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▶ 渡邉 忠昭の特許一覧

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  • 特開-重力原動機 図1
  • 特開-重力原動機 図2
  • 特開-重力原動機 図3
  • 特開-重力原動機 図4
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024018812
(43)【公開日】2024-02-08
(54)【発明の名称】重力原動機
(51)【国際特許分類】
   F03G 3/00 20060101AFI20240201BHJP
【FI】
F03G3/00 A
【審査請求】有
【請求項の数】2
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022129768
(22)【出願日】2022-07-28
(71)【出願人】
【識別番号】522325355
【氏名又は名称】渡邉 忠昭
(72)【発明者】
【氏名】渡邉 忠昭
(57)【要約】
【課題】クリーンエネルギーは、自然環境や天候の影響を受け、発電コストが割高で発電量が不安定なことが課題となっている。
本発明は、これらの課題を解決するため重力を利用したエネルギーを供給することを目的とする。
【解決手段】回転盤の重心移動により回転力を発生させる手段として
回転盤とドーナツ型重りをバランス重りで連結する。
回転盤の重心は、バランス重りによってバランス重りの凸側に移動し、回転盤に回転を誘導する。
回転盤の回転に連動してドーナツ型重りは回転する。これによりドーナツ型重りは、回転盤の重心移動を行うためのバランス重りに対して回転盤の回転を誘導する状態を維持し続ける。
更に回転盤の推進力が加わり回転は加速する。
また、ユニットの大型化および複数ユニットを連結することで、より強力な回転力を発生させることが可能となる。
【選択図】図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
バランス重りの配置について
回転盤の重心移動を行うためのバランス重りを1つの回転盤に対して6個配置する。
配置位置は、A断面が1、3、5、7、9、11時の方向に配置し、B断面が2、4、6、8、10、12時の方向に配置する。
これはバランス重り同士の接触を回避しつつ、バランス重りの支点と力点間の距離を長くとることで梃子の原理を利用した配置である。
【請求項2】
ドーナツ型重りによるバランス重り力点のコントロールについて
回転盤の回転に連動してドーナツ型重りは回転する。これによりドーナツ型重りは、回転盤の重心移動を行うためのバランス重りに対して回転盤の回転を誘導する状態を維持し続ける。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、重力を利用した原動機に関する。
【背景技術】
【0002】
クリーンエネルギーの代表的なものとして、太陽光発電、風力発電、水力発電、地熱発電、バイオマス発電などが挙げられる。
しかしながら、純粋に重力のみを利用した発電方法は、パワー不足が原因で普及には至っていない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
クリーンエネルギーは、自然環境や天候の影響を受け、発電コストが割高で発電量が不安定なことが課題となっている。
本発明は、これらの課題を解決するため重力を利用したエネルギーを供給することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
回転盤の重心移動により回転力を発生させる。
【発明の効果】
【0005】
自然環境や天候に影響を受けることなく、安定的かつ半永久的にクリーンエネルギーを生産する。
また、ユニットの大型化および複数ユニットを連結することで、より強力な回転力を発生させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】ユニット斜視図である。
図2】回転軸に対して平行断面である。
図3】回転軸に対して垂直断面(A断面)である。
図4】回転軸に対して垂直断面(B断面)である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
回転盤とドーナツ型重りをバランス重りで連結する。このとき、バランス重りとバランス重り支点軸、ドーナツ型重りとバランス重り力点軸は回動させる。
回転盤の重心は、バランス重りによってバランス重りの凸側に移動し、回転盤に回転を誘導する。
回転盤の回転に連動してドーナツ型重りは回転する。これによりドーナツ型重りは、回転盤の重心移動を行うためのバランス重りに対して回転盤の回転を誘導する状態を維持し続ける。
更に回転盤の推進力が加わり回転は加速する。
【符号の説明】
【0008】
1・・・回転軸
2・・・回転盤
3・・・バランス重り
4・・・バランス重り支点軸
5・・・バランス重り力点軸
6・・・ドーナツ型重り
7・・・ドーナツ型重りブレ防止回転盤
8・・・回転軸台座位置
図1
図2
図3
図4