(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024022697
(43)【公開日】2024-02-20
(54)【発明の名称】(10p+1)の倍数の判別用具
(51)【国際特許分類】
G09B 19/02 20060101AFI20240213BHJP
【FI】
G09B19/02 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022134518
(22)【出願日】2022-08-07
(71)【出願人】
【識別番号】592234425
【氏名又は名称】中元 恒
(71)【出願人】
【識別番号】593142204
【氏名又は名称】中元 保子
(72)【発明者】
【氏名】中元 恒
(72)【発明者】
【氏名】中元 保子
(57)【要約】
【課題】 ある自然数(10a+b)が(10p+1)の倍数か否かを判別するには、計算に手間がかかることが多かった。本発明は、2桁以上の自然数(10a+b)について、(10p+1)で示される末尾が1である11など自然数の倍数を判別するに際し、比較的簡単に判別できるようになった。そこで、用具として利用・応用すれば、事務処理・情報処理や計数処理に役立てたり、素数の(10p+1)の倍数の判別に利用・応用できるほか、因数分解にも役立てることが可能となった。
【解決手段】 2桁以上のある自然数(10a+b)(aは1以上の自然数、bは0又は1桁の自然数)について、(10p+1)(pを1以上の自然数)の倍数か否かを判別するに際し、10a+b=(10p+1)N(Nは1以上の自然数、以下同じ)ならば、ある自然数(10a+b)に対して、次の操作(a-pb)をおこなうと、(a-pb)=(10p+1)(a-pN)となるので、この操作をすることにより、もとの自然数(10a+b)は(10p+1)の倍数であることが判明する。そこで、もとの自然数(10a+b)について、このような操作(a-pb)をおこなうと、もとの自然数の桁数が操作1回で基本的に1桁以上少なくなるので、上記の操作で得られる数字に、次々とこのような操作(a-pb)を繰り返すと、最終的に桁数の少ない(10p+1)の倍数あるいはゼロになる。そこで、もとの自然数(10a+b)について、上記の操作(a-pb)の繰り返しを利用することによる(10p+1)の倍数を判別する用具を提供できるようになった。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
2桁以上のある自然数(10a+b)について、(10p+1)(pを1以上の自然数、以下同じ)の倍数か否かを判別するに際し、10a+b=(10p+1)N(aは1以上の自然数、bは0又は1桁の自然数、Nは1以上の自然数、a、N、pの上限は特に制限無し、以下同じ)ならば、ある自然数(10a+b)に対し、次の操作(a-pb)をおこなうと、(a-pb)=(10p+1)(a-pN)となるので、この操作(a-pb)をすることにより、もとの自然数(10a+b)は(10p+1)の倍数であることが判明する。そこで、もとの自然数(10a+b)について、このような操作(a-pb)をおこなうと、もとの自然数の桁数が操作1回で基本的に1桁以上少なくなるので、上記の操作で得られる数字に、次々とこのような操作(a-pb)を繰り返すと、最終的に桁数の少ない(10p+1)の倍数あるいはゼロになる。そこで、もとの自然数(10a+b)について、上記の操作(a-pb)の繰り返しを利用することによる(10p+1)の倍数を判別する用具。
【請求項2】
2桁以上のある自然数(10a+b)について、(10p+1)(pを1以上の自然数、以下同じ)の倍数か否かを判別するに際し、10a+b=(10p+1)N(aは1以上の自然数、bは0又は1桁の自然数、Nは1以上の自然数、a、N、pの上限は特に制限無し、以下同じ)ならば、ある自然数(10a+b)に対して、次の操作(a-pb)をおこなうと、(a-pb)=(10p+1)(a-pN)となるので、この操作(a-pb)をすることにより、もとの自然数(10a+b)は(10p+1)の倍数であることが判明する。そこで、もとの自然数(10a+b)について、このような操作(a-pb)をおこなうと、もとの自然数の桁数が操作1回で基本的に1桁以上少なくなるので、上記の操作で得られる数字に、次々とこのような操作(a-pb)を繰り返すと、最終的に桁数の少ない(10p+1)の倍数あるいはゼロになる。そこで、もとの自然数(10a+b)について、上記の操作(a-pb)の繰り返しを利用することによる(10p+1)の倍数を判別するカードや書類、書籍、メール、パソコン、スマートフォン、携帯電話、磁気媒体、記録媒体、電子媒体、印刷物、表示物、計算資料、教育資料、事務器具、計算機、電気機器、映像、画像などの用具。
【請求項3】
2桁以上のある自然数(10a+b)について、(10p+1)(pを1以上の自然数、以下同じ)の倍数か否かを判別するに際し、10a+b=(10p+1)N(aは1以上の自然数、bは0又は1桁の自然数、Nは1以上の自然数、a、N、pの上限は特に制限無し、以下同じ)ならば、ある自然数(10a+b)に対して、次の操作(a-pb)をおこなうと、(a-pb)=(10p+1)(a-pN)となるので、この操作(a-pb)をすることにより、もとの自然数(10a+b)は(10p+1)の倍数であることが判明する。そこで、もとの自然数(10a+b)について、このような操作(a-pb)をおこなうと、もとの自然数の桁数が操作1回で基本的に1桁以上少なくなるので、上記の操作で得られる数字に、次々とこのような操作(a-pb)を繰り返すと、最終的に桁数の少ない(10p+1)の倍数あるいはゼロになる。そこで、もとの自然数(10a+b)について、上記の操作(a-pb)の繰り返しを利用することによる(10p+1)の倍数を判別する情報、放送及び放映などの用具。
【請求項4】
2桁以上のある自然数(10a+b)について、11の倍数か否かを判別するに際し、10a+b=11N(aは1以上の自然数、bは0又は1桁の自然数、Nは1以上の自然数、a、Nの上限は特に制限無し、以下同じ)ならば、上記の(10p+1)のpを1とすると、ある自然数(10a+b)に対して、次の操作(a-pb)、すなわち(a-b)の操作をおこなうと、(a-b)=11(a-N)となるので、このような操作(a-b)をすることにより、もとの自然数(10a+b)は11の倍数であることが判明する。そこで、もとの自然数(10a+b)について、このような操作(a-b)をおこなうと、もとの自然数の桁数が操作1回で基本的に1桁以上少なくなるので、上記の操作(a-b)で得られる数字に、次々とこのような操作(a-b)を繰り返すと、最終的に桁数の少ない11の倍数あるいはゼロになる。そこで、もとの自然数(10a+b)について、上記の操作(a-b)の繰り返しを利用することによる11の倍数を判別する用具。
【請求項5】
2桁以上のある自然数(10a+b)について、31の倍数か否かを判別するに際し、10a+b=31N(aは1以上の自然数、bは0又は1桁の自然数、Nは1以上の自然数、a、Nの上限は特に制限無し)ならば、ある自然数(10a+b)に対して、上記の(10p+1)のpを3とすると、次の操作(a-pb)、すなわち(a-3b)をおこなうと、(a-3b)=31(a-3N)となるので、このような操作(a-3b)をすることにより、もとの自然数(10a+b)は31の倍数であることが判明する。そこで、もとの自然数(10a+b)について、このような操作(a-3b)をおこなうと、もとの自然数の桁数が操作1回で基本的に1桁以上少なくなるので、上記の操作で得られる数字に、次々とこのような操作(a-3b)を繰り返すと、最終的に桁数の少ない31の倍数あるいはゼロになる。そこで、もとの自然数(10a+b)について、上記の操作(a-3b)の繰り返しを利用することによる31の倍数を判別する用具。
【請求項6】
2桁以上のある自然数(10a+b)について、41の倍数か否かを判別するに際し、10a+b=41N(aは1以上の自然数、bは0又は1桁の自然数、Nは1以上の自然数、a、Nの上限は特に制限無し)ならば、ある自然数(10a+b)に対して、上記の(10p+1)のpを4とすると、次の操作(a-pb)、すなわち(a-4b)をおこなうと、(a-4b)=41(a-4N)となるので、この操作(a-4b)をすることにより、もとの自然数(10a+b)は41の倍数であることが判明する。そこで、もとの自然数(10a+b)について、このような操作(a-4b)をおこなうと、もとの自然数の桁数が操作1回で基本的に1桁以上少なくなるので、上記の操作(a-4b)で得られる数字に、次々とこのような操作(a-4b)を繰り返すと、最終的に桁数の少ない41の倍数あるいはゼロになる。そこで、もとの自然数(10a+b)について、上記の操作(a-4b)の繰り返しを利用することによる41の倍数を判別する用具。
【請求項7】
3桁以上のある自然数(10a+b)について、61の倍数か否かを判別するに際し、10a+b=61N(aは10以上の自然数、bは0又は1桁の自然数、Nは1以上の自然数、a、Nの上限は特に制限無し)ならば、上記の(10p+1)のpを6とすると、ある自然数(10a+b)に対して、次の操作(a-pb)、すなわち(a-6b)をおこなうと、(a-6b)=61(a-6N)となるので、このような操作(a-6b)をすることにより、もとの自然数(10a+b)は61の倍数であることが判明する。そこで、もとの自然数(10a+b)について、このような操作(a-6b)をおこなうと、もとの自然数の桁数が操作1回で基本的に1桁以上少なくなるので、上記の操作で得られる数字に、次々とこのような操作(a-6b)を繰り返すと、最終的に桁数の少ない61の倍数あるいはゼロになる。そこで、もとの自然数(10a+b)について、上記の操作(a-6b)の繰り返しを利用することによる61の倍数を判別する用具。
【請求項8】
3桁以上のある自然数(10a+b)について、71の倍数か否かを判別するに際し、10a+b=71N(aは10以上の自然数、bは0又は1桁の自然数、Nは1以上の自然数、a、Nの上限は特に制限無し)ならば、上記の(10p+1)のpを7とすると、ある自然数(10a+b)に対して、次の操作(a-pb)、すなわち(a-7b)をおこなうと、(a-7b)=71(a-7N)となるので、このような操作(a-7b)をすることにより、もとの自然数(10a+b)は71の倍数であることが判明する。そこで、もとの自然数(10a+b)について、このような操作(a-7b)をおこなうと、もとの自然数の桁数が操作1回で基本的に1桁以上少なくなるので、上記の操作(a-7b)で得られる数字に、次々とこのような操作(a-7b)を繰り返すと、最終的に桁数の少ない71の倍数あるいはゼロになる。そこで、もとの自然数(10a+b)について、上記の操作(a-7b)の繰り返しを利用することによる71の倍数を判別する用具。
【請求項9】
3桁以上のある自然数(10a+b)について、101の倍数か否かを判別するに際し、10a+b=101N(aは10以上の自然数、bは0又は1桁の自然数、Nは1以上の自然数、a、Nの上限は特に制限無し)ならば、ある自然数(10a+b)に対して、上記の(10p+1)のpを10とすると、次の操作(a-pb)、すなわち(a-10b)をおこなうと、(a-10b)=101(a-10N)となるので、このような操作(a-10b)をすることにより、もとの自然数(10a+b)は101の倍数であることが判明する。そこで、もとの自然数(10a+b)について、このような操作(a-10b)をおこなうと、もとの自然数の桁数が操作1回で基本的に1桁以上少なくなるので、上記の操作で得られる数字に、次々とこのような操作(a-10b)を繰り返すと、最終的に桁数の少ない101の倍数あるいはゼロになる。そこで、もとの自然数(10a+b)について、上記の操作(a-10b)の繰り返しを利用することによる101の倍数を判別する用具。
【請求項10】
3桁以上のある自然数(10a+b)について、121の倍数か否かを判別するに際し、10a+b=121N(aは10以上の自然数、bは0又は1桁の自然数、Nは1以上の自然数、a、Nの上限は特に制限無し)ならば、ある自然数(10a+b)に対して、上記の(10p+1)のpを12とすると、次の操作(a-pb)、すなわち(a-12b)をおこなうと、(a-12b)=121(a-12N)となるので、この操作(a-12b)をすることにより、もとの自然数(10a+b)は121の倍数であることが判明する。そこで、もとの自然数(10a+b)について、このような操作(a-12b)をおこなうと、もとの自然数の桁数が操作1回で基本的に1桁以上少なくなるので、上記の操作で得られる数字に、次々とこのような操作(a-12b)を繰り返すと、最終的に桁数の少ない121の倍数あるいはゼロになる。そこで、もとの自然数(10a+b)について、上記の操作(a-12b)の繰り返しを利用することによる121の倍数を判別する用具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複雑な数字や桁数の多い数字(ある自然数)を因数分解したり、その約数を見つけたり、素数の判別や事務処理・情報処理・計数処理に役立ち、11などの(10p+1)(pは1以上の自然数、以下同じ)の倍数か否かを判別することや、更に事務処理・情報処理・計数処理に利用・応用できるカードや書類、書籍、電子媒体、磁気媒体、記録媒体、計算資料、教育資料、事務器具、映像、画像、電気機器及び計算機などの用具に関する。
【背景技術】
【0002】
大きい数字(ある自然数)を因数分解したり、約したりすることはよく行われることであり、従来より、2、3、4、5、6、8、9、11等の素数やその数倍の数字を判別することはよく知られている。
【0003】
また、(10p+1)で示される自然数の中の11等の倍数を判別することは、以下の特許文献に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平06-130893号公報
【特許文献2】特開平07-325542号公報
【特許文献3】特開2001-117483号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、従来の先行技術文献よりも、2桁以上の(10p+1)(pは1以上の自然数、以下同じ)で示される11などの倍数を簡単に判別することができるものであり、特に、桁数の多い自然数について、11などの(10p+1)の倍数か否かを判別するのに役立てたり、事務処理、情報処理や計数処理に利用・応用したり、素数の判別や因数分解などに役立てるものである。
従来の先行技術文献でも(10p+1)の中の11などの倍数を判別することができたが、さらに簡単に判別できるようにすることが課題であった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、2桁以上のある自然数(10a+b)(aは1以上の自然数、bは0または1桁の自然数、aの上限は特に制限無し、以下同じ)について、(10p+1)((pは1以上の自然数、pの上限は特に制限無し、以下同じ)の倍数か否かを判別するに際し、10a+b=(10p+1)N(Nは1以上の自然数、以下同じ)ならば、次の操作(a-pb)をすると、(a-pb)=(10p+1)(a-pN)となるので、この操作(a-pb)をすることにより、もとの自然数(10a+b)は(10p+1)の倍数であることが判明する。
そこで、もとの自然数(10a+b)について、このような操作(a-pb)をおこなうと、もとの自然数(10a+b)の桁数が操作1回で基本的に1桁以上少なくなるので、上記の操作で得られる数字に、次々とこのような操作(a-pb)を繰り返すと、最終的に桁数の少ない(10p+1)の倍数あるいはゼロになる。そこで、もとの自然数(10a+b)について、上記の操作(a-pb)の繰り返しを利用することによる(10p+1)の倍数を判別する用具を提供する。
上記の(10p+1)の例として、pを1にすると、11の倍数を判別する用具になる。
また、pを3にすると、31の倍数を判別する用具になり、pを4にすると、41の倍数判別の用具、pを6にすると、61の倍数を判別する用具、pを7にすると、71の倍数判別の用具、pを10にすると、101の倍数判別の用具、pを13にすると、131の倍数判別する用具、pを24にすると、241の倍数を判別する用具、pを57にすると、571の倍数を判別する用具、pを75にすると、751の倍数を判別する用具、pを82にすると、821の倍数を判別する用具、pを97にすると、971の倍数を判別する用具、pを376にすると、3761の倍数を判別する用具、pを886にすると、8861の倍数を判別する用具、pを6328にすると、63281の倍数を判別する用具、pを7776にすると、77761の倍数を判別する用具になる。pの大きさはここでは4桁まで示したが、2桁、3桁、4桁の数字はあくまでも例示であり、他の11~9999までの数字も利用でき、5桁以上にしても同様に10000以上の数字が可能であり、pの上限は特に制限なく利用できる。特に末尾が1の(10p+1)のpの桁数の大きい素数の判別に役立つ。このように(10a+b)で示される2桁以上の自然数について、pを1以上の自然数にすれば、2桁以上の(10p+1)の倍数を判別することが可能であることが判明した。
【0007】
本発明は上記の方法を応用した2桁以上の(10p+1)の倍数を判別するカードや書類、書籍、メール、パソコン、携帯電話、スマートフォン、磁気媒体、記録媒体、電子媒体、印刷物、表示物、計算資料、教育資料、事務器具、計算機、電気機器、映像、画像など、用具として利用・応用するものであり、さらに、情報、映像や画像など用具として利用・応用してもよい。その材料は特に制限はなく、公知のものが使用でき、その大きさも利用目的によって自由に設定することができる。
【0008】
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明は2桁以上の自然数(10a+b)(桁数の上限は特に制限なし)に利用できるものであり、本発明では、例示として、5~11桁の数字で行った。
【実施例0009】
自然数が5桁の50237について、11の倍数か否か検討する。(10a+b)で表した50237のaは5023、bは7なので、pを1として、(a-pb)の操作、すなわち(a-b)の操作を行うと、5023-1×7=5016となる。この5016について(10a+b)で表すと、aは501、bは6なので、前記と同様に(a-b)の操作をおこなうと、501-6=495となり、続いて495について、(10a+b)で表すと、aは49、bは5なので、前記と同様な操作で49-5=44、さらに44について(10a+b)で表すと、aは4、bは4となり、前期と同様に(a-b)すると、ゼロになる。よって、50237は11の倍数であることが分かる。
7桁の自然数が1760459について、31の倍数か否かを判別する。ここでは、(10a+b)のaは176045、bは9になる。pを3として(a-pb)の操作、すなわち、(a-3b)の操作をすると(176045-3×9=176018)になる。さらにこの176018について(10a+b)で表すと、aは17601、bは8なので、(a-3b)の操作をすると、17601-3×8=17577になる。次に、17577について(10a+b)で表すと、aは1757、bは7となり、(a-3b)の操作で1757-3×7=1736となる。以下前記と同様な操作で、1736は(10a+b)のaは173、bは6で表され、(a-3b)は173-3×6=155、155は(10a+b)のaは15、bは5で表され、(a-3b)は15-3×5=0となるので、1760459は31の倍数であることがわかる。