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特開2024-22542ブロックチェーン上に実装されたユーザデータとパーソナライゼーションモデル
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  • 特開-ブロックチェーン上に実装されたユーザデータとパーソナライゼーションモデル 図1A
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024022542
(43)【公開日】2024-02-16
(54)【発明の名称】ブロックチェーン上に実装されたユーザデータとパーソナライゼーションモデル
(51)【国際特許分類】
   G06F 21/62 20130101AFI20240208BHJP
【FI】
G06F21/62 345
【審査請求】有
【請求項の数】20
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2023126260
(22)【出願日】2023-08-02
(31)【優先権主張番号】63/394,758
(32)【優先日】2022-08-03
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】18/076,620
(32)【優先日】2022-12-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(71)【出願人】
【識別番号】502208397
【氏名又は名称】グーグル エルエルシー
【氏名又は名称原語表記】Google LLC
【住所又は居所原語表記】1600 Amphitheatre Parkway 94043 Mountain View, CA U.S.A.
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】イブラヒム・バドル
(57)【要約】
【課題】ユーザデータおよび/または認可リストを記憶するための1つまたは複数のブロックチェーンの使用を含み得る、ユーザデータへのアクセスを認可するためのシステムおよび方法を提供すること。
【解決手段】本システムおよび方法は、アクセス要求を受信および/または取得することができる。要求者が認可を有するかどうかを決定するために、アクセス要求を処理することができる。処理は、ユーザコンピューティングシステムおよび/または認可リストとの対話を含むことができる。認可されたアクセスは、要求者が、制限されたコピーおよび/または上書きアクセスを用いてブロックチェーンに記憶されているユーザデータを読み取ることができるように提供することができる。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
1つまたは複数のプロセッサと、
前記1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、コンピューティングシステムに、
サードパーティコンピューティングシステムからのアクセス要求を受信することであって、前記アクセス要求が、特定のユーザのユーザデータにアクセスする要求を記述しており、前記ユーザデータがブロックチェーンに記憶される、ことと、
前記サードパーティコンピューティングシステムに関連付けられる特定のエンティティを決定することであって、前記特定のエンティティがウェブプラットフォームに関連付けられる、ことと、
特定のユーザコンピューティングシステムに通知を伝送することであって、前記特定のユーザコンピューティングシステムが前記特定のユーザに関連付けられ、前記通知が前記アクセス要求および前記特定のエンティティを記述している、ことと、
特定のユーザコンピューティングシステムからユーザ入力データを受信することであって、前記ユーザ入力データが、前記アクセス要求に対するユーザの応答を記述している、ことと、
前記ユーザ入力データに基づいてアクセスアクションを決定することであって、前記アクセスアクションが、前記ブロックチェーン上の前記ユーザデータに対して前記サードパーティコンピューティングシステムに提供されるアクセスのレベルを記述している、ことと、
を備える動作を実行させる命令を集合的に記憶する1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体と、
を備える、コンピューティングシステム。
【請求項2】
前記アクセスアクションが、
前記ユーザデータを前記サードパーティコンピューティングシステムに提供すること、または、
前記ユーザデータのサブセットを前記サードパーティコンピューティングシステムに提供すること、
のうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記アクセスアクションが、
前記ユーザ入力データに基づいて第2の通知を生成することと、
前記第2の通知を前記サードパーティコンピューティングシステムに提供することと
を備える、請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
前記特定のエンティティがソーシャルメディアエンティティである、請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
前記特定のエンティティが検索エンジンエンティティである、請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
前記アクセスアクションが、
前記アクセス要求に基づいてブロックチェーンノードにアクセスすることと、
前記特定のユーザに関連付けられるブロックチェーンデータを識別することと、
を備える、請求項1に記載のシステム。
【請求項7】
アクセスアクションが、
前記特定のユーザに関連付けられる識別データを決定することであって、前記識別データが、ユーザ固有のブロックチェーン識別情報を記述している、ことと、
前記識別データに基づいて、前記ユーザに関連付けられるブロックチェーンデータを識別することと、
を備える、請求項1に記載のシステム。
【請求項8】
前記ユーザデータが、以前に入力された検索クエリを記述している検索履歴データを備える、請求項1に記載のシステム。
【請求項9】
前記ユーザデータが、1つまたは複数のユーザの嗜好を記述している嗜好データを備える、請求項1に記載のシステム。
【請求項10】
前記嗜好データが、嗜好インターフェースへの1つまたは複数のユーザ入力に基づいて生成さている、請求項9に記載のシステム。
【請求項11】
前記嗜好データが、以前に訪問したウェブプラットフォームにおける1つまたは複数のユーザ対話に基づいて生成されている、請求項9に記載のシステム。
【請求項12】
1つまたは複数のプロセッサを備えるコンピューティングシステムによって、サードパーティコンピューティングシステムからのアクセス要求を受信するステップであって、前記アクセス要求が、特定のユーザに関連付けられるパーソナライゼーションモデルにアクセスする要求を記述しており、前記パーソナライゼーションモデルがブロックチェーンに記憶される、ステップと、
前記コンピューティングシステムによって、前記サードパーティコンピューティングシステムに関連付けられる特定のエンティティを決定するステップであって、前記特定のエンティティがウェブプラットフォームに関連付けられる、ステップと、
前記コンピューティングシステムによって、前記特定のエンティティが1つまたは複数の認可されたエンティティに関連付けられているかどうかに基づいてアクセスアクションを決定するステップであって、前記1つまたは複数の認可されたエンティティが、1つまたは複数のユーザ入力に基づいて決定される、ステップと、
前記コンピューティングシステムによって、前記特定のユーザに関連付けられるブロックチェーンデータを提供するステップであって、前記ブロックチェーンデータが特定のブロックチェーンに関連付けられ、前記ブロックチェーンデータが前記パーソナライゼーションモデルへのアクセスを備える、ステップと、
を備える、コンピュータ実装方法。
【請求項13】
前記アクセスアクションが、
前記コンピューティングシステムによって、前記サードパーティコンピューティングシステムから入力データを取得するステップと、
前記コンピューティングシステムによって、出力データを生成するために前記パーソナライゼーションモデルを用いて前記入力データを処理するステップと、
前記コンピューティングシステムによって、前記出力データを前記サードパーティコンピューティングシステムに提供するステップと、
を備える、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記パーソナライゼーションモデルが、前記特定のユーザに関連付けられるユーザデータに基づいてトレーニングされた機械学習モデルを備える、請求項12に記載の方法。
【請求項15】
前記特定のエンティティが検索エンジンエンティティであり、前記アクセスアクションが、1つまたは複数の検索結果のランキングを調整するために、前記パーソナライゼーションモデルを利用するステップを備える、請求項12に記載の方法。
【請求項16】
前記アクセスアクションが、
前記サードパーティコンピューティングシステムから取得した追加データに基づいて前記パーソナライゼーションモデルの1つまたは複数のパラメータを調整するステップを備える、請求項12に記載の方法。
【請求項17】
1つまたは複数のコンピューティングデバイスによって実行されると、前記1つまたは複数のコンピューティングデバイスに動作を実行させる命令を集合的に記憶する1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記動作が、
サードパーティコンピューティングシステムからのアクセス要求を受信することであって、前記アクセス要求が、特定のユーザに関連付けられるユーザ固有のデータにアクセスする要求を記述しており、前記ユーザ固有のデータがブロックチェーンに記憶される、ことと、
前記サードパーティコンピューティングシステムに関連付けられる特定のエンティティを決定することであって、前記特定のエンティティがウェブプラットフォームに関連付けられる、ことと、
前記特定のエンティティが1つまたは複数の認可されたエンティティに関連付けられているかどうかに基づいてアクセスアクションを決定することであって、前記1つまたは複数の認可されたエンティティが、通知におけるユーザインターフェース要素のユーザ選択に基づいて決定され、前記通知が、前記特定のエンティティおよび前記アクセス要求を記述しているものである、ことと、
前記特定のユーザに関連付けられるブロックチェーンデータを提供することであって、前記ブロックチェーンデータが、特定のブロックチェーンに関連付けられ、前記ブロックチェーンデータが、前記ユーザ固有のデータへのアクセスを備える、ことと、
を備える、1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項18】
前記動作が、前記サードパーティコンピューティングシステムから取得されたサードパーティデータに基づいて前記ユーザデータを増強することをさらに備える、請求項17に記載の1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項19】
前記動作が、
前記サードパーティコンピューティングシステムとの1つまたは複数の対話に基づいて追加データを生成することと、
前記追加データを前記ブロックチェーンに記憶することと、
をさらに備える、請求項17に記載の1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項20】
前記動作が、
アプリケーションプログラミングインターフェースを介して編集アクションを実行することであって、前記編集アクションが、前記ブロックチェーンと対話することを備える、ことをさらに備える、請求項17に記載の1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願
本出願は、2022年8月3日に出願された米国特許仮出願第63/394,758号の優先権および利益を主張する。米国特許仮出願第63/394,758号は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
本開示は、一般に、ユーザデータおよび/またはユーザに関連付けられるパーソナライゼーションモデルへのアクセスの認可に関する。より具体的には、本開示は、ユーザがウェブ上またはローカルで相互作用する様々なウェブプラットフォームによってアクセスできるユーザ情報用の安全なデータベースを提供するためのブロックチェーンのデータセキュリティを活用することに関する。
【背景技術】
【0003】
複数の異なるサードパーティに関連付けられる複数の異なるウェブサイトは、ユーザにユーザデータを要求する場合がある。ウェブサイトは、ソーシャルメディアウェブサイト、ショッピングウェブサイト、およびストリーミングウェブサイトを含むことができる。さらに、複数の異なるウェブサイトは、複数のユーザの各々について独自のユーザ固有のデータを収集し、集約することができる。ウェブサイト固有の収集および集約により、ユーザは自分の個人情報を、ユーザが制御できない可能性がある複数の異なるデータベースに記憶することになる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
したがって、ユーザは、同じまたは類似のデータを複数のサードパーティに繰り返し提供する可能性がある。次いで、サードパーティは、ユーザに通知することなく、複数の異なる方法でデータを複製および/または変更することができる。さらに、ユーザはデータの削除に対する制御が制限されている場合がある。アクセス可能な削除機能を提供するサードパーティであっても、ユーザデータは複数のサードパーティによって記憶される可能性があり、削除作業が面倒になり、場合によっては非現実的になる可能性がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の実施形態の態様および利点は、以下の説明に部分的に記載されるか、説明から知ることができるか、または実施形態の実践を通じて知ることができる。
【0006】
本開示の1つの例示的な態様は、コンピューティングシステムを対象とする。本システムは、1つまたは複数のプロセッサと、1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、コンピューティングシステムに動作を実行させる命令を集合的に記憶する1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体とを含むことができる。動作は、サードパーティコンピューティングシステムからのアクセス要求を受信することを含むことができる。アクセス要求は、特定のユーザのユーザデータにアクセスする要求を記述しているものとすることができる。いくつかの実施形態では、ユーザデータをブロックチェーンに記憶することができる。動作は、サードパーティコンピューティングシステムに関連付けられる特定のエンティティを決定することを含むことができる。特定のエンティティをウェブプラットフォームに関連付けることができる。動作は、特定のユーザコンピューティングシステムに通知を伝送することを含むことができる。特定のユーザコンピューティングシステムを、特定のユーザに関連付けることができる。いくつかの実装形態では、通知は、アクセス要求および特定のエンティティを記述しているものとすることができる。動作は、特定のユーザコンピューティングシステムからユーザ入力データを受信することを含むことができる。ユーザ入力データは、アクセス要求に対するユーザの応答を記述しているものとすることができる。動作は、ユーザ入力データに基づいてアクセスアクションを決定することを含むことができる。アクセスアクションは、ブロックチェーン上のユーザデータに対してサードパーティコンピューティングシステムに提供されるアクセスのレベルを記述しているものとすることができる。
【0007】
本開示の別の例示的な態様は、コンピュータ実装方法を対象とする。本方法は、1つまたは複数のプロセッサを含むコンピューティングシステムによって、サードパーティコンピューティングシステムからのアクセス要求を受信するステップを含むことができる。アクセス要求は、特定のユーザに関連付けられるパーソナライゼーションモデルにアクセスする要求を記述しているものとすることができる。いくつかの実装形態では、パーソナライゼーションモデルをブロックチェーンに記憶することができる。本方法は、コンピューティングシステムによって、サードパーティコンピューティングシステムに関連付けられる特定のエンティティを決定するステップを含むことができる。特定のエンティティをウェブプラットフォームに関連付けることができる。本方法は、コンピューティングシステムによって、特定のエンティティが1つまたは複数の認可されたエンティティに関連付けられているかどうかに基づいてアクセスアクションを決定するステップを含むことができる。いくつかの実装形態では、1つまたは複数の認可されたエンティティは、1つまたは複数のユーザ入力に基づいて決定することができる。本方法は、コンピューティングシステムによって、特定のユーザに関連付けられるブロックチェーンデータを提供するステップを含むことができる。ブロックチェーンデータは、特定のブロックチェーンに関連付けることができる。いくつかの実装形態では、ブロックチェーンデータは、パーソナライゼーションモデルへのアクセスを含むことができる。
【0008】
本開示の別の例示的な態様は、1つまたは複数のコンピューティングデバイスによって実行されると、1つまたは複数のコンピューティングデバイスに動作を実行させる命令を集合的に記憶する1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読媒体を対象とする。動作は、サードパーティコンピューティングシステムからのアクセス要求を受信することを含むことができる。アクセス要求は、特定のユーザに関連付けられるユーザ固有のデータにアクセスする要求を記述しているものとすることができる。いくつかの実装形態では、ユーザ固有のデータはブロックチェーンに記憶することができる。動作は、サードパーティコンピューティングシステムに関連付けられる特定のエンティティを決定することを含むことができる。特定のエンティティをウェブプラットフォームに関連付けることができる。動作は、特定のエンティティが1つまたは複数の認可されたエンティティに関連付けられているかどうかに基づいてアクセスアクションを決定することを含むことができる。1つまたは複数の認可されたエンティティは、通知におけるユーザインターフェース要素のユーザ選択に基づいて決定することができる。いくつかの実装形態では、通知は、特定のエンティティおよびアクセス要求を記述しているものであり得る。動作は、特定のユーザに関連付けられるブロックチェーンデータを提供することを含むことができる。ブロックチェーンデータは、特定のブロックチェーンに関連付けることができる。いくつかの実装形態では、ブロックチェーンデータは、ユーザ固有のデータへのアクセスを含むことができる。
【0009】
本開示の他の態様は、様々なシステム、装置、非一時的コンピュータ可読媒体、ユーザインターフェース、および電子デバイスを対象とする。
【0010】
本開示の様々な実施形態のこれらおよび他の特徴、態様、および利点は、以下の説明および添付の特許請求の範囲を参照することにより、よりよく理解されるであろう。本明細書に組み込まれ、その一部を構成する添付の図面は、本開示の例示的な実施形態を示しており、説明とともに関連する原理を説明するために役立つ。
【0011】
当業者を対象とした実施形態の詳細な説明は、添付の図面を参照して本明細書に記載されている。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1A】本開示の例示的な実施形態による、ユーザデータアクセス認可を実行する例示的なコンピューティングシステムのブロック図である。
図1B】本開示の例示的な実施形態による、ユーザデータアクセス認可を実行する例示的なコンピューティングデバイスのブロック図である。
図2】本開示の例示的な実施形態による、例示的なアクセス認可システムのブロック図である。
図3】本開示の例示的な実施形態による、例示的なアクセスアクション決定システムのブロック図である。
図4】本開示の例示的な実施形態による、ユーザデータアクセス認可を実行する例示的なコンピューティングシステムのブロック図である。
図5】本開示の例示的な実施形態による、例示的なユーザデータセットのブロック図である。
図6】本開示の例示的な実施形態による、ユーザデータアクセス認可を実行する例示的な方法のフローチャート図である。
図7】本開示の例示的な実施形態による、パーソナライゼーションモデルのアクセス認可を実行する例示的な方法のフローチャート図である。
図8】本開示の例示的な実施形態による、アクセス認可を実行する例示的な方法のフローチャート図である。
図9A】本開示の例示的な実施形態による、ユーザデータアクセス認可を実行する例示的なコンピューティングシステムのブロック図である。
図9B】本開示の例示的な実施形態による、ユーザデータアクセス認可を実行する例示的なコンピューティングデバイスのブロック図である。
図9C】本開示の例示的な実施形態による、ユーザデータアクセス認可を実行する例示的なコンピューティングシステムのブロック図である。
図10】本開示の例示的な実施形態による、ユーザデータアクセス認可を実行する例示的な方法のフローチャート図である。
図11】本開示の例示的な実施形態による、パーソナライゼーションモデルのアクセス認可を実行する例示的な方法のフローチャート図である。
図12】本開示の例示的な実施形態による、アクセス認可を実行する例示的な方法のフローチャート図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
複数の図にわたって繰り返される参照番号は、様々な実装形態において同じ特徴を識別することを意図している。
【0014】
一般に、本開示は、ブロックチェーンデータに基づいてパーソナライゼーションモデルを管理するためのシステムおよび方法を対象とする。特に、本明細書で開示されるシステムおよび方法は、1つまたは複数のコンピューティングシステムのアクセス特権を促進して、ユーザデータと対話するために、ブロックチェーンデータを活用することができる。たとえば、本システムおよび方法は、ブロックチェーンにユーザデータを記憶することができ、ブロックチェーンに関連付けられる許可に基づいて他のユーザによってそのデータを使用できるようにすることができる。
【0015】
ユーザの検索履歴などのユーザデータをブロックチェーンに書き込むことができ、および/またはユーザの検索履歴に関連する許可をブロックチェーンに記憶することもできる。ユーザは、その情報がどのように使用されるかを制御することができる。たとえば、ユーザは検索結果をより適切にパーソナライズするために検索履歴を検索エンジンと共有することを選択できるが、特定のソーシャルメディアプラットフォームと検索履歴を共有しないことを選択することもできる。より具体的には、ユーザは、どの特定のユーザデータをどのように共有するかを制御することができる。たとえば、ユーザは一部の検索履歴情報を共有し得るが、すべてを共有するわけではないなどである。
【0016】
いくつかの実装形態では、あらゆるタイプのアプリケーションをユーザデータの上に構築し得る。
【0017】
追加的におよび/または代替的に、パーソナライゼーションモデルをブロックチェーンに書き込むことができる。ユーザが新しいウェブページに移動すると、その履歴を戻すことができ、パーソナライゼーションモデルを更新することができる。
【0018】
いくつかの実装形態では、本システムおよび方法は、1つまたは複数のパーソナライゼーションモデルを更新するためにどのデータを使用するかを選択することができる(たとえば、ブロックチェーンに記憶されている許可に基づいて)。
【0019】
一方の当事者がデータをブロックチェーン(たとえば、ソーシャルメディアプラットフォーム)に書き込むことができ、本システムおよび方法がデータを読み取ることができる(または、その逆)。
【0020】
たとえば、本システムおよび方法は、サードパーティコンピューティングシステムからのアクセス要求を受信することを含むことができる。アクセス要求は、特定のユーザのユーザデータにアクセスする要求を記述しているものとすることができる。いくつかの実施形態では、ユーザデータをブロックチェーンに記憶することができる。本システムおよび方法は、サードパーティコンピューティングシステムに関連付けられる特定のエンティティを決定することを含むことができる。特定のエンティティをウェブプラットフォームに関連付けることができる。本システムおよび方法は、特定のユーザコンピューティングシステムに通知を伝送することを含むことができる。特定のユーザコンピューティングシステムを、特定のユーザに関連付けることができる。いくつかの実装形態では、通知は、アクセス要求および特定のエンティティを記述しているものとすることができる。ユーザ入力データは、特定のユーザコンピューティングシステムから受信することができる。ユーザ入力データは、アクセス要求に対するユーザの応答を記述しているものとすることができる。本システムおよび方法は、ユーザ入力データに基づいてアクセスアクションを決定することを含むことができる。アクセスアクションは、ブロックチェーン上のユーザデータに対してサードパーティコンピューティングシステムに提供されるアクセスのレベルを記述しているものとすることができる。
【0021】
特に、本開示のシステムおよび方法は、ユーザデータをサードパーティに提供するための安全なシステムを提供するためにブロックチェーンを活用することができ、これにより、サードパーティがユーザデータをコピーおよび/または編集する能力を制限および/または除去することができる。追加的におよび/または代替的に、ユーザがブロックチェーンから自分の情報を消すことができるようにするために本システムおよび方法を活用することができ、ユーザデータをコピーする機能の緩和と組み合わせることにより、ユーザがインターネットからユーザデータを消す(または、消去する)ことができるようになる。いくつかの実装形態では、ユーザは、ユーザデータへの読取りおよび書込みアクセスを容易にすることができ、これにより、ユーザは、自分のどのデータをどの範囲まで記憶および/または表示するかを決定できるようになる。たとえば、ユーザは、検索エンジン、ソーシャルメディアプラットフォーム、ショッピングウェブサイト、ウェブブラウザ、および/またはストリーミングサービスがユーザ固有のデータを閲覧できるかどうかを容易にするために、本明細書に開示されるシステムおよび方法を利用することができる。ユーザデータは、ユーザの検索履歴、ユーザの閲覧履歴、ユーザの嗜好、および/またはパーソナライゼーションモデル(たとえば、ユーザに関連付けられるトレーニングデータに基づいてトレーニングされた機械学習モデル)を含むことができる。
【0022】
本システムおよび方法は、サードパーティコンピューティングシステム(たとえば、ウェブプラットフォームに関連付けられるサードパーティコンピューティングシステム)からのアクセス要求を受信することができる。いくつかの実装形態では、アクセス要求は、特定のユーザのユーザデータにアクセスする要求を記述しているものとすることができる。ユーザデータをブロックチェーン(たとえば、ブロックチェーンコンピューティングシステムに関連付けられる、分散型の非集中型ブロックチェーン)に記憶することができる。いくつかの実装形態では、ユーザデータは、以前に入力された検索クエリを記述している検索履歴データを含むことができる。検索履歴データは、以前の検索クエリ、検索結果、検索クエリの回数、および/または検索に関連付けられるカテゴリを含むことができる。ユーザデータは、ユーザに関連付けられる(たとえば、ユーザに関連付けられるユーザコンピューティングシステムに関連付けられる)ブラウザ履歴データを含むことができる。ブラウザ履歴データは、以前に訪問したウェブページ、訪問回数、および/または他の関連メタデータを含むことができる。追加的におよび/または代替的に、ユーザデータは、1つまたは複数のユーザの嗜好を記述している嗜好データを含むことができる。嗜好データは、嗜好インターフェースへの1つまたは複数のユーザ入力に基づいて生成され得る。代替的におよび/または追加的に、嗜好データは、以前に訪問したウェブプラットフォームにおける1つまたは複数のユーザ対話に基づいて生成され得る。嗜好データは、通知の嗜好、服装の嗜好およびサイズ、嗜好するアドレス(たとえば、嗜好する郵送先アドレスおよび/または嗜好する電子メールアドレス)、閲覧の嗜好(たとえば、ダークモード対ライトモード、ポートレート対風景など)、および/または俗悪な嗜好(たとえば、児童保護設定など)を記述しているものとすることができる。
【0023】
サードパーティコンピューティングシステムに関連付けられる特定のエンティティを決定することができる。特定のエンティティをウェブプラットフォームに関連付けることができる。いくつかの実装形態では、特定のエンティティはソーシャルメディアエンティティであり得る。代替的におよび/または追加的に、特定のエンティティは検索エンジンエンティティであり得る。特定のエンティティは、トランザクションプラットフォームを含み得る。この決定は、サードパーティ入力データ、メタデータ、コンピューティングシステム識別子、プロファイルデータ、ウェブドメインデータ、および/またはウェブアドレスに基づき得る。
【0024】
通知は、特定のユーザコンピューティングシステムに伝送され得る。特定のユーザコンピューティングシステムを、特定のユーザに関連付けることができる。いくつかの実装形態では、通知は、アクセス要求および特定のエンティティを記述しているものとすることができる。伝送はネットワークを介して発生し得る。通知は、アクセス要求のタイプに基づいて、および/またはエンティティのタイプに基づいて生成され得る。通知は、ユーザのモバイルデバイスに送信されるプッシュ通知(たとえば、二重認証モバイルアプリケーションに送信される認証通知)であり得る。代替的におよび/または追加的に、通知は、1回限りのアクセスオプション、期限付きアクセスオプション(たとえば、1日、1週間、1か月、および/または1年)、および/または継続的アクセスオプション(たとえば、将来のアクションが発生するまで継続的なアクセス認可を可能にする)を含むことができる。
【0025】
本システムおよび方法は、特定のユーザコンピューティングシステムからユーザ入力データを受信することができる。ユーザ入力データは、アクセス要求に対するユーザの応答を記述しているものとすることができる。ユーザ入力データは、通知のユーザインターフェースを介して提供されるオプションの選択を記述しているものとすることができる。ユーザ入力データは、サードパーティコンピューティングシステムへのデータアクセスを提供するためのユーザ選択を記述しているものとすることができる。
【0026】
アクセスアクションは、ユーザ入力データに基づいて決定することができる。アクセスアクションは、ブロックチェーン上のユーザデータに対してサードパーティコンピューティングシステムに提供されるアクセスのレベルを記述しているものとすることができる。アクセスのレベルは、完全アクセス、制限付きアクセス、特定のアクセス、および/またはアクセスなしであってよい。アクセスアクションは、ユーザデータへのアクセスを提供するために、アプリケーションプログラミングインターフェースをブロックチェーンとインターフェースさせるための命令を含むことができる。
【0027】
いくつかの実装形態では、アクセスアクションは、ユーザデータをサードパーティコンピューティングシステムに提供することを含むことができる。代替的におよび/または追加的に、アクセスアクションは、ユーザデータのサブセットをサードパーティコンピューティングシステムに提供することを含むことができる。ユーザデータのサブセットは、ユーザ入力データに部分的に基づいて識別および提供することができる。たとえば、ユーザ入力データは、特定のサードパーティコンピューティングシステムによってデータにアクセスできる特定の命令を含むことができる。
【0028】
いくつかの実装形態では、アクセスアクションは、ユーザ入力データに基づいて第2の通知を生成することと、第2の通知をサードパーティコンピューティングシステムに提供することとを含むことができる。第2の通知は、可能にされるアクセスのレベルを記述しているものとすることができる。追加的におよび/または代替的に、第2の通知は、ユーザデータにアクセスするためのユーザインターフェースを含むことができる。
【0029】
代替的におよび/または追加的に、アクセスアクションは、アクセス要求に基づいてブロックチェーンノードにアクセスすることと、特定のユーザに関連付けられるブロックチェーンデータを識別することとを含むことができる。ブロックチェーンデータは、サードパーティコンピューティングシステムによって要求されるユーザデータを含むことができる。
【0030】
いくつかの実装形態では、アクセスアクションは、特定のユーザに関連付けられる識別データを決定することを含むことができる。識別データは、ユーザ固有のブロックチェーン識別情報を記述しているものとすることができる。アクセスアクションは、識別データに基づいてユーザに関連付けられるブロックチェーンデータを識別することを含むことができる。
【0031】
代替的におよび/または追加的に、本システムおよび方法は、サードパーティコンピューティングシステムからのアクセス要求を受信することを含むことができる。アクセス要求は、特定のユーザに関連付けられるパーソナライゼーションモデルにアクセスする要求を記述しているものとすることができる。パーソナライゼーションモデルをブロックチェーンに記憶することができる。本システムおよび方法は、サードパーティコンピューティングシステムに関連付けられる特定のエンティティを決定することを含むことができる。特定のエンティティをウェブプラットフォームに関連付けることができる。アクセスアクションは、特定のエンティティが1つまたは複数の認可されたエンティティに関連付けられているかどうかに基づいて決定することができる。特定のユーザに関連付けられるブロックチェーンデータを提供することができる。ブロックチェーンデータは、特定のブロックチェーンに関連付けることができる。いくつかの実装形態では、ブロックチェーンデータは、パーソナライゼーションモデルへのアクセスを含むことができる。
【0032】
本システムおよび方法は、サードパーティコンピューティングシステムからのアクセス要求を受信することができる。アクセス要求は、特定のユーザに関連付けられるパーソナライゼーションモデルにアクセスする要求を記述しているものとすることができる。パーソナライゼーションモデルをブロックチェーンに記憶することができる。いくつかの実装形態では、パーソナライゼーションモデルは、特定のユーザに関連付けられるユーザデータに基づいてトレーニングされた機械学習モデルを含むことができる。ユーザ固有の予測および/またはユーザ固有の提案を提供するために、パーソナライゼーションモデルを利用することができる。予測および/または提案は、ユーザによる過去の対話に基づくことができる。パーソナライゼーションモデルのトレーニングデータは、複数のエンティティおよび/または複数のウェブサイトから取得されたデータを含むことができる。
【0033】
サードパーティコンピューティングシステムに関連付けられる特定のエンティティを決定することができる。特定のエンティティをウェブプラットフォームに関連付けることができる。いくつかの実装形態では、特定のエンティティは検索エンジンエンティティであり得る。
【0034】
アクセスアクションは、特定のエンティティが1つまたは複数の認可されたエンティティに関連付けられているかどうかに基づいて決定することができる。1つまたは複数の認可されたエンティティは、1つまたは複数のユーザ入力に基づいて決定することができる。代替的におよび/または追加的に、1つまたは複数の認可されたエンティティは、認可されたエンティティリストにリストされているエンティティに基づいて決定され得る。アクセスアクションは、1つまたは複数の検索結果のランキングを調整するために、パーソナライゼーションモデルを利用することを含むことができる。代替的におよび/または追加的に、アクセスアクションは、パーソナライゼーションモデルを再トレーニングするためにサードパーティコンピューティングシステムから追加データを取得することを含むことができる。たとえば、追加データをトレーニングデータのコーパスに追加し、パーソナライゼーションモデルを再トレーニングするために利用することができる。
【0035】
いくつかの実装形態では、アクセスアクションは、サードパーティコンピューティングシステムから入力データを取得することと、出力データを生成するためにパーソナライゼーションモデルを用いて入力データを処理することと、出力データをサードパーティコンピューティングシステムに提供することとを含むことができる。出力データは、検索結果、ランキングデータ、予測データ、および/または提案データを含むことができる。
【0036】
代替的におよび/または追加的に、アクセスアクションは、サードパーティコンピューティングシステムから取得した追加データに基づいてパーソナライゼーションモデルの1つまたは複数のパラメータを調整することを含むことができる。パラメータ調整は、サードパーティコンピューティングシステムによって提供される追加データに基づくことができる。
【0037】
特定のユーザに関連付けられるブロックチェーンデータを提供することができる。ブロックチェーンデータは、特定のブロックチェーンに関連付けることができる。いくつかの実装形態では、ブロックチェーンデータは、パーソナライゼーションモデルへのアクセスを含むことができる。
【0038】
代替的におよび/または追加的に、取得したデータは、ブロックチェーン上に記憶されたユーザ固有のデータにすることができる。本システムおよび方法は、サードパーティコンピューティングシステムからのアクセス要求を受信することを含むことができる。アクセス要求は、特定のユーザに関連付けられるユーザ固有のデータにアクセスする要求を記述しているものとすることができる。ユーザ固有のデータはブロックチェーンに記憶することができる。サードパーティコンピューティングシステムに関連付けられる特定のエンティティを決定することができる。特定のエンティティをウェブプラットフォームに関連付けることができる。本システムおよび方法は、特定のエンティティが1つまたは複数の認可されたエンティティに関連付けられているかどうかに基づいてアクセスアクションを決定することを含むことができる。特定のユーザに関連付けられるブロックチェーンデータを提供することができる。ブロックチェーンデータは、特定のブロックチェーンに関連付けることができる。いくつかの実装形態では、ブロックチェーンデータは、ユーザ固有のデータへのアクセスを含むことができる。
【0039】
アクセス要求は、サードパーティコンピューティングシステムから受信および/または取得することができる。アクセス要求は、特定のユーザに関連付けられるユーザ固有のデータにアクセスする要求を記述しているものとすることができる。いくつかの実装形態では、ユーザ固有のデータはブロックチェーンに記憶することができる。ブロックチェーンは、特定のブロックチェーンコンピューティングシステムに関連付けられる特定のブロックチェーンを含むことができる。
【0040】
本システムおよび方法は、サードパーティコンピューティングシステムに関連付けられる特定のエンティティを決定することができる。特定のエンティティをウェブプラットフォームに関連付けることができる。ウェブプラットフォームは、検索エンジン、ソーシャルメディアプラットフォーム、トランザクションプラットフォーム、プロファイル管理プラットフォーム、および/またはストリーミングプラットフォームを含むことができる。
【0041】
本システムおよび方法は、特定のエンティティが1つまたは複数の認可されたエンティティに関連付けられているかどうかに基づいてアクセスアクションを決定することができる。1つまたは複数の認可されたエンティティは、プロファイルデータベースに記憶され得る。プロファイルデータベースは、ユーザコンピューティングシステムおよび/またはブロックチェーン上にローカルに記憶され得る。
【0042】
次いで、特定のユーザに関連付けられるブロックチェーンデータを提供することができる。ブロックチェーンデータは、特定のブロックチェーンに関連付けることができる。ブロックチェーンデータは、ユーザ固有のデータへのアクセスを含むことができる。代替的におよび/または追加的に、ブロックチェーンデータはユーザ固有のデータを含むことができる。
【0043】
いくつかの実装形態では、本システムおよび方法は、サードパーティコンピューティングシステムから取得されたサードパーティデータに基づいてユーザデータを増強することを含むことができる。拡張は、既存のデータを上書きすることを含むことができる。代替的におよび/または追加的に、拡張は、既存のデータの削除および/または追加を含むことができる。
【0044】
追加的におよび/または代替的に、本システムおよび方法は、サードパーティコンピューティングシステムとの1つまたは複数の対話に基づいて追加データを生成することと、追加データをブロックチェーンに記憶することとを含むことができる。追加データを記憶することは、特定のユーザに関連付けられるトークンIDを用いて追加データを記憶することを含むことができる。
【0045】
いくつかの実装形態では、本システムおよび方法は、アプリケーションプログラミングインターフェースを介して編集アクションを実行することを含むことができる。編集アクションは、ブロックチェーンとの対話を含むことができる。編集アクションは、特定のユーザに関連付けられるユーザデータの編集を含むことができる。
【0046】
代替的におよび/または追加的に、ユーザデータへの認可アクセスは、ブロックチェーンに保存されている認可リストに基づくことができる。たとえば、本システムおよび方法は、サードパーティコンピューティングシステムからのアクセス要求を受信することを含むことができる。アクセス要求は、特定のユーザのユーザデータにアクセスする要求を記述しているものとすることができる。本システムおよび方法は、ユーザに関連付けられるブロックチェーンデータを取得することを含むことができる。ブロックチェーンデータは、特定のブロックチェーンに関連付けることができる。いくつかの実装形態では、ブロックチェーンデータは、ユーザデータへのアクセスを可能にされた1つまたは複数の認可されたエンティティを記述しているものとすることができる。サードパーティコンピューティングシステムに関連付けられる特定のエンティティを決定することができる。特定のエンティティをウェブプラットフォームに関連付けることができる。本システムおよび方法は、特定のエンティティが1つまたは複数の認可されたエンティティに関連付けられているかどうかに基づいてアクセスアクションを決定することを含むことができる。
【0047】
本システムおよび方法は、サードパーティコンピューティングシステムからのアクセス要求を受信することができる。アクセス要求は、特定のユーザのユーザデータにアクセスする要求を記述しているものとすることができる。サードパーティコンピューティングシステムは、特定のウェブプラットフォームおよび/または特定のウェブサービスプロバイダに関連付けることができる。アクセス要求は、サードパーティユーザインターフェースとのユーザ対話に応じて生成および取得することができる。
【0048】
ユーザに関連付けられるブロックチェーンデータを取得することができる。ブロックチェーンデータは、特定のブロックチェーンに関連付けることができる。いくつかの実装形態では、ブロックチェーンデータは、ユーザデータへのアクセスを可能にされた1つまたは複数の認可されたエンティティを記述しているものとすることができる。ユーザデータは、以前の検索および/または以前に閲覧したウェブページを記述している検索履歴データを含むことができる。代替的におよび/または追加的に、ユーザデータは、1つまたは複数のユーザの嗜好を記述している嗜好データを含むことができる。嗜好データは、嗜好インターフェースへの1つまたは複数のユーザ入力に基づいて生成され得る。いくつかの実装形態では、嗜好データは、以前に訪問したウェブプラットフォームでの1つまたは複数のユーザ対話に基づいて生成され得る。
【0049】
いくつかの実装形態では、ユーザに関連付けられるブロックチェーンデータを取得することは、アクセス要求に基づいてブロックチェーンノードにアクセスすることと、ユーザに関連付けられるブロックチェーンデータを識別することとを含むことができる。ブロックチェーンデータは、1つまたは複数の認可されたエンティティをリストする認可リストを記述しているものとすることができる。
【0050】
代替的におよび/または追加的に、ユーザに関連付けられるブロックチェーンデータを取得することは、ユーザに関連付けられる識別データを決定することを含むことができる。識別データは、ユーザ固有のブロックチェーン識別情報を記述しているものとすることができる。ユーザに関連付けられるブロックチェーンデータを取得することは、識別データに基づいてユーザに関連付けられるブロックチェーンデータを識別することを含むことができる。
【0051】
サードパーティコンピューティングシステムに関連付けられる特定のエンティティを決定することができる。特定のエンティティをウェブプラットフォームに関連付けることができる。いくつかの実装形態では、特定のエンティティはソーシャルメディアエンティティであり得る。代替的におよび/または追加的に、特定のエンティティは検索エンジンエンティティであり得る。
【0052】
本システムおよび方法は、特定のエンティティが1つまたは複数の認可されたエンティティに関連付けられているかどうかに基づいてアクセスアクションを決定することができる。アクセスアクションは、ユーザデータを取得するために、アプリケーションプログラミングインターフェースをデータベースと対話させることを含むことができる。代替的におよび/または追加的に、アクセスアクションは、ユーザデータへの読取りアクセスを提供することを含むことができる。いくつかの実装形態では、アクセスアクションは、ユーザデータへの書込みアクセスを提供することを含むことができる。
【0053】
いくつかの実装形態では、アクセスアクションは、ユーザデータをサードパーティコンピューティングシステムに提供することを含むことができる。代替的におよび/または追加的に、アクセスアクションは、ユーザデータのサブセットをサードパーティコンピューティングシステムに提供することを含むことができる。
【0054】
いくつかの実装形態では、アクセスアクションは、特定のエンティティが1つまたは複数の認可されたエンティティに関連付けられているかどうかに基づいて通知を生成することと、その通知をサードパーティコンピューティングシステムに提供することとを含むことができる。
【0055】
いくつかの実装形態では、ユーザデータは、特定のユーザに関連付けられるパーソナライゼーションモデルにすることができる。システムおよび方法は、サードパーティコンピューティングシステムからのアクセス要求を受信することを含むことができる。アクセス要求は、特定のユーザに関連付けられるパーソナライゼーションモデルにアクセスする要求を記述しているものとすることができる。ユーザに関連付けられるブロックチェーンデータを取得することができる。ブロックチェーンデータは、特定のブロックチェーンに関連付けることができる。いくつかの実装形態では、ブロックチェーンデータは、パーソナライゼーションモデルへのアクセスを可能にされた1つまたは複数の認可されたエンティティを記述しているものとすることができる。サードパーティコンピューティングシステムに関連付けられる特定のエンティティを決定することができる。特定のエンティティをウェブプラットフォームに関連付けることができる。本システムおよび方法は、特定のエンティティが1つまたは複数の認可されたエンティティに関連付けられているかどうかに基づいてアクセスアクションを決定することを含むことができる。
【0056】
本システムおよび方法は、サードパーティコンピューティングシステムからのアクセス要求を受信することができる。アクセス要求は、特定のユーザに関連付けられるパーソナライゼーションモデルにアクセスする要求を記述しているものとすることができる。パーソナライゼーションモデルは、ユーザによる過去の対話に基づいて取得されたユーザデータに基づいてトレーニングすることができる。いくつかの実装形態では、パーソナライゼーションモデルは、検索固有、コンテンツ提案固有、および/または嗜好固有のものであり得る。パーソナライゼーションモデルは、特定のユーザに関連付けられる複数のパーソナライゼーションモデルのうちの1つであり得る。
【0057】
ユーザに関連付けられるブロックチェーンデータを取得することができる。いくつかの実装形態では、ブロックチェーンデータは特定のブロックチェーンに関連付けることができる。ブロックチェーンデータは、パーソナライゼーションモデルへのアクセスを可能にされた1つまたは複数の認可されたエンティティを記述しているものとすることができる。パーソナライゼーションモデルは、特定のユーザに関連付けられるユーザデータに基づいてトレーニングされた機械学習モデルを含むことができる。1つまたは複数の認可されたエンティティは、ユーザコンピューティングシステムから取得された過去のユーザ入力に基づくことができる。
【0058】
サードパーティコンピューティングシステムに関連付けられる特定のエンティティを決定することができる。特定のエンティティをウェブプラットフォームに関連付けることができる。いくつかの実装形態では、特定のエンティティは検索エンジンエンティティであり得る。アクセスアクションは、1つまたは複数の検索結果のランキングを調整するために、パーソナライゼーションモデルを利用することを含むことができる。特定のエンティティは、Web3プロファイルおよび/またはWeb3識別子に基づくことができる。
【0059】
アクセスアクションは、特定のエンティティが1つまたは複数の認可されたエンティティに関連付けられているかどうかに基づいて決定することができる。アクセスアクションは、モデル推論のためにパーソナライゼーションモデルをサードパーティコンピューティングシステムに提供することを含むことができる。代替的におよび/または追加的に、アクセスアクションは、サードパーティコンピューティングシステムから入力データを取得することと、出力データを生成するためにパーソナライゼーションモデルを用いて入力データを処理することと、出力データをサードパーティコンピューティングシステムに提供することとを含むことができる。
【0060】
追加的におよび/または代替的に、アクセスアクションは、サードパーティコンピューティングシステムから取得した追加データに基づいてパーソナライゼーションモデルの1つまたは複数のパラメータを調整することを含むことができる。
【0061】
いくつかの実装形態では、アクセス要求は編集要求でありうる。たとえば、本システムおよび方法は、サードパーティコンピューティングシステムから編集要求を受信することを含むことができる。編集要求は、特定のユーザのユーザデータを編集する要求を記述しているものとすることができる。本システムおよび方法は、ユーザに関連付けられるブロックチェーンデータを取得することを含むことができる。ブロックチェーンデータは、特定のブロックチェーンに関連付けることができる。いくつかの実装形態では、ブロックチェーンデータは、ユーザデータの編集を可能にされた1つまたは複数の認可されたエンティティを記述しているものとすることができる。サードパーティコンピューティングシステムに関連付けられる特定のエンティティを決定することができる。特定のエンティティをウェブプラットフォームに関連付けることができる。本システムおよび方法は、特定のエンティティが1つまたは複数の認可されたエンティティに関連付けられているかどうかに基づいて編集アクションを決定することを含むことができる。
【0062】
本システムおよび方法は、サードパーティコンピューティングシステムから編集要求を受信することができる。編集要求は、特定のユーザのユーザデータを編集する要求を記述しているものとすることができる。編集要求は、サードパーティコンピューティングシステムに関連付けられるウェブプラットフォームとの反復対話者である特定のユーザに基づくことができる。
【0063】
ユーザに関連付けられるブロックチェーンデータを取得することができる。ブロックチェーンデータは、特定のブロックチェーンに関連付けることができる。いくつかの実装形態では、ブロックチェーンデータは、ユーザデータの編集を可能にされた1つまたは複数の認可されたエンティティを記述しているものとすることができる。
【0064】
システムおよび方法は、サードパーティコンピューティングシステムに関連付けられる特定のエンティティを決定することができる。特定のエンティティをウェブプラットフォームに関連付けることができる。エンティティの決定は、システムによってエンティティデータベースに記憶されている既存のデータに基づくことができる。代替的におよび/または追加的に、エンティティは、サードパーティコンピューティングシステムに関連付けられるサードパーティデータを取得し、取得したサードパーティデータを用いて検索エンジンにクエリを実行することによって決定することができる。
【0065】
編集アクションは、特定のエンティティが1つまたは複数の認可されたエンティティに関連付けられているかどうかに基づいて決定することができる。編集アクションは、ユーザデータの拡張を含むことができる。拡張は、既存のデータの削除を含むことができる。代替的におよび/または追加的に、拡張は、ユーザデータへの追加データの追加を含むことができる。
【0066】
いくつかの実装形態では、編集アクションは、サードパーティコンピューティングシステムとの1つまたは複数の対話に基づいて追加データを生成することと、追加データを特定のブロックチェーンに記憶することとを含むことができる。
【0067】
いくつかの実装形態では、本システムおよび方法は、アプリケーションプログラミングインターフェースを介して編集アクションを実行することを含むことができる。編集アクションには、特定のブロックチェーンとの対話することを含むことができる。
【0068】
ユーザデータ、パーソナライゼーションモデル、および/または認可データは、ブロックチェーンに記憶される際に暗号化され得る。暗号化は1つまたは複数の暗号技法を利用することができる。いくつかの実装形態では、ブロックチェーンデータは、プロファイルデータベースに記憶されているユーザデータへの1つまたは複数のポインタを含むことができる。
【0069】
何がアクセスされ、何が書き込まれるかを検証するために、ブロックチェーンを利用することができ、これにより、データの一括コピーの可能性を最小限に抑えることができる。追加的におよび/または代替的に、本システムおよび方法は、検索履歴と閲覧履歴をブロックチェーンログに追加することができる。いくつかの実装形態では、本システムおよび方法は、1つまたは複数のパーソナライゼーションモデルをブロックチェーンに追加することができる。
【0070】
いくつかの実装形態では、ユーザデータは、過去の検索に基づいて(たとえば、有名人が検索され得、ビデオに登場している有名人に基づいて推奨され得る)、および/または過去に訪問したウェブページに基づいて、パーソナライズされたビデオ推奨を決定および/または提供するために利用することができる。ユーザは、どのデータを保存するか、ならびにどのデータを文書化および保存できないかを選択し得る。
【0071】
いくつかの実装形態では、パーソナライゼーションモデルは、ブラックボックスニューラルネットワークモデルを含むことができる。サードパーティコンピューティングシステムは、パーソナライゼーションモデルの上に第2の機械学習モデルを構築し得る。
【0072】
認可リスト(たとえば、ユーザに関連付けられる許可リスト)は、モバイルアプリケーションを介して管理することができる。
【0073】
本明細書に開示されるシステムおよび方法により、ユーザは、あるアプリケーションから別のアプリケーションにデータを容易に移動できるようになる。複数のウェブプラットフォームからのデータを記憶し、後で複数のウェブプラットフォームに提供するために、ユーザをブロックチェーン上に集約することができる。
【0074】
ユーザデータを、ユーザに関連付けられる1つまたは複数のトークンIDとともにブロックチェーンに記憶することができる。ユーザデータは、ユーザおよび1つまたは複数のウェブプラットフォームに関連付けられるアカウントIDを含むことができる。
【0075】
いくつかの実装形態では、アクセスアクションは読取り呼出しおよび/または書込み呼出しを含むことができる。
【0076】
いくつかの実装形態では、仮想現実データおよび/または拡張現実データはブロックチェーンに記憶することができる。追加的におよび/または代替的に、検索履歴データ、閲覧履歴データ、代替不可能なトークンデータ、個人情報、プロフィール情報、タグ、アプリケーションデータ、支払いデータ、住所、名前、運転免許証データ、パスポートデータ、および身元情報データをユーザデータの一部として記憶することができる。
【0077】
本システムおよび方法は、ユーザデータに固有の隠しコードを埋め込むことを含むことができ、これは、隠しコードまたはフィンガープリントのスキャン中に識別することができる。追加的におよび/または代替的に、本システムおよび方法は、保護された仮想マシン上で実行されるアプリケーションを含むことができ、このアプリケーションは、永続的ではなく一時的なアクセスを提供するためにユーザデータを読み取るために利用される。
【0078】
本開示のシステムおよび方法は、多くの技術的効果および利点を提供する。一例として、本システムおよび方法は、ユーザデータおよびパーソナライゼーションモデルの安全な管理を提供するためのシステムおよび方法を提供することができる。たとえば、本明細書に開示されるシステムおよび方法は、ユーザデータの重複およびローカライズを防止するためにブロックチェーン技術を活用することができ、誰がユーザデータを編集および/または追加できるかを制御するために利用することができる。
【0079】
本開示のシステムおよび方法の別の技術的利点は、ユーザにユーザインターフェースを提供し、どの要求者が自分のデータにアクセスできるかを選択するために、通知インターフェースを活用できる機能である。たとえば、本明細書に開示されるシステムおよび方法は、アクセス要求を処理することと、要求者に関連付けられるエンティティを決定することと、要求およびエンティティに基づいて通知を生成することと、通知を伝送することと、代わりに、要求者がユーザデータにアクセスできるかどうかを記述している入力データを取得することとを行うことができる。
【0080】
技術的な効果および利点の別の例は、計算効率の向上およびコンピューティングシステムの機能の改善に関するものである。たとえば、本明細書に開示されるシステムおよび方法は、複数のサードパーティによって利用されているユーザデータの編集および/または削除に必要な電力量を制限するために、ブロックチェーンストレージを活用することができる。特に、ユーザは、互いに冗長である可能性がある複数のデータセットを編集するために複数のウェブページに移動する必要がなく、単一のデータセットを拡張することができる。
【0081】
ここで図面を参照して、本開示の例示的な実施形態をさらに詳細に説明する。
【0082】
例示的なデバイスおよびシステム
図1Aは、本開示の例示的な実施形態による、ユーザデータアクセス認可を実行する例示的なコンピューティングシステム100のブロック図を示している。システム100は、ネットワーク180を介して通信可能に結合されたユーザコンピューティングシステム130、サーバコンピューティングシステム110、クリエータコンピューティングシステム150、およびブロックチェーンコンピューティングシステム170を含む。
【0083】
ユーザコンピューティングシステム130は、たとえば、パーソナルコンピューティングデバイス(たとえば、ラップトップまたはデスクトップ)、モバイルコンピューティングデバイス(たとえば、スマートフォンまたはタブレット)、ゲームコンソールまたはコントローラ、ウェアラブルコンピューティングデバイス、組込みコンピューティングデバイス、または任意の他のタイプのコンピューティングデバイスなどの、任意のタイプのコンピューティングデバイスであり得る。
【0084】
ユーザコンピューティングシステム130は、1つまたは複数のプロセッサ132およびメモリ134を含む。1つまたは複数のプロセッサ132は、任意の適切な処理デバイス(たとえば、プロセッサコア、マイクロプロセッサ、ASIC、FPGA、コントローラ、マイクロコントローラなど)であってもよく、動作可能に接続された1つまたは複数のプロセッサであってもよい。メモリ134は、RAM、ROM、EEPROM、EPROM、フラッシュメモリデバイス、磁気ディスクなど、およびそれらの組合せなどの1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読ストレージ媒体を含むことができる。メモリ134は、ユーザコンピューティングシステム130に動作を実行させるためにプロセッサ132によって実行されるデータ136および命令138を記憶することができる。
【0085】
ユーザコンピューティングシステム130はまた、ユーザ入力を受信する1つまたは複数のユーザ入力コンポーネントを含むことができる。たとえば、ユーザ入力コンポーネントは、ユーザ入力オブジェクト(たとえば、指またはスタイラス)のタッチを感知するタッチ感知コンポーネント(たとえば、タッチ感知ディスプレイ画面またはタッチパッド)であり得る。タッチ感知コンポーネントは、仮想キーボードを実装するために機能することができる。他のユーザ入力コンポーネントの例は、マイクロフォン、従来のキーボード、またはユーザがユーザ入力を提供できる他の手段を含む。
【0086】
サーバコンピューティングシステム110は、1つまたは複数のプロセッサ112およびメモリ114を含む。1つまたは複数のプロセッサ112は、任意の適切な処理デバイス(たとえば、プロセッサコア、マイクロプロセッサ、ASIC、FPGA、コントローラ、マイクロコントローラなど)であってもよく、動作可能に接続された1つまたは複数のプロセッサであってもよい。メモリ114は、RAM、ROM、EEPROM、EPROM、フラッシュメモリデバイス、磁気ディスクなど、およびそれらの組合せなどの1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読ストレージ媒体を含むことができる。メモリ114は、サーバコンピューティングシステム110に動作を実行させるためにプロセッサ112によって実行されるデータ118および命令116を記憶することができる。
【0087】
いくつかの実装形態では、サーバコンピューティングシステム110は、1つまたは複数のサーバコンピューティングデバイスを含むか、またはそれによって実装される。サーバコンピューティングシステム110が複数のサーバコンピューティングデバイスを含む場合、そのようなサーバコンピューティングデバイスは、逐次コンピューティングアーキテクチャ、並列コンピューティングアーキテクチャ、またはそれらの組合せに従って動作することができる。
【0088】
ブロックチェーンコンピューティングシステム170は、1つまたは複数のプロセッサおよびメモリを含む。1つまたは複数のプロセッサは、任意の適切な処理デバイス(たとえば、プロセッサコア、マイクロプロセッサ、ASIC、FPGA、コントローラ、マイクロコントローラなど)であってもよく、動作可能に接続された1つまたは複数のプロセッサであってもよい。メモリは、RAM、ROM、EEPROM、EPROM、フラッシュメモリデバイス、磁気ディスクなど、およびそれらの組合せなどの1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読ストレージ媒体を含むことができる。メモリは、ブロックチェーンコンピューティングシステム170に動作を実行させるためにプロセッサによって実行されるデータおよび命令を記憶することができる。いくつかの実装形態では、ブロックチェーンコンピューティングシステム170は、1つまたは複数のサーバコンピューティングデバイスを含むか、またはそれによって実装される。
【0089】
ネットワーク180は、ローカルエリアネットワーク(たとえば、イントラネット)、ワイドエリアネットワーク(たとえば、インターネット)、またはそれらの何らかの組合せなどの任意のタイプの通信ネットワークであり得、任意の数のワイヤードまたはワイヤレスリンクを含むことができる。一般に、ネットワーク180を介する通信は、様々な通信プロトコル(たとえば、TCP/IP、HTTP、SMTP、FTP)、エンコーディングまたはフォーマット(たとえば、HTML、XML)、および/または保護スキーム(たとえば、VPN、セキュアHTTP、SSL)を使用して、任意のタイプのワイヤードおよび/またはワイヤレス接続を介して搬送することができる。
【0090】
コンピューティングシステム100は、多数のアプリケーション(たとえば、アプリケーション1からN)を含むことができる。各アプリケーションは、中央のインテリジェンス層と通信することができる。アプリケーションの例は、テキストメッセージングアプリケーション、電子メールアプリケーション、ディクテーションアプリケーション、仮想キーボードアプリケーション、ブラウザアプリケーションなどを含むことができる。いくつかの実装形態では、各アプリケーションは、API(たとえば、すべてのアプリケーションにわたる共通のAPI)を使用して、中央インテリジェンス層(およびそこに記憶されたモデル)と通信することができる。
【0091】
中央インテリジェンス層は、中央デバイスデータ層と通信することができる。中央デバイスデータ層は、コンピューティングシステム100のためのデータの集中リポジトリであり得る。いくつかの実装形態では、中央デバイスデータ層は、たとえば、1つまたは複数のセンサ、コンテキストマネージャ、デバイス状態コンポーネント、および/または追加のコンポーネントなど、コンピューティングデバイスの多くの他のコンポーネントと通信することができる。いくつかの実装形態では、中央デバイスデータ層は、API(たとえば、プライベートAPI)を使用して各デバイスコンポーネントと通信することができる。
【0092】
追加的におよび/または代替的に、図1Aは、本開示の態様によるユーザデータアクセス認可を実装するために使用することができる例示的なコンピューティングシステム100を示している。システム100は、ネットワーク180を介して1つまたは複数のユーザコンピューティングシステム130と通信するサーバ110を含むユーザサーバアーキテクチャを有する。しかしながら、本開示は、ネットワーク180を介して通信する任意の数のコンピューティングシステムを含むことができる他の適切なアーキテクチャを使用して実装することができる。
【0093】
システム100は、たとえばウェブサーバなどのサーバ110を含む。サーバ110は、並列コンピューティングシステムおよび/または分散コンピューティングシステムとして実装される1つまたは複数のコンピューティングデバイスであり得る。特に、複数のコンピューティングデバイスは、単一のサーバ110として一緒に動作することができる。サーバ110は、1つまたは複数のプロセッサ112およびメモリ114を有することができる。サーバ110はまた、ネットワーク180を介して1つまたは複数のリモートコンピューティングデバイス(たとえば、ユーザデバイス)130と通信するために使用されるネットワークインターフェースを含むことができる。
【0094】
プロセッサ112は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、集積回路、または他の適切な処理デバイスなど、任意の適切な処理デバイスとすることができる。メモリ114は、非一時的コンピュータ可読媒体、RAM、ROM、ハードドライブ、フラッシュドライブ、または他のメモリデバイスを含むがこれらに限定されない、任意の適切なコンピュータシステムまたは媒体を含むことができる。メモリ114は、プロセッサ112によって実行され得る命令116を含む、プロセッサ112によってアクセス可能な情報を記憶することができる。命令116は、プロセッサ112によって実行されると、プロセッサ112に所望の機能を提供させる任意の命令のセットであり得る。
【0095】
特に、命令116は、インデックス調整(たとえば、インデックス重複排除)を実装するために、プロセッサ112によって実行することができる。ユーザプロファイルデータベース120は、1つまたは複数のユーザコンピューティングシステム130を利用する複数のユーザに関連付けられる複数のユーザプロファイルを記憶するように構成することができる。いくつかの実装形態では、ユーザプロファイルデータベース120は、1つまたは複数の相互作用を容易にするために利用されるように構成することができる。1つまたは複数の相互作用の促進は、ブロックチェーンコンピューティングシステム170との間でデータを送受信するためのブロックチェーンアプリケーションプログラミングインターフェース(API)122の使用を含むことができる。たとえば、サーバコンピューティングシステム110は、ブロックチェーンコンピューティングシステム170の1つまたは複数の台帳172を更新するために、ブロックチェーンAPI122を利用することができる。1つまたは複数の台帳172は、1つまたは複数のトークン174に関連付けることができる。1つまたは複数のトークン174は、デジタル資産(たとえば、画像データ、ビデオデータ、テキストデータ、潜在的なエンコーディングデータ、ドメインデータ、オーディオデータ、拡張現実資産レンダリングデータ、および/または仮想現実資産レンダリングデータ)に関連付けられるスクリプトを含むことができる、1つまたは複数の代替不可能なトークンを含むことができる。特に、スクリプトは販売のために提供される特定のデジタル資産を参照することができる。デジタル資産は、画像データ、テキストデータ、ビデオデータ、潜在的なエンコーディングデータ、ドメイン名、仮想プロパティ、拡張現実資産、仮想現実資産(たとえば、仮想現実環境および/または環境内で対話するための仮想現実オブジェクト)、スマートコントラクト、物理的アイテムの認証などを含むことができる。いくつかの実装形態では、1つまたは複数の台帳172は、物理市場および/または仮想市場においてトランザクションを行うために利用することができる暗号通貨に関連付けることができる。
【0096】
「要素」という用語は、所望の機能を提供するために利用されるコンピュータロジックを指し得ることが理解されるであろう。したがって、任意の要素、機能、および/または命令は、ハードウェア、特定用途向け回路、ファームウェア、および/または汎用プロセッサを制御するソフトウェアにおいて実装することができる。一実装形態では、要素または機能は、ストレージデバイスに記憶され、メモリにロードされ、プロセッサによって実行されるプログラムコードファイルであってもよく、RAM、ハードディスク、光学媒体または磁気媒体などの有形のコンピュータ可読記憶媒体に記憶されるコンピュータ実行可能命令などのコンピュータプログラム製品から提供されてもよい。
【0097】
メモリ114はまた、プロセッサ112によって検索、操作、作成、または記憶することができるデータ118を含むことができる。データ118は、検索結果データ、ランキングデータ、画像データ(たとえば、デジタル地図、衛星画像、航空写真、街頭写真、合成モデル、絵画、個人画像、肖像画など)、ビデオデータ、オーディオデータ、テキストデータ(たとえば、書籍、記事、ブログ、詩など)、潜在的なエンコーディングデータ、ブロックチェーンアドレスデータ、表、ベクトルデータ(たとえば、道路、区画、建物などのベクトル表現)、名所データ(たとえば、島、都市、レストラン、病院、公園、ホテル、および学校などの場所)、あるいは他のデータまたは関連情報を含むことができる。一例として、データ118は、特定のデジタル資産、ウェブサイト、検索結果、ブロックチェーンなどに関連付けられる情報およびデータにアクセスするために使用することができる。
【0098】
データ118は、1つまたは複数のデータベースに記憶することができる。1つまたは複数のデータベースは、高帯域幅LANまたはWANによってサーバ110に接続することもでき、ネットワーク180を通じてサーバ110に接続することもできる。1つまたは複数のデータベースは、複数の場所に配置されるように分割することができる。
【0099】
サーバ110は、ネットワーク180を介して1つまたは複数のユーザコンピューティングシステム130とデータを交換することができる。図1Aには2つのユーザコンピューティングシステム130が示されているが、任意の数のユーザコンピューティングシステム130を、ネットワーク180を介してサーバ110に接続することができる。ユーザコンピューティングシステム130は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、ナビゲーションデバイス、ラップトップ、デスクトップ、集積回路、モバイルデバイス、スマートフォン、タブレット、ウェアラブルコンピューティングデバイス、1つまたは複数のプロセッサが接続され、および/または埋め込まれたディスプレイ、あるいは他の適切なコンピューティングデバイスなどの任意の適切なタイプのコンピューティングデバイスであり得る。さらに、ユーザコンピューティングシステム130は、動作またはコンピューティングアクションを実行するために協働する複数のコンピューティングデバイスであってもよい。
【0100】
サーバ110と同様に、ユーザコンピューティングシステム130は、プロセッサ132およびメモリ134を含むことができる。メモリ134は、プロセッサによって実行することができる命令およびデータを含む、プロセッサ132によってアクセス可能な情報を記憶することができる。一例として、メモリ134はデータ136および命令138を記憶することができる。
【0101】
命令138は、ブラウザ、代替不可能なトークンの購入、および/または他の複数の機能を実装するための命令を提供することができる。特に、ユーザコンピューティングシステム130のユーザは、特定のウェブアドレスにおいてアクセス可能なウェブサイトを訪問するためにブラウザを使用することによって、サーバ110とデータを交換することができる。本開示のユーザデータ管理は、ウェブサイトおよび/またはアプリケーションのユーザインターフェースの要素として提供することができる。
【0102】
データ136は、ユーザコンピューティングシステム130上での特殊なアプリケーションの実行に関連するデータを含むことができる。特に、特殊なアプリケーションは、ネットワーク180を介してサーバ110とデータを交換するために使用することができる。データ136は、本開示の態様を提供および実装するためのユーザデバイス可読コードを含むことができる。追加的におよび/または代替的に、データ136は、以前に入力または受信されたデータに関連するデータを含むことができる。たとえば、データ136は、特別なアプリケーションの過去の発生に関連するデータを含むことができる。
【0103】
ユーザコンピューティングシステム130は、タッチスクリーン、タッチパッド、データ入力キー、スピーカ、マウス、モーションセンサ、および/または音声認識に適したマイクロフォンなどの、ユーザから情報を受信するための様々なユーザ入力デバイスを含むことができる。さらに、ユーザコンピューティングシステム130は、ユーザインターフェースなどの情報を提示するための、デジタル資産を表示するための、インターフェースに表示されるポップアップまたはアプリケーション要素、および/あるいは他の形態の情報を表示するためのディスプレイを有することができる。
【0104】
ユーザコンピューティングシステム130はまた、ユーザコンピューティングシステム130のユーザを識別するために使用することができるユーザプロファイル140を含むこともできる。ユーザプロファイル140は、1つまたは複数のトランザクションを行うためにユーザによって任意に使用することができ、次いで、ブロックチェーンコンピューティングシステム170の1つまたは複数の台帳172に記録することができる。ユーザプロファイル140は、識別番号および/または支払いアカウント情報を含むことができるユーザ情報を記述しているものとすることができる。たとえば、ユーザプロファイル140は、アプリケーション拡張および/または埋込みを介してブラウザアプリケーションにリンクされ得る暗号ウォレットに関連付けられるデータを含むことができる。
【0105】
ユーザコンピューティングシステム130は、グラフィックス処理ユニットをさらに含むことができる。グラフィックス処理ユニットは、インデックス調整のためにプロセッサ132によって使用することができる。いくつかの実施形態では、ユーザコンピューティングシステム130は、あらゆるインデックス調整を実行する。
【0106】
ユーザコンピューティングシステム130は、ネットワーク180を介してサーバ110と通信するためのネットワークインターフェースを含むことができる。ネットワークインターフェースは、ネットワーク180を介してサーバ110と通信するために適した任意のコンポーネントまたは構成を含むことができ、これは、たとえば、1つまたは複数のポート、トランスミッタ、ワイヤレスカード、コントローラ、物理層コンポーネント、あるいは任意の現在知られている、または将来開発される通信プロトコルまたは技術による通信のための他のアイテムを含む。
【0107】
ネットワーク180は、ローカルエリアネットワーク(たとえば、イントラネット)、ワイドエリアネットワーク(たとえば、インターネット)、またはそれらの何らかの組合せなどの、任意のタイプの通信ネットワークであり得る。ネットワーク180はまた、ユーザコンピューティングシステム130とサーバ110との間の直接接続を含むことができる。一般に、サーバ110とユーザコンピューティングシステム130との間の通信は、様々な通信プロトコル(たとえば、TCP/IP、HTTP)、エンコーディング、またはフォーマット(たとえば、HTML、XML)、および/または保護スキーム(たとえば、VPN、セキュアHTTP、SSL)を使用して、任意のタイプのワイヤードおよび/またはワイヤレス接続を使用するネットワークインターフェースを介して搬送することができる。
【0108】
いくつかの実装形態では、例示的なコンピューティングシステム100は、1つまたは複数のクリエータコンピューティングシステム150を含むことができる。1つまたは複数のクリエータコンピューティングシステム150は、画像、ビデオ、散文、詩、音声などを生成するために利用することができ、次いで、それらを販売用に提供することができる。1つまたは複数のクリエータコンピューティングシステム150は、本明細書に開示されるシステムおよび方法を実装するための1つまたは複数の動作を実行するために利用することができる1つまたは複数のプロセッサ152を含むことができる。1つまたは複数のクリエータコンピューティングシステム150は、データ156および1つまたは複数の命令158を記憶するために利用することができる1つまたは複数のメモリコンポーネント154を含むことができる。データ156は、1つまたは複数のアプリケーション、1つまたは複数のメディアデータセットなどに関連するデータを含むことができる。命令158は、本明細書に開示されるシステムおよび方法を実装するための1つまたは複数の動作を含むことができる。
【0109】
1つまたは複数のクリエータコンピューティングシステム150は、1つまたは複数のデジタル資産160および/または1つまたは複数のクリエータプロファイル162に関連付けられるデータを記憶することができる。1つまたは複数のデジタル資産160は、テキストデータ、画像データ、ビデオデータ、オーディオデータ、潜在的なエンコーディングデータ、ドメインデータ、または他の様々なデータ形式を含むことができる。1つまたは複数のクリエータプロファイル162は、1つまたは複数のデジタル資産160の1つまたは複数の「クリエータ」に関連付けられる情報を含むことができる。1つまたは複数のクリエータプロファイル162は、識別データ、トランザクションデータ、および/または暗号ウォレットデータを含むことができる。
【0110】
追加的におよび/または代替的に、例示的なコンピューティングシステム100は、1つまたは複数のブロックチェーンコンピューティングシステム170を含むことができる。1つまたは複数のブロックチェーンコンピューティングシステム170は、非集中型データストレージに利用される複数のコンピューティングデバイスを含むことができ、その結果、データストレージのための安全なシステムを提供するために複数の「ブロック」をコンピューティングデバイスのネットワーク全体に分散することができ、これは1つまたは複数の台帳172と1つまたは複数のトークン174を含む。いくつかの実装形態では、1つまたは複数のトークン174の各々は、1つまたは複数の台帳172の少なくとも一部に関連付けることができる。
【0111】
ブロックチェーンは、情報を安全に記録するように構成されたシステムを指すことができる。ブロックチェーンは、情報の変更を非常に困難にする場合がある非集中型システムを含むことができる。ブロックチェーンは、複製してコンピューティングシステムのネットワーク全体に分散することができるトランザクションのデジタル台帳を含むことができる。チェーン内の各ブロックは、多数のトランザクションを含むことができる。ブロックチェーン上で新しいトランザクションが発生すると、そのトランザクションの記録をすべてのコンピューティングデバイスの台帳に追加することができる。デジタル台帳上のトランザクションの記録を介して通貨および/またはデジタル資産の交換を追跡するために、ブロックチェーンを利用することができ、これを非集中型システム全体に伝播することができる。ブロックチェーンコンピューティングシステム170を介して交換および追跡される通貨は、暗号通貨と呼ばれることがある。
【0112】
トークン174は、1つまたは複数の代替不可能なトークンを含むことができる。代替不可能なトークンは、ブロックチェーンコンピューティングシステム170に関連付けられるブロックチェーン上で鋳造することができる。代替不可能なトークン(NFT)は、デジタル資産の真正性の証明書であり得る。NFTは交換不可能であるため、その価値は誰もが資産に対して支払ってもよい価格に依存する。NFTは、希少性と真正性を維持できるようにブロックチェーン上に印刷することができる。デジタル資産は、デジタル的に記憶され、組織が価値を実現するために使用できる一意に識別可能なものとして定義することができる。デジタル資産の例は、ツイート、ソーシャルメディアのコメント、ドキュメント、オーディオ、画像、ビデオ、ロゴ、ウェブサイトのドメイン、スライドプレゼンテーション、スプレッドシート、CSSファイルと形式、実行可能コード、および/またはウェブサイトを含むことができる。
【0113】
図1Bは、図1Aの例示的なコンピューティングシステム100のブロックチェーンコンピューティングシステム170によって利用され得る例示的なブロックチェーン50のブロック図を示している。例示的なブロックチェーン50は、1つまたは複数の暗号化機能を備えたデータを記憶するために利用することができる複数のブロックを含むことができる。ブロックチェーン50は、複数のコンピューティングデバイスを備える非集中型コンピューティングシステム上に記憶することができる。ブロックチェーン50は、パブリックブロックチェーン(たとえば、インターネットにアクセスできれば誰でも、非集中型の分散型システムの一部としてトランザクションを送信したり、トランザクションを検証したりすることができる、アクセス制限なしでオープンなブロックチェーン)、プライベートブロックチェーン(たとえば、ネットワーク管理者によって設定された権限に基づいてアクセスを提供するブロックチェーン)、またはハイブリッドブロックチェーン(たとえば、制限のないブロックと制限のあるブロックの組合せを有するブロックチェーン)であり得る。ブロックチェーン50は、1つまたは複数の暗号化証明形式を含むことができるプルーフオブワーク機能を含むことができる。プルーフオブワークは、ブロックチェーン50を更新する要求(たとえば、新しいトランザクションに基づいて台帳を更新する要求)に応じて提供することができる。プルーフオブワークは、特定のデバイスまたはデバイスのグループが一定量の計算を実行したことを伝えることができ、それを他の当事者が検証することができる。検証が完了すると、ブロックチェーン50は更新することができるが、検証の失敗に応じて変更されないままであってもよい。同じ計算機能と、ブロックチェーン50を更新するための要求が有効であると決定するためのチェックを実行しなければならないシステム内のすべてのデバイスの計算コストを軽減するために、プルーフオブワーク機能を利用することができる。
【0114】
各ブロックは、ハッシュ、前のブロックのハッシュに関連付けられる前のハッシュ、およびデータを含むことができる。いくつかの実装形態では、各ブロックはノンスを含むことができる。ハッシュは、特定のブロックのフィンガープリントとなり得る固定長のハッシュ値であり得る。ハッシュ値はハッシュ関数に基づいて生成することができ、その特定のブロックのデータに変更が加えられるたびに変更され得る。前のハッシュは、特定のブロックの直前のブロックのハッシュ値を含むことができる。適切な検証が行われない限り、ダウンストリームのグラウンドトゥルースが変更されないことを確認するために、以前のハッシュを利用することができる。データは、トランザクションデータ(たとえば、トランザクション台帳)、タイムスタンプ、暗号通貨の価値に関連付けられる値、代替不可能なトークン(たとえば、デジタル資産を参照するスクリプトを含む代替不可能なトークン、ノンスデータ、および/または一般的なブロックチェーンデータ)を含むことができる。ノンス(すなわち、一度だけ使用される数値)は、ブロックが再ハッシュされるときに難易度レベルの制限を満たすことができる、ブロックチェーン内のブロックに追加される数値であり得る。ノンスは、ブロックチェーンマイナがインセンティブ(たとえば、暗号通貨)を受け取るために解決する数値であり得る。
【0115】
ブロックチェーン50は、1つまたは複数のセキュリティプロトコルおよび/または機能を含むことができる。ブロックチェーン50は、暗号化システムを含むことができる。たとえば、ブロックチェーン50は、ブロックに記憶された以前のハッシュが、最後のブロックから最初のブロック(たとえば、ジェネシスブロック)までの前のブロックのハッシュ値と一致することを確認することによって、ブロックチェーン50が有効であることを検証することができる。いくつかの実装形態では、ブロックチェーン50は、記憶されたデータ(たとえば、記憶された台帳)に対する変更を実装する前に、プルーフオブコンピュテーション(proof of computation)の検証に依存することができるプルーフオブワーク検証を含むことができる。プルーフオブワーク検証には、ブロックチェーン50内のブロックの数に部分的に基づいて、数秒、数分、および/または数時間かかる場合がある。追加的におよび/または代替的に、ブロックチェーン50は、分散型の非集中型コンピューティングシステム上に実装することができる。いくつかの実装形態では、分散型の非集中型コンピューティングシステム内の各コンピューティングデバイスは、ブロックチェーン50内のブロックの一部(たとえば、複数のブロックのうちのブロック)またはすべてを記憶することができる。したがって、本システムは、分散型システムのすべてではないにしても、ほとんどのデータが均一であることを確認することによってデータを検証することができる。新しいデータを追加する前に、分散型システムの各ノードの改ざんをチェックすることができる。
【0116】
データは、暗号通貨の価値に関連付けられるデータ(たとえば、特定の暗号通貨の価値に関連付けられる台帳)、デジタル資産に関連付けられるデータ(たとえば、デジタル資産に関連付けられるスクリプトを含むことができる、ブロックチェーン50上で鋳造された代替不可能なトークン)、スマートコントラクトに関連付けられるデータ(たとえば、条件が満たされた場合にアクションを自動的に開始する条件を含むスマートコントラクト)、および/またはタイムスタンプデータ(たとえば、ブロックの作成、鋳造、トランザクションなどのタイムスタンプデータ)を含むことができる。
【0117】
特に、図1Bは、第1のブロック10、第2のブロック20、第3のブロック30、第4のブロック40、および第nのブロック60を示している。5つのブロックが示されているが、任意の数のブロックを利用することができる。第1のブロック10は、ジェネシスブロック(たとえば、ブロックチェーンにおける第1の全体ブロック)であり得る。第1のブロック10は、それぞれの第1のハッシュ12(たとえば、第1のブロック10に関連付けられるハッシュ値)を含むことができる。第1のブロック10は、第1の前のハッシュ14を含み得る(たとえば、第1のブロック10がブロックチェーン50内でその前にブロックを有する場合、前のブロックのハッシュは第1のブロック10に記憶され得る)。追加的におよび/または代替的に、第1のブロック10はデータ16とノンス18を含むことができる。
【0118】
第2のブロック20は、第1のブロック10に続くことができる。第2のブロック20は、それぞれの第2のハッシュ22(たとえば、第2のブロック20に関連付けられるハッシュ値)を含むことができる。第2のブロック20は、第2の前のハッシュ24を含み得る(たとえば、第2の前のハッシュ24は、第1のハッシュ12と同じであるか、または第1のハッシュ12を参照することができる)。追加的におよび/または代替的に、第2のブロック20はデータ26とノンス28を含むことができる。
【0119】
第3のブロック30は、第2のブロック20に続くことができる。第3のブロック30は、それぞれの第3のハッシュ32(たとえば、第3のブロック30に関連付けられるハッシュ値)を含むことができる。第3のブロック30は、第3の前のハッシュ34を含み得る(たとえば、第3の前のハッシュ34は、第2のハッシュ22と同じであるか、または第2のハッシュ22を参照することができる)。追加的におよび/または代替的に、第3のブロック30はデータ36とノンス38を含むことができる。
【0120】
追加的におよび/または代替的に、第4のブロック40、第nのブロック60、および他の潜在的なブロックは、それぞれのハッシュ、それぞれの前のハッシュ、およびデータを含むことができる。第1のデータ16、第2のデータ26、第3のデータ36、および他のブロックのデータは、重複するデータを含むことができ、データがすべてのブロックに対して重複するように異なる、および/または同じであることができる。いくつかの実装形態では、各ブロックは、異なるトランザクション(たとえば、異なる鋳造、異なる販売など)に関連付けることができる。第1のノンス18、第2のノンス28、第3のノンス38、および他のブロックのノンスは異なる場合があり、マイニング中に解決され得る。
【0121】
各ブロック内のデータには台帳データを含むことができ、台帳データはタイムスタンプ、交換された資産および/または暗号通貨、トランザクションに関与する主体、ならびに/あるいは他の様々な情報を含むことができる。
【0122】
いくつかの実装形態では、複数の異なるブロックチェーンを、本明細書に開示されるシステムおよび方法のために利用することができる。異なるブロックチェーンは異なる構成を含むことができる。異なるブロックチェーンは、並列チェーン、サイドチェーン、共有ブロック、異なるチェーン、様々な許可、様々な目的、様々なブロック数、ならびに/あるいは様々なハッシュ関数および/または様々なハッシュ値の長さを含むことができる。
【0123】
いくつかの実装形態では、システムおよび方法は、1つまたは複数の機械学習モデルコンピューティングシステム900を含むことができる。1つまたは複数の機械学習モデルは、トークンデータの識別、取得、インデックス付け、および重複排除を可能にするための様々なタスクに利用することができる。
【0124】
図9Aは、本開示の例示的な実施形態による、ユーザデータアクセス認可を実行する例示的なコンピューティングシステム900のブロック図を示している。システム900は、ネットワーク980を介して通信可能に結合されたユーザコンピューティングデバイス902、サーバコンピューティングシステム930、およびトレーニングコンピューティングシステム950を含む。
【0125】
ユーザコンピューティングデバイス902は、たとえば、パーソナルコンピューティングデバイス(たとえば、ラップトップまたはデスクトップ)、モバイルコンピューティングデバイス(たとえば、スマートフォンまたはタブレット)、ゲームコンソールまたはコントローラ、ウェアラブルコンピューティングデバイス、組込みコンピューティングデバイス、または任意の他のタイプのコンピューティングデバイスなどの、任意のタイプのコンピューティングデバイスであり得る。
【0126】
ユーザコンピューティングデバイス902は、1つまたは複数のプロセッサ912およびメモリ914を含む。1つまたは複数のプロセッサ912は、任意の適切な処理デバイス(たとえば、プロセッサコア、マイクロプロセッサ、ASIC、FPGA、コントローラ、マイクロコントローラなど)であってもよく、動作可能に接続された1つまたは複数のプロセッサであってもよい。メモリ914は、RAM、ROM、EEPROM、EPROM、フラッシュメモリデバイス、磁気ディスクなど、およびそれらの組合せなどの1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読ストレージ媒体を含むことができる。メモリ914は、ユーザコンピューティングデバイス902に動作を実行させるためにプロセッサ912によって実行されるデータ916および命令918を記憶することができる。
【0127】
いくつかの実装形態では、ユーザコンピューティングデバイス902は、1つまたは複数のパーソナライゼーションモデル920を記憶または含むことができる。たとえば、パーソナライゼーションモデル920は、ニューラルネットワーク(たとえば、ディープニューラルネットワーク)、または非線形モデルおよび/または線形モデルを含む他のタイプの機械学習モデルなどの様々な機械学習モデルであってもよく、あるいはそれを含むことができる。ニューラルネットワークは、フィードフォワードニューラルネットワーク、リカレントニューラルネットワーク(たとえば、長期短期記憶リカレントニューラルネットワーク)、畳み込みニューラルネットワーク、または他の形式のニューラルネットワークを含むことができる。パーソナライゼーションモデル920の例については、図2および図3を参照して説明する。
【0128】
いくつかの実装形態では、1つまたは複数のパーソナライゼーションモデル920は、ネットワーク980を介してサーバコンピューティングシステム930から受信され、ユーザコンピューティングデバイスメモリ914に記憶され、その後、1つまたは複数のプロセッサ912によって使用または実装されることができる。いくつかの実装形態では、ユーザコンピューティングデバイス902は、単一のパーソナライゼーションモデル920の複数の並列インスタンスを実装することができる(たとえば、サードパーティサービスプロバイダの複数のインスタンスにわたってユーザ固有の予測または提案を実行するために)。
【0129】
より具体的には、パーソナライゼーションモデル920は、1つまたは複数の検出モデル、1つまたは複数のセグメンテーションモデル、1つまたは複数の分類モデル、1つまたは複数の拡張モデル、1つまたは複数の生成モデル、および/あるいは1つまたは複数の特徴抽出モデルを含むことができる。パーソナライゼーションモデル920は、特定のユーザに固有の提案および/または予測を生成するために、入力データを処理することができる。
【0130】
追加的にまたは代替的に、1つまたは複数のパーソナライゼーションモデル940は、クライアント-サーバ関係に従ってユーザコンピューティングデバイス902と通信するサーバコンピューティングシステム930に含まれるか、またはそれによって記憶および実装され得る。たとえば、パーソナライゼーションモデル940は、ウェブサービス(たとえば、パーソナライゼーションサービス)の一部としてサーバコンピューティングシステム930によって実装することができる。したがって、1つまたは複数のモデル920をユーザコンピューティングデバイス902に記憶および実装することができ、ならびに/または1つまたは複数のモデル940をサーバコンピューティングシステム930に記憶および実装することができる。
【0131】
ユーザコンピューティングデバイス902はまた、ユーザ入力を受信する1つまたは複数のユーザ入力コンポーネント922を含むことができる。たとえば、ユーザ入力コンポーネント922は、ユーザ入力オブジェクト(たとえば、指またはスタイラス)のタッチを感知するタッチ感知コンポーネント(たとえば、タッチ感知ディスプレイ画面またはタッチパッド)であり得る。タッチ感知コンポーネントは、仮想キーボードを実装するために機能することができる。他のユーザ入力コンポーネントの例は、マイクロフォン、従来のキーボード、またはユーザがユーザ入力を提供できる他の手段を含む。
【0132】
サーバコンピューティングシステム930は、1つまたは複数のプロセッサ932およびメモリ934を含む。1つまたは複数のプロセッサ932は、任意の適切な処理デバイス(たとえば、プロセッサコア、マイクロプロセッサ、ASIC、FPGA、コントローラ、マイクロコントローラなど)であってもよく、動作可能に接続された1つまたは複数のプロセッサであってもよい。メモリ934は、RAM、ROM、EEPROM、EPROM、フラッシュメモリデバイス、磁気ディスクなど、およびそれらの組合せなどの1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読ストレージ媒体を含むことができる。メモリ934は、サーバコンピューティングシステム930に動作を実行させるためにプロセッサ932によって実行されるデータ936および命令938を記憶することができる。
【0133】
いくつかの実装形態では、サーバコンピューティングシステム930は、1つまたは複数のサーバコンピューティングデバイスを含むか、またはそれによって実装される。サーバコンピューティングシステム930が複数のサーバコンピューティングデバイスを含む場合、そのようなサーバコンピューティングデバイスは、逐次コンピューティングアーキテクチャ、並列コンピューティングアーキテクチャ、またはそれらの組合せに従って動作することができる。
【0134】
上述したように、サーバコンピューティングシステム930は、1つまたは複数の機械学習パーソナライゼーションモデル940を記憶するか、そうでなければ含むことができる。たとえば、モデル940は、様々な機械学習モデルであってもよく、あるいはそれを含むことができる。機械学習モデルの例は、ニューラルネットワークまたは他の多層非線形モデルを含むことができる。ニューラルネットワークの例は、フィードフォワードニューラルネットワーク、ディープニューラルネットワーク、リカレントニューラルネットワーク、および畳み込みニューラルネットワークを含む。モデル940の例については、図2および図3を参照して説明する。
【0135】
ユーザコンピューティングデバイス902および/またはサーバコンピューティングシステム930は、ネットワーク980を介して通信可能に結合されたトレーニングコンピューティングシステム950との対話を介して、モデル920および/または940をトレーニングすることができる。トレーニングコンピューティングシステム950は、サーバコンピューティングシステム930とは別個であってもよく、サーバコンピューティングシステム930の一部であってもよい。
【0136】
トレーニングコンピューティングシステム950は、1つまたは複数のプロセッサ952およびメモリ954を含む。1つまたは複数のプロセッサ952は、任意の適切な処理デバイス(たとえば、プロセッサコア、マイクロプロセッサ、ASIC、FPGA、コントローラ、マイクロコントローラなど)であってもよく、動作可能に接続された1つまたは複数のプロセッサであってもよい。メモリ954は、RAM、ROM、EEPROM、EPROM、フラッシュメモリデバイス、磁気ディスクなど、およびそれらの組合せなどの1つまたは複数の非一時的コンピュータ可読ストレージ媒体を含むことができる。メモリ954は、トレーニングコンピューティングシステム950に動作を実行させるためにプロセッサ952によって実行されるデータ956および命令958を記憶することができる。いくつかの実装形態では、トレーニングコンピューティングシステム950は、1つまたは複数のサーバコンピューティングデバイスを含むか、またはそれによって実装される。
【0137】
トレーニングコンピューティングシステム950は、たとえば、エラーの逆方向伝播などの様々なトレーニングまたは学習技法を使用して、ユーザコンピューティングデバイス902および/またはサーバコンピューティングシステム930に記憶された機械学習モデル920および/または940をトレーニングするモデルトレーナ960を含むことができる。たとえば、損失関数は、(たとえば、損失関数の勾配に基づいて)モデルの1つまたは複数のパラメータを更新するために、モデルを通じて逆伝播され得る。平均二乗誤差、尤度損失、クロスエントロピ損失、ヒンジ損失、および/または他の様々な損失関数などの、様々な損失関数を使用することができる。トレーニングを何回も繰り返してパラメータを繰り返し更新するために、勾配降下法を使用することができる。
【0138】
いくつかの実装形態では、エラーの逆伝播を実行することは、時間の経過に伴う切り捨て逆伝播を実行することを含むことができる。モデルトレーナ960は、トレーニング中のモデルの一般化能力を向上させるために、いくつかの一般化技法(たとえば、重みの減衰、ドロップアウトなど)を実行することができる。
【0139】
特に、モデルトレーナ960は、トレーニングデータ962のセットに基づいてパーソナライゼーションモデル920および/または940をトレーニングすることができる。トレーニングデータ962は、たとえば、トレーニングブロックチェーンデータ、トレーニングウェブページデータ、トレーニングトランザクションデータ、グラウンドトゥルースラベル、グラウンドトゥルース情報、および/またはグラウンドトゥルースセグメンテーションマスクを含むことができる。
【0140】
いくつかの実装形態では、ユーザが同意した場合、トレーニング例は、ユーザコンピューティングデバイス902によって提供され得る。したがって、そのような実装形態では、ユーザコンピューティングデバイス902に提供されるモデル920は、ユーザコンピューティングデバイス902から受信したユーザ固有のデータに基づいて、トレーニングコンピューティングシステム950によってトレーニングすることができる。場合によっては、このプロセスをモデルのパーソナライズと呼ぶことができる。
【0141】
モデルトレーナ960は、所望の機能を提供するために利用されるコンピュータロジックを含む。モデルトレーナ960は、ハードウェア、ファームウェア、および/または汎用プロセッサを制御するソフトウェアにおいて実装することができる。たとえば、いくつかの実装形態では、モデルトレーナ960は、ストレージデバイスに記憶され、メモリにロードされ、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるプログラムファイルを含む。他の実装形態では、モデルトレーナ960は、RAMハードディスクあるいは光学媒体または磁気媒体などの有形のコンピュータ可読ストレージ媒体に記憶されるコンピュータ実行可能命令の1つまたは複数のセットを含む。
【0142】
ネットワーク980は、ローカルエリアネットワーク(たとえば、イントラネット)、ワイドエリアネットワーク(たとえば、インターネット)、またはそれらの何らかの組合せなどの任意のタイプの通信ネットワークであり得、任意の数のワイヤードまたはワイヤレスリンクを含むことができる。一般に、ネットワーク980を介する通信は、様々な通信プロトコル(たとえば、TCP/IP、HTTP、SMTP、FTP)、エンコーディングまたはフォーマット(たとえば、HTML、XML)、および/または保護スキーム(たとえば、VPN、セキュアHTTP、SSL)を使用して、任意のタイプのワイヤードおよび/またはワイヤレス接続を介して搬送することができる。
【0143】
本明細書で説明されている機械学習モデルは、様々なタスク、アプリケーション、および/またはユースケースにおいて使用され得る。
【0144】
いくつかの実装形態では、本開示の機械学習モデルへの入力は画像データであり得る。機械学習モデルは、出力を生成するために画像データを処理することができる。一例として、機械学習モデルは、画像認識出力(たとえば、画像データの認識、画像データの潜在的な埋め込み、画像データのエンコード表現、画像データのハッシュなど)を生成するために、画像データを処理することができる。別の例として、機械学習モデルは、画像セグメンテーション出力を生成するために画像データを処理することができる。別の例として、機械学習モデルは、画像分類出力を生成するために画像データを処理することができる。別の例として、機械学習モデルは、画像データ修正出力(たとえば、画像データの変更など)を生成するために画像データを処理することができる。別の例として、機械学習モデルは、エンコードされた画像データ出力(たとえば、画像データのエンコード表現および/または圧縮表現など)を生成するために画像データを処理することができる。別の例として、機械学習モデルは予測出力を生成するために画像データを処理することができる。
【0145】
いくつかの実装形態では、本開示の機械学習モデルへの入力は、テキストまたは自然言語データであり得る。機械学習モデルは、出力を生成するためにテキストまたは自然言語データを処理することができる。一例として、機械学習モデルは、言語エンコード出力を生成するために自然言語データを処理することができる。別の例として、機械学習モデルは、潜在テキスト埋め込み出力を生成するためにテキストまたは自然言語データを処理することができる。別の例として、機械学習モデルは、分類出力を生成するためにテキストまたは自然言語データを処理することができる。別の例として、機械学習モデルは、テキストのセグメンテーション出力を生成するためにテキストまたは自然言語データを処理することができる。別の例として、機械学習モデルは、意味論的な意図の出力を生成するためにテキストまたは自然言語データを処理することができる。別の例として、機械学習モデルは、アップスケールされたテキストまたは自然言語出力(たとえば、入力テキストまたは自然言語よりも高品質のテキストまたは自然言語データなど)を生成するためにテキストまたは自然言語データを処理することができる。別の例として、機械学習モデルは、予測出力を生成するためにテキストまたは自然言語データを処理することができる。
【0146】
いくつかの実装形態では、本開示の機械学習モデルへの入力は音声データであり得る。機械学習モデルは、出力を生成するために音声データを処理することができる。一例として、機械学習モデルは、音声認識出力を生成するために音声データを処理することができる。別の例として、機械学習モデルは、音声翻訳出力を生成するために音声データを処理することができる。別の例として、機械学習モデルは、潜在的な埋め込み出力を生成するために音声データを処理することができる。別の例として、機械学習モデルは、エンコード音声出力(たとえば、音声データのエンコード表現および/または圧縮表現など)を生成するために音声データを処理することができる。別の例として、機械学習モデルは、テキスト表現出力(たとえば、入力音声データのテキスト表現など)を生成するために音声データを処理することができる。別の例として、機械学習モデルは、予測出力を生成するために音声データを処理することができる。
【0147】
いくつかの実装形態では、本開示の機械学習モデルへの入力は、潜在的なエンコーディングデータ(たとえば、入力の潜在的な空間表現など)であり得る。機械学習モデルは、出力を生成するために潜在的なエンコーディングデータを処理することができる。一例として、機械学習モデルは、認識出力を生成するために潜在的なエンコーディングデータを処理することができる。別の例として、機械学習モデルは、再構築出力を生成するために潜在的なエンコーディングデータを処理することができる。別の例として、機械学習モデルは、検索出力を生成するために潜在的なエンコーディングデータを処理することができる。別の例として、機械学習モデルは、再クラスタリング出力を生成するために潜在的なエンコーディングデータを処理することができる。別の例として、機械学習モデルは、予測出力を生成するために潜在的なエンコーディングデータを処理することができる。
【0148】
いくつかの実装形態では、本開示の機械学習モデルへの入力は、統計データであり得る。機械学習モデルは、出力を生成するために統計データを処理することができる。一例として、機械学習モデルは、認識出力を生成するために統計データを処理することができる。別の例として、機械学習モデルは、予測出力を生成するために統計データを処理することができる。別の例として、機械学習モデルは、分類出力を生成するために統計データを処理することができる。別の例として、機械学習モデルは、セグメンテーション出力を生成するために統計データを処理することができる。別の例として、機械学習モデルは、セグメンテーション出力を生成するために統計データを処理することができる。別の例として、機械学習モデルは、視覚化出力を生成するために統計データを処理することができる。別の例として、機械学習モデルは、診断出力を生成するために統計データを処理することができる。
【0149】
場合によっては、機械学習モデルは、信頼性の高いおよび/あるいは効率的な伝送またはストレージ(および/または対応するデコーディング)のために入力データをエンコードすることを含むタスクを実行するように構成することができる。たとえば、タスクはオーディオ圧縮タスクでありうる。入力は音声データを含み得、出力には圧縮された音声データを備え得る。別の例では、入力は視覚データ(たとえば、1つまたは複数の画像あるいはビデオ)を含み、出力は圧縮視覚データを備え、タスクは視覚データ圧縮タスクである。別の例では、タスクは、入力データ(たとえば、入力オーディオまたはビジュアルデータ)の埋め込みを生成することを備え得る。
【0150】
場合によっては、入力は視覚データを含み、タスクはコンピュータビジョンタスクである。場合によっては、入力は1つまたは複数の画像のピクセルデータを含み、タスクは画像処理タスクである。たとえば、画像処理タスクは画像分類であり得、出力はスコアのセットであり、各スコアは異なるオブジェクトクラスに対応し、1つまたは複数の画像がそのオブジェクトクラスに属するオブジェクトを描写する可能性を表す。画像処理タスクはオブジェクト検出であってもよく、画像処理出力は、1つまたは複数の画像における1つまたは複数の領域、および領域ごとに、その領域が対象のオブジェクトを表す可能性を識別する。別の例として、画像処理タスクは画像セグメンテーションであり得、画像処理出力は、1つまたは複数の画像におけるピクセルごとに、所定のカテゴリのセット内の各カテゴリのそれぞれの尤度を定義する。たとえば、カテゴリのセットを前景と背景にすることができる。別の例として、カテゴリのセットをオブジェクトクラスにすることができる。別の例として、画像処理タスクは深度推定であり、画像処理出力は、1つまたは複数の画像におけるピクセルごとに、それぞれの深度値を定義する。別の例として、画像処理タスクは動き推定であり得、ネットワーク入力は複数の画像を含み、画像処理出力は、入力画像のうちの1つのピクセルごとに、ネットワーク入力における画像間のピクセルにおいて描かれるシーンの動きを定義する。
【0151】
場合によっては、入力は話された発話を表す音声データを含み、タスクは音声認識タスクである。出力は、話された発話にマッピングされたテキスト出力を備え得る。場合によっては、タスクは入力データの暗号化または復号化を備える。場合によっては、タスクは、分岐予測またはメモリアドレス変換などのマイクロプロセッサパフォーマンスタスクを備える。
【0152】
図9Aは、本開示を実装するために使用することができるコンピューティングシステムの一例を示している。他のコンピューティングシステムも同様に使用することができる。たとえば、いくつかの実装形態では、ユーザコンピューティングデバイス902は、モデルトレーナ960およびトレーニングデータセット962を含むことができる。そのような実装形態では、モデル920は、ユーザコンピューティングデバイス902においてローカルにトレーニングおよび使用することができる。そのような実装形態のいくつかでは、ユーザコンピューティングデバイス902は、ユーザ固有のデータに基づいてモデル920をパーソナライズするために、モデルトレーナ960を実装することができる。
【0153】
図9Bは、本開示の例示的な実施形態に従って実行する例示的なコンピューティングデバイス970のブロック図を示している。コンピューティングデバイス970は、ユーザコンピューティングデバイスまたはサーバコンピューティングデバイスであり得る。
【0154】
コンピューティングデバイス970は、多数のアプリケーション(たとえば、アプリケーション1からN)を含む。各アプリケーションは、独自の機械学習ライブラリと機械学習モデルを含む。たとえば、各アプリケーションは機械学習モデルを含むことができる。アプリケーションの例は、テキストメッセージングアプリケーション、電子メールアプリケーション、ディクテーションアプリケーション、仮想キーボードアプリケーション、ブラウザアプリケーションなどを含む。
【0155】
図9Bに示されるように、各アプリケーションは、たとえば、1つまたは複数のセンサ、コンテキストマネージャ、デバイス状態コンポーネント、および/または追加のコンポーネントなど、コンピューティングデバイスの多くの他のコンポーネントと通信することができる。いくつかの実装形態では、各アプリケーションは、API(たとえば、パブリックAPI)を使用して各デバイスコンポーネントと通信することができる。いくつかの実装形態では、各アプリケーションによって使用されるAPIは、そのアプリケーションに固有である。
【0156】
図9Cは、本開示の例示的な実施形態に従って実行する例示的なコンピューティングデバイス990のブロック図を示している。コンピューティングデバイス990は、ユーザコンピューティングデバイスまたはサーバコンピューティングデバイスであり得る。
【0157】
コンピューティングデバイス990は、多数のアプリケーション(たとえば、アプリケーション1からN)を含む。各アプリケーションは、中央のインテリジェンス層と通信する。アプリケーションの例は、テキストメッセージングアプリケーション、電子メールアプリケーション、ディクテーションアプリケーション、仮想キーボードアプリケーション、ブラウザアプリケーションなどを含む。いくつかの実装形態では、各アプリケーションは、API(たとえば、すべてのアプリケーションにわたる共通のAPI)を使用して、中央インテリジェンス層(およびそこに記憶されたモデル)と通信することができる。
【0158】
中央インテリジェンス層は、多数の機械学習モデルを含む。たとえば、図9Cに示されるように、それぞれの機械学習モデル(たとえば、モデル)をアプリケーションごとに提供し、中央インテリジェンス層によって管理することができる。他の実装形態では、2つ以上のアプリケーションが単一の機械学習モデルを共有することができる。たとえば、いくつかの実装形態では、中央インテリジェンス層は、すべてのアプリケーションに対して単一のモデル(たとえば、単一のモデル)を提供することができる。いくつかの実装形態では、中央インテリジェンス層は、コンピューティングデバイス990のオペレーティングシステム内に含まれるか、またはそれによって実装される。
【0159】
中央インテリジェンス層は、中央デバイスデータ層と通信することができる。中央デバイスデータ層は、コンピューティンデバイス990のためのデータの集中リポジトリであり得る。図9Cに示されるように、中央デバイスデータ層は、たとえば、1つまたは複数のセンサ、コンテキストマネージャ、デバイス状態コンポーネント、および/または追加のコンポーネントなど、コンピューティングデバイスの多くの他のコンポーネントと通信することができる。いくつかの実装形態では、中央デバイスデータ層は、API(たとえば、プライベートAPI)を使用して各デバイスコンポーネントと通信することができる。
【0160】
例示的なシステム構成
図2は、本開示の例示的な実施形態による、例示的なアクセス認可システムのブロック図を示している。いくつかの実装形態では、アクセス認可システム200は、特定のユーザに関連付けられるユーザデータ(たとえば、ユーザ固有のデータ218および/またはパーソナライゼーションモデル220)にアクセスする要求を記述しているアクセス要求をサードパーティコンピューティングシステム204から受信するように構成することができ、サードパーティコンピューティングシステム204からアクセス要求を受信した結果、サードパーティコンピューティングシステム204に提供されるアクセスのレベルを記述しているアクセスアクション216を提供するように構成することができる。したがって、いくつかの実装形態では、アクセス認可システム200は、認可の決定を容易にする認可ブロック210を含むことができる。
【0161】
たとえば、ユーザコンピューティングシステム202は、サードパーティコンピューティングシステム204(たとえば、ウェブプラットフォームに関連付けられるサードパーティコンピューティングシステム)と通信することができる。サードパーティコンピューティングシステム204は、対話に応答してアクセス要求を生成することができる(たとえば、ユーザコンピューティングシステム202は、サードパーティコンピューティングシステム204に関連付けられる検索エンジンに検索クエリを送信し得、検索結果をより適切に調整するためにユーザデータを受信する要求をトリガすることができる)。アクセス要求は、認可ブロック210によって取得および処理することができる。認可ブロック210は、1つまたは複数の決定論的機能を含むことができる。代替的におよび/または追加的に、認可ブロック210は、ユーザによる以前の認可対話に基づいてトレーニングされた機械学習モデルを含むことができる。
【0162】
認可ブロック210は、識別データを認可されたエンティティの認可リスト212と比較することによって、サードパーティコンピューティングシステムが認可されたエンティティ(たとえば、認可されたウェブドメインおよび/または認可されたウェブプラットフォーム)に関連付けられているかどうかを決定するために、アクセス要求を処理することができる。代替的におよび/または追加的に、認可ブロック210は、ユーザからの入力を促すユーザコンピューティングシステム202に送信することができる通知214を生成することができる。次いで、認可ブロック210は、ユーザコンピューティングシステム202から認可入力、半認可入力、および/または非認可入力を受信することができる。次いで、認可ブロック210は、ユーザ入力に基づいてアクセスアクション216を決定および/または生成することができる。アクセスアクション216は、ユーザ固有のデータ218および/またはパーソナライゼーションモデルへのアクセスをサードパーティコンピューティングシステム204に提供することを含み得る。いくつかの実装形態では、ユーザ固有のデータ218および/またはパーソナライゼーションモデルは、ブロックチェーン上に記憶され得る。ユーザ固有のデータ218および/またはパーソナライゼーションモデル220へのアクセスは、サードパーティコンピューティングシステム204に閲覧インターフェースを提供することを含むことができ、これにより、サードパーティは、データを増強またはコピーすることなく、データを閲覧および/またはデータと対話できるようになる。
【0163】
図3は、本開示の例示的な実施形態による、例示的なアクセスアクション決定システム300のブロック図を示している。特に、アクセス要求302およびサードパーティデータ304は、サードパーティコンピューティングシステムから取得することができる。エンティティデータ308を生成するために、エンティティモデル306を用いてサードパーティデータ304を処理することができる。エンティティデータ308は、サードパーティコンピューティングシステムに関連付けられる特定のエンティティを記述しているものとすることができる。代替的におよび/または追加的に、エンティティデータ308は、サードパーティコンピューティングシステムに関連付けられるエンティティのタイプ(たとえば、ソーシャルメディアエンティティ、検索エンジンエンティティ、および/またはストリーミングエンティティ)を記述しているものとすることができる。
【0164】
アクセス要求302およびエンティティデータ308は、認可ブロック310を用いて処理することができる。認可ブロック310は、アクセス要求302およびエンティティデータ308を記述している通知312を生成し得る。通知312は、ユーザコンピューティングシステムに伝送することができ、ユーザコンピューティングシステムは、通知312のユーザインターフェース要素の選択に応答して、ユーザ入力データ314を返すことができる。たとえば、通知312のユーザインターフェースにおけるアクセス要素のレベルの選択など。次いで、ユーザ入力データ314に基づいてアクセスアクション318を決定することができる。
【0165】
代替的におよび/または追加的に、認可ブロック310は、特定のユーザに関連付けられる認可リスト316を取得することができる。エンティティデータ308が認可リスト316の特定の行項目(line item)に関連付けられているかどうかを決定するために、認可リスト316を用いてエンティティデータ308を処理することができる。関連付けが決定されると、アクセスのタイプおよび/またはアクセスのレベルが、特定のエンティティまたは特定のエンティティタイプの事前認可タイプおよびレベルを満たすかどうかを決定するために、アクセス要求と行項目を比較することができる。この処理に基づいて、アクセスアクション318を決定することができる。アクセスアクションは、ユーザデータへの完全なアクセスを提供すること、特定のタイプのユーザデータのみへのアクセスを提供すること、またはユーザデータへのアクセスを提供しないことを含むことができる。代替的におよび/または追加的に、アクセスアクション318は、読取り呼出しおよび/または書込み呼出しを含むことができる。
【0166】
図4は、本開示の例示的な実施形態による、ユーザデータアクセス認可400を実行する例示的なコンピューティングシステムのブロック図を示している。特に、ユーザデータアクセス認可400を実行するコンピューティングシステムは、ユーザコンピューティングシステム410、サードパーティコンピューティングシステム420、および/またはブロックチェーンコンピューティングシステム430を含むことができる。ユーザコンピューティングシステム410、サードパーティコンピューティングシステム420、およびブロックチェーンコンピューティングシステム430は、ネットワーク402を介して通信することができる。様々なコンピューティングシステムは、サードパーティウェブプラットフォームによって提供されるコンピュータ実装サービスに関して、よりユーザ固有の予測または提案を生成するためのユーザデータの交換を容易にするために、相互に通信することができる。
【0167】
ユーザコンピューティングシステム410は、通知インターフェース412、認可データ414のストレージ、および/またはブロックチェーンID416を含むことができる。通知インターフェース412は、表示用の通知を提供するためのユーザインターフェースの一部とすることができる。追加的におよび/または代替的に、通知インターフェース412は、サードパーティウェブプラットフォームに提供されるアクセスのレベルの選択に関連付けられる1つまたは複数のユーザ入力を受信することができる。認可データ414は、アクセスアクションを決定および/または実装するための命令を含むことができる。追加的におよび/または代替的に、認可データ414は、以前の認可アクションに関連付けられるデータを含むことができる。ブロックチェーンID416は、ユーザのブロックチェーン固有のプロファイルに関連付けられるデータを含めることができる。ブロックチェーンID416は、公開鍵または秘密鍵、トークンID、および/あるいはコントラクトアドレスを含むことができる。
【0168】
サードパーティコンピューティングシステム420は、アクセス要求データ422、サービス動作424、および/またはサードパーティインターフェース426を含むことができる。アクセス要求データ422は、データを収集するときに送信されるテンプレートアクセス要求を記述しているものとすることができる。代替的におよび/または追加的に、アクセス要求データ422は、アクセスを要求するデータ(たとえば、検索履歴データ、閲覧履歴データ、ウェブサイト固有のデータ、時間固有のデータなど)およびアクセスのタイプ(たとえば、読取りアクセス、編集アクセス、書込みアクセス、コピーアクセス、削除アクセスなど)を記述しているものとすることができる。サービス動作424は、ウェブプラットフォーム、ウェブアプリケーション、および/またはウェブサービスを実装するための1つまたは複数の動作を含むことができる。サービス動作424は、よりユーザ固有のエクスペリエンスを実現するために、ユーザデータおよび/またはパーソナライゼーションモデルを活用することができる。サードパーティインターフェース426は、より大きいウェブプラットフォームインターフェースの一部とすることができる。
【0169】
ブロックチェーンコンピューティングシステム430は、分散型および非集中型コンピューティングシステムであり得る。ブロックチェーンコンピューティングシステム430は、ユーザデータ432、パーソナライゼーションモデル434、および/または認可データ436を非集中型および分散型ブロックチェーン上に記憶することができる。ユーザデータ432、パーソナライゼーションモデル434、および/または認可データ436は、トリガイベントに応答して閲覧が行われ得るように、スマートコントラクトによって管理され得る。追加的におよび/または代替的に、ユーザデータ432、パーソナライゼーションモデル434、および/または認可データ436は、1つまたは複数の暗号化技法を介して暗号化され得る。
【0170】
図5は、本開示の例示的な実施形態による、例示的なユーザデータセット500のブロック図を示している。パーソナライゼーションモデルのユーザデータおよび/またはトレーニングデータは、一定期間(たとえば、数年、数か月、数日、数時間、数分など)にわたって複数のサードパーティコンピューティングシステム(たとえば、複数のウェブプラットフォーム)から取得され得る。たとえば、第1のユーザに関連付けられる第1のユーザデータ510および第2のユーザに関連付けられる第2のユーザデータ522は、ブロックチェーン508上に記憶され得る。第1のユーザデータ510および/または第2のユーザデータ522は、複数のウェブプラットフォームとのユーザ対話に基づいて生成することができ、複数のウェブプラットフォームは、第1のウェブプラットフォーム502、第2のウェブプラットフォーム504、および/または第nのウェブプラットフォーム506を含むことができる。ユーザは、特定の各ウェブプラットフォームからデータをいつ、どの程度取得するかを選択できる場合がある。許可はブロックチェーン508に記憶され得る。
【0171】
第1のユーザデータ510は、検索履歴データ512、ブラウザ履歴データ514、嗜好データ516、以前の対話データ、および/または他のデータ520を含むことができる。検索履歴データ512は、検索クエリ、検索結果、および/または第1のユーザに関連付けられる他のコンテキストを含むことができる。検索履歴データ512は、検索エンジン(たとえば、第1のウェブプラットフォーム502は検索エンジンであってもよい)との対話に基づいて取得および/または生成され得る。ブラウザ履歴データ514は、以前に訪問したウェブページ、ウェブページのコンテンツ、ウェブページ訪問の順序、ウェブページ訪問の頻度、ウェブページ訪問の継続時間、および/または第1のユーザに関連付けられる他のコンテキストを含むことができる。ブラウザ履歴データ514は、ブラウザ(たとえば、第2のウェブプラットフォーム504はブラウザアプリケーションであり得る)との対話に基づいて取得および/または生成され得る。嗜好データ516は、第1のユーザに関連付けられる1つまたは複数の嗜好を含むことができる。嗜好データ516は、一般的なインターフェースおよび/または特定のウェブプラットフォーム(たとえば、第nのウェブプラットフォーム506はソーシャルメディアウェブプラットフォームであり得る)との対話に基づいて取得および/または生成され得る。以前の対話データ518は、ソーシャルメディアプラットフォーム上の「いいね!」、ウェブメッセンジャ内のメッセージ、以前に視聴したビデオ、以前に聞いたオーディオファイル、および/またはブログに残されたコメントを含むことができる。他のデータ520は、手動で入力され、自動的に推論され、および/または自動的に集約され得る。
【0172】
例示的な方法
図6は、本開示の例示的な実施形態に従って実行する例示的な方法のフローチャート図を示している。図6は、例示および議論の目的で特定の順序で実行されるステップを示しているが、本開示の方法は、特に図示された順序または配置に限定されない。方法600の様々なステップは、本開示の範囲から逸脱することなく、様々な方法で省略、再配置、組合せ、および/または適合させることができる。
【0173】
602において、コンピューティングシステムは、サードパーティコンピューティングシステムからのアクセス要求を受信することができる。いくつかの実装形態では、アクセス要求は、特定のユーザのユーザデータにアクセスする要求を記述しているものとすることができる。ユーザデータをブロックチェーン(たとえば、ブロックチェーンコンピューティングシステムに関連付けられる、分散型の非集中型ブロックチェーン)に記憶することができる。いくつかの実装形態では、ユーザデータは、以前に入力された検索クエリを記述している検索履歴データを含むことができる。検索履歴データは、以前の検索クエリ、検索結果、検索クエリの回数、および/または検索に関連付けられるカテゴリを含むことができる。ユーザデータは、ユーザに関連付けられる(たとえば、ユーザに関連付けられるユーザコンピューティングシステムに関連付けられる)ブラウザ履歴データを含むことができる。ブラウザ履歴データは、以前に訪問したウェブページ、訪問回数、および/または他の関連メタデータを含むことができる。追加的におよび/または代替的に、ユーザデータは、1つまたは複数のユーザの嗜好を記述している嗜好データを含むことができる。嗜好データは、嗜好インターフェースへの1つまたは複数のユーザ入力に基づいて生成され得る。代替的におよび/または追加的に、嗜好データは、以前に訪問したウェブプラットフォームにおける1つまたは複数のユーザ対話に基づいて生成され得る。嗜好データは、通知の嗜好、服装の嗜好およびサイズ、嗜好するアドレス(たとえば、嗜好する郵送先アドレスおよび/または嗜好する電子メールアドレス)、閲覧の嗜好(たとえば、ダークモード対ライトモード、ポートレート対風景など)、および/または俗悪な嗜好(たとえば、児童保護設定など)を記述しているものとすることができる。
【0174】
604において、コンピューティングシステムは、サードパーティコンピューティングシステムに関連付けられる特定のエンティティを決定することができる。特定のエンティティをウェブプラットフォームに関連付けることができる。いくつかの実装形態では、特定のエンティティはソーシャルメディアエンティティであり得る。代替的におよび/または追加的に、特定のエンティティは検索エンジンエンティティであり得る。特定のエンティティは、トランザクションプラットフォームを含み得る。この決定は、サードパーティ入力データ、メタデータ、コンピューティングシステム識別子、プロファイルデータ、ウェブドメインデータ、および/またはウェブアドレスに基づき得る。
【0175】
606において、コンピューティングシステムは、特定のユーザコンピューティングシステムに通知を伝送し得る。特定のユーザコンピューティングシステムを、特定のユーザに関連付けることができる。いくつかの実装形態では、通知は、アクセス要求および特定のエンティティを記述しているものとすることができる。伝送はネットワークを介して発生し得る。通知は、アクセス要求のタイプに基づいて、および/またはエンティティのタイプに基づいて生成され得る。通知は、ユーザのモバイルデバイスに送信されるプッシュ通知(たとえば、二重認証モバイルアプリケーションに送信される認証通知)であり得る。代替的におよび/または追加的に、通知は、1回限りのアクセスオプション、期限付きアクセスオプション(たとえば、1日、1週間、1か月、および/または1年)、および/または継続的アクセスオプション(たとえば、将来のアクションが発生するまで継続的なアクセス認可を可能にする)を含むことができる。
【0176】
608において、コンピューティングシステムは、特定のユーザコンピューティングシステムからユーザ入力データを受信することができる。ユーザ入力データは、アクセス要求に対するユーザの応答を記述しているものとすることができる。ユーザ入力データは、通知のユーザインターフェースを介して提供されるオプションの選択を記述しているものとすることができる。ユーザ入力データは、サードパーティコンピューティングシステムへのデータアクセスを提供するためのユーザ選択を記述しているものとすることができる。
【0177】
610において、コンピューティングシステムは、ユーザ入力データに基づいてアクセスアクションを決定することができる。アクセスアクションは、ブロックチェーン上のユーザデータに対してサードパーティコンピューティングシステムに提供されるアクセスのレベルを記述しているものとすることができる。アクセスのレベルは、完全アクセス、制限付きアクセス、特定のアクセス、および/またはアクセスなしであってよい。アクセスアクションは、ユーザデータへのアクセスを提供するために、アプリケーションプログラミングインターフェースをブロックチェーンとインターフェースさせるための命令を含むことができる。
【0178】
いくつかの実装形態では、アクセスアクションは、ユーザデータをサードパーティコンピューティングシステムに提供することを含むことができる。代替的におよび/または追加的に、アクセスアクションは、ユーザデータのサブセットをサードパーティコンピューティングシステムに提供することを含むことができる。ユーザデータのサブセットは、ユーザ入力データに部分的に基づいて識別および提供することができる。たとえば、ユーザ入力データは、特定のサードパーティコンピューティングシステムによってデータにアクセスできる特定の命令を含むことができる。
【0179】
いくつかの実装形態では、アクセスアクションは、ユーザ入力データに基づいて第2の通知を生成することと、第2の通知をサードパーティコンピューティングシステムに提供することとを含むことができる。第2の通知は、可能にされるアクセスのレベルを記述しているものとすることができる。追加的におよび/または代替的に、第2の通知は、ユーザデータにアクセスするためのユーザインターフェースを含むことができる。
【0180】
代替的におよび/または追加的に、アクセスアクションは、アクセス要求に基づいてブロックチェーンノードにアクセスすることと、特定のユーザに関連付けられるブロックチェーンデータを識別することとを含むことができる。ブロックチェーンデータは、サードパーティコンピューティングシステムによって要求されるユーザデータを含むことができる。
【0181】
いくつかの実装形態では、アクセスアクションは、特定のユーザに関連付けられる識別データを決定することを含むことができる。識別データは、ユーザ固有のブロックチェーン識別情報を記述しているものとすることができる。アクセスアクションは、識別データに基づいてユーザに関連付けられるブロックチェーンデータを識別することを含むことができる。
【0182】
図7は、本開示の例示的な実施形態に従って実行する例示的な方法のフローチャート図を示している。図7は、例示および議論の目的で特定の順序で実行されるステップを示しているが、本開示の方法は、特に図示された順序または配置に限定されない。方法700の様々なステップは、本開示の範囲から逸脱することなく、様々な方法で省略、再配置、組合せ、および/または適合させることができる。
【0183】
702において、コンピューティングシステムは、サードパーティコンピューティングシステムからのアクセス要求を受信することができる。アクセス要求は、特定のユーザに関連付けられるパーソナライゼーションモデルにアクセスする要求を記述しているものとすることができる。パーソナライゼーションモデルをブロックチェーンに記憶することができる。いくつかの実装形態では、パーソナライゼーションモデルは、特定のユーザに関連付けられるユーザデータに基づいてトレーニングされた機械学習モデルを含むことができる。ユーザ固有の予測および/またはユーザ固有の提案を提供するために、パーソナライゼーションモデルを利用することができる。予測および/または提案は、ユーザによる過去の対話に基づくことができる。パーソナライゼーションモデルのトレーニングデータは、複数のエンティティおよび/または複数のウェブサイトから取得されたデータを含むことができる。
【0184】
704において、コンピューティングシステムは、サードパーティコンピューティングシステムに関連付けられる特定のエンティティを決定することができる。特定のエンティティをウェブプラットフォームに関連付けることができる。いくつかの実装形態では、特定のエンティティは検索エンジンエンティティであり得る。
【0185】
706において、コンピューティングシステムは、特定のエンティティが1つまたは複数の認可されたエンティティに関連付けられているかどうかに基づいてアクセスアクションを決定することができる。1つまたは複数の認可されたエンティティは、1つまたは複数のユーザ入力に基づいて決定することができる。代替的におよび/または追加的に、1つまたは複数の認可されたエンティティは、認可されたエンティティリストにリストされているエンティティに基づいて決定され得る。アクセスアクションは、1つまたは複数の検索結果のランキングを調整するために、パーソナライゼーションモデルを利用することを含むことができる。代替的におよび/または追加的に、アクセスアクションは、パーソナライゼーションモデルを再トレーニングするためにサードパーティコンピューティングシステムから追加データを取得することを含むことができる。たとえば、追加データをトレーニングデータのコーパスに追加し、パーソナライゼーションモデルを再トレーニングするために利用することができる。
【0186】
いくつかの実装形態では、アクセスアクションは、サードパーティコンピューティングシステムから入力データを取得することと、出力データを生成するためにパーソナライゼーションモデルを用いて入力データを処理することと、出力データをサードパーティコンピューティングシステムに提供することとを含むことができる。出力データは、検索結果、ランキングデータ、予測データ、および/または提案データを含むことができる。
【0187】
代替的におよび/または追加的に、アクセスアクションは、サードパーティコンピューティングシステムから取得した追加データに基づいてパーソナライゼーションモデルの1つまたは複数のパラメータを調整することを含むことができる。パラメータ調整は、サードパーティコンピューティングシステムによって提供される追加データに基づくことができる。
【0188】
708において、コンピューティングシステムは、特定のユーザに関連付けられるブロックチェーンデータを提供することができる。ブロックチェーンデータは、特定のブロックチェーンに関連付けることができる。いくつかの実装形態では、ブロックチェーンデータは、パーソナライゼーションモデルへのアクセスを含むことができる。
【0189】
図8は、本開示の例示的な実施形態に従って実行する例示的な方法のフローチャート図を示している。図8は、例示および議論の目的で特定の順序で実行されるステップを示しているが、本開示の方法は、特に図示された順序または配置に限定されない。方法800の様々なステップは、本開示の範囲から逸脱することなく、様々な方法で省略、再配置、組合せ、および/または適合させることができる。
【0190】
802において、コンピューティングシステムは、サードパーティコンピューティングシステムからのアクセス要求を受信することができる。アクセス要求は、特定のユーザに関連付けられるユーザ固有のデータにアクセスする要求を記述しているものとすることができる。いくつかの実装形態では、ユーザ固有のデータはブロックチェーンに記憶することができる。ブロックチェーンは、特定のブロックチェーンコンピューティングシステムに関連付けられる特定のブロックチェーンを含むことができる。
【0191】
804において、コンピューティングシステムは、サードパーティコンピューティングシステムに関連付けられる特定のエンティティを決定することができる。特定のエンティティをウェブプラットフォームに関連付けることができる。ウェブプラットフォームは、検索エンジン、ソーシャルメディアプラットフォーム、トランザクションプラットフォーム、プロファイル管理プラットフォーム、および/またはストリーミングプラットフォームを含むことができる。
【0192】
806において、コンピューティングシステムは、特定のエンティティが1つまたは複数の認可されたエンティティに関連付けられているかどうかに基づいてアクセスアクションを決定することができる。1つまたは複数の認可されたエンティティは、通知におけるユーザインターフェース要素のユーザ選択に基づいて決定することができる。いくつかの実装形態では、通知は、特定のエンティティおよびアクセス要求を記述しているものであり得る。1つまたは複数の認可されたエンティティは、プロファイルデータベースに記憶され得る。プロファイルデータベースは、ユーザコンピューティングシステムおよび/またはブロックチェーン上にローカルに記憶され得る。
【0193】
808において、コンピューティングシステムは、特定のユーザに関連付けられるブロックチェーンデータを提供することができる。ブロックチェーンデータは、特定のブロックチェーンに関連付けることができる。ブロックチェーンデータは、ユーザ固有のデータへのアクセスを含むことができる。代替的におよび/または追加的に、ブロックチェーンデータはユーザ固有のデータを含むことができる。
【0194】
いくつかの実装形態では、システムおよび方法は、サードパーティコンピューティングシステムから取得されたサードパーティデータに基づいてユーザデータを増強することを含むことができる。拡張は、既存のデータを上書きすることを含むことができる。代替的におよび/または追加的に、拡張は、既存のデータの削除および/または追加を含むことができる。
【0195】
追加的におよび/または代替的に、本システムおよび方法は、サードパーティコンピューティングシステムとの1つまたは複数の対話に基づいて追加データを生成することと、追加データをブロックチェーンに記憶することとを含むことができる。追加データを記憶することは、特定のユーザに関連付けられるトークンIDを用いて追加データを記憶することを含むことができる。
【0196】
いくつかの実装形態では、本システムおよび方法は、アプリケーションプログラミングインターフェースを介して編集アクションを実行することを含むことができる。編集アクションは、ブロックチェーンとの対話を含むことができる。編集アクションは、特定のユーザに関連付けられるユーザデータの編集を含むことができる。
【0197】
図10は、本開示の例示的な実施形態に従って実行する例示的な方法のフローチャート図を示している。図10は、例示および議論の目的で特定の順序で実行されるステップを示しているが、本開示の方法は、特に図示された順序または配置に限定されない。方法1000の様々なステップは、本開示の範囲から逸脱することなく、様々な方法で省略、再配置、組合せ、および/または適合させることができる。
【0198】
1002において、コンピューティングシステムは、サードパーティコンピューティングシステムからのアクセス要求を受信することができる。アクセス要求は、特定のユーザのユーザデータにアクセスする要求を記述しているものとすることができる。サードパーティコンピューティングシステムは、特定のウェブプラットフォームおよび/または特定のウェブサービスプロバイダに関連付けることができる。アクセス要求は、サードパーティユーザインターフェースとのユーザ対話に応じて生成および取得することができる。
【0199】
1004において、コンピューティングシステムは、ユーザに関連付けられるブロックチェーンデータを取得することができる。ブロックチェーンデータは、特定のブロックチェーンに関連付けることができる。いくつかの実装形態では、ブロックチェーンデータは、ユーザデータへのアクセスを可能にされた1つまたは複数の認可されたエンティティを記述しているものとすることができる。ユーザデータは、以前の検索および/または以前に閲覧したウェブページを記述している検索履歴データを含むことができる。代替的におよび/または追加的に、ユーザデータは、1つまたは複数のユーザの嗜好を記述している嗜好データを含むことができる。嗜好データは、嗜好インターフェースへの1つまたは複数のユーザ入力に基づいて生成され得る。いくつかの実装形態では、嗜好データは、以前に訪問したウェブプラットフォームでの1つまたは複数のユーザ対話に基づいて生成され得る。
【0200】
いくつかの実装形態では、ユーザに関連付けられるブロックチェーンデータを取得することは、アクセス要求に基づいてブロックチェーンノードにアクセスすることと、ユーザに関連付けられるブロックチェーンデータを識別することとを含むことができる。ブロックチェーンデータは、1つまたは複数の認可されたエンティティをリストする認可リストを記述しているものとすることができる。
【0201】
代替的におよび/または追加的に、ユーザに関連付けられるブロックチェーンデータを取得することは、ユーザに関連付けられる識別データを決定することを含むことができる。識別データは、ユーザ固有のブロックチェーン識別情報を記述しているものとすることができる。ユーザに関連付けられるブロックチェーンデータを取得することは、識別データに基づいてユーザに関連付けられるブロックチェーンデータを識別することを含むことができる。
【0202】
1006において、コンピューティングシステムは、サードパーティコンピューティングシステムに関連付けられる特定のエンティティを決定することができる。特定のエンティティをウェブプラットフォームに関連付けることができる。いくつかの実装形態では、特定のエンティティはソーシャルメディアエンティティであり得る。代替的におよび/または追加的に、特定のエンティティは検索エンジンエンティティであり得る。
【0203】
1008において、コンピューティングシステムは、特定のエンティティが1つまたは複数の認可されたエンティティに関連付けられているかどうかに基づいてアクセスアクションを決定することができる。アクセスアクションは、ユーザデータを取得するために、アプリケーションプログラミングインターフェースをデータベースと対話させることを含むことができる。代替的におよび/または追加的に、アクセスアクションは、ユーザデータへの読取りアクセスを提供することを含むことができる。いくつかの実装形態では、アクセスアクションは、ユーザデータへの書込みアクセスを提供することを含むことができる。
【0204】
いくつかの実装形態では、アクセスアクションは、ユーザデータをサードパーティコンピューティングシステムに提供することを含むことができる。代替的におよび/または追加的に、アクセスアクションは、ユーザデータのサブセットをサードパーティコンピューティングシステムに提供することを含むことができる。
【0205】
いくつかの実装形態では、アクセスアクションは、特定のエンティティが1つまたは複数の認可されたエンティティに関連付けられているかどうかに基づいて通知を生成することと、その通知をサードパーティコンピューティングシステムに提供することとを含むことができる。
【0206】
図11は、本開示の例示的な実施形態に従って実行する例示的な方法のフローチャート図を示している。図11は、例示および議論の目的で特定の順序で実行されるステップを示しているが、本開示の方法は、特に図示された順序または配置に限定されない。方法1100の様々なステップは、本開示の範囲から逸脱することなく、様々な方法で省略、再配置、組合せ、および/または適合させることができる。
【0207】
1102において、コンピューティングシステムは、サードパーティコンピューティングシステムからのアクセス要求を受信することができる。アクセス要求は、特定のユーザに関連付けられるパーソナライゼーションモデルにアクセスする要求を記述しているものとすることができる。パーソナライゼーションモデルは、ユーザによる過去の対話に基づいて取得されたユーザデータに基づいてトレーニングすることができる。いくつかの実装形態では、パーソナライゼーションモデルは、検索固有、コンテンツ提案固有、および/または嗜好固有のものであり得る。パーソナライゼーションモデルは、特定のユーザに関連付けられる複数のパーソナライゼーションモデルのうちの1つであり得る。
【0208】
1104において、コンピューティングシステムは、ユーザに関連付けられるブロックチェーンデータを取得することができる。いくつかの実装形態では、ブロックチェーンデータは、特定のブロックチェーンに関連付けることができる。ブロックチェーンデータは、パーソナライゼーションモデルへのアクセスを可能にされた1つまたは複数の認可されたエンティティを記述しているものとすることができる。パーソナライゼーションモデルは、特定のユーザに関連付けられるユーザデータに基づいてトレーニングされた機械学習モデルを含むことができる。1つまたは複数の認可されたエンティティは、ユーザコンピューティングシステムから取得された過去のユーザ入力に基づくことができる。
【0209】
1106において、コンピューティングシステムは、サードパーティコンピューティングシステムに関連付けられる特定のエンティティを決定することができる。特定のエンティティをウェブプラットフォームに関連付けることができる。いくつかの実装形態では、特定のエンティティは検索エンジンエンティティであり得る。アクセスアクションは、1つまたは複数の検索結果のランキングを調整するために、パーソナライゼーションモデルを利用することを含むことができる。特定のエンティティは、Web3プロファイルおよび/またはWeb3識別子に基づくことができる。
【0210】
1108において、コンピューティングシステムは、特定のエンティティが1つまたは複数の認可されたエンティティに関連付けられているかどうかに基づいてアクセスアクションを決定することができる。アクセスアクションは、モデル推論のためにパーソナライゼーションモデルをサードパーティコンピューティングシステムに提供することを含むことができる。代替的におよび/または追加的に、アクセスアクションは、サードパーティコンピューティングシステムから入力データを取得することと、出力データを生成するためにパーソナライゼーションモデルを用いて入力データを処理することと、出力データをサードパーティコンピューティングシステムに提供することとを含むことができる。
【0211】
追加的におよび/または代替的に、アクセスアクションは、サードパーティコンピューティングシステムから取得した追加データに基づいてパーソナライゼーションモデルの1つまたは複数のパラメータを調整することを含むことができる。
【0212】
図12は、本開示の例示的な実施形態に従って実行する例示的な方法のフローチャート図を示している。図12は、例示および議論の目的で特定の順序で実行されるステップを示しているが、本開示の方法は、特に図示された順序または配置に限定されない。方法1200の様々なステップは、本開示の範囲から逸脱することなく、様々な方法で省略、再配置、組合せ、および/または適合させることができる。
【0213】
1202において、コンピューティングシステムは、サードパーティコンピューティングシステムから編集要求を受信することができる。編集要求は、特定のユーザのユーザデータを編集する要求を記述しているものとすることができる。編集要求は、サードパーティコンピューティングシステムに関連付けられるウェブプラットフォームとの反復対話者である特定のユーザに基づくことができる。
【0214】
1204において、コンピューティングシステムは、ユーザに関連付けられるブロックチェーンデータを取得することができる。ブロックチェーンデータは、特定のブロックチェーンに関連付けることができる。いくつかの実装形態では、ブロックチェーンデータは、ユーザデータの編集を可能にされた1つまたは複数の認可されたエンティティを記述しているものとすることができる。
【0215】
1206において、コンピューティングシステムは、サードパーティコンピューティングシステムに関連付けられる特定のエンティティを決定することができる。エンティティの決定は、システムによってエンティティデータベースに記憶されている既存のデータに基づくことができる。代替的におよび/または追加的に、代替的におよび/または追加的に、エンティティは、サードパーティコンピューティングシステムに関連付けられるサードパーティデータを取得し、取得したサードパーティデータを用いて検索エンジンにクエリを実行することによって決定することができる。
【0216】
1208において、コンピューティングシステムは、特定のエンティティが1つまたは複数の認可されたエンティティに関連付けられているかどうかに基づいて編集アクションを決定することができる。編集アクションは、ユーザデータの拡張を含むことができる。拡張は、既存のデータの削除を含むことができる。代替的におよび/または追加的に、拡張は、ユーザデータへの追加データの追加を含むことができる。
【0217】
いくつかの実装形態では、編集アクションは、サードパーティコンピューティングシステムとの1つまたは複数の対話に基づいて追加データを生成することと、追加データを特定のブロックチェーンに記憶することとを含むことができる。
【0218】
いくつかの実装形態では、本システムおよび方法は、アプリケーションプログラミングインターフェースを介して編集アクションを実行することを含むことができる。編集アクションには、特定のブロックチェーンとの対話することを含むことができる。
【0219】
追加開示
本明細書で説明する技術は、サーバ、データベース、ソフトウェアアプリケーション、および他のコンピュータベースのシステム、ならびに実行されるアクションおよびそのようなシステムとの間で送受信される情報について言及する。コンピュータベースのシステムには固有の柔軟性があるため、コンポーネント間でのタスクと機能の多種多様な構成、組合せ、分割が可能である。たとえば、本明細書で説明するプロセスは、単一のデバイスまたはコンポーネント、あるいは組合せて動作する複数のデバイスまたはコンポーネントを使用して実装することができる。データベースとアプリケーションは、単一のシステムに実装することも、複数のシステムに分散して実装することもできる。分散コンポーネントは、順次または並行して動作することができる。
【0220】
本発明の主題をその様々な特定の例示的な実施形態に関して詳細に説明してきたが、各例は説明のために提供されたものであり、本開示を限定するものではない。当業者は、前述の内容を理解すれば、そのような実施形態に対する変更、変形、および等価物を容易に生み出すことができる。したがって、本開示は、当業者には容易に明らかなような、本主題に対するそのような修正、変形、および/または追加を含むことを妨げるものではない。たとえば、さらに別の実施形態を得るために、一実施形態の一部として図示または説明された特徴を別の実施形態とともに使用することができる。したがって、本開示はそのような変更、変形、および等価物を網羅することが意図されている。
【符号の説明】
【0221】
10 第1のブロック
14 第1の前のハッシュ
16 データ
18 ノンス
20 第2のブロック
22 第2のハッシュ
24 第2の前のハッシュ
26 データ
28 ノンス
30 第3のブロック
32 第3のハッシュ
34 第3の前のハッシュ
36 データ
38 ノンス
40 第4のブロック
50 ブロックチェーン
60 第nのブロック
100 コンピューティングシステム
110 サーバコンピューティングシステム
112 プロセッサ
114 メモリ
116 命令
118 データ
120 ユーザプロファイルデータベース
122 ブロックチェーンアプリケーションプログラミングインターフェース(API)
130 ユーザコンピューティングシステム
132 プロセッサ
134 メモリ
136 データ
138 命令
140 ユーザプロファイル
150 クリエータコンピューティングシステム
152 プロセッサ
154 メモリコンポーネント
156 データ
158 命令
160 デジタル資産
162 クリエータプロファイル
170 ブロックチェーンコンピューティングシステム
172 台帳
174 トークン
180 ネットワーク
200 アクセス認可システム
202 ユーザコンピューティングシステム
204 サードパーティコンピューティングシステム
210 認可ブロック
212 認可リスト
214 通知
216 アクセスアクション
218 ユーザ固有のデータ
220 パーソナライゼーションモデル
300 アクセスアクション決定システム
302 アクセス要求
304 サードパーティデータ
306 エンティティモデル
308 エンティティデータ
310 認可ブロック
312 通知
314 ユーザ入力データ
316 認可リスト
318 アクセスアクション
400 ユーザデータアクセス認可
402 ネットワーク
410 ユーザコンピューティングシステム
412 通知インターフェース
414 認可データ
416 ブロックチェーンID
420 サードパーティコンピューティングシステム
422 アクセス要求データ
424 サービス動作
426 サードパーティインターフェース
430 ブロックチェーンコンピューティングシステム
432 ユーザデータ
434 パーソナライゼーションモデル
436 認可データ
500 ユーザデータセット
502 第1のウェブプラットフォーム
504 第2のウェブプラットフォーム
506 第nのウェブプラットフォーム
508 ブロックチェーン
510 第1のユーザデータ
512 検索履歴データ
514 ブラウザ履歴データ
516 嗜好データ
518 対話データ
520 他のデータ
522 第2のユーザデータ
600 方法
700 方法
800 方法
900 機械学習モデルコンピューティングシステム
902 ユーザコンピューティングデバイス
912 プロセッサ
914 ユーザコンピューティングデバイスメモリ
916 データ
918 命令
920 パーソナライゼーションモデル
920 機械学習モデル
922 ユーザ入力コンポーネント
930 サーバコンピューティングシステム
932 プロセッサ
934 メモリ
936 データ
938 命令
950 トレーニングコンピューティングシステム
952 プロセッサ
954 メモリ
956 データ
958 命令
960 モデルトレーナ
962 トレーニングデータ
970 コンピューティングデバイス
980 ネットワーク
990 コンピューティングデバイス
1000 方法
1100 方法
1200 方法
図1A
図1B
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9A
図9B
図9C
図10
図11
図12
【手続補正書】
【提出日】2023-09-21
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
1つまたは複数のプロセッサと、
前記1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、コンピューティングシステムに、
サードパーティコンピューティングシステムからのアクセス要求を受信することであって、前記アクセス要求が、特定のユーザのユーザデータにアクセスする要求を記述しており、前記ユーザデータがブロックチェーンに記憶される、ことと、
前記サードパーティコンピューティングシステムに関連付けられる特定のエンティティを決定することであって、前記特定のエンティティがウェブプラットフォームに関連付けられる、ことと、
特定のユーザコンピューティングシステムに通知を伝送することであって、前記特定のユーザコンピューティングシステムが前記特定のユーザに関連付けられ、前記通知が前記アクセス要求および前記特定のエンティティを記述している、ことと、
特定のユーザコンピューティングシステムからユーザ入力データを受信することであって、前記ユーザ入力データが、前記アクセス要求に対するユーザの応答を記述している、ことと、
前記ユーザ入力データに基づいてアクセスアクションを決定することであって、前記アクセスアクションが、前記ブロックチェーン上の前記ユーザデータに対して前記サードパーティコンピューティングシステムに提供されるアクセスのレベルを記述している、ことと、
を備える動作を実行させる命令を集合的に記憶する1つまたは複数のコンピュータ可読記憶媒体と、
を備える、コンピューティングシステム。
【請求項2】
前記アクセスアクションが、
前記ユーザデータを前記サードパーティコンピューティングシステムに提供すること、または、
前記ユーザデータのサブセットを前記サードパーティコンピューティングシステムに提供すること、
のうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記アクセスアクションが、
前記ユーザ入力データに基づいて第2の通知を生成することと、
前記第2の通知を前記サードパーティコンピューティングシステムに提供することと
を備える、請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
前記特定のエンティティがソーシャルメディアエンティティである、請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
前記特定のエンティティが検索エンジンエンティティである、請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
前記アクセスアクションが、
前記アクセス要求に基づいてブロックチェーンノードにアクセスすることと、
前記特定のユーザに関連付けられるブロックチェーンデータを識別することと、
を備える、請求項1に記載のシステム。
【請求項7】
アクセスアクションが、
前記特定のユーザに関連付けられる識別データを決定することであって、前記識別データが、ユーザ固有のブロックチェーン識別情報を記述している、ことと、
前記識別データに基づいて、前記ユーザに関連付けられるブロックチェーンデータを識別することと、
を備える、請求項1に記載のシステム。
【請求項8】
前記ユーザデータが、以前に入力された検索クエリを記述している検索履歴データを備える、請求項1に記載のシステム。
【請求項9】
前記ユーザデータが、1つまたは複数のユーザの嗜好を記述している嗜好データを備える、請求項1に記載のシステム。
【請求項10】
前記嗜好データが、嗜好インターフェースへの1つまたは複数のユーザ入力に基づいて生成さている、請求項9に記載のシステム。
【請求項11】
前記嗜好データが、以前に訪問したウェブプラットフォームにおける1つまたは複数のユーザ対話に基づいて生成されている、請求項9に記載のシステム。
【請求項12】
1つまたは複数のプロセッサを備えるコンピューティングシステムによって、サードパーティコンピューティングシステムからのアクセス要求を受信するステップであって、前記アクセス要求が、特定のユーザに関連付けられるパーソナライゼーションモデルにアクセスする要求を記述しており、前記パーソナライゼーションモデルがブロックチェーンに記憶される、ステップと、
前記コンピューティングシステムによって、前記サードパーティコンピューティングシステムに関連付けられる特定のエンティティを決定するステップであって、前記特定のエンティティがウェブプラットフォームに関連付けられる、ステップと、
前記コンピューティングシステムによって、前記特定のエンティティが1つまたは複数の認可されたエンティティに関連付けられているかどうかに基づいてアクセスアクションを決定するステップであって、前記1つまたは複数の認可されたエンティティが、1つまたは複数のユーザ入力に基づいて決定される、ステップと、
前記コンピューティングシステムによって、前記特定のユーザに関連付けられるブロックチェーンデータを提供するステップであって、前記ブロックチェーンデータが特定のブロックチェーンに関連付けられ、前記ブロックチェーンデータが前記パーソナライゼーションモデルへのアクセスを備える、ステップと、
を備える、コンピュータ実装方法。
【請求項13】
前記アクセスアクションが、
前記コンピューティングシステムによって、前記サードパーティコンピューティングシステムから入力データを取得するステップと、
前記コンピューティングシステムによって、出力データを生成するために前記パーソナライゼーションモデルを用いて前記入力データを処理するステップと、
前記コンピューティングシステムによって、前記出力データを前記サードパーティコンピューティングシステムに提供するステップと、
を備える、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記パーソナライゼーションモデルが、前記特定のユーザに関連付けられるユーザデータに基づいてトレーニングされた機械学習モデルを備える、請求項12に記載の方法。
【請求項15】
前記特定のエンティティが検索エンジンエンティティであり、前記アクセスアクションが、1つまたは複数の検索結果のランキングを調整するために、前記パーソナライゼーションモデルを利用するステップを備える、請求項12に記載の方法。
【請求項16】
前記アクセスアクションが、
前記サードパーティコンピューティングシステムから取得した追加データに基づいて前記パーソナライゼーションモデルの1つまたは複数のパラメータを調整するステップを備える、請求項12に記載の方法。
【請求項17】
1つまたは複数のコンピューティングデバイスによって実行されると、前記1つまたは複数のコンピューティングデバイスに動作を実行させる命令を集合的に記憶する1つまたは複数のコンピュータ可読記憶媒体であって、前記動作が、
サードパーティコンピューティングシステムからのアクセス要求を受信することであって、前記アクセス要求が、特定のユーザに関連付けられるユーザ固有のデータにアクセスする要求を記述しており、前記ユーザ固有のデータがブロックチェーンに記憶される、ことと、
前記サードパーティコンピューティングシステムに関連付けられる特定のエンティティを決定することであって、前記特定のエンティティがウェブプラットフォームに関連付けられる、ことと、
前記特定のエンティティが1つまたは複数の認可されたエンティティに関連付けられているかどうかに基づいてアクセスアクションを決定することであって、前記1つまたは複数の認可されたエンティティが、通知におけるユーザインターフェース要素のユーザ選択に基づいて決定され、前記通知が、前記特定のエンティティおよび前記アクセス要求を記述しているものである、ことと、
前記特定のユーザに関連付けられるブロックチェーンデータを提供することであって、前記ブロックチェーンデータが、特定のブロックチェーンに関連付けられ、前記ブロックチェーンデータが、前記ユーザ固有のデータへのアクセスを備える、ことと、
を備える、1つまたは複数のコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項18】
前記動作が、前記サードパーティコンピューティングシステムから取得されたサードパーティデータに基づいてユーザデータを増強することをさらに備える、請求項17に記載の1つまたは複数のコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項19】
前記動作が、
前記サードパーティコンピューティングシステムとの1つまたは複数の対話に基づいて追加データを生成することと、
前記追加データを前記ブロックチェーンに記憶することと、
をさらに備える、請求項17に記載の1つまたは複数のコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項20】
前記動作が、
アプリケーションプログラミングインターフェースを介して編集アクションを実行することであって、前記編集アクションが、前記ブロックチェーンと対話することを備える、ことをさらに備える、請求項17に記載の1つまたは複数のコンピュータ可読記憶媒体。
【外国語明細書】