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  • 特開-下部取り出し型スマートフォンカバー 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024021019
(43)【公開日】2024-02-15
(54)【発明の名称】下部取り出し型スマートフォンカバー
(51)【国際特許分類】
   H04M 1/11 20060101AFI20240207BHJP
   A45C 11/00 20060101ALI20240207BHJP
【FI】
H04M1/11 Z
A45C11/00 E
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022131361
(22)【出願日】2022-08-02
(71)【出願人】
【識別番号】521016807
【氏名又は名称】中島 リエ
(72)【発明者】
【氏名】中島 リエ
【テーマコード(参考)】
3B045
5K023
【Fターム(参考)】
3B045BA26
3B045CB01
3B045CE08
3B045DA22
5K023AA07
5K023BB01
5K023BB11
5K023DD06
5K023MM03
5K023MM25
5K023PP03
5K023PP12
(57)【要約】
【課題】 スマートフォンケースを首からストラップで掛けた際にスマートフォン本体をケースに収める必要があり落下などによる破損の可能性があり、ストラップに装着した状態での使用が素早く、スムーズに通話等の操作がしにくかった。
また、今までのカバーは装飾が少なく、身飾品としての機能が低かった。
また、今までのスマートフォンケースでは一部がカバーより露出し、プライバシーを守る事が出来なかった。
【解決手段】 上記の課題を解決するには以下のような手段を取ると解決することがわかった。
上部にストラップが通る口を、下部にスマートフォンを取り出せる口を設けたスマートフォンカバーであって、内部背面の上部中央に、スマートフォンの幅より短い間隔で2ヶ所の取り付け部を設けたスマートフォン安定紐によりスマートフォンを配置し、スマートフォン下部(充電側)にストラップを有するスマートフォンの為のスマートフォンカバー。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
上部にストラップが通る口を、下部にスマートフォンを取り出せる口を設けたスマートフォンカバーであって、内部背面の上部中央に、スマートフォンの幅より短い間隔で2ヶ所の取り付け部を設けたスマートフォン安定紐によりスマートフォンを配置し、スマートフォン下部(充電側)にストラップを有するスマートフォンの為のスマートフォンカバー。
【請求項2】
スマートフォンカバーが四角型・丸型・ユニフォーム型・衣類型・キャラクター型のいずれか1つから選択された形状を有する請求項1に記載のスマートフォンカバー。
【請求項3】
スマートフォン安定紐の取付け間隔が3cm~8cmでスマートフォン安定紐の長さが、取付け間隔と同じ長さ以上であって、取付け間隔よりプラス1cm以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項2のいずれかに記載のスマートフォンカバー。
【請求項4】
スマートフォン安定紐の取付け間隔が3cm~6cmでスマートフォン安定紐の長さが、取付け間隔と同じ長さ以上であって、取付け間隔よりプラス0.5cm以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項2のいずれかに記載のスマートフォンカバー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、上部にストラップが通る口を、下部にスマートフォンを取り出せる口を設けたスマートフォンカバーであって、首または肩から下げる事を主に考えられ、カバー下部から取り出し易く、操作性に優れ、スマートフォンの保護の面からも優れたものに関する。外観的にも四角型・丸型・ユニフォーム型・衣類型・キャラクター型など様々な形状の物も作成でき、グッズ・お土産・イベント商品などに使用できる。
【背景技術】
【0002】
スマートフォンカバーとしては、様々な物が市販されている。代表的なものには「ソフトタイプ」「ハードタイプ」「手帳型」、「バンパーフレーム」、「ポーチタなどがある。しかし装着に手間取ったり、操作の邪魔になったり、機種専用の物を選んで購入したりしなければならなかった。また破損・汚損の心配があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001-346620号公報
【特許文献2】特開平11-9323号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
スマートフォンケースを首からストラップで掛けた際にスマートフォン本体をケースに収める必要があり落下などによる破損の可能性があり、ストラップに装着した状態での使用が素早く、スムーズに通話等の操作がしにくかった。
また、今までのカバーは装飾が少なく、身飾品としての機能が低かった。
また、今までのスマートフォンケースでは一部がカバーより露出し、プライバシーを守る事が出来なかった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は上記の課題を解決するため、以下のような発明を行った。
1、
上部にストラップが通る口を、下部にスマートフォンを取り出せる口を設けたスマートフォンカバーであって、内部背面の上部中央に、スマートフォンの幅より短い間隔で2ヶ所の取り付け部を設けたスマートフォン安定紐によりスマートフォンを配置し、スマートフォン下部(充電側)にストラップを有するスマートフォンの為のスマートフォンカバー。
2、
スマートフォンカバーが四角型・丸型・ユニフォーム型・衣類型・キャラクター型のいずれか1つから選択された形状を有する1に記載のスマートフォンカバー。
3、
スマートフォン安定紐の取付け間隔が3cm~8cmでスマートフォン安定紐の長さが、取付け間隔と同じ長さ以上であって、取付け間隔よりプラス1cm以下であることを特徴とする1乃至2のいずれかに記載のスマートフォンカバー。
4、
スマートフォン安定紐の取付け間隔が3cm~6cmでスマートフォン安定紐の長さが、取付け間隔と同じ長さ以上であって、取付け間隔よりプラス0.5cm以下であることを特徴とする1乃至2のいずれかに記載のスマートフォンカバー。
【0006】
上記の内容を詳細に説明しますと、上部のストラップが通る口ですが大きさは最低ストラップが通ればよいが、好ましくは直径1~6cm、さらに好ましくは直径2~5cmである。小さいとストラップを通しにくいし、スマートフォンの幅より大きいとスマートフォンカバーが脱落してカバーの役割を果たさない。
下部にスマートフォンを取り出せる口についてはスムーズにスマートフォンを取り出せるように、スマートフォンの幅より大きい開口部が必要である。
その他、ユニフォーム型・衣類型の場合は全面にファスナー、ボタン等を設けることはデザイン上必要に応じて設けることができる。
また、全体のカバーの形はスマートフォンを覆い隠す大きさがあればよい。
四角型・丸型でも問題ないがデザイン的に、ユニフォーム型・衣類型・キャラクター型も選択でき、嗜好性を高める。ユニフォーム型・衣類型は袖の部分に開口部があってもよい。
【0007】
カバーの内部背面の上部中央に、スマートフォンの幅より短い間隔で2ヶ所の取り付け部を設けたスマートフォン安定紐を付ける。
具体的には、スマートフォン安定紐の取付け間隔が2cm~8cm、さらに好ましくは3cm~6cmで、スマートフォン安定紐の長さが、取付け間隔と同じ長さ以上であって、取付け間隔よりプラス1cm以下、さらに好ましくは取付け間隔と同じ長さ以上であって、取付け間隔よりプラス0.5cm以下がよい。
紐の材質は布、ゴム等ある程度の耐久性があるものであれば問題ない。紐の幅は強度が保たれれば細くてもよい。概ね、0.1~2.0cmが好ましく、0.2~1.0cmがさらに好ましい。
【0008】
また、スマートフォン安定紐の取り付け位置はカバーの上端から0.2~5cm、好ましくは0.5~3cmであり、あまり上端に近いてスマートフォンやスマートフォン安定紐が外部から見えて好ましくない。またあまり下だとスマートフォンが下部から露出したり、カバーの長さを不用に長くしないといけなくなる。
なお、ストラップをスマートフォン下部の中心に取り付けるのは市販のものを使用すればよい。また、ストラップも付いた、「スマートフォン落下防止ストラップ」という商品もあるので利用できる。
ストラップも勿論市販のものが利用できる。首から掛けるなら全周が140~180cm程度が好ましい。
また、ベルトに通したりして腰に掛けることも考えられるが通話等を考えるとストラップが伸縮するものがよい。
【発明の効果】
【0009】
本発明によりスマートフォン本体の使用がスムーズになり、且つカバーされる事で、破損・汚損の可能性が低くなった。さらに、形状が四角型・丸型・ユニフォーム型・衣類型・キャラクター型など様々な形状での作成が可能なのでグッズやお土産・イベント商品などで購買意欲が上がる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明品を表す図でAの円内はカバー内部を表している。
図2】本発明品にスマートフォンをセットした状況を表している。
図3】実施例1の内部がわかるように前面を開けた状態を示す写真
図4】実施例1の内部がわかるように前面を開けた状態でスパートフォンをセットした状態を示す写真
図5】実施例1を首に掛けた状態を示す図
図6】実施例1を首に掛けた状態でスマートフォンを取り出したときの写真
図7】実施例2の外観の写真
図8】実施例2の内部がわかるように前面を開けた状態を示す写真
図9】実施例2の内部がわかるように前面を開けた状態でストラップ取り付けた状態を示す写真
図10】実施例2の内部がわかるように前面を開けた状態でスパートフォンを取り付けた状態を示す写真
【発明を実施するための形態】
【0011】
実際の例として以下に2つ示す。
実施例1
衣類型であって、ジーンズタイプのものである。
図3図6に示すように容易にスマートフォンを取り出せる上にスマートフォンを衝撃から守る機能も有している。さらに今までにないファッション性も有していることは図をみれば明確である。
実施例2
衣類型であって、アパレルタイプのものである。実施例1と同様に 図7図10に示すように容易にスマートフォンを取り出せる上にスマートフォンを衝撃から守る機能も有している。さらに今までにないファッション性も有していることは図をみれば明確である。
【符号の説明】
【0012】
A スマートフォンカバー内部(背面)
B スマートフォン本体
C スマートフォン安定紐
D スマートフォン安定紐取付け部
E スマートフォンストラップ
F スマートフォンストラップ取付けベース
G 出し入れする方向
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10