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特開2024-18707コミュニケーション支援装置、コミュニケーション支援方法、プログラム及び記録媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024018707
(43)【公開日】2024-02-08
(54)【発明の名称】コミュニケーション支援装置、コミュニケーション支援方法、プログラム及び記録媒体
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20240201BHJP
【FI】
G06Q50/10
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022122209
(22)【出願日】2022-07-29
(71)【出願人】
【識別番号】000232092
【氏名又は名称】NECソリューションイノベータ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100115255
【弁理士】
【氏名又は名称】辻丸 光一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100201732
【弁理士】
【氏名又は名称】松縄 正登
(74)【代理人】
【識別番号】100154081
【弁理士】
【氏名又は名称】伊佐治 創
(74)【代理人】
【識別番号】100227019
【弁理士】
【氏名又は名称】安 修央
(72)【発明者】
【氏名】佐々木 亮介
(72)【発明者】
【氏名】黒田 千佳
(72)【発明者】
【氏名】野崎 洋平
(72)【発明者】
【氏名】加藤 一郎
(72)【発明者】
【氏名】室田 恵子
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC11
(57)【要約】
【課題】 容器を介したコミュニケーションを可能とするコミュニケーション支援装置を提供する。
【解決手段】 本発明のコミュニケーション支援装置は、容器識別情報取得部、ユーザ投稿情報取得部、投稿管理部及び投稿情報出力部を含み、
前記容器識別情報取得部は、容器識別情報を取得し、
前記ユーザ投稿情報取得部は、ユーザの投稿情報を取得し、
前記投稿管理部は、前記ユーザの投稿情報と前記容器識別情報とを紐づけて管理し、
前記投稿情報出力部は、前記容器識別情報に紐づけられた投稿情報を出力する。
【選択図】 図1

【特許請求の範囲】
【請求項1】
容器識別情報取得部、ユーザ投稿情報取得部、投稿管理部及び投稿情報出力部を含み、
前記容器識別情報取得部は、容器識別情報を取得し、
前記ユーザ投稿情報取得部は、ユーザの投稿情報を取得し、
前記投稿管理部は、前記ユーザの投稿情報と前記容器識別情報とを紐づけて管理し、
前記投稿情報出力部は、前記容器識別情報に紐づけられた投稿情報を出力する、
コミュニケーション支援装置。
【請求項2】
前記投稿情報出力部は、出力条件に基づいて、前記容器識別情報に紐づけられた投稿情報を抽出し、抽出した前記投稿情報を出力する、請求項1記載のコミュニケーション支援装置。
【請求項3】
容器使用情報登録部、及び使用状態判定部を含み、
前記容器使用情報取得部は、容器使用情報を登録し、
前記容器使用情報は、容器識別情報と、前記容器識別情報で識別される容器の使用状態とが紐づけられた情報であり、
前記使用状態判定部は、取得した容器識別情報と、前記容器使用情報とを照合し、前記容器識別情報で特定される容器の使用状態を判定し、
前記使用状態が所定の状態である場合に、前記投稿情報出力部、前記ユーザ投稿情報取得部、及び前記投稿管理部からなる群から選択された少なくとも1つの処理を実行する、請求項1又は2記載のコミュニケーション支援装置。
【請求項4】
前記投稿情報が、素材情報と、メッセージ情報とを含む、請求項1又は2記載のコミュニケーション支援装置。
【請求項5】
素材ストア部を含み、
前記素材ストア部は、素材情報管理部、及び購入処理部を含み、
前記素材情報取得部は、素材情報を管理し、
前記購入処理部は、前記素材情報の購入処理を行う、
請求項4記載のコミュニケーション支援装置。
【請求項6】
ポイント管理部を含み、
前記ポイント管理部は、ポイント付与条件に基づいてユーザにポイントを付与し、
前記購入処理部は、前記ポイントを消費して前記素材情報の購入処理を行う、請求項5記載のコミュニケーション支援装置。
【請求項7】
素材情報評価部を含み、
前記素材情報評価部は、評価条件に基づいて前記素材情報に対する評価を算出する、請求項5記載のコミュニケーション支援装置。
【請求項8】
容器識別情報取得工程、ユーザ投稿情報取得工程、投稿管理工程及び投稿情報出力工程を含み、
前記容器識別情報取得工程は、容器識別情報を取得し、
前記ユーザ投稿情報取得工程は、ユーザの投稿情報を取得し、
前記投稿管理工程は、前記ユーザの投稿情報と前記容器識別情報とを紐づけて管理し、
前記投稿情報出力工程は、前記容器識別情報に紐づけられた投稿情報を出力する、
コミュニケーション支援方法。
【請求項9】
容器識別情報取得手順、ユーザ投稿情報取得手順、投稿管理手順及び投稿情報出力手順を含み、
前記容器識別情報取得手順は、容器識別情報を取得し、
前記ユーザ投稿情報取得手順は、ユーザの投稿情報を取得し、
前記投稿管理手順は、前記ユーザの投稿情報と前記容器識別情報とを紐づけて管理し、
前記投稿情報出力手順は、前記容器識別情報に紐づけられた投稿情報を出力し、
前記各手順をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【請求項10】
容器識別情報取得手順、ユーザ投稿情報取得手順、投稿管理手順及び投稿情報出力手順を含み、
前記容器識別情報取得手順は、容器識別情報を取得し、
前記ユーザ投稿情報取得手順は、ユーザの投稿情報を取得し、
前記投稿管理手順は、前記ユーザの投稿情報と前記容器識別情報とを紐づけて管理し、
前記投稿情報出力手順は、前記容器識別情報に紐づけられた投稿情報を出力し、
前記各手順をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コミュニケーション支援装置、コミュニケーション支援方法、プログラム及び記録媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、環境意識の高まりを受けて、飲食品の容器等のリユース等が推奨されている。例えば、特許文献1には、飲料容器のリユース方法に関するシステムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008-197699号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
リユースにおいては、特許文献1に記載のように、飲食品の代金に容器のデポジット料金を徴収し、容器返却時にデポジット料金を返却することにより、利用者に容器の返却を促すという手法が一般的である。しかしながら、このような手法では、利用者はデポジット料金が上乗せされた上に返却の手間が生じるリユース対象品を忌避し、リユースの促進には適さないという課題がある。このため、リユース対象品を利用者が積極的に選択したくなる、リユースの体験価値を高める仕組みが求められている。
【0005】
そこで本発明は、容器を介したコミュニケーションを可能とするコミュニケーション支援装置、コミュニケーション支援方法、及び、プログラムの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するために、本発明のコミュニケーション支援装置は、
容器識別情報取得部、ユーザ投稿情報取得部、投稿管理部及び投稿情報出力部を含み、
前記容器識別情報取得部は、容器識別情報を取得し、
前記ユーザ投稿情報取得部は、ユーザの投稿情報を取得し、
前記投稿管理部は、前記ユーザの投稿情報と前記容器識別情報とを紐づけて管理し、
前記投稿情報出力部は、前記容器識別情報に紐づけられた投稿情報を出力する。
【0007】
本発明のコミュニケーション支援方法は、
容器識別情報取得工程、ユーザ投稿情報取得工程、投稿管理工程及び投稿情報出力工程を含み、
前記容器識別情報取得工程は、容器識別情報を取得し、
前記ユーザ投稿情報取得工程は、ユーザの投稿情報を取得し、
前記投稿管理工程は、前記ユーザの投稿情報と前記容器識別情報とを紐づけて管理し、
前記投稿情報出力工程は、前記容器識別情報に紐づけられた投稿情報を出力する。
【0008】
本発明のプログラムは、
容器識別情報取得手順、ユーザ投稿情報取得手順、投稿管理手順及び投稿情報出力手順を含み、
前記容器識別情報取得手順は、容器識別情報を取得し、
前記ユーザ投稿情報取得手順は、ユーザの投稿情報を取得し、
前記投稿管理手順は、前記ユーザの投稿情報と前記容器識別情報とを紐づけて管理し、
前記投稿情報出力手順は、前記容器識別情報に紐づけられた投稿情報を出力し、
前記各手順をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
【0009】
本発明の記録媒体は、
容器識別情報取得手順、ユーザ投稿情報取得手順、投稿管理手順及び投稿情報出力手順を含み、
前記容器識別情報取得手順は、容器識別情報を取得し、
前記ユーザ投稿情報取得手順は、ユーザの投稿情報を取得し、
前記投稿管理手順は、前記ユーザの投稿情報と前記容器識別情報とを紐づけて管理し、
前記投稿情報出力手順は、前記容器識別情報に紐づけられた投稿情報を出力し、
前記各手順をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、容器を介したコミュニケーションが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1図1は、実施形態1のコミュニケーション支援装置の一例の構成を示すブロック図である。
図2図2は、実施形態1のコミュニケーション支援装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図3図3は、実施形態1のコミュニケーション支援装置における処理の一例を示すフローチャートである。
図4図4は、実施形態2のコミュニケーション支援装置の一例の構成を示すブロック図である。
図5図5は、実施形態2のコミュニケーション支援装置における処理の一例を示すフローチャートである。
図6図6は、実施形態3のコミュニケーション支援装置の一例の構成を示すブロック図である。
図7図7は、実施形態3のコミュニケーション支援装置の利用例を説明するための模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明において、「容器」は、例えば、物品の保管、輸送、提供等に利用可能な道具であり、その材質、大きさ、形態、用途等は特に制限されない。前記容器の形態としては、特に制限されず、例えば、食器等の器;パウチ、パッケージ、袋、段ボール等の包装資材;籠、コンテナ等の輸送用具;等があげられる。前記容器の用途は、特に制限されず、任意の用途があげられ、例えば、飲食品提供用途、輸送用途、保管用途等があげられる。前記容器は、例えば、飲食品の提供用の容器、特に、飲料を提供する容器であることが好ましい。また、前記容器は、例えば、複数回利用可能な(リユース可能な)容器であってもよいし、使い捨て(ディスポーザブル)容器でもよいが、リユース可能な容器であることが好ましい。
【0013】
以下、本発明の実施形態について図を用いて説明する。本発明は、以下の実施形態には限定されない。以下の各図において、同一部分には、同一符号を付している。また、各実施形態の説明は、特に言及がない限り、互いの説明を援用でき、各実施形態の構成は、特に言及がない限り、組合せ可能である。
げられる。
【0014】
[実施形態1]
図1は、本実施形態のコミュニケーション支援装置1の一例の構成を示すブロック図である。図1に示すように、本装置1は、容器識別情報取得部2、ユーザ投稿情報取得部3、投稿管理部4、及び投稿情報出力部5を含む。また、本装置1は、図示していないが、フィードバック情報取得部、入力部、出力部、表示部及び/又は記憶部を含んでもよい。
【0015】
本装置1は、例えば、前記各部を含む1つの装置でもよいし、前記各部が、通信回線網を介して接続可能な装置でもよい。また、本装置1は、前記通信回線網を介して、後述する外部装置と接続可能である。前記通信回線網は、特に制限されず、公知のネットワークを使用でき、例えば、有線でも無線でもよい。前記通信回線網は、例えば、インターネット回線、WWW(World Wide Web)、電話回線、LAN(Local Area Network)、SAN(Storage Area Network)、DTN(Delay Tolerant Networking)、LPWA(Low Power Wide Area)、L5G(ローカル5G)、等があげられる。無線通信としては、例えば、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、ローカル5G、LPWA等が挙げられる。前記無線通信としては、各装置が直接通信する形態(Ad Hoc通信)、インフラストラクチャ(infrastructure通信)、アクセスポイントを介した間接通信等であってもよい。本装置1は、例えば、システムとしてサーバに組み込まれていてもよい。また、本装置1は、例えば、本発明のプログラムがインストールされたパーソナルコンピュータ(PC、例えば、デスクトップ型、ノート型)、スマートフォン、タブレット端末等であってもよい。本装置1は、例えば、前記各部のうち少なくとも一つがサーバ上にあり、その他の前記各部が端末上にあるような、クラウドコンピューティングやエッジコンピューティング等の形態であってもよい。
【0016】
図2に、本装置1のハードウェア構成のブロック図を例示する。本装置1は、例えば、中央処理装置(CPU、GPU等)101、メモリ102、バス103、記憶装置104、入力装置105、出力装置106、通信デバイス107等を含む。本装置1の各部は、それぞれのインタフェース(I/F)により、バス103を介して相互に接続されている。
【0017】
中央処理装置101は、コントローラ(システムコントローラ、I/Oコントローラ等)等により、他の構成と連携動作し、本装置1の全体の制御を担う。本装置1において、中央処理装置101により、例えば、本発明のプログラムやその他のプログラムが実行され、また、各種情報の読み込みや書き込みが行われる。具体的には、例えば、中央処理装置101が、容器識別情報取得部2、ユーザ投稿情報取得部3、投稿管理部4、及び投稿情報出力部5として機能する。また、本装置1が前記フィードバック情報取得部を含む場合、中央処理装置101は、前記フィードバック情報取得部としても機能する。本装置1は、演算装置として、CPU、GPU(Graphics Processing Unit)、APU(Accelerated Processing Unit)等の他の演算装置を備えてもよいし、これらの組合せを備えてもよい。
【0018】
バス103は、例えば、外部装置とも接続できる。前記外部装置は、例えば、後述するユーザの端末、店舗に配置された端末、外部記憶装置(外部データベース等)、プリンタ、外部入力装置、外部表示装置、外部撮像装置等があげられる。本装置1は、例えば、バス103に接続された通信デバイス107により、外部ネットワーク(前記通信回線網)に接続でき、外部ネットワークを介して、他の装置と接続することもできる。
【0019】
メモリ102は、例えば、メインメモリ(主記憶装置)が挙げられる。中央処理装置101が処理を行う際には、例えば、後述する記憶装置104に記憶されている本発明のプログラム等の種々の動作プログラムを、メモリ102が読み込み、中央処理装置101は、メモリ102からデータを受け取って、プログラムを実行する。前記メインメモリは、例えば、RAM(ランダムアクセスメモリ)である。また、メモリ102は、例えば、ROM(読み出し専用メモリ)であってもよい。
【0020】
記憶装置104は、例えば、前記メインメモリ(主記憶装置)に対して、いわゆる補助記憶装置ともいう。前述のように、記憶装置104には、本発明のプログラムを含む動作プログラムが格納されている。記憶装置104は、例えば、記録媒体と、記録媒体に読み書きするドライブとの組合せであってもよい。前記記録媒体は、特に制限されず、例えば、内蔵型でも外付け型でもよく、HD(ハードディスク)、CD-ROM、CD-R、CD-RW、MO、DVD、フラッシュメモリー、メモリーカード等が挙げられる。記憶装置104は、例えば、記録媒体とドライブとが一体化されたハードディスクドライブ(HDD)、及びソリッドステートドライブ(SSD)であってもよい。本装置1が前記記憶部を含む場合、例えば、記憶装置104は、前記記憶部として機能する。前記記憶部は、例えば、本装置のユーザの情報(氏名、識別番号、属性情報(性別、年齢、所属組織、住所、連絡先、趣味、嗜好等)、生体情報等)、容器識別情報、投稿情報、出力条件、所在情報、ユーザ端末の端末識別情報、容器の利用回数、配信情報、及び、配信条件等を記憶できる。
【0021】
本装置1において、メモリ102及び記憶装置104は、ログ情報、外部データベース(図示せず)や外部の装置から取得した情報、本装置1によって生成した情報、本装置1が処理を実行する際に用いる情報等の種々の情報を記憶することも可能である。この場合、メモリ102及び記憶装置104は、例えば、前述の本装置のユーザの情報等を記憶していてもよい。なお、少なくとも一部の情報は、例えば、メモリ102及び記憶装置104以外の外部サーバに記憶されていてもよいし、複数の端末にブロックチェーン技術等を用いて分散して記憶されていてもよい。
【0022】
本装置1は、例えば、さらに、入力装置105、出力装置106を備える。入力装置105は、例えば、タッチパネル、トラックパッド、マウス等のポインティングデバイス;キーボード;カメラ、スキャナ等の撮像手段;ICカードリーダ、磁気カードリーダ等のカードリーダ;マイク等の音声入力手段;等があげられる。出力装置106は、例えば、LEDディスプレー、液晶ディスプレー等の表示装置;スピーカ等の音声出力装置;プリンタ;等があげられる。本実施形態1において、入力装置105と出力装置106とは、別個に構成されているが、入力装置105と出力装置106とは、タッチパネルディスプレーのように、一体として構成されてもよい。
【0023】
つぎに、本実施形態のコミュニケーション支援方法の一例を、図3のフローチャートに基づき説明する。本実施形態のコミュニケーション支援方法は、例えば、図1又は図2の装置1を用いて、次のように実施する。なお、本実施形態のコミュニケーション支援方法は、図1又は図2の装置1の使用には限定されない。
【0024】
本装置1の処理に先立ち、まず、容器に対し、容器を個別に識別可能な容器識別情報を付与する。前記容器識別情報は、例えば、前記容器自体を識別する情報であってもよいし、容器の属性を識別する情報であってもよい。前記容器自体を識別する情報は、例えば、前記容器毎に付与された識別番号等があげられる。前記容器の属性を識別する情報は、例えば、容器の内容物の種類、容器の用途等を示す情報等があげられる。前記容器に対する容器識別情報の付与方法は、前記容器識別情報を読み取り可能な状態で付与できれば特に制限されず、例えば、前記容器識別情報を直接印字等により表示してもよいし、前記容器識別情報を格納したコードを前記容器に付してもよい。前記コードは、特に制限されず、例えば、一次元コード(例えば、バーコード)でもよいし、二次元コード(例えば、QRコード(登録商標))でもよい。前記容器識別情報がコードに格納されている場合、前記コードは、例えば、本装置1にアクセスするための情報(例えば、アクセス用URL等)を合わせて格納していてもよい。
【0025】
つぎに、容器識別情報取得部2により、容器識別情報を取得する(S1、容器識別情報取得工程)。容器識別情報取得部2は、例えば、前記容器識別情報の読み取り手段を有する端末から前記容器識別情報を取得できる。前記端末は、例えば、カメラ機能付きのスマートフォン、タブレット端末、又はコードリーダー等の装置が挙げられる。具体例として、ユーザが、例えば、端末により、前記容器に付された容器識別情報を読み取り、前記端末が、本装置1に前記容器識別情報を出力する。前記端末は、例えば、ユーザ自身の端末でもよいし、異なってもよい。後者の場合、前記端末は、例えば、前記飲食店の所有する端末であってもよい。前記読取は、容器識別情報の付与形態に応じて適切な方法を使用でき、例えば、端末のカメラ機能を利用した画像認識、コード読み取り機能等があげられる。これにより、容器識別情報取得部2は、前記容器識別情報を取得できる。容器識別情報取得部2は、例えば、前記容器識別情報を読み取ったユーザ端末の端末識別情報をあわせて取得してもよい。前記端末識別情報は、例えば、前記ユーザ端末を識別可能な情報であり、ユーザの識別情報であってもよい。前記端末識別情報は、例えば、メールアドレス、電話番号、ユーザの氏名、ニックネーム、ID、パスワード、IPアドレス、MACアドレス、端末の機器固有情報(端末のシリアルナンバー、国際移動体装置識別番号(International Mobile Equipment Identifier)等の識別番号)等があげられる。本装置1と前記端末との接続は、例えば、有線でも無線でもよい。
【0026】
つぎに、ユーザ投稿情報取得部3により、ユーザの投稿情報を取得する(S2、ユーザ投稿情報取得工程)。前記投稿情報は、例えば、他のユーザにより投稿されたユーザ投稿情報である。前記投稿情報は、例えば、素材情報と、メッセージ情報とを含む情報であることが好ましい。前記素材情報は、ユーザの投稿情報に付加される、いわゆるコンテンツの情報であり、情報の形態(テキスト、画像、動画、音声、その他の情報)は特に制限されず、これらの組み合わせであってもよい。前記素材情報は、例えば、コンテンツそのものの情報でもよいし、コンテンツの利用権の情報であってもよい。前記素材情報は、例えば、コピー可能な情報であってもよいし、NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)等のコピー不可能な情報であってもよい。NFTは、デジタル資産に対しての唯一性や保有者を証明することが可能であるため、前記素材情報は、NFT(非代替性トークン)であることが好ましい。前記素材情報は、例えば、取得が有償のコンテンツであってもよいし、無償のコンテンツであってもよく、また、広告情報を含んでいてもいなくてもよい。前記素材情報は、例えば、ユーザが所有している情報でもよいし、ユーザが新たに取得した情報でもよい。後者の場合、ユーザは、前記素材情報について、例えば、後述する素材ストア部、又は他のユーザの投稿情報から取得できる。前記メッセージ情報は、例えば、ユーザの投稿内容であり、その情報の形態は(テキスト、画像、動画、音声、その他の情報)は特に制限されず、これらの組み合わせであってもよい。
【0027】
前記ユーザ投稿情報は、例えば、その他の情報を含んでもよい。前記その他の情報は、例えば、前記ユーザ識別情報、前記端末識別情報、投稿日時情報、投稿場所情報、前記投稿情報が含む素材情報の購入可否情報等があげられる。前記購入可否情報は、例えば、後述する購入処理部において、自身の投稿に含まれる素材情報の購入処理を許可するか否かの情報である。
【0028】
つぎに、投稿管理部4により、前記ユーザの投稿情報と前記容器識別情報とを紐づけて管理する(S3、投稿管理工程)。投稿管理部4は、例えば、前記ユーザの投稿情報と容器識別情報とを紐づけて記憶する投稿情報データベースを生成してもよい。前記投稿情報データベースは、例えば、本装置1のメモリ102または記憶装置104でもよいし、本装置外のデータベースでもよい。また、投稿管理部4は、例えば、ソート条件に基づいて前記投稿情報をソートしてもよい。前記ソート条件は、特に制限されず、例えば、前記投稿日時、後述するフィードバック情報(例えば、いいね等の評価数)等に基づいて設定できる。前記ソート条件の具体例としては、例えば、投稿日時が新しい順、投稿日時が古い順、評価数が多い順、評価数が少ない順、閲覧数が多い順、閲覧数が少ない順等があげられるが、これには限定されない。なお、フィードバック情報については後述する。
【0029】
そして、投稿情報出力部5により、前記容器識別情報に紐づけられた投稿情報を出力する(S4、投稿情報出力工程)。投稿情報出力部5は、例えば、前記投稿情報データベースを参照して、前記容器識別情報に紐づけられている投稿情報があるかを確認し、前記投稿情報がある場合、S1で容器識別情報を受信した端末装置に、前記投稿情報を出力できる。出力される投稿情報は、例えば、1つでもよいし、複数でもよい。また、投稿情報出力部5は、例えば、出力条件に基づいて、前記容器識別情報に紐づけられた投稿情報を抽出し、抽出した前記投稿情報を出力してもよい。前記出力条件は、特に制限されず、例えば、投稿日時、投稿内容、フィードバック情報等に基づいて設定できる。前記出力条件の具体例としては、例えば、投稿日時が所定の日時以内又は以上、前記フィードバック情報として、評価が所定数以上又は以下、等があげられるが、これには限定されない。
【0030】
ユーザ投稿情報取得部3および投稿管理部4、並びに投稿情報出力部5による処理(S2およびS3、ならびにS4)は、例えば、同時に実行してもよいし、順次実行してもよい。後者の場合、実行する順序は特に制限されず任意である。
【0031】
また、本装置1が前記フィードバック情報取得部を含む場合、前記フィードバック情報取得部は、例えば、前記投稿情報に対するフィードバック情報を取得してもよい(フィードバック情報取得工程)。前記フィードバック情報は、例えば、前記投稿情報に対するユーザのリアクションの情報である。前記フィードバック情報の具体例としては、例えば、前記投稿情報に対する評価情報、前記投稿情報に対する返信(例えば、レスポンス、リプライ等ともいう)情報であってもよい。前記評価情報は、例えば、いわゆる「いいね」ボタンのように、ユーザが選択することで前記投稿情報に対する肯定的または否定的な評価を投稿できる形態であってもよい。具体的に、例えば、前記S4工程で出力された投稿情報は、ユーザが所有する端末に表示される。ユーザは、表示された投稿情報を確認し、前記端末から本装置1にフィードバック情報を送信することができる。そして、フィードバック情報取得部は、例えば、前記ユーザの端末から送信されたフィードバック情報を取得できる。前記フィードバック情報は、例えば、その他の情報を含んでもよい。前記その他の情報は、例えば、前記フィードバック情報の送信日、前記フィードバック情報を送信したユーザの識別情報等の情報があげられる。この場合、投稿管理部4は、例えば、前記投稿情報と前記フィードバック情報とを紐づけて管理する。
【0032】
(実施形態1の実施例1-1)
以下、本装置1の利用形態の一例を説明する。以下の説明においては、飲食店の顧客であるユーザが、リユース容器を用いて飲料を提供するカフェ等の飲食店で飲食を行う際に本装置1を利用する場合を例に挙げて説明するが、本発明は以下の説明になんら制限されない。
【0033】
まず、飲食店に来店したユーザAは、容器識別情報が付与された容器に入った飲料を注文し、店舗から飲料入りの容器(容器識別情報:a)を受け取る。ユーザAは、自身の所有するスマートフォンにより、容器(容器識別情報:a)に付されたQRコード(登録商標)を読み取り、本装置1にアクセスして容器識別情報:aを本装置1に送信する。ユーザAがQRコード(登録商標)を読み取った時点では、投稿情報データベースにおいて、容器識別情報:aに紐づけられている投稿情報が存在しないため、ユーザAには投稿情報は表示されない。そして、ユーザAは、素材情報a1と、自身のメッセージ情報a2とを組み合わせた投稿情報:Aを作成し、本装置1へ送信する。本装置1は、取得した容器識別情報:aと投稿情報:Aとを投稿情報データベースに記憶させ、管理する。そして、ユーザAは、飲食後、容器(容器識別情報:a)をカフェに返却する。前記容器(容器識別情報:a)は、洗浄後、再利用される。
【0034】
つぎに、同じ飲食店に来店したユーザBが、ユーザA同様に、容器識別情報が付与された容器に入った飲料を注文し、店舗から飲料入りの容器(容器識別情報:a)を受け取る。ユーザBは、自身の所有するスマートフォンにより、容器(容器識別情報:a)に付されたQRコード(登録商標)を読み取り、本装置1にアクセスして容器識別情報:aを本装置1に送信する。本装置1は、投稿情報データベースを参照して、容器識別情報:aに紐づけられている、ユーザAの投稿情報:Aを、ユーザBのスマートフォンに出力し、ユーザBのスマートフォンに表示させる。また、ユーザBは、素材情報b1と、自身のメッセージ情報b2とを組み合わせた投稿情報:Bを作成し、本装置1へ送信する。本装置1は、取得した容器識別情報:aと投稿情報:Bとを投稿情報データベースに記憶させ、管理する。なお、この際、例えば、ユーザBが受け取った容器が、容器識別情報:aの容器ではなく、容器識別情報:bの容器である場合、投稿情報データベースには、容器識別情報:bに紐づけられている投稿情報が存在しないため、ユーザBのスマートフォンには投稿情報が表示されない。
【0035】
このようにして、本装置1によれば、同じ識別情報を有する容器を使用するユーザ間でのみ投稿情報のやり取りをすることができる。これにより、本発明のコミュニケーション支援装置は、例えば、容器を介して見知らぬ他者と一期一会感のあるゆるいつながりを得ることができるという体験をユーザに提供できる。
【0036】
(実施形態1の実施例1-2)
以下、本装置1の利用形態の別の例を説明する。以下の説明においては、ディスポーザブル容器(カップ)を用いて飲料を提供する自動販売機を利用するユーザが本装置1を利用する場合を例に挙げて説明するが、本発明は以下の説明になんら制限されない。以下の例においては、容器識別情報は、容器内の飲料の種類、すなわち、容器の属性を識別するための情報である。
【0037】
まず、ユーザAが、自動販売機でコーヒーを購入する。前記自動販売機は、容器識別情報:コーヒーが付されたカップにコーヒーを充填し、ユーザAに提供する。ユーザAは、自身の所有するスマートフォンにより、カップに付されたQRコード(登録商標)を読み取り、本装置1にアクセスして容器識別情報:コーヒーを本装置1に送信する。ユーザAがQRコード(登録商標)を読み取った時点では、投稿情報データベースにおいて、容器識別情報:コーヒーに紐づけられている投稿情報が存在しないため、ユーザAには投稿情報は表示されない。そして、ユーザAは、素材情報と、自身のメッセージ情報とを組み合わせた投稿情報Aを作成し、本装置1へ送信する。本装置1は、取得した容器識別情報:コーヒーと投稿情報Aとを投稿情報データベースに記憶させ、管理する。そして、ユーザAは、コーヒーを飲んだ後に、カップを廃棄する。
【0038】
つぎに、ユーザBが、ユーザA同様に、自動販売機でコーヒーを購入する、前記自動販売機は、容器識別情報:コーヒーが付されたカップにコーヒーを充填し、ユーザBに提供する。ユーザBは、自身の所有するスマートフォンにより、容器に付されたQRコード(登録商標)を読み取り、本装置1にアクセスして容器識別情報:コーヒーを本装置1に送信する。本装置1は、投稿情報データベースを参照して、容器識別情報:コーヒーに紐づけられている、ユーザAの投稿情報Aを、ユーザBのスマートフォンに出力し、ユーザBのスマートフォンに表示させる。また、ユーザBは、前記飲料を飲みながら、素材情報と、自身のメッセージ情報とを組み合わせた投稿情報Bを作成し、本装置1へ送信する。本装置1は、取得した容器識別情報:コーヒーと投稿情報Bとを投稿情報データベースに記憶させ、管理する。なお、この際、例えば、ユーザBが購入した飲料がコーラである場合、投稿情報データベースには、容器識別情報:コーラに紐づけられている投稿情報が存在しないため、ユーザBのスマートフォンには投稿情報が表示されない。
【0039】
このようにして、本装置1によれば、同じ飲料を購入したユーザ間でのみ投稿情報のやり取りをすることができる。これにより、本発明のコミュニケーション支援装置は、例えば、容器を介して見知らぬ他者と一期一会感のあるゆるいつながりを得ることができるという体験をユーザに提供できる。
【0040】
本実施形態のコミュニケーション支援装置によれば、例えば、容器識別情報にユーザの投稿情報を紐づけて管理することができ、さらに、容器識別情報に紐づけられた投稿情報をユーザに出力することができる。このため、本実施形態のコミュニケーション支援装置によれば、例えば、容器を介して他人の投稿情報を交換することができ、容器を介して他人のコミュニケーションを行うことが可能となる。このため、本実施形態のコミュニケーション支援装置によれば、容器の利用者間におけるコミュニケーションを促進することができ、容器がリユース容器である場合、リユース容器の利用を促進することが可能となる。また、本実施形態のコミュニケーション支援装置によれば、例えば、容器の利用者間では互いの連絡先を特定することなく投稿情報を交換することが可能となるため、プライバシーを保護した匿名でのやりとりも可能となる。
【0041】
[実施形態2]
実施形態2は、本発明のコミュニケーション支援装置の他の例である。
【0042】
本実施形態のコミュニケーション支援装置は、実施形態1のコミュニケーション支援装置1の構成に加えて、容器使用情報登録部、及び使用状態判定部を含むこと以外は前記実施形態1のコミュニケーション支援装置1と同様であり、その説明を援用できる。本実施形態のコミュニケーション支援装置1Aは、例えば、容器使用情報登録部、及び使用状態判定部を含み、前記容器使用情報取得部は、容器使用情報を登録し、前記容器使用情報は、容器識別情報と、前記容器識別情報で識別される容器の使用状態とが紐づけられた情報であり、前記使用状態判定部は、取得した容器識別情報と、前記容器使用情報とを照合し、前記容器識別情報で特定される容器の使用状態を判定し、前記使用状態が所定の状態である場合に、前記投稿情報出力部、前記ユーザ投稿情報取得部、及び前記投稿管理部からなる群から選択された少なくとも1つの処理を実行する。
【0043】
図4は、本実施形態のコミュニケーション支援装置1Aの一例の構成を示すブロック図である。図4に示すように、コミュニケーション支援装置1Aは、実施形態1のコミュニケーション支援装置1の構成に加えて、容器使用情報登録部5、及び使用状態判定部6を備える。コミュニケーション支援装置1Aのハードウェア構成は、図2のコミュニケーション支援装置1のハードウェア構成において、中央処理装置101が、図1のコミュニケーション支援装置1の構成に代えて、図4のコミュニケーション支援装置1Aの構成を備える以外は同様である。
【0044】
つぎに、本実施形態のコミュニケーション支援方法について、図5のフローチャートを用いて説明する。本実施形態のコミュニケーション支援方法は、例えば、図4に示す本実施形態のコミュニケーション支援装置1Aを用いて実施できる。なお、本発明のコミュニケーション支援方法は、コミュニケーション支援装置1Aの使用に限定されない。
【0045】
容器使用情報登録部6は、例えば、容器使用情報を登録する(S11、容器使用情報登録工程)。前記容器使用情報は、前記容器識別情報と、前記容器識別情報で識別される容器の使用状態とが紐づけられた情報である。前記使用状態は、例えば、容器の使用状態を示す情報である。具体例として、前記容器がリユース容器である場合、容器が、消費者への貸し出し中、回収完了、洗浄中、保管中等の状態を示す情報があげられる。容器使用状態登録部6は、例えば、前記容器の使用状態が変わるごとに前記容器使用状態情報を登録し、前記容器識別情報毎の容器使用状態を更新する。容器使用状態登録部6は、例えば、本装置1Aのメモリ102又は記憶装置104に前記容器使用情報を登録してもよいし、本装置外のデータベースに前記容器使用情報を登録してもよい。容器使用情報登録部6による処理の具体例として、例えば、飲食店等において、前記容器を用いて飲食品を消費者であるユーザに提供する際に、飲食店の従業員が、前記容器の前記容器識別情報を読み取って本装置1Aにアクセスし、容器の使用状態を「貸し出し中」として容器使用情報を登録する。その後、ユーザが飲料を飲み、回収ボックスに容器を返却する際、再度容器識別情報を読み取って本装置1Aにアクセスし、容器の使用状態を「回収完了」として登録する。
【0046】
つぎに、前記実施形態1のS1と同様にして、S1を実行する。
【0047】
使用状態判定部7は、例えば、取得した容器識別情報と、前記容器使用情報とを照合し、前記容器識別情報で特定される容器の使用状態を判定する(S12、使用状態判定工程)。具体的に、使用状態判定部7は、例えば、取得した容器識別情報について、前記S11で生成したデータベースを照合し、前記容器識別情報と紐づけられている使用状態を特定し、特定した使用状態が所定の使用状態であるかを判定する。前記所定の使用状態は、本装置1Aの使用目的に応じて任意の使用状態が設定でき、例えば、前述の使用状態の例示の1または複数の使用状態が設定できる。そして、本装置1Aは、例えば、前記使用状態が所定の状態である場合(S12、Yes)に、前記投稿情報出力部、前記ユーザ投稿情報取得部、及び前記投稿管理部からなる群から選択された少なくとも1つの処理を実行する。具体例として、例えば、前記所定の使用状態として、「貸し出し中」を設定すれば、貸し出された容器の識別情報を読み取ったユーザだけが投稿情報の投稿および閲覧が可能になる。また、本装置1Aは、例えば、前記使用状態が所定の状態でない場合(S12、No)、例えば、処理を終了してもよい(END)。
【0048】
本実施形態のコミュニケーション支援装置は、例えば、容器使用状態登録部により、容器識別情報毎の容器使用情報を登録でき、使用状態判定部により取得した容器識別情報で特定される容器の使用状態を判定し、容器の使用状態が所定の状態である場合に、投稿情報出力部、ユーザ投稿情報取得部、及び投稿管理部からなる群から選択された少なくとも1つの処理を実行できる。このため、本実施形態のコミュニケーション支援装置によれば、例えば、貸し出し中の容器であると確認できた場合にのみ、投稿情報の入出力を可能とし、他人が回収Boxに返却した容器や、洗浄中の容器の容器識別情報を読み取っても、投稿情報の入出力を不可とすることが可能となる。
【0049】
[実施形態3]
実施形態3は、本発明のコミュニケーション支援装置の他の例である。
【0050】
本実施形態のコミュニケーション支援装置は、実施形態1のコミュニケーション支援装置1の構成に加えて、素材ストア部を含むこと以外は前記実施形態1のコミュニケーション支援装置1と同様であり、その説明を援用できる。本実施形態のコミュニケーション支援装置1Bは、素材ストア部を含み、前記素材ストア部は、素材情報管理部、及び購入処理部を含み、前記素材情報取得部は、素材情報を管理し、前記購入処理部は、前記素材情報の購入処理を行う。また、本実施形態のコミュニケーション支援装置において、前記投稿情報は、例えば、前記素材情報と、前記メッセージ情報とを含む。
【0051】
本実施形態のコミュニケーション支援装置は、例えば、ポイント管理部を含んでもよい。この場合、前記ポイント管理部は、例えば、ポイント付与条件に基づいてユーザにポイントを付与し、前記購入処理部は、前記ポイントを消費して前記素材情報の購入処理を行う。
【0052】
本実施形態のコミュニケーション支援装置は、例えば、素材情報評価部を含んでもよい。この場合、前記素材情報評価部は、評価条件に基づいて前記素材情報に対する評価を算出する。
【0053】
図6(A)及び(B)は、本実施形態のコミュニケーション支援装置1Bの一例の構成を示すブロック図である。図6(A)に示すように、コミュニケーション支援装置1Bは、実施形態1のコミュニケーション支援装置1の構成に加えて、素材ストア部8を含み、素材ストア部8は、素材情報管理部81、及び購入処理部82を含む。また、本実施形態のコミュニケーション支援装置1Bは、例えば、任意で、ポイント管理部9及び素材情報評価部10を含んでもよい。コミュニケーション支援装置1Bのハードウェア構成は、図2のコミュニケーション支援装置1のハードウェア構成において、中央処理装置101が、図1のコミュニケーション支援装置1の構成に代えて、図6のコミュニケーション支援装置1Bの構成を備える以外は同様である。前述のように、本発明のコミュニケーション支援装置は、例えば、互いに通信可能な複数の装置を含み、前記複数の装置が各部の構成を備えるシステムの形態であってもよい。この場合、図6(B)に示すように、本実施形態のコミュニケーション支援装置1Bは、例えば、容器識別情報取得部2、ユーザ投稿情報取得部3、投稿管理部4、及び投稿情報出力部5を備える装置(例えば、SNSサーバともいう)と、素材情報管理部81及び購入処理部82を含む素材ストア部8、ならびにポイント管理部9及び素材情報評価部10を備える装置(例えば、ストアサーバともいう)を備え、これらの装置が通信回線網で接続可能な構成であってもよい。この場合、本装置1Bは、コミュニケーション支援システム装置1Bともいう。なお、素材ストア部8、ポイント管理部9、及び素材情報評価部10による処理は、例えば、前記実施形態1で説明した図3のフローチャートにおける任意の位置に適宜挿入できる。
【0054】
まず、素材ストア部8について説明する。素材ストア部8は、素材情報管理部81、及び購入処理部82を含む。素材ストア部8は、例えば、素材情報の頒布及び取得を管理する部であり、いわゆるマーケットプレイスとして機能する。前記素材情報がNFT(非代替性トークン)である場合、素材ストア部8は、例えば、NFTマーケットともいう。素材ストア部8は、例えば、ユーザのリクエストに応じて保有する(登録された)素材情報の閲覧、検索等が可能であってもよい。
【0055】
素材情報管理部81は、素材情報を管理する。具体的に、素材情報取得部81は、例えば、素材情報の提供者から、前記素材情報を取得し、素材データベースに記憶して管理する。前記素材情報は、前述の通りである。前記素材データベースは、例えば、本装置1Bの前記記憶部でもいいし、装置外のデータベースでもよい。前記素材情報の提供者は、例えば、前記素材情報の製作者でもよいし、前記製作者から委託を受けた者でもよい。前記素材情報は、例えば、その他の情報と紐づけて前記素材データベースに記憶されてもよい。前記その他の情報は、例えば、素材情報の製作者情報、制作日、本装置への登録日、取得方法(例えば、有償か無償か、任意購入可能かランダム購入可能か等の情報)、対価情報、在庫数等の情報があげられる。前記対価情報は、例えば、任意の対価が設定できる。前記対価は、例えば、現金、後述するポイント、所定の条件(例えば、広告情報の閲覧等)等が設定されていてもよく、また、現金又はポイントの消費が0の無償提供を含んでもよい。素材情報管理部81により素材情報が管理され、素材データベースに素材情報が登録されることを、例えば、素材情報を素材ストアに陳列する、ともいう。
【0056】
購入処理部82は、前記素材情報の購入処理を行う。購入処理部82は、例えば、前記購入処理にあたり、ユーザが所有する現金又は後述するポイントと前記素材情報を交換することで購入処理を実施できる。購入処理部82は、例えば、ユーザから前記素材デーベースに登録された素材情報の購入リクエストを受け付けると、前記素材情報に紐づけられた価格情報に基づいてユーザが所有する現金またはポイントを減算し、当該素材情報の保有情報とユーザの識別情報とを紐づける。前記ポイントは、例えば、現金と交換したいわゆる有償通貨でもよいし、後述するポイント管理部9に付与されたポイント(無償通貨ともいう)でもよい。また、購入処理部82は、例えば、ユーザが任意に指定した素材情報を取得可能な購入処理でもよいし、所定のポイント又は現金を支払うことで、本装置1Bが管理する素材情報のうち、ランダムな素材情報を獲得できる購入処理(いわゆるランダム提供型方式、ガチャともいう)でもよい。ユーザが購入した素材情報は、例えば、ユーザの識別情報と紐づけて前記記憶部に記憶される。前記素材情報がNFTである場合、前記素材情報が記憶される記憶部は、例えば、ウォレットともいう。前記素材情報がNFTである場合、購入処理部82は、例えば、所定の対価の支払いが確認されると、NFTの所有者を管理するブロックチェーン上で購入されたNFTの所有者を変更する処理を行う。前記対価は、例えば、現金でもよいし、前記ポイントでもよい。また、この場合、素材情報管理部81は、例えば、購入された素材情報の在庫情報から、購入数分の数値を減算する。
【0057】
つぎに、ポイント管理部9について説明する。ポイント管理部9は、ポイント付与条件に基づいてユーザにポイントを付与する。前記ポイント付与条件は、特に制限されず、例えば、容器の使用回数、本装置の利用回数、他のユーザの紹介、及び前記フィードバック情報の送信等があげられる。ポイント管理部9は、例えば、ポイント付与条件ごとに異なる量のポイントを付与してもよいし、同じ量のポイントを付与してもよい。
【0058】
つぎに、素材情報評価部10について説明する。前記素材情報評価部は、評価条件に基づいて前記素材情報に対する評価を算出する。前記評価条件は、例えば、素材情報を含む投稿情報に対するフィードバック情報、素材ストア部9におけるユーザからの素材情報の閲覧数、購入数等の情報の条件が設定できる。
【0059】
(実施形態3の実施例)
以下、図7を用いて、本装置1Bの利用例を説明する。
【0060】
図7に示すように、まず、前記素材情報の製作者は、自身の端末を用いて、NFTマーケットである本装置1Bの素材ストア部8(素材ストアサーバ)に、作成した素材情報41を登録する。本装置1Bの素材情報管理部81は、登録された素材情報41に設定された価格情報等の付加情報を紐づけて素材データベースに記憶して管理(素材ストアに陳列)する。本装置1BのユーザAは、自身の端末20Bを用いて本装置1Bの素材ストア部8(素材ストアサーバ)にアクセスして素材ストアを確認することで、気に入った素材情報41については、対価(現金でもポイントでもよい)を支払って取得(購入)することができる。そして、ユーザAは、購入した素材情報41と自身が作成したメッセージ情報42とを組み合わせた投稿情報40を作成する。その後、ユーザAは、前記実施形態1の実施例1-1または1-2と同様にして、容器30のQRコード(登録商標)31を読み取って本装置1Bにアクセスし、容器30の容器識別情報と、作成した投稿情報40とを本装置1Bに送信する。本装置1Bは、投稿管理部4により、容器30の取得した容器識別情報(カップID)と投稿情報40とを紐づけて投稿情報データベースに登録する。その後、ユーザAが使用した容器30と同じ容器識別情報の容器30を使用し、端末20Cにより容器識別情報を読み取ったユーザBは、容器識別情報に紐づけられている投稿情報を閲覧し、投稿情報にフィードバック情報をさらに紐づけたり、投稿情報に含まれる素材情報を購入することができる。ユーザAの投稿情報に含まれる素材情報が他のユーザにより購入された場合、例えば、他のユーザが支払ったポイントまたは現金については、ユーザAに現金またはポイントの所有分に加算されてもよい。
【0061】
本実施形態のコミュニケーション支援装置は、素材ストア部により、素材情報およびその購入処理を行うことができる。このため、本実施形態のコミュニケーション支援装置によれば、例えば、
【0062】
[実施形態4]
本実施形態のプログラムは、前述のコミュニケーション支援方法の各工程を、コンピュータに実行させるためのプログラムである。具体的に、本実施形態のプログラムは、コンピュータに、容器識別情報取得手順、ユーザ投稿情報取得手順、投稿管理手順及び投稿情報出力手順を実行させるためのプログラムである。
【0063】
前記容器識別情報取得手順は、容器識別情報を取得し、
前記ユーザ投稿情報取得手順は、ユーザの投稿情報を取得し、
前記投稿管理手順は、前記ユーザの投稿情報と前記容器識別情報とを紐づけて管理し、
前記投稿情報出力手順は、前記容器識別情報に紐づけられた投稿情報を出力する。
【0064】
また、本実施形態のプログラムは、コンピュータを、容器識別情報取得手順、ユーザ投稿情報取得手順、投稿管理手順及び投稿情報出力手順として機能させるプログラムということもできる。
【0065】
本実施形態のプログラムは、前記本発明のコミュニケーション支援装置及びコミュニケーション支援方法における記載を援用できる。前記各手順は、例えば、「手順」を「処理」と読み替え可能である。また、本実施形態のプログラムは、例えば、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。前記記録媒体は、例えば、非一時的なコンピュータ可読記録媒体(non-transitory computer-readable storage medium)である。前記記録媒体は、特に制限されず、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、ハードディスク(HD)、光ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)等があげられる。
【0066】
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をできる。
【0067】
<付記>
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のように記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
容器識別情報取得部、ユーザ投稿情報取得部、投稿管理部及び投稿情報出力部を含み、
前記容器識別情報取得部は、容器識別情報を取得し、
前記ユーザ投稿情報取得部は、ユーザの投稿情報を取得し、
前記投稿管理部は、前記ユーザの投稿情報と前記容器識別情報とを紐づけて管理し、
前記投稿情報出力部は、前記容器識別情報に紐づけられた投稿情報を出力する、
コミュニケーション支援装置。
(付記2)
前記投稿情報出力部は、出力条件に基づいて、前記容器識別情報に紐づけられた投稿情報を抽出し、抽出した前記投稿情報を出力する、付記1記載のコミュニケーション支援装置。
(付記3)
前記投稿管理部は、ソート条件に基づいて前記投稿情報をソートする、付記1又は2記載のコミュニケーション支援装置。
(付記4)
フィードバック情報取得部を含み、
前記フィードバック情報取得部は、前記投稿情報に対するフィードバック情報を取得し、
前記投稿管理部は、前記投稿情報と前記フィードバック情報とを紐づけて管理する、付記1から3のいずれかに記載のコミュニケーション支援装置。
(付記5)
容器使用情報登録部、及び使用状態判定部を含み、
前記容器使用情報取得部は、容器使用情報を登録し、
前記容器使用情報は、容器識別情報と、前記容器識別情報で識別される容器の使用状態とが紐づけられた情報であり、
前記使用状態判定部は、取得した容器識別情報と、前記容器使用情報とを照合し、前記容器識別情報で特定される容器の使用状態を判定し、
前記使用状態が所定の状態である場合に、前記投稿情報出力部、前記ユーザ投稿情報取得部、及び前記投稿管理部からなる群から選択された少なくとも1つの処理を実行する、付記1から4のいずれかに記載のコミュニケーション支援装置。
(付記6)
前記投稿情報が、素材情報と、メッセージ情報とを含む、付記1から5のいずれかに記載のコミュニケーション支援装置。
(付記7)
素材ストア部を含み、
前記素材ストア部は、素材情報管理部、及び購入処理部を含み、
前記素材情報取得部は、素材情報を管理し、
前記購入処理部は、前記素材情報の購入処理を行う、
付記6記載のコミュニケーション支援装置。
(付記8)
ポイント管理部を含み、
前記ポイント管理部は、ポイント付与条件に基づいてユーザにポイントを付与し、
前記購入処理部は、前記ポイントを消費して前記素材情報の購入処理を行う、付記7記載のコミュニケーション支援装置。
(付記9)
素材情報評価部を含み、
前記素材情報評価部は、評価条件に基づいて前記素材情報に対する評価を算出する、付記6から8のいずれかに記載のコミュニケーション支援装置。
(付記10)
容器識別情報取得工程、ユーザ投稿情報取得工程、投稿管理工程及び投稿情報出力工程を含み、
前記容器識別情報取得工程は、容器識別情報を取得し、
前記ユーザ投稿情報取得工程は、ユーザの投稿情報を取得し、
前記投稿管理工程は、前記ユーザの投稿情報と前記容器識別情報とを紐づけて管理し、
前記投稿情報出力工程は、前記容器識別情報に紐づけられた投稿情報を出力する、
コミュニケーション支援方法。
(付記11)
前記投稿情報出力工程は、出力条件に基づいて、前記容器識別情報に紐づけられた投稿情報を抽出し、抽出した前記投稿情報を出力する、付記10記載のコミュニケーション支援方法。
(付記12)
前記投稿管理工程は、ソート条件に基づいて前記投稿情報をソートする、付記10又は11記載のコミュニケーション支援方法。
(付記13)
フィードバック情報取得工程を含み、
前記フィードバック情報取得工程は、前記投稿情報に対するフィードバック情報を取得し、
前記投稿管理工程は、前記投稿情報と前記フィードバック情報とを紐づけて管理する、付記10から12のいずれかに記載のコミュニケーション支援方法。
(付記14)
容器使用情報登録工程、及び使用状態判定工程を含み、
前記容器使用情報取得工程は、容器使用情報を登録し、
前記容器使用情報は、容器識別情報と、前記容器識別情報で識別される容器の使用状態とが紐づけられた情報であり、
前記使用状態判定工程は、取得した容器識別情報と、前記容器使用情報とを照合し、前記容器識別情報で特定される容器の使用状態を判定し、
前記使用状態が所定の状態である場合に、前記投稿情報出力工程、前記ユーザ投稿情報取得工程、及び前記投稿管理工程からなる群から選択された少なくとも1つの処理を実行する、付記10から13のいずれかに記載のコミュニケーション支援方法。
(付記15)
前記投稿情報が、素材情報と、メッセージ情報とを含む、付記10から14のいずれかに記載のコミュニケーション支援方法。
(付記16)
素材ストア工程を含み、
前記素材ストア工程は、素材情報管理工程、及び購入処理工程を含み、
前記素材情報取得工程は、素材情報を管理し、
前記購入処理工程は、前記素材情報の購入処理を行う、
付記15記載のコミュニケーション支援方法。
(付記17)
ポイント管理工程を含み、
前記ポイント管理工程は、ポイント付与条件に基づいてユーザにポイントを付与し、
前記購入処理工程は、前記ポイントを消費して前記素材情報の購入処理を行う、付記16記載のコミュニケーション支援方法。
(付記18)
素材情報評価工程を含み、
前記素材情報評価工程は、評価条件に基づいて前記素材情報に対する評価を算出する、付記15から17のいずれかに記載のコミュニケーション支援方法。
(付記19)
容器識別情報取得手順、ユーザ投稿情報取得手順、投稿管理手順及び投稿情報出力手順を含み、
前記容器識別情報取得手順は、容器識別情報を取得し、
前記ユーザ投稿情報取得手順は、ユーザの投稿情報を取得し、
前記投稿管理手順は、前記ユーザの投稿情報と前記容器識別情報とを紐づけて管理し、
前記投稿情報出力手順は、前記容器識別情報に紐づけられた投稿情報を出力し、
前記各手順をコンピュータに実行させるためのプログラム。
(付記20)
前記投稿情報出力手順は、出力条件に基づいて、前記容器識別情報に紐づけられた投稿情報を抽出し、抽出した前記投稿情報を出力する、付記19記載のプログラム。
(付記21)
前記投稿管理手順は、ソート条件に基づいて前記投稿情報をソートする、付記19又は20記載のプログラム。
(付記22)
フィードバック情報取得手順を含み、
前記フィードバック情報取得手順は、前記投稿情報に対するフィードバック情報を取得し、
前記投稿管理手順は、前記投稿情報と前記フィードバック情報とを紐づけて管理する、付記19から21のいずれかに記載のプログラム。
(付記23)
容器使用情報登録手順、及び使用状態判定手順を含み、
前記容器使用情報取得手順は、容器使用情報を登録し、
前記容器使用情報は、容器識別情報と、前記容器識別情報で識別される容器の使用状態とが紐づけられた情報であり、
前記使用状態判定手順は、取得した容器識別情報と、前記容器使用情報とを照合し、前記容器識別情報で特定される容器の使用状態を判定し、
前記使用状態が所定の状態である場合に、前記投稿情報出力手順、前記ユーザ投稿情報取得手順、及び前記投稿管理手順からなる群から選択された少なくとも1つの処理を実行する、付記19から22のいずれかに記載のプログラム。
(付記24)
前記投稿情報が、素材情報と、メッセージ情報とを含む、付記19から23のいずれかに記載のプログラム。
(付記25)
素材ストア手順を含み、
前記素材ストア手順は、素材情報管理手順、及び購入処理手順を含み、
前記素材情報取得手順は、素材情報を管理し、
前記購入処理手順は、前記素材情報の購入処理を行う、
付記24記載のプログラム。
(付記26)
ポイント管理手順を含み、
前記ポイント管理手順は、ポイント付与条件に基づいてユーザにポイントを付与し、
前記購入処理手順は、前記ポイントを消費して前記素材情報の購入処理を行う、付記25記載のプログラム。
(付記27)
素材情報評価手順を含み、
前記素材情報評価手順は、評価条件に基づいて前記素材情報に対する評価を算出する、付記24から26のいずれかに記載のプログラム。
(付記28)
容器識別情報取得手順、ユーザ投稿情報取得手順、投稿管理手順及び投稿情報出力手順を含み、
前記容器識別情報取得手順は、容器識別情報を取得し、
前記ユーザ投稿情報取得手順は、ユーザの投稿情報を取得し、
前記投稿管理手順は、前記ユーザの投稿情報と前記容器識別情報とを紐づけて管理し、
前記投稿情報出力手順は、前記容器識別情報に紐づけられた投稿情報を出力し、
前記各手順をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記29)
前記投稿情報出力手順は、出力条件に基づいて、前記容器識別情報に紐づけられた投稿情報を抽出し、抽出した前記投稿情報を出力する、付記28記載の記録媒体。
(付記30)
前記投稿管理手順は、ソート条件に基づいて前記投稿情報をソートする、付記28又は29記載の記録媒体。
(付記31)
フィードバック情報取得手順を含み、
前記フィードバック情報取得手順は、前記投稿情報に対するフィードバック情報を取得し、
前記投稿管理手順は、前記投稿情報と前記フィードバック情報とを紐づけて管理する、付記28から30のいずれかに記載の記録媒体。
(付記32)
容器使用情報登録手順、及び使用状態判定手順を含み、
前記容器使用情報取得手順は、容器使用情報を登録し、
前記容器使用情報は、容器識別情報と、前記容器識別情報で識別される容器の使用状態とが紐づけられた情報であり、
前記使用状態判定手順は、取得した容器識別情報と、前記容器使用情報とを照合し、前記容器識別情報で特定される容器の使用状態を判定し、
前記使用状態が所定の状態である場合に、前記投稿情報出力手順、前記ユーザ投稿情報取得手順、及び前記投稿管理手順からなる群から選択された少なくとも1つの処理を実行する、付記28から31のいずれかに記載の記録媒体。
(付記33)
前記投稿情報が、素材情報と、メッセージ情報とを含む、付記28から32のいずれかに記載の記録媒体。
(付記34)
素材ストア手順を含み、
前記素材ストア手順は、素材情報管理手順、及び購入処理手順を含み、
前記素材情報取得手順は、素材情報を管理し、
前記購入処理手順は、前記素材情報の購入処理を行う、
付記33記載の記録媒体。
(付記35)
ポイント管理手順を含み、
前記ポイント管理手順は、ポイント付与条件に基づいてユーザにポイントを付与し、
前記購入処理手順は、前記ポイントを消費して前記素材情報の購入処理を行う、付記34記載の記録媒体。
(付記36)
素材情報評価手順を含み、
前記素材情報評価手順は、評価条件に基づいて前記素材情報に対する評価を算出する、付記33から35のいずれかに記載の記録媒体。
【産業上の利用可能性】
【0068】
本発明によれば、容器を介したコミュニケーションが可能となる。このため、本発明は、例えば、容器を介した一期一会のコミュニケーションを可能とする新たなソーシャルネットワークのプラットフォームとしても利用できる。
【符号の説明】
【0069】
1 コミュニケーション支援装置
2 容器識別情報取得部
3 ユーザ投稿情報取得部
4 投稿管理部
5 投稿情報出力部
6 容器使用情報登録部
7 使用状態判定部
8 素材ストア部
81 素材情報管理部
82 購入処理部
9 ポイント管理部
10 素材情報評価部
101 中央処理装置
102 メモリ
103 バス
104 記憶装置
105 入力装置
106 出力装置
107 通信デバイス

図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7