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特開2024-20110電気コードを挟み固定できる電気プラグ
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  • 特開-電気コードを挟み固定できる電気プラグ 図1
  • 特開-電気コードを挟み固定できる電気プラグ 図2
  • 特開-電気コードを挟み固定できる電気プラグ 図3
  • 特開-電気コードを挟み固定できる電気プラグ 図4
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024020110
(43)【公開日】2024-02-14
(54)【発明の名称】電気コードを挟み固定できる電気プラグ
(51)【国際特許分類】
   H01R 13/46 20060101AFI20240206BHJP
【FI】
H01R13/46 301E
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022130802
(22)【出願日】2022-08-01
(71)【出願人】
【識別番号】522328725
【氏名又は名称】吉井 輝長
(72)【発明者】
【氏名】吉井 輝長
【テーマコード(参考)】
5E087
【Fターム(参考)】
5E087EE07
5E087FF02
5E087JJ01
5E087JJ07
5E087MM06
5E087QQ03
5E087RR25
(57)【要約】
【課題】従来は、電気プラグとコードクリップは別々だったので不便だった。電気プラグに電気コードを固定できる突起物を備え付けた電気プラグを提供する。
【解決手段】電気コード(2)の先端に取り付けられる電気プラグ(3)であって、電気コード(2)を挟持する保持部(6)を有する。電気プラグは電気コードを挟み込める保持部を有しており、延長コードリールに巻き付けてある電気コードと電気プラグを、片手でも容易に簡単に着脱できるようになり、コードクリップのように、紛失してしまうことがなくなる。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電気コードの先端に取り付けられる電気プラグであって、前記電気コードを挟持する保持部を有することを特徴とする電気プラグ。
【請求項2】
前記保持部は、突起物2個を有しており、突起物の高さは、挟持するコードの半径より高く、2個の突起物の間隔は前記コードの直径より狭くなっていることを特徴とする請求項1に記載の電気プラグ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気プラグに電気コードを固定できる突起物を備え付けた、電気プラグに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来はコードクリップ(S字型をしたコードとコードを保持する為のクリップ)は別々になっていた。
【発明の概要】
【発明で解決しようとする課題】
【0003】
これには次のような問題点があった。
延長コードリールに巻き付けてある電気コードと電気プラグがブラブラしないように、コードクリップで固定していたが、着脱を繰り返すうちに、コードクリップが破損したり紛失したりして、直接コードリールに括り付けたり、結んだりと不便であった。本発明は、この問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
電気コードの先端に取り付けられる電気プラグであって、前記電気コードを挟持する保持部を有することを特徴とする電気プラグ。
【発明の効果】
【0005】
電気プラグは電気コードを挟み込める保持部を有しており、延長コードリールに巻き付けてある電気コードと電気プラグを、片手でも容易に簡単に着脱できるようになり、コードクリップのように、紛失してしまうことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】 延長コードリールの斜視図である。
図2】 本発明の斜視図である。
図3】 突起物の詳細図
図4】 突起物の別の図
【発明を実施するための形態】
【0007】
本発明の実施形態について図1~4を参照して説明する。
図1に本発明の電気プラグ(3)を備える延長コードリール(1)を示し、図2に電気プラグ(3)を示す。
電気プラグ(3)は電気コード(2)の先端に取り付けられ、電気コード(2)を挟持する保持部(6)を有している。
保持部(6)は、突起物(4)を2個1セットで有している。2個の突起物(4)の間に電気コード(2)が保持される。
突起物(4)の高さ(H)は、図3(1)に示すように、2個の突起物(4)の間の底から突起物(4)の上端までの高さである。突起物(4)の高さ(H)は挟持する電気コード(2)の半径より高い。
2個の突起物(4)の間隔は、図3(1)に示すように、2個の突起物(4)の間の間隔(D)を示すが、図3(2)のように、突起物の上部が内に曲がっている場合には、曲がっているところでの間隔(D′)を示す。
2個の突起物(4)の間隔(D、D′)は挟持する電気コード(2)の直径より狭い。
図3(3)に示すように、突起物(4)の長さ(L)は電気コード(2)を保持できる長さであり、たとえば5mm以上であることが望ましい。
製造においては、保持部(6)を電気プラグ(3)と一緒に成型すればよいが、保持部(6)と電気プラグ(3)とを別に成型し、図4に示すように保持部(6)にねじ穴(7)を開けておき、ねじで保持部(6)を電気プラグ(3)に取り付けてもよい。
なお、保持部(6)は、上記のような突起物(4)の構造に限定されない。例えば洗濯ばさみのようなバネで挟むような構造でもよい。
【0008】
本発明は以上のような構造で、これを使用するときは、電気プラグ(3)を片手で持ち延長コードリール(1)に巻き付けてある電気コード(2)に電気プラグ(3)を押し当てて挟み込んで固定する。
【0009】
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更を加えても良いし、可能な範囲で適宜他の技術を組み合わせても良い。
【符号の説明】
【0010】
1,延長コードリール
2,電気コード
3,電気プラグ
4,突起物
5,電極
6,保持部
7,ねじ穴
H,突起物の高さ
D,D′,突起物の間隔
L,突起物の長さ
図1
図2
図3
図4