▶ 泉 寛治の特許一覧
特開2024-21716根掛しにくい釣り仕掛け、及び根掛しにくい釣り仕掛けの胴付き仕掛け及びサビキ仕掛けの製造方法。
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024021716
(43)【公開日】2024-02-16
(54)【発明の名称】根掛しにくい釣り仕掛け、及び根掛しにくい釣り仕掛けの胴付き仕掛け及びサビキ仕掛けの製造方法。
(51)【国際特許分類】
A01K 85/00 20060101AFI20240208BHJP
A01K 83/00 20060101ALI20240208BHJP
【FI】
A01K85/00 A
A01K83/00 A
【審査請求】有
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022124752
(22)【出願日】2022-08-04
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2023-01-26
(71)【出願人】
【識別番号】305051886
【氏名又は名称】泉 寛治
(72)【発明者】
【氏名】泉 寛治
【テーマコード(参考)】
2B307
【Fターム(参考)】
2B307AB02
2B307AB08
2B307AB15
2B307AB22
2B307EB01
2B307EB30
2B307GA01
2B307GA03
2B307HA06
2B307HB01
2B307JA06
2B307JA21
(57)【要約】 (修正有)
【課題】釣り時に根掛りし難い魚釣り仕掛けの構造を発明する事。
【解決手段】1,仕掛けは誘引体Aと線体と錘(棒状)で構成し、誘引体は浮き体とスカート部を含む外郭体Abと道糸連結部と線体と針で構成しており、仕掛け着底時、略垂直に立つ形態にする手段STaを設けた。2,仕掛けが手段STaを設けた構成に大きな力が入ると仕掛け全体を浮き上がらせる手段STbを設けた。3,仕掛け着底時、手段Staを設けた捕獲部を胴付き仕掛け又はサビキ仕掛けの構成にした。4,上記胴付き仕掛け又はサビキ仕掛けのハリス部を針部とハリスと着脱輪を設けたハリスセット又はサビキ針セットとを複数を一体としたセットとした。5,捕獲部の上に設けたコマセ籠の構成を底蓋が開閉する構成とした。6、5に記載の仕掛けの幹枝の製造方法を撚りを掛けるか幹糸を2重にした固着方法か幹枝を別工程で製造し幹糸に固着する構成にするかの何れかにした。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
フィッシングに於ける根掛しにくい釣り仕掛けであって、該仕掛けGは投入し着底後、仕掛けG全体を略垂直に立つ形態にする手段STaを設けておる事を特徴とする根掛しにくい魚釣り仕掛け。
【請求項2】
請求項1に記載の仕掛けG全体を略垂直に立つ形態にする手段Staで着底しておる仕掛けを強く曳くと仕掛けを浮かせる手段STfを設けておる事を特徴とする根掛しにくい魚釣り仕掛け。
【請求項3】
請求項1から請求項2に記載のに記載の捕獲部GEを胴付き仕掛け又はサビキ仕掛けとする構成であって、該枝Dsに針の付いたハリスASSYを組み付ける組み付け手段RIを設けておる事を特徴とする魚釣り仕掛けG。
【請求項4】
請求項3に記載の針部・ハリス・着脱輪を有する胴付きハリスDassyをそれぞれ複数本セットとした取り換え輪付きハリスセットDssにするか該セットの針部をサビキ針部Gsfに変えたサビキハリスセットGssにするかの何れかハリスセットにしておる事を特徴とする根掛しにくい魚釣り仕掛け。
【請求項5】
請求項1から請求項2に記載の捕獲部GEの上部に設けたコマセ籠の構成であって、
該コマセ籠は籠筒体部と底蓋Ksと取ってKbで構成し、該籠筒体部は投入から着底簡でコマセを排出する構成で、更にシャクル動作で全コマセを排出する様に底蓋Ksを設けたコマセ籠にしておる事を特徴とする根掛しにくい魚釣り仕掛け。
【請求項6】
請求項3に記載の胴付き仕掛け及びサビキ仕掛けの幹枝Dsの製造方法であって、胴付き仕掛けの幹糸DMに撚りをかけ先端部にハリス着脱する輪Dsaと幹枝Dsを生成させる撚りによる製造方法YPか、上記幹糸MDを先端に輪Dsaを持ち幹糸DMを2重にした幹枝Dsとし該幹枝を固着した固着による製造方法か、
上記撚って製造した幹枝Dsか固着により製造した幹糸Dsかの何れかを別工程で製造した幹枝Dsを仕掛幹糸MDに固着する構成かの何れかを幹枝Ds製法としておる事を特徴とする根掛しにくい魚釣り仕掛けの胴付き仕掛け及びサビキ仕掛けの幹枝Dsの製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
魚釣具の仕掛に関する物である。
【背景技術】
【0002】
1,ルアーフィッシングに於いては根掛り対策をしたものは無く、船からの釣りでは仕掛け着底確認後素早く1m程度上げる操作で対応しており、根掛すれば仕掛け(ルアー)を捨てている。
2,メバル釣り等の胴付き仕掛けでは捨て錘(根掛り時錘を捨てれる様に仕掛けの幹糸より細い糸を使い該糸を切る事で錘を捨て仕掛けを助ける手段で対応しておる。
3,蛸釣りでは、仕掛けの基板片面に針(通常2本)と疑似餌又は餌を取りつけ他の片面に錘を付けた仕掛けが通常使用されておるが、岸壁などでは貝類や牡蠣等に根掛かりし強く引き上げる程針先は貝類等に食い込みやむなく仕掛けを放棄していた。
4,投げ釣りでは、上記1~3と同様に錘から下を捨てており、対策は無い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2016-106872 蛸釣り仕掛け 蛸釣り仕掛けの根掛りによる損失を少なくする仕掛けであり、竿を上方行に引っ張ると根掛りした仕掛けを下方向に押し下げる力が掛り仕掛けを外す構造か、あるいは針を内蔵し蛸が抱き付くと該内蔵した針が突き出る構造か、あるいは曳くと海底より一定の高さに仕掛けを浮かす構造にするか、道糸を張る事で海底より浮かし又は錘が根掛りした時強く引くと先端の錘を捨てる(捨て錘)にするかの何れかにした蛸釣り仕掛け。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
仕掛けを投げて着底させて釣る釣りに於いて着底後仕掛けを曳く動作を繰り返す中で根掛する頻度を少なくする構成を発明し釣行費用の削減を図る。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第一の発明はフィッシングに於ける根掛しにくい釣り仕掛けであって、該仕掛けGは投入し着底後、仕掛けG全体を略垂直に立つ形態にする手段STaを設けておる事を特徴とする根掛しにくい魚釣り仕掛けを提供する。
*上記略垂直に立つ形態にする手段STaは例えば着底部は棒状錘Waで更に上(海面方向に向かって)線体Wbを設けその上に浮き体Uを含む捕獲部GE(a,ルアーフィッシングではルアー・鯛ラバ・餌木(蛸・イカ釣りb,投げ釣りの胴付き・サビキ仕掛け形態等))を設け、着底時略垂直に立つ形態にしており、曳くと上記錘端(海底接触部)が海底を引きずる構成である。
該仕掛けの着底部は棒状錘Waで更に上(海面方向に向かって)線体Wbを設けとしておるが仕掛けを曳く力が掛かると錘Waと上の該線体が引かれる形で傾斜し、更に曳くと更に略30度程度曲
がるかコイルスプリングの様に伸びる構成にも出来る。
第二の発明は第一の発明に記載の仕掛けG全体を略垂直に立つ形態にする手段Staで着底しておる仕掛けを強く(例えばシャクリ操作)曳くと仕掛けを浮かせる手段STfを設けておる事を特徴とする根掛しにくい魚釣り仕掛けを提供する。
*手段STfは例えば翼体1に垂直翼体1aと錘部2で、上記垂直翼体が前で錘部2が後ろになるようにしており、垂直翼体1aに道糸連結部1bを錘部2に仕掛けGを連結する連結手段(例えば線体・糸体)を設けて連結しており、海中での姿勢は翼体1を水平に垂直翼体1aを翼体1に直交し海底方向に向け、更に該垂直翼体1aを前方に錘部2を後方に位置し、更に翼体1に固着の錘部2より垂直翼体1a固着部が上になる構成とした、(
図5(A)参照)仕掛け投入後からの操作では、接海底部は線体Wb又は錘体Wa端部で、引く操作では該線体Wb及び錘体Wa端部が海底を引きずり、シャクリ等の強い操作では仕掛け全体を海底から海面方向に浮き上がらせる構成((
図8・9・11図参照))。
第三の発明は第一の発明から第二の発明に記載の捕獲部GEを胴付き仕掛け又はサビキ仕掛けとする構成であって、該胴付き仕掛け又はサビキ仕掛け枝Dsに針の付いたハリスASSYを組み付ける組み付け手段RIを設けておる事を特徴とする根掛しにくい魚釣り仕掛けを提供する。
*ハリスASSYを組み付ける組み付け手段RIは枝の輪とハリスの輪を組み付ける物で
該ハリスsssyの針Ⅾafの先端から幹枝の輪Ⅾsaに潜らせ潜らせた針Ⅾsfを更にハリスassyの輪Dscに潜らせ引っ張り締め付ける事でハリスassyの取り付ける手段である。
ハリスが切れるか縺れるかした時釣り人は組付けた該Dハリスassyの輪Dsc部をはさみで切りハリス残骸を取り除き交換用のDハリスassyを組み付ける作業で釣りが再開できる。該作業にはハリスを括りつける(針付きハリスを取り付ける)手間な作業が無いのが特徴である。(
図15参照)
*仕掛け連結部を上下にもつ胴付き仕掛け幹糸DM (撚り)に胴付き仕掛け幹枝Dsを複数本設けて該枝Ds先端部に輪Dsaを設けた形状で、該枝先端部の輪Dsaに、一端に針Dsfを他端に胴付き仕掛け枝Ds輪Dscを設けハリスで連決したハリスDassyの針Dsfを、該枝Ds の輪Dsaに通し更にハリスassyの輪Dscに通して絞り、枝DsにハリスDassyを取り付ける構成にした枝を複数本(図は5本)設けた構成の胴付き仕掛けか、又は該胴付き仕掛けの針部Dsfをサビキ針Gscにした構成Gassyのサビキ仕掛けかの何れかにした構成。
第四の発明は第三の発明に記載の針部・ハリス・着脱輪を有する胴付きDハリスassyをそれぞれ複数本セットとした取り換え穴付きハリスセットDssにするか、該セットの針部をサビキ針部Gsfに変えたサビキハリスセットGssにするかの何れかのハリスセットにしておる事を特徴とする根掛しにくい魚釣り仕掛けを提供する。
*現在針にハリスを取り付けた物を10本セットで包装したものが市販されておるが本願の輪付針り付きハリスセットもこの形態とする。
第五の発明は第一の発明から第二の発明に記載の捕獲部GEの上部に設けたコマセ籠の構成であって、該コマセ籠は籠筒体部(側筒部Ks)と底蓋Ksと取ってKbで構成し、該籠筒体部(側筒部Ks)は投入から着底間でコマセを排出する構成で、更にシャクル動作で全コマセを排出する様にした底蓋Ksを設けたコマセ籠にしておる事を特徴とする根掛しにくい魚釣り仕掛けを提供する。
*該コマセ籠は籠筒体部(側筒部Ks)と底蓋KLと取ってKbで構成し、該籠筒体部(側筒部Ks)は投入から着底簡でコマセを排出するように網目を大きくし(例えば2~4ミリ角)、底蓋KL部は引き上げ方向の力が伝わるように網目を小さくし(例えば1ミリ角)、更に大きな力(例えばシャクリ操作)が掛かると底蓋KLが観音開きに開く構成で該底蓋Ksの閉止・固定・開放の構成はプラスチックの弾性の凸と弾性部の構成の樹脂の弾性を利用した閉・開・閉状態保持、及びヒンジ構造としておる事を特徴とする根掛しにくい魚釣り仕掛け。(
図20参照)
第六の発明は第三の発明に記載の胴付き仕掛け又はサビキ仕掛けの幹枝Dsの製造方法であって、胴付き仕掛けの幹糸DMに撚りをかけ先端部にハリスを着脱する輪Dsaと幹枝Dsを生成させる撚りによる製造方法YPか、上記幹糸MDを先端に輪Dsaを持ち幹糸DMを2重にした幹枝Dsとし該幹枝を固着(例えば電着(電子レンジの振動原理使用))した固着による製方法か
上記撚って製造した幹枝Dsか固着により製造した幹糸Dsかの何れかを別工程で製造した幹枝Dsを仕掛幹糸MDに固着する構成で幹枝Ds製法としておる事を特徴とする根掛しにくい魚釣り仕掛けの胴付き仕掛け及びサビキ仕掛けの幹枝Dsの製造方法。
*撚りによる製造方法は
図21(a)記載しておる幹糸を上下に配し該幹糸MDの一端部を固定しMD他端から全体を撚る撚りを掛ける、
・撚りによる製造方法YPは、
例えば上記幹糸を出したい場所を押さえ他端を一端方向に緩める緩め方によって幹枝の長さが変わるので所望の長さで幹糸MDと幹枝MDの交点を固着(又は仮止め)する要領で複数個作る。
・固着による製造方法は、
例えば上記幹糸MDを上下に配し、幹枝引き抜きポールを2本設け、該引き抜きポール間から引き抜く引っ張りポールを幹糸を挟んだ位置で曳き抜きポール間から幹糸を引き抜ける位置に設けて幹糸MDを引っ張り出す操作をし、設定の長さで先端に輪Dsaを持ち幹糸DMを2重にした幹枝Dsとし該幹枝を固着(例えば電着(電子レンジの振動原理使用))する。
上記幹枝の一端に針を他端に幹枝に組み付ける輪Dscを持つハリスassyの組付けは、
該ハリスsssyの針Dafの先端から幹枝の輪Dsaに潜らせ潜らせた針Dsfを更にハリスassyの輪Dscに潜らせ引っ張り締め付ける事でハリスassyの取り付け終了となる。
図15(e)図に記載の様に締め付け時のハリスassyの輪Dscの内側部がのぞくに該輪の大きさを設定すればハリスassyのゆるみ止め作用が期待できる。
<課題を解決する手段の補足説明>
【0006】
*上記第一の発明から第四の発明に記載した技術の仕掛けを持ち運び易くする手段、例えば分解組付け・折り畳みにする事は自在に出来る。
【発明の効果】
【0007】
魚釣り仕掛けの根掛りによる損失を少なくする事が出来た。
上記仕掛けの損失削減により1釣行費用の削減が出来た。
【発明を実施するための形態】
【0008】
上記発明の仕掛けは海底を曳く釣りの使用が好ましい。
【実施例0009】
第一の発明に記載の仕掛けGは投入し着底後、仕掛けG全体を略垂直に立つ形態にする手段Staの解説事例として根掛が1番多いいタコ釣り仕掛けで解説する。
図1は浮き体Aaと針Fを内蔵する外郭体Abで構成する誘引体A(捕獲部GE)と、
該誘引体を貫通し道糸連結部Afを上に設け該誘引体Aから海底に向かって線体Wbで構成し、該線体Wbに重りWa体を結合しており、タコ釣り仕掛けが着底した時線体Wbと錘Wa体の何れかの端部が接低(海底に)して誘引体が上で錘部を含む線体部が下になる様に誘引体Aと錘部を含む線体部の重量差((該誘引体は比重を小さく比重0.9以下が好ましい、(例えば材をポリプロピレン比重0.9又は中空体))で負荷が掛からない状態では上記タコ釣り仕掛けが略垂直に保持することを表した。
図1(B)は線体Wbが接海底しておる(A)図に対して棒状の重り体Waの端部を接海底させた構成。
図1(C)は上記誘引体Aが着底時線体Ac先端部が接底した状態で、道糸6を引くと針Fを持つ誘引体A(捕獲部GE)が矢印方向に移動し更に引くと線体先端部で海底を引きずりながら移動する、力が掛からなくなると略垂直姿勢に戻る。
*蛸が抱き着く誘引体Aを浮かせる浮き体Aa((中空か発泡体(吸水性がない物)か比重1未満の材=木材・ポリ系樹脂等)として該誘引体全体(針を含む)を海底から浮かす(着底はしない)誘引体Aと錘Waと線体Wbで構成した蛸釣り仕掛け体であって、該誘引体Aは浮き体Aaとスカート部を含む外郭体Abと道糸連結部Afと線体Wbと針Fで構成しており、
上記誘引体Aは着底時線体Ac(又は棒状錘Wa)先端部のみが接底した状態で、道糸6を引くと針Fを持つ誘引体Aが矢印方向に移動し更に引くと線体 (又は棒状錘Wa)先端部で海底を引きずりながら移動する、移動後は移動前の略垂直姿勢となる(
図1(B)参照)
(更に該仕掛けを移動前に揺する操作(竿先を揺する)にすれば仕掛けを引こずらずに蛸を誘引出来る。移動させる時は一気に2~3m引き→揺する操作を繰り返すようにすれば根掛の確率は非常に小さくなる。)様にしておる事を特徴とする蛸釣り仕掛け体。
【実施例0010】
図2は市販されておるタコ釣り仕掛けの錘を除いた物(事例としてエビ形態とビニールイカ形態を提示)線体を含む錘体を下部に連結し、仕掛け上部上(例えば1m)に仕掛けと線体を含む重りを略垂直に保持する、着底時略垂直に立つ姿勢にする手段STbを設けて実施例1に記載の着底時略垂直に立つ姿勢にする手段Staの機能を持たせ仕掛けを引きずっても根掛りしにくい仕掛けとしておる技術。
【実施例0011】
図3は
図2の捕獲部GEの上に浮き体を設け浮き体を道糸で連結したもので捕獲部GEの浮き体を別体とした構成。
【実施例0012】
図4は生エサを括りつけて使用するタコ釣り仕掛けで該仕掛けの餌木Egを浮かせる材を組み合わせた構成で実施例1に記載の誘引体A(捕獲部GE)と同様の機能を付加した構成。
生エサを付けて釣るタイプの餌木Egに浮き体Uと錘Waと線体Wbで構成したタコ釣り仕掛けで、仕掛けが着底時略垂直に立つ形態にする手段Staを設けた物で浮き体Uは中空でも発泡体(例えば発泡スチロール樹脂)でも、その他木製やポリ系樹脂でも良い。
【実施例0013】
図5は強い曳く操作で仕掛け全体Gを海面方向に浮きあがらせる、仕掛けが浮き上がる手段STfを設けた仕掛けであって、該手段STfの1形態であって、翼体1(翼体例えば魚のエイを上から見た形状の)に垂直翼体1aと錘部2を設け上記垂直翼体が前で錘部2が後ろになるようにしており、垂直翼体1aに道糸連結部1Bを錘部2に捕獲部GEを連結する連結手段(例えば線体・糸体)を設けて連結しており、海中での姿勢は翼体1を水平に垂直翼体1aを翼体1に直交し海底方向に向け、更に該垂直翼体1aを前に錘部2を後ろにしており、翼体1に固着の錘部2より垂直翼体1a固着部が上になる、(
図4(A)参照)引くと仕掛けが浮き上がる手段STfで仕掛けが海底から離れる(浮き上る)構成で、仕掛け投入後からの操作で着底部は線体Wb又は錘体Wa端部で引く操作では、該線体Wb及び錘体Wa端部が海底を引きずり、シャクリ等の強い操作では仕掛け全体を海底から海面方向に浮き上がらせる構成とした根掛し難いタコ釣り仕掛け体である。
【実施例0014】
図6は仕掛けが浮き上がる手段STfの翼体1に浮き体機能を設けたSTf―2で該STf―2は第一の発明に記載の誘引体A(捕獲部GE)の浮き体Uの機能を上記仕掛けが浮き上がる手段STfに移設した形態。
下から線体Wb及び錘体Wa その上に誘引体A(捕獲部GE)を設け最上部に上記手段STf―2と出来る構成となる。
【実施例0015】
図7は上記市販されておるタコ釣り仕掛けの重りを除いた物(事例としてエビ形態とビニールイカ形態を提示)線体を含む重り体を下部に連結し、仕掛け上部上(例えば1m)に仕掛けと線体を含む重りを略垂直に保持し、着底時略垂直に立つ姿勢にする手段STf―2を設けた事例で捕獲部GEに浮き体Uを設けない構成。
【実施例0016】
図8は
図7に記載の捕獲部GEを鯛ラバ仕掛けとした構成で略垂直に立って居る仕掛けGを曳くと(右)となり、更に強い力で引く(例えばシャクル操作)と仕掛け全体Gが浮き上がり曳く力が無くなると略垂直の状態(最初の状態)となる事を図示した。
*傾斜した仕掛けが立つ方向に動く動きは既存のルアーでは竿方向の動きしか出来なかったが反対方向の動きが演出されるので違った効果が期待できる。
【実施例0017】
図9は
図8に記載の捕獲部GEを魚型ルアーとした構成で曳きに対する態様は
図8と同じである。
【実施例0018】
図10は
図9に記載の捕獲部GEの魚型ルアーのボディを中空とするか、中空でヘリュウムガスを封入した構成。
【実施例0019】
図11は
図10に記載の捕獲部GEのルアーボディを中空とするか、中空でヘリュウムガスを封入した物を船から釣る(例えば水深10ⅿ以上)状態で使用したときの構成で、
シャクリ力を受けて海面方向に仕掛けGを浮き上がらせる手段STf及び手段STf―2及び手段STf―3の作用を船上の竿の操作で出来るので仕掛けGを浮き上がらせる手段STf及び手段STf―2及び手段STf―3を用いない構成を表した図である。
【実施例0020】
図12は
図8・9・11に記載の捕獲部GEを胴付き仕掛け付き仕様又はサビキ仕掛け付き仕様とした図。
【実施例0021】
図13は
図8・9・11に記載の捕獲部GEを胴付き仕掛け付き仕様又はサビキ仕掛け付き仕様たとした構成で曳きに対する態様は
図8・9・11と同じである。
【実施例0022】
図14は
図13に記載の構成の海面方向に仕掛けGを浮き上がらせる手段STfを浮き体Uとした構成のSTf―3としたもの。
【実施例0023】
図15は
図14に記載の捕獲部GEを胴付き仕掛け仕様の構成図で、仕掛け連結部を上下にもつ胴付き仕掛け幹糸DMに撚りをかけて一部を掴むと撚りによ生成されるり胴付き仕掛け枝糸Dsを複数本(
図5本)設け該胴付き仕掛け枝糸Dsは先端部に輪Dsaを生成した形状で、該輪Dsaに一端に針Dsfを他端に輪Dscを設けハリスで連結したハリスassyの、針Dsfを枝糸Dsの輪Dsaに通し更にハリスASSY輪Dscに通して絞ることで枝にハリスを取り付ける構成にした仕掛けである。
*胴付き仕掛け枝糸Dsの製造方法を幹糸1部分を丸いポール等で右に引き幹糸引き出し、引き出した幹糸部を合わせた幹糸2本部と先端の輪Dsaとし枝部の2本の幹糸を固着した(熱着・接着・電着=振動等)構成で上記幹糸を撚った枝に比べると断面積が小さい分枝張力は落ちるが製造設備は簡単な構造に出来る。(d)図
【実施例0024】
図16は
図15に記載の、胴付き仕掛け枝糸Dsに着脱出来る輪Dscと針をハリスで連結し、ハリスassyとした物を複数(例えば10本)セットとして商品化した形態の取り換え穴付きハリスセットDSS略図。(a)・(b)
上記ハリス仕掛けassyを胴付き仕掛け枝Dsに装着する要領図が(c)図で、針Dsfを枝Dsの輪Dsaに通し、更にハリスassyの輪に通して絞って枝にハリスを組付ける構成にした仕掛けの要領図。
ハリスassy輪Dscは枝に取り付け終わった時、Dscの輪内側端が緩み止めの凸部を構成する様な輪の大きさにするのが好ましい。
図15(e)参照。
【実施例0025】
図17は
図15に記載の捕獲部GEをサビキ仕掛けたした構成で胴付き仕掛けの針Dsf、をサビキ針Gsfとした構成で、他の構成は胴付き仕掛け付き仕様の構成と同じである。
【実施例0026】
図18は
図16に記載の取り換え穴付きハリスセットDSSをサビキ針部に変えた構成Gssで他の構成は胴付き仕掛け付き仕様の構成と同じである。
【実施例0027】
図19は
図14に記載の海上方向に仕掛けGを浮き上がらせる手段STfを浮き体Uとした構成のSTf―3としたものに集魚手段としてコマセ籠を捕獲部GE部と浮き体の間に設けた構成で該図のコマセ籠は市販されておるコマセ籠で揺する・曳く・シャクル動作で少しづつコマセを排出する物でも良いが本願では投げて釣る意味から1投でコマセ籠を空に出来る(コマセは多く使用するが魚の群れを集める手段としたシャクリ等の強い曳く力が掛かると籠底蓋が開き内蔵するコマセを全て排出する構成にしたコマセ籠を捕獲部GEと浮き体Uの間に配置した構成。
更には該コマセ籠を有する仕掛けを略垂直の状態から竿先を揺する操作で該コマセ籠は前後の移動を繰り返すことになり前後の移動の力でコマセを排出する構成となり、更にシャクリ操作で籠内のこませ全部を放出出来る物である。
*傾斜した仕掛けが立つ方向に動く動きは既存のルアーでは竿方向の曳く動きしか出来なかったが反対方向の動きが演出されるので違った効果が期待できる。
【実施例0028】
図20は
図19に記載のコマセ籠の構成図であって、
該コマセ籠は籠筒体部(側筒部Ks)と底蓋Ksと取ってKbで構成し、該籠筒体部(側筒部Ks)は投入から着底簡でコマセを排出しシャクリ操作で全コマセを排出する様に網目を大きくし、底蓋Ks部は引き上げ方向の力が伝わるように網目を小さくし、更に力が掛かると底蓋が観音開きに開く構成で該底蓋Ksの閉止・固定・開放・ヒンジはプラスチックの弾性の凸と弾性部の構成の樹脂の弾性を利用した閉・開・閉状態保持、ヒンジ構成で対応しておる。
更には籠を前後に揺する操作が出来るので籠の左右の動きでこませを放出する構成が好ましい。
(a) は籠底蓋閉止状態図・(b)は籠底蓋開放状態図。
【実施例0029】
図21は
図15に記載の胴付き仕掛けの枝Daの製造方法であって、胴付き仕掛けの幹糸DMに撚りをかけ先端部にハリス着脱輪着脱する輪Dsaと幹枝Dsを生成させる撚りによる製造方法YPか、上記幹糸MDを上下に配し、幹枝引き抜きポールを2本設け、該引き抜きポール間から引き抜く引っ張りポールで幹糸MDを引っ張り出す操作で先端に輪Dsaを持ち幹糸DMを2重にした幹枝Dsとし該幹枝を固着(例えば電着(電子レンジの振動原理使用))した固着による製方法か
上記撚って製造した幹枝Dsか固着により製造した幹糸Dsかの何れかを別工程で製造した幹枝Dsを仕掛幹糸MDに固着する構成で幹枝Dsを製造しておる事を特徴とする胴付き仕掛け及びサビキ仕掛けの幹枝Dsの製造方法。
【実施例0030】
図21は上記捕獲部Gを投げ釣り仕掛けとした構成で海底から(棒状)錘Waの上に天秤状の線体を設け、投げ釣り仕掛けの幹糸に枝PSを複数本設け該枝には針の付いたハリスASSYを組み付ける組み付け手段RIの枝側の輪を設けており、一端に輪を持ち他端に針を持つハリスで連結した組み付けるハリスassyを設け、
ハリスASSYを組み付ける組み付け手段RIは枝の輪とハリスの輪で組み付ける物で
該ハリスsssyの針Pafの先端から幹枝の輪Psaに潜らせ潜らせた針Psfを更にハリスassyの輪Pscに潜らせ引っ張り締め付ける事でハリスassyの取り付ける。手段である。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【
図1】(A)誘引体内に浮き体部を設け、仕掛けが着底時略垂直に立つ形態にする手段Sta手段を設けた仕掛け図。(B)該仕掛けを曳いた状態図
【
図2】市販のタコ釣り仕掛け上1m程度に浮き体を設けた仕掛けが着底時略垂直に立つ形態にする手段Stb手段を設けた仕掛け図。
【
図3】タコ釣り餌木Egに浮き体を付け着底時略垂直に立つ形態にする手段Sta手段を設けた仕掛け図。
【
図4】生エサを括りつけて使用するタコ釣り仕掛けで該仕掛けの餌木Egを浮かせる材を組み合わせた構成図。
【
図5】引く操作で仕掛け全体Gを海面方向に浮きあがらせる、仕掛けが浮き上がる手段STfを設けた仕掛け図。
【
図6】仕掛けが浮き上がる手段STfの翼体1に浮き体機能を設けたSTf―2図。
【
図7】上記STf―2を市販されておるタコ釣り仕掛けの重りを除いた物(事例としてエビ形態とビニールイカ形態を提示)線体を含む重り体を下部に連結した図。
【
図8】捕獲部GEを鯛ラバ仕掛けとした構成で略垂直に立っておる位置からの変化の図。
【
図9】捕獲部GEを魚型ルアーとした構成で曳きに対する態様図。
【
図10】捕獲部GEの魚型ルアーのボディを中空とするか、中空でヘリュウムガスを封入した構成図。
【
図11】捕獲部GEをルアーボディを中空とするか、中空でヘリュウムガスを封入した物を船から釣る(例えば水深10ⅿ以上)状態で使用したときの構成図で浮き上がり手段STf―1及びSTf―2を不必要とした図。
【
図13】12図の仕掛けの引きに対する様態変化図。
【
図14】海上方向に仕掛けGを浮き上がらせる手段STfを浮き体Uとした構成のSTf―3とした図。
【
図15】捕獲部GEを胴付き仕掛け付き仕様の構成図。
【
図18】サビキ針部輪付き取り換えハリスassyセット図。
【
図19】捕獲部GEと浮き体の間にコマセ籠を配置した図。
【
図21】胴付き仕掛け及びサビキ仕掛けの枝Dsの製造方法図。
【
図22】投げ釣り仕掛けに輪を持つ枝に、輪を持つハリスセットを組み付ける構成にした図。
【手続補正書】
【提出日】2022-11-09
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0005】
第一の発明はフィッシングに於ける根掛しにくい釣り仕掛けGであって、根掛しにくい釣り仕掛けGは投入し着底後、仕掛けG全体を略垂直に立つ形態にする手段STaを設けており、
該仕掛けG全体を略垂直に立つ形態にする手段Staは、着底部が棒状錘Waで更に上(海面方向に向かって)に線体Wbを棒状錘Waと一体にして設け、その上に浮き体Uを含む釣り針仕掛けの捕獲体GE(釣り針を持つ釣り仕掛け=魚を引っ掛ける針部を有する部分))を設け、着底時略垂直に立つ形態にしており、曳くと上記棒状錘端(海底接触部)が海底を引きずる構成としておる事を特徴とする根掛しにくい魚釣り仕掛けを提供する。
*上記略垂直に立つ形態にする手段STaは例えば着底部は棒状錘Waで更に上(海面方向に向かって)線体Wbを
棒状錘Waと一体にして設け、その上に浮き体Uを含む捕獲部GE(a,ルアーフィッシングではルアー・鯛ラバ・餌木(蛸・イカ釣りb,投げ釣りの胴付き・サビキ仕掛け形態等))を設け、着底時略垂直に立つ形態にしており、曳くと上記錘端(海底接触部)が海底を引きずる構成である。
該仕掛けの着底部は棒状錘Waで更に上(海面方向に向かって)線体Wbを設けとしておるが仕掛けを曳く力が掛かると棒状錘Waと上の該線体が引かれる形で傾斜し、更に曳くと更に略30度程度曲がるかコイルスプリングの様に伸びる構成にも出来る。
第二の発明
は、着底しておる仕掛けを強く(例えばシャクリ操作)曳くと仕掛けを
急浮上させる手段STfを設けた仕掛けで、
該仕掛けを強く曳くと仕掛けを急浮上させる手段STfは、翼体1に垂直翼体1aと錘部2で、上記垂直翼体が前で錘部2が後ろになるような構成にしており、該翼体1は浮力体を一体として設けており、垂直翼体1aに道糸連結部1bを錘部2に仕掛けGを連結する連結手段(例えば線体・糸体)を設けて連結しており、海中での姿勢は翼体1を水平に垂直翼体1aを翼体1に直交し海底方向に向け、更に該垂直翼体1aを前方に錘部2を後方に位置し、更に翼体1に固着の錘部2より垂直翼体1a固着部が上になる構成としており、(図5(A)参照)仕掛け投入後からの操作では、接海底部は棒状錘体Wa端部で、引く操作では該棒状錘体Wa端部が海底を引きずり、シャクリ等の強い操作では仕掛け全体を道糸曳き方向より海面方向に急浮上させる構成 ((凧あげでの糸を引くと凧は上昇する構成を海中に設けた構造・図8・9・11図参照))としておる事を特徴とする根掛しにくい魚釣り仕掛けを提供する。
*上記反論により第三の発明は・・の記載を、
第三の発明は第一の発明から第二の発明に記載の捕獲部GE (魚を引っ掛ける針部を有する部分)を胴付き仕掛け又はサビキ仕掛けとする構成であって、該胴付き仕掛け又はサビキ仕掛け幹枝Dsに、針の付いたDハリスassyを組み付ける組み付け手段RIを設けたもので、該胴付き仕掛け又はサビキ仕掛け幹枝Dsに、針の付いたDハリスassyを組み付ける組み付け手段RIは、仕掛けの幹枝Dsの輪(チチワ結び用)とDハリスassyの輪 (チチワ)を組み付ける物で(引用文献3の整理番号KN1―10ページ記載の構成)、該Dハリスassyの針の先端から幹枝の輪に潜らせ、潜らせた針を更にDハリスassyの輪に潜らせ、引っ張り締め付ける事でDハリスassyを取り付ける手段R1とした、胴付き仕掛け及びサビキ仕掛けとしておる事を特徴とする根掛しにくい魚釣り仕掛けを提供する。(
図15参照)
*ハリスASSYを組み付ける組み付け手段RIは枝の輪とハリスの輪で組み付ける物で
該ハリスsssyの針の先端から幹枝の輪に潜らせ潜らせた針を更にDハリスassyの輪に潜らせ引っ張り締め付ける事でハリスassy
を取り付ける手段である。
ハリスが切れるか縺れるかした時釣り人は組付けた該Dハリスassyの輪部をはさみで切りハリス残骸を取り除き交換用のDハリスassyを組み付ける作業で釣りが再開できる。該作業にはハリスを括りつける(針付きハリスを取り付ける)手間な作業が無いのが特徴である。(
図15参照)
*仕掛け連結部を上下にもつ胴付き仕掛け幹糸DM (撚り)に胴付き仕掛け幹枝Dsを複数本設けて該
幹枝Ds先端部に輪を設けた形状で、該幹枝先端部の輪に、一端に針を他端に輪を設けた
Dハリスassyの針を、
幹枝Ds の輪に通し更にハリスassyの輪に通して絞り、幹枝Dsに
Dハリスassyを取り付ける構成にした枝を複数本(図は5本)設けた構成の胴付き仕掛けか、又は該胴付き仕掛けの針部をサビキ針にした構成のサビキ仕掛けかの何れかにした構成。
*
上記幹枝Dsの製造方法は第6の発明記載の製造方法で製造したもの。
第四の発明は第一の発明から第
三の発明に記載の捕獲部GEの上部に設けたコマセ籠の構成であって、該コマセ籠は籠筒体部(側筒部Ks)と底蓋Ksと取ってKbで構成し、該籠筒体部(側筒部Ks)は投入から着底
間及び着底状態でもコマセを排出するように
網目を大きくした構成で、更にシャクル動作で全コマセを排出する様に
網目を小さくした底蓋Ksを設け、引き上げ方向の力で
コマセ籠の底蓋が水の抵抗力を受けて開く構成にしておる事を特徴とする根掛しにくい魚釣り仕掛けを提供する。
*該コマセ籠は籠筒体部(側筒部Ks)と底蓋KLと取ってKbで構成し、該籠筒体部(側筒部Ks)は投入から着底
し定置する状態でもコマセを排出するように網目を大きくし(例えば2~4ミリ角)、底蓋KL部は引き上げ方向の力が伝わるように網目を小さくし(例えば1ミリ角)、更に大きな力(例えばシャクリ操作)が掛かると底蓋KLが観音開きに開く構成で該底蓋Ksの閉止・固定・開放の構成はプラスチックの弾性の凸と弾性部の構成の樹脂の弾性を利用した閉・開・閉状態保持、及びヒンジ構造としておる事を特徴とする根掛しにくい魚釣り仕掛け。(
図20参照)
第五の発明は第三の発明に記載の胴付き仕掛け又はサビキ仕掛けの幹枝Dsの製造方法であって、胴付き仕掛けの幹糸DMに撚りをかけ先端部にハリスを着脱する輪Dsaと幹枝Dsを生成させる撚りによる製造方法YPか、
上記幹糸MDを先端に輪Dsaを持ち幹糸DMを
多重にした幹枝Dsとし、該幹枝を固着(例えば電着(電子レンジの振動原理使用等))した固着による製造方法
WPか、
上記撚って製造した幹枝Dsか、固着により製造した幹
枝Dsかの何れかを別工程で製造した幹枝Dsを仕掛幹糸MDに固着する製造方法
SPかの、
何れかの方法で胴付き仕掛け又はサビキ仕掛けを製造する製造方法としておる事を特徴とする、根掛しにくい仕掛けの、胴付き仕掛け及びサビキ仕掛け製造方法。
*・撚りによる製造方法YPは、
図21(a)記載しておる幹糸を上下に配し該幹糸MDの一端部を固定しMD他端から全体を撚る撚りを掛ける、
幹
枝を出したい場所を押さえ他端を一端方向に緩める、緩め方によって幹枝の長さが変わるので所望の長さで幹糸MDと幹枝MDの交点を固着(又は仮止め)する要領で複数個作る。
・固着による製造方法は、例えば上記幹糸MDを上下に配し、幹枝引き抜きポールを2本設け、該引き抜きポール間から引き抜く、引っ張りポール
の幹糸を挟んだ位置で曳き抜きポール間から、幹糸を引き抜ける位置に設けて幹糸MDを引っ張り出す操作をし、設定の長さで先端に輪を持
つ幹糸DMを2重にした幹枝Dsとし、該幹枝を固着(例えば電着(電子レンジの振動原理使用
等))する。
上記幹枝の一端に針を他端に幹枝に組み付ける輪を持つ
Dハリスassyの組付けは、
該
Dハリスsssyの針の先端から幹枝の輪に潜らせ潜らせた針を更に
Dハリスassyの輪に潜らせ引っ張り締め付ける事で
Dハリスassyの取り付け終了となる。
図15(e)図に記載の様に締め付け時の
Dハリスassyの輪の内側部がのぞく
様に該輪の大きさを設定すれば
Dハリスassyのゆるみ止め作用が期待できる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
フィッシングに於ける根掛しにくい釣り仕掛けGであって、根掛しにくい釣り仕掛けGは投入し着底後、仕掛けG全体を略垂直に立つ形態にする手段STaを設けており、該仕掛けG全体を略垂直に立つ形態にする手段Staは、着底部が棒状錘Waで更に上に線体Wbを棒状錘Waと一体にして設け、その上に浮き体Uを含む釣り針仕掛けの捕獲体GEを設け、着底時略垂直に立つ形態にしており、曳くと上記棒状錘端が海底を引きずる構成としておる事を特徴とする根掛しにくい魚釣り仕掛けを提供する。
【請求項2】
着底しておる仕掛けを強く曳くと仕掛けを急浮上させる手段STfを設けた仕掛けで、該仕掛けを強く曳くと仕掛けを急浮上させる手段STfは、翼体1に垂直翼体1aと錘部2で、上記垂直翼体が前で錘部2が後ろになるような構成にしており、該翼体1は浮力体を一体として設けており、垂直翼体1aに道糸連結部1bを錘部2に仕掛けGを連結する連結手段を設けて連結しており、海中での姿勢は翼体1を水平に垂直翼体1aを翼体1に直交し海底方向に向け、更に該垂直翼体1aを前方に錘部2を後方に位置し、更に翼体1に固着の錘部2より垂直翼体1a固着部が上になる構成としており、仕掛け投入後からの操作では、接海底部は棒状錘体Wa端部で、引く操作では該棒状錘体Wa端部が海底を引きずり、シャクリ等の強い操作では仕掛け全体を道糸曳き方向より海面方向に急浮上させる構成としておる事を特徴とする根掛しにくい魚釣り仕掛けを提供する。
【請求項3】
に
請求項1から請求項2記載の捕獲部GEを胴付き仕掛け又はサビキ仕掛けとする構成であって、該胴付き仕掛け又はサビキ仕掛け幹枝Dsに、針の付いたDハリスassyを組み付ける組み付け手段RIを設けたもので、該胴付き仕掛け又はサビキ仕掛け幹枝Dsに、針の付いたDハリスassyを組み付ける組み付け手段RIは、仕掛けの幹枝Dsの輪とDハリスassyの輪を組み付ける物で該Dハリスassyの針の先端から幹枝の輪に潜らせ、潜らせた針を更にDハリスassyの輪に潜らせ、引っ張り締め付ける事でDハリスassyを取り付ける手段R1とした、胴付き仕掛け及びサビキ仕掛けとしておる事を特徴とする根掛しにくい魚釣り仕掛けを提供する。
【請求項4】
請求項1から請求項3に記載の捕獲部GEの上部に設けたコマセ籠の構成であって、該コマセ籠は籠筒体部と底蓋Ksと取ってKbで構成し、該籠筒体部は投入から着底間及び着底状態でもコマセを排出するように網目を大きくした構成で、更にシャクル動作で全コマセを排出する様に網目を小さくした底蓋Ksを設け、引き上げ方向の力でコマセ籠の底蓋が水の抵抗力を受けて開く構成にしておる事を特徴とする根掛しにくい魚釣り仕掛けを提供する。
【請求項5】
請求項3に記載の胴付き仕掛け又はサビキ仕掛けの幹枝Dsの製造方法であって、胴付き仕掛けの幹糸DMに撚りをかけ先端部にハリスを着脱する輪Dsaと幹枝Dsを生成させる撚りによる製造方法YPか、
上記幹糸MDを先端に輪Dsaを持ち幹糸DMを多重にした幹枝Dsとし、該幹枝を固着した固着による製造方法WPか、
上記撚って製造した幹枝Dsか、固着により製造した幹枝Dsかの何れかを別工程で製造した幹枝Dsを仕掛幹糸MDに固着する製造方法SPかの、
何れかの方法で胴付き仕掛け又はサビキ仕掛けを製造する製造方法としておる事を特徴とする、根掛しにくい仕掛けの、胴付き仕掛け及びサビキ仕掛けの製造方法。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正書】
【提出日】2022-11-10
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0005】
第一の発明はフィッシングに於ける根掛しにくい釣り仕掛けGであって、根掛しにくい釣り仕掛けGは投入し着底後、仕掛けG全体を略垂直に立つ形態にする手段STaを設けており、
該仕掛けG全体を略垂直に立つ形態にする手段Staは、着底部が棒状錘Waで更に上(海面方向に向かって)に線体Wbを棒状錘Waと一体にして設け、その上に浮き体Uを含む釣り針仕掛けの捕獲体GE(釣り針を持つ釣り仕掛け=魚を引っ掛ける針部を有する部分))を設け、着底時略垂直に立つ形態にしており、曳くと上記棒状錘端(海底接触部)が海底を引きずる構成としておる事を特徴とする根掛しにくい魚釣り仕掛けを提供する。
*上記略垂直に立つ形態にする手段STaは例えば着底部は棒状錘Waで更に上(海面方向に向かって)線体Wbを
棒状錘Waと一体にして設け、その上に浮き体Uを含む捕獲部GE(a,ルアーフィッシングではルアー・鯛ラバ・餌木(蛸・イカ釣りb,投げ釣りの胴付き・サビキ仕掛け形態等))を設け、着底時略垂直に立つ形態にしており、曳くと上記錘端(海底接触部)が海底を引きずる構成である。
該仕掛けの着底部は棒状錘Waで更に上(海面方向に向かって)線体Wbを設けとしておるが仕掛けを曳く力が掛かると棒状錘Waと上の該線体が引かれる形で傾斜し、更に曳くと更に略30度程度曲がるかコイルスプリングの様に伸びる構成にも出来る。
第二の発明
は、着底しておる仕掛けを強く(例えばシャクリ操作)曳くと仕掛けを
急浮上させる手段STfを設けた仕掛けで、
該仕掛けを強く曳くと仕掛けを急浮上させる手段STfは、翼体1に垂直翼体1aと錘部2で、上記垂直翼体が前で錘部2が後ろになるような構成にしており、該翼体1は浮力体を一体として設けており、垂直翼体1aに道糸連結部1bを錘部2に仕掛けGを連結する連結手段(例えば線体・糸体)を設けて連結しており、海中での姿勢は翼体1を水平に垂直翼体1aを翼体1に直交し海底方向に向け、更に該垂直翼体1aを前方に錘部2を後方に位置し、更に翼体1に固着の錘部2より垂直翼体1a固着部が上になる構成としており、(図5(A)参照)仕掛け投入後からの操作では、接海底部は棒状錘体Wa端部で、引く操作では該棒状錘体Wa端部が海底を引きずり、シャクリ等の強い操作では仕掛け全体を道糸曳き方向より海面方向に急浮上させる構成 ((凧あげでの糸を引くと凧は上昇する構成を海中に設けた構造・図8・9・11図参照))としておる事を特徴とする根掛しにくい魚釣り仕掛けを提供する。
*上記反論により第三の発明は・・の記載を、
第三の発明は第一の発明から第二の発明に記載の捕獲部GE (魚を引っ掛ける針部を有する部分)を胴付き仕掛け又はサビキ仕掛けとする構成であって、該胴付き仕掛け又はサビキ仕掛け幹枝Dsに、針の付いたDハリスassyを組み付ける組み付け手段RIを設けたもので、該胴付き仕掛け又はサビキ仕掛け幹枝Dsに、針の付いたDハリスassyを組み付ける組み付け手段RIは、仕掛けの幹枝Dsの輪(チチワ結び用)とDハリスassyの輪 (チチワ)を組み付ける物で(引用文献3の整理番号KN1―10ページ記載の構成)、該Dハリスassyの針の先端から幹枝の輪に潜らせ、潜らせた針を更にDハリスassyの輪に潜らせ、引っ張り締め付ける事でDハリスassyを取り付ける手段R1とした、胴付き仕掛け及びサビキ仕掛けとしておる事を特徴とする根掛しにくい魚釣り仕掛けを提供する。(
図15参照)
*ハリスASSYを組み付ける組み付け手段RIは枝の輪とハリスの輪で組み付ける物で
該ハリスsssyの針の先端から幹枝の輪に潜らせ潜らせた針を更にDハリスassyの輪に潜らせ引っ張り締め付ける事でハリスassy
を取り付ける手段である。
ハリスが切れるか縺れるかした時釣り人は組付けた該Dハリスassyの輪部をはさみで切りハリス残骸を取り除き交換用のDハリスassyを組み付ける作業で釣りが再開できる。該作業にはハリスを括りつける(針付きハリスを取り付ける)手間な作業が無いのが特徴である。(
図15参照)
*仕掛け連結部を上下にもつ胴付き仕掛け幹糸DM (撚り)に胴付き仕掛け幹枝Dsを複数本設けて該
幹枝Ds先端部に輪を設けた形状で、該幹枝先端部の輪に、一端に針を他端に輪を設けた
Dハリスassyの針を、
幹枝Ds の輪に通し更にハリスassyの輪に通して絞り、幹枝Dsに
Dハリスassyを取り付ける構成にした枝を複数本(図は5本)設けた構成の胴付き仕掛けか、又は該胴付き仕掛けの針部をサビキ針にした構成のサビキ仕掛けかの何れかにした構成。
*
上記幹枝Dsの製造方法は第6の発明記載の製造方法で製造したもの。
第四の発明は第一の発明から第
三の発明に記載の捕獲部GEの上部に設けたコマセ籠の構成であって、該コマセ籠は籠筒体部(側筒部Ks)と底蓋Ksと取ってKbで構成し、該籠筒体部(側筒部Ks)は投入から着底
間及び着底状態でもコマセを排出するように
網目を大きくした構成で、更にシャクル動作で全コマセを排出する様に
網目を小さくした底蓋Ksを設け、引き上げ方向の力で
コマセ籠の底蓋が水の抵抗力を受けて開く構成にしておる事を特徴とする根掛しにくい魚釣り仕掛けを提供する。
*該コマセ籠は籠筒体部(側筒部Ks)と底蓋KLと取ってKbで構成し、該籠筒体部(側筒部Ks)は投入から着底
し定置する状態でもコマセを排出するように網目を大きくし(例えば2~4ミリ角)、底蓋KL部は引き上げ方向の力が伝わるように網目を小さくし(例えば1ミリ角)、更に大きな力(例えばシャクリ操作)が掛かると底蓋KLが観音開きに開く構成で該底蓋Ksの閉止・固定・開放の構成はプラスチックの弾性の凸と弾性部の構成の樹脂の弾性を利用した閉・開・閉状態保持、及びヒンジ構造としておる事を特徴とする根掛しにくい魚釣り仕掛け。(
図20参照)
第五の発明は第三の発明に記載の胴付き仕掛け又はサビキ仕掛けの幹枝Dsの製造方法であって、胴付き仕掛けの幹糸DMに撚りをかけ先端部にハリスを着脱する輪Dsaと幹枝Dsを生成させる撚りによる製造方法YPか、
上記幹糸MDを先端に輪Dsaを持ち幹糸DMを
多重にした幹枝Dsとし、該幹枝を固着(例えば電着(電子レンジの振動原理使用等))した固着による製造方法
WPか、
上記撚って製造した幹枝Dsか、固着により製造した幹
枝Dsかの何れかを別工程で製造した幹枝Dsを仕掛幹糸MDに固着する製造方法
SPかの、
何れかの方法で胴付き仕掛け又はサビキ仕掛けを製造する製造方法としておる事を特徴とする、根掛しにくい仕掛けの、胴付き仕掛け及びサビキ仕掛け製造方法。
*・撚りによる製造方法YPは、
図21(a)記載しておる幹糸を上下に配し該幹糸MDの一端部を固定しMD他端から全体を撚る撚りを掛ける、
幹
枝を出したい場所を押さえ他端を一端方向に緩める、緩め方によって幹枝の長さが変わるので所望の長さで幹糸MDと幹枝MDの交点を固着(又は仮止め)する要領で複数個作る。
・固着による製造方法は、例えば上記幹糸MDを上下に配し、幹枝引き抜きポールを2本設け、該引き抜きポール間から引き抜く、引っ張りポール
の幹糸を挟んだ位置で曳き抜きポール間から、幹糸を引き抜ける位置に設けて幹糸MDを引っ張り出す操作をし、設定の長さで先端に輪を持
つ幹糸DMを2重にした幹枝Dsとし、該幹枝を固着(例えば電着(電子レンジの振動原理使用
等))する。
上記幹枝の一端に針を他端に幹枝に組み付ける輪を持つ
Dハリスassyの組付けは、
該
Dハリスsssyの針の先端から幹枝の輪に潜らせ潜らせた針を更に
Dハリスassyの輪に潜らせ引っ張り締め付ける事で
Dハリスassyの取り付け終了となる。
図15(e)図に記載の様に締め付け時の
Dハリスassyの輪の内側部がのぞく
様に該輪の大きさを設定すれば
Dハリスassyのゆるみ止め作用が期待できる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
フィッシングに於ける根掛しにくい釣り仕掛けGであって、根掛しにくい釣り仕掛けGは投入し着底後、仕掛けG全体を略垂直に立つ形態にする手段STaを設けており、該仕掛けG全体を略垂直に立つ形態にする手段Staは、着底部が棒状錘Waで更に上に線体Wbを棒状錘Waと一体にして設け、その上に浮き体Uを含む釣り針仕掛けの捕獲体GEを設け、着底時略垂直に立つ形態にしており、曳くと上記棒状錘端が海底を引きずる構成としておる事を特徴とする根掛しにくい魚釣り仕掛けを提供する。
【請求項2】
着底しておる仕掛けを強く曳くと仕掛けを急浮上させる手段STfを設けた仕掛けで、該仕掛けを強く曳くと仕掛けを急浮上させる手段STfは、翼体1に垂直翼体1aと錘部2で、上記垂直翼体が前で錘部2が後ろになるような構成にしており、該翼体1は浮力体を一体として設けており、垂直翼体1aに道糸連結部1bを錘部2に仕掛けGを連結する連結手段を設けて連結しており、海中での姿勢は翼体1を水平に垂直翼体1aを翼体1に直交し海底方向に向け、更に該垂直翼体1aを前方に錘部2を後方に位置し、更に翼体1に固着の錘部2より垂直翼体1a固着部が上になる構成としており、仕掛け投入後からの操作では、接海底部は棒状錘体Wa端部で、引く操作では該棒状錘体Wa端部が海底を引きずり、シャクリ等の強い操作では仕掛け全体を道糸曳き方向より海面方向に急浮上させる構成としておる事を特徴とする根掛しにくい魚釣り仕掛けを提供する。
【請求項3】
請求項1から請求項2記載の捕獲部GEを胴付き仕掛け又はサビキ仕掛けとする構成であって、該胴付き仕掛け又はサビキ仕掛け幹枝Dsに、針の付いたDハリスassyを組み付ける組み付け手段RIを設けたもので、該胴付き仕掛け又はサビキ仕掛け幹枝Dsに、針の付いたDハリスassyを組み付ける組み付け手段RIは、仕掛けの幹枝Dsの輪とDハリスassyの輪を組み付ける物で該Dハリスassyの針の先端から幹枝の輪に潜らせ、潜らせた針を更にDハリスassyの輪に潜らせ、引っ張り締め付ける事でDハリスassyを取り付ける手段R1とした、胴付き仕掛け及びサビキ仕掛けとしておる事を特徴とする根掛しにくい魚釣り仕掛けを提供する。
【請求項4】
請求項1から請求項3に記載の捕獲部GEの上部に設けたコマセ籠の構成であって、該コマセ籠は籠筒体部と底蓋Ksと取ってKbで構成し、該籠筒体部は投入から着底間及び着底状態でもコマセを排出するように網目を大きくした構成で、更にシャクル動作で全コマセを排出する様に網目を小さくした底蓋Ksを設け、引き上げ方向の力でコマセ籠の底蓋が水の抵抗力を受けて開く構成にしておる事を特徴とする根掛しにくい魚釣り仕掛けを提供する。
【請求項5】
請求項3に記載の胴付き仕掛け又はサビキ仕掛けの幹枝Dsの製造方法であって、胴付き仕掛けの幹糸DMに撚りをかけ先端部にハリスを着脱する輪Dsaと幹枝Dsを生成させる撚りによる製造方法YPか、
上記幹糸MDを先端に輪Dsaを持ち幹糸DMを多重にした幹枝Dsとし、該幹枝を固着した固着による製造方法WPか、
上記撚って製造した幹枝Dsか、固着により製造した幹枝Dsかの何れかを別工程で製造した幹枝Dsを仕掛幹糸MDに固着する製造方法SPかの、
何れかの方法で胴付き仕掛け又はサビキ仕掛けを製造する製造方法としておる事を特徴とする、根掛しにくい仕掛けの、胴付き仕掛け及びサビキ仕掛けの製造方法。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正書】
【提出日】2022-12-06
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0005】
第一の発明はフィッシングに於ける根掛しにく
い釣り仕掛けGであって、根掛しにくい釣り仕掛けGは投入し着底後、仕掛けG全体を略垂直に立つ形態にする手段STaを設けており、該仕掛けG全体を略垂直に立つ形態にする手段Staは、着底部が棒状錘Waで更に上(海面方向に向かって)に線体Wbを棒状錘Waと一体にして設け、その上に浮き体Uを含む釣り針仕掛けの捕獲体GE(釣り針を持つ釣り仕掛け=魚を引っ掛ける針部を有する部分))を設け、着底時略垂直に立つ形態にしており、曳くと上記棒状錘端(海底接触部)が海底を引きずる構成としておる事を特徴とする根掛しにく
い釣り仕掛けを提供する。
*上記略垂直に立つ形態にする手段STaは例えば着底部は棒状錘Waで更に上(海面方向に向かって)線体Wbを棒状錘Waと一体にして設け、その上に浮き体Uを含む捕獲部GE(a,ルアーフィッシングではルアー・鯛ラバ・餌木(蛸・イカ釣りb,投げ釣りの胴付き・サビキ仕掛け形態等))を設け、着底時略垂直に立つ形態にしており、曳くと上記錘端(海底接触部)が海底を引きずる構成である。
該仕掛けの着底部は棒状錘Waで更に上(海面方向に向かって)線体Wbを設け、としておるが仕掛けを曳く力が掛かると棒状錘Waと上の該線体が引かれる形で傾斜し、更に曳くと更に略30度程度曲がるかコイルスプリングの様に伸びる構成にも出来る。
第二の発明は、着底しておる仕掛けを強く(例えばシャクリ操作)曳くと仕掛けを急浮上させる手段STfを設けた仕掛けで、該仕掛けを強く曳くと仕掛けを急浮上させる手段STfは、翼体1に垂直翼体1aと錘部2で、上記垂直翼体が前で錘部2が後ろになるような構成にしており、該翼体1は浮力体を一体として設けており、垂直翼体1aに道糸連結部1bを錘部2に仕掛けGを連結する連結手段(例えば線体・糸体)を設けて連結しており、海中での姿勢は翼体1を水平に垂直翼体1aを翼体1に直交し海底方向に向け、更に該垂直翼体1aを前方に錘部2を後方に位置し、更に翼体1に固着の錘部2より垂直翼体1a固着部が上になる構成としており、(
図5(A)参照)仕掛け投入後からの操作では、接海底部は
第一の発明に記載の棒状錘体Wa端部で、引く操作では該棒状錘体Wa端部が海底を引きずり、シャクリ等の強い操作では仕掛け全体を道糸曳き方向より海面方向に急浮上させる構成 ((凧あげでの糸を引くと凧は上昇する構成を海中に設けた構造・
図8・9・11図参照))としておる事を特徴とする根掛しにくい魚釣り仕掛けを提供する。
第三の発明は第一の発明から第二の発明に記載の
釣り仕掛け(捕獲部GE (魚を引っ掛ける針部を有する部分)
) を胴付き仕掛け又はサビキ仕掛けとする構成であって、該胴付き仕掛け又はサビキ仕掛け幹枝Dsに、針の付いたDハリスassyを組み付ける組み付け手段RIを設けたもので、該胴付き仕掛け又はサビキ仕掛け幹枝Dsに、針の付いたDハリスassyを組み付ける組み付け手段RIは、仕掛けの幹枝Dsの輪(チチワ結び用)とハリスassyの輪Dsc(チチワ)を組み付ける物で(引用文献3の整理番号KN1―10ページ記載の構成)、該ハリスassyの針の先端から幹枝の輪に潜らせ、潜らせた針を更にDハリスassyの輪に潜らせ、引っ張り締め付ける事でDハリスassyを取り付ける手段R1とした、胴付き仕掛け及びサビキ仕掛けとしておる事を特徴とする根掛しにく
い釣り仕掛けを提供する。(
図15参照)
*ハリスASSYを組み付ける組み付け手段RIは枝の輪とハリスの輪で組み付ける物で
該ハリスsssyの針の先端から幹枝の輪に潜らせ潜らせた針を更にDハリスassyの輪に潜らせ引っ張り締め付ける事でハリスassy
を取り付ける手段である。
ハリスが切れるか縺れるかした時釣り人は組付けた該Dハリスassyの輪Dsc部をはさみで切りハリス残骸を取り除き交換用のDハリスassyを組み付ける作業で釣りが再開できる。該作業にはハリスを括りつける(針付きハリスを取り付ける)手間な作業が無いのが特徴である。(
図15参照)
*仕掛け連結部を上下にもつ胴付き仕掛け幹糸DM (撚り)に胴付き仕掛け幹枝Dsを複数本設けて該幹枝Ds先端部に輪Dsaを設けた形状で、該幹枝先端部の輪Dsaに、一端に針Dsfを他端に胴付き仕掛け幹枝Ds輪Dscを設けたDハリスassyの針Dsfを、該幹枝Ds の輪Dsaに通し更にハリスassyの輪Dscに通して絞り、幹枝DsにDハリスassyを取り付ける構成にした枝を複数本(図は5本)設けた構成の胴付き仕掛けか、又は該胴付き仕掛けの針部Dsfをサビキ針Gscにした構成のサビキ仕掛けかの何れかにした構成。
*上記幹枝Dsの製造方法は第
5の発明記載の製造方法で製造したもの。
第四の発明は第一の発明から第二の発明に記載の
釣り仕掛けの上部に設けたコマセ籠の構成であって、該コマセ籠は籠筒体部(側筒部Ks)と底蓋Ksと取ってKbで構成し、該籠筒体部(側筒部Ks)は投入から着底し定置する状態でもコマセを排出するように網目を大きくした構成で、更にシャクル動作で全コマセを排出する様に網目を小さくした底蓋Ksを設け、引き上げ方向の力でコマセ籠の底蓋が水の抵抗力を受けて開く構成にしておる事を特徴とする根掛しにく
い釣り仕掛けを提供する。
*該コマセ籠は籠筒体部(側筒部Ks)と底蓋KLと取ってKbで構成し、該籠筒体部(側筒部Ks)は投入から着底し定置する状態でもコマセを排出するように網目を大きくし(例えば2~4ミリ角)、底蓋KL部は引き上げ方向の力が伝わるように網目を小さくし(例えば1ミリ角)、更に大きな力(例えばシャクリ操作)が掛かると底蓋KLが観音開きに開く構成で該底蓋Ksの閉止・固定・開放の構成はプラスチックの弾性の凸と弾性部の構成の樹脂の弾性を利用した閉・開・閉状態保持、及びヒンジ構造としておる事を特徴とする根掛しにく
い釣り仕掛け。(
図20参照)
第五の発明は第三の発明に記載の
釣り仕掛けの胴付き仕掛け又はサビキ仕掛けの幹枝Dsの製造方法であって、胴付き仕掛けの幹糸DMに撚りをかけ先端部にハリスを着脱する輪Dsaと幹枝Dsを生成させる撚りによる製造方法YPか、
上記幹糸MDを先端に輪Dsaを持ち幹糸DMを多重にした幹枝Dsとし、該幹枝を固着(例えば電着(電子レンジの振動原理使用等))した固着による製造方法WPか、
上記撚って製造した幹枝Dsか、固着により製造した幹枝Dsかの何れかを別工程で製造した幹枝Dsを仕掛幹糸MDに固着する製造方法SPかの、
何れかの方法で胴付き仕掛け又はサビキ仕掛けを製造する製造方法としておる事を特徴とする、根掛しにくい仕掛けの、胴付き仕掛け及びサビキ仕掛け
の製造方法
を提供する。
*・撚りによる製造方法YPは、
図21(a)記載しておる幹糸を上下に配し該幹糸MDの一端部を固定しMD他端から全体を撚る撚りを掛ける、
幹枝を出したい場所を押さえ他端を一端方向に緩める、緩め方によって幹枝の長さが変わるので所望の長さで幹糸MDと幹枝MDの交点を固着(又は仮止め)する要領で複数個作る。
・固着による製造方法は、例えば上記幹糸MDを上下に配し、幹枝引き抜きポールを2本設け、該引き抜きポール間から引き抜く引っ張りポールの幹糸を挟んだ位置で曳き抜きポール間から幹糸を引き抜ける位置に設けて幹糸MDを引っ張り出す操作をし、設定の長さで先端に輪Dsaを持つ幹糸DMを2重にした幹枝Dsとし該幹枝を固着(例えば電着(電子レンジの振動原理使用等))する。
上記幹枝の一端に針を他端に幹枝に組み付ける輪Dscを持つDハリスassyの組付けは、
該Dハリスsssyの針Dafの先端から幹枝の輪Dsaに潜らせ潜らせた針Dsfを更にDハリスassyの輪Dscに潜らせ引っ張り締め付ける事でDハリスassyの取り付け終了となる。
図15(e)図に記載の様に締め付け時のDハリスassyの輪Dscの内側部がのぞく様に該輪の大きさを設定すればDハリスassyのゆるみ止め作用が期待できる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
フィッシングに於ける根掛しにくい釣り仕掛けGであって、根掛しにくい釣り仕掛けGは投入し着底後、仕掛けG全体を略垂直に立つ形態にする手段STaを設けており、該仕掛けG全体を略垂直に立つ形態にする手段Staは、着底部が棒状錘Waで更に上に線体Wbを棒状錘Waと一体にして設け、その上に浮き体Uを含む釣り針仕掛けの捕獲体GEを設け、着底時略垂直に立つ形態にしており、曳くと上記棒状錘端が海底を引きずる構成としておる事を特徴とする根掛しにくい釣り仕掛け。
【請求項2】
着底しておる仕掛けを強く曳くと仕掛けを急浮上させる手段STfを設けた仕掛けで、該仕掛けを強く曳くと仕掛けを急浮上させる手段STfは、翼体1に垂直翼体1aと錘部2で、上記垂直翼体が前で錘部2が後ろになるような構成にしており、該翼体1は浮力体を一体として設けており、垂直翼体1aに道糸連結部1bを錘部2に仕掛けGを連結する連結手段を設けて連結しており、海中での姿勢は翼体1を水平に垂直翼体1aを翼体1に直交し海底方向に向け、更に該垂直翼体1aを前方に錘部2を後方に位置し、更に翼体1に固着の錘部2より垂直翼体1a固着部が上になる構成としており、仕掛け投入後からの操作では、接海底部は請求項1に記載の棒状錘体Wa端部で引く操作では該棒状錘体Wa端部が海底を引きずり、シャクリ等の強い操作では仕掛け全体を道糸曳き方向より海面方向に急浮上させる構成としておる事を特徴とする根掛しにくい釣り仕掛け。
【請求項3】
請求項1から請求項2に記載の釣り仕掛けを胴付き仕掛け又はサビキ仕掛けとする構成であって、該胴付き仕掛け又はサビキ仕掛け幹枝Dsに、針の付いたDハリスassyを組み付ける組み付け手段RIを設けたもので、該胴付き仕掛け又はサビキ仕掛け幹枝Dsに、針の付いたDハリスassyを組み付ける組み付け手段RIは、仕掛けの幹枝Dsの輪とハリスassyの輪Dscを組み付ける物で該ハリスassyの針の先端から幹枝の輪に潜らせ、潜らせた針を更にDハリスassyの輪に潜らせ、引っ張り締め付ける事でDハリスassyを取り付ける手段R1とした、胴付き仕掛け及びサビキ仕掛けとしておる事を特徴とする根掛しにくい釣り仕掛け。
【請求項4】
請求項1から請求項2に記載の釣り仕掛けの上部に設けたコマセ籠の構成であって、該コマセ籠は籠筒体部と底蓋Ksと取ってKbで構成し、該籠筒体部は投入から着底し定置する状態でもコマセを排出するように網目を大きくした構成で、更にシャクル動作で全コマセを排出する様に網目を小さくした底蓋Ksを設け、引き上げ方向の力でコマセ籠の底蓋が水の抵抗力を受けて開く構成にしておる事を特徴とする根掛しにくい釣り仕掛け。
【請求項5】
請求項3に記載の釣り仕掛けの胴付き仕掛け又はサビキ仕掛けの幹枝Dsの製造方法であって、胴付き仕掛けの幹糸DMに撚りをかけ先端部にハリスを着脱する輪Dsaと幹枝Dsを生成させる撚りによる製造方法YPか、
上記幹糸MDを先端に輪Dsaを持ち幹糸DMを多重にした幹枝Dsとし、該幹枝を固着による製造方法WPか、
上記撚って製造した幹枝Dsか、固着により製造した幹枝Dsかの何れかを別工程で製造した幹枝Dsを仕掛幹糸MDに固着する製造方法SPかの、
何れかの方法で胴付き仕掛け又はサビキ仕掛けを製造する製造方法としておる事を特徴とする、根掛しにくい釣り仕掛けの、胴付き仕掛け及びサビキ仕掛けの製造方法。
22