(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024018833
(43)【公開日】2024-02-08
(54)【発明の名称】マイクロストリップアンテナ
(51)【国際特許分類】
H01Q 13/08 20060101AFI20240201BHJP
H01Q 1/50 20060101ALI20240201BHJP
【FI】
H01Q13/08
H01Q1/50
【審査請求】有
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022153782
(22)【出願日】2022-09-27
(31)【優先権主張番号】111128447
(32)【優先日】2022-07-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】TW
(71)【出願人】
【識別番号】504025778
【氏名又は名称】明泰科技股▲分▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】110001612
【氏名又は名称】弁理士法人きさらぎ国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】李奕儒
(72)【発明者】
【氏名】陳筱凡
【テーマコード(参考)】
5J045
5J046
【Fターム(参考)】
5J045AA01
5J045AA02
5J045CA01
5J045DA10
5J045HA03
5J046AA02
5J046AB13
5J046TA03
(57)【要約】 (修正有)
【課題】帯域幅を広げるマイクロストリップアンテナを提供する。
【解決手段】表面を有する基板20と、表面に設けられて第一軸方向に沿って延在する伝送線22と、表面に設けられたインピーダンス整合構造24からなるマイクロストリップアンテナ1であって、インピーダンス整合構造24は、伝送線22が接続される第一端24aと、第二端24bを第一軸方向Xに有する。インピーダンス整合構造24は、複数段階のインピーダンス変化を有する第一軸方向Xに第一セクション242、第二セクション244及び第三セクション246を含む。表面に設けられたパッチ放射体26は、第一軸方向Xにインピーダンス整合構造24の第二端24bとは所定の間隔を持って隣接し、且つ、前記間隔を介してカップリングされる。これによって、マイクロストリップアンテナ1の帯域幅を増やすことができる。
【選択図】
図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
マイクロストリップアンテナであって、
表面を有する基板と、
前記表面に設けられて第一軸方向に沿って延在する伝送線と、
前記表面に設けられたインピーダンス整合構造であって、前記インピーダンス整合構造は、前記伝送線が接続される第一端と、第二端とを前記第一軸方向に有し、前記インピーダンス整合構造は、前記第一軸方向に第一セクション、第二セクション及び第三セクションを含み、前記第一セクションは、前記第一端を有し、前記第三セクションは、前記第二端を有し、前記第二セクションは、前記第一セクションと前記第三セクションとの間に位置し、前記第一セクション、前記第二セクション及び前記第三セクションは、前記第一軸方向に垂直な第二軸方向に第一幅、第二幅及び第三幅をそれぞれ有し、前記第二幅は、前記第一幅及び前記第三幅よりも小さいインピーダンス整合構造と、
前記表面に設けられたパッチ放射体であって、前記パッチ放射体は、前記第一軸方向に前記インピーダンス整合構造の第二端とは間隔を持って隣接し、且つ前記インピーダンス整合構造の第二端は、前記間隔を介して前記パッチ放射体にカップリングされるパッチ放射体とを含む、マイクロストリップアンテナ。
【請求項2】
前記第三幅は、前記第一幅以下である、請求項1に記載のマイクロストリップアンテナ。
【請求項3】
前記インピーダンス整合構造の前記第一セクション、前記第二セクション及び前記第三セクションは、前記第一軸方向に第一長さ、第二長さ及び第三長さをそれぞれ有し、前記第三長さは、前記第二長さよりも小さく、前記第二長さは、前記第一長さよりも小さい、請求項1に記載のマイクロストリップアンテナ。
【請求項4】
前記第二長さは、少なくとも前記第三長さの3倍である、請求項3に記載のマイクロストリップアンテナ。
【請求項5】
前記第一長さは、少なくとも前記第三長さの7倍である、請求項4に記載のマイクロストリップアンテナ。
【請求項6】
前記パッチ放射体は、前記第二軸方向に第四幅を有し、前記第四幅は、前記第三幅及び前記第一幅よりも大きい、請求項1に記載のマイクロストリップアンテナ。
【請求項7】
前記間隔は、0.1mm~0.2mmである、請求項1に記載のマイクロストリップアンテナ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アンテナに関し、特にマイクロストリップアンテナに関する。
【背景技術】
【0002】
科学技術の発展に伴い、無線信号の応用もますます増えており、例えばデータ伝送やレーダー等の用途への応用が可能である。無線信号の用途に関係なく、無線信号の帯域幅は、主にアンテナの構造に依存するため、アンテナの帯域幅を増やすことは、研究開発及びイノベーションに力を注ぐ方向の1つになっている。
【0003】
レーダーへの用途を例とすると、
図1は、従来の埋め込みマイクロストリップアンテナ100であり、基板10、伝送線12及びパッチ放射体14が含まれる。
【0004】
前記基板10の材質はRO4350である。伝送線12及びパッチ放射体14は、金属層16とされるとともに基板10の上面に設けられ、基板10の下面に別の金属層18が設けられている。前記パッチ放射体14は、伝送線12に近い側に凹溝142を有し、伝送線12は、凹溝142内にフィードされてパッチ放射体14に接続される。金属層16、18の厚さは、0.05mmである。
図1において、伝送線12及びパッチ放射体14の各部位の幅W及び長さL1~L5は、W=0.197mm、L1=1.4mm、L2=0.2465mm、L3=0.513mm、L4=1.9135mm、L5=1.716mmである。
【0005】
図2は、従来の埋め込みマイクロストリップアンテナ100が60~64GHzの周波数帯域で動作する際のS11リターンロス(return loss)の曲線図を示しており、-10dBでの周波数は、61.63~63.1GHzとなり(即ち帯域幅は1.47GHz)、そのフラクショナル帯域幅(Fractional Bandwidth、FBW)は、約2.357%である。
【0006】
図3は、埋め込みマイクロストリップアンテナ100が60GHzで動作する時のY-Z平面、X-Z平面のパターン図を示しており、ピークゲイン(peak gain)は、約6.8dBiであり、Y-Z平面は、第二軸方向Yと第三軸方向Zとによって構成された平面であり、X-Z平面は、第一軸方向Xと第三軸方向Zとによって構成された平面である。
【0007】
レーダーへの応用において、アンテナの帯域幅は解像度に正比例し、帯域幅が大きいほど、解像度が高くなり、レーダーが検知可能なデータがよりタイムリーなものとなる。しかしながら、従来の埋め込みマイクロストリップアンテナ100の伝送線12のインピーダンスは50オームであるのに対して、パッチ放射体14の面積は比較的大きいため、パッチ放射体14のインピーダンスは、伝送線12のインピーダンスよりも遥かに小さくなる。伝送線12は、インピーダンスの小さいパッチ放射体14に直接フィードされるため、インピーダンスは急激に減少する。その結果、急激なインピーダンス変換により、大きなエネルギー損失をもたらし、ひいては、帯域幅に影響を与えてしまう。
【0008】
したがって、従来の埋め込みマイクロストリップアンテナ100の設計は、完全なものではなく、改善の余地がある。
【発明の概要】
【解決しようとする課題】
【0009】
これに鑑みて、本発明の目的は、帯域幅を広げることができるマイクロストリップアンテナを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、本発明によるマイクロストリップアンテナは、表面を有する基板と、前記表面に設けられて第一軸方向に沿って延在する伝送線と、前記表面に設けられたインピーダンス整合構造であって、前記インピーダンス整合構造は、前記伝送線が接続される第一端と、第二端とを前記第一軸方向に有し、前記インピーダンス整合構造は、前記第一軸方向に第一セクション、第二セクション及び第三セクションを含み、前記第一セクションは、前記第一端を有し、前記第三セクションは、前記第二端を有し、前記第二セクションは、前記第一セクションと前記第三セクションとの間に位置し、前記第一セクション、前記第二セクション及び前記第三セクションは、前記第一軸方向に垂直な第二軸方向に第一幅、第二幅及び第三幅をそれぞれ有し、前記第二幅は、前記第一幅及び前記第三幅よりも小さいインピーダンス整合構造と、前記表面に設けられたパッチ放射体であって、前記パッチ放射体は、前記第一軸方向に前記インピーダンス整合構造の第二端とは間隔を持って隣接し、且つ前記インピーダンス整合構造の第二端は、前記間隔を介して前記パッチ放射体にカップリングされるパッチ放射体とを含む。
【発明の効果】
【0011】
本発明の効果としては、複数段階のインピーダンス変化と前記間隔との組み合わせにより、エネルギーをカップリングの方式でパッチ放射体にフィードすることで、インピーダンス変換によるエネルギー損失を減少させて帯域幅を広げることができ、帯域幅が広げられることにより、より高い解像度を提供可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】
図1は、従来の埋め込みマイクロストリップアンテナの斜視図である。
【
図2】
図2は、従来の埋め込みマイクロストリップアンテナが60~64GHzで動作する際のリターンロスの曲線図である。
【
図3】
図3は、従来の埋め込みマイクロストリップアンテナが60GHzで動作する際のパターン図である。
【
図4】
図4は、本発明の第一好ましい実施例におけるマイクロストリップアンテナの斜視図である。
【
図5】
図5は、本発明の第一好ましい実施例におけるマイクロストリップアンテナの平面図である。
【
図6】
図6は、本発明の第一好ましい実施例におけるマイクロストリップアンテナの模式図である。
【
図7】
図7は、本発明の第一好ましい実施例におけるマイクロストリップアンテナの等価回路である。
【
図8】
図8は、本発明の第一好ましい実施例におけるマイクロストリップアンテナが58~66GHzで動作する際のリターンロスの曲線図である。
【
図9】
図9は、本発明の第一好ましい実施例におけるマイクロストリップアンテナが60GHzで動作する際のパターン図である。
【
図10】
図10は、本発明の第二好ましい実施例におけるマイクロストリップアンテナの平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明をより明確に説明できるように、好ましい実施例を掲げ、図面を参照して以下の通りに詳しく説明する。
図4~
図6に示すように、本発明の第一好ましい実施例におけるマイクロストリップアンテナ1は、基板20、伝送線22、インピーダンス整合構造24及びパッチ放射体26を含む。本実施例において、前記マイクロストリップアンテナ1は、60GHzの周波数帯域に利用されるレーダーのミリ波アンテナを例とするが、これに限定されない。また、説明の便宜上、互いに直交する第一軸方向X、第二軸方向Y及び第三軸方向Zを定義する。
【0014】
前記基板20は、背向する2つの表面、即ち第三軸方向Zに位置する上面202及び下面204を有し、前記上面202及び前記下面204は、何れも前記第一軸方向X及び前記第二軸方向Yに平行である。前記上面202は、前記伝送線22、前記インピーダンス整合構造24及び前記パッチ放射体26が設けられる面であり、前記下面204には、金属層28が設けられており、金属層28の厚さは、約0.05mmであるが、これに限定されない。本実施例において、前記基板20の材質は、RO4350を例とするが、これに限定されず、RO4835、RO3003、又はセラミックス基板であってもよい。前記基板20は、第三軸方向における厚さが、0.127mm~0.2mmであり、本実施例において、例えば0.17mmとされる。
【0015】
前記伝送線22、前記インピーダンス整合構造24及び前記パッチ放射体26は、金属層30とされるとともに、第一軸方向Xに沿って順に前記基板20の上面202に配設(レイアウト)される。金属層30の厚さは、約0.05mmであるが、これに限定されない。
【0016】
前記伝送線22は、長い矩形の線分であり、その長軸方向が前記第一軸方向Xに沿って延在する。前記伝送線22は、前記第二軸方向Yにおける幅Wが等幅である。本実施例において、前記伝送線の幅Wは、例えば0.24mmであり、長さLは、1.25mmであるが、これに限定されない。前記伝送線のインピーダンスは、50オームである。前記伝送線22の一端は、前記基板20の縁まで延在し、信号のフィード端とされる。
【0017】
前記インピーダンス整合構造24は、インピーダンスの調整用であり、前記インピーダンス整合構造24は、対向する第一端24a及び第二端24bを前記第一軸方向Xに有し、前記第一端24aに前記伝送線22が接続され、前記第二端24bは、前記パッチ放射体26に近接するが、直接接触していない。本実施例において、前記インピーダンス整合構造24は、前記第一軸方向Xに第一セクション242、第二セクション244及び第三セクション246を含み、前記第一セクション242は、前記第一端24aを有し、前記第二セクション244は、前記第一セクション242と前記第三セクション246との間に接続され、前記第三セクション246は、前記第二端24bを有する。
【0018】
前記第一セクション242、前記第二セクション244及び前記第三セクション246は、前記第二軸方向Yに第一幅W1、第二幅W2及び第三幅W3をそれぞれ有する。本実施例において、前記第一セクション242の幅は、等幅であり、前記第二セクション244の幅は、等幅であり、前記第三セクション246の幅は、等幅である。前記第二幅W2は、前記第一幅W1及び前記第三幅W3よりも小さく、第三幅W3は、前記第一幅W1以下である。具体的に、前記第一幅W1は、例えば0.83mmであり、前記第二幅W2は、例えば0.5252mmであり、前記第三幅W3は、例えば0.7452mmであるが、これらの数値に限定されない。第一幅W1は、第二幅W2の約1.580倍であり、前記第三幅W3は、前記第二幅W2の約1.419倍である。
【0019】
前記第一セクション242、前記第二セクション244及び前記第三セクション246は、前記第一軸方向Xに第一長さL1、第二長さL2及び第三長さL3をそれぞれ有する。前記第二長さL2は、少なくとも前記第三長さL3の3倍であり、前記第一長さL1は、少なくとも前記第三長さL3の7倍である。具体的に、前記第一長さL1は、例えば0.715mmであり、前記第二長さL2は、例えば0.372mmであり、前記第三長さL3は、例えば0.1mmであれば、前記第一長さL1~前記第三長さL3の合計(即ち第一端から前記第二端までの長さ)は、約1.187mmとなるが、これらの数値に限定されない。前記第一長さL1は、前記第三長さL3の7.15倍となり、前記第二長さL2は、前記第三長さの3.72倍となる。
【0020】
前記パッチ放射体26は、前記第一軸方向Xに前記インピーダンス整合構造24の第二端24bとは間隔Dを持って隣接する。前記インピーダンス整合構造24の第二端24bは、前記間隔Dを介して前記パッチ放射体26にカップリングされる。本実施例において、前記間隔Dは、0.1mm~0.2mmである。前記パッチ放射体26は、矩形をなし、前記第一軸方向Xに第四長さL4を有し、前記第二軸方向Yに第四幅W4を有する。本実施例において、前記第四幅W4は、前記第三幅W3及び前記第一幅W1よりも大きい。前記第四長さL4は、前記第一長さL1と、前記第二長さL2と前記第三長さL3との合計に近いか又は等しくてもよい。本実施例において、前記第四長さL4は、前記第一長さL1~前記第三長さL3の合計よりもやや大きいが、これに限定されず、前記第一長さL1~前記第三長さL3の合計に等しいか、又はそれよりも短くてもよい。前記第四長さL4と、前記第一長さL1~前記第三長さL3の合計との差の絶対値は、0.05mm以内であることが好ましい。具体的に、前記間隔Dは、0.1mmであり、前記第四長さL4は、例えば1.143mmであり、前記第四幅W4は、例えば1.168mmであるが、これらの数値に限定されない。
【0021】
図7は、前記マイクロストリップアンテナ1の等価回路を示しており、伝送線22は、インダクタンスLaに等価され、前記インピーダンス整合構造24の第一セクションは、キャパシタC1に等価されることが可能であり、第二セクション244は、キャパシタC2及びインダクタンスLbに等価されることが可能であり、第三セクション246、及び前記パッチ放射体26までの間の間隔Dを合わせて、寄生キャパシタC3に等価されることが可能である。
【0022】
前記インピーダンス整合構造24の前記第一セクション242、前記第二セクション244及び前記第三セクション246により、複数段階のインピーダンス変化が形成され、複数段階に亘る階段状のインピーダンス変換を持つことで、急激なインピーダンス変換によるエネルギー損失を減少させることができるとともに、前記間隔Dで形成された寄生キャパシタC3に加えてカップリングの方式でエネルギーをパッチ放射体26にフィードすることで、帯域幅を更に広げることができる。前記第三セクション246の第三幅W3を変更するにより、キャパシタC3の容量値を対応して変更し、必要な帯域幅を得ることが可能である。
【0023】
図8は、マイクロストリップアンテナ1が58~66GHzの周波数帯域で動作する際のS11リターンロス(return loss)の曲線図を示しており、-10dBでの周波数は、60.69~62.34GHzとなり(即ち帯域幅は1.65GHz)、そのフラクショナル帯域幅(Fractional Bandwidth、FBW)は、約2.682%である。従来の埋め込みマイクロストリップアンテナの帯域幅1.47GHzに比べて、フラクショナル帯域幅は、2.375%となり、本実施例のマイクロストリップアンテナ1は、帯域幅を効果的に広げることができ、帯域幅が広げられることにより、より高い解像度を提供可能となる。
【0024】
図9は、本実施例のマイクロストリップアンテナ1が60GHzで動作する時のY-Z平面、X-Z平面のパターン図を示しており、ピークゲイン(peak gain)は、約6.4dBiであり、Y-Z平面は、第二軸方向Yと第三軸方向Zとによって構成された平面であり、X-Z平面は、第一軸方向Xと第三軸方向Zとによって構成された平面である。
【0025】
図10は、本発明の第二好ましい実施例におけるマイクロストリップアンテナ2を示しており、第一実施例とほぼ同じ構造を有しているが、その相違としては、インピーダンス整合構造32の第二セクション324が第一軸方向Xに沿って幅の変化を有し、その幅が第一セクション322から第三セクション326に向かって次第に縮小されてから、次第に拡大される点にある。本実施例のインピーダンス整合構造32は、同様に複数段階のインピーダンス変化を提供して、急激なインピーダンス変換によるエネルギー損失を減少させることができるとともに、カップリングの方式に加えてエネルギーをパッチ放射体26にフィードし、帯域幅を広げることができる。
【0026】
上述したのは、本発明の実施可能な好ましい実施例に過ぎず、本発明の明細書及び特許請求の範囲を利用してなされた同等のバリエーションは、何れも本発明の特許範囲内に含まれるべきである。
【符号の説明】
【0027】
[従来]
100: 埋め込みマイクロストリップアンテナ
10: 基板
12: 伝送線
14: パッチ放射体
142: 凹溝
16: 金属層
18: 金属層
L1~L5:長さ
W: 幅
X: 第一軸方向
Y: 第二軸方向
Z: 第三軸方向
[本発明]
1: マイクロストリップアンテナ
20: 基板
202: 上面
204: 下面
22: 伝送線
24: インピーダンス整合構造
24a: 第一端
24b: 第二端
242: 第一セクション
244: 第二セクション
246: 第三セクション
26: パッチ放射体
28: 金属層
30: 金属層
2: マイクロストリップアンテナ
32: インピーダンス整合構造
322: 第一セクション
324: 第二セクション
326: 第三セクション
C1: キャパシタ
C2: キャパシタ
C3: キャパシタ
D: 間隔
L: 長さ
L1: 第一長さ
L2: 第二長さ
L3: 第三長さ
L4: 第四長さ
La: インダクタンス
Lb: インダクタンス
W: 幅
W1: 第一幅
W2: 第二幅
W3: 第三幅
W4: 第四幅
X: 第一軸方向
Y: 第二軸方向
Z: 第三軸方向