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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024019859
(43)【公開日】2024-02-14
(54)【発明の名称】太陽光パネル保守装置
(51)【国際特許分類】
   H02S 40/10 20140101AFI20240206BHJP
   B08B 3/02 20060101ALI20240206BHJP
   B08B 1/32 20240101ALI20240206BHJP
【FI】
H02S40/10
B08B3/02 F
B08B1/04
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022122597
(22)【出願日】2022-08-01
(71)【出願人】
【識別番号】522306642
【氏名又は名称】PVJレントオール株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100104776
【弁理士】
【氏名又は名称】佐野 弘
(74)【代理人】
【識別番号】100119194
【弁理士】
【氏名又は名称】石井 明夫
(72)【発明者】
【氏名】参鍋 一
【テーマコード(参考)】
3B116
3B201
5F151
5F251
【Fターム(参考)】
3B116AA01
3B116AA31
3B116AB54
3B116BA02
3B116BA15
3B116BA35
3B116BB21
3B201AA01
3B201AA31
3B201AB54
3B201AB56
3B201BA02
3B201BA15
3B201BB21
3B201BB92
5F151JA15
5F251JA15
(57)【要約】
【課題】装置が大型化してもバランスよく作動させることができ、適切な保守作業を行うことができる太陽光パネル保守装置を提供する。
【解決手段】パネル面3を有する太陽光パネル2を複数並べて設置した太陽光パネルユニット1の維持管理を行う太陽光パネル保守装置10であって、パネル面3に対する保守作業を行う保守機構40を有する装置本体20と、装置本体20をパネル面3上で移動させる移動機構50とを備えており、移動機構50は、左右両端側にそれぞれ横方向に走行する走行輪53A~53D,54A~54Dを有しており、保守機構40は、移動機構50の左右両端側の走行輪53A~53D,54A~54D同士の間にパネル面3に直接触れて保守作業を行う保守部材41A~41Dが配置されるように構成されている。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
パネル面を有する太陽光パネルを複数並べて設置した太陽光パネルユニットの維持管理を行う太陽光パネル保守装置であって、
前記パネル面に対する保守作業を行う保守機構を有する装置本体と、前記装置本体を前記パネル面上で移動させる移動機構とを備えており、
前記移動機構は、左右両端側にそれぞれ横方向に走行する走行輪を有しており、
前記保守機構は、前記移動機構の左右両端側の前記走行輪同士の間に前記パネル面に直接触れて保守作業を行う保守部材が配置されるように構成されていることを特徴とする太陽光パネル保守装置。
【請求項2】
前記移動機構の一部と前記保守機構の一部とを有する複数の分割体を、前記パネル面と略平行で且つ横方向と略直角な縦方向に連結させることで、前記移動機構と前記保守機構が組み立てられるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の太陽光パネル保守装置。
【請求項3】
前記保守機構は、前記分割体を連結させたときに前記分割体にそれぞれ配置された前記保守部材同士が横方向に隣接し、かつ、縦方向で一部が重なり合うように構成されて、前記太陽光パネルユニットの縦方向の全体を覆う略1本の部材となるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の太陽光パネル保守装置。
【請求項4】
前記保守部材は、前記パネル面を清掃する回転ブラシであることを特徴とする請求項1に記載の太陽光パネル保守装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、太陽光パネルの発電能力の低下を防ぎ、効率良く発電等するために保守管理を行う太陽光パネル保守装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、太陽光パネルを複数並べて設置した太陽光パネルユニットが知られている。また、このような太陽光パネルユニットの、各太陽光パネルの発電能力の低下を防ぐために、太陽光を受光するパネル面を清掃する清掃装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1の清掃装置は、太陽光パネルのパネル面に接触する車輪等の走行体と回転ブラシ等の清掃機構を有しており、太陽光パネルのパネル面上を走行体で走行しながら清掃機構で清掃する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2015-138854号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、従来の太陽光パネルの清掃装置の中には、パネル面の上端から下端までを覆う長さを有し、パネル面上を略水平方向に移動することで清掃を行うようになっているものがある。このような構成であると、小型の清掃装置が上下左右に移動して清掃するタイプの清掃装置に比べて、清掃装置の動きが単純かつ動く距離が短くなり、短時間で清掃することができるというメリットがある。
【0006】
しかしながら、清掃装置が大型化すると、装置のバランスが悪くなることがあり、バランスが悪いと最悪、装置が動かなくなる場合もあり、問題となっていた。
【0007】
また、このようなタイプの清掃装置は、装置自体が大型化し重量も重くなってしまうため、太陽光パネルによっては清掃装置の重量に対する負荷が懸念されていた。
【0008】
また、太陽光パネルユニットへの装置の設置や、清掃が終了した太陽光パネルユニットから次の太陽光パネルユニットへの移動等において、作業者が大型で重量のある清掃装置を運搬、設置するのに多大なる労力を必要としており、この点においても問題となっていた。
【0009】
そこで、本発明は、装置が大型化してもバランスよく作動させることができ、適切な保守作業を行うことができる太陽光パネル保守装置を提供することを特徴としている。
【0010】
また、本発明は、太陽光パネルへの負荷を軽減した上で、太陽光パネルの清掃等の保守作業を行うことができる太陽光パネル保守装置を提供することを課題としている。
【0011】
また、本発明は、装置の移動、設置を容易に行うことができ、作業者の労力負担を軽減することができる清掃装置等の太陽光パネル保守装置を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0012】
かかる課題を達成するために、本発明は、パネル面を有する太陽光パネルを複数並べて設置した太陽光パネルユニットの維持管理を行う太陽光パネル保守装置であって、前記パネル面に対する保守作業を行う保守機構を有する装置本体と、前記装置本体を前記パネル面上で移動させる移動機構とを備えており、前記移動機構は、左右両端側にそれぞれ横方向に走行する走行輪を有しており、前記保守機構は、前記移動機構の左右両端側の前記走行輪同士の間に前記パネル面に直接触れて保守作業を行う保守部材が配置されるように構成されている太陽光パネル保守装置としたことを特徴とする。
【0013】
また、本発明においては、前記移動機構の一部と前記保守機構の一部とを有する複数の分割体を、前記パネル面と略平行で且つ横方向と略直角な縦方向に連結させることで、前記移動機構と前記保守機構が組み立てられるように構成されていることが望ましい。
【0014】
また、本発明においては、前記保守機構は、前記分割体を連結させたときに前記分割体にそれぞれ配置された前記保守部材同士が横方向に隣接し、かつ、縦方向で一部が重なり合うように構成されて、前記太陽光パネルユニットの縦方向の全体を覆う略1本の部材となるように構成されていることが望ましい。
【0015】
また、本発明においては、前記保守部材は、前記パネル面を清掃する回転ブラシであることが望ましい。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、移動機構の左右両端側の走行輪同士の間にパネル面に直接触れて保守作業を行う保守部材が配置されているため、保守部材を走行輪で挟む形でバランスよく移動しながら保守作業を行うことができる。
【0017】
また、本発明において、分割体を連結して移動機構と保守機構が組立てられるように構成されていると、装置の移動、設置を容易に行うことができ、作業者の労力負担を軽減することができる。
【0018】
また、本発明において、分割体を連結させることで太陽光パネルユニットの縦方向の全体を覆う略1本の保守部材が構成されるようになっていると、少ない量の保守部材で太陽光パネルへの負荷を軽減した上で、確実に太陽光パネルの保守作業を行うことができる。
【0019】
また、本発明において、保守部材として清掃用の回転ブラシを使用することにより、太陽光パネルユニットを確実に清掃することができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1】本発明の実施の形態に係る太陽光パネル清掃装置を太陽光パネルユニットのパネル面上に配置した状態を示す上面図である。
図2】同実施の形態に係る太陽光パネル清掃装置の第1分割体を示す上面図である。
図3】同実施の形態に係る太陽光パネル清掃装置の第1分割体を示す正面図である。
図4】同実施の形態に係る太陽光パネル清掃装置の第2分割体を示す上面図である。
図5】同実施の形態に係る太陽光パネル清掃装置の第2分割体を示す正面図である。
図6】同実施の形態に係る太陽光パネル清掃装置の第3分割体を示す上面図である。
図7】同実施の形態に係る太陽光パネル清掃装置の第3分割体を示す正面図である。
図8】同実施の形態に係る太陽光パネル清掃装置の第4分割体を示す上面図である。
図9】同実施の形態に係る太陽光パネル清掃装置の第4分割体を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0022】
図1図9には、本発明の実施の形態を示す。なお、ここでは、太陽光パネル保守装置の一例として、太陽光パネルの表面に配置されているパネル面の清掃を行う太陽光パネル清掃装置について説明する。
【0023】
この実施の形態の太陽光パネル清掃装置10は、図1に示すような、太陽光パネルユニット1の表面の清掃を行う。この太陽光パネル清掃装置10は、太陽光パネルユニット1に対する保守作業としての清掃作業を行う「保守機構」としての清掃機構40を備えた装置本体と、当該装置本体を太陽光パネルユニット1上で移動させる移動機構とを有している。また、この実施の形態の太陽光パネル清掃装置10は、複数の分割体30A~30Dを連結させて連結体20として使用するように構成されている。そして、装置本体として図1に示すような太陽光パネルユニット1の縦方向L全体を覆う大きさの連結体20を用いて、当該連結体20が横方向Pに移動しながら清掃作業を行うようになっている。
【0024】
まず、この実施の形態の太陽光パネルユニット1について説明する。
【0025】
一般に、太陽光パネルユニット1は、パネル面3が傾斜した状態、すなわちパネル面3の上側側面1aが下側側面1bよりも上方に位置する状態で、設置される。図1において、横方向は略水平な方向Pであり、縦方向は傾斜したパネル面3と略平行で且つ水平方向Pと略直角な方向である。以下の説明では、図1に縦方向として表された方向を、傾斜方向Lと記す。
【0026】
この太陽光パネルユニット1は、図1に示すように、複数の太陽光パネル2を、前後左右に並べて設置したものである。図1の例では、太陽光パネル2を、傾斜方向Lに4枚、水平方向Pに10枚(一部のみ図示)並べている。また、左右に隣り合う太陽光パネル2同士の間には、所定の隙間が設けられる場合もある。
【0027】
また、それぞれの太陽光パネル2は、前記したパネル面3と、その裏面側に配置された発電装置(図示省略)とを有するパネル本体4と、その周囲に設けられた縁部5とを有している。このうち、パネル面3はガラスで構成されており、縁部5はアルミニウム等の金属で構成されている。
【0028】
次に、この実施の形態の太陽光パネル清掃装置10について説明する。この太陽光パネル清掃装置10は、図1に示すように、「保守部材」として回転ブラシ41A~41Dを有する清掃機構40を備えた「装置本体」としての連結体20と、当該連結体20を移動させる「移動機構」としての移動手段50と、これらを制御するコントロールユニット(制御装置)60とを有する構成となっている。そして、連結体20は、太陽光パネルユニット1の傾斜方向L全体に渡る大きさの略直方体形状に形成されるようになっている。なお、この実施の形態では、連結体20内に移動手段50とコントロールユニット60を有する構成となっている。
【0029】
この実施の形態の連結体20は、図2図9に示すような複数の分割体30A~30Dを、連結させて構成されたものであり、ここでは上から順に、第1分割体30A(図2図3参照)、第2分割体30B(図4図5参照)、第3分割体30C(図6図7参照)、第4分割体30D(図8図9参照)の4種類の形状の異なる分割体をパネル面3に沿って傾斜方向Lに一直線上に連結させた状態となっている。
【0030】
それぞれの分割体30A~30Dには、連結体20における清掃機構40の一部を構成する清掃機構分割部40A~40Dが設けられており、また、移動手段50の一部を構成する移動手段分割部50A~50Dが設けられている。
【0031】
具体的には、清掃機構分割部40A~40Dはそれぞれ、傾斜方向Lに延びる1つの回転ブラシ41A~41Dを備えており、それぞれの回転ブラシ41A~41Dを回転させる回転ブラシ用モータ42A~42Dを備えている。これら回転ブラシ用モータ42A~42Dは、コントロールユニット60による制御で、それぞれ独立して回転ブラシ41A~41Dに動力を伝達するように構成されている。
【0032】
また、移動手段分割部50A~50Dはそれぞれ、回転ブラシ41A~41Dを挟んで左右の外側に傾斜方向Lに沿って設けられたシャフト51A~51D,52A~52D(左右各1本ずつの計2本)にそれぞれ複数の走行輪53A~53D,54A~54Dが軸支されている。また、これらのシャフト51A~51D,52A~52Dは、分割体40A~40D同士を連結したときに端部同士で接続されて一体になるように構成されており、一体となるとそれぞれ1つの動力で全体を回転させることができるようになっている。
【0033】
ここでは、一番下(手前側)の位置の第4分割体30Dのみに左側の走行輪53A~53D用の移動用モータ55が設けられており、一番上(奥側)の位置の第1分割体30Aのみに右側の走行輪54A~54D用の移動用モータ56が設けられており、シャフト51A~51D,52A~52Dが連結された状態で移動用モータ55,56が駆動することで、その駆動力がシャフト51A~51D,52A~52Dの全体に伝達され、その結果、シャフト51A~51D,52A~52Dに軸支された走行輪53A~53D,54A~54Dが回転して連結体20を横方向Pに移動させるように構成されている。
【0034】
また、下端(最も手前側)の第4分割体30Dのみにコントロールユニット60が設けられており、このコントロールユニット60によって連結体20における清掃機構40と移動手段50の駆動コントロールを行うようになっている。なお、ここでは、軽量化のため、コントロールユニット60は無線機能等のないもの(コントロールユニット60で直接操作するもの)となっている。ただし、これに限るものではなく、無線コントロール装置や有線のコントロール装置を有しており、これによって制御を行うようになっていても良い。
【0035】
なお、分割体30A~30Dには、清掃機構分割部40A~40Dの構成として、回転ブラシと共に遮蔽ブラシ(図示省略)や「流体供給管」としての散水管(図示省略)を有していても良い。また、分割体30A~30Dの各構成は、それぞれのフレーム35A~35Dに取り付けられており、このフレームは、軽量化と強度の双方を満たす観点から、主にアルミニウムで構成されている。
【0036】
また、上端(最も奥側)の第1分割体30Aには、図1に示すように、ガイドローラ21が設けられている。このガイドローラ21は、連結体20の上端(すなわち、上端の分割体30Aの上端)の左右両側側面に取り付けられて、当該連結体20を太陽光パネルユニット1の水平方向Pに安定して移動させるために設けられたものであり、太陽光パネルユニット1の上側側面1aに引っ掛けるように係止されて、設置される。また、ガイドローラ21は、上側側面1aに対向するような車輪を有する構成となっており、これにより、ガイドローラ21で連結体20を水平方向Pに移動させることができるようになっている。
【0037】
また、各分割体30A~30Dは、それぞれ、これらの分割体30A~30Dを連結するための連結部36A~36Fを有している。詳述すると、第1分割体30Aは、その下端(手前)側に第1連結部36Aを有しており、第2分割体30Bは、その上端(奥)側に第2連結部36Bを有すると共に下端(手前)側に第3連結部36Cを有しており、第3分割体30Cは、その上端(奥)側に第4連結部36Dを有すると共に下端(手前)側に第5連結部36Eを有しており、第4分割体30Dは、その上端(奥)側に第6連結部36Fを有している。
【0038】
また、これら連結部36A~36Fには、水平方向Pの一方側に突出部37A~37Fが、水平方向Pの他方側に引込み部38A~38Fが、それぞれ形成されている。詳述すると、第1分割体30Aの下端の第1連結部36Aには、その左側に、下方に突出した第1突出部37Aが形成されていると共に、その右側に、上方に引っ込んだ第1引込み部38Aに形成されている。また、第2分割体30Bの上端側の第2連結部36Bには、その右側に、上方に突出した第2突出部37Bが形成されていると共に、その左側に、下方に引っ込んだ第2引込み部38Bが形成されている。また、第2分割体30Bの下端側の第3連結部36Cには、その右側に、下方に突出した第3突出部37Cが形成されていると共に、その左側に、上方に引っ込んだ第3引込み部38Cが形成されている。また、第3分割体30Cの上端側の第4連結部36Dには、その左側に、上方に突出した第4突出部37Dが形成されていると共に、その右側に、下方に引っ込んだ第4引込み部38Dが形成されている。また、第3分割体30Cの下端側の第5連結部36Eには、その左側に、下方に突出した第5突出部37Eが形成されていると共に、その右側に、上方に引っ込んだ第5引込み部38Eが形成されている。また、第4分割体30Dの上端側の第6連結部36Fには、その右側に、上方に突出した第6突出部37Fが形成されていると共に、その左側に、下方に引っ込んだ第6引込み部38Fが形成されている。
【0039】
そして、第1分割体30Aの下端側に設けられた第1連結部36Aの第1突出部37Aは、相対する第2分割体30Bの上端側に設けられた第2連結部36Bの第2引込み部38Bと、係合するように構成されている。また、第1分割体30Aの下端側に設けられた第1連結部36Aの第1引込み部38Aは、相対する第2分割体30Bの上端側に設けられた第2連結部36Bの第2突出部37Bと、係合するように構成されている。これにより、第1分割体30Aと第2分割体30Bを、連結させることができる。
【0040】
また、第2分割体30Bの下端側に設けられた第3連結部36Cの第3突出部37Cは、相対する第3分割体30Cの上端側に設けられた第4連結部36Dの第4引込み部38Dと、係合するように構成されている。また、第2分割体30Bの下端側に設けられた第3連結部36Cの第3引込み部38Cは、相対する第3分割体30Cの上端側に設けられた第4連結部36Dの第4突出部37Dと、係合するように構成されている。これにより、第2分割体30Bと第3分割体30Cを、連結させることができる。
【0041】
また、第3分割体30Cの下端側に設けられた第5連結部36Eの第5突出部37Eは、相対する第4分割体30Dの上端側に設けられた第6連結部36Fの第6引込み部38Fと、係合するように構成されている。また、第3分割体30Cの下端側に設けられた第5連結部36Eの第5引込み部38Eは、相対する第4分割体30Dの上端側に設けられた第6連結部36Fの第6突出部37Fと、係合するように構成されている。これにより、第3分割体30Cと第4分割体30Dを、連結させることができる。
【0042】
このようにして、各分割体30A~30Dを全て連結させて、連結体20が組み立てられるようになっている。
【0043】
また、上述のように、各分割体30A~30Dの清掃機構分割部40A~40Dには、清掃機構40の一部として、回転ブラシ41A~41Dを1つ(1列)ずつ備えている。これらの回転ブラシ41A~41Dは、太陽光パネルユニット1のパネル面3上に、傾斜方向Lに沿って設けられた軸を中心として、回転する。また、回転ブラシ41A~41Dは、それぞれ、その一方の端部が、各連結部36A~36Dの各突出部37A~37F上に位置するように、配置されている。その結果、各連結部36A~36Dが係合されると、図1に示すように、回転ブラシ41A~41Dは、水平方向Pから見て重なるような状態で、千鳥状に配設されるようになっている。
【0044】
また、回転ブラシ41A~41Dは、各突出部37A~37Fにおける中央部よりに配置されるように構成されている。これにより、回転ブラシ41A~41D同士が隣接して配置されるようになっている。
【0045】
具体的には、図2図3に示すように、第1分割体30Aの左側中央部よりに、傾斜方向Lに沿って、かつ、略上端部付近から第1突出部37Aに達する位置まで、所定の幅を有する第1回転ブラシ41Aが配設されている。
【0046】
また、図4図5に示すように、第2分割体30Bの右側中央部よりに、傾斜方向Lに沿って、かつ、第2突出部37Bから第3突出部37Cに達する位置まで、所定の幅を有する第2回転ブラシ41Bが配設されている。これにより、第1回転ブラシ41Aと第2回転ブラシ41Bは、水平方向Pから見てそれらの一部が重なる(傾斜方向Lに一部が重なる)ような状態で、かつ、傾斜方向Lから見て隣接する(水平方向Pに隣接する)ように配設されている。
【0047】
また、図6図7に示すように、第3分割体30Cの左側中央部よりに、傾斜方向Lに沿って、かつ、第4突出部37Dから第5突出部37Eに達する位置まで、所定の幅を有する第3回転ブラシ41Cが配設されている。これにより、第2回転ブラシ41Bと第3回転ブラシ41Cは、水平方向Pから見てそれらの一部が重なる(傾斜方向Lに一部が重なる)ような状態で、かつ、傾斜方向Lから見て隣接する(水平方向Pに隣接する)ように配設されている。
【0048】
また、図8図9に示すように、第4分割体30Dの右側中央部よりに、傾斜方向Lに沿って、かつ、第6突出部37Fから略下端部付近に達する位置まで、所定の幅を有する第4回転ブラシ41Dが配設されている。これにより、第3回転ブラシ41Cと第4回転ブラシ41Dは、水平方向Pから見てそれらの一部が重なる(傾斜方向Lに一部が重なる)ような状態で、かつ、傾斜方向Lから見て隣接する(水平方向Pに隣接する)ように配設されている。
【0049】
このように、分割体30A~30Dを連結させたときに、回転ブラシ41A~41D同士が横方向Pに隣接し、かつ、縦方向Lで一部が重なり合うように構成されるようになっていることで、太陽光パネルユニット1の縦方向Lの全体を覆う略1本の部材となるように形成されている。これにより、少ない量の回転ブラシ41A~41Dで太陽光パネル2への負荷を軽減した上で、確実に太陽光パネル2の清掃作業を行うことができる。
【0050】
また、図示しないが、第4分割体30Dの所定位置には、各回転ブラシ用モータ42A~42D及び移動用モータ55,56を駆動させるための、電源ユニットが設けられている。
【0051】
また、回転ブラシ41A~41Dの斜め上方には、清掃時に水タンクや水道等から供給された水等をパネル面3又は回転ブラシに供給する水供給管(図示省略)が設けられている。この水供給管は、分割体30A~30Dに、分割されて設けられている。ここでは、第1分割体30Aには第1回転ブラシ41Aの右側に第1分割水供給管が、第2分割体30Bには第2回転ブラシ41Bの左側に第2分割水供給管が、第3分割体30Cには第3回転ブラシ41Cの右側に第3分割水供給管が、第4分割体30Dには第4回転ブラシ41Dの左側に第4分割水供給管がそれぞれ設けられており、これらの分割水供給管が互いに結合することで、一体の水供給管が構成されるようになっている。また、それぞれの分割体30A~30Dにおける回転ブラシ41A~41Dの配置位置と水供給管の配置位置を中央部から見て左右反対側となるようにしているため、よりバランス良く稼働させることができるようになっている。
【0052】
なお、この実施の形態の太陽光パネル清掃装置10は、清掃を行う太陽光パネルユニット1の傾斜方向Lの長さに応じて、使用する際の分割体30A~30Dの種類や数を変更することが可能となっていても良い。例えば、太陽光パネルユニットの傾斜方向Lの長さが短いときには、第1分割体30Aと第4分割体30Dの2つを連結させて、図1のものより短い連結体を構成することが可能である。
【0053】
また、太陽光パネルユニットの傾斜方向Lの長さが長いときには、第1分割体30Aと、複数(例えば2個)の第2分割体30Bと、複数(例えば2個)の第3分割体30Cと、第4分割体30Dの計6つを連結させて、図1のものより長い連結体を構成することが可能である。
【0054】
ここで、第1~第4分割体30A~30Dの少なくとも何れかの代わりとして、その長さが互いに異なる複数種類の分割体を用意しておくことで、様々な寸法の太陽光パネルユニットに応じて連結体の寸法を変更し易くなるようにすることも可能である。
【0055】
コントロールユニット60は、上述のように、作業者が太陽光パネル清掃装置10の動作を制御するために設けられる。具体的には、コントロールユニット60は、移動用モータ55,56を駆動させて連結体20を水平移動させる制御や、回転ブラシ用モータ42A~42Dを駆動させてパネル面3の清掃を行う制御や、水供給管による水の供給を行う制御等を実行する。この実施の形態に係るコントロールユニット60は、水供給管による水供給を開始してから所定の待機時間(例えば3~5秒)が経過した後で、移動用モータ55,56や回転ブラシ用モータ42A~42Dの駆動を開始させる。これにより、パネル面3の表面が十分に濡れた状態で回転ブラシ41A~41Dの回転が開始されるので、太陽光パネル清掃装置10の作業開始位置での清掃効果を、十分なものにできる。なお、この待機時間の長さは、プログラム変更等により、実質的に無段階に調整できるようになっていても良い。
【0056】
また、このコントロールユニット60は、バッテリ残量やバッテリ電圧をデジタル表示する機能を有するようになっていても良い。また、バッテリ残量やバッテリ電圧が正常値を下回った場合に電源ランプを点滅させることで、作業者がバッテリ状態を正確に監視できるようになっていても良い。
【0057】
さらに、このコントロールユニット60は、太陽光パネル清掃装置10の各駆動部分に異常な負荷が発生したために動作が非常停止した場合に、警告ランプを点滅させる機能を有するようになっていても良い。この警告ランプは、負荷の発生場所等に応じて、異なる色(例えば、青色と赤色)で点滅するようになっていると好ましい。これにより、太陽光パネル清掃装置10が非常停止した場合に、異常発生箇所を特定し易くすることができる。
【0058】
なお、回転ブラシ41A~41Dの側方位置の両側又は片側に、それぞれ、板状の遮蔽ブラシ(図示省略)が設けられていても良い。これらの遮蔽ブラシも、水平方向Pから見てその一部が重なった状態になるような、千鳥状の配置となっていると好ましい。
【0059】
なお、分割体41A~41D同士は、適宜の連結部材で連結されるようになっていれば良い。
【0060】
次に、この実施の形態の作用について説明する。
【0061】
太陽光パネルユニット1に、この実施の形態の太陽光パネル清掃装置10を設置する際には、まず、第1分割体30Aに設けられたガイドローラ21を、太陽光パネルユニット1の上側側面1aに引っ掛けて、当該第1分割体30Aを指示させる。
【0062】
次に、第2分割体30Bを第1分割体30Aの下方に配置して、第1分割体30Aに設けられた第1連結部36Aの第1突出部37A及び第1引き込み部38Aに、第2分割体30Bに設けられた第2連結部36Bの第2引込み部38B及び第2突出部37Bをそれぞれ係合させることで、第1分割体30Aと第2分割体30Bを連結させる。
【0063】
次に、第3分割体30Cを第2分割体30Bの下方に配置して、第2分割体30Bに設けられた第3連結部36Cの第3突出部37C及び第3引込み部38Cに、第3分割体30Cに設けられた第4連結部36Dの第4引込み部38D及び第4突出部37Dを係合させることで、第2分割体30Bと第3分割体30Cを連結させる。
【0064】
次に、第4分割体30Dを第3分割体30Cの下方に配置して、第3分割体30Cに設けられた第5連結部36Eの第5突出部37E及び第5引込み部38Eに、第4分割体30Dに設けられた第6連結部36Fの第6引込み部38F及び第6突出部37Fを係合させることで、第3分割体30Cと第4分割体30Dを連結させる。
【0065】
これにより、各分割体30A~30Dが全て連結して、連結体20の組み立てが完成する。この実施の形態では、連結部36A~36Fを連結させたときに、回転ブラシ41A~41Dが水平方向Pから見てそれらの一部が重なり、かつ、傾斜方向Lから見て隣接するように配置されるようになっている。その結果、この実施の形態に係る清掃機構40では、図1に示すように、回転ブラシ41A~41Dが千鳥状に隣接して配設され、太陽光パネルユニット1の上端から下端までを略1本の回転ブラシで覆うような状態となるようにされている。
【0066】
その後、太陽光パネルユニット1上を例えば左から右に連結体20を移動させながら、パネル面3の清掃を行う。更に、この後、必要に応じて、太陽光パネルユニット1上を右から左に連結体20を移動させながら、パネル面3の再度の清掃を行うこととしてもよい。
【0067】
以上のように、前記した実施の形態の太陽光パネル清掃装置10によれば、移動手段50の左右両端側の走行輪53A~53D,54A~54D同士の間にパネル面3に直接触れて清掃作業(保守作業)を行う回転ブラシ41A~41D(保守部材)が配置されているため、回転ブラシ41A~41Dを走行輪53A~53D,54A~54Dで挟む形でバランスよく移動しながら清掃作業を行うことができる。
【0068】
また、前記した実施の形態の太陽光パネル清掃装置10で、分割体30A~30Dを連結して移動手段50と清掃機構40が組立てられるように構成されていると、装置の移動、設置を容易に行うことができ、作業者の労力負担を軽減することができる。
【0069】
また、前記した実施の形態の太陽光パネル清掃装置10で、分割体30A~30Dを連結させることで太陽光パネルユニット1の傾斜方向(縦方向)Lの全体を覆う略1本の回転ブラシ41A~41D(保守部材)が構成されるようになっていると、少ない量の回転ブラシ41A~41D(保守部材)で太陽光パネル2への負荷を軽減した上で、確実に太陽光パネル2の清掃作業を行うことができる。
【0070】
また、前記した実施の形態の太陽光パネル清掃装置10で、保守部材として清掃用の回転ブラシ41A~41Dを使用することにより、太陽光パネルユニット1を確実に清掃することができる。
【0071】
前記した実施の形態の太陽光パネル清掃装置10において、分割体30A~30Dとして、傾斜方向Lの長さが互いに同一のものを使用するだけでなく、長さの異なるものを複数個用意しておけば、太陽光パネルユニット1の傾斜方向Lの長さに応じて、連結体20の全長を適宜変更してすることができる。
【0072】
なお、以上説明した各実施の形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するものではない。
【0073】
例えば、前記した実施の形態では、太陽光パネルユニット1の上側側面1aにガイドローラ21として車輪を当接させながら水平方向Pに移動するようになっていたが、これに限るものではなく、車輪の代わりに、キャタピラや上側側面1aに対して滑動する部材を使用して水平方向Pに移動させるようになっていても良い。
【0074】
また、前記した実施の形態では、ガイドローラ21を太陽光パネルユニット1の上側側面1aに引っ掛けることで、端部材20を太陽光パネルユニット1に保持させるようにしたが、これに限るものではなく、別の構成で太陽光パネルユニット1に保持させるようにしても良い。また、太陽光パネルの設置角度が比較的緩い場合等には、ガイドローラ21を設けずにパネル面3上を移動させるようになっていても良い。
【0075】
また、前記した実施の形態では、保守機構としての清掃機構40を移動させる移動機構50として、タイヤ等の走行輪53A~53D,54A~54Dが設けられていたが、これに限るものではなく、走行輪53A~53D,54A~54Dの代わりにキャタピラや滑動部材等を設けて、これらに太陽光パネル2上を走行させても良い。
【0076】
また、清掃機構、移動機構及び制御装置等の構成は、前記した実施の形態に限定されず、適宜の構成を採用しても良い。
【0077】
例えば、分割体の連結部の構成は、突出部と引込み部を設けるものに限らず、他の方法で連結されていても良い。
【0078】
また、前記した実施の形態では、水を用いて清掃を行うこととしたが、水以外の液体やエアー等の気体を用いることとしても良い。また、流体の供給方法は、霧状に噴射する方法や、パルス状に吐出する方法、流れ落とす方法等、どのような供給方法でも良い。
【0079】
また、前記した実施の形態では、左側と右側の走行輪に移動用モータの駆動力が伝わるようになっていたが、これに限るものではない。例えば、走行輪の全てに、独立した駆動力を伝達するようになっていても良い。
【0080】
また、前記した実施の形態では、回転ブラシ41A~41Dは、各分割体30A~30Dでそれぞれが、ブラシ用モータ42A~42Dによって独立して駆動するように構成されていたが、このような構成に限るものではない。例えば、各分割体30A~30Dを連結したときに、同じ列の回転ブラシが連結されて、それらの回転ブラシが協働して回転するようになっていても良い。このときには、同じ列の回転ブラシを駆動させる回転ブラシ用モータは、1つでも良い。
【0081】
また、前記した実施の形態では、太陽光パネル保守装置の一例として、本発明を太陽光パネル清掃装置10に適用した場合について説明したが、これに限るものではない。例えば、発電力を向上又は回復させるために、太陽光パネルのパネル面にコーティング剤を塗布して反射防止膜を形成する太陽光パネルコーティング装置にも、本発明を適用することができ、また、その塗布したコーティング剤をブレード等で塗り延ばす機能を更に備えた太陽光パネルコーティング装置にも、本発明を適用することができる。更には、太陽光パネルのパネル面やその下部の発電装置の異常を検知するためにパネル面を監視するセンサやカメラ等を用いて所謂エレクトロ・ルミネッセンス検査やフォト・ルミネッセンス検査等の種々の検査を行う太陽光パネル検査装置に本発明を適用しても良い。
【0082】
また、前記したようなブラシと水を使用して洗浄するタイプの太陽光パネル清掃装置だけでなく、他の構成の清掃装置、例えば、ブロー装置でパネル表面の埃等を吹き飛ばして清掃するタイプの太陽光パネル清掃装置や、刷毛やブレード等を用いて、水を用いずにパネル表面を掃いたり拭いたりして、埃等を除去するタイプの太陽光パネル清掃装置に、本願発明を適用しても良い。加えて、刷毛やブレードを用いた清掃と、ブロー装置を用いた清掃とを平行して同時に行う太陽光パネル清掃装置に、本発明を適用しても良い。
【0083】
なお、太陽光パネルコーティング装置や太陽光パネル検査装置、ブロー装置や刷毛やブレード等を有する太陽光パネル清掃装置においては、ブレード、刷毛,ブロー装置又はパネル面を監視するセンサ列を、パネル面の傾斜方向Lに沿って、複数個配置してもよい。かかるセンサ列は、突出部を起点として、パネル面の傾斜方向Lに沿って配列することで、分割体30A~30Dを互いに連結したときに、少なくとも一部が水平方向Pから見て重なって並ぶような状態に配置することが望ましい。
【0084】
また、太陽光パネル保守装置としては、複数の分割体30A~30Dの一部を用いる小型体(図示省略)を装置本体として使用する態様に変更可能に構成されていても良い。このような小型体を用いる構成では、太陽光パネルユニット1の縦方向L全体を覆わない大きさの小型体を用いて、当該小型体が縦方向L及び横方向Pに移動しながら清掃作業(保守作業)を行うため、清掃作業(保守作業)を行う太陽光パネルユニット1が少なく、1つ1つの太陽光パネルユニット1に対する作業時間が多少長くなっても持ち運んだり設置したりする装置の重量を減らし、作業者の負担を軽減させたいとき等に有用である。
【符号の説明】
【0085】
1 太陽光パネルユニット
1a 上側側面
1b 下側側面
2 太陽光パネル
3 パネル面
4 パネル本体
5 縁部
10 太陽光パネル清掃装置(太陽光パネル保守装置)
20 連結体(装置本体)
21 ガイドローラ
30A 第1分割体(分割体)
30B 第2分割体(分割体)
30C 第3分割体(分割体)
30D 第4分割体(分割体)
35A フレーム
35B フレーム
35C フレーム
35D フレーム
36A 第1連結部(連結部)
36B 第2連結部(連結部)
36C 第3連結部(連結部)
36D 第4連結部(連結部)
36E 第5連結部(連結部)
36F 第6連結部(連結部)
37A 第1突出部(突出部)
37B 第2突出部(突出部)
37C 第3突出部(突出部)
37D 第4突出部(突出部)
37E 第5突出部(突出部)
37F 第6突出部(突出部)
38A 第1引込み部(引込み部)
38B 第2引込み部(引込み部)
38C 第3引込み部(引込み部)
38D 第4引込み部(引込み部)
38E 第5引込み部(引込み部)
38F 第6引込み部(引込み部)
40 清掃機構(保守機構)
40A 清掃機構分割部
40B 清掃機構分割部
40C 清掃機構分割部
40D 清掃機構分割部
41A 第1回転ブラシ(保守部材)
41B 第2回転ブラシ(保守部材)
41C 第3回転ブラシ(保守部材)
41D 第4回転ブラシ(保守部材)
42A 回転ブラシ用モータ
42B 回転ブラシ用モータ
42C 回転ブラシ用モータ
42D 回転ブラシ用モータ
50 移動手段(移動機構)
50A 移動手段分割部
50B 移動手段分割部
50C 移動手段分割部
50D 移動手段分割部
51A 左側のシャフト
51B 左側のシャフト
51C 左側のシャフト
51D 左側のシャフト
52A 右側のシャフト
52B 右側のシャフト
52C 右側のシャフト
52D 右側のシャフト
53A 左側の走行輪
53B 左側の走行輪
53C 左側の走行輪
53D 左側の走行輪
54A 右側の走行輪
54B 右側の走行輪
54C 右側の走行輪
54D 右側の走行輪
55 左側の移動用モータ
56 右側の移動用モータ
60 コントロールユニット(制御装置)
P 水平方向(横方向)
L 傾斜方向(縦方向)
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9