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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024018880
(43)【公開日】2024-02-08
(54)【発明の名称】プリント回路基板
(51)【国際特許分類】
   H05K 3/46 20060101AFI20240201BHJP
   H05K 1/03 20060101ALI20240201BHJP
【FI】
H05K3/46 N
H05K1/03 610T
H05K3/46 B
【審査請求】未請求
【請求項の数】15
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023013317
(22)【出願日】2023-01-31
(31)【優先権主張番号】10-2022-0093165
(32)【優先日】2022-07-27
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】594023722
【氏名又は名称】サムソン エレクトロ-メカニックス カンパニーリミテッド.
(74)【代理人】
【識別番号】110000051
【氏名又は名称】弁理士法人共生国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】崔 眞 榮
【テーマコード(参考)】
5E316
【Fターム(参考)】
5E316AA12
5E316AA43
5E316CC04
5E316CC05
5E316CC08
5E316CC09
5E316CC10
5E316CC31
5E316CC32
5E316CC33
5E316CC34
5E316CC37
5E316CC38
5E316CC39
5E316DD23
5E316DD24
5E316EE31
5E316FF04
5E316GG15
5E316GG17
5E316GG28
5E316HH33
5E316HH40
(57)【要約】
【課題】ビアホール内のフィルめっきの品質、例えば、ディンプル不良などを改善することができるプリント回路基板を提供する。
【解決手段】本発明によるプリント回路基板は、第1方向を基準として互いに反対側にある第1面及び第2面を有する絶縁層と、前記第1面と第2面との間を貫通するビアホールと、前記第1面と接触する第1接触部と、前記第1方向に垂直な第2方向を基準として前記第1接触部から突出し、前記ビアホール上に配置される第1非接触部と、を含む第1導体層と、前記ビアホールを満たす(fill)金属層と、を有する。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1方向を基準として互いに反対側にある第1面及び第2面を有する絶縁層と、
前記第1面と第2面との間を貫通するビアホールと、
前記第1面と接触する第1接触部と、前記第1方向に垂直な第2方向を基準として前記第1接触部から突出し、前記ビアホール上に配置される第1非接触部と、を含む第1導体層と、
前記ビアホールを満たす(fill)金属層と、を有することを特徴とするプリント回路基板。
【請求項2】
前記第2面と接触する第2接触部を含む第2導体層をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のプリント回路基板。
【請求項3】
前記金属層は、前記第1及び第2導体層上にそれぞれ延長されて配置されることを特徴とする請求項2に記載のプリント回路基板。
【請求項4】
前記第2導体層は、前記第2方向を基準として前記第2接触部から突出し、前記第1方向を基準として前記第1非接触部の反対側で前記ビアホール上に配置される第2非接触部をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載のプリント回路基板。
【請求項5】
前記第2方向を基準として、前記第1非接触部の突出長さは、前記第2非接触部の突出長さと異なることを特徴とする請求項4に記載のプリント回路基板。
【請求項6】
前記第1及び第2導体層は、それぞれ前記ビアホール上で第1開口及び第2開口を含むことを特徴とする請求項4に記載のプリント回路基板。
【請求項7】
前記第1及び第2開口のそれぞれの幅は、断面図的に見て、互いに異なることを特徴とする請求項6に記載のプリント回路基板。
【請求項8】
前記第2方向を基準として、前記第1及び第2開口のそれぞれの中心線は、断面図的に見て、前記ビアホールの中心線とずれて配置されることを特徴とする請求項6に記載のプリント回路基板。
【請求項9】
前記ビアホールは、断面図的に見て、前記第1面における幅が前記第2面における幅より大きい形状を有することを特徴とする請求項1に記載のプリント回路基板。
【請求項10】
前記ビアホールは、断面図的に見て、前記第1及び第2面のそれぞれにおける幅が、前記第1面と第2面の間の何れかの内側における幅より大きい形状を有することを特徴とする請求項1に記載のプリント回路基板。
【請求項11】
絶縁層と、
前記絶縁層の上面と下面との間を貫通するビア金属層と、
前記絶縁層の上面上に配置され、前記ビア金属層の上側の一部を覆うように前記ビア金属層の上側に一部が延長される第1導体層と、
前記絶縁層の下面上に配置され、前記ビア金属層の下側の一部を覆うように前記ビア金属層の下側に一部が延長される第2導体層と、を有することを特徴とするプリント回路基板。
【請求項12】
前記第1導体層の上面上に配置され、前記ビア金属層の上側と接続される第1パッド金属層と、
前記第2導体層の下面上に配置され、前記ビア金属層の下側と接続される第2パッド金属層と、をさらに有することを特徴とする請求項11に記載のプリント回路基板。
【請求項13】
前記絶縁層は、絶縁樹脂、無機フィラー、及びガラス繊維を含むことを特徴とする請求項11に記載のプリント回路基板。
【請求項14】
前記第1及び第2導体層は、銅箔を含むことを特徴とする請求項11に記載のプリント回路基板。
【請求項15】
前記ビア金属層は、銅(Cu)めっき層を含むことを特徴とする請求項11に記載のプリント回路基板。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プリント回路基板に関し、特に、ビアホール内のフィルめっきの品質を改善することができるプリント回路基板に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、電子機器の発展により、電子機器に含まれるプリント回路基板のめっき技術も持続的に発展している。
例えば、薄いめっき厚さと少ないめっき公差などが持続的に求められているため、ビアホール内にフィルめっきを行う能力がさらに重要となっている。
【0003】
一方、薄いめっき厚さなどの条件でビアホール内にフィルめっきを行う場合、めっきにより形成されたビアにディンプルが発生する恐れがある、という問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2001-185853号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は上記従来のプリント回路基板における課題に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、ビアホール内のフィルめっきの品質、例えば、ディンプル不良などを改善することができるプリント回路基板を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明により提案する様々な解決手段の1つは、フィルめっきの前に、ビアホールの上側及び/又は下側に導体層の一部が延長されるようにビアホールを加工することである。
上記目的を達成するためになされた本発明によるプリント回路基板は、第1方向を基準として互いに反対側にある第1面及び第2面を有する絶縁層と、前記第1面と第2面との間を貫通するビアホールと、前記第1面と接触する第1接触部と、前記第1方向に垂直な第2方向を基準として前記第1接触部から突出し、前記ビアホール上に配置される第1非接触部と、を含む第1導体層と、前記ビアホールを満たす(fill)金属層と、を有することを特徴とする。
【0007】
また、上記目的を達成するためになされた本発明によるプリント回路基板は、絶縁層と、前記絶縁層の上面と下面との間を貫通するビア金属層と、前記絶縁層の上面上に配置され、前記ビア金属層の上側の一部を覆うように前記ビア金属層の上側に一部が延長される第1導体層と、前記絶縁層の下面上に配置され、前記ビア金属層の下側の一部を覆うように前記ビア金属層の下側に一部が延長される第2導体層と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係るプリント回路基板によれば、フィルめっきの前に、ビアホールの上側及び/又は下側に導体層の一部が延長されるようにビアホールを加工することで、ビアホール内のフィルめっきの品質、例えば、ディンプル不良などを改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明の実施形態による電子機器システムの概略構成を示すブロック図である。
図2】電子機器の一例を概略的に示す斜視図である。
図3】本発明の実施形態によるプリント回路基板の一例の概略構成を示す断面図である。
図4図3のプリント回路基板の上面視における概略的な平面図である。
図5図3のプリント回路基板の製造の一例を概略的に示す工程図である。
図6】本発明の実施形態によるプリント回路基板の他の一例の概略構成を示す断面図である。
図7図6のプリント回路基板の底面視における概略的な平面図である。
図8】本発明の実施形態によるプリント回路基板の他の一例の概略構成を示す断面図である。
図9図8のプリント回路基板の底面視における概略的な平面図である。
図10】本発明の実施形態によるプリント回路基板の他の一例の概略構成を示す断面図である。
図11a図10のプリント回路基板の上面視における概略的な平面図である。
図11b図10のプリント回路基板の底面視における概略的な平面図である。
図12】本発明の実施形態によるプリント回路基板の他の一例の概略構成を示す断面図である。
図13図12のプリント回路基板の上面視における概略的な平面図である。
図14図12のプリント回路基板の製造の一例を概略的に示す工程図である。
図15】本発明の実施形態によるプリント回路基板の他の一例の概略構成を示す断面図である。
図16図15のプリント回路基板の底面視における概略的な平面図である。
図17】本発明の実施形態によるプリント回路基板の他の一例の概略構成を示す断面図である。
図18図17のプリント回路基板の底面視における概略的な平面図である。
図19】本発明の実施形態によるプリント回路基板の他の一例の概略構成を示す断面図である。
図20a図19のプリント回路基板の上面視における概略的な平面図である。
図20b図19のプリント回路基板の底面視における概略的な平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
次に、本発明に係るプリント回路基板を実施するための形態の具体例を図面を参照しながら説明する。
図面において要素の形状及び大きさなどは、より明確な説明のために誇張又は縮小されることがある。
【0011】
<電子機器>
図1は、本発明の実施形態による電子機器システムの概略構成を示すブロック図である。
図1を参照すると、電子機器1000は、メインボード1010を収容する。
メインボード1010には、チップ関連部品1020、ネットワーク関連部品1030、及びその他の部品1040などが物理的及び/又は電気的に接続されている。
これらは、後述の他の電子部品とも結合されて多様な信号ライン1090を形成する。
【0012】
チップ関連部品1020としては、揮発性メモリー(例えば、DRAM)、不揮発性メモリー(例えば、ROM)、フラッシュメモリーなどのメモリーチップ、セントラルプロセッサー(例えば、CPU)、グラフィックプロセッサー(例えば、GPU)、デジタル信号プロセッサー、暗号化プロセッサー、マイクロプロセッサー、マイクロコントローラーなどのアプリケーションプロセッサーチップ、アナログ-デジタルコンバーター、ASIC(application-specific IC)などのロジックチップなどが含まれるが、これらに限定されるものではなく、これら以外にも、その他の形態のチップ関連電子部品が含まれることができることはいうまでもない。
また、これらのチップ関連部品1020が互いに組み合わされてもよいことはいうまでもない。
チップ関連部品1020は、上述のチップや電子部品を含むパッケージ形態であってもよい。
【0013】
ネットワーク関連部品1030としては、Wi-Fi(IEEE 802.11ファミリなど)、WiMAX(IEEE 802.16ファミリなど)、IEEE 802.20、LTE(long term evolution)、Ev-DO、HSPA+、HSDPA+、HSUPA+、EDGE、GSM、GPS、GPRS、CDMA、TDMA、DECT、ブルートゥース(登録商標)(Bluetooth(登録商標))、3G、4G、5G、及びその後のものとして指定された任意の他の無線及び有線プロトコルが含まれるが、これらに限定されるものではなく、これら以外にも、その他の多数の無線又は有線標準やプロトコルの内の任意のものが含まれ得る。
また、ネットワーク関連部品1030が、チップ関連部品1020とともに互いに組み合わされてもよいことはいうまでもない。
【0014】
その他の部品1040としては、高周波インダクター、フェライトインダクター、パワーインダクター、フェライトビーズ、LTCC(Low Temperature Co-Firing Ceramics)、EMI(Electro Magnetic Interference)フィルター、MLCC(Multi-Layer Ceramic Condenser)などが含まれるが、これらに限定されるものではなく、これら以外にも、その他の多様な用途のために用いられるチップ部品形態の受動素子などが含まれ得る。
また、その他の部品1040が、チップ関連部品1020及び/又はネットワーク関連部品1030と互いに組み合わされてもよいことはいうまでもない。
【0015】
電子機器1000の種類に応じて、電子機器1000は、メインボード1010に物理的及び/又は電気的に接続されているか接続されていない他の電子部品を含み得る。
他の電子部品としては、例えば、カメラモジュール1050、アンテナモジュール1060、ディスプレイ1070、電池1080などが挙げられる。
但し、これに限定されるものではなく、オーディオコーデック、ビデオコーデック、電力増幅器、羅針盤、加速度計、ジャイロスコープ、スピーカー、大容量記憶装置(例えば、ハードディスクドライブ)、CD(compact disk)、DVD(digital versatile disk)などであってもよい。
これら以外にも、電子機器1000の種類に応じて、様々な用途のために用いられるその他の電子部品などが含まれることができることはいうまでもない。
【0016】
電子機器1000は、スマートフォン(smart phone)、携帯情報端末(personal digital assistant)、デジタルビデオカメラ(digital video camera)、デジタルスチルカメラ(digital still camera)、ネットワークシステム(network system)、コンピューター(computer)、モニター(monitor)、タブレット(tablet)、ラップトップ(laptop)、ネットブック(netbook)、テレビジョン(television)、ビデオゲーム(video game)、スマートウォッチ(smart watch)、オートモーティブ(Automotive)などであり得る。
但し、これらに限定されるものではなく、これら以外にも、データを処理する任意の他の電子機器であってもよいことはいうまでもない。
【0017】
図2は、電子機器の一例を概略的に示す斜視図である。
図2を参照すると、電子機器は、例えば、スマートフォン1100である。
【0018】
スマートフォン1100の内部にはマザーボード1110が収容されており、マザーボード1110には種々の部品1120が物理的及び/又は電気的に接続されている。
また、カメラモジュール1130及び/又はスピーカー1140のように、マザーボード1110に物理的及び/又は電気的に接続されているか接続されていない他の部品が内部に収容されている。
部品1120の一部は、上述のチップ関連部品であり得、例えば、部品パッケージ1121であり得るが、これに限定されるものではない。
部品パッケージ1121は、能動部品及び/又は受動部品を含む電子部品が表面に実装配置されたプリント回路基板の形態であり得る。
又は、部品パッケージ1121は、能動部品及び/又は受動部品が埋め込まれたプリント回路基板の形態であってもよい。
一方、電子機器は、必ずしもスマートフォン1100に限定されるものではなく、上述のように他の電子機器であってもよいことはいうまでもない。
【0019】
<プリント回路基板>
図3は、本発明の実施形態によるプリント回路基板の一例の概略構成を示す断面図であり、図4は、図3のプリント回路基板の上面視における概略的な平面図である。
【0020】
図3、4を参照すると、本発明の実施形態によるプリント回路基板100Aは、第1方向(又は垂直方向)を基準として互いに反対側である第1面及び第2面(又は上面及び下面)を有する絶縁層110と、第1面と第2面との間を貫通するビアホールH1と、第1面と接触する第1接触部121Cと、第1方向に垂直な第2方向(又は水平方向)を基準として第1接触部121Cから突出し、ビアホールH1上に配置される第1非接触部121Tと、を含む第1導体層121と、ビアホールH1を満たす(fill)金属層130と、を有する。
必要に応じて、第2面上に配置される第2導体層122をさらに含む。
一方、図3で、aは、ビアホールH1の上側における縁であり、bは、第1導体層121の内側における縁である。
【0021】
金属層130は、第1及び第2導体層(121、122)上にそれぞれ延長され配置される。
金属層130は、ビアホールH1を満たすビア金属層131と、第1導体層121上に配置され、ビア金属層131と接続される第1パッド金属層132と、第2導体層122上に配置され、ビア金属層131と接続される第2パッド金属層133と、を含む。
ビア金属層131と第1及び第2パッド金属層(132、133)は、めっき工程によりともに形成され、互いに境界なしに一体化され得る。
図4で、これらの間の点線は、説明の便宜のために構成要素を区分するためのものである。
【0022】
ここで、ビアホールH1を満たす(fill)とは、フィル(fill)めっきなどによりフィルドビア(filled VIA)などが形成されることを意味し、但し、金属層130がビアホールH1の内部を完全に満たすことだけでなく、工程の限界により、一部の領域にボイドなどが存在して大略的に満たすことも含まれ得る。
例えば、ビア金属層131は、フィルドビアであり、これは、金属層がビアホールの壁面に沿ってほぼ一定な厚さでめっきされて形成されるコンフォーマルビア(conformal VIA)とは区別される。
【0023】
このように、本発明の実施形態によるプリント回路基板100Aは、第1導体層121の一部、例えば、第1非接触部121Tが突出してビアホールH1上に延長され配置されるため、ビア金属層131を形成するためのフィルめっきの時に、第1導体層121の突出部分である第1非接触部121Tが壁として働き、フィルめっきの加速性を容易に補助することで、ビアホールH1内でめっきの厚さを安定に確保することができ、これにより、ディンプル不良に対する改善効果を期待することができる。
【0024】
以下では、図面を参照して、本発明の実施形態によるプリント回路基板100Aの構成要素についてより詳細に説明する。
絶縁層110は、絶縁物質を含む。
絶縁物質としては、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂やポリイミドなどの熱可塑性樹脂などの絶縁樹脂、又はこれらの樹脂が、シリカなどの無機フィラーと混合された材料、又は無機フィラーとともにガラス繊維(Glass Fiber、Glass Cloth、Glass Fabric)などの芯材に含浸された樹脂、例えば、ABF(Ajinomoto Build-up Film)、プリプレグ(Prepreg)、CCL(Copper Clad Laminate)などが用いられることができるが、これに限定されるものではない。
一方、絶縁層110が絶縁樹脂、無機フィラー、及びガラス繊維を含む場合、一般的に、ビアホールの加工後におけるフィルめっき工程でめっきの厚さを安定に確保することが困難であることがあるが、本発明によれば、上述の技術的効果により、これを効果的に改善することができる。
【0025】
ビアホールH1は、絶縁層110の上面と下面との間を貫通する。
断面図的に見て、ビアホールH1は、絶縁層110の上面における幅が絶縁層110の下面における幅より大きい形状を有する。
例えば、ビアホールH1は、テーパ状を有する。
ビアホールH1の壁面には、絶縁層110に含まれている無機フィラー及び/又はガラス繊維のそれぞれの少なくとも一部が突出する。
【0026】
ここで、幅は、プリント回路基板100Aの研磨又は切断断面を基準として、走査顕微鏡又は光学顕微鏡、例えば、Olympus社の光学顕微鏡(x1000)を用いて測定することができ、幅が一定ではない場合には、最大の幅を基準として大小関係を判断することができる。
【0027】
導体層(121、122)は、それぞれ金属物質を含む。
金属物質としては、銅(Cu)、アルミニウム(Al)、銀(Ag)、スズ(Sn)、金(Au)、ニッケル(Ni)、鉛(Pb)、チタン(Ti)、又はこれらの合金などを用いることができる。
好ましくは、銅(Cu)を含む。
導体層(121、122)は、それぞれ銅箔(Cu foil)であることができるが、これに限定されるものではなく、無電解めっき層(又は化学銅)であってもよい。
【0028】
金属層130は、金属物質を含む。
金属物質としては、銅(Cu)、アルミニウム(Al)、銀(Ag)、スズ(Sn)、金(Au)、ニッケル(Ni)、鉛(Pb)、チタン(Ti)、又はこれらの合金などを用いることができる。
好ましくは、銅(Cu)を含む。
金属層130は、電解めっき層(又は電気銅)を含むことができるが、これに限定されるものではなく、必要に応じて、無電解めっき層(又は化学銅)をさらに含むことができる。
【0029】
ビア金属層131は、パッド金属層(132、133)の間の電気的接続経路を提供する。
第1導体層121は、ビア金属層131の上側の一部を覆うように、ビア金属層131の上側に一部、例えば、第1非接触部121Tが延長される。
第1パッド金属層132は、第1導体層121の上面上に配置され、ビア金属層131の上側と接続される。
第2パッド金属層133は、第2導体層122の下面上に配置され、ビア金属層131の下側と接続される。
パッド金属層(132、133)は、それぞれ導体層(121、122)より厚さが厚い。
ここで、厚さは、プリント回路基板100Aの研磨又は切断断面を基準として、走査顕微鏡又は光学顕微鏡、例えば、Olympus社の光学顕微鏡(x1000)を用いて測定することができる。
厚さが一定ではない場合には、任意の5地点で測定した厚さの平均値から大小関係を判断することができる。
【0030】
必要に応じて、絶縁層110の上面及び/又は下面上には、パッド金属層(132、133)とそれぞれ電気的に接続される配線層がさらに配置される。
また、絶縁層110の上面及び/又は下面上には、それぞれビルドアップ絶縁層がさらに配置されることができる。また、ビルドアップ絶縁層上にはビルドアップ配線層がさらに配置されることができ、また、ビルドアップ絶縁層には、それを貫通するビルドアップビア層が配置される。
ビルドアップ絶縁層、ビルドアップ配線層、及びビルドアップビア層の層数は、特に限定されない。
ビルドアップ絶縁層、ビルドアップ配線層、及びビルドアップビア層には、それぞれ上述の内容が適用可能である。
【0031】
図5は、図3のプリント回路基板の製造の一例を概略的に示す工程図である。
図5を参照すると、先ず、両面に導体層(121、122)が配置された絶縁層110を準備する。
例えば、CCLなどが用いられる。
次に、レーザー加工、例えば、COドリルなどを用いて絶縁層110の上側方向から加工することでビアホールH1を形成する。
この時、第1導体層121には第1非接触部121Tを形成する。
次に、フィルめっき工程を用いてビアホールH1を満たし、導体層(121、122)上にもめっきを行って金属層130を形成する。
すなわち、ビア金属層131とパッド金属層(132、133)を形成する。
この時、第1導体層121の第1非接触部121Tが壁の役割を果たすことで、フィルめっきの厚さを安定に制御することができ、これにより、ディンプル不良を改善することができる。
次に、パッド金属層(132、133)により覆われていない残りの導体層(121、122)をエッチングなどにより除去すると、上述のプリント回路基板100Aが製造される。
【0032】
図6は、本発明の実施形態によるプリント回路基板の他の一例の概略構成を示す断面図であり、図7図6のプリント回路基板の底面視における概略的な平面図である。
【0033】
図6、7を参照すると、本発明の実施形態による他の一例のプリント回路基板100Bは、プリント回路基板100Aにおける第2導体層122も第2非接触部122Tを含む。
例えば、第2導体層122は、第2面と接触する第2接触部122Cと、第2方向を基準として第2接触部122Cから突出し、第1方向を基準として第1非接触部121Tの反対側においてビアホールH1上に配置される第2非接触部122Tと、を含む。
すなわち、第1及び第2導体層(121、122)は、互いに反対側でビアホールH1の上側及び下側の一部を覆う。
この場合、フィルめっきの厚さをより安定に制御することができるため、より優れた上述の技術的効果を有することができる。
一方、図6で、cはビアホールH1の下側における縁であり、dは第2導体層122の内側における縁である。
その他の説明は、上述のプリント回路基板100Aで説明したものと実質的に同様であるため、他の一例によるプリント回路基板100Bにも実質的に同様に適用可能であって、重複説明は省略する。
【0034】
本発明の実施形態による他の一例のプリント回路基板100Bの製造方法は、上述の一例によるプリント回路基板100Aの製造方法と実質的に同様であり、ビアホールH1の加工過程で第2導体層122の第2非接触部122Tを形成することのみ異なるため、重複説明は省略する。
【0035】
図8は本発明の実施形態によるプリント回路基板の他の一例の概略構成を示す断面図であり、図9は、図8のプリント回路基板の底面視における概略的な平面図である。
【0036】
図8、9を参照すると、本発明の実施形態による他の一例のプリント回路基板100Cは、プリント回路基板100Bと同様に、第2導体層122が第2非接触部122Tを有し、第1及び第2非接触部(121T、122T)の突出長さ(t1、t2)が異なる。
例えば、第2方向を基準として、第1非接触部121Tの突出長さt1は、第2非接触部122Tの突出長さt2と異なる。
この観点から、第1及び第2導体層(121、122)は、それぞれビアホールH1上で第1及び第2開口(h1、h2)を有し、この時、断面図的に見て、第1及び第2開口(h1、h2)は、幅(w1、w2)が互いに異なる。
例えば、第2非接触部122Tの突出長さt2が相対的により大きく、第2開口h2の幅w2が相対的により小さい。
一方、図8で、cはビアホールH1の下側における縁であり、dは第2導体層122の内側における縁である。
【0037】
ここで、長さと幅は、それぞれプリント回路基板100Cの研磨又は切断断面を基準として、走査顕微鏡又は光学顕微鏡、例えば、Olympus社の光学顕微鏡(x1000)を用いて測定することができる。長さ又は幅が一定ではない場合には、任意の5地点で測定した長さ又は幅の平均値から大小関係を判断することができる。
その他の説明は、上述のプリント回路基板(100A、100B)で説明したものと実質的に同様であるため、プリント回路基板100Cにも実質的に同様に適用可能であって、重複説明は省略する。
【0038】
本発明の実施形態による他の一例のプリント回路基板100Cの製造方法は、上述のプリント回路基板100Aの製造方法と実質的に同様であり、ビアホールH1の加工過程で第2導体層122の第2非接触部122Tを形成することのみ異なるため、重複説明は省略する。
【0039】
図10は、本発明の実施形態によるプリント回路基板の他の一例の概略構成を示す断面図であり、図11a及び図11bは、それぞれ、図10のプリント回路基板の上面視における概略的な平面図及び底面視における概略的な平面図である。
【0040】
図10、11a、11bを参照すると、本発明の実施形態による他の一例のプリント回路基板100Dは、プリント回路基板100Bと同様に、第2導体層122が第2非接触部122Tを有しており、第1及び第2導体層(121、122)がそれぞれビアホールH1上で第1及び第2開口(h1、h2)を有し、断面図的に見て、、第2方向を基準として第1及び第2開口(h1、h2)のそれぞれの中心線(C2、C3)が、ビアホールH1の中心線C1とずれて配置される。
すなわち、第1及び第2導体層(121、122)は、それぞれ、第2方向を基準としてシフト(shift)される。
例えば、第1導体層121は、第1非接触部121Tの突出長さ(t1a、t1b)が一定ではなく、第2導体層122も第2非接触部122Tの突出長さ(t2a、t2b)が一定ではない。
一方、図10で、aはビアホールH1の上側における縁であり、bは第1導体層121の内側における縁であることができる。
また、cは、ビアホールH1の下側における縁であり、dは第2導体層122の内側における縁である。
【0041】
ここで、長さは、プリント回路基板100Dの研磨又は切断断面を基準として、走査顕微鏡又は光学顕微鏡、例えば、Olympus社の光学顕微鏡(x1000)を用いて測定することができる。
長さが一定ではないことは目視観察により判断することができ、その差が微細な場合には、任意の5地点の長さを測定して判断することができる。
その他の説明は、上述のプリント回路基板100A、100Bで説明したものと実質的に同様であるため、プリント回路基板100Dにも実質的に同様に適用可能であって、重複説明は省略する。
【0042】
本発明の実施形態による他の一例のプリント回路基板100Dの製造方法は、上述のプリント回路基板100Aの製造方法と実質的に同様であり、ビアホールH1の加工過程で導体層(121、122)の非接触部(121T、122T)を形成することのみ異なるため、重複説明は省略する。
【0043】
図12は、本発明の実施形態によるプリント回路基板の他の一例の概略構成を示す断面図であり、図13は、図12のプリント回路基板の上面視における概略的な平面図である。
【0044】
図12、13を参照すると、本発明の実施形態による他の一例のプリント回路基板100Eは、上述のプリント回路基板100Aとは、ビアホールH2の形状が異なる。
具体的には、断面図的に見て、、ビアホールH2は、絶縁層110の上面における幅と絶縁層110の下面における幅が、それぞれ、これらの間の絶縁層110の何れかの内側、例えば、センターにおける幅より大きい形状を有する。
例えば、ビアホールH2は、砂時計形状を有する。
ビアホールH2の壁面には、絶縁層110に含まれている無機フィラー及び/又はガラス繊維のそれぞれの少なくとも一部が突出する。
一方、図12で、eはビアホールH2の上側における縁であり、fは第1導体層121の内側における縁である。
【0045】
ここで、幅は、プリント回路基板100Eの研磨又は切断断面を基準として、走査顕微鏡又は光学顕微鏡、例えば、Olympus社の光学顕微鏡(x1000)を用いて測定することができ、幅が一定ではない場合には、最大の幅を基準として大小関係を判断することができる。
その他の説明は、上述のプリント回路基板100Aで説明したものと実質的に同様であるため、プリント回路基板100Eにも実質的に同様に適用可能であって、重複説明は省略する。
【0046】
図14は、図12のプリント回路基板の製造の一例を概略的に示す工程図である。
図14を参照すると、本発明の実施形態による他の一例のプリント回路基板100Eの製造の一例は、上述のプリント回路基板100Aの製造の一例とはビアホールH2の加工のみが異なる。
例えば、ビアホールH2は、レーザー加工、例えば、COドリルなどを用いて、絶縁層110の上側及び下側方向の両方から加工することで形成する。
その他の説明は、上述のプリント回路基板100Aの製造の一例で説明したものと実質的に同様であるため、プリント回路基板100Eの製造の一例にも実質的に同様に適用可能であって、重複説明は省略する。
【0047】
図15は、本発明の実施形態によるプリント回路基板の他の一例の概略構成を示す断面図であり、図16は、図15のプリント回路基板の底面視における概略的な平面図である。
【0048】
図15、16を参照すると、本発明の実施形態による他の一例のプリント回路基板100Fは、プリント回路基板100Eにおいて、第2導体層122も第2非接触部122Tを有する。
例えば、第2導体層122は、第2面と接触する第2接触部122Cと、第2方向を基準として第2接触部122Cから突出し、第1方向を基準として第1非接触部121Tの反対側でビアホールH2上に配置される第2非接触部122Tと、を含む。
すなわち、第1及び第2導体層(121、122)は、互いに反対側でビアホールH2の上側及び下側の一部を覆う。
この場合、フィルめっきの厚さをより安定に制御することができるため、より優れた上述の技術的効果を有することができる。
一方、図15で、gはビアホールH2の下側における縁であり、hは第2導体層122の内側における縁である。
その他の説明は、上述のプリント回路基板(100A、100E)で説明したものと実質的に同様であるため、プリント回路基板100Fにも実質的に同様に適用可能であって、重複説明は省略する。
【0049】
本発明の実施形態による他の一例のプリント回路基板100Fの製造方法は、上述のプリント回路基板100Eの製造方法と実質的に同様であり、ビアホールH2の加工過程で第2導体層122の第2非接触部122Tを形成することのみ異なるため、重複説明は省略する。
【0050】
図17は、本発明の実施形態によるプリント回路基板の他の一例の概略構成を示す断面図であり、図18は、図17のプリント回路基板の底面視における概略的な平面図である。
【0051】
図17、18を参照すると、本発明の実施形態による他の一例のプリント回路基板100Gは、プリント回路基板100Fと同様に第2導体層122が第2非接触部122Tを有し、第1及び第2非接触部(121T、122T)の突出長さ(t1、t2)が異なる。
例えば、第2方向を基準として、第1非接触部121Tの突出長さt1は、第2非接触部122Tの突出長さt2と異なる。
この観点から、第1及び第2導体層(121、122)は、それぞれビアホールH2上で第1及び第2開口(h1、h2)を有し、この時、断面図的に見て、第1及び第2開口(h1、h2)は、幅(w1、w2)が互いに異なる。
例えば、第2非接触部122Tの突出長さt2が相対的により大きく、第2開口h2の幅w2が相対的により小さいが、これに限定されるものではない。
一方、図17で、gはビアホールH2の下側における縁であり、hは第2導体層122の内側における縁である。
【0052】
ここで、長さと幅は、それぞれプリント回路基板100Gの研磨又は切断断面を基準として、走査顕微鏡又は光学顕微鏡、例えば、Olympus社の光学顕微鏡(x1000)を用いて測定することができる。
長さ又は幅が一定ではない場合には、任意の5地点で測定した長さ又は幅の平均値から大小関係を判断することができる。
その他の説明は、上述のプリント回路基板(100A、100E、100F)で説明したものと実質的に同様であるため、プリント回路基板100Gにも実質的に同様に適用可能であって、重複説明は省略する。
【0053】
本発明の実施形態による他の一例のプリント回路基板100Gの製造方法は、上述のプリント回路基板100Eの製造方法と実質的に同様であり、ビアホールH2の加工過程で第2導体層122の第2非接触部122Tを形成することのみ異なるため、重複説明は省略する。
【0054】
図19は、本発明の実施形態によるプリント回路基板の他の一例の概略構成を示す断面図であり、図20a及び図20bは、それぞれ図19のプリント回路基板の上面視における概略的な平面図及び底面視における概略的な平面図である。
【0055】
図19、20a、20bを参照すると、本発明の実施形態による他の一例のプリント回路基板100Hは、プリント回路基板100Fと同様に第2導体層122が第2非接触部122Tを有しており、第1及び第2導体層(121、122)がそれぞれビアホールH2上で第1及び第2開口(h1、h2)を有し、断面図的に見て、第2方向を基準として第1及び第2開口(h1、h2)のそれぞれの中心線(c2、c3)が、ビアホールH2の中心線c1とずれて配置される。
すなわち、第1及び第2導体層(121、122)は、それぞれ、第2方向を基準としてシフト(shift)する。
例えば、第1導体層121は、第1非接触部121Tの突出長さ(t1a、t1b)が一定ではなく、第2導体層122も第2非接触部122Tの突出長さ(t2a、t2b)が一定ではない。
一方、図19で、eはビアホールH2の上側における縁であり、fは第1導体層121の内側における縁である。
また、gはビアホールH2の下側における縁であり、hは第2導体層122の内側における縁である。
【0056】
ここで、長さは、プリント回路基板100Hの研磨又は切断断面を基準として、走査顕微鏡又は光学顕微鏡、例えば、Olympus社の光学顕微鏡(x1000)を用いて測定することができる。
長さが一定ではないことは目視観察により判断することができ、その差が微細な場合には、任意の5地点の長さを測定して判断することができる。
その他の説明は、上述のプリント回路基板(100A、100E、100F)で説明したものと実質的に同様であるため、プリント回路基板100Hにも実質的に同様に適用可能であって、重複説明は省略する。
【0057】
本発明の実施形態による他の一例のプリント回路基板100Hの製造方法は、上述のプリント回路基板100Eの製造方法と実質的に同様であり、ビアホールH2の加工過程で導体層(121、122)の非接触部(121T、122T)を形成することのみ異なるため、重複説明は省略する。
【0058】
本明細書において、「断面図的に見て」は、対象物を垂直に切断した時の断面形状、又は対象物の側面視における断面形状を意味する。
また、「平面上において」は、対象物を水平に切断した時の形状、又は対象物の上面視又は底面視における平面形状を意味する。
本明細書において、第1方向は、垂直方向、例えば、厚さ方向又は積層方向である。
第2方向は、断面図的に見て、第1方向に垂直な方向である水平方向であり、例えば、長さ方向又は幅方向である。
第3方向は、平面上において第2方向に垂直な方向である水平方向であり、例えば、幅方向又は長さ方向である。
本明細書において、上面、上側、上部、および下面、下側、下部は、第1方向を基準として判断する。
例えば、上面は第1方向を基準としてトップ面を意味し、下面は第1方向を基準としてボトム面を意味する。
【0059】
本明細書において、接続されるとは、直接接続されていることのみならず、接着剤層などを介して間接的に接続されていることを含む概念である。
また、電気的に接続されるとは、物理的に接続されている場合と接続されていない場合を両方とも含む概念である。
また、第1、第2などの表現は、一つの構成要素と他の構成要素を区分させるために用いられ、該当構成要素の順序及び/又は重要度などを限定しない。
場合によっては、権利範囲から外れることなく、第1構成要素は第2構成要素と命名されることもあり、類似して、第2構成要素は第1構成要素と命名されることもある。
【0060】
本明細書で用いられた一例という表現は、互いに同一の実施例を意味するのではなく、それぞれ互いに異なる固有の特徴を強調して説明するために提供したものである。
しかし、上記提示した一例は、他の一例の特徴と結合されて実現されることを排除しない。
例えば、特定の一例で説明した事項が他の一例で説明されていなくても、他の一例にその事項と反対又は矛盾される説明がない限り、他の一例に関連する説明として理解される。
本明細書で用いられた用語は、一例を説明するために用いられるものであるだけで、本発明を限定しようとする意図ではない。
この時、単数の表現は、文脈上明確に異なる意味でない限り、複数の表現を含む。
【0061】
尚、本発明は、上述の実施形態に限られるものではない。本発明の技術的範囲から逸脱しない範囲内で多様に変更実施することが可能である。
【符号の説明】
【0062】
100A~100H プリント回路基板
110 絶縁層
121、122 (第1、第2)導体層
121C、122C (第1、第2)接触部
121T、122T (第1、第2)非接触部
130 金属層
131 ビア金属層
132、133 (第1、第2)パッド金属層
1000 電子機器
1010 メインボード
1020 チップ関連部品
1030 ネットワーク関連部品
1040 その他の部品
1050 カメラ
1060 アンテナ
1070 ディスプレイ
1080 電池
1090 信号ライン
1100 スマートフォン
1110 マザーボード
1120 部品
1121 部品パッケージ
1130 カメラモジュール
1140 スピーカー
H1、H2 ビアホール
h1、h2 開口
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11a
図11b
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20a
図20b