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<図1>
  • 特開-車輪規制機構 図1
  • 特開-車輪規制機構 図2
  • 特開-車輪規制機構 図3
  • 特開-車輪規制機構 図4
  • 特開-車輪規制機構 図5
  • 特開-車輪規制機構 図6
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024019822
(43)【公開日】2024-02-14
(54)【発明の名称】車輪規制機構
(51)【国際特許分類】
   B60B 33/00 20060101AFI20240206BHJP
   A45C 5/14 20060101ALN20240206BHJP
【FI】
B60B33/00 501C
A45C5/14 G
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022122531
(22)【出願日】2022-08-01
(71)【出願人】
【識別番号】500259902
【氏名又は名称】ウィズワン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100114959
【弁理士】
【氏名又は名称】山▲崎▼ 徹也
(72)【発明者】
【氏名】宮城 潔
【テーマコード(参考)】
3B045
【Fターム(参考)】
3B045AA02
3B045CB04
3B045FB02
(57)【要約】
【課題】コンパクトでガタ付きが少なく高剛性を有する車輪規制機構を提供する。
【解決手段】車両本体に取り付けられた支輪部2と、支輪部2に車軸3を介して支持され車軸3の周囲に沿って凹凸形状の被係止部R1が設けられた車輪Tと、被係止部R1に係止して車輪Tの回転を阻止する係止部R2を備えると共に、支輪部2に沿って移動し、係止部R2が被係止部R1に係止する状態と被係止となる状態に位置変更可能な規制体5と、規制体5の一部に接続された操作部材7と、を備え、規制体5において、係止部R2の位置に対して操作部材7の接続位置とは反対の位置に、支輪部2および車軸3の少なくとも何れか一方に対してスライド移動可能なガイド部5aが設けられている車輪規制機構K。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両本体に取り付けられた支輪部と、
前記支輪部に車軸を介して支持され、前記車軸の周囲に沿って凹凸形状の被係止部が設けられた車輪と、
前記被係止部に係止して前記車輪の回転を阻止する係止部を備えると共に、前記支輪部に沿って移動し、前記係止部が前記被係止部に係合する状態と被係合となる状態とに位置変更可能な規制体と、
前記規制体の一部に接続された操作部材と、を備え、
前記規制体において、前記係止部の位置に対して前記操作部材の接続位置とは反対の位置に、前記支輪部および前記車軸の少なくとも何れか一方に対してスライド移動可能なガイド部が設けられている車輪規制機構。
【請求項2】
前記支輪部が筒部を介して前記車両本体に取り付けられることで走行方向が変更でき、
前記操作部材と前記ガイド部とが、前記筒部の軸心に沿う方向視において異なる位置に配置されている請求項1に記載の車輪規制機構。
【請求項3】
前記規制体が板状部材であり、前記支輪部の内面に沿う状態に設置されている請求項1または2に記載の車輪規制機構。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、キャリーバックや手押車あるいはスーツケースの車輪部に設けられ、車輪のロック状態およびアンロック状態の切り替えが可能な車輪規制機構に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、このような車輪規制機構としては例えば特許文献1に示すものがある(〔0008〕~〔0009〕および図3乃至図6参照)。
【0003】
この車輪規制機構は、例えばキャリーカート01に設けられたキャスター05の車輪07をロックするものである。キャスター05はキャリーカートの車輪ホルダー06に回転可能に支持されている。
【0004】
キャスター05の回転軸と同軸心状に、車輪07のロック機能を奏する嵌込式ロックブラケット40が挿通されている。嵌込式ロックブラケット40の先端には凸状の嵌込部43が形成されており、車輪07の側面に周方向に設けられた複数の位置決め縁31の何れかに嵌合して車輪07がロックされる。
【0005】
嵌込式ロックブラケット40はリセットユニット50のばねによって上方に付勢され、常時において嵌込部43は位置決め縁31から離脱している。一方、伸縮ハンドル02に設けられた伸縮内管04をリセットユニット50の付勢力に抗って下方に押すことで、伸縮内管04の底部が嵌込式ロックブラケット40を下方に押し、車輪07がロックされる。
【0006】
この車輪規制機構によれば、嵌込式ロックブラケット40の嵌込部43が位置決め縁31に嵌合するため、嵌合に際して嵌込部43や車輪07に摩損を発生させることなくキャスター05が確実にロックされるとのことである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】実用新案登録第3180423号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
この車輪規制機構では、嵌込式ロックブラケット40の軸部が車輪ホルダー06によって上下スライド可能に保持されている。つまり、この嵌込式ロックブラケット40は、車輪ホルダー06に対してスライド部によって所謂片持ち支持されており、スライド部は嵌込部43から所定の距離にある。よって、車輪07がロックされた状態でキャリーカート01に移動力が作用すると、転がろうとする車輪07に嵌込式ロックブラケット40が従動し、スライド部等を起点として嵌込式ロックブラケット40が撓むこととなる。
【0009】
その結果、使用者はロック機構の強度不足を感じ、キャリーカート01の品質が過小評価されることとなる。このような不都合を解消するためには、スライド部等の剛性を上げるべく、スライド部の軸径を太くし、或いは、使用している樹脂部材を金属部材に変更する等の改良が必要となる。ただし、その場合には、嵌込式ロックブラケット40の寸法や体格が増加し重量が増えるため、当該車輪規制機構を搭載できるキャリーバックや手押車の適用範囲が狭くなる。
【0010】
このように、従来の車輪規制機構では種々の解決すべき課題を有しており、コンパクトでありながら十分な剛性を有する車輪規制機構の提供が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0011】
(特徴構成)
本発明に係る車輪規制機構の特徴構成は、
車両本体に取り付けられた支輪部と、
前記支輪部に車軸を介して支持され、前記車軸の周囲に沿って凹凸形状の被係止部が設けられた車輪と、
前記被係止部に係止して前記車輪の回転を阻止する係止部を備えると共に、前記支輪部に沿って移動し、前記係止部が前記被係止部に係合する状態と被係合となる状態とに位置変更可能な規制体と、
前記規制体の一部に接続された操作部材と、を備え、
前記規制体において、前記係止部の位置に対して前記操作部材の接続位置とは反対の位置に、前記支輪部および前記車軸の少なくとも何れか一方に対してスライド移動可能なガイド部が設けられている点にある。
【0012】
(効果)
本構成のように、規制体が操作部材によって操作されると共に、これとは別にガイド部を介して規制体が支輪部や車軸にスライド移動可能に支持されていることで、規制体の移動姿勢が安定する。よって、車輪の被係止部に対する係止部の係止が確実なものとなり、係止した状態にあっては規制体のガタ付きが極めて少なく剛性の高い車輪規制機構を得ることができる。
【0013】
特に、係止部の位置に対して操作部材の接続位置とは反対の位置にガイド部を設けることで、係止部の移動軌跡が正確に規定される。例えば、操作部材が接続された規制体の位置に係る移動軌跡とガイド部の移動軌跡が決定されることで、規制体の移動軌跡のバラつきが極めて小さくなる。よって、両者の中間にある係止部の移動軌跡もより正確なものとなる。
【0014】
また、規制体の両端部等が位置規制された場合、規制体は所謂両持ち状態で移動操作されるから、例えば規制体が片持ち支持されている場合と比べて、規制体自身の曲がり変形や規制体の姿勢変化が生じ難くなる。よって、係止部によって車輪が確実に回転規制され、剛性感の高い車輪規制機構を得ることができる。
【0015】
(特徴構成)
本発明に係る車輪規制機構にあっては、前記支輪部が筒部を介して前記車両本体に取り付けられることで走行方向が変更でき、前記操作部材と前記ガイド部とが、前記筒部の軸心に沿う方向視において異なる位置に配置されていてもよい。
【0016】
(効果)
本構成では、支輪部が筒部を介して車両本体に取り付けられており車輪の走行方向が変化する。そのためには支輪部には後退角が設けられることが多い。本構成では、操作部材とガイド部とが、筒部の軸心に沿う方向視において異なる位置に設けられるため、支輪部が後退角を備えている場合でも支輪部に対する装着が容易となる。本願構成であれば、適応可能な支輪部形状の幅が広がり、汎用性の高い車輪規制機構を得ることができる。
【0017】
(特徴構成)
本発明に係る車輪規制機構にあっては、前記規制体を板状部材とし、前記支輪部の内面に沿う状態に設置することができる。
【0018】
(効果)
本構成の規制体は、例えば支輪部の内面に沿って取り付けられる。その場合、規制体が板状部材で構成されることで、支輪部の内面と車輪の側面との間において装着し易くなる。これにより規制体の取り付けが容易となるばかりでなく、規制体を取り付けるために支輪部や車輪の形状を大幅に変更する必要がない。よって、各種の支輪部に対する汎用性がさらに高まる。また、規制体が支輪部に隠れて目立ち難くなるから意匠性の向上にも有利である。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】本発明に係る車輪規制機構を備えた車両の外観を示す斜視図
図2】車輪規制機構の外観を示す斜視図
図3】車輪規制機構の構成を示す分解斜視図
図4】車輪規制機構の動作態様を示す断面図
図5】車輪規制機構の別実施形態の構成を示す説明図
図6】車輪規制機構の別実施形態の構成を示す説明図
【発明を実施するための形態】
【0020】
〔実施形態〕
(概要)
本発明に係る車輪規制機構Kは、ショッピングカートや歩行車等の車輪の回転を規制し、例えば駐車ブレーキとして機能するものである。車輪の型式は、車両本体1に対して操向回転するものや、走行方向が固定されているもの等何れでも良く各種車輪への装着が可能である。本発明の車輪規制機構Kに係る実施形態を図1乃至図4に示す。
【0021】
図1にはショッピングカートの例を示す。車両本体1の下部には、走行方向が固定された二個の前輪T1と、走行方向が変更できる自在車輪を用いた二個の後輪T2が取り付けられている。このうち二個の後輪T2に車輪規制機構Kが設けられており、車両本体1が停止した状態で後輪T2の回転をロックすることができる。
【0022】
後輪T2のロックは、切替レバー41と切替ロッド42を有する切替部4によって行う。ハンドルHの左右の支柱間にフレームFが掛け渡され、このフレームFに切替レバー41が設けてある。切替レバー41によってコの字形の切替ロッド42を上下に操作し、切替ロッド42の先端が車輪規制機構Kの規制体5を押し下げるように構成されている。切替レバー41は第1スプリングS1を用いたオーバーセンター機構を備えており、切替ロッド42の位置を下側のロック位置と上側のロック解除位置とに切り替え可能である。
【0023】
(車輪規制機構)
図2乃至図4に車輪規制機構Kの詳細を示す。自在車輪である後輪T2は、車両本体1に対して回転自在に取り付けられた例えばフォーク状の支輪部2と、支輪部2の先端に車軸3を介して取り付けられた車輪Tとを備えている。支輪部2には車両本体1に内装される筒部2aが設けてある。筒部2aには、車両本体1と支輪部2との回転を円滑にするベアリング6が外挿配置してある。筒部2aの上端には拡径部2bが設けてあり、車両本体1の挿入孔1aに筒部2aが挿入されたのち、挿入孔1aの内面に形成された段部1bに拡径部2bが係止する。これにより支輪部2は車両本体1に回転自在に保持される。
【0024】
車輪Tの両側面にはボス部Taが突出形成され、このボス部Taには車軸3を挿通する車軸孔Tbが形成されている。一方側のボス部Taには、周方向に沿って複数の凹凸を有する被係止部R1が形成されている。ボス部Taと支輪部2との間には上下に移動可能な板状の規制体5が設けられている。規制体5の一部には被係止部R1に係止・離脱する係止部R2が形成されている。
【0025】
図2および図3に示すように、規制体5の上端には折曲部5bが形成されており、操作部材の一例であるロッド7が接続されている。ロッド7の下側の先端には第1雄ねじ部7aが形成してあり、この第1雄ねじ部7aを折曲部5bの取付孔5cに挿通したあとナット8で締結する。このロッド7は筒部2aの内部で支輪部2と共に回転するよう、取付孔5cとロッド7および筒部2aは同軸心上に配置される。
【0026】
図3に示すように、ロッド7の上端には第2雄ねじ部7bが形成してある。第2雄ねじ部7bが筒部2aを下から上に貫通し、そこに、二枚のワッシャ9に挟まれた状態に第2スプリングS2を配置し、第2雄ねじ部7bにナット10を固定する。下側のワッシャ9は筒部2aの拡径部2bに当接し、第2スプリングS2の付勢力によってロッド7および規制体5は常に上方に付勢される。これは後述の如く係止部R2の係止が解除される方向である。本構成により、規制体5は、ロッド7が切替ロッド42に押されることで下降し、切替ロッド42の押し下げ力が無くなると第2スプリングS2の付勢力によって上昇する。
【0027】
規制体5の下端には、車軸3が挿通する長孔状のガイド部5aが形成されている。このガイド部5aは、車軸3に沿う方向でのガタ付きが少なくなるように、支輪部2とボス部Taとで挟まれた状態に取り付けられる。
【0028】
規制体5の中程の位置には、規制体5の一部を車輪Tの側に折り曲げた係止部R2が形成されている。この係止部R2は、規制体5の押し下げに応じて被係止部R1の一つの凹部に係止する。規制体5は、上方の折曲部5bおよび下端のガイド部5aで自身の移動姿勢が決定されるため、その中間部に位置する係止部R2の移動軌跡も安定したものとなる。よって、規制体5のガタ付きに起因して車輪Tの固定状態の遊びが広がることはない。
【0029】
また、規制体5が両端部で支輪部2に支持される構造であれば、係止部R2を所期の移動軌跡に沿って動作させるために、規制体5を薄く構成することができる。例えば規制体5を上端の折曲部5bのみで片持ち支持した場合では、車輪Tが回転しようとする際に、被係止部R1から係止部R2に作用する外力によって規制体5が撓もうとする。これを防止するためには、規制体5の厚みを増やし剛性を高める必要がある。しかし、本構成では係止部R2を挟む二箇所で規制体5を保持するから、規制体5の厚みを薄く構成しても係止部R2の位置ずれを少なくすることができる。
【0030】
本構成のように、規制体5の一方にある折曲部5bがロッド7を介して操作され、他方に設けたガイド部5aが支輪部2や車軸3に対してスライド移動可能に支持されていることで、規制体5の移動姿勢が安定する。特に本実施形態のように、ガイド部5aを車軸3によって支持する構成であれば、規制体5に単に長孔を形成するだけで済み、支輪部2に対して特段の構成を付加する必要がない。よって、当該ガイド部5aを極めて簡単に構成することができ、種々の形式の支輪部2に対して当該車輪規制機構Kを装備することができる。
【0031】
図4(a)は、規制体5が上方のロック解除位置にあり、係止部R2が被係止部R1から上方に離脱している状態である。図4(b)は、規制体5が下方のロック位置にあり、係止部R2が被係止部R1に係合している状態である。本構成であれば、被係止部R1に対する係止部R2の係止が確実となり、係止状態における規制体5のガタ付きを有効に抑えることができる。
【0032】
規制体5は、支輪部2の内面に沿って取り付けられるから、板状部材で構成することで支輪部2の内面と車輪Tの側面との間に装着し易くなる。また、規制体5を取り付けるために支輪部2や車輪Tの形状を大幅に変更する必要がない。よって、本構成の規制体5は各種の支輪部2に取り付け可能であり、規制体5が支輪部2に隠れて目立たないため意匠性も向上する。
【0033】
さらに、支輪部2は、車両本体1の走行方向に応じて容易に回転するよう後退角が設けられており、これに倣って規制体5の形状も図3に示すものとなる。この結果、折曲部5bと係止部R2とは、筒部2aの軸心Xに沿う方向視において異なる位置に配置される。このような形状では、ロッド7が規制体5を押し込む際に、仮に係止部R2の先端位置が被係止部R1の凹部に合致していないと、被係止部R1の係止が阻害され、規制体5の姿勢が回転して係止部R2が円滑に被係止部R1に係止しない場合がある。しかし、規制体5の先端にガイド部5aを設けた結果、上記規制体5の姿勢回転が生じ難くなる。この結果、例えば車両本体1を軽く前後に揺するなどすることで係止部R2が被係止部R1に係合し易くなる。
【0034】
(規制部の別実施形態)
図5(a)(b)に示すように、係止部R2の先端にくさび状のキャップ部材11を設けることができる。このキャップ部材11は例えば樹脂材料などで構成し、係止部R2の下端に接着等により固定する。
【0035】
このキャップ部材11を用いることで、係止部R2の押し下げ当初にキャップ部材11の先端が被係止部R1の凹部に係入し易くなる。さらに係止部R2を押し下げることで車輪Tが回転して係止部R2と凹部との回転位相が合い、キャップ部の全体が凹部に係入して凹部における係止部R2のガタ付きが解消される。本構成であれば、種々のサイズのキャップ部材11を用意することで種々の幅を持つ凹部に対応可能となり、使用する車輪Tの選択範囲を広げることができる。
【0036】
また、図6に示すように、被係止部R1の凹部の形状を開口部R1aと奥部R1bとで変えておいても良い。係止部R2は板状部材を単に折り曲げたままの形状とし、開口部R1aは幅広に形成しておく。さらに、開口部R1aの近傍の外面を、車軸3を中心とした円筒面ではなくやや傾斜した状態に構成しておくと係止部R2の係入がより確実なものとなる。
【0037】
これにより、係止部R2の係入に伴って開口部R1aの斜面が係止部R2を案内し、車輪Tが回転する。さらに係止部R2が押し込まれた状態では係止部R2が奥部R1bに達し、狭い幅を有する奥部R1bに係止部R2がガタ付きなく係入する。
【0038】
以上の何れかの構成であれば、車輪Tのロック操作が極めて円滑なものとなり、ロック状態での車輪Tのガタ付きが低減されるため質感の高い車輪規制機構Kを得ることができる。
【産業上の利用可能性】
【0039】
本発明の車輪規制機構は、キャリーバックや手押車あるいはスーツケース等、車輪のロック機能が求められる各種の車両に用いることができる。
【符号の説明】
【0040】
1 車両本体
2 支輪部
2a 筒部
3 車軸
4 切替部
5 規制体
5a ガイド部
K 車輪規制機構
R1 被係止部
R2 係止部
T 車輪
図1
図2
図3
図4
図5
図6