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特開2024-180371メッセージングサービスのアプリケーションによるWebフォントサービスの提供方法およびこれを提供するサーバ
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  • 特開-メッセージングサービスのアプリケーションによるWebフォントサービスの提供方法およびこれを提供するサーバ 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024180371
(43)【公開日】2024-12-26
(54)【発明の名称】メッセージングサービスのアプリケーションによるWebフォントサービスの提供方法およびこれを提供するサーバ
(51)【国際特許分類】
   G06F 40/109 20200101AFI20241219BHJP
   H04L 51/04 20220101ALI20241219BHJP
【FI】
G06F40/109
H04L51/04
【審査請求】有
【請求項の数】12
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024096966
(22)【出願日】2024-06-14
(31)【優先権主張番号】10-2023-0077075
(32)【優先日】2023-06-15
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(31)【優先権主張番号】10-2024-0054445
(32)【優先日】2024-04-24
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】524102534
【氏名又は名称】サンドル インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】SANDOLL INC.
【住所又は居所原語表記】#601, Thinking Factory Desianflex Dong, 49 Achasan-ro 17-gil Seongdong-gu Seoul 04799, Republic of Korea
(74)【代理人】
【識別番号】110002262
【氏名又は名称】TRY国際弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】ユン ヨンホ
(72)【発明者】
【氏名】ユン ヒョンジン
(72)【発明者】
【氏名】パク ドンヒョク
【テーマコード(参考)】
5B109
【Fターム(参考)】
5B109RA11
5B109VC03
(57)【要約】      (修正有)
【課題】様々な顧客別ニーズを満たし、且つフォント自体の著作権を保護し、メッセージングのアプリケーション画面内のWebフォントのレンダリング速度を向上させることができるWebフォントサービスを実現する方法、装置及び記録媒体を提供する。
【解決手段】Webフォントサービスの提供方法は、メッセージの送信者が、アプリケーションの第1サーバを介して少なくとも一つの受信者にメッセージを送信するステップと、メッセージの送信者と受信者が、第2サーバにフォントファイルを要請するステップと、要請して受信したサブセットWebフォントファイルを用いて、画面にテキストレンダリングを行うステップと、を含み、サブセットWebフォントファイルは、第2サーバでメッセージの送信者と受信者の専用の認証キーを確認し、サブセットWebフォントファイルを生成して、メッセージの送信者と受信者に転送する。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも一つのプロセッサにより行われるメッセージングサービスのアプリケーションのWebフォントメッセージングサービスの提供方法であって、
メッセージの送信者が前記アプリケーションの第1サーバを介して少なくとも一つの受信者にメッセージを送信するステップと、
前記メッセージの送信者と受信者が第2サーバにフォントファイルを要請するステップと、
前記アプリケーションは、前記要請して受信したサブセットWebフォントファイルを用いて、ユーザ画面にテキストレンダリングを行うステップとを含み、
前記サブセットWebフォントファイルは、
第2サーバで前記メッセージの送信者と受信者の専用の認証キーを確認し、サブセットWebフォントファイルを生成して、前記メッセージの送信者と受信者に転送することを特徴とする、Webフォントメッセージングサービスの提供方法。
【請求項2】
前記第2サーバは、使用可能なフォントリストで構成された第1ユーザのWebフォントサービスの使用情報を確認するステップと、
前記使用情報に基づいて、第1ユーザ専用の認証キーを生成し、保管するステップと、
第1ユーザに前記生成された認証キーとWebフォントSDKを提供するステップと、
前記第1ユーザは、提供を受けた情報に基づいて、第1サーバ内のメッセージング送受信フォーマットにフォント関連情報を追加し、第1サーバが提供するアプリケーションに反映するステップとを含むことを特徴とする、請求項1に記載のWebフォントメッセージングサービスの提供方法。
【請求項3】
前記WebフォントSDKは、
前記生成された第1ユーザ専用の認証キーを用いて、第1サーバが提供するアプリケーションに、少なくとも一つのオペレーティングシステム(OS)別にまたはプログラミング言語別に提供されることを特徴とする、請求項2に記載のWebフォントメッセージングサービスの提供方法。
【請求項4】
前記メッセージングサービスのアプリケーションの第1サーバを介して受信したメッセージは、送信者が選択したWebフォント情報と送信者専用の認証キー情報が含まれることを特徴とする、請求項1に記載のWebフォントメッセージングサービスの提供方法。
【請求項5】
前記第2サーバは、前記第1サーバが提供するアプリケーションを用いる送信者と受信者の要請に対して、認証キーの有効期限情報が含まれた送信者の認証キーを確認し、これに基づいて、サブセットWebフォントファイルを生成し、少なくとも一つの受信者の端末に転送することを特徴とする、請求項1に記載のWebフォントメッセージングサービスの提供方法。
【請求項6】
メッセージングサービスのアプリケーションのWebフォントの提供方法であって、
第2サーバは、前記アプリケーションのWebフォントサービス使用情報を確認し、アプリケーションのユーザ専用の認証キーを生成するステップと、
前記アプリケーションは、前記ユーザ専用の認証キーを確認し、WebフォントSDKモジュールを用いて、前記第2サーバにテキストレンダリングのためのフォントを要請するステップと、
前記アプリケーションは、受信したサブセットWebフォントファイルを用いて、ユーザ端末にテキストレンダリングを行うステップとを含み、
前記サブセットWebフォントファイルは、
第2サーバでユーザ専用の認証キーが含まれたWebフォント要請情報の有効性を確認し、サブセットWebフォントファイルを生成して前記WebフォントSDKモジュールに転送することを特徴とする、Webフォントの提供方法。
【請求項7】
前記第2サーバは、ユーザの認証のために、第1ユーザ専用の認証キーを確認し、これに基づいて、認証キーの有効期限情報が含まれた前記ユーザ専用の認証キーを生成することを特徴とする、請求項6に記載のWebフォントの提供方法。
【請求項8】
前記WebフォントSDKモジュールは、第2サーバにフォントを要請するステップで最近使用フォントを臨時格納することを特徴とする、請求項6に記載のWebフォントの提供方法。
【請求項9】
前記第2サーバは、要請を受けたテキストに対して、
生成的モデルを用いて算出された予想グリフに対する追加フォントを含むサブセットWebフォントファイルを提供することを特徴とする、請求項6に記載のWebフォントの提供方法。
【請求項10】
プロセッサと、
前記プロセッサと通信するメモリとを含み、
前記メモリは、前記プロセッサにとって動作を行うようにする命令を格納し、
前記動作は、
メッセージの送信者が、メッセージングのアプリケーションの第1サーバを介して少なくとも一つの受信者にメッセージを送信する動作と、
前記メッセージの送信者と受信者が、第2サーバにフォントファイルを要請する動作と、
前記アプリケーションは、前記要請して受信したサブセットWebフォントファイルを用いて、ユーザ画面にテキストレンダリングを行う動作とを含み、
前記サブセットWebフォントファイルは、
第2サーバで前記メッセージの送信者と受信者の専用の認証キーを確認し、サブセットWebフォントファイルを生成して、前記メッセージの送信者と受信者に転送することを特徴とする、コンピューティング装置。
【請求項11】
プロセッサと、
前記プロセッサと通信するメモリとを含み、
前記メモリは、前記プロセッサにとって動作を行うようにする命令を格納し、
前記動作は、
第2サーバは、メッセージングのアプリケーションのWebフォントサービスの使用情報を確認し、アプリケーションのユーザ専用の認証キーを生成する動作と、
前記アプリケーションは、前記ユーザ専用の認証キーを確認し、WebフォントSDKモジュールを用いて、前記第2サーバにテキストレンダリングのためのフォントを要請する動作と、
前記アプリケーションは、受信したサブセットWebフォントファイルを用いて、ユーザ端末にテキストレンダリングを行う動作とを含み、
前記サブセットWebフォントファイルは、
第2サーバでユーザ専用の認証キーが含まれたWebフォント要請情報の有効性を確認し、サブセットWebフォントファイルを生成して、前記WebフォントSDKモジュールに転送することを特徴とする、コンピューティング装置。
【請求項12】
請求項1から請求項9のいずれか一項に記載のWebフォントメッセージングサービスの提供方法を行うプログラムが格納されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、メッセージングサービスのアプリケーションによりWebフォントサービスを提供する方法およびこれを提供するサーバに関する。
【背景技術】
【0002】
Webフォントは、アプリケーション内でテキストを表現するのにフォントファイルを用いるための技術であって、モバイルおよびタブレットなど、アプリケーションにアクセスするプラットフォームが多様化するにつれてWebフォントの使用が増加している。これに伴い、Webフォントの提供において、多様化した顧客のニーズを満たすことができるアプリケーション画面内のWebフォントをサービスする技術の開発が求められている。
【0003】
これに関連して、従来のWebフォントに関連する先行技術の場合、Webフォントの提供において、第1サブセットフォントと第2サブセットフォントとに分けて提供し、これに基づいて、Webページでのみ当該フォントの情報を提供する方式により動作している。
【0004】
このような先行特許(サブセットフォントを提供するWebフォントサーバおよびこれを含むWebフォントシステム(韓国特許出願番号第10-2012-0050470号))のWebフォントの提供において、サブセットフォントを分けるステップを含む方式は、アプリケーション画面内のWebフォントのレンダリング速度を低下させる要素となり、Webフォントのレンダリング速度が遅くなる場合、様々な問題が引き起こされ得る。
【0005】
例えば、Webフォントのレンダリング速度が遅くなる場合、テキストが表示されない状態から突然表示される現象(FOIT、Flash of Invisible Text)と、テキストがちらつきながら変わる現象(FOUT、Flash of Unstyled Text)が発生し、これは、アプリケーションを用いる顧客に不都合を引き起こし得る。
【0006】
さらに、モバイルメッセンジャー市場の拡大に伴い、ユーザは、一律なアプリケーションインタフェースではなく、個人の個性を活かしたインタフェースを好んでおり、そのため、メッセージの送受信のためのアプリケーションにおいてユーザの個性を表現するためのWebフォントサービスを構築し、提供する必要がある。
【0007】
具体的には、様々な顧客別ニーズを満たし、且つフォント自体の著作権を保護し、メッセージングのアプリケーション画面内のWebフォントのレンダリング速度を向上させることができるWebフォントのサービスの提供方法が求められている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、上記の問題を解決するためのものであって、アプリケーションのメッセージングサービスを利用する顧客のWebフォント要請によるWebフォントサービスの提供方法を提案することを目的とする。
【0009】
より具体的には、本発明は、メッセージングサービスを提供する一次ユーザと一次ユーザのサーバが提供するアプリケーション内でメッセージのやり取りをする送信者と受信者がWebフォントを用いることができるフォントの提供方法を提案することを目的とする。
【0010】
また、本発明は、各顧客のWebフォントの使用による時間消費を最小化することで、アプリケーション画面のレンダリング速度を向上させ、Webフォントの一部の提供により、Webフォントの流出可能性を最小化するベースのWebフォントサービス方法を提案することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記技術的課題を解決するための本発明による少なくとも一つのプロセッサにより行われるメッセージングサービスのアプリケーションのWebフォントメッセージングサービスの提供方法は、メッセージの送信者が前記アプリケーションの第1サーバを介して少なくとも一つの受信者にメッセージを送信するステップと、前記メッセージの送信者と受信者が第2サーバにフォントファイルを要請するステップと、前記アプリケーションは、前記要請して受信したサブセットWebフォントファイルを用いて、画面にテキストレンダリングを行うステップとを含み、前記サブセットWebフォントファイルは、第2サーバで前記メッセージの送信者と受信者の専用の認証キーを確認し、サブセットWebフォントファイルを生成して、前記メッセージ送信者と受信者に転送することが好ましい。
【0012】
また、前記第2サーバは、使用可能なフォントリストで構成された第1ユーザのWebフォントサービスの使用情報を確認するステップと、前記使用情報に基づいて、第1ユーザ専用の認証キーを生成し、保管するステップと、第1ユーザに前記生成された認証キーとWebフォントSDKを提供するステップと、前記第1ユーザは、提供を受けた情報に基づいて、第1サーバ内のメッセージング送受信フォーマットにフォント関連情報を追加し、第1サーバが提供するアプリケーションに反映するステップとを含むことができる。
【0013】
また、前記WebフォントSDKは、前記生成された第1ユーザ専用の認証キーを用いて、第1サーバが提供するアプリケーションに、少なくとも一つのオペレーティングシステム(OS)別にまたはプログラミング言語別に挿入されることができる。
【0014】
また、前記メッセージングサービスのアプリケーションの第1サーバを介して受信したメッセージは、送信者が選択したWebフォント情報と送信者専用の認証キー情報が含まれることができる。
【0015】
また、前記第2サーバは、前記第1サーバが提供するアプリケーションを用いる送信者と受信者の要請に対して、認証キーの有効期限情報が含まれた送信者の認証キーを確認し、これに基づいて、サブセットWebフォントファイルを生成し、少なくとも一つの受信者の端末に転送することができる。
【0016】
一方、メッセージングサービスのアプリケーションのWebフォントの提供方法は、第2サーバは、前記アプリケーションのWebフォントサービス使用情報を確認し、アプリケーションのユーザ専用の認証キーを生成するステップと、前記アプリケーションは、前記ユーザ専用の認証キーを確認し、専用WebフォントSDKを用いて、前記第2サーバにテキストレンダリングのためのフォントを要請するステップと、前記アプリケーションは、受信したサブセットWebフォントファイルを用いて、ユーザ端末にテキストレンダリングを行うステップとを含み、前記サブセットWebフォントファイルは、第2サーバでユーザ専用の認証キーが含まれたWebフォント要請情報の有効性を確認し、サブセットWebフォントファイルを生成して前記WebフォントSDKに転送することが好ましい。
【0017】
また、前記第2サーバは、ユーザの認証のために、第1ユーザ専用の認証キーを確認し、これに基づいて、認証キーの有効期限情報が含まれた前記ユーザ専用の認証キーを生成することができる。
【0018】
また、前記WebフォントSDKは、第2サーバにフォントを要請するステップで最近使用フォントに対するキャッシュ機能を有することができ、前記機能は、要請されたフォントテキストに応じて、最近使用されたサブセットWebフォントファイルを再使用するか、よく使用するテキストが含まれたサブセットWebフォントファイルを使用可能な機能を含むことができる。
【0019】
また、前記第2サーバは、要請されたテキストに対して、よく使用するテキストに対するサブセットWebフォントファイルを提供することができ、AIベースのチャットボットを用いて算出された予想回答テキストを含むサブセットWebフォントファイルを提供することができる。
【0020】
一方、本発明は、上述のWebフォントサービスの提供方法を行うプログラムが格納されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体として実現されることができる。
【発明の効果】
【0021】
本発明によると、Webフォントメッセージングサービスの提供の際、メッセージの送信者と受信者の専用の認証キーを確認し、これに基づいて、第1サーバが提供するアプリケーション画面に反映するサブセットWebフォントファイルを用いることにより、Webフォントを利用する顧客別に最適化したサービスを提供することができる効果がある。
【0022】
また、本発明は、Webフォントサービスの提供の際、アプリケーションのユーザ認証およびサブセットWebフォントの生成のためにユーザ専用WebフォントSDKを用いることにより、アプリケーション画面のレンダリング時に、Webフォントの使用による時間消費を最小化することができ、Webフォントの容量を低減することができ、Webフォントのダウンロード時間を短縮し、さらには、ネットワークトラフィックおよび費用を低減することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0023】
図1】本発明の一実施形態によるWebフォントメッセージングサービスの提供に対する過程を示す例示図である。
図2】本発明の一実施形態によるWebフォントメッセージングサービスの提供に対する過程を示すフローチャートである。
図3】本発明の一実施形態によるWebフォントメッセージングサービスを利用するためのサービス使用情報の登録過程を示す概念図である。
図4】本発明の一実施形態によるWebフォントメッセージングサービスの提供に対する過程を示すタイミング図である。
図5】本発明の一実施形態によるWebフォントメッセージングサービスを提供するための認証およびサービスの提供に対する過程を示す例示図である。
図6】本発明の一実施形態によるWebフォントメッセージングサービスを提供するための認証およびサービスの提供に対する過程を示すタイミング図である。
図7】本発明の他の実施形態によるWebフォントメッセージングサービスの提供方法を示す例示図である。
図8】本発明の一実施形態によるWebフォントサービスの提供を行うサーバのコンピューティング装置の実現を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下の内容は、単に、発明の原理を例示する。したがって、当業者は、本明細書に明確に説明または図示されていないが、発明の原理を実現し、発明の概念と範囲に含まれている様々な装置を発明することができる。また、本明細書に挙げられているすべての条件付き用語および実施形態は、原則的に、発明の概念が理解されるようにするための目的としてのみ明白に意図され、このように特別に挙げられている実施形態および状態に制限的ではないものと理解すべきである。
【0025】
上述の目的、特徴およびメリットは、添付の図面に関する以下の詳細な説明によってより明らかになり、これにより、発明が属する技術分野において通常の知識を有する者が、発明の技術的思想を容易に実施することができる。
【0026】
また、発明を説明するに際し、発明と関連する公知技術に関する具体的な説明が発明の要旨を不明瞭にし得ると判断した場合には、その詳細な説明を省略する。以下では、添付の図面を参照して、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。
【0027】
以下、図1を参照して、本実施形態によるアプリケーションによるWebフォントメッセージングサービスの提供に対する過程について説明する。
【0028】
図1は本発明の一実施形態によるWebフォントメッセージングサービスの提供に対する過程を示す例示図である。
【0029】
本実施形態において、Webフォントサービスシステム1000は、メッセージングサービスを提供する第1サーバ200とWebフォントサービスを提供する第2サーバ300を介してWebフォントが適用されたメッセージングサービスの提供を受ける送信者端末500-1と受信者端末500-2で構成されることができる。
【0030】
本実施形態において、第1サーバ200は、送信者端末500-1と受信者端末500-2にメッセージングサービスを提供するサービス提供者に該当し、第2サーバ300は、第1サーバ200およびこれを利用するユーザ端末500にWebフォントサービスを提供する提供者に該当する。
【0031】
第2サーバ300は、様々なフォントファイルとサブセットWebフォントを生成および格納し、フォントを要請する対象に様々なフォント情報を提供することができる。
【0032】
具体的には、第2サーバ300は、送信者端末500-1および受信者端末500-2を含むユーザ端末500のWebフォント要請に応じて、Webフォント情報とサブセットWebフォントファイルを提供することができ、Webフォントサービスの認証手続き、Webフォントサービスの登録手続きなどを行うことができる。
【0033】
第2サーバ300は、Webフォントサービスの提供のために第1サーバ200および第1サーバ200を利用するユーザ端末500の固有の認証情報を生成および保管することができる。
【0034】
第2サーバ300内のソースフォント格納モジュールは、ソースになるフォントファイルをフォント別に格納して管理し、Webフォントサービスの提供のために、フォント提供モジュール内に送受信者端末500-1、500-2から要請されたフォントファイルがない場合、当該フォントの暗号化したファイルをフォント提供モジュールに転送することができる。
【0035】
以下、図2を参照して、本実施形態によるWebフォントメッセージングサービスの提供に対する過程について説明する。
【0036】
図2は、本発明の一実施形態によるWebフォントメッセージングサービスの提供に対する過程を示すフローチャートである。
【0037】
本実施形態において、送信者端末500-1は、第1サーバ200を介して少なくとも一つの受信者端末500-2にメッセージを送信する(S10)。
【0038】
送信者端末500-1と第1サーバ200から送信者端末500-1が送信したメッセージを受信した受信者端末500-2は、それぞれ、第2サーバ300に送信者端末500-1が選択したフォントファイルを要請する(S20)。第2サーバ300は、送信者端末500-1と受信者端末500-2の要請に対して認証情報を確認し、サブセットWebフォントファイルを生成する。この際の認証情報は、第1サーバ200の一次的な使用可能フォントリストの提供のための一次認証値および使用可能なフォントリストから選択されたフォントに対する二次認証値を含むことができる。
【0039】
ここで、送信者端末500-1は、送信したメッセージに対して、第1サーバ200から認証情報を含むメッセージを再受信することにより、第2サーバ300にフォントファイルを要請することができる。第2サーバ300は、認証情報内の一次認証値により、第1サーバ200が、WebフォントベースのメッセージングサービスのためのB2B形態のサービス使用情報の登録過程と認証を完了したことを確認し、二次認証値により、第1サーバ200のユーザが、提供されるフォント内で選択されたフォントを要請したことを確認することができる。
【0040】
第2サーバ300は、認証が完了すると、生成したサブセットWebフォントファイルを送信者端末500-1と受信者端末500-2に転送し、送信者端末500-1と受信者端末500-2は、受信したサブセットWebフォントファイルを用いて、それぞれメッセージをテキストレンダリングする(S30)。
【0041】
以下、図3を参照して、本実施形態によるWebフォントメッセージングサービス使用情報の登録過程についてより詳細に説明する。
【0042】
図3は、本発明の一実施形態によるWebフォントメッセージングサービスを利用するためのサービス使用情報の登録過程を示す概念図である。
【0043】
本実施形態において、第2サーバ300は、第1サーバ200のメッセージングサービス内のWebフォントサービスの申し込みを受けて、第2サーバ300内のフォント提供モジュールに使用情報を登録することができる。ここで、使用情報には、商品情報として、第1サーバ200が用いるフォントリスト、適用するメッセージングサービスの識別情報およびテスト用IPのうち少なくとも一つ以上が含まれることができる。
【0044】
第1サーバ200は、各Webフォントを所定の値段で個別に購入するか、所定の期間利用可能な使用権を所定の値段で購入することも可能である。またはサブスクリプション型に特定の範囲のWebフォントセットを自由に利用可能な方式で購入することも可能である。
【0045】
Webフォントの購入方式は、上述の例示に限定されず、第2サーバ300の販売方式に応じて様々に購入し、利用することができる。
【0046】
第2サーバ300は、第1サーバ200のメッセージングサービスと連動してフォントを提供するためのモジュールであって、フォント提供モジュールとフォントに関するソース情報を管理するソースフォント格納モジュールで構成されることができる。
【0047】
したがって、フォント提供モジュールは、予めフォントファイルを格納し、メッセージングサービスのメッセージ内に含まれたグリフ(Glyph)のサブセットを生成して提供し、この際、当該フォントファイルがない場合、ソースフォント格納モジュールにソースフォントファイルを要請することができる。
【0048】
ソースフォント格納モジュールは、要請を受けたフォントの暗号化したファイルをフォント提供モジュールに転送し、フォント提供モジュールは、受信した暗号化したフォントファイルを復号化し、格納することができる。
【0049】
一方、フォント提供モジュールとソースフォント格納モジュールの構成は、分離した構成に制限されない。例えば、ソースフォント格納モジュールは、フォント提供モジュールの一つのデータベースとして存在してもよい。または、ソースフォント格納モジュールは、外部サーバで構成され、外部サーバからフォント提供モジュールがフォントファイルの提供を受け、後述するWebフォントサービスを提供することも可能である。ここで、ソースフォント格納モジュールは、第2サーバ300に従属せず、各フォントに対する権利を有するフォント権利者のサーバに区分して構成されることも可能である。
【0050】
第2サーバ300は、第1サーバ200を認証するための認証情報を生成および保管することができ、第1サーバ200の登録されたサービス使用情報に応じて、認証情報を含む専用の認証キーとWebフォントSDK(Software Development Kit)を生成し、第1サーバ200に提供することができる。
【0051】
WebフォントSDKは、上述のフォント提供モジュールと連動してメッセージングのアプリケーションに搭載可能な形態でユーザ端末上で特定の機能を行うためのプログラムを開発するためのツールのセットであり、本実施形態では、メッセージに含まれたフォントとフォントが適用されたグリフを識別し、認証情報とともに第2サーバ300のフォント提供モジュールにサブセットWebフォントを要請する機能を果たすためのライブラリ、APIなどを含むことができる。
【0052】
したがって、第2サーバ300から提供されるSDK515は、ユーザ端末のオペレーティングシステム(OS)別にまたはメッセージングサービスとインタフェースが可能なプログラミング言語別に提供されることができる。
【0053】
次に、第1サーバ200は、メッセージング送受信データフォーマットにフォント関連情報を追加し、アプリケーション510に第2サーバ300から提供を受けたWebフォントSDKを挿入して実現されたSDKモジュール515でサービス環境を実現することができる。ここで、第1サーバ200は、WebフォントSDK515の挿入時に、第1サーバ200専用の認証キーを用いて挿入することにより、より安定的なサービスを提供する。
【0054】
以下、図4を参照して、本実施形態によるWebフォントメッセージングサービスの提供に対する過程について説明する。
【0055】
図4は、本発明の一実施形態によるWebフォントメッセージングサービスの提供に対する過程を示すタイミング図である。
【0056】
図4では、説明の便宜性を高めるために、第2サーバ300を中心に、送信者端末500-1と受信者端末500-2との情報の送受信過程について説明する。
【0057】
図4を参照すると、図3での説明のように、第1サーバ200は、メッセージング送受信データフォーマットにWebフォント関連情報を予め適用することができる(S101)。
【0058】
次に、送信者端末500-1は、使用するために選択したフォント情報が含まれたメッセージをアプリケーションを介して入力し(S102)、第1サーバ200に当該メッセージを送信することができる(S103)。
【0059】
送信者端末500-1と受信者端末500-2は、第1サーバ200に伝達されたメッセージを受信することができる(S104)。具体的には、受信したメッセージには、認証キーと適用したWebフォント情報が含まれることができる。
【0060】
以上のメッセージを受信した送信者端末500-1と受信者端末500-2は、第2サーバ300にフォントファイルを要請することができる(S105)。
【0061】
具体的には、フォントファイルの要請には、用いられているフォントに関する識別情報、メッセージに関するテキスト情報および受信した認証キーが含まれることができる。
【0062】
第2サーバ300は、フォントファイルの要請に対して、送信者端末500-1と受信者端末500-2の認証キーが有効であるか否かを確認することができる(S106)。ここで、有効有無の確認のために、第2サーバ300は、認証キーに含まれた送信者のID、使用可能なフォントリストと要請されたフォントの一致有無、有効期間のうち少なくとも一つ以上を確認することができる。
【0063】
第2サーバ300は、認証キーが有効であるか否かの確認手続きにより正常なフォント要請と判断した場合、要請を受けたWebフォント要請情報に基づいて最適化したサブセットWebフォント(Subset web font)を生成する(S107)。ここで、サブセットWebフォントは、動的ロード性能を改善するために用いるグリフに対するフォントのみを提供することでより圧縮されたサイズのフォントファイルを意味し得る。サブセットWebフォントファイルは、Webフォント要請情報内のテキスト情報に基づいて生成されたデータとして、代替フォントを含むか否かに応じて代替フォントサブセットも含まれることができる。
【0064】
具体的には、第2サーバ300は、Webフォント要請情報内のテキスト情報と予め格納されたWebフォントに基づいて、フォントサブセッティング(font subsetting)を行ってサブセットWebフォントを生成することができる。
【0065】
また、第2サーバ300は、生成されたサブセットWebフォントを所定期間保管することにより、フォントファイルの要請に対するより迅速なサービスを提供することができる。ここで、所定期間は、メッセージングのアプリケーションの特性によってよく用いられるメッセージに応じて決定されてもよく、またはサブセットWebフォントのサイズに応じて可変的に決定されてもよい。
【0066】
次に、第2サーバ300は、Webフォント要請情報に基づいて生成されたサブセットWebフォントファイルを送信者端末500-1と受信者端末500-2に転送することができる(S108)。
【0067】
第2サーバ300は、送信者端末500-1と受信者端末500-2から予め要請された情報と同じWebフォント要請を受ける場合に応じて保管されたサブセットWebフォントファイル内のグリフでレンダリングが可能である場合、第2サーバ300は、上述の生成(S107)ステップを省略し、予め生成され保管中であるサブセットWebフォントファイルを送信者端末500-1と受信者端末500-2にすぐ転送することができる。
【0068】
第2サーバ300からサブセットWebフォントファイルを受信した送信者端末500-1と受信者端末500-2は、受信した前記サブセットWebフォントファイルを用いて、画面にテキストを表示することができる(S109)。
【0069】
以上、本発明によると、顧客別のWebフォントサービスを第2サーバ300を介して提供することにより、ユーザが希望するフォントを第1ユーザのメッセージングサービスとともに、ユーザ端末500内のアプリケーション510に容易に適用することができる。
【0070】
また、本発明は第1サーバ200のサービスの使用期間の満了、メッセージングのアプリケーションのバージョン変更など、サービス使用情報が変更される場合、第2サーバ300が選択したフォントによる代替フォント情報が適用されたサブセットWebフォントファイルを提供することにより、サブセットベースのWebフォントの安定性を高めることができる。
【0071】
以下、図5を参照して、本実施形態によるWebフォントメッセージングサービスの提供に対する方法について説明する。
【0072】
図5は、本発明の一実施形態によるWebフォントメッセージングサービスを提供するための認証およびサービスの提供に対する方法を示す例示図である。
【0073】
本実施形態において、ユーザが、ユーザ端末500を用いて、第1サーバ200のアプリケーション510を駆動してWebフォントサービスを使用しようとする場合、アプリケーション510内のSDKモジュール515は、第2サーバ300にユーザ専用の認証キーを要請することができ、第2サーバ300は、専用の認証キーをユーザ端末500に提供することができる。
【0074】
そして、ユーザ端末500は、提供を受けた専用の認証キー情報に基づいて、第2サーバ300にサブセットWebフォントファイルを要請してWebフォントの提供を受け、提供を受けたサブセットWebフォントファイルに基づいてレンダリングし、当該アプリケーション510の画面にテキストを表示することができる。
【0075】
以下、図6を参照して、本実施形態によるWebフォントメッセージングサービスの提供方法について説明する。
【0076】
図6は、本発明の一実施形態によるWebフォントメッセージングサービスの提供方法を示すタイミング図である。
【0077】
図6を参照すると、ユーザは、ユーザ端末500を用いて、第1サーバ200が提供するアプリケーション510を駆動することができる(S201)。
【0078】
次に、ユーザ端末500は、駆動されたアプリケーション510により、第2サーバ300にユーザ専用の認証キーを要請することができる(S202)。ここで、専用の認証キーとして要請される情報には、ユーザID、ユーザが使用可能なフォントリスト、認証キー有効期間のうち少なくとも一つを含むことができる。
【0079】
第2サーバ300は、要請を受けた認証キーを生成し(S203)、ユーザ端末500に提供することができる(S204)。
【0080】
ユーザ端末500は、WebフォントSDKモジュール515によりメッセージに含まれたテキストのレンダリングのためのフォント情報を確認し(S205)、認証キーに基づいて、第2サーバ300にサブセットWebフォントファイルを要請することができる(S206)。Webフォントファイルの要請情報には、要請するWebフォントに対するテキストデータとWebフォントサービスを利用するための認証手続きに必要な認証キーが含まれることができる。
【0081】
また、本実施形態によるWebフォントSDKモジュール515は、最近使用されたフォントを臨時に格納するキャッシュ機能を有することができる。WebフォントSDKモジュール515は、キャッシュ機能により、最近使用されたサブセットWebフォントを再使用可能にし、よく使用するフレーズ(例えば、あいさつ表現や回答などのための表現)に対するテキストのサブセットWebフォントをユーザ端末500内に臨時格納することにより、さらなる要請なしに使用可能にする。
【0082】
したがって、フォント情報を確認するステップ(S205)において、WebフォントSDK515は、フォント要請に含まれたフォントとテキストが所定期間内にフォント提供モジュールから回答を受けたサブセットWebフォントでレンダリング可能な場合、さらなる要請過程なしに格納されたサブセットWebフォントをユーザ端末500に提供し、テキストを所望のフォントで表示することができる。
【0083】
第2サーバ300は、ユーザ端末500のWebフォントファイルの要請に対して受信した認証キーの有効性を確認し(S207)、サブセットWebフォントファイルを生成し(S208)、ユーザ端末500に提供することができる(S209)。認証キーの有効性の確認結果、発信者IDが識別されないか、使用可能フォントリストと要請フォントが一致しない場合、またはフォントの有効期間が経過した後、要請を有効ではないと判断することができる。
【0084】
例えば、フォントファイルの要請が有効ではない非正常なアクセスであると判断した場合には、第2サーバ300は、当該ユーザ端末500にエラー回答を転送することができ、非正常なアクセス事実を当該 第1サーバ200に提供することができる。ここで、第2サーバ300は、エラーを回答し、且つユーザのメッセージの送受信のために、WebフォントSDKモジュール515は、基本フォントでテキストがレンダリングされ表示されるようにする。
【0085】
認証キーの有効性の確認結果、正常なフォント要請と判断した場合、第2サーバ300は、要請を受けたWebフォント要請情報に基づいて最適化したサブセットWebフォントファイルを生成する。
【0086】
具体的には、第2サーバ300は、上述のように、Webフォント要請情報内のテキスト情報と予め格納されたWebフォントに基づいてフォントサブセッティングを行い、サブセットWebフォントファイルを生成することができる。
【0087】
また、サブセットWebフォント生成過程で、第2サーバ300は、よく使用するテキストサブセットWebフォントを予め生成して提供することができ、予想可能な回答が含まれたサブセットWebフォントを提供することができる。このために、第2サーバ300は、短文メッセージングテキストから使用頻度の統計情報を抽出し、所定のサイズで構成されたよく使用する回答テキストを継続してアップデートすることができる。
【0088】
さらに、第2サーバ300は、生成的言語モデルを用いて要請されたグリフに基づいて、次の単語や文章を予測し、さらなるサブセットを生成することができる。したがって、第2サーバ300は、要請されたテキストのグリフに該当するサブセットに予想回答テキストのグリフに対するフォントを含むサブセットWebフォントをユーザ端末500に提供することもできる。
【0089】
ユーザ端末500は、第2サーバ300から受信したサブセットWebフォントファイルを用いて、アプリケーション510画面にレンダリングし、テキストを表示することができる(S210)。
【0090】
以上、上述の本発明によると、アプリケーション510内のテキストをフォント別に取り合わせてテキスト情報を生成し、これに基づいてWebフォントSDKモジュールを用いることにより、アプリケーション510のレンダリングの際に、Webフォントの使用による時間消費を最小化することができる。
【0091】
また、Webフォント情報の提供の際に最適化したサブセットWebフォントを用いることにより、Webフォントの容量を低減することができる。
【0092】
また、Webフォントの容量を低減することにより、Webフォントのダウンロード時間を短縮し、ネットワークトラフィックおよび費用を低減することができる。
【0093】
以下、図7を参照して、本発明の他の実施形態によるWebフォントメッセージングサービスの提供に対する過程について説明する。
【0094】
図7は、本発明のさらなる実施形態によるWebフォントメッセージングサービスの提供方法を示す例示図である。
【0095】
上述の実施形態において、送信者端末500-1と受信者端末500-2とのメッセージ送受信過程で、Webフォントサービスを提供する第1サーバ200と第2サーバ300を分離した構成として説明しているが、第1サーバ200と第2サーバ300の構成は、一つのサーバ内で構成されてもよい。
【0096】
具体的には、第2サーバ300は、第1サーバ200の中で一つのフォントモジュール205で構成されることができ、ユーザ端末500の要請に応じて第1サーバ200で送受信するメッセージにフォントを提供することができる。
【0097】
以下、図8を参照して、本実施形態によるWebフォントメッセージングサービスの提供を行うコンピューティング装置として、第2サーバ300の具体的なハードウェアの実現について説明する。
【0098】
図8を参照すると、本発明のいくつかの実施形態において、第2サーバ300は、コンピューティング装置の形態に実現されることができる。第2サーバ300を構成するそれぞれのモジュールのうち一つ以上は、汎用コンピューティングプロセッサ上で実現され、したがって、プロセッサ(processor)388、入出力I/O382、メモリ(memory)384、インタフェース(interface)386およびバス385(bus)を含むことができる。プロセッサ388、入出力I/O382、メモリ384および/またはインタフェース386は、バス385により互いに結合することができる。バス385は、データが移動する通路(path)に該当する。
【0099】
具体的には、プロセッサ388は、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processor Unit)、MCU(Micro Controller Unit)、GPU(Graphic Processing Unit)、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセス、マイクロコントローラ、アプリケーションプロセッサ(AP、application processor)およびこれらと類似する機能を行うことができる論理素子のうち少なくとも一つを含むことができる。
【0100】
入出力I/O382は、キーパッド(keypad)、キーボード、タッチスクリーンおよびディスプレイ装置のうち少なくとも一つを含むことができる。メモリ384は、データおよび/またはプログラムなどを格納することができる。
【0101】
インタフェース386は、通信ネットワークにデータを転送するか、通信ネットワークからデータを受信する機能を果たすことができる。インタフェース386は、有線または無線形態であることができる。例えば、インタフェース386は、アンテナまたは有無線トランシーバなどを含むことができる。メモリ384は、プロセッサ388の動作を向上させ、且つ個人情報の保護のための揮発性の動作メモリであって、高速のディーラムおよび/またはエスラムなどをさらに含むこともできる。
【0102】
また、メモリ384内には、ここで説明している一部またはすべてのモジュールの機能を提供するプログラミングおよびデータ構成を格納する。例えば、上述の学習方法の選択された様態を行うようにするロジックを含むことができる。
【0103】
メモリ384に格納された上述の方法を行う各ステップを含む命令語のセットでプログラムまたはアプリケーションをロードし、プロセッサが各ステップを行うようにする。
【0104】
さらに、ここで説明する様々な実施形態は、例えば、ソフトウェア、ハードウェアまたはこれらの組み合わせを用いて、コンピュータまたはこれと類似する装置で読み取り可能な記録媒体内で実現されることができる。
【0105】
ハードウェア的な実現によると、ここで説明される実施形態は、ASICs(application specific integrated circuits)、DSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays)、プロセッサ(processors)、制御装置(controllers)、マイクロコントローラ(micro-controllers)、マイクロプロセッサ(microprocessors)、その他の機能遂行のための電気的なユニットのうち少なくとも一つを用いて実現されることができる。一部の場合に、本明細書で説明される実施形態が、制御モジュール自体として実現されることができる。
【0106】
ソフトウェア的な実現によると、本明細書で説明される手続きおよび機能のような実施形態は、別のソフトウェアモジュールで実現されることができる。前記ソフトウェアモジュールのそれぞれは、本明細書で説明される一つ以上の機能および作動を行うことができる。適切なプログラム言語で書き込まれたソフトウェアアプリケーションによりソフトウェアコードが実現されることができる。前記ソフトウェアコードは、メモリモジュールに格納され、制御モジュールによって実行されることができる。
【0107】
具体的には、以上の説明は、本発明の技術思想を例示的に説明したものに過ぎず、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者であれば、本発明の本質的な特性から逸脱しない範囲内で様々な修正、変形および置換が可能である。
【0108】
したがって、本発明に開示されている実施形態および添付の図面は、本発明の技術思想を限定するためのものではなく、説明するためのものであって、このような実施形態および添付の図面によって本発明の技術思想の範囲が限定されるものではない。本発明の保護範囲は、下記の請求の範囲によって解釈されなければならず、それと同等な範囲内にあるすべての技術思想は、本発明の権利範囲に含まれるものと解釈すべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8