを起動することができる。
【0103】
前述の路上駐車料金計算に使われるAI人工知能オートバイでは、前記電源供給管理装置70が前記AIコンピューター20の処理ユニット20-1に接続されることにより、電源をAIコンピューター20及び処理ユニット20-1に供給し、処理ユニット20-1が中央処理装置、シングルチップ、ソフトウェアまたは論理回路であることができる。前記電圧安定化ユニット109が前記オートバイ電圧電流安定化装置108に接続され、適切な電圧を出力するように前記電源供給管理装置を調節する。前記温度制御モジュール20-10が前述排気冷却ファン601及び吸気冷却ファン602に接続され、前記収納チャンバー102内の温度を検出して調節できる。
【0104】
図22のナンバープレート認識ソフトの操作のフロー図(LPR Software Flow Chart)が示すように、本発明の路上駐車車両のナンバープレート認識システムの操作の流れは以下に示す:
(1)認識モードであるかを判断する(Is it in recognition mode?);
(2)もし判断結果がポジティブ(Yes)の場合、リアルタイムイメージを入力する(Realtime image inputs);
(3)オブジェクト検知モードを執行する(Object detection model);
(4)ナンバープレート認識モードを執行する(License plate recognition model);
(5)車種とナンバープレート番号を出力する(Vehicle types and license plates inputs);
(6)前後のナンバープレート番号を照合する(Are the two license plates consistent?);
(7)照合結果がネガティブ(No)の場合、アルゴリズムでナンバープレート番号を補正する(Use algorithm to select license plate with higher reliability);
(8)人工でエラーを検出する(Manual check for errors);
(9)駐車データベースに保存する(Save to database);
(10)照合結果がポジティブ(Yes)の場合、さらも車両の数がナンバープレートの数に一致してるかを判断する(Is the number of vehicles consistent with the number of license plates?);
(11)判断の結果がネガティブ(No)の場合、アルゴリズムで数を補正する(Use algorithms to correct the number);
(12)人工でエラーを検出する(Manual check for errors);もしステップ(10)の判断の結果がポジティブ(Yes)の場合、駐車データベースに保存する(Save to database);
(13)もしステップ(1)の判断の結果がネガティブ(No)の場合、ナンバープレート認識操作を終止するかを選択する(Whether to Shutdown LPR?);
(14)選択がポジティブ(Yes)の場合、ナンバープレート認識操作を停止し(End LPR)、選択がネガティブ(No)の場合、ステップ(1)に戻る。
(15)ステップ(14)の、ナンバープレート認識操作の停止を行う場合、フロントカメラセットが遅延終止にする(The front cameras are delayed to close)。
【0105】
図23の路上駐車料金計算プラットフォームシステムのブロック図が示すように、本発明の路上駐車料金計算プラットフォームシステムの操作方法とプロセスが、路上駐車料金計算知能キャリア1が無線通信ネットワーク2を介して駐車情報(駐車マス番号、駐車マスの経緯度、車両の入場時間、退場時間、駐車時間)を路上駐車料金計算センター3の駐車マスデータベースモジュール3-1にアップロードして、駐車料金計算モジュール3-2駐車料金レートに基づいて駐車料金を計算して、問合せ発行モジュール4により駐車料金の情報を駐車料金所のコンピューター及び運転手の携帯電話が含まれる使用者に送信し、路上駐車の料金計算及び納金の応用機能と使用目的を達成できる。
【0106】
及び、本発明の路上駐車車輛が四輪車又は二輪車であり、前記路上駐車マスが四輪車用駐車マス又は二輪車用駐車マスであり、前記駐車料金の計算単位時間が一時間毎、三十分毎又は利用回数毎であることができる。前記無線通信出力ユニット20-8に無線通信モジュールが設置され、例えば4G/5Gモバイル通信モジュールのSIMカード;前記無線通信ネットワーク2が、PHSシステム、GSMシステム、GPRS/EDGEシステム、CDMA/HSPA/LTEシステム、CMDA2000/UMBシステム、D?SCDMA/TD?HSPA/TD?SCDMA+LTEシステム、Wifi/WiMaxシステム、又はIMT-Advanceシステム。
【0107】
さらに、本発明の路上駐車料金計算知能キャリアが駐車場管理プラットフォームと協同稼働し、前記知能キャリア1に保存される駐車情報が、駐車場管理プラットフォームの駐車場データベースモジュールにアップロードされ、駐車場管理計算モジュールにより、リアルタイムで空き駐車マスが記録され、使用できる駐車マスが運転手によって検索できるようにリアルタイムで運転手に送信される。
第三実施形態
【0108】
図24が示すように、本発明のAI人工知能キャリア及び制御システムの第三実施形態は四輪車であることができ、四輪車7、AI人工知能装置70、第一イメージキャプチャーセット71、第二イメージキャプチャーセット72、第三イメージキャプチャーセット73、第四イメージキャプチャーセット74、表示装置75、電源供給管理装置76、及び三ボタン制御スイッチ78が含まれる;前述AI人工知能装置70、第一イメージキャプチャーセット71、第二イメージキャプチャーセット72、第三イメージキャプチャーセット73、第四イメージキャプチャーセット74、表示装置75、電源供給管理装置76及び三ボタン制御スイッチ77が互いに電気的に接続される。前述AI人工知能装置70及び電源供給管理装置76が前記四輪車1のトランク内に設置され、第一イメージキャプチャーセット71が四輪車1の前方のボンネットの右側車体に設置され、第二イメージキャプチャーセット72が四輪車1の前方のボンネットの左側車体に設置され、第三イメージキャプチャーセット73が四輪車1の後方のトランクの右側車体に設置され、第四イメージキャプチャーセット74が四輪車1の後方のトランクの左側車体に設置され、表示装置75及び三ボタン制御スイッチ77が四輪車1の運転席の適切な位置に設置される。前記路上駐車料金計算知能四輪車7の操作方法及び操作の流れは前述路上駐車料金計算知能オートバイ1とは同じであり、路上駐車料金計算と路上駐車マス管理の運算プラットフォームシステムに応用できる。
【0109】
前述のように、本発明の路上駐車料金計算知能キャリアは従来の欠点を確実に改善でき、路上駐車料金計算係員が車を止めたり降りたりする必要がなく、直接にカメラセットで路上駐車車両のナンバープレート番号及び駐車情報を取得でき、無線通信の方式で、駐車情報を路上駐車料金計算センターにアップロードし、リアルタイムで各駐車車両の料金を計算して、駐車料金情報を駐車料金所と運転手に伝送することにより、係員が一回の巡回でより多く駐車マス車両イメージを取得でき、料金計算する時間を短縮し、係員の安全を保障し、交通事故の可能性を減らし、通行妨害を避けて交通安全を促進できるように、カメラセットが設置される知能オートバイや四輪車を提供する;そしてリアルタイムで駐車料金情報を計算して運転手に使用され、進んで路上駐車の料金計算及び納金の応用機能と経済効果を達成でき、使用できる駐車マスが運転手によって素早く検索できる効果を達成できる。
【0110】
本発明の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本発明を限定するものではない。本発明の主旨と領域を逸脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本発明の特許請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
【符号の説明】
【0111】
1 AI人工知能キャリア
10 オートバイ
101 オートバイ始動用電池
102 収納チャンバー
1001、1002 左/右側収納チャンバー吸気口
103 車頭
104 オートバイイグニッションスイッチ
105 オートバイ発電機モジュール
106 保護装置
107 オートバイ用電子負荷装置
108 オートバイ用電圧電流安定化装置
109 後部収納ボックス
110 ハンドル
20 AI人工知能装置
201 レーダー式スピード測定モジュール
202 無線ルーター(WAP)
203 温度電圧検知装置
204 スピーカー/ブザー
205 RFIDアクティブレシーバー
206 4G/5G通信モジュール
207 システムソフトウェア保存ハードディスク
208 データ保存ハードディスク
209 ランダムアクセスメモリ
210 無線通信HUB
30 第一ナンバープレートイメージキャプチャー
301 第一イメージキャプチャーカード
3001 カメラ
3002 投光器
40 第二ナンバープレートイメージキャプチャー
401 第二イメージキャプチャーカード
4001 カメラ
4002 投光器
50 表示装置
501 イメージA/D PCBボード/タッチパネル
60 排熱装置
601 排気冷却ファン
602 吸気冷却ファン
70 電源供給管理装置
701 復帰スイッチ
702 充電選択スイッチ
703 ブルートゥース充電器
704 電源スイッチ
705 防水電源充電スタンド
80 三ボタン制御スイッチ
801 左/右カメラセット切り替えスイッチ
802 AIシステム電源ボタンスイッチ
90 Wifi APアンテナ
91 知能スマートフォン
92 知能グラス
PI 公開ネットワーク
PW 警察クラウドデータベースシステム
TU ISPテレコム
WB 地域通信事業者の無線基地局
20-1 処理ユニット
20-2 第一イメージ認識ユニット
20-3 第二イメージ認識ユニット
20-4 第一車両及びナンバープレートデータベース
20-5 第二車両及びナンバープレートデータベース
20-6 照合ユニット
20-7 駐車情報データベース
20-8 無線通信出力ユニット
20-9 電圧安定化ユニット
20-10 温度制御モジュール
30A 第一イメージキャプチャーセット
40A 第二イメージキャプチャーセット
30B 第三イメージキャプチャーセット
40B 第四イメージキャプチャーセット
2 無線ネットワーク
3 路上駐車料金計算センター
3-1 駐車マスデータベースモジュール
3-2 駐車料金計算モジュール
4 ?問合せ発行モジュール
5 使用者
6 路上駐車車両
61 前部ナンバープレート
62 後部ナンバープレート
P1、P2、P3 駐車マス
7 四輪車
70 AI人工知能装置
71 第一イメージキャプチャーセット
72 第二イメージキャプチャーセット
73 第三イメージキャプチャーセット
74 第四イメージキャプチャーセット
75 表示装置
76 電源供給管理装置
77 三ボタン制御スイッチ