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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024018665
(43)【公開日】2024-02-08
(54)【発明の名称】ドアパネル、及び、間仕切構造
(51)【国際特許分類】
   E05D 15/00 20060101AFI20240201BHJP
   E06B 7/32 20060101ALI20240201BHJP
   E05D 11/06 20060101ALI20240201BHJP
   E05C 1/12 20060101ALI20240201BHJP
【FI】
E05D15/00 A
E06B7/32 B
E05D11/06
E05C1/12
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022122131
(22)【出願日】2022-07-29
(71)【出願人】
【識別番号】000139780
【氏名又は名称】株式会社イトーキ
(74)【代理人】
【識別番号】100177264
【弁理士】
【氏名又は名称】柳野 嘉秀
(74)【代理人】
【識別番号】100074561
【弁理士】
【氏名又は名称】柳野 隆生
(74)【代理人】
【識別番号】100124925
【弁理士】
【氏名又は名称】森岡 則夫
(74)【代理人】
【識別番号】100141874
【弁理士】
【氏名又は名称】関口 久由
(74)【代理人】
【識別番号】100166958
【弁理士】
【氏名又は名称】堀 喜代造
(72)【発明者】
【氏名】仲田 敬一
(72)【発明者】
【氏名】古賀 貴秀
【テーマコード(参考)】
2E032
【Fターム(参考)】
2E032BA03
2E032DA01
(57)【要約】
【課題】扉体が開状態の際に、ドアパネルが移動可能となることでロック機構が開放姿勢から規制姿勢へと変わった場合でも、扉体を閉じることが可能となる、ドアパネル、及び、間仕切構造を提供する。
【解決手段】間仕切構造1が備えるドアパネルDは、枠体10と、枠体10に対して回動可能に組付けられる扉体20と、を備え、枠体10は、ドアパネルDの上辺を構成する上枠11と、ドアパネルDの側辺を構成する側枠12と、を備え、扉体20は、ヒンジを介して側枠12に組付けられ、枠体10には、ドアパネルDが移動可能な状態において扉体20の回動変位を規制するロック機構16が設けられ、ロック機構16は、閉状態の扉体20の回動変位を許容する開放姿勢と、閉状態の扉体20の回動変位を規制する規制姿勢と、の間で可変とされ、規制姿勢のロック機構16は、開状態の扉体20の閉塞を許容する。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
天井に設けられたレールに吊支された状態で前記レールに沿って移動可能とされるドアパネルであって、
枠体と、前記枠体に対して回動可能に組付けられる扉体と、を備え、
前記枠体は、前記ドアパネルの上辺を構成する上枠と、前記ドアパネルの側辺を構成する少なくとも一つの側枠と、を備え、
前記扉体は、ヒンジを介して一つの前記側枠に組付けられることにより、前記上枠の下側領域を開閉可能とされ、
前記枠体には、前記ドアパネルが移動可能な状態において前記扉体の回動変位を規制するロック機構が設けられ、
前記ロック機構は、閉状態の前記扉体の回動変位を許容する開放姿勢と、閉状態の前記扉体の回動変位を規制する規制姿勢と、の間で可変とされ、
規制姿勢の前記ロック機構は、開状態の前記扉体の閉塞を許容する、ドアパネル。
【請求項2】
前記ロック機構は、前記扉体に対して進退可能とされるロックピンを備え、
前記ロック機構が開放姿勢の際には、前記ロックピンが前記扉体の側から退避し、
前記ロック機構が規制姿勢の際には、前記ロックピンが前記扉体の側に進出するとともに前記扉体に形成されたロック孔に挿入され、
前記ロックピンの先端部には、前記扉体の開放側に傾斜面が形成されることにより、前記ロック機構が規制姿勢の際に開状態の前記扉体の閉塞を許容する、請求項1に記載のドアパネル。
【請求項3】
前記ロックピンは軸回りの回転が規制される、請求項2に記載のドアパネル。
【請求項4】
前記上枠の上部には、前記上枠と天井との隙間を閉塞する上枠シール部材が上下に変位可能に前記ドアパネルの側方に突出して設けられ、
前記上枠シール部材は、前記上枠の側に押圧されることにより上方に変位して前記レールに当接するように構成され、
前記ロックピンは、前記上枠シール部材の上下動に伴って、前記扉体に対して進退可能とされる、請求項2に記載のドアパネル。
【請求項5】
前記ロック機構は、前記扉体に対して進退可能とされるロックピンを備え、
前記ロック機構が開放姿勢の際には、前記ロックピンが前記扉体の側から退避し、
前記ロック機構が規制姿勢の際には、前記ロックピンが前記扉体の側に進出するとともに前記扉体に形成されたロック孔に挿入され、
前記扉体における前記ロック孔よりも閉塞側に傾斜面が形成されることにより、前記ロック機構が規制姿勢の際に開状態の前記扉体の閉塞を許容する、請求項1に記載のドアパネル。
【請求項6】
請求項1から請求項5の何れか一項に記載のドアパネルと、
前記レールに沿って移動可能とされる少なくとも一枚の他のパネルと、を備え、
前記ドアパネルと前記他のパネルとが連続して配置される、間仕切構造。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この開示は、レールに沿って移動可能なドアパネル、及び、当該ドアパネルを備える間仕切構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、枠体と扉体とを備えるドアパネルを天井に吊支する構成の間仕切構造が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2020-105850号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の間仕切構造において、ドアパネルの移動中に扉体が開くことを防ぐためのロック機構が採用されることがある。この構成において、扉体が開放している状態でロック機構が作動した場合などにより扉体を閉じることができなくなることがあった。そこで、本開示は、上記に関する課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の第1観点に係るドアパネルは、天井に設けられたレールに吊支された状態で前記レールに沿って移動可能とされるドアパネルであって、枠体と、前記枠体に対して回動可能に組付けられる扉体と、を備え、前記枠体は、前記ドアパネルの上辺を構成する上枠と、前記ドアパネルの側辺を構成する少なくとも一つの側枠と、を備え、前記扉体は、ヒンジを介して一つの前記側枠に組付けられることにより、前記上枠の下側領域を開閉可能とされ、前記枠体には、前記ドアパネルが移動可能な状態において前記扉体の回動変位を規制するロック機構が設けられ、前記ロック機構は、閉状態の前記扉体の回動変位を許容する開放姿勢と、閉状態の前記扉体の回動変位を規制する規制姿勢と、の間で可変とされ、規制姿勢の前記ロック機構は、開状態の前記扉体の閉塞を許容する。
【0006】
上記第1観点に係るドアパネルによれば、扉体が開状態の際に、ドアパネルが移動可能となることでロック機構が開放姿勢から規制姿勢へと変わった場合でも、扉体を閉じることが可能となる。
【0007】
上記第1観点に係るドアパネルにおいて、側枠はドアパネルの側辺における片側に設けられていても、両側に設けられていても良い。また、ロック機構は上枠と側枠との何れに設ける構成とすることも可能である。
【0008】
本発明の第2観点に係るドアパネルは、第1観点に係るドアパネルであって、前記ロック機構は、前記扉体に対して進退可能とされるロックピンを備え、前記ロック機構が開放姿勢の際には、前記ロックピンが前記扉体の側から退避し、前記ロック機構が規制姿勢の際には、前記ロックピンが前記扉体の側に進出するとともに前記扉体に形成されたロック孔に挿入され、前記ロックピンの先端部には、前記扉体の開放側に傾斜面が形成されることにより、前記ロック機構が規制姿勢の際に開状態の前記扉体の閉塞を許容する。
【0009】
上記第2観点に係るドアパネルによれば、扉体が傾斜面に当接してロックピンを退避させることにより、扉体を閉塞することが可能となる。
【0010】
本発明の第3観点に係るドアパネルは、第2観点に係るドアパネルであって、前記ロックピンは軸回りの回転が規制される。
【0011】
上記第3観点に係るドアパネルによれば、傾斜面を常に扉体の開放側に向けることができる。
【0012】
本発明の第4観点に係るドアパネルは、第2観点に係るドアパネルであって、前記上枠の上部には、前記上枠と天井との隙間を閉塞する上枠シール部材が上下に変位可能に前記ドアパネルの側方に突出して設けられ、前記上枠シール部材は、前記上枠の側に押圧されることにより上方に変位して前記レールに当接するように構成され、前記ロックピンは、前記上枠シール部材の上下動に伴って、前記扉体に対して進退可能とされる。
【0013】
上記第4観点に係るドアパネルによれば、ドアパネルの上側の隙間の閉塞と連動してロック機構を開放姿勢とすることができる。
【0014】
本発明の第5観点に係るドアパネルは、第1観点に係るドアパネルであって、前記ロック機構は、前記扉体に対して進退可能とされるロックピンを備え、前記ロック機構が開放姿勢の際には、前記ロックピンが前記扉体の側から退避し、前記ロック機構が規制姿勢の際には、前記ロックピンが前記扉体の側に進出するとともに前記扉体に形成されたロック孔に挿入され、前記扉体における前記ロック孔よりも閉塞側に傾斜面が形成されることにより、前記ロック機構が規制姿勢の際に開状態の前記扉体の閉塞を許容する。
【0015】
上記第5観点に係るドアパネルによれば、傾斜面がロックピンに当接して退避させることにより、扉体を閉塞することが可能となる。
【0016】
本発明の第6観点に係る間仕切構造は、第1観点から第5観点の何れか一に記載のドアパネルと、前記レールに沿って移動可能とされる少なくとも一枚の他のパネルと、を備え、前記ドアパネルと前記他のパネルとが連続して配置される。
【0017】
上記第6観点に係る間仕切構造によれば、間仕切構造が備えるドアパネルが移動可能な状態で、扉体が開状態においてロック機構が開放姿勢から規制姿勢へと変わった場合でも、扉体を閉じることが可能となる。
【発明の効果】
【0018】
以上における本発明に係るドアパネル及び間仕切構造は、以下に示す効果を奏する。
【0019】
第1観点に係るドアパネルによれば、移動可能な状態で、扉体が開状態においてロック機構が開放姿勢から規制姿勢へと変わった場合でも、扉体を閉じることが可能となる。
【0020】
第2観点に係るドアパネルによれば、扉体が傾斜面に当接してロックピンを退避させることができる。
【0021】
第3観点に係るドアパネルによれば、傾斜面を常に扉体の開放側に向けることができる。
【0022】
第4観点に係るドアパネルによれば、ドアパネルの上側の隙間の閉塞と同時にロック機構を開放姿勢とすることができる。
【0023】
第5観点に係るドアパネルによれば、傾斜面がロックピンに当接して退避させることができる。
【0024】
第6観点に係る間仕切構造によれば、ドアパネルが移動可能な状態で、扉体が開状態においてロック機構が開放姿勢から規制姿勢へと変わった場合でも、扉体を閉じることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
図1】第一実施形態に係る間仕切構造を示した正面図。
図2】間仕切構造におけるドアパネルを示した正面図。
図3】ドアパネルの移動時におけるロック機構を示した正面断面図。
図4】ドアパネルの固定時におけるロック機構を示した正面断面図。
図5図3におけるX1-X1線断面図。
図6図4におけるX2-X2線断面図。
図7】(a)から(c)はそれぞれ、第一実施形態においてロック機構が規制姿勢の際に扉体が閉塞する順序を示した断面図。
図8】第二実施形態においてドアパネルの移動時におけるロック機構を示した断面図。
図9】(a)から(c)はそれぞれ、第二実施形態においてロック機構が規制姿勢の際に扉体が閉塞する順序を示した断面図。
図10】第三実施形態に係る間仕切構造におけるドアパネルを示した正面図。
図11】(a)及び(b)はそれぞれ、第三実施形態においてドアパネルの移動時及び固定時のロック機構を示した正面断面図。
図12】第三実施形態においてドアパネルの移動時のロック機構を示した断面図。
【発明を実施するための形態】
【0026】
[第一実施形態]
以下では図1から図7を用いて、本発明の第一実施形態に係る間仕切構造1、及び、間仕切構造1が備えるドアパネルDの構成について説明する。本実施形態に係る間仕切構造1は図1に示す如く、天井C、床面F、第一壁体W1、及び第二壁体W2によって形成された開口を閉塞可能に構成される。間仕切構造1は、例えば、オフィス、学校、病院、店舗等の空間を区切るために用いられる。本明細書においては、図1における紙面手前側を間仕切構造1の前方とし、図1における左側を間仕切構造1の左側方として説明する。
【0027】
本実施形態に係る間仕切構造1は、天井Cに設けられるレール2と、レール2に吊支されるとともにレール2に沿って移動可能とされる複数のパネル部材P・P・・・及びドアパネルDと、レール2に吊支されて開口の右側端部を閉塞する端部パネル4と、を備える。図1に示す如く、本実施形態に係る間仕切構造1において、三枚のパネル部材P、ドアパネルD、及び、端部パネル4は、吊支部材7を介して吊支され、互いの側端部が当接された状態で連続して配置される。端部パネル4の右側には、押圧部4aが延出される。押圧部4aが第二壁体W2を押圧することにより、間仕切構造1の右側端部が閉塞される。
【0028】
本実施形態に係る間仕切構造1においては、開放状態において右側に集められた状態の三枚のパネル部材P及びドアパネルDをレール2に沿って左側方に順次移動させて、図1に示す如く一列に連結させる。最も左側のパネル部材Pが第一壁体W1に当接し、ドアパネルDの右側と第二壁体W2との間を端部パネル4が閉塞することにより、天井Cから床面Fに亘って空間を区切ることが可能となる。
【0029】
図1に示す如く、それぞれのパネル部材Pは、パネル本体部3、上側閉塞部5、下側閉塞部6、及び、吊支部材7を備える。図1に示す如く、間仕切構造1により開口を閉塞した際は、それぞれのパネル部材Pとレール2との隙間は上側閉塞部5により閉塞される。また、間仕切構造1により開口を閉塞した際は、それぞれのパネル部材Pと床面Fとの隙間は下側閉塞部6により閉塞される。
【0030】
上記の如く、間仕切構造1においては、パネル部材Pとレール2との隙間を上側閉塞部5で閉塞し、パネル部材Pと床面Fとの隙間を下側閉塞部6で閉塞することにより、区切られた空間における互いの音漏れや光漏れを防止する構成としている。
【0031】
吊支部材7はパネル本体部3とレール2とを変位可能に連結する部材であり、ローラが支持軸に回転可能に支持されている。吊支部材7のローラはレール2の内部に水平に回転可能に収容される。吊支部材7のローラがレール2の内部で回転することにより、それぞれのパネル部材Pはレール2に沿って変位可能とされる(ドアパネルD及び端部パネル4についても同様)。
【0032】
本実施形態に係る間仕切構造1においては図2に示す如く、ドアパネルDは枠体10と扉体20とを備えて構成される。扉体20は枠体10に対して回動可能に組付けられる。扉体20にはドアノブ21が設けられる。また、扉体20の下端部には、扉体20と床面Fとの隙間を閉塞するための扉シール部26が設けられる。
【0033】
ドアパネルDにおいて、枠体10は吊支部材7を介してレール2と連結される。枠体10は、ドアパネルDの上辺を構成する上枠11と、ドアパネルDの右側辺を構成する側枠12と、を備える。ドアパネルDにおいて、扉体20は図示しないヒンジを介して側枠12に組付けられることにより、上枠11の下側領域を開閉可能とされる。
【0034】
本実施形態に係るドアパネルDにおいては図2に示す如く、上枠11の内部には左右方向に沿って、上枠11を支持する角筒部材である上枠フレーム13が収容される。また、側枠12の内部には上下方向に沿って、側枠12を支持する角筒部材である側枠フレーム14が収容される。そして、側枠フレーム14の内部には、床面Fに対する側枠12の下端部の相対変位を規制するための規制機構30が収容される。
【0035】
ドアパネルDにおいて、規制機構30は操作部31、昇降ロッド32、及び、側枠シール部材33を主な構成要素として備える。操作部31は、側枠フレーム14における上下方向中途部に組付けられる。昇降ロッド32は操作部31の動作によって上下方向に昇降可能に構成される。側枠シール部材33は、昇降ロッド32の下部に連結されている。側枠シール部材33は、昇降ロッド32が下降した際に床面Fに当接し、側枠12と床面Fとの隙間を閉塞可能とされる。このように、側枠シール部材33が床面Fに当接し、側枠12の床面Fに対する相対変位が規制される。
【0036】
ドアパネルDにおける上枠11の上端部には、上枠11とレール2との隙間を閉塞するための上枠シール部15が設けられる。図3及び図4に示す如く、上枠シール部15は、支持フレーム15a、付勢リンク15b、上枠シール部材15c、押圧部15d、及び、当接部材15eを備えて構成される。
【0037】
支持フレーム15aは上枠11の内部における上側に固定される。支持フレーム15aには、付勢リンク15bを介して上枠シール部材15cが連結される。図3に示す如く、上枠シール部材15cは付勢リンク15bによってドアパネルDの左側方に突出するように付勢される。上枠シール部材15cの左側端部には押圧部15dが形成され、上枠シール部材15cの上面には当接部材15eが固定されている。
【0038】
ドアパネルDが左側のパネル部材Pに当接した際には、図4に示す如く上枠シール部材15cの押圧部15dがパネル部材Pの上側閉塞部5により押圧される。そして、上枠シール部材15cは、付勢リンク15bの付勢力に抗して上枠11の側である右側に押圧されることにより上方に変位する。これにより、当接部材15eがレール2に当接し、上枠11とレール2との隙間が閉塞される。
【0039】
本実施形態に係るドアパネルDにおける上枠11には、ドアパネルDが移動可能な状態(図3に示す如く左側のパネル部材Pに当接していない状態)において閉状態の扉体20の回動変位を規制可能なロック機構16が設けられている。ロック機構16は図3から図6に示す如く、ブラケット61、固定ピン62、昇降部材63、可動ピン64、圧縮ばね65、ロックピン66、追従部材67、及び、ガイド部材68等を構成要素として構成される。
【0040】
図3及び図4に示す如く、ブラケット61は上枠フレーム13の左側端部に固定される。ブラケット61には前後方向に平行に設けられる二枚の板状部が形成され、板状部には上下方向に沿って第一長孔61aが形成される。ブラケット61における第一長孔61aの下方には固定ピン62が固定される。
【0041】
ブラケット61の板状部の間には筒状の昇降部材63が上下方向に変位可能に設けられる。昇降部材63の上端部には断面視U字形状の追従部材67が固定される。昇降部材63の上部には可動ピン64が固定され、昇降部材63における可動ピン64の下方には上下方向に沿って第二長孔63aが形成される。
【0042】
図5及び図6に示す如く、固定ピン62は昇降部材63の第二長孔63aに挿通され、可動ピン64はブラケット61の第一長孔61aに挿通される。また、固定ピン62と可動ピン64との間には圧縮ばね65が介挿される。これにより、昇降部材63はブラケット61の板状部の間で上下方向に昇降可能に設けられ、圧縮ばね65の付勢力により上方に付勢される。可動ピン64が固定ピン62に対して近接離間する際には、可動ピン64と固定ピン62とのそれぞれに連結されたガイド部材68により上下動がガイドされる。
【0043】
図3から図6に示す如く、昇降部材63の下端部には下方に向けて延出された円柱形状のロックピン66が固定される。ロックピン66の下端部には円錐形状のテーパ部66aが形成される。ドアパネルDにおいて、上枠11の下面には下板11aが設けられる。そして、下板11aにおけるロックピン66の下方には孔11bが開口される。
【0044】
一方、図3から図6に示す如く、扉体20の上面には上板22が設けられる。そして、扉体20が閉塞した状態において上板22における孔11bの下方に位置する箇所にはロック孔22aが開口される。さらに、扉体20におけるロック孔22aよりも閉塞側(図5及び図6における左側)には、傾斜部材23が設けられる。傾斜部材23の上面は、後方に向かって低くなるように傾斜する傾斜面が形成される。
【0045】
図3及び図5に示す如く、ドアパネルDが移動可能な状態においては、上枠シール部材15cが下方に位置するため、昇降部材63が圧縮ばね65の付勢力により上方に付勢され、追従部材67が上枠シール部材15cに当接する。換言すれば、ドアパネルDが移動可能な状態においては、上枠シール部材15cは圧縮ばね65の付勢力に抗して昇降部材63を下方に押し下げる。
【0046】
昇降部材63が押し下げられることによって、ロックピン66は下方に位置する。これにより、ロックピン66の下端部は孔11bから下方に延出され、ロック孔22aに挿入される。ロックピン66が扉体20に形成されたロック孔22aに挿入されるため、扉体20の回動変位がロック機構16により規制される。図3及び図5に示す如く、ロックピン66が下方に位置する姿勢をロック機構16の「規制姿勢」と記載する。
【0047】
ドアパネルDが左側のパネル部材Pに当接した際には、図4に示す如く上枠シール部材15cが上方に変位する。これにより、昇降部材63及びロックピン66が圧縮ばね65の付勢力により上方に変位する。これにより、ロックピン66の下端部はロック孔22aから抜き出され、孔11bよりも上方に退避する。ロックピン66が扉体20に形成されたロック孔22aから離脱するため、ロック機構16による扉体20の回動変位規制は解除される。図4及び図6に示す如く、ロックピン66が上方に位置する姿勢をロック機構16の「開放姿勢」と記載する。
【0048】
上記の如く、本実施形態に係るドアパネルDにおいて、ロック機構16は、ロックピン66が上方に位置することで閉状態の扉体20の回動変位を許容する開放姿勢と、ロックピン66が下方に位置することで閉状態の扉体20の回動変位を規制する規制姿勢と、の間で可変とされている。
【0049】
本実施形態において、規制姿勢のロック機構16は、開状態の扉体20の閉塞を許容する。具体的には図7(a)に示す如く、例えば扉体20が開状態の際に、ドアパネルDが左側のパネル部材Pから離間した場合、ロックピン66が下方に位置する規制姿勢となる。この際、扉体20が閉じようとすると、図7(b)に示す如く扉体20の上板22がロックピン66のテーパ部66aに当接し、ロックピン66を上方に退避させる。
【0050】
さらに、ロックピン66は傾斜部材23の傾斜面によって上方に押し上げられ、扉体20が閉状態になると図7(c)に示す如くロックピン66はロック孔22aに挿入される。これにより、扉体20の回動変位がロック機構16により規制される。
【0051】
このように、本実施形態においては、ロックピン66の下端部にテーパ部66aを形成するとともに、ロック孔22aよりも閉塞側に傾斜面を有する傾斜部材23を設けることにより、規制姿勢のロック機構16が開状態の扉体20の閉塞を許容する構成としている。これにより、扉体20が開状態でドアパネルDがパネル部材Pから離間して移動可能となり、ロック機構16が開放姿勢から規制姿勢へと変わった場合でも、扉体20を閉じることが可能となる。
【0052】
また、本実施形態に係るドアパネルDにおいて、ロック機構16のロックピン66は、上枠シール部材15cの上下動に伴って、扉体20に対して進退可能とされている。これにより、上枠シール部材15cによるドアパネルDの上側の隙間の閉塞と連動してロック機構16を開放姿勢とすることができる。
【0053】
[第二実施形態]
次に、図8及び図9を用いて、本発明の第二実施形態に係るドアパネルの構成について説明する。本実施形態に係るドアパネルは、前記第一実施形態に係るドアパネルDに対してロック機構の構成が異なる。このため、以下では第一実施形態に係るドアパネルDと共通する構成については同符号を付して詳細な説明を省略し、それぞれの相違点を中心に説明する。
【0054】
本実施形態に係るドアパネルにおける上枠11には、ドアパネルが移動可能な状態において閉状態の扉体20の回動変位を規制可能なロック機構106が設けられている。ロック機構106は図8に示す如く、ブラケット161、固定ピン162、昇降部材163、可動ピン164、圧縮ばね165、ロックピン166、追従部材167、及び、ガイド部材168等を構成要素として構成される。
【0055】
ブラケット161は上枠11内部のフレーム体に固定される。ブラケット161には前後方向に平行に設けられる二枚の板状部が形成され、板状部には上下方向に沿って第一長孔161aが形成される。ブラケット161における第一長孔161aの下方には固定ピン162が固定される。
【0056】
ブラケット161の板状部の間には筒状の昇降部材163が上下方向に変位可能に設けられる。昇降部材163の上端部には断面視U字形状の追従部材167が固定される。昇降部材163の上部には可動ピン164が固定され、昇降部材163における可動ピン164の下方には上下方向に沿って第二長孔163aが形成される。
【0057】
図8に示す如く、固定ピン162は昇降部材163の第二長孔163aに挿通され、可動ピン164はブラケット161の第一長孔161aに挿通される。また、固定ピン162と可動ピン164との間には圧縮ばね165が介挿される。これにより、昇降部材163はブラケット161の板状部の間で上下方向に昇降可能に設けられ、圧縮ばね165の付勢力により上方に付勢される。可動ピン164が固定ピン162に対して近接離間する際には、可動ピン164と固定ピン162とのそれぞれに連結されたガイド部材168により上下動がガイドされる。
【0058】
図8に示す如く、昇降部材163の下端部には下方に向けて延出された円柱形状のロックピン166が固定される。ロックピン166の下端部には、扉体20の開放側に、後方に向かって低くなるように傾斜する傾斜面166aが形成される。昇降部材163とロックピン166とに回動規制部材169が挿通されることにより、ロックピン166は軸回りの回転が規制される。ドアパネルにおいて、上枠11の下面には下板11aが設けられる。そして、下板11aにおけるロックピン166の下方には孔11bが開口される。
【0059】
一方、扉体20の上面には上板22が設けられる。そして、扉体20が閉塞した状態において上板22における孔11bの下方に位置する箇所にはロック孔22aが開口される。図8に示す如く、ドアパネルが移動可能な状態においては、上枠シール部材15cが下方に位置するため、昇降部材163が圧縮ばね165の付勢力により上方に付勢され、追従部材167が上枠シール部材15cに当接する。換言すれば、ドアパネルが移動可能な状態においては、上枠シール部材15cは圧縮ばね165の付勢力に抗して昇降部材163を下方に押し下げる。
【0060】
昇降部材163が押し下げられることによって、ロックピン166は下方に位置する。これにより、ロックピン166の下端部は孔11bから下方に延出され、ロック孔22aに挿入される。ロックピン166が扉体20に形成されたロック孔22aに挿入されるため、扉体20の回動変位がロック機構106により規制される。
【0061】
ドアパネルが左側のパネル部材に当接した際には、上枠シール部材15cが上方に変位する。これにより、昇降部材163及びロックピン166が圧縮ばね165の付勢力により上方に変位する。これにより、ロックピン166の下端部はロック孔22aから抜き出され、孔11bよりも上方に退避する。ロックピン166が扉体20に形成されたロック孔22aから離脱するため、ロック機構106による扉体20の回動変位規制は解除される。
【0062】
上記の如く、本実施形態に係るドアパネルにおいても、ロック機構106は、ロックピン166が上方に位置することで閉状態の扉体20の回動変位を許容する開放姿勢と、ロックピン166が下方に位置することで閉状態の扉体20の回動変位を規制する規制姿勢と、の間で可変とされている。
【0063】
本実施形態において、規制姿勢のロック機構106は、開状態の扉体20の閉塞を許容する。具体的には図9(a)に示す如く、例えば扉体20が開状態においてドアパネルが左側のパネル部材から離間した場合、ロックピン166が下方に位置する規制姿勢となる。この際、扉体20が閉じようとすると、図9(b)に示す如く扉体20の上板22がロックピン166の傾斜面166aに当接し、ロックピン166を上方に退避させる。さらに、扉体20が閉状態になると図9(c)に示す如くロックピン166はロック孔22aに挿入される。これにより、扉体20の回動変位がロック機構106により規制される。
【0064】
このように、本実施形態においては、ロックピン166の下端部に傾斜面166aを形成することにより、規制姿勢のロック機構106が開状態の扉体20の閉塞を許容する構成としている。これにより、扉体20が開状態でドアパネルがパネル部材Pから離間して移動可能となり、ロック機構106が開放姿勢から規制姿勢へと変わった場合でも、扉体20を閉じることが可能となる。
【0065】
また、本実施形態に係るドアパネルにおいて、ロック機構106のロックピン166は、回動規制部材169により軸回りの回転が規制されている。これにより、傾斜面166aを常に扉体20の開放側に向けることを可能としている。
【0066】
[第三実施形態]
次に、図10から図12を用いて、本発明の第三実施形態に係るドアパネルDの構成について説明する。本実施形態に係るドアパネルDについても、第一実施形態に係るドアパネルDと共通する構成については同符号を付して詳細な説明を省略し、それぞれの相違点を中心に説明する。
【0067】
本実施形態に係るドアパネルにおける上枠11には、ドアパネルが移動可能な状態において閉状態の扉体20の回動変位を規制可能なロック機構206が設けられている。ロック機構206は図11に示す如く、支持板261、ロッド支持部材262・262、押圧ロッド263、圧縮ばね264、第一ピン265、回動部材266、第二ピン267、ロックピン268、及び、ガイド管269等を構成要素として構成される。
【0068】
ロック機構206において、支持板261は上枠11の内部に固定され、二個のロッド支持部材262・262は支持板261に固定される。ロッド支持部材262・262には押圧ロッド263が水平方向に変位可能に挿通される。押圧ロッド263の左端部はドアパネルDの左端面から外側に延出されている。
【0069】
押圧ロッド263の中途部と左側のロッド支持部材262との間には圧縮ばね264が介挿されており、圧縮ばね264の付勢力によって押圧ロッド263は左側に付勢される。押圧ロッド263の中途部には第一ピン265が押圧ロッド263と交差して設けられている。
【0070】
押圧ロッド263の上側には、回動軸Aを中心に回動可能な回動部材266が設けられている。回動部材266には押圧ロッド263を挟むように二枚の板部が設けられ、板部には上下方向に沿って第一長孔266a、左右方向に沿って第二長孔266bが開口されている。第一長孔266aには第一ピン265が挿通され、第二長孔266bには第二ピン267が挿通されている。
【0071】
第二ピン267は回動部材266よりも前側に延出され、角筒形状のガイド管269の内部で上下に変位可能に設けられた角柱形状のロックピン268と交差する。ガイド管269にはガイド孔269aが形成され、ガイド孔269aに第二ピン267が挿通される。図11及び図12に示す如く、ロックピン268の下端部には、扉体220の開放側に、後方に向かって低くなるように傾斜する傾斜面268aが形成される。
【0072】
本実施形態において、扉体220の上面には上板222が設けられる。そして、扉体220が閉塞した状態において上板222におけるロックピン268の下方に位置する箇所には挿通孔222aが開口される。挿通孔222aの下方には規制部材223が固定され、規制部材223には挿通孔222aと同じ位置にロック孔223aが開口される。
【0073】
ロック機構206の初期状態においては図11(a)に示す如く、押圧ロッド263は圧縮ばね264の付勢力によって左側方に延出されている。この際、ロックピン268は下方に位置する。これにより、ロックピン268の下端部は挿通孔222aを介してロック孔223aに挿入される。ロックピン268が扉体220に形成されたロック孔223aに挿入されるため、扉体220の回動変位がロック機構206により規制される。
【0074】
図11(b)に示す如く、ドアパネルDが左側の隣接部材B(例えばパネル部材や壁など)に当接した際には、押圧ロッド263は圧縮ばね264の付勢力に抗して右側に押し込まれる。これにより、回動部材266が回動軸Aを中心にして反時計回りに回動し、第二ピン267を押し上げることによりロックピン268を上方に変位させる。
【0075】
このため、ロックピン268の下端部はロック孔223aから抜き出される。ロックピン268が扉体220に形成されたロック孔223aから離脱するため、ロック機構206による扉体220の回動変位規制は解除される。
【0076】
上記の如く、本実施形態に係るドアパネルにおいても、ロック機構206は、ロックピン268が上方に位置することで閉状態の扉体220の回動変位を許容する開放姿勢と、ロックピン268が下方に位置することで閉状態の扉体220の回動変位を規制する規制姿勢と、の間で可変とされている。
【0077】
本実施形態において、規制姿勢のロック機構206は、開状態の扉体220の閉塞を許容する。具体的には、例えば扉体220が開状態においてドアパネルDが左側の隣接部材Bから離間した場合、ロックピン268が下方に位置する規制姿勢となる。この際、扉体220が閉じようとすると、扉体220の上板222がロックピン268の傾斜面268aに当接し、ロックピン268を押し上げる。さらに、扉体220が閉状態になるとロックピン268はロック孔223aに挿入される。これにより、扉体220の回動変位がロック機構206により規制される。
【0078】
このように、本実施形態においては、ロックピン268の下端部に傾斜面268aを形成することにより、規制姿勢のロック機構206が開状態の扉体220の閉塞を許容する構成としている。これにより、扉体220が開状態でドアパネルDが隣接部材Bから離間して移動可能となり、ロック機構206が開放姿勢から規制姿勢へと変わった場合でも、扉体220を閉じることが可能となる。
【0079】
また、本実施形態に係るドアパネルにおいて、ロック機構206のロックピン268を角柱形状とし、ロックピン268を案内するガイド管269を角筒形状とすることにより、ロックピン268の軸回りの回転を規制している。これにより、傾斜面268aを常に扉体220の開放側に向けることを可能としている。
【0080】
[変形例]
上記の実施形態は、以下に示す変形例に示すように適宜変形が可能である。なお、本明細書に記載する各変形例は、矛盾が生じない範囲で他の変形例と組み合わせて適用されてもよい。
【0081】
本発明に係るドアパネルにおいて、側枠はドアパネルの側辺における片側に設けられていても、両側に設けられていても良い。この場合、上枠における戸先側、又は、戸先側の側枠にロック機構を設けることが好ましい。また、ロック機構はドアパネルの枠体のうち、上枠と側枠との何れに設ける構成としても良い。また、規制姿勢のロック機構が、開状態の扉体の閉塞を許容する構成であれば、傾斜面はロックピンと扉体との何れか一方又は双方に形成することが可能である。
【0082】
また、上記の第一実施形態においては、ロック機構16を規制機構30とは独立した機構として構成しているが、ロック機構と規制機構とを連動させる構成とすることも可能である。即ち、第一実施形態における操作部31とロック機構16とを枠体10の内部で連結し、操作部31の動作に伴ってロック機構が規制姿勢/開放姿勢に変位する構成とすることも可能である。この場合でも、開状態の扉体の閉塞を許容するようにロックピンを退避可能とすることにより、規制姿勢のロック機構が開状態の扉体の閉塞を許容することができる。
【0083】
また、ロックピンの断面形状は、第一・第二実施形態に示す円形状、第三実施形態に示す角形状に限定されず、楕円形状、多角形状等、他の形状とすることが可能である。なお、扉体のみに傾斜面を形成し、ロックピンに傾斜面を形成しない構成とした場合、ロックピンが軸回りに回転する構成でも差し支えない。この場合、ロックピンの先端形状は円錐形のテーパ形状、半球形状等の形状とすることが可能である。また、第三実施形態に係るドアパネルの如く、ドアパネルの上側の隙間を閉塞するためのシール部材とロック機構とが連動しない構成とすることも可能である。
【符号の説明】
【0084】
1 間仕切構造 2 レール
3 パネル本体部 4 端部パネル
4a 押圧部 5 上側閉塞部
6 下側閉塞部 7 吊支部材
10 枠体 11 上枠
11a 下板 11b 孔
12 側枠 13 上枠フレーム
14 側枠フレーム 15 上枠閉塞部
15a 支持フレーム 15b 付勢リンク
15c 上枠シール部材 15d 押圧部
15e 当接部材 16 ロック機構(第一実施形態)
20 扉体 21 ドアノブ
22 上板 22a ロック孔
23 傾斜部材 26 扉シール部材
30 規制機構 31 操作部
32 昇降ロッド 33 側枠シール部材
61 ブラケット 61a 第一長孔
62 固定ピン 63 昇降部材
63a 第二長孔 64 可動ピン
65 圧縮ばね 66 ロックピン
66a テーパ部 67 追従部材
68 ガイド部材
106 ロック機構(第二実施形態)
161 ブラケット 161a 第一長孔
162 固定ピン 163 昇降部材
163a 第二長孔 164 可動ピン
165 圧縮ばね 166 ロックピン
166a 傾斜面 167 追従部材
168 ガイド部材 169 回動規制部材
220 扉体 222 上板
222a 挿通孔 223 規制部材
223a ロック孔
206 ロック機構(第三実施形態)
261 支持板 262 ロッド支持部材
263 押圧ロッド 264 圧縮ばね
265 第一ピン 266 回動部材
266a 第一長孔 266b 第二長孔
267 第二ピン 268 ロックピン
268a 傾斜面 269 ガイド管
269a ガイド孔
C 天井 F 床面
P パネル部材 D ドアパネル
W1 第一壁体 W2 第二壁体
B 隣接部材


図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12