(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024180380
(43)【公開日】2024-12-26
(54)【発明の名称】ゲームサービスを提供する方法及びその装置
(51)【国際特許分類】
G06Q 50/10 20120101AFI20241219BHJP
A63F 13/79 20140101ALI20241219BHJP
【FI】
G06Q50/10
A63F13/79
【審査請求】有
【請求項の数】25
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2024097720
(22)【出願日】2024-06-17
(31)【優先権主張番号】10-2023-0077455
(32)【優先日】2023-06-16
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ブルートゥース
2.BLUETOOTH
3.ZIGBEE
(71)【出願人】
【識別番号】511062575
【氏名又は名称】ネクソン コリア コーポレーション
(74)【代理人】
【識別番号】110004303
【氏名又は名称】弁理士法人三協国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】イム ピルヨン
(72)【発明者】
【氏名】キム フィジョン
(72)【発明者】
【氏名】キム チャンソブ
(72)【発明者】
【氏名】キム ジョンホン
【テーマコード(参考)】
5L050
【Fターム(参考)】
5L050CC11
(57)【要約】 (修正有)
【課題】ゲーム内アイテムの強化を求める需要並びに支払い意思を適切に反映させて強化価格を決定するゲームサービスを提供する方法、ゲーム提供装置及び記録媒体を提供する。
【解決手段】方法は、ゲーム内アイテムのうち、第1アイテムの強化条件に係わる強化情報を獲得する段階S410、第1時点における、ゲームを利用するユーザに係わる情報を示す第1ユーザ情報を獲得する段階S420、該強化情報及び該第1ユーザ情報に基づき、第1アイテムを強化するための第1強化価格を決定する段階S430、を含む。
前記アイテムは、品物、商品、コンテンツなどをいずれも含むものでもあり、武器、防御具、服、水晶のようなゲーム内キャラクタが装着する装備、ゲーム内キャラクタが乗る乗り物、食べ物・ポーションのような消費物、経験値、バフのような、ゲーム内でユーザが獲得しうる全てのデジタルコンテンツ、サイバー目的物などを意味する。
【選択図】
図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ゲーム提供装置がゲームサービスを提供する方法において、
ゲーム内アイテムのうち、第1アイテムの強化条件に係わる強化情報を獲得する段階と、
第1時点における、前記ゲームを利用するユーザに係わる情報を示す第1ユーザ情報を獲得する段階と、
前記強化情報及び前記第1ユーザ情報に基づき、前記第1アイテムを強化するための第1強化価格を決定する段階と、を含む、方法。
【請求項2】
第2時点における、前記ゲームを利用するユーザに係わる情報を示す第2ユーザ情報を獲得する段階と、
前記強化情報及び前記第2ユーザ情報に基づき、前記第1強化価格を調整することにより、前記第1アイテムを強化するための第2強化価格を決定する段階と、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第2強化価格を決定する段階は、
前記強化情報及び前記第2ユーザ情報に基づき、前記第1アイテムを強化するための中間価格を決定する段階と、
前記中間価格が、既設定の強化価格範囲を外れるか否かということを識別したことに基づき、第2強化価格を決定する段階と、を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記中間価格が、既設定の強化価格範囲を外れるか否かということを識別したことに基づき、第2強化価格を決定する段階は、
前記中間価格が、既設定の強化価格範囲を外れていない場合、中間価格と同一である値を、第2強化価格に決定する段階を含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記中間価格が、既設定の強化価格範囲を外れるか否かということを識別したことに基づき、第2強化価格を決定する段階は、
前記中間価格が、既設定の強化価格範囲を外れる場合、前記第1強化価格と同一である値を、第2強化価格に決定する段階を含む、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記中間価格が、既設定の強化価格範囲を外れるか否かということを識別したことに基づき、第2強化価格を決定する段階は、
前記中間価格が、既設定の強化価格範囲を外れる場合、前記既設定の強化価格範囲の上限または下限を示す値を、第2強化価格に決定する、請求項3に記載の方法。
【請求項7】
前記ゲームを利用するユーザは、
前記第1アイテムの着用可能レベルにおいて、所定範囲内のレベルを有するユーザである、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記強化情報は、
前記第1アイテムの強化種類、前記第1アイテムの強化区間、前記第1アイテムの連続強化回数、前記第1アイテムの着用可能レベル、及び前記第1アイテムの能力値のうち少なくとも一つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報は、
前記ゲームサービスのユーザに分配された財貨の量、前記ユーザの数、前記ユーザの平均収益、該第1アイテムに係わる強化需要、レベル区間別ユーザの数、前記レベル区間別ユーザの平均収益、前記第1アイテムに係わる前記レベル区間別ユーザの強化需要、及び前記強化需要の増減率のうち少なくとも一つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記中間価格を決定する段階は、
前記第1ユーザ情報に基づく第1強化需要と、前記第2ユーザ情報に基づく第2強化需要と、を比較する段階と、
前記比較結果に基づき、前記第1強化価格を調整し、中間価格を決定する段階と、を含む、請求項3に記載の方法。
【請求項11】
前記第1強化価格を調整し、中間価格を決定する段階は、
前記第2強化需要が該第1強化需要より大きいか、あるいはそれと同じであることに基づき、該第1強化価格より高いか、あるいはそれと同じである値の中間価格を獲得する段階、または、
前記第2強化需要が該第1強化需要より低いことに基づき、該第1強化価格より低い値の中間価格を獲得する段階を含む、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
インストラクションを保存するメモリと、
前記メモリと機能的に連結され、前記インストラクションを実行するように構成される少なくとも1つのプロセッサと、を含み、
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記インストラクションを実行し、
ゲーム内アイテムのうち、第1アイテムの強化条件に係わる強化情報を獲得し、
第1時点における、前記ゲームを利用するユーザに係わる情報を示す第1ユーザ情報を獲得し、
前記強化情報及び前記第1ユーザ情報に基づき、前記第1アイテムを強化するための第1強化価格を決定する、ゲーム提供装置。
【請求項13】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
第2時点における、前記ゲームを利用するユーザに係わる情報を示す第2ユーザ情報を獲得し、
前記強化情報及び前記第2ユーザ情報に基づき、前記第1強化価格を調整することにより、前記第1アイテムを強化するための第2強化価格を決定する、請求項12に記載のゲーム提供装置。
【請求項14】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記強化情報及び前記第2ユーザ情報に基づき、前記第1アイテムを強化するための中間価格を決定し、
前記中間価格が、既設定の強化価格範囲を外れるか否かということを識別したことに基づき、該第2強化価格を決定する、請求項13に記載のゲーム提供装置。
【請求項15】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記中間価格が、既設定の強化価格範囲を外れていない場合、該中間価格と同一である値を、該第2強化価格に決定する、請求項14に記載のゲーム提供装置。
【請求項16】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記中間価格が、既設定の強化価格範囲を外れる場合、前記第1強化価格と同一である値を、該第2強化価格に決定する、請求項14に記載のゲーム提供装置。
【請求項17】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記中間価格が、既設定の強化価格範囲を外れる場合、前記既設定の強化価格範囲の上限または下限を示す値を、該第2強化価格に決定する、請求項14に記載のゲーム提供装置。
【請求項18】
前記ゲームを利用するユーザは、
前記第1アイテムの着用可能レベルにおいて、所定範囲内のレベルを有するユーザである、請求項12に記載のゲーム提供装置。
【請求項19】
前記強化情報は、
前記第1アイテムの強化種類、前記第1アイテムの強化区間、前記第1アイテムの連続強化回数、前記第1アイテムの着用可能レベル、及び前記第1アイテムの能力値のうち少なくとも一つを含む、請求項12に記載のゲーム提供装置。
【請求項20】
前記第1ユーザ情報及び前記第2ユーザ情報は、
前記ゲームサービスのユーザに分配された財貨の量、前記ユーザの数、前記ユーザの平均収益、該第1アイテムに係わる強化需要、レベル区間別ユーザの数、前記レベル区間別ユーザの平均収益、前記第1アイテムに係わる前記レベル区間別ユーザの強化需要、及び前記強化需要の増減率のうち少なくとも一つを含む、請求項12に記載のゲーム提供装置。
【請求項21】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記第1ユーザ情報に基づく第1強化需要と、第2ユーザ情報に基づく第2強化需要と、を比較し、
前記比較結果に基づき、前記第1強化価格を調整し、中間価格を決定する、請求項14に記載のゲーム提供装置。
【請求項22】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記第2強化需要が該第1強化需要より大きいか、あるいはそれと同じであることに基づき、該第1強化価格より高いか、あるいはそれと同じである値の中間価格を獲得するか、あるいは、
前記第2強化需要が該第1強化需要より低いことに基づき、該第1強化価格より低い値の中間価格を獲得する、請求項21に記載のゲーム提供装置。
【請求項23】
インストラクションを保存するメモリと、
前記メモリと機能的に連結され、前記インストラクションを実行するように構成される少なくとも1つのプロセッサと、を含み、
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記インストラクションを実行し、
ゲーム内アイテムのうち、第1アイテムの強化条件に係わる強化情報を獲得し、
第1時点における、前記ゲームを利用するユーザに係わる情報を示す第1ユーザ情報を獲得し、
前記強化情報及び前記第1ユーザ情報に基づき、前記第1アイテムを強化するための第1強化価格を決定する、サーバ。
【請求項24】
ゲームサービスを提供するユーザ端末において、前記ユーザ端末は、
ユーザ入力を受信するユーザインターフェースと、
インストラクションを保存するメモリと、
前記ユーザインターフェース及び前記メモリと機能的に連結され、前記インストラクションを実行するように構成される少なくとも1つのプロセッサと、を含み、
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記インストラクションを実行し、
ゲーム内アイテムのうち、第1アイテムの強化条件に係わる強化情報を獲得し、
第1時点における、前記ゲームを利用するユーザに係わる情報を示す第1ユーザ情報を獲得し、
前記強化情報及び前記第1ユーザ情報に基づき、前記第1アイテムを強化するための第1強化価格を決定する、ユーザ端末。
【請求項25】
ゲーム内アイテムのうち、第1アイテムの強化条件に係わる強化情報を獲得する段階と、
第1時点における、前記ゲームを利用するユーザに係わる情報を示す第1ユーザ情報を獲得する段階と、
前記強化情報及び前記第1ユーザ情報に基づき、前記第1アイテムを強化するための第1強化価格を決定する段階と、を含む、ゲームサービスを提供する方法をコンピュータ上で実行するプログラムが収録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゲームサービスを提供する方法及びその装置に係り、さらに具体的には、強化情報及びユーザ情報に基づき、強化価格を決定する方法及びその装置に関する。
【背景技術】
【0002】
最近、最適の収益を新たに創出したり、顧客の需要を増大させたりするために、商品やサービスの価格をリアルタイムで調整するダイナミックプライシング(dynamic pricing)の重要性がクローズアップされている。
【0003】
ゲーム産業でも同様に、アイテムの価値低下を防止するために、アイテムに対する利用者の需要を把握して反映させ、アイテムの価格を変動させる戦略が必要である。また、市場の諸般事情を総合的に考慮し、合理的な価格にアイテムを強化し、多様なアイテムがゲームに活用されうるようにするシステムが必要である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示においては、ゲーム内アイテムの強化を求める需要、及び支払い意思を適切に反映させて強化価格を決定するゲームサービスを提供する方法及びその装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の多様な実施形態によれば、ゲーム提供装置がゲームサービスを提供する方法において、ゲーム内アイテムのうち、第1アイテムの強化条件に係わる強化情報を獲得する段階と、第1時点における、ゲームを利用するユーザに係わる情報を示す第1ユーザ情報を獲得する段階と、該強化情報及び該第1ユーザ情報に基づき、該第1アイテムを強化するための第1強化価格を決定する段階と、を含む方法が提供される。
【0006】
本開示の多様な実施形態によれば、インストラクションを保存するメモリと、該メモリと機能的に連結され、該インストラクションを実行するように構成される少なくとも1つのプロセッサと、を含み、少なくとも1つのプロセッサは、該インストラクションを実行し、ゲーム内アイテムのうち、第1アイテムの強化条件に係わる強化情報を獲得し、第1時点における、ゲームを利用するユーザに係わる情報を示す第1ユーザ情報を獲得し、該強化情報及び該第1ユーザ情報に基づき、第1アイテムを強化するための第1強化価格を決定するゲーム提供装置が提供される。
【0007】
本開示の多様な実施形態によれば、インストラクションを保存するメモリと、該メモリと機能的に連結され、該インストラクションを実行するように構成される少なくとも1つのプロセッサと、を含み、少なくとも1つのプロセッサは、該インストラクションを実行し、ゲーム内アイテムのうち、第1アイテムの強化条件に係わる強化情報を獲得し、第1時点における、ゲームを利用するユーザに係わる情報を示す第1ユーザ情報を獲得し、該強化情報及び該第1ユーザ情報に基づき、第1アイテムを強化するための第1強化価格を決定するサーバが提供される。
【0008】
本開示の多様な実施形態によれば、インストラクションを保存するメモリと、該メモリと機能的に連結され、インストラクションを実行するように構成される少なくとも1つのプロセッサと、を含み、少なくとも1つのプロセッサは、該インストラクションを実行し、ゲーム内アイテムのうち、第1アイテムの強化条件に係わる強化情報を獲得し、第1時点における、ゲームを利用するユーザに係わる情報を示す第1ユーザ情報を獲得し、該強化情報及び該第1ユーザ情報に基づき、第1アイテムを強化するための第1強化価格を決定するユーザ端末が提供される。
【0009】
本開示の多様な実施形態によれば、ゲーム内アイテムのうち、第1アイテムの強化条件に係わる強化情報を獲得する段階と、第1時点における、ゲームを利用するユーザに係わる情報を示す第1ユーザ情報を獲得する段階と、該強化情報及び該第1ユーザ情報に基づき、第1アイテムを強化するための第1強化価格を決定する段階と、を含む、ゲームサービスを提供する方法をコンピュータ上で実行するプログラムが収録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体が提供される。
【発明の効果】
【0010】
本開示の多様な実施形態を介し、実質的なユーザの需要と、支払い意思とを反映させて強化価格を調整することにより、ゲーム環境に適切な強化価格を決定する方法を提供する。さらには、本開示の実施形態は、合理的な強化価格に基づき、アイテムを強化するようにし、無分別なパワーインフレーション、アイテムの価値下落などに備えた合理的なゲームサービス環境を提供しうる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】本開示の多様な実施形態による、サーバ及びユーザ端末を含むゲーム提供システムを図示する図である。
【
図2】本開示の一実施形態による、強化価格を決定する方法について説明するための概念図である。
【
図3】本開示の一実施形態による、強化価格を調整して決定する方法について説明するための概念図である。
【
図4】本開示の一実施形態による、ゲームサービスを提供する方法について説明するためのフローチャートである。
【
図5】本開示の一実施形態による、強化価格を調整する方法について説明するためのフローチャートである。
【
図6】本開示の一実施形態による、強化価格を調整する具体的な方法について説明するための図面である。
【
図7】本開示の一実施形態による、強化需要に基づき、強化価格を決定する動作について説明するためのフローチャートである。
【
図8】本開示の一実施形態による、中間価格を利用して強化価格を決定する動作について説明するためのフローチャートである。
【
図9】本開示の多様な実施形態によるゲーム提供装置の細部的な構成について説明するための図である。
【
図10】本開示の多様な実施形態によるサーバの細部的な構成について説明するための図である。
【
図11】本開示の多様な実施形態によるユーザ端末の細部的な構成について説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、添付図面に記載した内容を参照し、本発明による例示的実施形態について詳細に説明する。また、添付図面に記載された内容を参照し、本発明の実施形態による電子装置を構成して使用する方法について詳細に説明する。各図面において提示された同一の参照番号または符号は、実質的に同一機能を遂行する部品または構成要素を示す。
【0013】
「第1」、「第2」のように序数を含む用語は、多様な構成要素についての説明に使用されうるが、該構成要素は、用語によって限定されるものではない。該用語は、1つの構成要素を、他の構成要素から区別する目的のみに使用される。例えば、本発明の権利範囲を外れずに、「第1構成要素」は、「第2構成要素」と命名され、類似して、「第2構成要素」も「第1構成要素」と命名されうる。「及び/または」という用語は、複数の関連項目の組み合わせ、または複数の関連項目のうちいずれか1つの項目を含む。
【0014】
本明細書で使用された用語は、本実施形態についての説明に使用されたものであり、本発明を制限し、かつ/あるいは限定する意図ではない。単数の表現は、文脈上、明白にそれに限って意味しない限り、複数の表現を含む。本出願書において、「含む」または「有する」というような用語は、明細書上に記載された特徴、数、段階、動作、構成要素、部品、またはそれらの組み合わせ存在することを指定するものであり、1またはそれ以上の他の特徴、数、段階、動作、構成要素、部品、またはそれら組み合わせの存在または付加の可能性を事前に排除するものではないと理解されなければならない。
【0015】
明細書全体において、ある部分が他の部分と連結されているとするとき、それは、直接連結されている場合だけではなく、その中間に、他の素子を挟み、電気的に連結されている場合も含む。また、ある部分がある構成要素を含むとするとき、それは、特別に反対となる記載がない限り、他の構成要素を除くものではなく、他の構成要素をさらに含むものでもあるということを意味する。また、明細書に記載された「・・・部」、「モジュール」というような用語は、少なくとも1つの機能や動作を処理する単位を意味し、それは、ハードウェアまたはソフトウェアによって具現されるか、あるいはハードウェアとソフトウェアとの結合によって具現されうる。
【0016】
以下の本開示において、ゲーム提供装置は、ゲームサーバ、ユーザ端末、ゲームサーバ及びユーザ端末を含むゲームシステム、または独立した1つの装置でもある。
【0017】
以下の本開示において、サーバがユーザ端末を制御するという意味は、サーバがユーザ端末との通信を介し、ユーザ端末における出力(画面表示、音響出力、振動出力、ランプ発光のような、ユーザ端末における全ての出力装置)、及びユーザ端末が所定の動作を遂行するためのデータを提供することを意味しうる。ここで、該ユーザ端末が既定保存のデータを利用し、ユーザ端末における出力を制御することもできるが、前記例示に制限されるものではない。
【0018】
以下の本開示において、ユーザ(または、ユーザアカウント)と、情報またはデータを送受信するという意味は、ユーザ(または、ユーザアカウント)と対応したり連動されたりするデバイス(または、ユーザ端末)と、情報またはデータを送受信するという意味を含むものでもある。
【0019】
以下の本開示において、利用者、プレーヤ、ユーザ、ユーザアカウント、ゲーマは、同一の意味で使用されうる。本開示においてユーザ端末は、文脈により、利用者、プレーヤ、ユーザ、ユーザアカウント、ゲーマを示すか、あるいはそれらによって使用される装置を示しうるということが理解されなければならない。本開示において、利用者、プレーヤ、ユーザ、ユーザアカウント、ゲーマは、文脈により、それらが操作するアバータやキャラクタを示すか、あるいはそれらによって使用される装置を示しうるということが理解されなければならない。
【0020】
以下の本開示において、「アイテム」は、品物、商品、コンテンツなどをいずれも含むものでもあり、武器、防御具、服、水晶のようなゲーム内キャラクタが装着する装備、ゲーム内キャラクタが乗る乗り物、食べ物・ポーションのような消費物、経験値、バフのような、ゲーム内でユーザが獲得しうる全てのデジタルコンテンツ、サイバー目的物などを意味しうるが、前記例示に制限されるものではない。
【0021】
以下の本開示において、「強化」は、アイテムの性能または能力値を向上させるための行為を意味し、該アイテムの性能または能力値を向上させるための試みを含むものでもある。該アイテムの性能を向上させるための試みを介し、該アイテムに係わるペナルティを獲得することを含む概念でもあり、該アイテムの能力値を変化させるためのあらゆる行為を含むものでもある。また、強化は、強化対象アイテムに係わる直接または間接的な手段を含むものでもある。
【0022】
以下の本開示において、「強化価格」は、アイテムの強化を行うために必要な財貨の量を意味するものであり、ゲーム内において、アイテム強化のために必要な金銭、物品、その他用役を意味するものでもある。
【0023】
図1は、本開示の多様な実施形態による、サーバ及びユーザ端末を含むゲーム提供システムを図示する。
【0024】
本開示のゲーム提供システム100は、サーバ170と、少なくとも1つのユーザ端末110ないし160を含むものでもある。サーバ170は、ネットワーク網を介し、少なくとも1つのユーザ端末110ないし160に、多様なオンライン活動を提供しうる。サーバ170は、少なくとも1つのユーザ端末110ないし160に、同時にオンライン活動を提供しうる。
【0025】
一実施形態において、サーバ170というのは、単一サーバ、サーバの集合体、クラウドサーバなどを含むものでもあるが、前記例示に制限されるものではない。サーバ170は、少なくとも1つのユーザ端末110ないし160に、多様なオンライン活動を提供し、少なくとも1つのユーザ端末110ないし160のオンライン活動のためのデータを保存するデータベースを含むものでもある。また、サーバ170は、決済イベントを生成及び処理する決済サーバを含みもする。前述のように、サーバ170は、ゲーム提供装置でもある。
【0026】
本開示の一実施形態において、ネットワークとは、全ての通信方式を利用して設立(または、形成)された連結を意味し、端末と端末との間、または端末とサーバとの間においてデータを送受信する、全ての通信方式を介して連結された通信網を意味しうる。
【0027】
全ての通信方式というのは、所定の通信規格、所定の周波数帯域、所定のプロトコル、または所定のチャネルを介する通信のような全ての通信方式を含むものでもある。例えば、ブルートゥース(Bluetooth)、BLE(Bluetooth Low Energy)、Wi-Fi(wireless fidelity)、ジグビー(Zigbee)、3G(3rd generation)、LTE(long term evolution)、超音波を介する通信方式などを含むものでもあるが、近距離通信、遠距離通信、無線通信及び有線通信をいずれも含むものでもある。ここで、前述の例示に制限されるものではないということは、言うまでもない。
【0028】
本開示の一実施形態において、近距離通信方式というのは、通信を行うデバイス(端末またはサーバ)が、所定の範囲内にあるときにだけ、通信が可能な通信方式を意味し、例えば、ブルートゥース(Bluetooth)、NFC(near-field communication)などを含むものでもある。遠距離通信方式というのは、通信を行うデバイスが、距離とかかわらず、通信が可能な通信方式を意味しうる。例えば、該遠距離通信方式は、AP(access point)のような中継器を介して通信を行う2つのデバイスが、所定の距離以上であるときにも通信しうる方式を意味し、ショートメッセージサービス(SMS)、電話のようなセルラネットワーク(3G、LTEなど)を利用した通信方式を含むものでもある。ここで、前述の例示に制限されるものではないということは、言うまでもない。ネットワーク網を利用し、オンライン活動を提供されるという意味は、全ての通信方式を介し、サーバと端末との通信が行われうるという意味を含むものでもある。
【0029】
明細書全体において、少なくとも1つのユーザ端末110ないし160というのは、パソコン(personal computer)110、タブレット(tablet)120、携帯電話(cellular phone)130、ノート型パソコン140、スマートフォン150、TV(television)160だけではなく、PDA(personal digital assistant)、PMP(portable multimedia player)、ナビゲーション、MP3プレーヤ、デジタルカメラ、冷蔵庫、洗濯機、清掃機のような多様な電子デバイスを含むものでもあるが、前記例示に制限されるものではない。前述のように、少なくとも1つのユーザ端末110ないし160は、ゲーム提供装置でもある。
【0030】
一実施形態において、オンライン活動は、オンラインゲーム、ポータルサービス、SNS(social network service)を含むものでもあるが、前述の例示に制限されるものではない。また、該オンラインゲームは、スポーツ、MMORPG、AOS、FPS、TCG、CCGのような多様なジャンルを含むものでもある。該オンラインゲームは、ユーザとユーザとの対決方式のゲームでもあり、ユーザとコンピュータ(例えば、人工知能)との対決方式でもある。ここで、前述の例示に制限されるものではなく、該オンラインゲームの形態には、制限がないということは、言うまでもない。
【0031】
本開示の一実施形態によるゲーム提供装置は、所定のアイテムを強化するための強化条件に係わる強化情報を獲得しうる。また、複数の時点において、それぞれ対応するユーザと係わるユーザ情報を獲得しうる。該ゲーム提供装置は、該強化情報及び該ユーザ情報を総合的に考慮し、アイテム強化のための手段の価格を決定するゲームサービスを提供しうる。
【0032】
一実施形態において、ゲーム提供システム100は、ゲーム内アイテムのうち少なくとも1つのアイテムに係わる強化条件に係わる強化情報を獲得しうる。ゲーム提供システム100は、少なくとも1つの時点においてゲームを利用するユーザに係わる情報を示すユーザ情報を獲得しうる。ゲーム提供システム100は、該強化情報及び該ユーザ情報に基づき、強化価格を決定しうる。
【0033】
一実施形態において、サーバ170は、ゲーム内アイテムのうち少なくとも1つのアイテムに係わる強化条件に係わる強化情報を獲得しうる。サーバ170は、少なくとも1つの時点における、ゲームを利用するユーザに係わる情報を示すユーザ情報を獲得しうる。サーバ170は、該強化情報及び該ユーザ情報に基づき、強化価格を決定しうる。
【0034】
一実施形態において、少なくとも1つのユーザ端末110ないし160のうち一つは、ゲーム内アイテムのうち少なくとも1つのアイテムに係わる強化条件に係わる強化情報を獲得しうる。少なくとも1つのユーザ端末110ないし160のうち一つは、少なくとも1つの時点における、ゲームを利用するユーザに係わる情報を示すユーザ情報を獲得しうる。少なくとも1つのユーザ端末110ないし160のうち一つは、該強化情報及び該ユーザ情報に基づき、強化価格を決定しうる。
【0035】
一実施形態において、サーバ170の動作のうち一部または全部は、ユーザ端末110ないし160で遂行されもする。例えば、本開示の多様な実施形態により、ゲームサービスを提供する方法は、サーバ170との通信なしに、ユーザ端末110ないし160によって遂行されうる。
【0036】
図2は、本開示の一実施形態による、強化価格を決定する方法について説明するための概念図である。
【0037】
一実施形態において、ゲーム提供装置は、ゲーム内アイテムのうち少なくとも1つのアイテムに対応する強化条件に係わる強化情報210を獲得しうる。例えば、該ゲーム提供装置は、ゲーム内アイテムのうち「ブラックシューズ」の強化条件に係わる強化情報を獲得しうる。
【0038】
一実施形態において、強化情報は、強化対象アイテムに係わる強化と関連する条件に係わる情報を示しうる。例えば、強化情報210は、強化種類、強化区間、連続強化回数、着用可能レベル、強化対象アイテムの能力値などを含むものでもあるが、それらに限られるものではない。
【0039】
一実施形態において、ブラックシューズに係わる強化条件と関連する強化情報210は、ブラックシューズに対して段階別強化が可能であり、該ブラックシューズに対する付加能力再設定が可能であるという情報を含むものでもある。該ブラックシューズに対し、段階別強化が可能である場合、強化対象アイテムであるブラックシューズにつき、何番目の強化段階であるかということを示す強化区間に係わる情報を含むものでもある。該ブラックシューズの着用可能レベルは、160レベルであるという情報を含むものでもある。また、該ブラックシューズに係わる強化情報210は、該ブラックシューズを履く場合、力が152増加され、攻撃力が6増加され、防御力が433増加されるというブラックシューズの能力値に係わる情報を含むものでもある。
【0040】
一実施形態において、ゲーム提供装置は、ゲームを利用するユーザに係わる情報を示すユーザ情報220を獲得しうる。ユーザ情報220は、ゲームを利用する多数のユーザから獲得した情報を示す値でもある。
【0041】
一実施形態において、ユーザ情報220は、ゲームサービスのユーザに分配された財貨の量、ユーザの数、ユーザのゲーム内平均収益、所定アイテムに係わる強化需要、レベル区間別ユーザの数、レベル区間別ユーザの平均収益、所定アイテムに係わるレベル区間別ユーザの強化需要、及び時点による強化需要の増減率を含むものでもあるが、それらに限られるものではない。ユーザ情報220は、情報を獲得する時点により、異なってもいる。例えば、第1時点に対応する第1ユーザ情報と、第2時点に対応する第2ユーザ情報は、異なってもいる。
【0042】
一実施形態において、ユーザ情報220は、レベル区間別ユーザに係わる値を含むものでもある。例えば、レベル区間別ユーザの数、またはレベル区間別ユーザの平均収益は、強化対象アイテムの実質的な需要者、または強化対象アイテムの実質的需要者の経済的状況などを考慮するための値でもある。なお、該レベル区間別ユーザは、強化対象アイテムの着用可能レベルにおいて、所定範囲内のレベル区間のユーザを示しうる。また、ゲーム提供装置は、既獲得の強化情報210に基づき、ユーザ情報220を獲得することもでき、既獲得の強化情報210と関係なく、ユーザ情報220を獲得することもできる。
【0043】
なお、ゲームを利用するユーザに係わる情報を示すユーザ情報220は、それらに限られるものではなく、強化価格230を決定するための要素として利用されうる全てのユーザに係わる情報を含むものでもある。
【0044】
一実施形態において、ゲーム提供装置は、獲得した強化情報210、及び獲得したユーザ情報220に基づき、強化対象アイテムを強化するための強化価格230を決定しうる。例えば、該強化対象アイテムがブラックシューズである場合、該ブラックシューズの強化条件に係わる強化情報210、及び所定の時点においてゲームを利用するユーザに係わるユーザ情報220に基づき、該ブラックシューズを強化するために必要な財貨の量を示す強化価格230を決定しうる。
【0045】
一実施形態において、ブラックシューズ強化の種類は、段階別強化であり、強化区間は、13番目段階であり、該ブラックシューズの着用可能レベルは、160レベルであるというブラックシューズの強化条件に係わる強化情報210、及びレベル150ないし170のユーザの平均収益、レベル150ないし170のユーザの強化需要などを含むユーザ情報220を総合的に考慮し、強化価格230を、10,422,900に決定しうる。しかしながら、それは、1つの例示に過ぎず、強化価格230を決定する方式は、開示された例に限られるものではない。
【0046】
図3は、本開示の一実施形態による、強化価格を調整して決定する方法について説明するための概念図である。
【0047】
一実施形態において、ゲーム提供装置は、少なくとも1つの時点に対応するゲームを利用するユーザに係わるユーザ情報を獲得しうる。例えば、該ゲーム提供装置は、第1時点301における、ゲームを利用するユーザに係わる情報を示す第1ユーザ情報を獲得しうる。該ゲーム提供装置は、第2時点302における、ゲームを利用するユーザに係わる情報を示す第2ユーザ情報を獲得しうる。以下、該ユーザ情報は、該第1ユーザ情報及び該第2ユーザ情報を含む情報でもある。
【0048】
一実施形態において、ユーザ情報は、一時点、または該一時点から所定期間内の資料を利用して算出された値でもあり、一時点以前の全ての資料を利用して算出した値でもある。例えば、第2ユーザ情報に含まれたユーザの数は、第2時点302を基準にした値を意味するものでもある。また、第2時点302を基準にした価格は、第2時点302までの資料に基づいて算出した情報を示したものでもあり、第2時点302から所定時間前の第1時点301までの資料に基づいて算出した情報を示すものでもある。
【0049】
一実施形態において、第2ユーザ情報に含まれたユーザの数は、第2時点302を基準に、最近7日内にゲームをプレイしたユーザの数を意味する値でもある。該第2ユーザ情報に含まれたレベル区間別ユーザの数は、第2時点302を基準に、レベル区間別各ユーザの数を意味する値でもある。該第2ユーザ情報に含まれた所定のアイテムに係わるレベル区間別ユーザの強化需要は、第1時点301から第2時点302までの期間の強化回数を考慮して算出した値でもある。該第2ユーザ情報に含まれた強化需要増減率は、第1時点301で算出した強化需要と、第2時点302で算出した強化需要とを比較した値でもある。なお、ユーザ情報を獲得する方式は、それに限られるものではない。
【0050】
一実施形態において、ゲーム提供装置は、ゲーム内アイテムのうち、第1アイテムの強化条件に係わる強化情報を獲得しうる。例えば、該ゲーム提供装置は、「ブラックシューズ」に係わる強化情報を獲得しうる。
【0051】
一実施形態において、ゲーム提供装置は、強化情報及び第1ユーザ情報に基づき、第1アイテムを強化するための第1強化価格310を決定しうる。例えば、該ゲーム提供装置は、ブラックシューズの強化情報、及び第1ユーザ情報を総合的に考慮し、ブラックシューズアイテムを強化するために必要な第1強化価格310を決定しうる。
【0052】
一実施形態において、ゲーム提供装置は、強化情報及び第2ユーザ情報に基づき、第1アイテムを強化するための第2強化価格320を決定しうる。例えば、該ゲーム提供装置は、ブラックシューズの強化情報及び第2ユーザ情報を総合的に考慮し、ブラックシューズアイテムを強化するために必要な第2強化価格320を決定しうる。
【0053】
一実施形態において、第1強化価格310及び第2強化価格320を算出するために利用したブラックシューズに係わる強化情報は、該ブラックシューズにつき、段階別強化を行い、強化区間は、13段階であるという情報を含むものでもある。
【0054】
一実施形態において、ゲーム提供装置は、第2強化価格320を決定するために、第1時点301を基準に算出した強化需要と、第2時点302を基準に算出した強化需要とを比較しうる。該ゲーム提供装置は、第2時点302を基準に算出した強化需要が、第1時点301を基準に算出した強化需要より大きい場合、第2強化価格320は、第1強化価格310よりさらに高い値に決定されうる。例えば、第1強化価格310が、10,422,900であり、第2時点302を基準に算出した強化需要が第1時点301を基準に算出した強化需要より大きい場合、第2強化価格320は、第1強化価格310より高い11,547,400に決定されうる。以下、第1強化価格310と第2強化価格320とを含め、強化価格と称されるが、該強化価格を決定する方式は、それに限られるものではない。
【0055】
図4は、本開示の一実施形態による、ゲームサービスを提供する方法について説明するためのフローチャートである。
【0056】
段階S410において、ゲーム提供装置は、ゲーム内アイテムのうち、第1アイテムの強化条件に係わる強化情報を獲得しうる。
【0057】
一実施形態において、強化情報は、第1アイテムに係わる強化と関連する条件に係わる情報を示しうる。例えば、該強化情報は、該第1アイテムの強化種類、該第1アイテムの強化区間、該第1アイテムの連続強化回数、該第1アイテムの着用可能レベル、及び該第1アイテムの能力値のうち少なくとも一つを含むものでもあるが、それらに限られるものではない。
【0058】
一実施形態において、強化種類は、ゲームアイテムを強化するためのゲームサービス内に存在する多様なコンテンツの種類を示す。例えば、所定の条件を満足すれば、アイテムが強化される条件型強化、確率により、該アイテムが強化される確率型強化、段階的に該アイテムを強化しうる段階別強化などがあるが、それらに限られるものではない。また、複数の強化種類が組み合わされ、1つの強化種類を示すこともできる。例えば、所定アイテムにつき、段階別強化を遂行しうるが、各段階により、強化成功確率が異なってもいる。
【0059】
一実施形態において、強化区間は、段階的にアイテムを強化しうる場合、強化段階を示すものでもある。例えば、第1アイテムにつき、さらに12回強化が行われた場合、該強化区間は、13番目段階でもある。なお、その価値のアイテムの価値低下を防止するために、該強化区間が大きいほど、高い強化価格が策定されうる。
【0060】
一実施形態において、連続強化回数は、強化が連続してなされた回数を示すものでもある。例えば、第1アイテムにつき、最後の強化がなされた時点から所定の時間内に強化が行われたものであるならば、連続強化と言うことができ、該連続強化が行われた回数を連続強化回数と言うことができる。
【0061】
一実施形態において、着用可能レベルは、強化対象アイテムを着用しうるユーザのレベルを示すものでもある。例えば、第1アイテムを着用するために要求されるユーザの最小レベルが160であるならば、該第1アイテムの着用可能レベルは、160でもある。
【0062】
一実施形態において、強化対象アイテムの能力値は、強化対象であるアイテムの性能を示す数値でもある。例えば、第1アイテムを着用する場合、力が152ほど増加するならば、該第1アイテムの能力値は、力152増加でもある。
【0063】
なお、同一レベル区間で使用しうる第1アイテムと第2アイテムとが存在しうる。該第1アイテムの能力値が、第2アイテムの能力値より比較的優秀であり、2つのアイテムの強化価格が同一である場合、ユーザは、該第1アイテムに対して強化を試みることができる。しかしながら、該第2アイテムの強化価格が、該第1アイテムの強化価格より低い場合、ユーザは、該第2アイテムについても、強化を試みる余地がある。アイテムの能力値に基づくユーザの需要を考慮して強化価格を決定する場合、需要者は、合理的な価格で強化を進めることができ、多様なアイテムがゲームに活用されうるために、強化対象アイテムの能力値を強化情報として考慮しうる。
【0064】
なお、強化対象アイテムに係わる強化条件に係わる強化情報は、開示された例に限られるものではなく、強化条件と関連する全ての情報を示すものでもある。
【0065】
段階S420において、ゲーム提供装置は、第1時点のゲームを利用するユーザに係わる情報を示す第1ユーザ情報を獲得しうる。
【0066】
一実施形態において、ゲーム提供装置は、第1時点を基準に、ゲームを利用するユーザと関連する情報を示す第1ユーザ情報を獲得しうる。該ゲーム提供装置は、該第1時点を基準に、ゲームサービスのユーザに分配された財貨の量、ユーザの数、ユーザの平均収益、第1アイテムに係わる強化需要、レベル区間別ユーザの数、レベル区間別ユーザの平均収益、第1アイテムに係わるレベル区間別ユーザの強化需要、強化需要の増減率のうち少なくとも一つを含む第1ユーザ情報を獲得しうる。
【0067】
一実施形態において、ゲームを利用するユーザは、第1アイテムの着用可能レベルにおいて、所定範囲内のレベルを有するユーザを含むものでもある。例えば、該第1アイテムの着用可能レベルが160であるならば、ゲームを利用するユーザは、150ないし170レベルのユーザでもあり、160ないし180レベルのユーザでもある。
【0068】
なお、ユーザが強化価格に対する支払い意思が存在するとしても、財貨が十分ではなければ、該強化価格の支払いが不可能でもあるために、ユーザの平均収益などを考慮して強化価格を決定しうる。
【0069】
なお、高いレベル、または多くの資本を有するユーザの強化試みにより、低いレベル、または少ない資本を有するユーザが強化を行い難くなり、新規ユーザの流入に障壁が高くなることを防止するために、レベル区間別ユーザと関連する情報などを含むユーザ情報を総合的に考慮しうる。
【0070】
なお、第1ユーザ情報は、開示された例に限られるものではなく、第1時点を基準に、強化価格を決定するための要素として利用されうる全てのユーザに係わる情報を含むものでもある。
【0071】
段階S430において、ゲーム提供装置は、強化情報及び第1ユーザ情報に基づき、第1アイテムを強化するための第1強化価格を決定しうる。
【0072】
一実施形態において、ゲーム提供装置は、第1アイテムに係わる強化情報と、第1時点の第1ユーザ情報とを総合的に考慮し、第1時点における、第1アイテムに係わる第1強化価格を決定しうる。例えば、第1アイテムにつき、第1時点において確率的強化を行う場合、該ゲーム提供装置は、第1アイテムの着用可能レベルから、所定範囲内のユーザの平均収益を考慮し、第1アイテムの確率的強化を行うために必要な第1強化価格を決定しうる。
【0073】
Price=0.9*BasePrice+0.1*BasePrice*Multiplier
一実施形態において、ゲーム提供装置は、前述の数式利用し、強化価格を決定しうる。Priceは、第1強化価格を示すものでもあり、Multiplierは、強化情報及び第1ユーザ情報に基づいて決定される変数であり、1以上の値を示すものでもある。また、BasePriceは、第1アイテムについて既設定の基本価格を示すものであり、最低強化価格を示す値でもある。
【0074】
なお、前述の数式において、強化価格の変動単位が、最低強化価格の10%に設定されているが、該強化価格の変動単位は、それに限られるものではない。
【0075】
なお、最低強化価格は、それぞれのアイテム、及び各アイテムの強化条件に係わる強化情報によって異なってもいる。
【0076】
図5は、本開示の一実施形態による、強化価格を調整する方法について説明するためのフローチャートである。
【0077】
段階S540において、ゲーム提供装置は、第2時点における、前記ゲームを利用するユーザに係わる情報を示す第2ユーザ情報を獲得しうる。
【0078】
一実施形態において、段階S540は、段階S430以後に遂行される段階でもある。
【0079】
一実施形態において、ゲーム提供装置は、第2時点を基準に、ゲームサービスのユーザと関連する情報を示す第2ユーザ情報を獲得しうる。該ゲーム提供装置は、該第2時点を基準に、ゲームサービスのユーザに分配された財貨の量、ユーザの数、ユーザの平均収益、第1アイテムに係わる強化需要、レベル区間別ユーザの数、レベル区間別ユーザの平均収益、第1アイテムに係わるレベル区間別ユーザの強化需要、強化需要の増減率のうち少なくとも一つを含む第2ユーザ情報を獲得しうる。
【0080】
なお、第2ユーザ情報は、第1ユーザ情報に対応するが、同一説明は、省略する。
【0081】
一実施形態において、ゲーム提供装置は、第1時点から、既設定の時間が過ぎた時点を第2時点とすることができ、該ゲーム提供装置は、第2時点を基準に、第2ユーザ情報を獲得しうる。該ゲーム提供装置は、既設定の時間間隔でもってユーザ情報を獲得するか、あるいはアップデートしうる。該ゲーム提供装置は、該第1ユーザ情報及び該第2ユーザ情報を獲得して保存して分析しうる。該第1ユーザ情報及び該第2ユーザ情報は、同一でもあり、あるいは異なってもいる。
【0082】
なお、第1時点と第2時点との間の時間は、固定された値でもあり、変化する値でもある。また、該第1時点と該第2時点との間の時間は、強化価格に対する調整周期のN倍でもある。
【0083】
段階S550において、ゲーム提供装置は、強化情報及び第2ユーザ情報に基づき、第1強化価格を調整することにより、第1アイテムを強化するための第2強化価格を決定しうる。
【0084】
一実施形態において、ゲーム提供装置は、第1アイテムに係わる強化情報と、第1時点の第2ユーザ情報とを総合的に考慮し、第1アイテム強化のための第2強化価格を決定しうる。該第2強化価格は、第1強化価格に基づく値でもあり、該第1アイテムに対応して既設定の基本価格に基づく値でもある。該ゲーム提供装置は、第1アイテムについて第1強化価格を決定し、ユーザインターフェースを介して提示し、所定の時間が過ぎた後、該第1アイテムについて第2強化価格を決定し、該ユーザインターフェースを介して提示しうる。なお、該第2強化価格は、該第1強化価格を決定する方式と同一方式によって決定されうるが、同一説明は、省略する。
【0085】
一実施形態において、ゲーム提供装置は、強化情報及び第2ユーザ情報に基づき、第1強化価格を調整し、第2強化価格を決定しうる。例えば、該ゲーム提供装置は、第2ユーザ情報に含まれた第1アイテムに係わる強化需要が、第1ユーザ情報に含まれた第1アイテムに係わる強化需要の150%である場合、該第2強化価格を、該第1強化価格の1.5倍と決定しうる。または、該ゲーム提供装置は、該第2ユーザ情報に含まれたレベル区間別ユーザの平均収益が、該第1ユーザ情報に含まれたレベル区間別ユーザの平均収益の120%である場合、該第2強化価格を、該第1強化価格の1.2倍と決定しうる。
【0086】
一実施形態において、ゲーム提供装置は、強化情報及び第2ユーザ情報に基づき、第2ユーザ情報に含まれたレベル区間別ユーザの強化需要が、第1ユーザ情報に含まれたレベル区間別ユーザの強化需要の90%である場合、第2強化価格は、第1強化価格の0.9倍と決定しうる。または、該ゲーム提供装置は、該第2ユーザ情報に基づく第1アイテムに係わる強化需要が全くない場合、該第2強化価格を、既設定の最低強化価格に係わる逆競売方式でもって決定しうる。
【0087】
なお、第1強化価格を調整し、第2強化価格を決定する方式は、開示された例に限られるものではない。
【0088】
一実施形態において、ゲーム提供装置は、第2強化価格を漸進的に変化させるために、強化価格範囲を制限しうる。それと係わり、
図6ないし
図8において、具体的に説明する。
【0089】
図6は、本開示の一実施形態による、強化価格を調整する具体的な方法について説明するための図面である。
【0090】
段階S610において、ゲーム提供装置は、強化情報及び第2ユーザ情報に基づき、第1アイテムを強化するための中間価格を決定しうる。
【0091】
一実施形態において、段階S610は、段階S540以後に遂行される段階でもある。
【0092】
一実施形態において、ゲーム提供装置は、強化情報及び第2ユーザ情報を総合的に考慮し、第1アイテムを強化するための中間価格を算出しうる。該中間価格は、第2強化価格を決定するための過程において算出される価格であり、第2強化価格と同一でもあり、あるいは異なってもいる。例えば、該第1アイテムに係わる第2ユーザ情報に基づいて獲得した強化需要が、該第1アイテムに係わる第1ユーザ情報に基づいて獲得した強化需要の3倍である場合、該ゲーム提供装置は、第1強化価格の3倍を中間価格に決定しうる。具体的には、該ゲーム提供装置は、第1強化価格が10,000である場合、30,000値の中間価格を獲得しうる。
【0093】
段階S620において、ゲーム提供装置は、中間価格が、既設定の強化価格範囲を外れるか否かということを識別したことに基づき、第2強化価格を決定しうる。
【0094】
一実施形態において、ゲーム提供装置は、強化価格の範囲を、第1強化価格に基づく値に設定することもでき、該第1強化価格と無関係に固定された値に設定することもできる。例えば、該ゲーム提供装置は、該強化価格の範囲を、該第1強化価格の50%ないし150%に設定しうる。該第1強化価格が10,000である場合、該強化価格の範囲は、5,000ないし15,000でもある。
【0095】
一実施形態において、ゲーム提供装置は、中間価格が、既設定の強化価格の範囲を外れるか否かということを識別し、識別結果に基づき、第2強化価格を決定しうる。
【0096】
一実施形態において、ゲーム提供装置は、中間価格が、既設定の強化価格の範囲を外れた場合、既設定の強化価格範囲内の1つの値に、第2強化価格を決定しうる。例えば、該ゲーム提供装置は、該中間価格が30,000であり、既設定の強化価格の範囲が、5,000ないし15,000である場合、該中間価格が、既設定の強化価格の範囲内の値ではないと識別しうる。該ゲーム提供装置は、該中間価格が、既設定の強化価格の範囲内の値ではないと識別した後、5,000ないし15,000間の1つの値に、第2強化価格を決定しうる。
【0097】
一実施形態において、ゲーム提供装置は、中間価格が、既設定の強化価格の範囲を外れていない場合、該中間価格と同一である値を、第2強化価格に決定しうる。例えば、該ゲーム提供装置は、該中間価格が30,000であり、既設定の強化価格の範囲が、20,000ないし40,000である場合、該中間価格が、既設定の強化価格の範囲内の値であると識別しうる。該ゲーム提供装置は、該中間価格が、既設定の強化価格の範囲出であると識別したが、第2強化価格を、中間価格と同一である30,000に決定しうる。
【0098】
図7は、本開示の一実施形態による、強化需要に基づいて強化価格を決定する動作について説明するためのフローチャートである。
【0099】
段階S710において、ゲーム提供装置は、第1ユーザ情報に基づく第1強化需要と、第2ユーザ情報に基づく第2強化需要とを比較しうる。
【0100】
一実施形態において、段階S710は、段階S430以後に遂行される段階でもある。
【0101】
一実施形態において、ゲーム提供装置は、第1時点における第1ユーザ情報に基づき、第1アイテムに係わる第1強化需要を獲得し、第2時点における第2ユーザ情報に基づき、第1アイテムに係わる第2強化需要を獲得しうる。また、該第1ユーザ情報に基づく第1強化需要と、該第2ユーザ情報に基づく第2強化需要とを比較しうる。該ゲーム提供装置は、該第1強化需要と該第2強化需要とを比較した比較結果に基づき、第1強化価格を調整し、中間価格を決定しうる。また、該ゲーム提供装置は、該中間価格に基づき、第2強化価格を決定しうる。
【0102】
一実施形態において、ゲーム提供装置は、第2強化需要が、第1強化需要より大きいか、あるいはそれと同じである場合、段階S720を遂行しうる。該ゲーム提供装置は、該第2強化需要が、第1強化需要より小さい場合、段階S730を遂行しうる。
【0103】
段階S720において、ゲーム提供装置は、第2強化需要が、第1強化需要より大きいか、あるいはそれと同じであることに基づき、第1強化価格より高いか、あるいはそれと同じである値の中間価格を獲得しうる。また、該ゲーム提供装置は、該第1強化価格より高いか、あるいはそれと同じである中間価格に基づき、第2強化価格を決定しうる。
【0104】
段階S730において、ゲーム提供装置は、第2強化需要が、第1強化需要より低いことに基づき、第1強化価格より低い値の中間価格を獲得しうる。また、該ゲーム提供装置は、該第1強化価格より小さい中間価格に基づき、第2強化価格を決定しうる。
【0105】
なお、説明の便宜上、ユーザ情報における強化需要を考慮し、第2強化価格を決定する場合を例として挙げて説明したが、ゲーム提供装置は、ユーザに分配された財貨の量、ユーザの数、ユーザの平均収益、第1アイテムに係わる強化需要、レベル区間別ユーザの数、レベル区間別ユーザの平均収益、第1アイテムに係わるレベル区間別ユーザの強化需要、及び前記強化需要の増減率のうち少なくとも一つに基づき、該中間価格及び該第2強化価格を決定しうる。
【0106】
図8は、本開示の一実施形態による、中間価格を利用して強化価格を決定する動作について説明するためのフローチャートである。
【0107】
段階S810において、ゲーム提供装置は、中間価格が、既設定の強化価格の範囲を外れるか否かということを識別しうる。
【0108】
一実施形態において、段階S810は、段階S610以後に遂行される段階でもある。
【0109】
一実施形態において、ゲーム提供装置は、中間価格と、既設定の強化価格との範囲を比較し、中間価格が、既設定の強化価格の範囲を外れるか否かということを識別しうる。
【0110】
一実施形態において、ゲーム提供装置は、中間価格が、既設定の強化価格の範囲を外れていない場合、段階S820を遂行しうる。該ゲーム提供装置は、該中間価格が、既設定の強化価格の範囲を外れる場合、段階S830を遂行しうる。
【0111】
段階S820において、ゲーム提供装置は、中間価格を、第2強化価格に決定しうる。
【0112】
一実施形態において、ゲーム提供装置は、中間価格が12,000であり、既設定の強化価格の範囲が、5,000ないし15,000である場合、第2強化価格を12,000に決定しうる。
【0113】
段階S830において、ゲーム提供装置は、中間価格ではない価格を、第2強化価格に決定しうる。
【0114】
一実施形態において、ゲーム提供装置は、中間価格が、既設定の強化価格の範囲を外れる場合、既設定の強化価格範囲の上限または下限を示す値を、第2強化価格に決定しうる。例えば、該ゲーム提供装置は、中間価格が30,000であり、既設定の強化価格の範囲が、5,000ないし15,000である場合、該第2強化価格を、中間価格と異なる値に決定しうる。例えば、該ゲーム提供装置は、該中間価格が、既設定の強化価格範囲の上限より大きい値を有するので、該第2強化価格を、既設定の強化価格範囲の上限である15,000に決定しうる。また、該ゲーム提供装置は、中間価格が3,000であり、既設定の強化価格の範囲が、5,000ないし15,000である場合、該第2強化価格を中間価格と異なる値に決定しうる。例えば、該ゲーム提供装置は、該中間価格が、既設定の強化価格範囲の下限より低い値を有するので、該第2強化価格を、既設定の強化価格範囲の下限である5,000に決定しうる。
【0115】
一実施形態において、ゲーム提供装置は、中間価格が、既設定の強化価格の範囲を外れる場合、以前の一時点に決定された強化価格を、第2強化価格に決定しうる。例えば、該ゲーム提供装置は、該中間価格が、既設定の強化価格範囲を外れる場合、第1強化価格と同一である値を、第2強化価格に決定しうる。例えば、該ゲーム提供装置は、該中間価格が30,000であり、既設定の強化価格の範囲が、5,000ないし15,000である場合、該ゲーム提供装置は、第1強化価格と同一である10,000の値を、第2強化価格に決定しうる。
【0116】
なお、以前の一時点に決定された強化価格は、第1時点における第1ユーザ情報に基づく第1強化価格に限定されるものではない。
【0117】
図9は、本開示の多様な実施形態によるゲーム提供装置の細部的な構成について説明するための図面である。
【0118】
図9に図示されているように、一部実施形態によるゲーム提供装置900は、少なくとも1つのプロセッサ910、通信部920及びメモリ930を含むものでもある。しかしながら、
図9に図示された構成要素が、いずれもゲーム提供装置900の必須構成要素であるものではない。
図9に図示された構成要素より多くの構成要素により、ゲーム提供装置900が具現され、
図9に図示された構成要素より少ない構成要素により、ゲーム提供装置900が具現されうる。ゲーム提供装置900は、ユーザ端末でもあり、サーバでもあり、ゲームネットワークシステムでもあり、別途の装置でもある。
【0119】
一実施形態において、プロセッサ910は、一般的に、ゲーム提供装置900の全般的な動作を制御する。例えば、プロセッサ910は、メモリ930に保存されたプログラムを実行することにより、通信部920及びメモリ930などを全般的に制御しうる。プロセッサ910は、通信部920及びメモリ930などを制御することにより、本明細書におけるゲーム提供装置900の動作を制御しうる。
【0120】
一実施形態において、プロセッサ910は、ゲーム内アイテムのうち、第1アイテムの強化条件に係わる強化情報を獲得し、第1時点における、ゲームを利用するユーザに係わる情報を示す第1ユーザ情報を獲得し、該強化情報及び該第1ユーザ情報に基づき、該第1アイテムを強化するための第1強化価格を決定しうる。
【0121】
一実施形態において、プロセッサ910は、第2時点における、ゲームを利用するユーザに係わる情報を示す第2ユーザ情報を獲得し、強化情報及び該第2ユーザ情報に基づき、第1強化価格を調整することにより、第1アイテムを強化するための第2強化価格を決定しうる。
【0122】
一実施形態において、プロセッサ910は、強化情報及び第2ユーザ情報に基づき、第1アイテムを強化するための中間価格を決定し、該中間価格が、既設定の強化価格範囲を外れるか否かということを識別したことに基づき、第2強化価格を決定しうる。
【0123】
一実施形態において、プロセッサ910は、中間価格が、既設定の強化価格範囲を外れていない場合、該中間価格と同一である値を、第2強化価格に決定しうる。
【0124】
一実施形態において、プロセッサ910は、中間価格が、既設定の強化価格範囲を外れる場合、第1強化価格と同一である値を、第2強化価格に決定しうる。
【0125】
一実施形態において、プロセッサ910は、中間価格が、既設定の強化価格範囲を外れる場合、既設定の強化価格範囲の上限または下限を示す値を、第2強化価格に決定しうる。
【0126】
一実施形態において、プロセッサ910は、第1ユーザ情報に基づく第1強化需要と、第2ユーザ情報に基づく第2強化需要とを比較し、比較結果に基づき、第1強化価格を調整し、中間価格を決定しうる。
【0127】
一実施形態において、プロセッサ910は、第2強化需要が第1強化需要より大きいか、あるいはそれと同じであることに基づき、第1強化価格より高い値の中間価格を獲得するか、あるいは該第2強化需要が該第1強化需要より低いことに基づき、第1強化価格より低い値の中間価格を獲得しうる。
【0128】
一実施形態において、通信部920は、プロセッサ910の制御により、外部装置と通信を行いうる。例えば、通信部920は、プロセッサ910の制御により、決済サーバ、認証サーバのような外部装置と通信を行いうる。また、通信部920は、外部インターフェースとの通信を介し、ユーザ情報またはユーザ入力を獲得することもできる。
【0129】
一実施形態において、メモリ930は、プロセッサ910の処理及び制御のためのプログラムを保存し、ゲーム提供装置900に入力されるか、あるいはゲーム提供装置900から出力されるデータを保存することもできる。
【0130】
一実施形態において、メモリ930は、ゲーム内アイテムのうち、第1アイテムの強化条件に係わる強化情報、第1時点における、ゲームを利用するユーザに係わる情報を示す第1ユーザ情報、第2時点における、ゲームを利用するユーザに係わる情報を示す第2ユーザ情報などを保存しうる。
【0131】
一実施形態において、メモリ930に保存されたプログラムを利用してプロセッサ910は、ゲームサービスを提供する方法を実行することができる。例えば、プロセッサ910は、メモリ930に保存された強化情報及び第1ユーザ情報に基づき、第1アイテムを強化するための第1強化価格を決定する方法を提供しうる。また、プロセッサ910は、メモリ930に保存された該強化情報及び第2ユーザ情報に基づき、第1強化価格を調整することにより、第1アイテムを強化するための第2強化価格を決定する方法を提供しうる。
【0132】
一実施形態において、メモリ930は、フラッシュメモリタイプ(flash memory type)、ハードディスクタイプ(hard disk type)、マルチメディアカードマイクロタイプ(multimedia card micro type)、カードタイプのメモリ(例えば、SD(secure digital)メモリまたはXD(extreme digital)メモリなど)、RAM(random access memory)、SRAM(static random access memory)、ROM(read-only memory)、EEPROM(electrically erasable programmable read-only memory)、PROM(programmable read-only memory)、磁気メモリ、磁気ディスク、光ディスクのうち少なくとも1つのタイプの記録媒体を含むものでもある。また、一実施形態において、メモリ930に保存されたプログラムは、その機能により、複数個のモジュールに分類されうる。
【0133】
一実施形態において、ゲームサービスを提供する方法は、ゲーム提供装置900で遂行されるか、あるいはサーバまたはユーザ端末で遂行され、またゲーム提供装置900が含む少なくとも1つの構成は、前掲の
図1ないし
図8で説明された実施形態を遂行しうる。また、ゲームサービスを提供する方法は、該サーバと該ユーザ端末とが、個別的または共に遂行することもできる。該サーバ及び該ユーザ端末の構成は、以下、
図10及び
図11でさらに詳細に説明する。
【0134】
図10は、本開示の多様な実施形態によるサーバの細部的な構成について説明するための図面である。
【0135】
図10に図示されているように、一部実施形態によるサーバ1000は、少なくとも1つのプロセッサ1010、通信部1020及びメモリ1030を含むものでもある。しかしながら、
図10に図示された構成要素が、いずれもサーバ1000の必須構成要素であるものではない。
図10に図示された構成要素より多くの構成要素により、サーバ1000が具現され、
図10に図示された構成要素より少ない構成要素により、サーバ1000が具現されうる。
【0136】
一実施形態において、プロセッサ1010は、一般的に、サーバ1000の全般的な動作を制御する。例えば、プロセッサ1010は、メモリ1030に保存されたプログラムを実行することにより、通信部1020及びメモリ1030などを全般的に制御しうる。プロセッサ1010は、通信部1020及びメモリ1030などを制御することにより、本明細書におけるサーバ1000の動作を制御しうる。
【0137】
一実施形態において、プロセッサ1010は、ゲーム内アイテムのうち、第1アイテムの強化条件に係わる強化情報を獲得し、第1時点における、ゲームを利用するユーザに係わる情報を示す第1ユーザ情報を獲得し、該強化情報及び該第1ユーザ情報に基づき、該第1アイテムを強化するための第1強化価格を決定しうる。
【0138】
一実施形態において、プロセッサ1010の動作は、
図9で説明されたゲーム提供装置100のプロセッサ910の動作と対応しうるので、詳細な説明は、省略する。
【0139】
一実施形態において、通信部1020は、プロセッサ1010の制御により、ユーザ端末1100に質疑を提供し、該質疑に対する応答情報を受信しうる。また、一実施形態において、通信部1020は、ユーザ端末1100とデータを送受信し、ユーザ端末1100と送受信するデータには、ユーザ端末1100、またはユーザ端末1100内に含まれたプログラムを制御する制御データを含むものでもある。
【0140】
一実施形態において、メモリ1030は、プロセッサ1010の処理及び制御のためのプログラムを保存し、サーバ1000に入力されるか、あるいはサーバ1000から出力されるデータを保存することもできる。
【0141】
一実施形態において、メモリ1030は、ゲーム内アイテムのうち、第1アイテムの強化条件に係わる強化情報、第1時点における、ゲームを利用するユーザに係わる情報を示す第1ユーザ情報、第2時点における、ゲームを利用するユーザに係わる情報を示す第2ユーザ情報などを保存しうる。
【0142】
一実施形態において、メモリ1030に保存されたプログラムを利用してプロセッサ1010は、ゲームサービスを提供する方法を実行することができる。
【0143】
一実施形態において、メモリ1030は、フラッシュメモリタイプ(flash memory type)、ハードディスクタイプ(hard disk type)、マルチメディアカードマイクロタイプ(multimedia card micro type)、カードタイプのメモリ(例えば、SDメモリまたはXDメモリなど)、RAM、SRAM、ROM、EEPROM、PROM、磁気メモリ、磁気ディスク、光ディスクのうち少なくとも1つのタイプの記録媒体を含むものでもある。また、一実施形態において、メモリ1030に保存されたプログラムは、その機能により、複数個のモジュールに分類されうる。
【0144】
一実施形態において、ゲーム提供方法は、サーバ1000とユーザ端末1100とに分けて遂行されもし、サーバ1000とユーザ端末1100とにおいて、個別に遂行されもし、ゲーム提供装置100で遂行されもする。
【0145】
図11は、本開示の多様な実施形態によるユーザ端末の細部的な構成について説明するための図面である。
【0146】
図11に図示されているように、一部実施形態によるユーザ端末1100は、少なくとも1つのプロセッサ1110、通信部1120、メモリ1130及びユーザインターフェース1140を含むものでもある。しかしながら、
図11に図示された構成要素が、いずれもユーザ端末1100の必須構成要素であるものではない。
図11に図示された構成要素より多くの構成要素により、ユーザ端末1100が具現され、
図11に図示された構成要素より少ない構成要素により、ユーザ端末1100が具現されうる。
【0147】
一実施形態において、プロセッサ1110は、一般的に、ユーザ端末1100の全般的な動作を制御する。例えば、プロセッサ1110は、メモリ1130に保存されたプログラムを実行することにより、通信部1120、メモリ1130及びユーザインターフェース1140などを全般的に制御しうる。プロセッサ1110は、通信部1120、メモリ1130及びユーザインターフェース1140などを制御することにより、本明細書におけるユーザ端末1100の動作を制御しうる。
【0148】
一実施形態において、プロセッサ1110は、ゲーム内アイテムのうち、第1アイテムの強化条件に係わる強化情報を獲得し、第1時点における、ゲームを利用するユーザに係わる情報を示す第1ユーザ情報を獲得し、該強化情報及び該第1ユーザ情報に基づき、第1アイテムを強化するための第1強化価格を決定しうる。
【0149】
一実施形態において、プロセッサ1110は、第2時点における、ゲームを利用するユーザに係わる情報を示す第2ユーザ情報を獲得し、強化情報及び該第2ユーザ情報に基づき、第1強化価格を調整することにより、第1アイテムを強化するための第2強化価格を決定しうる。
【0150】
一実施形態において、プロセッサ1110の動作は、
図9で説明されたゲーム提供装置100のプロセッサ910の動作と対応しうるので、詳細な説明は、省略する。
【0151】
一実施形態において、通信部1120は、プロセッサ1110の制御により、サーバ1000に質疑を提供し、該質疑に対する応答情報を受信しうる。また、一実施形態において、通信部1120は、サーバ1000とデータを送受信し、サーバ1000と送受信するデータには、ユーザ端末1100、またはユーザ端末1100内に含まれたプログラムを制御する制御データを含むものでもある。
【0152】
一実施形態において、通信部1120は、ブルートゥース(Bluetooth)通信部、BLE(Bluetooth Low Energy)通信部、近距離磁場通信部(near field communication)、WLAN(wireless local area network)(Wi-Fi(wireless fidelity))通信部、ジグビー(Zigbee)通信部、赤外線(IrDA:Infrared Data Association)通信部、WFD(Wi-Fi Direct)通信部、UWB(ultra-wideband)通信部、Ant+通信部などを含むものでもあるが、それらに限定されるのではない。
【0153】
一実施形態において、通信部1120は、移動通信網上において、基地局、外部の端末、サーバのうち少なくとも一つと無線信号を送受信する。ここで、該無線信号は、音声コール信号、画像通話コール信号、または文字/マルチメディアメッセージ送受信による多様な形態のデータを含むものでもある。
【0154】
一実施形態において、メモリ1130は、プロセッサ1110の処理及び制御のためのプログラムを保存し、ユーザ端末1100に入力されるか、あるいはユーザ端末1100から出力されるデータを保存することもできる。本開示の一実施形態において、メモリ1130は、ゲーム関連情報を保存しうる。例えば、メモリ1130は、ゲーム内アイテムのうち、第1アイテムの強化条件に係わる強化情報、第1時点における、ゲームを利用するユーザに係わる情報を示す第1ユーザ情報、第2時点における、ゲームを利用するユーザに係わる情報を示す第2ユーザ情報などを保存しうる。
【0155】
一実施形態において、メモリ1130に保存されたプログラムを利用してプロセッサ1110は、ゲームサービスを提供する方法を実行することができる。
【0156】
一実施形態において、メモリ1130は、フラッシュメモリタイプ(flash memory type)、ハードディスクタイプ(hard disk type)、マルチメディアカードマイクロタイプ(multimedia card micro type)、カードタイプのメモリ(例えば、SDメモリまたはXDメモリなど)、RAM、SRAM、ROM、EEPROM、PROM、磁気メモリ、磁気ディスク、光ディスクのうち少なくとも1つのタイプの記録媒体を含むものでもある。また、一実施形態において、メモリ1130に保存されたプログラムは、その機能により、複数個のモジュールに分類されうる。
【0157】
一実施形態において、ユーザインターフェース1140は、多様なインターフェースを含むものでもある。例えば、ユーザインターフェース1140は、キーパッド(key pad)、ドームスイッチ(dome switch)、音声入力インターフェース、指紋入力インターフェース、タッチ入力インターフェース(接触式静電容量方式、圧力式抵抗膜方式、赤外線感知方式、表面超音波伝導方式、積分式張力測定方式、ピエゾ効果方式など)、カメラ、ジョグホイール、ジョグスイッチのような多様なインターフェースを含むものでもあり、加速度センサ、位置センサ、温度センサ、光センサのような多様なセンサを、ユーザインターフェースと連動させることもできる。ここで、前述の例示に制限されるのではないということは、言うまでもない。
【0158】
一実施形態において、ユーザインターフェース1140は、出力部(図示せず)をさらに含みもする。該出力部は、液晶ディスプレイ(liquid crystal display)、薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ(thin film transistor-liquid crystal display)、有機発光ダイオード(organic light-emitting diode)、フレキシブルディスプレイ(flexible display)、三次元ディスプレイ(3D display)、電気泳動ディスプレイ(electrophoretic display)のうち少なくとも一つを含むものでもある。ディスプレイとタッチパッドとがレイヤ構造をなし、タッチスクリーンとして構成される場合、該ディスプレイは、出力装置以外に、入力装置としても使用されうる。また、出力部(図示せず)は、LED(light-emitting diode)ランプ、振動モータ、スピーカ、フラッシュなどを含むものでもあるが、前述の例示に制限されるものではない。
【0159】
一実施形態において、ユーザインターフェース1140は、ゲーム情報に係わるお知らせを、イメージ、動画、音、振動、ランプなどによって出力しうる。
【0160】
一実施形態において、ユーザインターフェース1140は、前掲の図面で説明された強化情報、第1ユーザ情報、第2ユーザ情報、第1強化価格及び第2強化価格のうち少なくとも一つが含まれたインターフェースを含むものでもある。ただし、ユーザインターフェース1140の例示として、当該の強化情報、第1ユーザ情報、第2ユーザ情報、第1強化価格及び第2強化価格のうち少なくとも1つの含まれたインターフェースが説明されたのみ、本開示のユーザインターフェース1140は、さらに多様なインターフェースを構成として含むものでもある。
【0161】
以上で説明された装置は、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、及び/またはハードウェア構成要素とソフトウェア構成要素との組み合わせによって具現されうる。例えば、本実施形態で説明された装置及び構成要素は、例えば、プロセッサ、コントローラ、ALU(arithmetic logic unit)、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor)、マイクロコンピュータ、FPGA(field programmable gate array)、PLU(programmable logic unit)、マイクロプロセッサ、または命令(instruction)を実行し応答しうる他のあらゆる装置のように、1以上の汎用コンピュータまたは特殊目的コンピュータを利用して具現されうる。処理装置は、オペレーティングシステム(OS)、及び該オペレーティングシステム上で遂行される1以上のソフトウェアアプリケーションを遂行しうる。また、該処理装置は、ソフトウェアの実行に応答し、データにアクセスしたり、データを保存・操作・処理及び生成することもできる。理解の便宜のために、該処理装置は、一つが使用されるようにも説明されたが、当該技術分野において通常の知識を有する者であるならば、該処理装置が、複数個の処理要素(processing element)、及び/または複数類型の処理要素を含むものでもあるということを知ることができるであろう。例えば、該処理装置は、複数個のプロセッサ、または1つのプロセッサ、及び1つのコントローラを含むものでもある。また、並列プロセッサ(parallel processor)のような、他の処理構成(processing configuration)も可能である。
【0162】
ソフトウェアは、コンピュータプログラム(computer program)、コード(code)、命令(instruction)、またはそれらのうち1以上の組み合わせを含むものでもあり、所望通りに動作するように処理装置を構成するか、あるいは独立的して、または結合的に(collectively)、処理装置に命令することができる。該ソフトウェア及び/またはデータは、該処理装置によって解釈されるか、あるいは該処理装置に命令またはデータを提供するために、ある類型の機械、構成要素(component)、物理的装置、仮想装置(virtual equipment)、コンピュータ記録媒体または装置、または伝送される信号波(signalwave)に、永久にまたは一時的に具体化されうる(embody)。該ソフトウェアは、ネットワークに連結されたコンピュータシステム上に分散され、分散された方法によって保存されるか、あるいは実行されもする。該ソフトウェア及び該データは、1以上のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に保存されうる。
【0163】
本実施形態による方法は、多様なコンピュータ手段を介して遂行されうるプログラム命令形態に具現され、コンピュータで読み取り可能な媒体に記録されうる。コンピュータで読み取り可能な媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを、単独で、または組み合わせて含むものでもある。該媒体に記録されるプログラム命令は、本実施形態のために特別に設計されて構成されたものでもあり、コンピュータソフトウェア当業者に公知されて使用可能なものでもある。コンピュータで読み取り可能な記録媒体の例には、ハードディスク、フロッピィーディスク及び磁気テープのような磁気媒体(magnetic media);CD-ROM(compact disc read only memory)、DVD(digital versatile disc)のような光記録媒体(optical media);フロプティカルディスク(floptical disk)のような光磁気媒体(magneto-optical media);及びROM、RAM、フラッシュメモリのようなプログラム命令を保存して遂行するように特別に構成されたハードウェア装置;が含まれる。該プログラム命令の例には、コンパイラによって作われるような機械語コードだけではなく、インタープリタなどを使用し、コンピュータによって実行されうる高級言語コードを含む。前述のハードウェア装置は、本実施形態の動作を遂行するために、1以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成されうるが、その逆もまた同様である。
【0164】
以上のように、本実施形態は、たとえ限定された実施形態と図面とによって説明されたにしても、当該技術分野において通常の知識を有する者であるならば、前述の記載から、多様な修正及び変形が可能であろう。例えば、説明された技術が、説明された方法と異なる順序によって遂行され、かつ/あるいは説明されたシステム、構造、装置、回路のような構成要素が、説明された方法と異なる形態に、結合または組み合わされるか、あるいは他の構成要素または均等物によって代置されたり置換されてりしても、適切な結果が達成されうる。
【0165】
それにより、他の具現、他の実施形態、及び特許請求の範囲と均等なものも、特許請求の範囲の範囲に属するのである。
【外国語明細書】