(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024021719
(43)【公開日】2024-02-16
(54)【発明の名称】巻取器
(51)【国際特許分類】
B65H 75/38 20060101AFI20240208BHJP
【FI】
B65H75/38 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022124757
(22)【出願日】2022-08-04
(71)【出願人】
【識別番号】000153786
【氏名又は名称】株式会社畑屋製作所
(71)【出願人】
【識別番号】000140292
【氏名又は名称】株式会社奥村組
(74)【代理人】
【識別番号】110000648
【氏名又は名称】弁理士法人あいち国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】足立 憲泰
(72)【発明者】
【氏名】山下 和也
(72)【発明者】
【氏名】加井野 勝司
(72)【発明者】
【氏名】内藤 大資
【テーマコード(参考)】
3F068
【Fターム(参考)】
3F068AA06
3F068AA12
3F068CA00
3F068DA05
3F068EA02
3F068FA01
3F068HA03
3F068HA07
3F068HB02
(57)【要約】
【課題】種々の状態の設置面に、横ずれ及び転倒がしにくい状態で設置することができる巻取器を提供する。
【解決手段】巻取器1は、リール部2、フレーム部3及び4本の脚部4を備える。リール部2は、筒状に形成されており、送電用のケーブルが巻き取られるよう構成されている。フレーム部3は、リール部2の回転中心軸線が水平方向に向けられた状態で、リール部2を回転可能に支持するよう構成されている。4本の脚部4は、フレーム部3における、リール部2の回転中心位置よりも高さ方向Hの上側の位置に取り付けられており、フレーム部3の下方に引き出されて、フレーム部3を設置するよう構成されている。
【選択図】
図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ケーブル又はホースが巻き取られる筒状のリール部と、
前記リール部の回転中心軸線が水平方向に向けられた状態で、前記リール部を回転可能に支持するフレーム部と、
前記フレーム部における、前記リール部の回転中心位置よりも上側の位置に取り付けられ、前記フレーム部の下方に引き出されて、前記フレーム部を設置するための4本の脚部と、を備える巻取器。
【請求項2】
前記脚部は、前記フレーム部における、前記リール部の回転中心軸線に直交する幅方向の両側の上部に、2本ずつが対になって取り付けられており、かつ、前記フレーム部に取り付けられた上端部を支点にして前記幅方向の外側に開く角度を調整可能である、請求項1に記載の巻取器。
【請求項3】
前記幅方向の両側の2本の前記脚部は、下側へ行くほど、前記リール部の回転中心軸線に平行な奥行方向の外側に開く状態で、前記フレーム部に取り付けられている、請求項2に記載の巻取器。
【請求項4】
前記脚部は、前記フレーム部に取り付けられた上側脚部分と、前記上側脚部分に対して引き出し可能な下側脚部分とを有しており、かつ、前記上側脚部分に対して前記下側脚部分が引き込まれた状態において、前記フレーム部の前記奥行方向の寸法の範囲内に配置されるよう構成されている、請求項3に記載の巻取器。
【請求項5】
前記下側脚部分の下端部には、地面に差し込むための尖り爪部が設けられている、請求項4に記載の巻取器。
【請求項6】
前記下側脚部分の下端部における、前記尖り爪部の上側位置には、前記幅方向の外側に突出する突出部が設けられている、請求項5に記載の巻取器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、巻取器に関する。
【背景技術】
【0002】
巻取器は、送電用のケーブル、又は水、エア等の流体用のホースを巻き取って収納するとともに、使用場所まで持ち運んで、ケーブル又はホースを容易に引き出せるようにしている。巻取器は、一般的に、ケーブル又はホースが巻き取られる筒状のリール部をフレーム部によって回転可能に支持するよう構成されている。巻取器は、収納性及び携帯性を考慮して、コンパクトに構成されることが多い。そのため、フレーム部には、それほど大きな工夫は必要とされていない。
【0003】
例えば、特許文献1のケーブルドラム用ドラムスタンドにおいては、ドラム輸送時とケーブル繰出時とにおいて、ドラムスタンドの形態を変化させるようにしている。そして、ドラム搬送時には、ドラムスタンドの補助脚を折り畳むことによって、ドラムスタンドによってドラムの回転を防止する。一方、ケーブル繰出時には、ドラムスタンドの補助脚を開くことによって、ケーブルの繰り出しを可能にしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の巻取器は、フレーム部がコンパクトに形成されていることが多く、ケーブル又はホースを引き出すときに、横ずれ、転倒等をすることがある。また、巻取器は、工事現場等において使用されることがあるものの、主に平らな地面、床面等に設置して使用されることがほとんどである。一方、例えば、傾斜した地面、軟らかい土質の地面、冠水、積雪等がある地面に巻取器を設置する場合には、巻取器の構造に更なる工夫が必要とされる。
【0006】
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたもので、種々の状態の設置面に、横ずれ及び転倒がしにくい状態で設置することができる巻取器を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、
ケーブル又はホースが巻き取られる筒状のリール部と、
前記リール部の回転中心軸線が水平方向に向けられた状態で、前記リール部を回転可能に支持するフレーム部と、
前記フレーム部における、前記リール部の回転中心位置よりも上側の位置に取り付けられ、前記フレーム部の下方に引き出されて、前記フレーム部を設置するための4本の脚部と、を備える巻取器にある。
【発明の効果】
【0008】
前記一態様の巻取器は、フレーム部に取り付けられた4本の脚部を備える。4本の脚部は、フレーム部における、リール部の回転中心位置よりも上側の位置に取り付けられている。また、4本の脚部のそれぞれは、フレーム部を地面、床面等の設置面に設置する際に、フレーム部の下端よりも下方に任意の長さだけ引き出せるよう構成されている。
【0009】
この構成により、巻取器を設置面に設置するときには、各脚部を下方に引き出し、4本の脚部によって巻取器を設置することができる。そのため、平らでない種々の状態の設置面に巻取器を設置することができる。また、リール部を回転させて、リール部からケーブル又はホースを引き出すときには、4本の脚部が設置面に設置されていることにより、巻取器が横ずれ、転倒等をしにくくすることができる。
【0010】
このように、前記一態様の巻取器は、種々の状態の設置面に、横ずれ及び転倒がしにくい状態で設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】実施形態にかかる、収納状態にある巻取器を示す正面図。
【
図2】実施形態にかかる、収納状態にある巻取器を示す上面図。
【
図3】実施形態にかかる、収納状態にある巻取器を示す側面図。
【
図4】実施形態にかかる、引出状態にある巻取器を示す正面図。
【
図5】実施形態にかかる、引出状態にある巻取器を示す側面図。
【
図6】実施形態にかかる、設置状態にある巻取器を示す正面図。
【
図7】実施形態にかかる、設置状態にある巻取器を示す上面図。
【
図8】実施形態にかかる、脚部を回動させるときの、脚部の上端部の周辺を拡大して示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0012】
<実施形態>
前述した巻取器にかかる好ましい実施形態について、図面を参照して説明する。
本形態の巻取器1は、
図1~
図3に示すように、リール部2、フレーム部3及び4本の脚部4を備える。リール部2は、筒状に形成されており、送電用のケーブル5が巻き取られるよう構成されている。フレーム部3は、リール部2の回転中心軸線Oが水平方向に向けられた状態で、リール部2を回転可能に支持するよう構成されている。4本の脚部4は、
図1に示すように、フレーム部3における、リール部2の回転中心位置Cよりも高さ方向Hの上側の位置に取り付けられており、
図6に示すように、フレーム部3の下方に引き出されて、フレーム部3を設置するよう構成されている。
【0013】
ここで、
図1~
図3は、4本の脚部4がフレーム部3に収納されて(折り畳まれて)、巻取器1が収納状態101にある場合を示す。
図4及び
図5は、4本の脚部4がフレーム部3の下方へ引き出されて、巻取器1が引出状態102にある場合を示す。
図6及び
図7は、4本の脚部4がフレーム部3の下方へ引き出されるとともにフレーム部3から広げられて、巻取器1が設置状態103にある場合を示す。
【0014】
以下に、本形態の巻取器1について詳説する。
図1~
図7に示すように、本形態の巻取器1は、リール部2に送電用のケーブル5が巻き取られるコードリールを構成する。本形態の巻取器1は、屋外の工事現場等においても使用できるものであり、傾斜した地面、軟らかい土質の地面、冠水、積雪等がある地面等の種々の状態の設置面Gに設置して使用できるものである。
【0015】
本形態の巻取器1においては、リール部2の回転中心軸線Oに平行な方向を奥行方向Dといい、奥行方向Dに直交する水平方向に向けられる方向を幅方向Wといい、奥行方向D及び幅方向Wの双方に直交する鉛直方向に向けられる方向を高さ方向Hという。
【0016】
図1~
図3に示すように、リール部2は、円筒形状を有する筒部21と、筒部21の両端部において、筒部21から径方向の外周側に突出する一対の円盤状の側板部22とを有する。側板部22には、配電用のコンセント口、過電流保護のためのブレーカ等が配置されている。ケーブル5は、一対の側板部22に案内された状態で筒部21の外周に巻き取られている。
【0017】
フレーム部3は、リール部2の回転中心軸線Oの方向の両側に配置された一対の四角状の枠部材31と、枠部材31同士を連結する複数の連結材32とを有する。連結材32は、一対の枠部材31の幅方向Wの両側の上側位置及び下側位置において一対の枠部材31を連結している。一対の枠部材31は、リール部2よりも、回転中心軸線Oの方向の外側に配置されている。
【0018】
リール部2の全体は、一対のフレーム部3の、幅方向W及び高さ方向Hの外形の範囲内に収まるとともに、一対のフレーム部3の奥行方向Dの間に収まっている。そして、複数の巻取器1を保管するときには、巻取器1同士を重ね合わせて段積みすることが可能である。フレーム部3の一方には、巻取器1同士を積み上げるときのガイドとなるガイド部材36が4つの角部に設けられている。
【0019】
図1~
図3に示すように、脚部4は、フレーム部3における、リール部2の回転中心軸線Oに直交する幅方向Wの両側の上部に、2本ずつが対になって取り付けられている。より具体的には、一方の2本の脚部4は、幅方向Wの一方側に位置する上側の連結材32に奥行方向Dに並んで取り付けられており、他方の2本の脚部4は、幅方向Wの他方側に位置する上側の連結材32に奥行方向Dに並んで取り付けられている。この構成により、脚部4の取付位置Tを、フレーム部3における、リール部2の回転中心位置Cよりも高さ方向Hの上側の位置にすることが容易である。なお、本形態の取付位置Tは、後述する回動軸35の位置とする。
【0020】
図4、
図6及び
図8に示すように、各脚部4は、フレーム部3に取り付けられた上端部を支点にして幅方向Wの外側に開く角度を調整可能である。より具体的には、各脚部4は、連結材32に設けられた各ブラケット33に対して、回動軸35を介して回動可能な状態で支持されている。各ブラケット33には、各脚部4の上端部に当接して、各脚部4の幅方向Wへの傾斜角度を調整可能なボルト34が設けられている。
【0021】
図8に示すように、本形態のボルト34の先端部は、各脚部4における、回動軸35よりも上側の位置に当接可能である。そして、
図8の二点鎖線で示すように、各脚部4を、高さ方向Hに対して平行になるようフレーム部3に対して幅方向Wに閉じるときには、各脚部4が各ボルト34の先端部から離れる。一方、
図8の実線で示すように、各脚部4を、高さ方向Hに対して傾斜するようフレーム部3に対して幅方向Wに開くときには、各脚部4が各ボルト34の先端部に当接することによって、各脚部4の幅方向Wへの傾斜角度が決定される。この構成により、各脚部4の収納及び引出を容易にすることができる。
【0022】
図6及び
図7に示すように、本形態の4本の脚部4は、フレーム部3の下方に引き出されるとともに幅方向Wに広げられたときには、幅方向W及び奥行方向Dの双方に対して、下側に行くほど外側に広がる状態を形成する。換言すれば、4本の脚部4は、フレーム部3の下方に引き出されるとともに幅方向Wに広げられたときには、四角推台の稜線に沿った形状を形成する。この構成により、巻取器1を、4本の脚部4によって設置面Gにより転倒しにくい状態で設置することができる。
【0023】
より具体的には、
図2及び
図7に示すように、幅方向Wの両側の2本の脚部4は、下側へ行くほど奥行方向Dの外側に開く状態で、フレーム部3の上側の連結材32に設けられたブラケット33に対して、回動軸35を介して取り付けられている。ブラケット33及び回動軸35は、上側の連結材32に対し、脚部4が下側へ行くほど奥行方向Dに開くよう奥行方向Dに対して傾斜して設けられている。
【0024】
図1、
図4及び
図6に示すように、各脚部4は、フレーム部3に取り付けられた上側脚部分41と、上側脚部分41に対して引き出し可能な下側脚部分42とを有している。フレーム部3の連結材32のブラケット33には、上側脚部分41の上端部が回動軸35によって回動可能に支持されている。下側脚部分42は、上側脚部分41に対してスライド可能であり、上側脚部分41の内側に引き込まれる形状に形成されている。上側脚部分41の下端部には、上側脚部分41に対する下側脚部分42のスライド位置を固定するためのねじ等の固定部材43が設けられている。
【0025】
図2に示すように、各脚部4は、上側脚部分41に対して下側脚部分42が引き込まれた状態において、フレーム部3の奥行方向Dの寸法の範囲内に配置されるよう構成されている。より具体的には、上側脚部分41に対して下側脚部分42が引き込まれた状態においては、各脚部4の上端部から下端部までの全体が、フレーム部3の奥行方向Dの寸法の範囲内に配置される。
【0026】
本形態においては、上側脚部分41に対して下側脚部分42が引き込まれた状態においても、各脚部4の下側脚部分42の下端部は、フレーム部3の下端よりも下方に位置している。上側脚部分41に対して下側脚部分42を引き出したときには、各脚部4の下側脚部分42の下端部が、フレーム部3の下方へより長く伸ばされる。なお、巻取器1は、4本の脚部4がフレーム部3に収納された状態において、送電のため、又はケーブル5の引き出し及び巻き取りのために使用してもよい。
【0027】
図1及び
図6に示すように、各脚部4の下側脚部分42の下端部には、設置面Gとしての地面に差し込むための尖り爪部421が設けられている。本形態の尖り爪部421は、平板の下端部がテーパ状に加工された尖り形状を有する。巻取器1を設置するときには、各脚部4の尖り爪部421を、設置面Gとしての土等の地面に差し込むことにより、巻取器1が転倒しにくくすることができる。
【0028】
各脚部4の下側脚部分42の下端部における、尖り爪部421の上側位置には、幅方向Wの外側に突出する突出部422が設けられている。突出部422は、各脚部4の下側脚部分42における尖り爪部421を、地面に差し込むときに、押圧操作するために用いることができる。これにより、尖り爪部421を地面に差し込むことが容易になる。
【0029】
巻取器1を保管するときには、
図1~
図3に示すように、4本の脚部4における下側脚部分42を上側脚部分41に引き込み、4本の脚部4を、フレーム部3の高さ方向Hと平行になるように折り畳む。そして、巻取器1の外形が小さくなった状態で、巻取器1同士を積み重ねて保管することができる。
【0030】
一方、巻取器1を使用するときには、巻取器1を使用場所まで携帯し、
図6及び
図7に示すように、4本の脚部4をフレーム部3に対して幅方向Wに広げるとともに、4本の脚部4における上側脚部分41に対して下側脚部分42を引き出す。そして、4本の脚部4によって巻取器1を設置面Gに設置する。これにより、巻取器1を設置面Gに転倒しにくい状態で設置することができる。
【0031】
(作用効果)
本形態の巻取器1は、フレーム部3に取り付けられた4本の脚部4を備える。4本の脚部4は、フレーム部3における、リール部2の回転中心位置Cよりも高さ方向Hの上側の位置に取り付けられている。また、4本の脚部4のそれぞれは、フレーム部3を地面、床面等の設置面Gに設置する際に、フレーム部3の下端よりも下方に任意の長さだけ引き出せるよう構成されている。
【0032】
この構成により、巻取器1を設置面Gに設置するときには、各脚部4を下方に引き出し、4本の脚部4によって巻取器1を設置することができる。そのため、平らでない種々の状態の設置面Gに巻取器1を設置することができる。また、リール部2を回転させて、リール部2からケーブル5を引き出すときには、4本の脚部4が設置面Gに設置されていることにより、巻取器1が横ずれ、転倒等をしにくくすることができる。
【0033】
このように、本形態の巻取器1は、種々の状態の設置面Gに、横ずれ及び転倒がしにくい状態で設置することができる。
【0034】
また、幅方向Wの両側の2本の脚部4は、下側に行くほど、フレーム部3の奥行方向Dに広がるように傾斜をつけてフレーム部3に取り付けられている。一方、この2本の脚部4は、下側に行くほどフレーム部3の奥行方向Dに広がるように傾斜角度が調整可能になっていてもよい。この場合には、巻取器1を、より転倒しにくい状態で設置面Gに設置しやすくなる。
【0035】
また、リール部2には、送電用のケーブル5の代わりに、水、エア等の流体用のホースが巻き取られてもよい。この場合には、巻取器1は、ホースリールを構成する。
【0036】
また、リール部2の側板部22には、配電用のコンセント、過電流保護のためのブレーカ等が配置されている。一方、リール部2の側板部22には、これらのものは配置されていなくてもよい。
【0037】
また、上側脚部分41に対する下側脚部分42のスライド位置を固定するための固定部材43には、ねじ等を使用している。一方、固定部材43には、回転式(ナット式)、レバー式等のロック機構を使用してもよい。
【0038】
また、巻取器1を、設置面Gとしての建築物の床上などに設置する場合であって、設置面Gを傷つけられない場合には、脚部4の尖り爪部421の先端には、この先端を覆うウレタン等によるクッションやカバーを装着してもよい。また、この場合には、脚部4の尖り爪部421を取り外して、脚部4の先端にゴム等による靴部を取り付けてもよい。
【0039】
本発明は、実施形態のみに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲においてさらに異なる実施形態を構成することが可能である。また、本発明は、様々な変形例、均等範囲内の変形例等を含む。
【符号の説明】
【0040】
1 巻取器
2 リール部
3 フレーム部
31 枠部材
32 連結材
33 ブラケット
34 ボルト
35 回動軸
36 ガイド部材
4 脚部
41 上側脚部分
42 下側脚部分
421 尖り爪部
422 突出部
43 固定部材
5 ケーブル