(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024018465
(43)【公開日】2024-02-08
(54)【発明の名称】照明制御装置、照明装置及び照明制御用プログラム
(51)【国際特許分類】
H05B 47/105 20200101AFI20240201BHJP
H05B 45/20 20200101ALI20240201BHJP
H05B 47/165 20200101ALI20240201BHJP
【FI】
H05B47/105
H05B45/20
H05B47/165
【審査請求】有
【請求項の数】11
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022121825
(22)【出願日】2022-07-29
(71)【出願人】
【識別番号】000005267
【氏名又は名称】ブラザー工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100157118
【弁理士】
【氏名又は名称】南 義明
(72)【発明者】
【氏名】愛葉 隆喜
【テーマコード(参考)】
3K273
【Fターム(参考)】
3K273PA05
3K273QA14
3K273RA04
3K273RA07
3K273RA17
3K273SA04
3K273SA06
3K273SA21
3K273SA37
3K273SA46
3K273SA57
3K273SA60
3K273TA03
3K273TA05
3K273TA15
3K273TA28
3K273TA30
3K273TA40
3K273TA75
3K273TA79
3K273TA80
3K273UA02
3K273UA22
(57)【要約】
【課題】入力される映像情報中、特徴的な領域に応じた照明制御を行う。
【解決手段】本発明に係る照明制御装置は、入力される映像情報のうちの一部分である対象領域を特定する特定処理と、前記特定処理で特定した対象領域の色情報、もしくは、対象領域以外の領域の色情報の何れか一方を判断する色判断処理と、前記色判断処理で判断した色情報に基づいて、照明装置の照明制御情報を生成し、前記照明装置に照明制御情報を送信する送信処理と、を実行する。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
入力される映像情報のうちの一部分である対象領域を特定する特定処理と、
前記特定処理で特定した対象領域の色情報、もしくは、対象領域以外の領域の色情報の何れか一方を判断する色判断処理と、
前記色判断処理で判断した色情報に基づいて、照明装置の照明制御情報を生成し、前記照明装置に照明制御情報を送信する送信処理と、を実行する
照明制御装置。
【請求項2】
前記特定処理は、入力される映像情報の変化部分を対象領域として特定し、
前記色判断処理は、前記特定処理で特定した対象領域の色情報を判断する
請求項1に記載の照明制御装置。
【請求項3】
前記特定処理は、入力される映像情報中、人物部分を対象領域として特定し、
前記色判断処理は、前記特定処理で特定した対象領域以外の領域の色情報を判断する
請求項1に記載の照明制御装置。
【請求項4】
前記特定処理は、入力される映像情報中、テロップ部分を対象領域として特定し、
前記色判断処理は、前記特定処理で特定した対象領域以外の領域の色情報を判断する
請求項1に記載の照明制御装置。
【請求項5】
前記色判断処理は、入力される映像情報の種別に基づいて、前記特定処理で特定した対象領域の色情報、もしくは、対象領域以外の領域の色情報の何れか一方を判断する
請求項1から請求項4の何れか1項に記載の照明制御装置。
【請求項6】
前記色判断処理は、ユーザの指定に応じて、前記特定処理で特定した対象領域の色情報、もしくは、対象領域以外の領域の色情報の何れか一方を判断する
請求項1から請求項4の何れか1項に記載の照明制御装置。
【請求項7】
前記色判断処理は、入力される映像情報の変化量が所定の閾値よりも大きい場合は、前記特定処理で特定した対象領域の色情報を判断し、入力される映像情報の変化量が前記所定の閾値以下の場合は、入力される映像情報全体の色情報を判断する
請求項2に記載の照明制御装置。
【請求項8】
映像情報には、区分領域が設けられており、
前記送信処理は、区分領域毎に照明制御情報を生成し、区分領域に対応した前記照明装置に対して照明制御情報を送信する
請求項1から請求項4の何れか1項に記載の照明制御装置。
【請求項9】
前記特定処理は、映像情報の変化部分を対象領域として特定し、
前記色判断処理は、前記特定処理で特定した対象領域の色情報を判断し、さらに、区分領域のうち前記特定処理で特定した対象領域を含まない区分領域全体の色情報を判断し、
前記送信処理は、
前記色判断処理で判断した対象領域の色情報に基づいて、対象領域を含む区分領域に対応づけられた第1の照明装置の第1の照明制御情報を生成し、前記第1の照明装置に前記第1の照明制御情報を送信し、
前記色判断処理で判断した対象領域を含まない区分領域全体の色情報に基づいて、区分領域のうち対象領域を含まない分割領域に対応付けられた第2の照明装置の第2の照明制御情報を生成し、前記第2の照明装置に第2の照明制御情報を送信する
請求項8に記載の照明制御装置
【請求項10】
入力される映像情報のうちの一部分である対象領域を特定する特定処理と、
前記特定処理で特定した対象領域の色情報、もしくは、対象領域以外の領域の色情報の何れか一方を判断する色判断処理と、
前記色判断処理で判断した色情報に基づいて照明制御情報を生成し、照明制御情報に基づいて照明を行う照明処理と、を実行する
照明装置。
【請求項11】
入力される映像情報のうちの一部分である対象領域を特定する特定処理と、
前記特定処理で特定した対象領域の色情報、もしくは、対象領域以外の領域の色情報の何れか一方を判断する色判断処理と、
前記色判断処理で判断した色情報に基づいて、照明装置の照明制御情報を生成し、当該照明装置に送信する送信処理と、を情報処理装置に実行させる
照明制御用プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、映像情報に基づき照明を制御する照明装置、映像情報に基づき照明を行う照明装置、並びに、情報処理装置で実行可能な照明制御用プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
液晶表示装置等、各種表示装置は大型化が進むことで、映画、コンサート、カラオケ等、各種コンテンツを楽しむ際の臨場感は大幅に向上している。更なる臨場感の向上を図ることを目的として、音響設備を充実させることも行われている。現在、音響設備のみならず、視聴ルームに設けられた照明を制御することで、視聴する際の臨場感、雰囲気向上を図る試みも行われている。
【0003】
特許文献1には、映像コンテンツを視聴する際、映像の色情報を色解析し、映像の色情報の変化に連動して照明手段を制御するディスプレイ装置が開示されている。このような照明手段の制御を行うことで、ディスプレイ装置に表示される映像コンテンツに広がり感を感じさせることが可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1における色情報の解析には、(1)映像をフレーム単位でバッファメモリに取り込み、取り込まれた映像を三原色のプレーンに分け、それぞれのプレーンにおいて、画面全体の三原色の各色成分の平均値を求め、平均値に対応する単一の色の照明を行うこと、(2)映像をフレーム単位でバッファメモリに取り込み、取り込まれた映像を複数の領域に分割し、分割領域毎の三原色の各色成分の平均値を求め、平均値に基づいて、分割領域にそれぞれ対応する色の照明を行うことが開示されている。
【0006】
特許文献1に記載のディスプレイ装置において、(1)の解析方法では映像全体の解析を行うものであり、映像全体の色による照明制御が行われることになる。(2)の解析方法についても、分割された映像の領域毎に色情報の解析が行われるため、分割された映像の領域毎に平均化された色情報で照明制御が行われることになる。
【0007】
したがって、特許文献1に記載のディスプレイ装置では、画面全体、もしくは、分割された領域毎で平均化された色情報で照明制御が行われるため、メリハリのない照明制御となることが考えられる。
【課題を解決するための手段】
【0008】
そのため、本発明に係る照明制御装置は、以下の構成を採用する。
入力される映像情報のうちの一部分である対象領域を特定する特定処理と、
前記特定処理で特定した対象領域の色情報、もしくは、対象領域以外の領域の色情報の何れか一方を判断する色判断処理と、
前記色判断処理で判断した色情報に基づいて、照明装置の照明制御情報を生成し、前記照明装置に照明制御情報を送信する送信処理と、を実行する。
【0009】
さらに、本発明に係る照明制御装置において、
前記特定処理は、入力される映像情報の変化部分を対象領域として特定し、
前記色判断処理は、前記特定処理で特定した対象領域の色情報を判断する。
【0010】
さらに、本発明に係る照明制御装置において、
前記特定処理は、入力される映像情報中、人物部分を対象領域として特定し、
前記色判断処理は、前記特定処理で特定した対象領域以外の領域の色情報を判断する。
【0011】
さらに、本発明に係る照明制御装置において、
前記特定処理は、入力される映像情報中、テロップ部分を対象領域として特定し、
前記色判断処理は、前記特定処理で特定した対象領域以外の領域の色情報を判断する。
【0012】
さらに、本発明に係る照明制御装置において、
前記色判断処理は、入力される映像情報の種別に基づいて、前記特定処理で特定した対象領域の色情報、もしくは、対象領域以外の領域の色情報の何れか一方を判断する。
【0013】
さらに、本発明に係る照明制御装置において、
前記色判断処理は、ユーザの指定に応じて、前記特定処理で特定した対象領域の色情報、もしくは、対象領域以外の領域の色情報の何れか一方を判断する。
【0014】
さらに、本発明に係る照明制御装置において、
前記色判断処理は、入力される映像情報の変化量が所定の閾値よりも大きい場合は、前記特定処理で特定した対象領域の色情報を判断し、入力される映像情報の変化量が前記所定の閾値以下の場合は、入力される映像情報全体の色情報を判断する。
【0015】
さらに、本発明に係る照明制御装置において、
映像情報には、区分領域が設けられており、
前記送信処理は、区分領域毎に照明制御情報を生成し、区分領域に対応した前記照明装置に対して照明制御情報を送信する。
【0016】
さらに、本発明に係る照明制御装置において、
前記特定処理は、映像情報の変化部分を対象領域として特定し、
前記色判断処理は、前記特定処理で特定した対象領域の色情報を判断し、さらに、区分領域のうち前記特定処理で特定した対象領域を含まない区分領域全体の色情報を判断し、
前記送信処理は、
前記色判断処理で判断した対象領域の色情報に基づいて、対象領域を含む区分領域に対応づけられた第1の照明装置の第1の照明制御情報を生成し、前記第1の照明装置に前記第1の照明制御情報を送信し、
前記色判断処理で判断した対象領域を含まない区分領域全体の色情報に基づいて、区分領域のうち対象領域を含まない分割領域に対応付けられた第2の照明装置の第2の照明制御情報を生成し、前記第2の照明装置に第2の照明制御情報を送信する。
【0017】
また、本発明に係る照明装置は、
入力される映像情報のうちの一部分である対象領域を特定する特定処理と、
前記特定処理で特定した対象領域の色情報、もしくは、対象領域以外の領域の色情報の何れか一方を判断する色判断処理と、
前記色判断処理で判断した色情報に基づいて照明制御情報を生成し、照明制御情報に基づいて照明を行う照明処理と、を実行する。
【0018】
また、本発明に係る照明制御用プログラムは、
入力される映像情報のうちの一部分である対象領域を特定する特定処理と、
前記特定処理で特定した対象領域の色情報、もしくは、対象領域以外の領域の色情報の何れか一方を判断する色判断処理と、
前記色判断処理で判断した色情報に基づいて、照明装置の照明制御情報を生成し、当該照明装置に送信する送信処理と、を情報処理装置に実行させる。
【発明の効果】
【0019】
本発明に係る照明制御装置、照明装置、照明制御用プログラムによれば、映像情報中、特定された対象領域の色情報、もしくは、対象領域以外の色情報を使用することで、色情報に応じた照明制御を行うことが可能となる。例えば、映像情報に応じたメリハリのある照明制御を行うことも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【
図1】本実施形態のカラオケシステムの構成を示す図
【
図2】本実施形態の照明関連の構成を説明するための図
【
図4】本実施形態の第1照明制御処理を示すフロー図
【
図5】本実施形態の第2照明制御処理を示すフロー図
【
図6】本実施形態の第3照明制御処理を示すフロー図
【
図7】本実施形態の第4照明制御処理を示すフロー図
【
図8】本実施形態の第1照明制御処理を説明するための図
【
図9】本実施形態の第2照明制御処理を説明するための図
【
図10】本実施形態の第3照明制御処理を説明するための図
【
図11】他の実施形態の照明制御処理を示すフロー図
【発明を実施するための形態】
【0021】
図1は、本実施形態のカラオケシステムの構成を示す図である。本実施形態におけるカラオケシステムは、カラオケ装置2(コマンダと呼ぶこともある)と、リモコン装置1を含んで構成されている。カラオケ装置2とリモコン装置1は、LAN100及びアクセスポイント130を利用してネットワークを形成するように通信接続されている。
【0022】
カラオケボックスなどの店舗に設置されるカラオケ装置2は、楽曲を演奏するための演奏部として音響制御部25を備えている。また、カラオケ装置2は、ユーザからの各種入力を受け付ける操作部21を備える。カラオケ装置2は、操作部21からの入力を解釈してCPU30に伝達する操作処理部22を備える。また、カラオケ装置2は、各種情報を記憶する記憶部としてのハードディスク32を備える。カラオケ装置2は、LAN100に接続してネットワークに加入する通信手段としてのLAN通信部24aを備えている。また、本実施形態のカラオケ装置2は、無線LAN通信部24bも備えており、LAN通信部24aを使用した有線によるネットワーク接続に代え、無線LAN通信部24bを使用した無線によるネットワーク接続を行うことも可能である。
【0023】
また、カラオケ装置2は、モニタ41に対して歌詞映像、背景映像を表示させる映像再生手段を備える。この映像再生手段は、映像情報に基づいて映像を再生する映像再生部29、再生する映像を一時的に蓄積するビデオRAM28、再生された映像に対する歌詞テロップの重畳、映像効果の付与等を行う映像制御部31を備えて構成される。
【0024】
さらに、このカラオケ装置2では、外部に接続されるモニタ41以外に、タッチパネルモニタ33に対して各種情報を表示することを可能としている。タッチパネルモニタ33は映像制御部31から入力された映像情報を表示する表示部35と、タッチ入力された位置を操作処理部22に出力するタッチパネル34が重畳されて構成されている。このタッチパネルモニタ33は、カラオケ装置2の筐体前面等に配置され、カラオケ装置2の操作部21、あるいは、リモコン装置1のタッチパネルモニタ11などと同様、入力部として機能する。ユーザは、タッチパネルモニタ33にて楽曲を選択することで、直接カラオケ装置2に予約させる等、カラオケ装置2に対する各種操作を行うことが可能である。
【0025】
さらに、カラオケ装置2は、各構成を統括して制御するためのCPU30、各種プログラムを実行するにあたって必要となる情報を一時記憶するためのメモリ27を含んだ制御部を備えて構成されている。
【0026】
このような構成にてカラオケ装置2は、各種処理を実行することとなるが、カラオケ装置2の主な機能として、楽曲予約処理、楽曲再生処理などを実行可能としている。楽曲予約処理は、ユーザからの指定に基づいて楽曲を指定、予約するための処理であってリモコン装置1と連携して実行される。リモコン装置1の選曲処理で形成された予約情報は、カラオケ装置2に送信される。カラオケ装置2は、受信した予約情報をメモリ27中の予約テーブルに登録する。楽曲再生処理は、予約された楽曲を再生させる処理であって、楽曲演奏処理と歌詞表示処理とが同期して実行される処理である。
【0027】
楽曲演奏処理は、楽曲情報に含まれる演奏情報に基づき、音響制御部25に演奏を実行させる処理である。音響制御部25にて演奏された楽曲は、マイクロホン43a、43bから入力される歌唱音声と一緒にスピーカー42から放音される。歌詞表示処理は、楽曲情報に含まれる歌詞情報をモニタ41に表示させることで歌唱補助を行う処理である。この歌詞表示処理で表示される歌詞に、背景映像を重畳させて表示させる背景映像表示処理を実行することとしてもよい。
【0028】
一方、リモコン装置1は、ユーザからの指示に基づいて楽曲を検索し、再生指示のあった楽曲について予約情報をカラオケ装置2に送信する選曲処理を実行可能としている。また、リモコン装置1は、カラオケ装置2あるいはインターネット上に接続されたサーバー装置5から各種情報を受信し、各種処理を実行することが可能である。本実施形態では、ユーザから各種指示を受け付けるユーザインターフェイスとして、操作部17と、タッチパネルモニタ11を備えている。タッチパネルモニタ11は、表示部11aとタッチパネル11bを有して構成され、表示部11aに各種インターフェイスを表示するとともに、ユーザからのタッチ入力を受付可能としている。
【0029】
さらにリモコン装置1は、選曲処理に必要とされるデータベース、各種プログラム、並びに、プログラム実行に伴って発生する各種情報を記憶する記憶部として、メモリ14、そして、これら構成を統括して制御するためのリモコン側制御部を備えて構成される。リモコン側制御部には、CPU15、タッチパネルモニタ11に対して表示する映像を形成する映像制御部13、表示する映像情報を一時的に蓄えるビデオRAM12、タッチパネルモニタ11あるいは操作部17からの入力を解釈してCPU15に伝える操作処理部18が含まれている。
【0030】
リモコン装置1は、無線LAN通信部16によって、アクセスポイント130と無線接続されることで、LAN100によって構成されるネットワークに接続される。なお、各リモコン装置1は、特定のカラオケ装置2に対して事前に対応付けされている。リモコン装置1から出力される各種命令は、対応付けされたカラオケ装置2にて受信されることとなる。
【0031】
このようなリモコン装置1の構成により、ユーザからの各種入力をタッチパネルモニタ11、あるいは、操作部17から受付けるとともに、タッチパネルモニタ11の表示により各種情報を提供することで、カラオケ装置2に対して出力する予約情報を送信する選曲処理など、各種処理を行うことが可能となっている。
【0032】
また、本実施形態のカラオケシステムは、カラオケ装置2に接続される照明制御装置44を有している。照明制御装置44は、カラオケ装置2が出力する映像情報に基づいて照明装置45a~45eの照明制御を行う。照明制御の内容としては、照明装置45a~45eのそれぞれについて、明るさ、照明色を制御することが可能である。映像情報に基づいて照明装置45a~45eを制御することで、視聴者に対して、モニタ41の拡張感を与える、あるいは、視聴における雰囲気向上を図ることが可能である。なお、本実施形態では、照明制御装置44と照明装置45a~45e間を有線接続しているが、照明制御装置44と照明装置45a~45e間は、無線接続の形態を採用してもよい。
【0033】
図2は、本実施形態の照明関連の構成を説明するための図であって、カラオケルーム6内の様子、及び、モニタ41と照明装置45a~45eの配置関係が示されている。照明装置45a~45eは、基部451と発光部452を備えて構成されている。基部451内には、LED等、複数の発光素子が配置され、アクリルパイプ等の透明部材で形成された発光部452を照明する。複数の発光素子には、三原色の3色が使用され、各発光素子の明るさを変更することで、多様な色で発光部452を照明することが可能である。
【0034】
図2にはモニタ41の区分領域41a~41eと、カラオケルーム6内における照明装置45a~45eの配置関係が示されている。本実施形態では、モニタ41を縦方向に5分割し、それぞれを区分領域41a~41eに割り当てられている。照明装置45a~45eは、この区分領域41a~41eの位置に従って配置されている。例えば、最も左に位置する区分領域41aに対応する照明装置45aは、モニタ41の左手前に配置される。また、区分領域41bに対応する照明装置45bは、モニタ41の左奥に配置される。
【0035】
このように、モニタ41の区分領域41a~41eの位置に対応して、照明装置45a~45eを配置することで、モニタ41に表示される映像に対応して照明装置45a~45eを照明することが可能となる。
【0036】
ところで、カラオケ装置2では、映像配信、ゲーム等、カラオケ以外のコンテンツも再生することが可能である。本実施形態の照明制御装置44は、コンテンツの種類、あるいは、モニタ41に表示される映像の種類に応じて照明装置45a~45eを制御することが可能となっている。
【0037】
[メイン処理]
図3は、本実施形態の照明制御装置44のメイン処理を示すフロー図である。照明制御装置44は、カラオケ装置2が出力する映像情報に基づき照明装置45a~45eの制御を実行する。本実施形態の照明制御装置44は、第1~第4照明制御処理を行うことが可能であって、入力される映像情報の種別に基づき、自動で第1~第4照明制御処理を切り換える自動モードと、ユーザの操作により手動で第1~第4照明制御処理を切り換える自動モードを備えている。本実施形態のカラオケ装置2は、出力する映像情報に伴い、映像情報の種別(例えば、カラオケ、映像配信、ゲーム等)を照明制御装置44に出力することが可能となっている。
【0038】
メイン処理では、自動モードに設定されているか、手動モードに設定されているかを判断する(S101)。手動モードでは、照明制御装置44に設けられた操作部、あるいは、カラオケ装置2の操作部21を使用して、第1~第4設定を選択することが可能である。手動モードが設定されている場合(S101:手動モード)、操作部の設定状態に基づき、変数Iに1~4の値を立てる(S104)。
【0039】
一方、自動モードが設定されている場合(S101:自動モード)、照明制御装置44は、カラオケ装置2から入力される映像情報の種別を監視し(S102)、第1~第3種映像の何れかであるかを判断する。例えば、第1種映像には、ゲーム、第2種映像にはコンサート、映画等の配信映像、第3種映像にはカラオケが割り当てられる。判断の結果、第1種映像の場合、変数Iに1の値が立てられ、第2種映像の場合、変数Iに2の値が立てられ、第3種映像の場合、変数Iに3の数値が立てられる。なお、映像情報の種別としては、上述する形態に限らず、適宜設定することが可能である。
【0040】
手動モード、自動モード、何れの場合について、変数I=1の場合、第1照明制御処理(S210)が実行され、変数I=2の場合、第2照明制御処理(S220)が実行され、変数I=3の場合、第3照明制御処理(S230)が実行され、それ以外(変数I=4を含む)の場合、第4照明制御処理(S240)が実行される。
【0041】
このように、本実施形態の自動モードでは、入力される映像情報の種別に基づき、第1~第4照明制御処理が実行される。したがって、映像情報の種別毎に設けられた第1~第4照明制御処理が自動選択され、映像情報に即した照明制御を行うことが可能である。また、手動モードでは、ユーザが選択することで、ユーザの嗜好に合った第1~第4照明制御処理を実行することが可能である。
【0042】
では、本実施形態で利用可能な第1~第4照明制御処理について説明する。
図4は、本実施形態の第1照明制御処理(S210)を示すフロー図である。第1照明制御処理(S210)は、入力される映像情報の変化のある部分を照明に反映させることが可能である。
【0043】
[第1照明処理]
第1照明制御処理(S211)では、入力される映像情報の二値化(グレースケール化)を実行する(S211)。そして、二値化された映像情報を映像バッファに格納し(S212)、前回、二値化した前フレームの映像情報と比較し、差分の抽出を行う(S213)。そして、抽出した差分から変化点の位置(画面のxy値)をマーキングする(S214)。変化点のマーキングは、例えば、差分が閾値以上である位置がマーキングされる。なお、変化点は、複数、マーキングすることも可能であり、また、画面の状況によっては、変化点が無い場合も考えられる。
【0044】
次に、抽出した変化点を基準位置に有する特定の領域を対象領域として特定する(S215)。例えば、対象領域は、変化点を中心位置に有する正方形(面積a)とすることが考えられる。なお、本実施形態において対象領域は、映像情報全体ではなく、映像情報のうちの一部分である。そして、二値化前の映像情報について、対象領域の色情報の解析を行う(S216)。解析方法としては、対象領域内の平均色を算出すること等、各種方法を採用することが可能である。そして、解析された色情報に基づき照明制御情報を生成する(S217)。
【0045】
図8は、本実施形態の第1照明制御処理(S210)を説明するための図である。
図8では、時間経過に伴い、移動体Aが画面の左から右に移動している状態を示している。
図8(a)、
図8(b)、
図8(c)、
図8(d)の順で時間が経過している。例えば、
図8(b)の時点では、移動体Aの領域が対象領域として特定され、移動体Aの色が色情報として解析される。この場合、照明制御情報としては、区分領域41bについて、移動体Aの色が設定され、対象領域が含まれる区分領域41bに対応する照明装置45bに送信され、照明装置45bが移動体Aの色で照明される。なお、他の区分領域41a、41c、41dは対象領域を含まないため、それらに対応する照明装置45a、45c、45dによる照明は行われない。
【0046】
図8(c)の場合も同様であって、区分領域41cに対応する照明装置45cが移動体Aの色で照明され、また、
図8(d)の場合、区分領域41dに対応する照明装置45dが移動体Aの色で照明される。このように、モニタ41の画面左から右に移動体Aが移動する場合、移動体Aの移動に追従して、照明装置45a~45eが順に移動体Aの色で照明されることになる。したがって、カラオケルーム6でモニタ41を聴取するユーザは、画面の拡張感、あるいは、雰囲気の向上を体感することが可能となる。
【0047】
以上、本実施形態の第1照明制御処理(S210)では、対象領域が位置する区分領域41a~41eに対応する照明装置45a~45eの照明を制御し、区分領域41a~41eが対象領域を含まない場合、照明装置45a~45eは照明制御されない状態(消灯状態)となる。このような形態のみならず、対象領域を含まない区分領域に41a~41eに対しても照明制御をおこなうこととしてもよい。
【0048】
このような形態として、例えば、(1)対象領域を含んでいない区分領域41a~41eについて、その区分領域41a~41e全体の色情報を解析し、解析された色情報に基づき、対応する照明装置45a~45eを制御する、あるいは、(2)映像情報の全体から対象領域を除いた領域について色情報を解析し、解析した色情報に基づいて、対象領域を含まない区分領域41a~41eの照明を制御する等、各種形態を採用することができる。
【0049】
[第2照明処理]
図5は、本実施形態の第2照明制御処理(S220)を示すフロー図である。第2照明制御処理(S220)では、映像情報中、人物領域を対象領域として検出する(S221)。映像情報中において人物が占める領域の色は、服や肌の色で占められることになる。このような人物領域の色が照明装置45a~45eに反映された場合、必ずしも画面の雰囲気に即した照明とならないことが考えられる。
【0050】
そのため、第2照明制御処理(S220)では、人物領域を対象領域として検出し、時対象領域以外の部分である人物除去領域の色を照明装置45a~45eに反映することで、画面の雰囲気に即した照明を行うこととしている。
【0051】
図9は、本実施形態の第2照明制御処理(S220)を説明するための図である。
図9(a)に示されるようにモニタ41には、人物71aが表示された映像情報が映し出されている。本実施形態では、映像情報から人物領域を検出する際、
図9(b)に示されるように、映像情報から骨格モデル71bの検出を行い、骨格モデル71bに対応付けられた骨格対応領域71cを特定し、
図9(c)に示されるように骨格対応領域71cを重ね合わせた領域を人物領域71dとして検出している(S221)。
【0052】
なお、人物領域の検出は、このような骨格モデルを使用する形態に限られるものではなく、顔認識等を使用する、あるいは、顔認識と骨格モデルを併用する等、各種形態を採用することが可能である。
【0053】
映像情報から対象領域である人物領域71dを除去することで、人物除去領域71eを得ることが可能である。この人物除去領域71eの色情報を解析(S222)することで、照明装置45a~45eの照明制御情報が生成される(S223)。本実施形態では、人物除去領域71eの平均色を、各照明装置45a~45eに割り当てた照明制御情報を生成することとしている。したがって、照明制御情報を受信した照明装置45a~45eは、人物除去領域71eに基づく平均色で周囲を照明する。
【0054】
なお、第2照明制御処理(S220)では、人物除去領域71eについても区分領域41a~41e毎に色情報を検出し、各区分領域41a~41eの色情報を使用し、照明装置45a~45eを照明することとしてもよい。
【0055】
[第3照明処理]
図6は、本実施形態の第3照明制御処理(S230)を示すフロー図である。第3照明制御処理(S230)では、映像情報中、テロップ領域を対象領域として検出する(S232)。カラオケ、映画等で使用される映像では、テロップ(字幕)が表示される場合がある。特に、カラオケでは、歌唱を補助するため、画面中、テロップが占める領域は大きく取られ、歌唱箇所を示すようにテロップが色変化する。このような映像情報を使用し、照明装置45a~45eを制御した場合、テロップの色を含んで照明制御されるため、必ずしも画面の雰囲気に即した照明とならないことが考えられる。
【0056】
そのため、第3照明制御処理(S230)では、テロップ領域を対象領域として検出し、対象領域以外の部分であるテロップ除去領域の色を照明装置45a~45eに反映することで、画面の雰囲気に即した照明を行うこととしている。
【0057】
図10は、本実施形態の第3照明制御処理(S230)を説明するための図である。第3照明制御処理(S230)では、映像情報中、テロップ領域81aを対象領域として検出する(S231)。テロップ領域81aの検出は、映像情報に対して文字認識処理を行う、あるいは、画面中、予め定められた領域をテロップ領域81aとすること等が考えられる。また、テロップ領域81aは、
図10に示されるように、テロップ周囲に十分な余白を持たせた形態のみならず、テロップ(文字)部分のみをテロップ領域81aとして、特定することとしてもよい。
【0058】
映像情報から対象領域であるテロップ領域81aを除去することで、テロップ除去領域81bを得ることが可能である。このテロップ除去領域の色情報を解析(S232)することで、照明装置45a~45eの照明制御情報が生成される(S233)。本実施形態では、テロップ除去領域の平均色を、各照明装置45a~45eに割り当てた照明制御情報を生成することとしている。したがって、照明制御情報を受信した照明装置45a~45eは、テロップ除去領域81bに基づく平均色で周囲を照明する。
【0059】
なお、第2照明制御処理(S220)では、人物除去領域についても区分領域41a~41e毎に色情報を検出し、各区分領域41a~41eの色情報を使用し、照明装置45a~45eを照明することとしてもよい。
【0060】
なお、第3照明制御処理(S230)では、テロップ除去領域81bについて区分領域41a~41e毎に色情報を検出し、各区分領域41a~41eの色情報を使用し、照明装置45a~45eを照明することとしてもよい。
【0061】
[第4照明処理]
図7は、本実施形態の第4照明制御処理(S240)を示すフロー図である。第4照明制御処理(S240)は、第1~第3照明制御処理(S210、S220、S230)とは異なり、画像情報中、対象領域の検出は行わず、区分領域41a~41e毎に色情報の解析を行う(S241)。そして、区分領域41a~41e毎に解析された色情報を使用し、各区分領域41a~41eに対応する照明装置45a~45eについての照明制御情報を生成する(S242)。
【0062】
生成された照明制御情報は、各照明装置45a~45eに送信される(S243)。各照明装置45a~45eは、受信した照明制御情報に基づき、対応する区分領域41a~41eの色情報で照明される。
【0063】
以上、本実施形態の各種照明制御処理(第1~第4照明制御処理)について説明したが、画像情報に基づいて照明制御処理を実行することで、表示画面に即して照明装置45a~45eが制御されることになり、画面に拡張感を持たせる、あるいは、雰囲気の向上を図ることが可能となる。
【0064】
特に、本実施形態の第1~第3照明制御処理では、画像情報から対象領域を検出し、対象領域の色情報(第1照明制御処理)、あるいは、対象領域以外の色情報(第2、第3照明制御処理)で照明装置45a~45eの照明色を制御することで、表示画面の特徴的な部分の色、あるいは、不要な部分を除いた色で照明を行うことが可能となる。
【0065】
[第1変形例]
図11は、他の実施形態(第1変形例)の照明制御処理を示すフロー図である。先に説明した第1照明制御処理(S210)は、画像情報中の変化部分を対象領域として特定し、対象領域の色情報を使用して照明装置45a~45eを制御している。したがって、表示画面において変化部分が無い、あるいは、変化部分が少ない場合、照明装置45a~45eによって照明が行われないことが考えられる。変化部分に対応する区分領域45a~45eについて、それに対応する照明装置45a~45eで照明が行われた場合であっても、変化部分ではない区分領域45a~45eに対応する照明装置45a~45eでは照明が行われない。
【0066】
第1変形例では、そのような状況を考慮し、変化部分が生じていない区分領域41a~41eについては、区分領域41a~41eの色に基づき、照明装置45a~45eの制御を行うこととしている。
図11に示される照明制御処理のフロー図において、区分領域41a~41eを示す変数Jがリセット(J=1)される。本実施形態において、変数Jは、画面左側からの区分領域41a~41eの順番を示したものとなっている。
【0067】
S302~303では、
図4で説明した第1照明制御処理と同様、映像情報の二値化(S302)、映像バッファへの格納(S303)が実行される。そして、変数Jで指定されている区分領域41a~41eに対してS304~S305の処理が実行される。
【0068】
各区分領域41a~41eに対する処理では、まず、変数J番目の区分領域41a~41eが処理対象として設定される(S304)。そして、当該区分領域41a~41eについて、前フレームとの差分が抽出される(S305)。
【0069】
そして、前フレームとの差分抽出結果、差分を閾値と比較し、差分が閾値よりも大きい場合(S306:Yes)は、対象としている区分領域41a~41eに対して、第1照明制御処理(S214~S218)と同様の処理が実行され、現在、変数Jで指定されている区分領域41a~41eに対する照明制御情報が生成(S310)され、対応する照明装置45a~45eに送信される。
【0070】
一方、差分が閾値以下である場合(S306:No)は、対象としている区分領域41a~41eの画面全体の色情報が解析され(S312)、解析された色情報に基づき、現在、変数Jで指定されている区分領域41a~41eに対する照明制御情報が生成される(S314)。
【0071】
1つの区分領域41a~41eに対する処理(S304~S314)が完了すると、変数Jを1つ歩進(S316)し、次の区分領域41a~41eに対する処理を実行する。1画面中、全ての区分領域41a~41eに対する処理が完了した場合(S317:Yes)、S301に戻って変数Jをリセットし、次に入力される映像情報に対する処理が実行される。
【0072】
また、映像情報の入力が無くなった場合(S315:Yes)、照明制御処理を終了する。このように、第1変形例では、画像情報の変化の大小に基づき、照明制御の手法の切り替えを行うこととしている。したがって、各区分領域41a~41eについて、画像情報の変化の大小に適した照明制御を行うことが可能となっている。
【0073】
[第2変形例]
前述の実施形態において、
図2で説明したメイン処理では、自動モードあるいは手動モードで第1~第4照明制御処理(S210~S240)の切り替えを行うこととしていた。特に、自動モードでは、カラオケ装置2の出力する映像情報の種別に基づいて切り替えを行うものであった。自動モードでは、このように映像情報の種別をカラオケ装置2から受信することに代え、映像情報を解析することで映像情報の種別を判断することとしてもよい。
【0074】
[第3変形例]
前述の実施形態では、
図3で説明したメイン処理から分かるように、照明制御装置44は、常時処理を実行し、第1~第4照明制御処理(S210~S240)の何れかの処理を行うこととしていた。このような形態に代え、特定のコンテンツ再生中にのみ照明制御を行うこととしてもよい。例えば、コンサート、映画等、映像配信が行われる際に起動して第1照明制御処理(S210)を実行する、あるいは、カラオケの楽曲再生中、第3照明制御処理(S230)を実行する形態が考えられる。
【0075】
[第4変形例]
前述の実施形態では、照明制御装置44と照明装置45a~45eは異なる構成としていた。このような構成に代え、照明制御装置44は、照明装置45a~45eに組み込まれたものであってもよい。また、照明制御装置44は、カラオケ装置2等、映像情報を出力する装置(映像再生装置)に組み込まれるものであってもよい。
【0076】
[第5変形例]
前述の実施形態では、照明制御装置44は、装置として設ける形態としている。このような構成に代え、照明制御装置44の機能を、各種情報処理装置で実行されるプログラムで提供することとしてもよい。
【0077】
[第6変形例]
前述の実施形態では、
図2で説明したように、映像情報に対する区分領域41a~41eは、縦方向に5分割した形態としている。区分領域41a~41eは、このような縦方向の5分割のみならず、分割形態、もしくは、分割数の少なくとも一方を適宜変更することができる。例えば、区分領域は、縦n個、横m個に分割したm×n個のマトリクス形態とすることとしてもよい。その場合、照明装置45a~45eは、分割された区分領域に対応して適宜位置に配置される。なお、照明装置45a~45eの数も適宜に設定することが可能であり、1つの区分領域41a~41eに複数の照明装置45a~45eを割り当てることとしてもよい。
【0078】
また、区分領域は必ずしも設ける必要はなく、照明装置45a~45eに対する制御は、画面全体の解析結果に基づいて行うこととしてもよい。例えば、
図8で説明した映像情報に対して第1照明制御処理を行った場合、
図8(a)~
図8(d)のそれぞれのタイミングで、照明装置45a~45eはすべて移動体Aの色に照明されることになる。
【符号の説明】
【0079】
1:リモコン装置 31:映像制御部
2:カラオケ装置 32:ハードディスク
5:サーバー装置 33:タッチパネルモニタ
6:カラオケルーム 34:タッチパネル
11:タッチパネルモニタ 35:表示部
11a:表示部 41:モニタ
11b:タッチパネル 41a~41e:区分領域
12:ビデオRAM 42:スピーカー
13:映像制御部 43a:マイクロホン
14:メモリ 43b:マイクロホン
15:CPU 44:照明制御装置
16:無線LAN通信部 45a~45e:照明装置
17:操作部 451:基部
18:操作処理部 452:発光部
21:操作部 71a:人物
22:操作処理部 71b:骨格モデル
24a:LAN通信部 71c:骨格対応領域
24b:無線LAN通信部 71d:人物領域
25:音響制御部 71e:人物除去領域
27:メモリ 81a:テロップ領域
28:ビデオRAM 81b:テロップ除去領域
29:映像再生部 130:アクセスポイント
30:CPU