(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024022940
(43)【公開日】2024-02-21
(54)【発明の名称】注文端末装置およびプログラム
(51)【国際特許分類】
G06Q 50/12 20120101AFI20240214BHJP
G06Q 30/06 20230101ALI20240214BHJP
【FI】
G06Q50/12
G06Q30/06
【審査請求】有
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022126399
(22)【出願日】2022-08-08
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2023-10-10
(71)【出願人】
【識別番号】511146118
【氏名又は名称】株式会社スカイダイニング
(74)【代理人】
【識別番号】110000660
【氏名又は名称】Knowledge Partners弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】片岡 宏明
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049BB72
5L049CC23
5L049CC24
(57)【要約】
【課題】サブメニューの追加や変更等の操作を簡素化する。
【解決手段】飲食の注文の入力を受け付ける注文端末装置であって、表示部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記飲食のメインメニューが選択された場合に、選択された前記メインメニューに含まれるサブメニューに割り当てられた選択肢の選択を受け付ける画面であるサブメニュー画面を前記表示部に表示し、選択された前記メインメニューと、前記サブメニュー画面において選択された前記サブメニューの選択肢と、を含む注文内容を、注文管理装置へ送信する前に、選択された前記メインメニューと選択された前記サブメニューの選択肢とを表示する注文確認画面を前記表示部に表示し、前記注文確認画面は、前記サブメニューの選択肢の選択および選択内容の変更の少なくとも一方を受け付けるための表示を含む。
【選択図】
図9
【特許請求の範囲】
【請求項1】
飲食の注文の入力を受け付ける注文端末装置であって、
表示部と、制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記飲食のメインメニューが選択された場合に、選択された前記メインメニューに含まれるサブメニューに割り当てられた選択肢の選択を受け付ける画面であるサブメニュー画面を前記表示部に表示し、
選択された前記メインメニューと、前記サブメニュー画面において選択された前記サブメニューの選択肢と、を含む注文内容を、注文管理装置へ送信する前に、選択された前記メインメニューと選択された前記サブメニューの選択肢とを表示する注文確認画面を前記表示部に表示し、
前記注文確認画面は、前記サブメニューの選択肢の選択および選択内容の変更の少なくとも一方を受け付けるための表示を含む、
注文端末装置。
【請求項2】
前記制御部は、
選択された前記メインメニューに含まれる前記サブメニューの少なくとも1つが未選択の状態で、前記注文確認画面を表示する場合に、未選択の前記サブメニューが存在することを注意喚起する
請求項1に記載の注文端末装置。
【請求項3】
前記制御部は、
選択された前記メインメニューに含まれる前記サブメニューの少なくとも1つが未選択の状態で、前記サブメニュー画面を表示する場合に、未選択の前記サブメニューが存在することを注意喚起する、
請求項2に記載の注文端末装置。
【請求項4】
1つのメインメニューには、複数のサブメニューが含まれ、
前記複数のサブメニューは、選択が必須のサブメニューと、選択が任意のサブメニューと、を含み、
前記注文確認画面には、選択された前記メインメニューに含まれる複数のサブメニューが表示され、
前記制御部は、
前記注文確認画面において、前記選択が必須のサブメニューと前記選択が任意のサブメニューとを識別可能に前記表示部に表示させる、
請求項1に記載の注文端末装置。
【請求項5】
前記制御部は、
所定のオプション注文を受け付けるために、前記注文確認画面に表示させるマークの設定を受け付け、
前記設定されたマークは、少なくとも前記注文確認画面に表示され、
前記注文確認画面において前記マークが選択された場合に、前記マークに対応した前記オプション注文を受け付ける、
請求項1に記載の注文端末装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記注文確認画面に表示された、前記選択が必須のサブメニューそれぞれに対応する選択肢が選択された場合に、前記注文を送信する注文送信ボタンを選択可能に表示する、
請求項4に記載の注文端末装置。
【請求項7】
飲食の注文の入力を受け付ける注文端末装置のコンピュータが実行するプログラムであって、
前記コンピュータに、
前記飲食のメインメニューが選択された場合に、選択された前記メインメニューに含まれるサブメニューに割り当てられた選択肢の選択を受け付ける画面であるサブメニュー画面を表示部に表示するステップと、
選択された前記メインメニューと、前記サブメニュー画面において選択された前記サブメニューの選択肢と、を含む注文内容を、注文管理装置へ送信する前に、選択された前記メインメニューと選択された前記サブメニューの選択肢とを表示する注文確認画面を前記表示部に表示するステップと、
を実行させるための、プログラムで、
前記注文確認画面は、前記サブメニューの選択肢の選択および選択内容の変更の少なくとも一方を受け付けるための表示を含む。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、注文端末装置およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、レストラン等の飲食店では、ハンディターミナルなどの注文端末装置を用いたシステムが導入されている(特許文献1)。このシステムが導入された飲食店では、接客者がハンディターミナルを携帯して接客し、利用客から飲食メニューの注文を受け付けると、ハンディターミナルのキーボードやタッチパネル等の入力部を操作して、注文を受け付けた飲食メニューに関する情報を入力する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
注文端末装置のタッチパネル等の入力部には、一般的に注文内容を確認するための操作ボタンが設けられており、接客者が、注文内容を確認する際に当該操作ボタンを操作すると、注文端末装置の表示画面が、メニュー画面から当該メニュー画面で選択(または入力)されたメニューを表示する注文確認画面に切り替わる。一方、この注文確認画面が表示されたタイミングにおいて、利用客からメニューの追加や変更を受け付ける場合がある。そのような場合、従来では、注文確認画面からメニュー画面に戻って、メニューの追加や変更を行って対応しており、接客者は注文を取るのに手間や時間を要していた。したがって、メニューの追加や変更の操作を簡素化することが要求される。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、メニューの追加や変更等の操作を簡素化することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するために、本発明は、飲食の注文の入力を受け付ける注文端末装置であって、表示部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記飲食のメインメニューが選択された場合に、選択された前記メインメニューに含まれるサブメニューに割り当てられた選択肢の選択を受け付ける画面であるサブメニュー画面を前記表示部に表示し、選択された前記メインメニューと、前記サブメニュー画面において選択された前記サブメニューの選択肢と、を含む注文内容を、注文管理装置へ送信する前に、選択された前記メインメニューと選択された前記サブメニューの選択肢とを表示する注文確認画面を前記表示部に表示し、前記注文確認画面は、前記サブメニューの選択肢の選択および選択内容の変更の少なくとも一方を受け付けるための表示を含む。
【0007】
本発明の他の形態は、飲食の注文の入力を受け付ける注文端末装置のコンピュータが実行するプログラムであって、前記コンピュータに、前記飲食のメインメニューが選択された場合に、選択された前記メインメニューに含まれるサブメニューに割り当てられた選択肢の選択を受け付ける画面であるサブメニュー画面を表示部に表示するステップと、選択された前記メインメニューと、前記サブメニュー画面において選択された前記サブメニューの選択肢と、を含む注文内容を、注文管理装置へ送信する前に、選択された前記メインメニューと選択された前記サブメニューの選択肢とを表示する注文確認画面を前記表示部に表示するステップと、を実行させるための、プログラムで、前記注文確認画面は、前記サブメニューの選択肢の選択および選択内容の変更の少なくとも一方を受け付けるための表示を含む。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、サブメニューの追加や変更等の操作を簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図2】メインメニューDBのデータ構成の一例を示す図である。
【
図3】サブメニューDBのデータ構成の一例を示す図である。
【
図8】本実施形態における処理の一例を説明するためのフローチャートである。
【
図9】本実施形態における処理の一例を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の実施形態を、図を参照して説明する。なお、以下に示す実施形態は、本発明を具体化した一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。
【0011】
図1は、本実施形態に係る注文管理システム1の全体図である。注文管理システム1は、レストランなどの飲食店において、飲食店を利用する客(以下、単に利用客と記す)がメニュー表から選択した商品の注文および提供を管理するシステムである。注文管理システム1は、注文管理装置10と注文端末装置20とを備えている。注文管理装置10と注文端末装置20とは、ネットワークNを介して相互に通信可能である。
【0012】
各装置の構成について説明する。注文管理装置10は、例えば据置型の汎用コンピュータやクラウド型のサーバ等により構成される。注文端末装置20は、例えばハンディターミナルやスマートフォン、タブレット端末などのスマートデバイスである。注文端末装置20は、接客者などのユーザが携帯し、利用客からの注文入力等に利用される。入力された情報は、注文管理装置10に送信される。なお、
図1に示す例では、一つの注文端末装置20が示されているものの、注文端末装置20は複数あってもよく、すなわち注文管理装置10は複数の注文端末装置20と通信可能である。
【0013】
注文管理装置10は、第1制御部11と、第1通信部12と、記録媒体13と、を備えている。第1制御部11は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサと、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等、プロセッサが処理を実行するためのメモリとを含み、各種の処理を実行する。第1制御部11は、記録媒体13やROMなどに格納された種々のプログラムを実行する。第1制御部11は、例えば注文端末装置20から注文情報を受け付けしたり、記録媒体13に記録されたメニュー表等の情報を注文端末装置20に送信したりする。第1通信部12は、注文端末装置20など外部の装置と無線通信を行うための装置であり、第1制御部11による情報の送受信は、第1通信部12を介して行われる。なお、注文管理装置10の第1制御部11は、1つのCPU等で構成されてもよく、または、複数のCPU等で構成されてもよい。また、第1制御部11が実現する機能のうち少なくとも一部は、ハードウェア回路により実現されてもよい。
【0014】
記録媒体13は、メインメニューDB(データベース)131と、サブメニューDB(データベース)132と、を格納する。
図2は、メインメニューDB131のデータ構成の一例を示す図である。メインメニューDB131は、店舗にて提供される各商品に関する情報を格納する。本実施形態においては、店舗で提供される商品で、メニュー表に表示される商品を、メインメニューと称する。メインメニューの例としては、「シーザーサラダ」、「刺身の盛り合わせ」、「ライス」などの単品メニューの他、ハンバーグセット、カレーセットなどのセットメニューが含まれる。これに対し、メインメニューに含まれるメニューをサブメニューと称する。例えば、ハンバーグセットに、ライスおよびデザートが含まれるとする。この場合に、ハンバーグセットがメインメニューであり、ライスおよびデザートは、サブメニューである。
【0015】
なお、本実施形態においては、サブメニューのうち、利用客からの選択が必要なメニューのみがサブメニューDB132に登録されるものとする。例えば、ハンバーグセットにおいて、サラダが必ず含まれ、ライスは大、中、小からそのサイズを選択する必要があり、デザートはアイス、プリン、ティラミスからその種類を選択する必要があるとする。この場合には、サブメニューDB132には、選択が必要なハンバーグセットのサブメニューとして、ライスおよびデザートが登録されるが、選択が必要ないサラダは登録されないものとする。また、セットメニューには含まれないが、利用客からの希望により追加できる(例えばプラス100円でトッピングが追加できる)サブメニューが存在するとする。この場合には、追加できるサブメニューも商品のサブメニューとして登録される。
【0016】
メインメニューDB131は、具体的には、メニューIDと、メインメニュー名と、カテゴリと、単価と、を対応付けて格納する。メニューIDは、メインメニュー(商品)の識別情報である。メインメニュー名は、メニュー表に表示される商品の名称である。カテゴリは、メインメニューの属するカテゴリである。本実施形態では、カテゴリは、例えば商品「シーザーサラダ」、「刺身の盛り合わせ」のように、単品の商品の場合には、当該商品が属するカテゴリ(すなわち「シーザーサラダ」であれば「サラダ」)となるが、商品「ハンバーグセット」のようにセットメニューの場合には、カテゴリは、当該セットメニューのカテゴリ(例えば「ランチセット」)に属することになる。単価は、商品の値段である。
図2に示す例では、メニューID「001」にメインメニュー名「ハンバーグセット」、カテゴリ「ランチセット」、単価「1600」が対応付けられている。なお、その他の例については、
図2に示す通りであるため、その説明を省略する。
【0017】
図3は、サブメニューDB132のデータ構成の一例を示す図である。サブメニューDB132は、サブメニューに関する情報を格納する。具体的には、サブメニューDB132は、メインメニュー名と、サブメニュー名と、選択肢と、備考と、を対応付けて格納する。メインメニュー名は、メニュー表に表示される商品であって、
図2のメインメニュー名に対応している。サブメニュー名は、サブメニューの具体的な内容を示すものである。サブメニューは、メインメニューに対して複数のサブメニューが含まれることがあり、
図3に示す例では、メインメニュー「ハンバーグセット」に対して、「ライス」、「ソース」、「トッピング」、「デザート」の複数のサブメニューが含まれる。選択肢は、サブメニューの選択肢であって、本実施形態では、
図3に示すように、メインメニューの商品名が「ハンバーグセット」であって、サブメニューが「ライス」の場合には、選択肢はライスの大きさ(または量)を示す「大」、「中」、「小」となる。また、例えばサブメニューが「ソース」の場合には、選択肢は、ソースの内容を示す「デミ」、「和風」となる。なお、その他の選択肢については、
図3に示す通りであるため、その説明を省略する。
【0018】
サブメニューには、選択が必須のサブメニューと、選択が任意のサブメニューとが含まれる。備考には、このような特記事項(または注意事項)が記録されている。例えば
図3に示す例では、メインメニュー「ハンバーグセット」に対応したサブメニューのカテゴリ「ライス」において、"ライスの上限および下限が「1」である"ことの特記事項が記録されている。言い換えれば、"ライスの選択が必須であって、ライスの大きさ「大」、「中」、「小」のうち一つを選択する"ことの特記事項が記録されている。このように、選択が必須とは、商品を提供するために必ず選択しないといけないことを意味する。選択が必須のサブメニューとは、選択が行われないと商品(対応するメインメニュー)を提供できないものである。また、同様にメインメニュー「ハンバーグセット」に対応したサブメニュー「トッピング」においては、"上限が無限であって、下限が「0」であり、各トッピングが100円である"ことの特記事項が記録されている。言い換えれば、"トッピングの選択は任意であって、トッピングを選択した場合には、各トッピングにつき「100円」加算される"ことの特記事項が記録されている。このように、選択が任意とは、必ずしも選択を要さないことを意味する。例えば、トッピングが選択されなかった場合には、トッピングなしとして注文が確定する。また、この「トッピング」に対しては、上述のように、上限は無限であり、これは、選択可能なトッピングの数が制限されないことを意味する。すなわち、「トッピング」として、「目玉焼き」のみを選択することも可能であり、「目玉焼き」および「チーズ」を選択することも可能である。さらには、「目玉焼き」を2つなどの同じトッピングを重複して選択することが可能であってもよい。なお、その他の備考については、
図3に示す通りであるため、その説明を省略する。
【0019】
また、
図3においては、サブメニューを含むメインメニューとしてセットメニューを示しているが、単品のメインメニューにおいても、サブメニューを含むものが存在し、このようなメインメニューについてもサブメニューDBに登録されているものとする。例えば、サブメニューDB132において、単品のカレーにおいて、ライス、トッピング、辛さがサブメニューとして登録されていてもよい。
【0020】
説明を
図1に戻す。注文端末装置20は、第2制御部21と、第2通信部22と、表示部23と、入力部24と、を備えている。第2制御部21は、注文管理装置10の第1制御部11と同様に、プロセッサと記憶部(図示せず)とを含み、ROM等の記憶部に格納された種々のプログラムを実行することにより各種の処理を実行する。第2制御部21の処理は、例えば注文端末装置20を操作するユーザである接客者から入力を受け付けたり、注文管理装置10から受信した情報(例えばメニュー表等)を表示したりする。第2通信部22は、注文管理装置10など外部の装置と無線通信を行うための装置であり、第2制御部21による情報の送受信は、第2通信部22を介して行われる。表示部23は、各種情報を表示する表示装置である。入力部24は、接客者による指示の入力を受け付けるためのユーザインタフェースである。表示部23と入力部24とは、タッチパネルとして一体に設けられてもよい。なお、注文端末装置20の第2制御部21は、1つのCPU等で構成されてもよく、または、複数のCPU等で構成されてもよい。また、第2制御部21が実現する機能のうち少なくとも一部は、ハードウェア回路により実現されてもよい。
【0021】
つぎに、
図4、
図5、および、
図6を参照しつつ、注文端末装置20の表示部23に表示される画面について説明する。
図4は、メインメニューの注文画面であるメインメニュー画面400の表示例であり、
図5は、サブメニューの注文画面であるサブメニュー画面410の表示例であり、
図6は、メインメニューで選択された商品とサブメニューで選択された選択肢とを表示する注文確認画面420の表示例である。
【0022】
メインメニュー画面400には、
図4に示すように、メインメニューのカテゴリを示すカテゴリ欄402が表示され、接客者が、カテゴリ欄402において、注文に応じたカテゴリを選択すると、商品欄404にカテゴリに属する商品(すなわちメインメニュー)が表示される。なお、メインメニュー画面400は、注文管理装置10のメインメニューDB131を参照することにより、第2制御部21により表示される。
図4に示す例では、接客者が利用客の注文に応じてカテゴリ欄から「ランチセット」を選択したことにより、商品欄404に「ハンバーグセット」、「カレーセット」、「生姜焼きセット」が表示されている。
図4の例は、その状態において、商品欄404から「ハンバーグセット」を選択した状態である。なお、符号406a,406bは、数量ボタンであって、接客者が当該数量ボタン406a,406bを操作することでメインメニューの数量が入力される。また、メインメニュー画面400には、後述する注文確認画面420を表示する注文確認ボタン408が設けられており、すなわち接客者が、注文確認ボタン408を押下することにより、表示部23の表示がメインメニュー画面400から注文確認画面420に切り替わることになる。
【0023】
サブメニュー画面410には、
図5に示すように、メインメニューに含まれるサブメニューの一覧が表示される。サブメニュー画面410は、注文管理装置10のサブメニューDB132を参照することにより、第2制御部21により表示される。なお、サブメニュー画面410に表示される対象となるサブメニューは、メインメニュー画面400で選択されたメインメニューに含まれるサブメニューである。接客者が、メインメニュー画面400において、サブメニューを含むメインメニューを選択することにより、表示部23の表示がメインメニュー画面400からサブメニュー画面410に切り替わる。なお、メインメニュー画面400において、サブメニューを含まないメインメニュー(例えばサラダ単品など)が選択された場合には、表示部23にサブメニュー画面410は表示されない。
【0024】
サブメニュー画面410には、各サブメニューについての情報を示すサブメニュー欄A1がある。各サブメニュー欄A1の下には、各サブメニューに割り当てられた選択肢を示す選択肢アイコンC1が表示されている。
図5に示す例では、
図4のメインメニュー画面400において選択された「ハンバーグセット」に含まれる各サブメニューが表示されている。具体的には、「ハンバーグセット」のサブメニューである、「ライス」、「ソース」、「トッピング」、および、「デザート」それぞれのサブメニュー欄A1が表示され、各サブメニュー欄A1の下に、それぞれの選択肢アイコンC1が表示されている。
図5に示す例では、サブメニュー「ライス」において、選択肢「大」が選択され、サブメニュー「デザート」において、選択肢「ティラミス」が選択されている。選択中の選択肢は、色付けされて表示されている。なお、サブメニュー「ソース」、および、「トッピング」については、未選択の状態となっている。
【0025】
また、サブメニュー欄A1には、サブメニューの選択状態、選択の種類、および、選択すべき数など接客者へ通知する内容が表示されている。サブメニューの選択状態として、サブメニューが選択されている状態(選択中)と、選択されていない状態(未選択)の2つがあり、いずれかが示される。選択の種類は、選択が必須の選択肢であるか、選択が任意の選択肢であるかの情報を示す。本実施形態では、選択状態が未選択のサブメニューに対し、「必須未選択」または「任意未選択」の表示がされている。選択すべき数は、選択肢アイコンC1を幾つ選べばよいかの情報を示す。また、本実施形態では、特に、未選択のサブメニューがある場合に、未選択であることの注意喚起を促す表示がされている。
【0026】
具体的には、
図5に示す例では、上述のように、サブメニュー「ライス」について、選択肢「大」が選択中であり、当該選択中の選択肢「大」は、他の選択肢「中」、「小」と異なる色で表示されている。このように、選択中の選択肢の表示を未選択の選択肢の表示と異ならせることにより、ライス「大」を選択中であることを表示している。そして、サブメニュー「ライス」のサブメニュー欄A1には、「ライス」の選択肢を選択中であることを示す"選択中"の表示がされている。同様に、サブメニュー「デザート」について、選択肢「ティラミス」が選択中であり、サブメニュー欄A1には、「デザート」の選択肢を選択中であることを示す"選択中"の表示がされている。
【0027】
これに対し、サブメニュー「ソース」、および、「トッピング」については、選択肢が未選択の状態である。そのため、サブメニュー「ソース」におけるサブメニュー欄A1には、必須の選択肢が未選択の状態であることを示す"必須未選択"の文字が表示されている。そして、この「ソース」のサブメニュー欄A1には、選択すべき数が1つであること示す"残1点"の表示がされている。また、サブメニュー「トッピング」におけるサブメニュー欄A1には、任意の選択肢が未選択の状態であることを示す"任意未選択"の文字が表示されている。そして、この「トッピング」のサブメニュー欄A1には、任意に選択できる数が1つ以上であることを示す"残1点~"の表示がされている。このように、本実施形態では、未選択のサブメニューに対し、"必須未選択"や"任意未選択"のテキスト表示を行うことにより、接客者に対して未選択であることの注意喚起を行う。
【0028】
また本実施形態においては、注意喚起の表示は、「必須未選択」や「任意未選択」などのテキスト表示に限られず、注意喚起を表すアイコンが合わせて表示される。
図5に示す例では、選択が必須であるサブメニュー「ソース」のサブメニュー欄A1にアイコンIc1が表示され、選択が任意であるサブメニュー「トッピング」のサブメニュー欄A1に、アイコンIc1とは異なるアイコンIc2が表示されている。このように選択が必須であるか任意であるかに応じて異なるアイコンを表示する。さらに、本実施形態では、選択が必須のサブメニューにおけるサブメニュー欄A1は、赤色に着色され、選択が任意のサブメニューにおけるサブメニュー欄A1は、緑色に着色して表示されるものとする。これにより、選択が必須のサブメニューと、選択が任意のサブメニューとが識別可能に表示される。なお、着色の色は任意の色であってよい。
【0029】
また、このサブメニュー画面410において、符号416は、メインメニュー画面400に戻るボタンであって、戻るボタン416が押下された場合には、現在選択されているサブメニューの選択肢を維持しつつ、メインメニュー画面400に戻ることが可能である。また、サブメニュー画面410において、接客者により注文確認ボタン408が押下されると、表示部23の表示は、サブメニュー画面410から注文確認画面420に切り替わる。本実施形態の注文端末装置20は、サブメニュー画面410において必須の選択肢がすべて選択される前に注文確認画面420に表示を切り替えることができる。
【0030】
注文確認画面420は、
図6に示すように、メインメニュー画面400において選択されたメインメニュー、すなわち利用客により注文されたメインメニューに関する情報と、当該メインメニューに含まれるサブメニューに関する情報とが表示される。なお、
図6に示す注文確認画面420が表示部23に表示しきれない場合には、スクロールなどの操作に応じて、注文確認画面420の全内容が表示されるものとする。注文確認画面420は、接客者が注文内容を確認するために表示される画面であり、注文されたメインメニューと、サブメニュー画面において選択されたサブメニューの選択肢と、を含む注文内容を、注文端末装置20から注文管理装置10へ送信する前に表示される画面である。
【0031】
注文確認画面420には、メインメニュー画面400で選択されたメインメニューが表示され、サブメニューがあるメインメニューには、当該メインメニューの下にサブメニューに関する表示がされている。サブメニューについては、サブメニュー画面410において選択されたサブメニューのみならず、選択されていないサブメニューについても表示されている。また、各サブメニューにおいて、選択された選択肢の他、選択されていない選択肢についても表示されている。各メインメニューには、備考と、数量とが対応付いている。備考には、例えばメインメニューにおける商品を提供する際の特記事項や注意事項が表示される。本実施形態では、例えば食前を意味する「先」と表示されたオプションアイコン413が表示される。なお、オプションアイコン413についての詳細は、後述する。数量には、注文されたメインメニューの数が表示される。
【0032】
具体的には、注文確認画面420には、注文された各メインメニューに対応したメインメニュー領域D1が表示されている。さらに、各メインメニュー領域D1内には、メインメニューの各サブメニューに対応したサブメニュー欄A2がある。各サブメニュー欄A2の下には、各サブメニューに割り当てられた選択肢を示すチェックボックスC2が表示され、選択されている選択肢にはチェックが入っている。
図6に示す例では、
図4のメインメニュー画面400において選択された「ハンバーグセット」に含まれる各サブメニューが表示されている。そして、各サブメニュー欄A2において、それぞれチェックボックスC2が表示されている。チェックボックスC2には、現在の選択状況が反映されている。例えば、
図6に示す例では、サブメニュー「ライス」において、選択肢「大」を選択中の状態であり、「大」に該当するチェックボックスにチェックが入った状態を示している。注文確認画面420におけるチェックボックスC2の表示は、サブメニュー画面410における選択状態を反映したものである。さらに、本実施形態においては、注文確認画面420において、サブメニューの選択肢を新たに選択したり、選択肢を変更したりすることができる。
【0033】
また、各サブメニュー欄A2には、サブメニューの選択状態、選択の種類など接客者へ通知する内容が表示されている。サブメニューの選択状態および選択の種類は、それぞれ
図5のサブメニュー画面410における選択状態および選択の種類と同様である。本実施形態では、特に、未選択のサブメニューがある場合に、未選択であることの注意喚起を促す表示がされている。
【0034】
本実施形態においては、注文確認画面420においても、サブメニュー画面410と同様に、注意喚起の表示は、「必須未選択」や「任意未選択」などのテキストの表示に限られず、注意喚起を表すアイコンが合わせて表示される。
図6に示す例では、選択が必須であるサブメニュー「ソース」のサブメニュー欄A2にアイコンIc3が表示され、選択が任意であるサブメニュー「トッピング」のサブメニュー欄A2に、アイコンIc3とは異なるアイコンIc4が表示されている。このように選択が必須であるか任意であるかに応じて異なるアイコンを表示する。さらに、本実施形態では、
図5のサブメニュー画面410と同様、選択が必須のサブメニューにおけるサブメニュー欄A2は赤色に着色され、選択が任意のサブメニューにおけるサブメニュー欄A2は緑色に着色して表示されるものとする。これにより、選択が必須のサブメニューと、選択が任意のサブメニューとが識別可能に表示される。なお、着色の色は任意の色であってよい。
【0035】
また、注文確認画面420には、上述のように、各メインメニューに対応して設けられたメインメニュー領域D1には、「備考」の欄が含まれ、「備考」の欄には、オプション注文の選択メニュー412や、オプション注文を示すオプションアイコン413が表示される。ここで、オプション注文とは、利用客により要求されるメニューに付随した注文であり、例えば、メインメニューのコーヒーを食前に提供する、食後に提供する、といった注文を含む。
図6においてコーヒーに対応付けて表示されたオプションアイコン413は、「先」の文字により、食前の提供が要求されていることを示している。選択メニュー412は、接客者(操作者)がメインメニューに対応した備考欄を選択すると、メインメニューに対応付けて表示される。選択メニュー412は、予め登録された「1」または複数のオプション注文を受け付けるための画像であり、複数のマークが含まれる。
図6の例では、選択メニュー412には、「先」のマークと、「後」のマークが含まれる。接客者は、「先」と「後」のいずれかを選択することができる。例えば、「先」が選択されると、コーヒーに対応付けられたオプションアイコン413と同様のオプションアイコンがハウスワインのメインメニュー領域D1に表示される。なお、選択メニュー412は、メインメニュー画面400、サブメニュー画面410においても表示される。例えば、メインメニュー画面400においてコーヒーが選択され、選択メニュー412においてコーヒーに対応付けて「先」が選択されると、
図6に示すように、サブメニュー画面410において、コーヒーに対して「先」のオプションアイコン413が対応付けて表示される。
【0036】
さらに、注文確認画面420には、メインメニュー画面400を表示させるための戻るボタン416と、注文を確定させて注文管理装置10に注文を送信するボタンである注文送信ボタン414が表示されている。接客者により注文送信ボタン414が選択されると、メインメニュー画面400、および、サブメニュー画面410の表示内容に応じた注文情報が生成され、注文端末装置20から注文管理装置10に注文情報が送信される。注文情報には、例えばテーブルを識別するテーブルIDと、注文を受け付けた注文時刻と、注文されたメニューのメニューIDと数量と、が含まれる。さらに、上述の「先」などのオプションアイコン413が選択された場合には、注文情報において、オプションアイコン413が選択されたメインメニューのIDには、オプションアイコンを示す情報が対応付けられる。なお、戻るボタン416が選択された場合には、表示部23の表示は、注文確認画面420からメインメニュー画面400に戻る。
【0037】
なお、
図6に示す注文確認画面420では、各メインメニューが1つずつ注文された場合の表示であるが、例えば「コーヒー」および「ハンバーグセット」が2つずつ注文された場合には、注文確認画面420の表示は、例えば
図7のように表示される。具体的には、コーヒーのように単品商品に関しては、商品の内容が同じであるため数量の表示が「2」と表示される。一方、ハンバーグセットのようにセットメニューに関しては、サブメニューの選択肢が複数あり、選択肢の選択内容が異なる場合には、それぞれのメインメニュー(ハンバーグセット)の数量の表示が「1」と表示される。つまり、
図7に示すように、メインメニュー「ハンバーグセット」に関しては、2つの注文のうち、1つの注文のサブメニュー「ソース」が「デミ」であって、2つのうちの注文のうちのもう1つの注文のサブメニュー「ソース」が「和風」であるような場合には、それぞれの「ハンバーグセット」に関する表示が、メインメニュー領域D1とメインメニュー領域D2とに分けられて表示される。なお、「ハンバーグセット」の2つの注文内容が全く同じである場合(すなわちサブメニューの選択肢が2つとも同じである場合)には、「ハンバーグセット」に関する表示は、2つの領域に分けられることなく、メインメニュー「コーヒー」と同様に、"数量"が「2」と表示される。
【0038】
つぎに、本実施形態で実行される処理について説明する。
図8は、注文端末装置20の表示部23にメニュー等を表示する際の注文端末装置20による処理を示すフローチャートである。この処理は、例えば利用客から注文の呼び出しがあり、接客者が注文端末装置20を操作する際に実行される。先ず、注文端末装置20の第2制御部21は、ステップS1において、メインメニューDB131を参照し、表示部23に
図4に示すメインメニュー画面400を表示する。
【0039】
つぎに、ステップS2において、第2制御部21は、メインメニュー画面400において、メインメニューの選択を受け付けたか否かを判断する。例えば
図5の例において、接客者がメインメニュー画面400のカテゴリ欄402において、所定のカテゴリ(例えば「ランチセット」)、および、当該カテゴリに属する商品(例えば「ハンバーグセット」)を選択した場合には、このステップS2で肯定的に判断される。第2制御部21は、メインメニューの選択を受け付けていない場合には、メインメニューの選択を受け付けるまで待機する(ステップS2でN)。それとは反対に、第2制御部21は、メインメニューの選択を受け付けた場合には、処理をステップS3へ進める。
【0040】
ステップS3において、第2制御部21は、選択されたメインメニューにサブメニューがあるか否かを判断する。具体的には、第2制御部21は、サブメニューDB132を参照し、ステップS2で選択されたメインメニューにサブメニューが対応付けられていない場合に、サブメニューが含まれないと判断し、処理をステップS4に進める。それとは反対に、第2制御部21は、ステップS2で選択されたメインメニューにサブメニューが対応付けられている場合に、サブメニューがあると判断し、処理をステップS5に進める。
【0041】
ステップS4において、第2制御部21は、注文確認画面の表示指示を受け付けたか否かを判断する。ステップS4は、メインメニューにサブメニューがない場合の処理であり、したがって、表示部23にはメインメニュー画面400が表示された状態である。例えばメインメニュー画面400において、接客者により注文確認ボタン408が押下されない場合には、第2制御部21は、注文確認画面の表示指示を受け付けていないと判断し(ステップS4でN)、処理をステップS2に戻す。それとは反対に、例えばメインメニュー画面400において、接客者により注文確認ボタン408が押下された場合には、第2制御部21は注文確認画面の表示指示を受け付けたと判断し(ステップS4でY)、処理をステップS20へ進める。ステップS20の処理については後述する。
【0042】
一方、ステップS5において、第2制御部21は、表示部23にサブメニュー画面410を表示する。ここで、表示されるサブメニュー画面410には、ステップS2において選択されたメインメニューに含まれるサブメニューが一覧表示される。このとき、サブメニュー画面410においては、いずれのサブメニューについても、選択肢の選択がなされていないので、未選択のサブメニューが存在することの注意喚起の表示がなされる。例えば、第2制御部21は、
図5に示す「ソース」のサブメニュー欄A1に示すように、「ソース」に注意喚起を促す"必須未選択"、および、"残1点"の文字テキストを表示させる。また、本実施形態では、上述のように、注意喚起の表示を文字テキストに限られないため、第2制御部21は、「ソース」のサブメニュー欄A1に、注意喚起を示すアイコンIc1を表示させる。さらに、第2制御部21は、「ソース」のサブメニュー欄A1の色を任意の色(例えば赤)に着色することで、必須の選択肢(例えば緑に着色)と異なる表示とする。すなわち、第2制御部21は、選択が必須である選択肢と、選択が任意である選択肢とを識別可能に表示する。このように、第2制御部21は、任意の選択肢について、未選択であることの注意喚起をする際に、「文字テキスト表示」、「アイコン表示」、および、「着色表示」を行うが、これらの表示は、
図5の説明で述べたように、必須の選択肢とは異なる表示をする。
【0043】
ついで、第2制御部21は、ステップS6において、サブメニューの選択肢の選択または変更を受け付けたか否かを判断する。ステップS5の処理により、表示部23には、サブメニュー画面410が表示されている。この状態において、接客者が利用客からサブメニューの注文を受け付けると、接客者は、サブメニュー画面410に表示されたサブメニューの選択肢を選択する。例えば
図5に示すように、サブメニュー「ライス」について、選択肢「大」の選択肢アイコンC1が選択されると、第2制御部21は、選択を受け付けたと判断する。サブメニューの選択肢の選択または変更を受け付けた場合に(ステップS6でY)、第2制御部21は、処理をステップS7に進める。それとは反対に、ステップS6で、サブメニューの選択肢の選択および変更いずれも受け付けていない場合には、(ステップS6でN)、第2制御部21は、処理をステップS8に進める。なお、このステップS6におけるサブメニューの選択肢の変更の受け付けは、一旦、サブメニューの選択肢が選択された後に実行される処理であり、例えば後述するステップS8の処理で否定的に判断された場合に実行される。
【0044】
ステップS7の処理において、第2制御部21は、ステップS6で受け付けたサブメニューの選択肢の選択または変更に応じて、サブメニュー画面410の表示を更新する。例えば
図5に示すように、サブメニュー「ライス」について、選択肢「大」が新たに選択された場合には、当該選択肢「大」の選択肢アイコンを他の選択肢「中」、「小」の選択肢アイコンと異なる色で表示させる。また、第2制御部21は、このサブメニュー「ライス」のサブメニュー欄A1において、サブメニュー「ライス」の選択状態の表示を、「未選択」から「選択中」に変更し、選択すべき数量の表示を「1」から非表示に更新する。また、第2制御部21は、選択肢「大」が選択された場合に、併せて、注意喚起の表示である、アイコンIc1の表示を削除する。なお、着色表示については、必須の選択肢と任意の選択肢とを識別可能に表示するために、選択肢が選択された場合であっても、当該表示を維持する。
【0045】
ステップS8の処理において、第2制御部21は、画面変更の指示があったか否かを判断する。ここで画面変更の指示とは、現在、表示部23に表示されているサブメニュー画面410から、他の画面への変更指示を意味する。第2制御部21は、接客者が注文端末装置20における、メインメニュー画面400への戻るボタン416、または、注文確認ボタン408を押下した場合に、画面変更の指示があったと判断する。
【0046】
第2制御部21は、サブメニュー画面410において、戻るボタン416が押下されたことにより、画面変更の指示があったと判断した場合には、処理をステップS1に戻す。すなわち、第2制御部21は、処理をステップS1に戻し、再度、表示部23にメインメニュー画面400を表示する。接客者は、新たなメインメニューの注文を入力したい場合に、メインメニュー画面400を表示させる。第2制御部21は、サブメニュー画面410において、注文確認ボタン408が押下されたと判断した場合には、処理をステップS9に進め、表示部23に注文確認画面420を表示する。接客者は、注文内容を注文管理装置10へ送信する前に注文内容を確認する場合に、注文確認画面420を表示させる。ステップS9については後述する。
【0047】
一方、第2制御部21は、ステップS8において、画面変更の指示がされていないと判断した場合、すなわち戻るボタン416や注文確認ボタン408が操作されていないと判断した場合には、処理をステップS6に戻す。つまり、第2制御部21は、サブメニューの選択肢の選択、または、変更を受け付け可能なようにサブメニュー画面410の表示を維持する。
【0048】
ステップS9(
図9)の処理において、第2制御部21は、選択されているメインメニューに含まれるサブメニューのうち、必須の選択肢の全ての選択が完了したか否かを判断する。第2制御部21は、表示部23の表示を注文確認画面420に切り替える過程において、サブメニューの必須の選択肢の全ての選択が完了しているか否かに応じて、画面表示を変更する。具体的には、第2制御部21は、サブメニューの必須の選択肢の全ての選択が完了していないと判断した場合に(ステップS9でN)、処理をステップS10に進める。ステップS10において、第2制御部21は、注文送信ボタン414を選択不可の状態で表示部23に注文確認画面420を表示する。ステップS10で表示される注文確認画面420においては、
図6を参照しつつ説明したように、注文されたすべてのメインメニューと、メインメニューに含まれるサブメニューが含まれる。そして、サブメニューについては、選択状態に応じてチェックボックスC2にチェックが表示されている。すなわち、サブメニュー画面410において未選択の選択肢については、当該チェックボックスにチェックが入っていない状態で表示される。
【0049】
例えば
図6の注文確認画面420の例では、「コーヒー」、「ハウスワイン」、「ハンバーグセット」、および、「カレーセット」の複数のメインメニューが表示されている。
図6に示す例では、「ハンバーグセット」のサブメニュー「ライス」については選択肢「大」のチェックボックスにチェックが入っており、「デザート」については、「ティラミス」のチェックボックスにチェックが入っている。一方、サブメニュー「ソース」、および、「トッピング」の選択肢は選択されていないため、チェックボックスには、チェックは入っていない。サブメニュー「ソース」は、上述のように、必須の選択肢であり、
図6に示す例では、必須の選択肢の全ての選択が完了していない状態である。したがって、第2制御部21は、サブメニュー画面410において、注文送信ボタン414を選択不可の状態で表示部23に注文確認画面420を表示する。
【0050】
また、第2制御部21は、「備考」の欄に、オプション注文の選択メニュー412やオプションアイコン413を表示する。具体的には、第2制御部21は、メインメニューに対応付けて、食前を意味する「先」や食後を意味する「後」など、管理者等のユーザによって予め定められたオプションアイコン413を表示する。接客者は、注文確認画面420において、当該選択メニュー412を選択操作することにより、サブメニュー画面410やメインメニュー画面400に戻ることなく利用客の要望を注文内容に反映させることができる。
【0051】
第2制御部21は、ステップS10において、注文送信ボタンを選択不可な状態で注文確認画面420を表示したら、処理をステップS11に進める。さらに、本実施形態においては、注文確認画面420において、接客者は、チェックボックスへのユーザ操作に応じて、サブメニューの選択肢を選択し直したり、新たに選択したりすることができる。本処理については後述する。
【0052】
また、注文確認画面420において、備考の欄には、適宜オプションアイコンが表示され、また、ユーザ操作に応じて、オプション注文を受け付けるための選択メニュー412が表示される。例えば、「コーヒーを食後に」、という注文がなされた場合には、接客者は、コーヒーを選択し、選択メニュー412において、「後」のマークを選択する。これにより、コーヒーに対して食後に提供の指示が入力され、注文内容に追加される。このように、注文確認画面420において、サブメニューの選択肢の追加、変更に加えて、メインメニューに対して、食後に提供といった提供に係る指示も受け付けることができる。なお、メインメニューだけでなく、サブメニューについても、同様に選択メニュー412を表示させ、オプション注文を受け付けることができる。
【0053】
ついで、第2制御部21は、ステップS11において、サブメニューの選択肢の選択または変更を受け付けたか否かを判断する。例えば
図6の例において、サブメニュー「ソース」において選択肢「和風」の選択を受け付ける。また、サブメニューにおける選択肢が変更される場合ある。例えば、接客者が、注文確認画面420において、現在選択されている選択肢から他の選択肢に選択を変更する場合がある。具体的には、
図6の例において、サブメニュー「ライス」を「大」から「中」に変更するような場合である。このように、本実施形態では、サブメニューの選択肢の入力を注文確認画面上で行うことができる。つまり、接客者は、表示部23の表示が、注文確認画面420の状態で、サブメニューの選択肢の変更、選択、および、追加があった場合でも、サブメニュー画面410に戻ることなく、当該注文確認画面420において、サブメニューの選択肢の変更、選択、および、追加を行うことができる。さらに、本実施形態においては、注文確認画面420において、テキストやアイコンなどによりサブメニューにおける未選択の選択肢が存在する注意喚起が行われるので、接客者は、注意喚起に応じて未選択の選択肢が残っていることに気づくことができる。
【0054】
第2制御部21は、このステップS11において、サブメニューの選択肢の選択および変更のいずれも受け付けていないと判断した場合には(ステップS11でN)、サブメニューの選択肢の選択または変更を受け付けるまで待機する。それとは反対に、第2制御部21は、このステップS11において、サブメニュー選択肢の選択または変更を受け付けたと判断した場合には(ステップS11でY)、処理をステップS12に進める。
【0055】
ステップS12において、第2制御部21は、ステップS11で受け付けたサブメニューの選択肢の選択または変更に応じて、注文確認画面420の表示を更新する。すなわち、第2制御部21は、注文確認画面420において、ステップS11の処理を反映させた表示を行う。例えば、
図6の例において、未選択の選択肢であったサブメニュー「ソース」について、選択肢「和風」が選択された場合には、選択肢「和風」のチェックボックスにチェックを入れた表示に更新される。また、それに伴って、「ソース」のサブメニュー欄A2に表示されていた未選択の注意喚起の表示である"必須未選択"のテキスト表示は、"選択中"の表示に更新される。また、その他の未選択の注意喚起の表示である、アイコンIc3を削除し、着色表示を他の色(選択中の着色表示または着色なし)に変更して、それぞれの表示を更新する。このように、第2制御部21は、注文確認画面420の表示を更新したら、処理をステップS13に進める。
【0056】
ステップS13において、第2制御部21は、メインメニュー画面400の表示指示を受け付けたか否かを判断する。例えば、利用客が、新たにメインメニューを注文する場合、または、メインメニューの注文を変更する場合には、接客者は、メインメニュー画面に戻る、戻るボタン416を押下して、メインメニュー画面400の表示指示を行う。第2制御部21は、このような操作によるメインメニュー画面400の表示指示を受け付けたと判断した場合には(ステップS13でY)、処理をステップS1に戻す。それとは反対に、第2制御部21は、メインメニュー画面400の表示指示を受け付けていないと判断した場合には、処理をステップS9に戻す。
【0057】
一方、上述のステップS9において、第2制御部21は、サブメニューの必須の選択肢の全ての選択が完了していると判断した場合に(ステップS9でY)、処理をステップS20に進める。ステップS20において、第2制御部21は、注文送信ボタン414を選択可能な状態で表示部23に注文確認画面420を表示する。例えば
図6に示す例において、更に必須未選択のサブメニュー「ソース」について「和風」、または「デミ」の選択肢が選択されている状態であれば、第2制御部21は、注文送信ボタン414を選択可能な状態で表示部23に注文確認画面420を表示する。注文送信ボタン414以外において、ステップS20で表示される注文確認画面420は、ステップS10において表示される注文確認画面と同様である。
【0058】
なお、このステップS20において、サブメニューの選択肢の選択または変更を受け付けてもよい。利用客によっては、注文確認の状況において、サブメニューの選択肢の選択を変更したい場合もある。例えばサブメニュー「ソース」を「デミ」から「和風」に変更する場合が想定される。したがって、第2制御部21は、注文送信ボタン414を選択可能な注文確認画面420の状態においても、サブメニューの選択肢の選択または変更を受け付ける。このように、第2制御部21は、注文確認画面420を表示したら処理をステップS21に進める。
【0059】
ステップS21の処理において、第2制御部21は、注文送信の指示を受け付けたか否かを判断する。サブメニューの選択肢の選択や変更がない場合、または、メインメニューに戻るための戻るボタン416が選択されない場合には、接客者は注文送信ボタン414が押下することが想定される。第2制御部21は、注文送信ボタン414が押下された場合に、注文送信の指示を受け付けたと判断し(ステップS21でY)、処理をステップS22に進める。
【0060】
ステップS22の処理において、第2制御部21は、注文内容を注文管理装置10に送信する。すなわち、第2制御部21は、注文確認画面420で確定した注文内容を、第2通信部22を介して注文管理装置10に送信する。以上で、処理が完了する。
【0061】
一方、ステップS21において、第2制御部21は、注文送信の指示を受け付けていない場合には(ステップS21でN)、当該注文送信の指示を受け付けるまで待機する。この間に、第2制御部21は、例えば、接客者が利用客の更なる注文により、サブメニューの選択肢の選択または変更を受け付けたり、接客者が利用客の注文によりメインメニューの変更または追加を受け付けたりすることができる。なお、第2制御部21は、これらサブメニューやメインメニューの変更や追加に応じて、表示部23の表示を適宜更新する。
【0062】
このように、本実施形態では、注文確認画面420において、サブメニューの選択肢の変更や追加を受け付けることができる。そのため、サブメニューの選択肢を変更したい場合に、従来のように、サブメニュー画面410に戻ることを要しない。したがって、サブメニュー画面410に戻って、サブメニューの追加や変更を行う手間や時間を省くことができる。つまり、注文確認画面の状態におけるサブメニューの追加や変更の操作を簡素化することができる。
【0063】
また、本実施形態では、第2制御部21は、サブメニューの少なくとも1つが未選択の状態で、注文確認画面420を表示する場合に、未選択のサブメニューの選択肢が存在することの注意喚起の表示を行う。同様に、第2制御部21は、サブメニュー画面410において、未選択のサブメニューの選択肢が存在することの注意喚起の表示を行う。そのため、注文管理装置10を操作する接客者は、注意喚起の表示により未選択の選択肢を容易に把握することができる。
【0064】
また、本実施形態では、第2制御部21は、注文確認画面420、および、サブメニュー画面410において、サブメニューにおける選択が必須の選択肢と、サブメニューにおける選択が任意の選択肢とを「文字テキスト」による表示、「アイコン」による表示、「着色」による表示により、識別可能に表示する。これにより例えば、注文端末装置20の操作が慣れてない接客者であっても、サブメニューにおける選択が必須の選択肢と、サブメニューにおける選択が任意の選択肢とが識別可能に表示されることで当該端末の操作が容易となる。
【0065】
また、第2制御部21は、オプション注文を受け付けるために、表示部23に表示させるマーク(すなわちオプションアイコン)の設定を受け付け、注文確認画面420において、当該マークが選択された場合にも、当該マークに対応した注文を受け付ける。すなわち、注文端末装置20の表示部23の表示が注文確認画面420の状態で、利用客から他の商品より「先」に提供してほしいなどのオプション注文を受け付けた場合であっても、注文確認画面420からサブメニュー画面410やメインメニュー画面400に戻る必要がない。これにより、注文端末装置20の操作の簡素化を図ることができる。
【0066】
また、第2制御部21は、サブメニューにおける選択が必須の選択肢の全ての選択(または入力)が完了したら、注文送信ボタン414を選択可能にする。言い換えれば、第2制御部21は、必須の注文を全て受け付けるまで注文を確定しない。これにより、注文管理装置10に誤って注文が送信されることを抑制できる。また、このように必須の注文を全て受け付けるまで注文を確定させないことにより、例えば経験の浅い接客者が注文を取る場合に、選択または入力すべき事項を把握することができる。
【0067】
(変形例)
以上の実施形態は、本発明を実施するための一例であり、他にも種々の実施形態を採用可能である。すなわち特許請求の範囲に記載された本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、以下に説明する種々の変形や変更が可能である。
【0068】
例えば、上述の実施形態では、
図8および
図9の処理を注文端末装置20における第2制御部21により実行したものの、当該処理は、注文管理装置10の第1制御部11で実行してもよい。または、当該処理を、第1制御部11と第2制御部21とで実行してもよい。
【0069】
また、本実施形態においては、各画面においてオプション注文を受けるための選択メニュー412が表示され、選択メニュー412に表示されるマークは、予め登録されているものとした。ただし、他の例としては、選択メニュー412に表示されるマークと、このマークの選択に応じて入力されるオプション注文は、管理者等により追加、変更、削除が可能であってもよい。例えば、オプション注文に関する情報は、オプション注文テーブルとして記録媒体13に格納されており、オプション注文の追加に応じて、オプション注文テーブルが更新されてもよい。オプション注文として、例えば、持ち帰りとしての「持」、チェイサーとしての「水」や取り分けのための「皿」などが追加されてもよい。このように、管理者等が自由に登録することができるため、店舗のサービスに応じたオプション注文のマークを選択するという簡単な操作によりオプション注文を受け付けることができる。なお、このようなオプション注文におけるマークは、文字に限定されるものではなく、例えば、水に替えて、星型の図形や記号等を表示することとしてもよい。
【0070】
また、上述の実施形態では、オプション注文を受け付けるための選択メニュー412を注文確認画面420で表示して選択する例を説明した。一方、この選択メニュー412の表示は、注文確認画面420に遷移する前のメインメニュー画面400等で表示して選択できるように構成してもよい。
【0071】
また、上述の実施形態では、サブメニューの選択肢が未選択であることの注意喚起について、文字テキストによる表示、アイコンによる表示、着色による表示を行ったが、当該注意喚起の表示は、少なくとも1つの方法によって実行されればよい。また、注意喚起の表示は、サブメニュー欄における表示に限られず、表示部23への表示であれば表示される箇所はサブメニュー欄に限定されない。さらに、注意喚起の方法は、表示部23への注意喚起の表示に限られない。例えば注文端末装置20から音声出力させるなどにより、注意喚起が実行されてもよい。つまり、注意喚起の方法は、サブメニューにおいて、未選択の選択肢が存在することをアラートできれば、特に限定されるものではない。
【0072】
また、上述の実施形態では、メインメニューDB131、サブメニューDB132は、注文管理装置10の記録媒体13に格納されていたものの、これらメインメニューDB131、サブメニューDB132は、注文端末装置20の図示しない記録媒体に格納されていてもよい。
【0073】
また、上述の実施形態では、サブメニューの選択肢は、接客者が、メインメニュー画面400において、サブメニューを含むメインメニューを選択することにより、当該サブメニューを任意に選択する例を説明した。一方、サブメニューの選択において、複数の選択肢の1つが予め自動的に選択される初期値の設定がされていてもよい。当該初期値が設定されている場合には、例えばメインメニュー「ハンバーグセット」のサブメニュー「ライス」の選択肢として、「大」、「中」、「小」のうち初期値の"中"が自動的に選択される。その後、ユーザの選択により、所望の選択肢に変更が可能である。例えばユーザの選択によりライスの大きさを「中」から「大」に変更が可能である。
【0074】
また、上述の実施形態では、サブメニューDB132に登録されるサブメニューとして、選択肢があるもの(例えば、ハンバーグセットにおいて、ライスのサイズ「大」、「中」、「小」の選択肢)が、当該サブメニューDB132に登録されるとして説明した。一方、選択肢がないもの(上述の実施形態でいうハンバーグセットの「サラダ」)であっても、サブメニューDB132に登録されていてもよい。
【0075】
また、上述の実施形態では、サブメニューDB132には、利用客からの選択が必要なサブメニューに限らず、すべてのサブメニューが登録されているものとしてもよい。この場合、サブメニューDB132において、選択が必要なサブメニューに対しては、選択が必要であることを示す情報が対応付けられているものとする。そして、この場合には、第2制御部21は、当該情報に基づいて、選択が必要なサブメニューを抽出することで、サブメニュー画面410に選択が必要なサブメニューを表示させる。
【0076】
また、上述の実施形態では、接客者が注文端末装置20を操作することを前提として説明したものの、注文端末装置20を操作する者は接客者に限られず、利用客が操作してもよい。利用客が操作する場合としては、注文端末装置20が、利用客が利用するテーブルに設けられている場合が想定される。また、注文端末装置20は、ハンディターミナルやタブレット端末の他、券売機等の注文装置であってもよい。
【0077】
さらに、本発明の手法は、プログラムや方法としても適用可能である。また、一部がソフトウェアであり一部がハードウェアであったりするなど、適宜、変更可能である。さらに、システムを制御するプログラムの記録媒体としても発明は成立する。むろん、そのプログラムの記録媒体は、磁気記録媒体であってもよいし半導体メモリであってもよいし、今後開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考えることができる。
【符号の説明】
【0078】
1 注文管理システム
10 注文管理装置
11 第1制御部
12 第1通信部
13 記録媒体
20 注文端末装置
21 第2制御部
22 第2通信部
23 表示部
24 入力部
131 メインメニューDB
132 サブメニューDB
400 メインメニュー画面
408 注文確認ボタン
410 サブメニュー画面
412 選択メニュー
413 オプションアイコン
414 注文送信ボタン
420 注文確認画面
【手続補正書】
【提出日】2022-12-22
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
飲食の注文の入力を受け付ける注文端末装置であって、
表示部と、制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記飲食のメインメニューが選択された場合に、選択された前記メインメニューに含まれるサブメニューに割り当てられた選択肢の選択を受け付ける画面であるサブメニュー画面を前記表示部に表示し、
選択された前記メインメニューと、前記サブメニュー画面において選択された前記サブメニューの選択肢と、を含む注文内容を、注文管理装置へ送信する前に、選択された前記メインメニューと選択された前記サブメニューの選択肢とを表示する注文確認画面を前記表示部に表示し、
前記注文確認画面は、前記サブメニューの選択肢の選択および選択内容の変更の少なくとも一方を受け付けるための表示を含み、
前記注文確認画面において、前記サブメニューの選択肢の選択および前記選択内容の変更の少なくとも一方の指示を受け付けた場合に、受け付けた前記指示に応じた処理を行う、
注文端末装置。
【請求項2】
前記制御部は、
選択された前記メインメニューに含まれる前記サブメニューの少なくとも1つが未選択の状態で、前記注文確認画面を表示する場合に、未選択の前記サブメニューが存在することを注意喚起する
請求項1に記載の注文端末装置。
【請求項3】
前記制御部は、
選択された前記メインメニューに含まれる前記サブメニューの少なくとも1つが未選択の状態で、前記サブメニュー画面を表示する場合に、未選択の前記サブメニューが存在することを注意喚起する、
請求項2に記載の注文端末装置。
【請求項4】
1つのメインメニューには、複数のサブメニューが含まれ、
前記複数のサブメニューは、選択が必須のサブメニューと、選択が任意のサブメニューと、を含み、
前記注文確認画面には、選択された前記メインメニューに含まれる複数のサブメニューが表示され、
前記制御部は、
前記注文確認画面において、前記選択が必須のサブメニューと前記選択が任意のサブメニューとを識別可能に前記表示部に表示させる、
請求項1に記載の注文端末装置。
【請求項5】
前記制御部は、
所定のオプション注文を受け付けるために、前記注文確認画面に表示させるマークの設定を受け付け、
前記設定されたマークは、少なくとも前記注文確認画面に表示され、
前記注文確認画面において前記マークが選択された場合に、前記マークに対応した前記オプション注文を受け付ける、
請求項1に記載の注文端末装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記注文確認画面に表示された、前記選択が必須のサブメニューそれぞれに対応する選択肢が選択された場合に、前記注文を送信する注文送信ボタンを選択可能に表示する、
請求項4に記載の注文端末装置。
【請求項7】
飲食の注文の入力を受け付ける注文端末装置のコンピュータが実行するプログラムであって、
前記コンピュータに、
前記飲食のメインメニューが選択された場合に、選択された前記メインメニューに含まれるサブメニューに割り当てられた選択肢の選択を受け付ける画面であるサブメニュー画面を表示部に表示するステップと、
選択された前記メインメニューと、前記サブメニュー画面において選択された前記サブメニューの選択肢と、を含む注文内容を、注文管理装置へ送信する前に、選択された前記メインメニューと選択された前記サブメニューの選択肢とを表示する注文確認画面を前記表示部に表示するステップと、
を実行させるための、プログラムで、
前記注文確認画面は、前記サブメニューの選択肢の選択および選択内容の変更の少なくとも一方を受け付けるための表示を含み、
前記注文確認画面において、前記サブメニューの選択肢の選択および前記選択内容の変更の少なくとも一方の指示を受け付けた場合に、受け付けた前記指示に応じた処理を行う。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】
上記の目的を達成するために、本発明は、飲食の注文の入力を受け付ける注文端末装置であって、表示部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記飲食のメインメニューが選択された場合に、選択された前記メインメニューに含まれるサブメニューに割り当てられた選択肢の選択を受け付ける画面であるサブメニュー画面を前記表示部に表示し、選択された前記メインメニューと、前記サブメニュー画面において選択された前記サブメニューの選択肢と、を含む注文内容を、注文管理装置へ送信する前に、選択された前記メインメニューと選択された前記サブメニューの選択肢とを表示する注文確認画面を前記表示部に表示し、前記注文確認画面は、前記サブメニューの選択肢の選択および選択内容の変更の少なくとも一方を受け付けるための表示を含み、前記注文確認画面において、前記サブメニューの選択肢の選択および前記選択内容の変更の少なくとも一方の指示を受け付けた場合に、受け付けた前記指示に応じた処理を行う。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0007】
本発明の他の形態は、飲食の注文の入力を受け付ける注文端末装置のコンピュータが実行するプログラムであって、前記コンピュータに、前記飲食のメインメニューが選択された場合に、選択された前記メインメニューに含まれるサブメニューに割り当てられた選択肢の選択を受け付ける画面であるサブメニュー画面を表示部に表示するステップと、選択された前記メインメニューと、前記サブメニュー画面において選択された前記サブメニューの選択肢と、を含む注文内容を、注文管理装置へ送信する前に、選択された前記メインメニューと選択された前記サブメニューの選択肢とを表示する注文確認画面を前記表示部に表示するステップと、を実行させるための、プログラムで、前記注文確認画面は、前記サブメニューの選択肢の選択および選択内容の変更の少なくとも一方を受け付けるための表示を含み、前記注文確認画面において、前記サブメニューの選択肢の選択および前記選択内容の変更の少なくとも一方の指示を受け付けた場合に、受け付けた前記指示に応じた処理を行う。
【手続補正書】
【提出日】2023-05-19
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
飲食の注文の入力を受け付ける注文端末装置であって、
表示部と、制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記飲食のメインメニューが選択された場合に、選択された前記メインメニューに含まれるサブメニューに割り当てられた選択肢の選択を受け付ける画面であるサブメニュー画面を前記表示部に表示し、
選択された前記メインメニューと、前記サブメニュー画面において選択された前記サブメニューの選択肢と、を含む注文内容を、注文管理装置へ送信する前に、前記サブメニュー画面の表示を終了して、選択された前記メインメニューと選択された前記サブメニューの選択肢とを表示する注文確認画面を前記表示部に表示し、
前記注文確認画面は、前記サブメニューの選択肢の選択および選択内容の変更の少なくとも一方を受け付けるための表示を含み、
前記注文確認画面において、前記サブメニューの選択肢の選択および前記選択内容の変更の少なくとも一方の指示を受け付けた場合に、前記注文確認画面から前記サブメニュー画面に戻ることなく受け付けた前記指示に応じた処理を行う、
注文端末装置。
【請求項2】
前記制御部は、
選択された前記メインメニューに含まれる前記サブメニューの少なくとも1つが未選択の状態で、前記注文確認画面を表示する場合に、未選択の前記サブメニューが存在することを注意喚起する
請求項1に記載の注文端末装置。
【請求項3】
前記制御部は、
選択された前記メインメニューに含まれる前記サブメニューの少なくとも1つが未選択の状態で、前記サブメニュー画面を表示する場合に、未選択の前記サブメニューが存在することを注意喚起する、
請求項2に記載の注文端末装置。
【請求項4】
1つの前記メインメニューには、複数の前記サブメニューが含まれ、
複数の前記サブメニューは、選択が必須のサブメニューと、選択が任意のサブメニューと、を含み、
前記注文確認画面には、選択された前記メインメニューに含まれる複数の前記サブメニューが表示され、
前記制御部は、
前記注文確認画面において、前記選択が必須のサブメニューと前記選択が任意のサブメニューとを識別可能に前記表示部に表示させる、
請求項1に記載の注文端末装置。
【請求項5】
前記制御部は、
所定のオプション注文を受け付けるために、前記注文確認画面に表示させるマークの設定を受け付け、
前記設定されたマークは、少なくとも前記注文確認画面に表示され、
前記注文確認画面において前記マークが選択された場合に、前記マークに対応した前記オプション注文を受け付ける、
請求項1に記載の注文端末装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記注文確認画面に表示された、前記選択が必須のサブメニューそれぞれに対応する選択肢が選択された場合に、前記注文を送信する注文送信ボタンを選択可能に表示する、
請求項4に記載の注文端末装置。
【請求項7】
飲食の注文の入力を受け付ける注文端末装置のコンピュータが実行するプログラムであって、
前記コンピュータに、
前記飲食のメインメニューが選択された場合に、選択された前記メインメニューに含まれるサブメニューに割り当てられた選択肢の選択を受け付ける画面であるサブメニュー画面を表示部に表示するステップと、
選択された前記メインメニューと、前記サブメニュー画面において選択された前記サブメニューの選択肢と、を含む注文内容を、注文管理装置へ送信する前に、前記サブメニュー画面の表示を終了して、選択された前記メインメニューと選択された前記サブメニューの選択肢とを表示する注文確認画面を前記表示部に表示するステップと、
を実行させるための、プログラムで、
前記注文確認画面は、前記サブメニューの選択肢の選択および選択内容の変更の少なくとも一方を受け付けるための表示を含み、
前記注文確認画面において、前記サブメニューの選択肢の選択および前記選択内容の変更の少なくとも一方の指示を受け付けた場合に、前記注文確認画面から前記サブメニュー画面に戻ることなく受け付けた前記指示に応じた処理を行う。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】
上記の目的を達成するために、本発明は、飲食の注文の入力を受け付ける注文端末装置であって、表示部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記飲食のメインメニューが選択された場合に、選択された前記メインメニューに含まれるサブメニューに割り当てられた選択肢の選択を受け付ける画面であるサブメニュー画面を前記表示部に表示し、選択された前記メインメニューと、前記サブメニュー画面において選択された前記サブメニューの選択肢と、を含む注文内容を、注文管理装置へ送信する前に、前記サブメニュー画面の表示を終了して、選択された前記メインメニューと選択された前記サブメニューの選択肢とを表示する注文確認画面を前記表示部に表示し、前記注文確認画面は、前記サブメニューの選択肢の選択および選択内容の変更の少なくとも一方を受け付けるための表示を含み、前記注文確認画面において、前記サブメニューの選択肢の選択および前記選択内容の変更の少なくとも一方の指示を受け付けた場合に、前記注文確認画面から前記サブメニュー画面に戻ることなく受け付けた前記指示に応じた処理を行う。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0007】
本発明の他の形態は、飲食の注文の入力を受け付ける注文端末装置のコンピュータが実行するプログラムであって、前記コンピュータに、前記飲食のメインメニューが選択された場合に、選択された前記メインメニューに含まれるサブメニューに割り当てられた選択肢の選択を受け付ける画面であるサブメニュー画面を表示部に表示するステップと、選択された前記メインメニューと、前記サブメニュー画面において選択された前記サブメニューの選択肢と、を含む注文内容を、注文管理装置へ送信する前に、前記サブメニュー画面の表示を終了して、選択された前記メインメニューと選択された前記サブメニューの選択肢とを表示する注文確認画面を前記表示部に表示するステップと、を実行させるための、プログラムで、前記注文確認画面は、前記サブメニューの選択肢の選択および選択内容の変更の少なくとも一方を受け付けるための表示を含み、前記注文確認画面において、前記サブメニューの選択肢の選択および前記選択内容の変更の少なくとも一方の指示を受け付けた場合に、前記注文確認画面から前記サブメニュー画面に戻ることなく受け付けた前記指示に応じた処理を行う。